ベンチプレスの記録が伸びないという17歳の読者に対して、ドリアンが回答している。

「ベンチプレスでどれだけ挙げるかを自慢するが、体は貧弱な人というのが
たくさんいる。このような人たちは、どれだけの重量を挙げられるかを自慢するための
技術を磨くことに一生懸命になっている。つまり、胸の上から腕が伸ばされるまでの
約60cmの距離で、どれだけの重さを持ち挙げられるかということで、他の人の注目を
集めようとしているのだ。彼らが使用するウエイトは完璧に左右のバランスがとれていて、
体の中心線から約38cm外側の位置で握って支える。使うバーは強化スチール製で...
(あまりにも長いので中略)」

ひとしきりベンチプレスの動作がいかに簡単であるか語り、さらに続ける。

「こんな種目でどれだけの重量を挙げられようと、その重量がすなわち実際の運動や
生活で使う筋力の向上や筋量アップの大きさを示すことにはならないのだ。
君のベンチプレスの記録になど、私は興味がない。君よりもベンチプレスの記録は
劣るかも知れないが、実際に押したり、引いたりする力、あるいは大きな石や、
それに”女性を持ち上げたりする力”は大きい人がいるのだ。」と、とめどなく続く。

質問コーナーにも関わらず、17歳少年に「君のベンチの記録など興味ない」と切り捨て、
挙句の果てには、「ベンチプレスのためだけのプログラムなど忘れてしまえ」と語る。
自己顕示欲を捨て、大きな視野で考えろとアドバイス。

結局、2ページの質問コーナーなのに、延々とベンチプレスに拘る愚を攻め続け、
質問者の望むプログラムメニューの記事は、定期券サイズの範囲であっさり終了。


http://blogs.yahoo.co.jp/thunderlips/16862334.html