山口は誰かにとって不都合なつながりを知っている。
そのつながりを隠そうとする暴力を受けている。
つながりは山口にとっての不都合ではない。
つながりを隠そうとする者にとっての不都合。
つながりを隠そうとする者が、その秘密を受け入れるまで、山口は被害者であり続ける。
山口が被害者である以上、社会にはつながりを暴こうとする力が働く。
山口にとって不都合な事は何もない。
つながりを隠している者にとって不都合な状態にあるだけ。