(3)被告1と山口氏との会話内容

ア 山口氏がダイレクトメッセージを送信しなくなったことの会話
被告1は山口氏に対しダイレクトメッセージに対する返信をしてくれなかった理由について質問した。

これに対し山口氏はI(※メンバーの名前)から「被告1とG(※メンバーの名前)とが私的領域でつながっているらしい」と言われた。
Iから「山口さんも被告1と私的領域でつながっているんでしょ」と言われた。噂になったら困る、F(※メンバーの名前)はファンとつながっていたことがばれて処分を受けたので私も怖いと説明した。

被告1は山口氏の説明を聞いて山口氏は「山口氏を熱心に応援しているファンであるはずの被告1が山口氏以外のメンバーであるGとも私的領域でつながっているのではないか」
との疑念を持ち被告1に不信感を持っていると感じた。

また、被告1は山口氏の説明を聞いて山口氏は「被告1がGなどの他のメンバーに対し、被告1自身が山口氏と私的領域でつながりがあることを仄めかすなどをしたため
被告1と山口氏との関係が他人に知られるのではないか」と懸念していると感じた。

被告1はGとつながりを持ったことはなかったし、他メンバーに対して被告1と山口氏とつながりを持っていることを仄めかしたこともなかった。
そこで被告1は山口氏に対しGとつながりをもっていないこと、被告1と山口氏との関係を口外してないことを説明した。