うちの高校は女子で16`。男子はもっと長かった。
事前授業では一ヶ月毎回2`の学校の外周を2週まわらされた。
授業でもタイム制限があってタイムアウトした人はもう一回、それでもタイム入らなかったらもう一回。
もちろん大会当日もきびしいタイム制限があって、アウトの人はもう一回・・・というものだった。
再走の経験がある私は、今年は勘弁だと授業に必死になっていた。

当日本番、体調もまあまあ良好なはずだった。
しかし、すこしたったその時、なんと鼻血がでてきたのだ。
15分ほど待機していたが、後ろの人にもどんどん抜かされとうとう最終位に。
焦燥感にかられ、タオルで抑えながら走るもまだ血はでてくる。
やっと止まり走り出すころには、折り返しの先頭組が前からやってきた。
「がんばれ!」と声をかけてくる友達が嫌で嫌でたまらなかった。
それでも、泣きそうになっても笑顔で返事をした。
いままで頑張ってきたんだからと必死で走った。一度も立ち止まったりしなかった。
そしてやっと、やっと折り返してきた最後尾の人と対面した。
「もうすぐ折り返しだから、頑張って追いつこう」そう思ったその時、
最後尾の生徒に張り付いていた教師が私に乗り移ってきたのだ。
軽やかな足取りで、「君が最後?ほら頑張れ頑張れー」と私の背中をたたいてきた。
込みだしていたものが一気にあふれでてきて、なぜか泣いてしまった。
そして、あせっている教師をひどい言葉で追い返してしまった。
すぐに泣き止んだも下を向いて走っていたから折り返し地点に気づかなく、折り返しで待機していた教師に笑われてしまった。
それでも私の事情を理解していたらしく、気の利いたことを言ってくれ元気がでた。
あと半分だと思い必死でがんばった。最下位に追いつきぬかした。しゃべりながら歩いてる人を見つけ、ぬかしていった。
最後までずっと同じ速度をたもって最後まではしった。
そのおかげかタイムアウトはしなかった・・・。
それでも周りには私がだらだら歩いたように見えるんだろうな、と思うと悔しくってたまらなかった。
努力が踏みにじられたきがして神様をうらんだ。
たまにうんちが頑張って体力つけてもうまくいかないんだと心底思った。
でも、最後まで走ったことなんていままでなかったから自分的に表彰ものだった。

うはwwwwwwww長分過ぎ、ごめんwwwwwww