私たちは人の外見や住んでいる場所、思想、宗 教の違いなどで自分の周りにいる人々を分類し、 自身の考えと違うもの、同じグループに属さない ものの人間性を否定する傾向がある。生物の本質 から遠くかけ離れているこの傾向は、人間特有の ものなのかもしれない。

人間以外の生物が同種同士で否定することは ない。

「我々がもし、自分を守る為に人を否定するな らそれは間違っている。このような人間の本質の 一部を無視するのではなく、理解しようとしなければならない。それを理解しようとすることで、 相手に対して、これまでとは違う行動が生まれるのである。」