>>704
速筋と遅筋は無酸素運動で力を発揮するのか、血管に囲まれ酸素を消費しながら力を発揮するのかの違いです。

「ミオシン・アクチン」の伸縮タンパク質は同じ。
なのに「速筋の方が肥大する」というのは何が大きくなるのか?

それは無酸素運動で利用できるエネルギー源の貯蔵庫である「筋形質」とそのキャバシティです。
(一度膨らませた風船が萎んでも、次は簡単に膨らませられます→マッスルメモリー)
外見も容積も目に見えて大きくなっていくのはこちら。

逆に言うと速筋も遅筋も、筋原繊維の細胞核や伸縮性タンパク質はトレーニングによって少しづつですが増えます。
それは「少ない神経信号で動く繊維を増やして効率化をはかろう」とする反応によって増えると言えます。

つまり
1,高負荷の刺激を入れさえすれば筋肉の種別も追い込みも関係なく、繊維は増えようとします。
追い込まなくても構いません。集中してターゲットを伸縮させ「フォームをくずさないようにできる限り」で良いでしょう。

2,無酸素運動限界時間を増やす為に形質の肥大で対応させるには、動作できる限界まで動作し、酸化刺激を与えて酸性を希釈代謝させる為のパンプをさせてやれば良いのです。
こちらは追い込み必須ですね。