以前の話だ。街中をロールスロイス・ゴーストで前後にセンチュリーとメルセデスSクラスに護衛されながら走っていたときのこと。
子供が指を指してなにやら叫んでいる。
聞いてみるとあの車かっこいいと言っているのだ。照れるね(笑)
話を聞けば親衛隊に入りたいのだそうな。
子供には早いと諭した。最低でも大学に入れる年齢まで待てと。

ところがその子供は数年後海外に行き飛び級で若干15歳にして大学生になったのだ。
そして再び親衛隊に入りたいとアプローチされた。
これには驚いたね。
私自身は有言実行を信条にしておりそれを言ったことは守りたい。
そして有言実行を行った子供には不義理を働きたくない。
なので彼を親衛隊への入隊を許可。

彼は今海外の大手企業で管理職をしながら日々莫大な金を動かしているエリートだ。
同時に親衛隊のアメリカ支部の幹部だね。
若者にはまたまだ負けたくないと感じた。