>>452
伊東浩司2003「選手が10秒00まで来たら、あと100分の1秒縮めて9秒台を出させたいと、
どんな指導者でも思うだろう。それは、自分が指導者になった今わかることで、
当時は『もうやめてくれ』と叫びたかった。『9秒台を出させたい』という気持ちが、
私自身の苛立ちにつながった。周囲のプレッシャーと指導者の願望が、私の心の中で一緒くたになって、
何もかも拒絶したくなっている自分がいた。」