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トレーニングは多かれ少なかれ、身体に『ストレス』を与えて、そのリカバリから以前より強化を図るものです。

毎日して回数で区切ったり無酸素運動限界を数回迎えるようなトレーニングをするのであれば、身体はそれに対して耐性を発揮しますので『徒歩』のようなもの。
心拍数を上げて循環を良くする「ウォーミングアップ」くらいの効果であると言えます。

ではどうするか。
目的を2つに分けましょう。

マラソンのトレーニングでいうところの地力アップ(体力アップ)を目的とするのであれば、肝臓・筋肉のグリコーゲンをなるべく使う為になるべく負荷を下げて長時間。
終わったあとはダルいですし次の日に残ります。しかしこれがストレスとなって体はより多くの成長ホルモンを出し新旧の組織入れ替え代謝機能が促進され血液や血管が増えるでしょう。
このトレーニングをした場合はコルチゾルレベルがおちつく間、2日程度は空けてください。

ボディビルにあるような筋肥大を目的とするのであれば、「肉食動物」の狩りのように『高負荷で突発的に短時間の運動をし、食べて休む』というイメージでストレスを与えます。
動作限界が5〜8回程度の負荷でセット間をなるべく開け(インターバルというより、全休に近く)一日に3セット程度。これを週何回というより不定期に行うのが良いでしょう。

蛇足ですが、高負荷な運動をした場合は「ホルモンの疲労」とでも言える

アドレナリンの増加

コルチゾルの増加

テストステロンの減少

が起こります。これが回復するには度合いにもよりますが24時間程度が必要となります。
よって、高負荷なトレーニングを毎日部位別でも行うとその効果は得られにくくなると言えるでしょう。
休息日の次の日に特に強化したい部位を行うと良さそうですね。

(運動がっつりやってる体の大きい人、優しい人が多いのは男性ホルモンが常に少ないこんな理由かもしれませんね。)