「おい! 今世界中のどこかで、お前と同じような奴がお前と同じようなトレーニングをやっているかもしれない。それでいいのか!」

少年の身長は163cm。元から規格外の怪力を持っていたわけではない。少年の怪力探求の旅は、強さへの憧れから始まっている。中学生のある日、2人組の不良に新品の帽子を取り上げられ、泥水の中に投げ捨てられるという事件が起き、少年の中に「力」への渇望が沸き起こる
そしてある日、少年は、「近代ボディビルの父」ユージン・サンドウの著書に出会う。その肉体美に感銘を受け、遂には目標を画家から「世界一の肉体」へと変更する
以来、様々な道具を創作し、独自に方法を研究し、トレーニングに没頭した。1日最低10時間、多い時で15時間という、尋常ならざる量である。夜寝る時は、布団の上の胸の高さにバーベルを置き、尿意で目が覚めれば、そのバーベルを挙げてからトイレに行ったという
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