数年前、深夜2時頃の晴れた夜空にエメラルドの大きな光を見た。
原付に乗ってゆるいカーブの下り坂を走っていたんだが、目線の斜め上に光があった。光輝いてるっていうより、丁度夜空に月があるようなくっきりした輪郭の緑の大きな丸い光だった。それをトロトロと原付で走りながら(よそ見運転なのはスマン)見ていた。
見ている間色々なその光の可能性を考えていた。街灯、ライト、遠くの山の灯台、月、彗星とか。
数秒間光はずっと同じ場所で光ってたんだけど、ほんの少しの間だけ木々の陰に隠れたんだ。一応自分は移動していたからね。
そうしたら次に木々がはれた時には光がもう無かった。
改めて考えて街灯やらライトが照らせるような位置でも無かった。山も月も無い、というか全然違う方向に月があった。
本当に一瞬で消えてしまった。
一応帰ってからネット検索したが当てはまるものがなく、結局その時は彗星か何かだと無理矢理自分を納得させた。でも彗星ってあんな数秒間同じ場所で光るものか?と未だに謎