小学生の時の話なんだけど、ふいに思い出したので投下。
確か6年生だったと思う。
6年の教室は3階で、長い廊下に教室の他に図工室と図工準備室っていうのがあった。
それでうちのクラスは自分の教室の他に図工室と図工準備室の掃除もしないとだめで、自分の班がそこの担当になったとき。
給食終わったら各自掃除場所に向かうんだけど、図工室は普段は鍵がかかってるから開けて入る。
どうやって開けてたかは覚えてないけど、鍵開けて入った瞬間に突き当りの角にある掃除道具入れがいきなり開いて中からほうきが倒れてきた。
そこでみんな悲鳴あげて掃除どころじゃなくなって泣き出す女の子もいて、先生が駆けつけてきて結構騒ぎになった。
ほうきが倒れるところは確かに自分も見た。男子はかなり興奮して喜んでたりしてた。
また別の日、隣の図工準備室の掃除中、準備室の水道(多分先生が使う勢いよく出る水道)が誰も触ってないのにいきなり出てきて、しかもかなり勢いよかったので全面水浸しに。
それは数人しか見ていなかったので班全員で怒られた記憶がある。(自分は見てなかったけど水浸しだった)
そのあとが1番怖くて、掃除中ほうきで穿いてたら赤色のワンピースみたいなオーバーオールみたいなのを着た女の子が横を通ってた。
そのとき班の子で赤い服を着てた子はいなくて、ビビって先生に報告したら、いつもは穏やかで優しい男の先生だったんだけど、ものすごい剣幕でどなられ、この教室で赤いものはそこのちりとりくらいしかない!!とか言われ…
今思えば先生も怖かったのかもしれないけど、先生に怒鳴られたのが1番怖かった。
そのあとも本当かどうか分からないけど図工室で〇〇を見た!っていう子がたくさんいたからか、図工の授業は別の教室でやることになって掃除もしなくてよくなった。
鍵がかかった教室をよく覗いていたけど、あれ以来何も見てないから分からない。
今は校舎も新しくなってるから真相はわからないまま。ただの集団での錯覚だったのかもしれないけど。