マルチキャストの問題点については、以下でも記載あり

http://www.janog.gr.jp/meeting/janog8/program.html

てきとーに引用してみる
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まず、なぜ“なめてんじゃねー”というほど複雑なのかを説明したいと思います。


”Multicast Mechanism”ClassDタイプ、インターネットスタンダードマ
ルチキャストのメカニズムを説明します。ジョインしてくる人に、ダイナ
ミックにマルチキャストをしてあげようというコンセプト。ひとつの配送
木ごとに経路エントリーをひとつ。配送木が通っているところには、すべ
てルータの上にエントリがなくてはいけないのが、難しい原因となってい
る。配信をやっている間中、KeepAliveをしてくるし、送信者が変わると
配信経路エントリは別に必要になり全体として膨大な情報が必要。しかも
それぞれが頻繁に変更を起こす。”なめてんじゃねー”というのが納得で
きる。

”グループ数スケーラビリティ問題”
スケーラビリティをざっくりいうと、100万グループを持つとなると、
100万経路を保持しないといけないし、それらにKeep Aliveをしないといけない。。。
それをさばけるルータはほんとうに実現可能なのか?
マジでできるのか、できると思って良いのか?

”トンネルによるMulticast展開”
では、マルチキャストの展開をどうしていくか。
充分ひろいネイティブなMulticast backboneは残念ながら存在しないので、nativeな小さいネットをユニキャストで結ぶ。トンネリングなので、
構造が複雑になってしまう。
オペレーションも複雑になり、それが、アカデミックにしか広がっていかない理由になっている。