毎年お台場で開催されるアイドルばかりが出演するフェスとして有名になった、「TOKYO IDOL FESTIVAL」、通称・TIF。
アイドルファンにはお馴染みのイベントであり、様々なアイドルが出演することで、アイドル初心者でも参加しやすいイベントとなっている。
今年は、「TOKYO IDOL FESTIVAL 2016」として8月5日(金)〜7日(日)の3日間に渡り開催され、過去最大の272組ものアイドルたちが集結するとんでもないイベントとなった。

その中でも、注目なのが、初出場の欅坂46、AKB48 Team 8、NGT48となるだろう。
それぞれが初出場ということだけでなく、他のアイドルとの合同イベントもあまり積極的に参加していないだけに、
どんな「他流試合」を見せてくれるのか、楽しみだ。

その中でも本サイトが注目したいのがNGT48だ。

NGT48は、AKB48グループの中でも最も若いグループとして誕生。
今年のAKB48選抜総選挙が、NGT48の地元である新潟で開催されたことで、一気にその名が知れ渡った。

NGT48に関して特筆すべきは、メジャーデビュー前にもかかわらず、
とんでもなく「刺さる」楽曲をすでに持っていることだ。
その楽曲こそ、NGT48初のオリジナル楽曲となった『Maxとき315号』。

AKB48グループファン以外にはまだ話題となっていないこの『Maxとき315号』。
ぜひ、MVと共に楽曲を知っていただきたい。
「未来」を感じさせる希望に満ち溢れた歌詞ながら、どこか切なく不安を抱きつつこれから羽ばたこうとしている少女たちの心を見事に表現している良曲である。
ダンスミュージックが主流のアイドルソングの中で、リズムこそ4つ打ちだが、ギターとコーラスとストリングスが絡みあい広がりのある非常に美しい楽曲となっている。

結成して日が浅いNGT48だけに、パフォーマンスで魅せるのは若干ハードルが高い。しかし、この『Maxとき315号』を心をこめて披露できれば、
一気にNGT48ファンを獲得できる、そんな可能性も持った楽曲だと考える。

また、そんなまだ進化中のパフォーマンス面でもNGT48の「センター」として結成当初から引っ張る加藤美南のアクロバティックもこなすダンスは見どころ。
そして、まだ参加メンバーは現時点では発表されていないがAKB48の酸いも甘いも知っている北原里英がしっかりとメンバーをコントロールし、
兼任の柏木由紀も参加できるようならば、「TOKYO IDOL FESTIVAL 2016」で一番の盛り上がりを獲得することも不可能ではない。

この夏、新潟の地から「会いに来る」NGT48、最大級のアイドルイベントで大きな話題となるだろう。
http://a.excite.co.jp/News/entertainment_g/20160724/Dwango_98594.html