公式FAQ意訳・抄訳。
もっといい訳があればどんどん好きに書き換えてくれていいよ。
https://www.dragondoor.com/pdf/Convict_Conditioning_SUPER_FAQ.pdf

◎基本編
◆どうしてもstep1からじゃなきゃだめ?
初心者、肥満やガリ、怪我している、自信がない、などの場合は必ずstep1から
すべき。既に体を鍛えている人の場合は何とも言えない。なぜなら、大体の若い
男は自分の能力に過信しがちだから、低stepをスキップしては挫折するというの
を見ているから。
例え上級者でも低stepでも多くのメリットを享受できるから、時間の無駄には
ならない。

◆10stepなんだけど、なんか恣意的だよね。
10step自体に実はそんなに意味はない。10進法が解りやすいからそうしただけで、
8stepでも12stepでも書けた。10stepにこだわるつもりも、こだわってもらう気も
ない。
実際には、stepとstepの間には無数の段階がある。その一部は「完璧な技術云々」
に書いている通りだ。例えば、フルプッシュアップからクローズドプッシュアップ
に移行する時、20センチの幅を2センチずつ縮めていけば、step間に10ほどstepが
増えることになる。

◆どれくらいやればstepを上げていいの?
(特に低)stepを駆け足で進むと、先々で苦しみ挫折することになる。
stepを上げることが強さなのではなく、強くなればおのずとstepがあがるという認識が正しい。
あるstepに至った時に力を発揮するのは、そのstepではなく、それ以前のstepで培った力だ。
その期間を時間制限に置き換えることは不可能だ。
stepから学ぶことがある限り、その(特に低)stepに固執し吸収すべきだ。

◆どれくらいでmasterできるの?
答えようがない。
年齢、性別、筋肉や腱の素質、体の大きさ、体重、栄養、回復力、ライフスタイル
──成長に関係する要素は無数だから。
ただ、実は Master Step というのは大した意味はない。強さの象徴であるが、CCの
目標ではない。CCの目標は“進歩すること”であり、 Master Step に至るまでに
1repずつ近づく、その過程こそがCCの真価なのだ。
もちろん、 Master Step がゴールではない。その先も終わらない旅が待っている。