旧盆のちょっと前に都内にあるうちのお墓参りに
従妹と息子と3人で行ったときの話なんだけど
東京は新盆で7月中はお墓参りの人が多いけど
その時は時期的に私らしか墓にいなかった
墓掃除とお花をいけてるときにガタガタガタって音がして
最初は気にしなかったんだけど再度音がしたので何かなって思い
音のするほうを見たんだけど結構離れたとこにある塀の向こうに家が数件見えたので
きっと誰かが窓開けたのかもって・・・でも誰かに見られてるって気がしてた
また音がしたので「誰かいるの?」ってつぶやいたら
息子が「あれだよ」って卒塔婆を指差した 確かに卒塔婆が音を立てて揺れてた 風もないのに

まぁ 気を取り直して花をいけてると 息子と従妹の間に見知らぬ女性が立っていて
ずーっと私を見てるんだよね
従妹が挨拶したら小声で返したらしいけど なんか他人が無言で人の墓参りを黙って見てるって
失礼な気がしたので私は無視してたけど
しばらくしたら知らない間にいなくなったのでほっとした

そしてまた昨日墓参りに行ったんだけど 不思議なことに気がついた
この間は遠くに見えたはずの塀や家々がすごく近くにあった
気のせいかもって思っていたら 
従妹が「ねぇ 塀ってあんなに近いとこにあったっけ?この間は遠くに感じたんだけど」って
これって いったいなんだったのかな?
ちょっと不思議な体験