国内を代表するブランドとして誇りを持つ魚沼地域の関係者にショックが走った。ただ、県内の稲作振興施策を担当する県農産園芸課は冷静に受け止め、今後の評価回復に努めるとしている。
魚沼産のランク落ちは同協会の担当者も「びっくりしている」と驚く結果だった。同課の牛腸真吾課長は「残念だが、これも一つの評価」とした上で、
昨年8月中旬以降の低温と日照不足で中越地域の作柄が良くなかったことを要因に挙げた。「食味が変質し(稲が発育・肥大する)登熟がばらついたのかもしれない」とみている。
ただ、食味ランキングは「サンプルに対するもので全体の評価ではない」と指摘し、激しさを増す他県産とのブランド競争への影響は否定。「食味品質を確保する今後の取り組みに生かしたい」とした。
http://www.sankei.com/economy/news/180228/ecn1802280062-n1.html