自前で顧客向けのメールサーバを運用してるとこなら、だいたいどこでも今だに発生してるんじゃないかなあ。

ありがちなシナリオ
1. 顧客のメールアドレスとメール送信認証情報が流出もしくは破られて、第三者が自由にメールを送信できるようになる。
2. その第三者が思う存分にスパムを発射する。
3. あちこちの RBL に登録されてしまい、同サーバから送信される他ユーザのメールも他サーバから受信を拒否される。
4. クレームを受けた俺が、乗っ取られたメールアドレスを特定して緊急回避としてそのアカウントをロックアウトする。
5. あちこちの RBL に解除依頼を出す。
6. Sender Score 等が回復してくるのを正座して待つ。
7. パトラッシュ、僕はもう疲れたよ。