2010年10月25日ろくでなし日記
トレードを始めたばかりのうちは、まったくの無知で勝てない。

90%が最初の半年で、マーケットから退場する。 一番最初の淘汰だ。

これではいけないと、知識と技術について勉強を始める。

これで、勝てるようになれると希望を持つが

結果が出ない、ジリジリとタネが減っていく

もがき苦しむ日々が続く。

トレードを初めて、1.2年の時期がこれになるだろう。

この時期は半端じゃなく苦しい時期だ。

俺も泣き出したくなった事が何度もある。

あまりにも希望が見えないので、トレーダーとしての将来に失望して、

その時につきあっていた愛人たちを全部リストラした事さえある。

通常の神経の持ち主では、続かないかもしれない。

トレードを習得する上で一番難しいのは、モチベーションの維持だと思う。

証券口座の残高が増えながら、成長できればよいのだが

そんな事は、たまたまイケイケ相場の時に相場を始めたというので

ない限りあり得ない。 最初の淘汰を生き残った者のほとんどが

ここで挫折する。 希望が見えないのに、地道な作業を続ける

これが面倒になってくる。 作業の費用対効果がまったくない。

この状態でモチベーションを維持するというのは、非常に難しい。

だが、潜在意識の下では、確実に成長がおきている。

これを信じられるか? 信じられないか? が分かれ道になる。

人生において、成功体験のある者は、そうでない者と比べると

この壁を乗り越える確率が高い。 今の仕事がイヤだからトレードをやる。

このような覚悟では、無理だろう。

これしかない、この道しかないと思い込んでいるヤツが強い。

何のためにトレードをするのか? そこに何の信念があるのか?

これを突き詰めて考えた時、ほとんどのヤツに対する最良のアドバイスは

トレードすんのやめとけ となる。 もし、トレーダーとしての成功を目指すなら

まず、楽しくないのならやめたほうがいい。 義務や努力からやるならやめたほうがいい。

人間は我慢しなきゃならないモノは続かない。