「ヤフーのモデムはいりませんかー?」
凍えそうな街で一人の少女がヤフーのモデムを配ってました。
幼い少女にはそれ位しか仕事がなかったのですが、糞プロバイダーのヤフーのモデムなんてもらってくれる人はいません。
可哀相な少女はモデムが配れないと、なにも食べるものがありません。
もう冬だというのにキャンペーン用のミニスカートをはかされてぶるぶる震えています。
「このモデムを燃やしてみたらあたたかいかしら?」 少女はどうせ在庫処分のモデムなので一つ燃やしてみました。
「あったかい・・・」
モデムを燃やすと暖かいことがわかった少女は、次々とモデムに火をつけていきます。
「わぁ、ご馳走がみえるわ。亡くなったお母さんもいる・・・」
少女は幸せな影像をみていました。
そうです、東南アジアの怪しい工場で作られたモデムは燃やすと有毒ガスを発するのでした。
「あぁ・・・幸せ・・・」
哀れな少女はラリってしまい、その後、少女をみたものはいなかったのでした