山本氏の(に限らないけど)記事を読む時は注意ね

「数々の科学的根拠から考えるとこのようなトレーニングが理想的と考えられます、実際…」みたいな論調
そして「事実・解っています・証明されています・調べたところ〜ということです、〜とする実験も」みたいなワードが並ぶ
「ボディビルダーを対象に調べた結果」とか書いてる横には内容と全く関係ないムキムキの選手の写真

これ一見説得力がありそうだけど、実はあいまいな推測もシレッと紛れ込んで根拠として使われてるのが分かる
「無酸素運動で速筋タイプUA→遅筋タイプTへの移行が起こりやすい」なんて「可能性」であるとしても違和感が強いし
それに「ボディビルダー」もこっちは写真に釣られて勝手に想像しちゃうけど、実際はどんな人たちだったのか?

研究で正しいとされた説も常に覆ってるし、そんなものを根拠にしてる時点で理論の信憑性は無いのも同じ
そしてまさにそのやり方で「理想のトレ法」とされてるものこそが「筋肥大狙いの分割法」だね

>通常のウェイトトレーニングでは低回数・爆発的運動のほうが筋肥大には効果的だという結論になります。

もしそうなら特定部位の筋量はビルダーよりリフターの方が勝るはずでは?(ナチュラル同士の場合)

>プロビルダーなどで低重量高回数のトレーニングをやっている人が多いのはなぜか
>選手寿命を長くするために怪我を恐れてしまっているということがあります。

これも勝つために体ボロボロにしながらやってる人達からすれば納得しがたい意見だと思う
言い方を変えれば「アマチュアが怪我を恐れてこれを真似る必要はない、選手生命などないんだから」ってことにもなるし

こんな風で現実からズレまくりのトンデモ理論がボディビル系には多数存在してる
「他人は正解を与えてくれない、自己検証し続けるのみ」せっかくの努力を無意味なものにするトレーニーが減ることを願う