<子犬虐殺>玄関前に大量のピン刺された子犬【名護】
6月下旬、名護市内の住宅の玄関前に、全身に安全ピンが刺さった状態で死んでいる子犬がビニール袋に入れられているのを同世帯の住民が発見、名護署に通報した。
名護署は動物愛護法違反、器物破損容疑で捜査している。
住民が時々野良犬などに餌を与えていたと証言していることなどから、嫌がらせやいたずらなどの可能性を含め、調べを進めている。
◇県獣医師会「許せない」 
事態を重視した県獣医師会は4日夜、那覇市内の事務所で動物愛護委員会を開いた。
高良忠清会長は「残忍な行為を許してはならない」とのコメントを発表した。 
子犬は首輪などは着けておらず、5日午前現在、所有者は不明。 
雑種の黒い雌で、生後約3か月ほど。
両耳や両足がそれぞれ複数の安全ピンでつながれており、切られた尾もピンで体に留められ、全体では36本の安全ピンが使われていた。
お尻には接着剤のようなものと安全ピンでキーホルダーが付けられていた。
 ビニールは住宅のドアの取っ手に掛けられていた。
名護署によると、子犬を発見した住民は自身では動物を飼っておらず、本人に恨みを買うような心当たりはなく、トラブルも特になかったという。 
県獣医師会の動物愛護委員会は、死亡した子犬の写真を確認した。
高良会長は「大変残念な行為だ。動物の愛護および管理に関する法律が施行され、罰則規定ができている。動物愛護を普及、啓発している立場からこのような虐待を許してはいけない」と話していた。
(7月5日琉球新報)

「額にボーガンの矢が刺さった猫」
27日午前8時45分ごろ、東京都板橋区舟渡の都立浮間公園で、釣りに来ていた人が、額に矢が刺さった猫を見つけた。
心配した人たちが保護し、動物病院で矢を抜き取る手術をした。命に別状はないという。
警視庁志村署は悪質ないたずらと見て、動物愛護法違反の疑いで捜査している。
長さ約20センチ、直径約5ミリの金属製でできた洋弓銃の矢が、額に3センチほど刺さっていたが、斜めだったために脳に達していなかった。
5歳ぐらいの雄猫で、発見時は公園の茂みの中にうずくまっていた。
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 27日午前8時45分ごろ、東京都板橋区舟渡の都立浮間公園北西側の植え込みに、額にボーガン(洋弓銃)の矢が刺さったネコがいるのを釣り人が見つけ、公園管理事務所に届け出た。
ネコは同区本町のフジカケ動物病院で手術を受け、命に別条はないという。
同日午後7時半ごろにも、同公園内で腰に矢が刺さったネコが発見され捕獲された。
矢は捕獲中に抜け落ちたという。警視庁志村署は動物愛護法違反の疑いで調べている。 
調べでは、最初に見つかった矢は金属製で、長さ約18センチ、直径約5ミリ。矢じりと矢先がネジ式で分かれるタイプ。
同病院によると、矢は頭骨に刺さり、あと約5ミリ深ければ脳に達していたという。 
同公園管理事務所によると、今年3月、ネコの死がいが公園内の池に捨てられているのが見つかったという。

岩手 切られた猫、動物愛護法違反で捜査 2
2003年7月18日毎日新聞
舌切られた猫、動物愛護法違反で捜査
盛岡市山岸で、舌を切断された野良猫が見つかった。猫は保護され、 獣医の治療を受けているが、自分でえさを食べられない状態。
周辺住民からは「動物虐待は昨今の凶悪な少年犯罪の兆候としても指摘されており心配」との声が上がり、不安な日々を過ごしている。
先月8日の夕方、買い物帰りの主婦が、口から血を流してぐったりとしている 野良猫を発見。
主婦は以前からこの猫にえさを与えており、異変に気付いたという。
近くの獣医に診断してもらったところ、猫の舌が根元から切断されていた。
はさみやカッターナイフなどの鋭利な刃物が使われたとみられる。
獣医によると、猫は5歳くらいの雌。複数の人間が関与した虐待の可能性も 考えられることから、獣医らは盛岡東署に通報した。
同署は動物愛護法違反の疑いで捜査している。