>>195
勘違いしてはならないのは

”JBBF競技規程>ジャッジメンツミーティングが最終的に下した判定”

だということです。

今回の判定に批判的な者の中には、”なんで審査員の判断がルールよりも上なんだ?”会場で関係者が遅刻は失格といっただろ!
だから安井は失格だろ!”というものもいますが、これは全くの”錯覚”で、JBBF競技規程では、
本件のように”退場”とすべきかどうかの協議が必要になるような事態が発生した場合、
審査の最終判断はジャッジメンツミーティングでの結論によることが規程されています(28条)。

本件でも、審査員のどなたかが安井さんを退場にすべきとの動議を緊急的に提出したのでしょう。動画でも
確認できますが、そのために競技、審査を中断してジャッジメンツミーティングが実施されました。
これは規程上審査員会の正当な業務行為です。

その”結果”、安井さんを即退場にすべきとの動議は却下され、あのような判定になったのです。それでも
一部の選手やその他のものにモヤモヤ感が残るのは審査競技の特徴ですが、このような感情論はJBBF競技規程
の前では”無力”としか言いようがありません。

いちいちこのような感情論を事後的に競技主催者側が聞いていては、競技団体として秩序を維持できませんので
この点も規程には”あえて”規定されています。つまり

”審査委員会以外のいかなる立場の者も、 審査委員の判定に抗議したり再審査を要求することは”できない”(27条)

現在抗議サイトで署名を集めているようですが、その宛先はJBBFではなくIOCやJOCですから、いわば
”上から”圧力をかけてもらおうということでしょう。しかしながら、IOCやJOCがJBBFなどの下部組織の競技ルールにまで
手続き上いちいち干渉する権限も義務もないので、おそらくこのような抗議サイトは奏功しないと思われます。