しかし、それを言うならスポーツそれ自体も相対的な概念だよ。
ヒトの運動の基本的な行動には主に
歩く、走る、跳ぶ、投げる、捕る、蹴る、打つ、回る、転がる、引く、押す、滑る…
というものがあって、全てのスポーツはその動作を単数または複数組み合わせて
人為的に組み合わされた物を応用しただけのものなわけだ。いまあるスポーツは
ただ単に愛好者が多いというだけで残っているだけで、新種のスポーツを作り出そうが
ルールを大幅改変しようが構わないわけだ。当然そのスポーツが支持されることは遺伝ではなく環境だ。
この板にいる住人だって、特定の行動能力は人並み以上という人だって多い。
つまりスポーツそれ自体の定義がそれらの動作を組み合わせたものだとすれば
自分に有利なスポーツを作って第一人者になった時点で相対的な運動音痴ではなくなるので人並みではなくなるわけだ。
しかし、もともとの基礎行動自体を会得しなければ結局は絶対的な運動音痴に他ならない。