双竜自動車のながれ
1.不況などにより双竜自動車の業績悪化、資金繰りが厳しくなる。
2.労組が給料をちゃんと払え!、給料を下げるな上げろ!とスト決行。
3.ストによりさらに業績悪化、給料が全く払えないレベルに。
大株主(50%以上取得)であり親会社の中国の上海汽車に援助を求める。
4.上海汽車はリストラ、給料の削減・・・などを受け入れれば援助すると返答。
5.労組が猛反発、さらに大規模なストを行う。 双竜自動車の経営がさらに悪化。
6.上海汽車が双竜自動車の経営からの撤退を発表。もう面倒みきれません・・・
7.ストでとどめとなり双竜自動車が法定管理の申請、つまり事実上の破綻。
8.労組が中国の上海汽車が株主として援助するという義務を怠り、双竜自動車の技術を盗んだのが
破産の原因だ、と上海汽車に対して猛烈に批判。デモを行い、訴訟を起こす!と大騒ぎを始める。
9.整理解雇や産業銀行による双竜売却など法定管理の準備を進める。
10.労組がさらにキレる。生産の正常化を求める決起大会などを起こす。
(※労組の会社はもう事実上破綻しています)
11.労組は会社側の「ストを撤回すれば、整理解雇を留保」という提案すらも拒否
工場内に突進するなど日に日に行動がエスカレートしていく。
12.法定管理の申請受理、開始が目前に迫る
13.ついに暴力行為に出る。鉄パイプを振り回したり、汚物や薬品を振りまく。それにより警察など
行政機関が介入するも、労組は工具や汚水車などを武器により激しい抵抗を見せる。負傷者も発生
14.工場を包囲していた3000人の社員は撤退。工場は再び労組の占領下に。
(※6月の自動車登録台数、現代27台、起亜1台、大宇1台。双竜ゼロ。生産台数もゼロ。)
15.会社側、兵糧攻めを開始。
これに反発した労組はボルトやナットを使ったパチンコで応戦。
労組幹部の嫁が警察への抗議のため自殺する場面も。
燃え上がる車やタイヤで黒煙に包まれ戦場と化す双竜自動車。
16.金属労組と民主労総、双竜動乱に警察勢力が強制介入した場合、全国的なゼネストに入ると宣言