https://www.yomiuri.co.jp/chubu/news/20180922-OYTNT50004.html
愛知県警中川署は21日、名古屋市中川区の20歳代の会社員男性を昨年11月に窃盗容疑で誤認逮捕したと発表した。男性は同日、不起訴となり、県警は男性に謝罪した。
発表によると、男性は同区内のかばん店でランドセル2個を盗んだ容疑で昨年11月28日、逮捕された。男性は調べに対し、「絶対に盗んでいない」と容疑を否認。約34時間後の翌29日に釈放された。
同署は、男性がランドセルを売却しに訪れたとの古物店従業員の情報だけで、男性を容疑者と断定したという。事件現場の防犯カメラ映像などの物証はなかった。
別の窃盗事件で逮捕された男が今年5月、ランドセルを盗んだことを認めたため、男性の誤認逮捕の疑いが浮上。実際に古物店で売却したのは男だったのに、従業員が勘違いしていたことがわかったという。