https://www.fnn.jp/posts/00394052CX
ペットブームに潜む影。猫を飼いすぎた飼い主を強制退去。
ケージから、こちらをのぞく丸い瞳。
中には、生まれたばかりの子猫まで。
その数、40匹以上。
愛知・名古屋市北区にある市営住宅で飼育され、6月8日に保護された。
問題となっている市営住宅の一室。
猫が確認できる。
白いレースのカーテンがあるが、すその方、ふん尿なのか、赤茶色に汚れているのが確認できる。
猫の飼育禁止の市営住宅に、ごろりと寝ころぶ猫たち。
始まりは、2017年2月に入居した40代の姉妹が飼い始めたという、数匹の猫。
その後、「捨てられてかわいそう」という理由で拾ってきたり、子猫が生まれてきたりした結果、その数は40匹以上に。
近所の住民は、「夜、寝ようかなと思ったら、猫が動き出してうるさい。鳴き声とか」、「玄関見てもらうとわかるんだけど、虫やハエがたかって不衛生」などと語った。
こうした悪臭や鳴き声などの苦情を受け、市は姉妹の退去を求め、提訴。
名古屋地裁はその訴えを認め、11日朝、強制退去の処分を行った。
荷物の整理などを行ったあとの室内...。