なんか長くなっちゃったんで結果を書くと、出ました
夜中になったら、窓がひとりでに開くし、ラップ音はビシビシいうし、居間から磨りガラス隔てた廊下には白い影が歩くし…

1番すごかったのが時計。
なぜか家中の時計と、オレらが持ってたガラケーの時計が2時46分で全部止まってた

Bによると、人が泊まりに来たりすると霊が興奮するのか、普段よりいろいろ起こるそうで
だから妹は親戚の家に避難したらしい

もうガクブルですよ
男が5人、肩を寄せ合って一晩中。
ただ慣れてるBはともかく、Cもすごい冷静で、めちゃくちゃ頼もしかったのを覚えてる

そんなこんなで、なんとか朝を迎えて無事帰宅できたんだけど、もう二度とこの家には来たくないって軽くトラウマになるくらいの出来事だったのよ

そんでしばらくたって、夏休みに久しぶりにAと会った時、その話をしたのね
そしたらメチャクチャ食いついて来やがって、「オレも見たい!連れてけ!」と…

Aは基本的にリアリスト?で、幽霊も信じてないんだけど、「見間違いとか幻覚じゃなく、これは間違いなく霊の仕業って思えるようなことに遭遇したら、霊を信じる」って言ってて、Bの家ならそれが体験できるって期待してたみたい

正直、勘弁してほしかったんだけど、AとBの間には面識がないので、必然的にオレも行かなきゃいけない
せめてもの抵抗として、前回頼もしかったCも同行することを条件に、オレらは再びBの家に集まった