いじめ自殺裁判で同級生の父親「男子生徒を思っての暴力」
11/7(火) 11:59配信

 6年前、滋賀県大津市でいじめを受けていた中学2年の男子生徒が自殺し、
遺族が同級生らに損害賠償を求めている裁判で、同級生の父親が法廷に立ち
「男子生徒を思っての暴力だった」などと述べました。

 6年前、大津市で同級生から暴行されるなどいじめを受けていた中学2年の
男子生徒が自宅マンションから飛び降りて死亡しました。遺族は大津市や
同級生3人らを相手に損害賠償を求め提訴。市とは和解が成立しましたが、
同級生らは「いじめではなかった」として争っています。

 7日はいじめに関わったとされる同級生の父親の尋問が行われ、父親は
息子が暴力を振るったことは認めたうえで「被害者を思ってのことだった。
当時は仲が良いと思っていたので、いじめがあるとの疑いはなかった」と
述べました。午後には別の保護者と同級生への尋問が行われる予定です。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171107-00000023-mbsnewsv-l25