この前登山したときに休憩場所で一緒になったおじさんから聞いた話なんだけど
その人昆虫採集が趣味らしくて樹液の出る木だとか風の流れ的に虫が来やすい場所とかを昼間に山登って下見したりしてるんだって
でも登山道の脇に良い木があることも少ないしやっぱりそういうポイントは道を外れた斜面の方に行かないとダメらしい
流石に滑落しそうとかしたらヤバイようなとこは行かないんだけど結構遠くまで探すから迷ったらダメだってことでビニール紐を登山道の近くの木に結んで帰り迷わないように行くんだ
でそんなやり方を何年もしてきてある日いつものようにロープを回収しながら帰ってたら登山道に着かなかった
ビニール紐の始点が登山道なんて見当たらない全く別の場所に結ばれてたんだよ
携帯も圏外だしホントに迷っちゃったわけね
まあ方位磁針もってたのと途中で川みつけたおかげでそれに沿って無事に帰れたみたいだけど
これ心霊現象だったらまだ良いけどさ
もし誰か人がやったと思うと俺ならもう山登れないわ