内向きの力が爆発を抑えるため、外向きの力は非常にゆっくり起きる。
ブラックホールが無限に吸い込んでいるように見える所以だ。
そして、先の通り圧力釜状態が続いたエネルギーは力の弱い方向へ一気に流れる。
この時ジェット内で莫大なエネルギー生成が行われ、周囲に粒子の波が起きる。
その時周囲の光は歪んで見える。重力レンズと呼ばれるものだ。
滝つぼを想像してもらえばわかるだろう。
ブラックホールが無限に吸い込むのは間違いだ。
衝突後の塊(星)を維持する圧力まで落ち着けば、内向きの力は弱まる。
残るのは時に炭より黒く重い塊が残る。

潮汐力についても同じ事が言える。
月が粒子をシールドする事で、上からの力が一時的に弱まり
海面が上昇する。シールドされた力は反対側に行くにつれて元に戻ろうとする。(均一化)
つまり川の流れに棒を一本垂直に突き刺すと、流れは二つになり、また元に戻る。
そして、戻った所に粒子のわだかまりが出来、それ自体で反対側の力もシールドされる為
反対側にも潮汐力は起きる。

この重力と認識されていた力は、より小さい粒が大きい粒を通る時の圧力だ。
故に、ズレる事はない。さらに言えば地球上でも重力差は生じている。
現代でも、研究されているだろう。