数日前の新聞のコラムに元参議院議員で現在、作家兼人権・女性解放・反戦市民活動家の
中山千夏さん(62)が女性専用車に乗った感想が載せてあった

以下引用(長いので2回に分けて書き込みます)
伊豆新聞【伊東版】 2011年6月29日(水) 5面
ただいま雑記 その129 中山千夏

なんと言ったらいいのだろう。そうだ、ほっとするのだ。ほっとしてみて、初めて、いつもはほっとしていなかったのだな、と気がつく、その程度にほっとした。

生まれて初めて「女性専用車両」というのに乗ったのだ。先週末、広島の福山と大阪の柏原で講演があった。金曜の夜、福山で一泊し、翌日、新大阪へ出て、大阪へ向かう電車に一駅だけ乗ったのだが、それが女性専用車両だった。

大阪はすごい、と同行していた我が社の社長が言う。時間はもう昼近かったのだが、東京ではそんな時間に女性専用車両はない、通勤で混み合う朝と夕方だけだ、と言う。だから、通勤電車に乗ったことがない私は、女性専用車両を体験する機会を逸していたわけだ。