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ホラー・ミステリー小説作ったから読んでくれ
0001創る名無しに見る名無し
垢版 |
2023/04/07(金) 11:36:14.53ID:Shd5E2gx
題名はさくも月シリーズです。

どうも柳田です。

僕らの紹介をしておきます。皆20代後半です。僕らが出会ったのは関東の農業高校です。

柳田 誕生日8月7日 昔から絵を描くことと、オカルト、推理小説が大好きです。また、自然が大好きです。身長は170あります。幽霊はいると思います。霊感はありません。

赤間 誕生日4月20日 めっちゃイケメンで皆んなから慕われてます。DIYが好きらしい。また、大学の専攻は民俗学らしい。霊感は少しあるらしい。いつもすぐふざけるがいざという時はやってくれるいいやつです。自分が好きなことをするとよく言っています。

雨宮 誕生日10月26日 神社の家系らしい。九州出身で12歳の時に僕たちの地元に来たらしい。将来は農業の仕事をするとよく話していました。植物の知識とオカルトの知識はレベチです。霊感が凄いあるらしいです。

関田 誕生日12月12日 この中で一番背が高くて頭がいいです。オカルトは信じてないようでいつも心理学と科学でどうにかなると言っています。白衣が似合うような顔してます笑今はバイオテクノロジーをしているそうです。
0002創る名無しに見る名無し
垢版 |
2023/04/07(金) 11:49:10.30ID:Shd5E2gx
農業高校から僕の家までは下りの電車を使って通っていた。桜の花びらが茶色くなるころ入学式が終わり、親たちと担任が挨拶を交わしている中私たちは30分くらい待っていた。

そんな時後ろから声をかけられた。「あのさ友達になろ」僕は一瞬びっくりしてすぐ横を見た。すると万遍の笑みを浮かべた子がまた、「友達になろ」と言ってきたのでいいよと言ってすぐLINEを交換したりと次第に打ち解けていった。「名前は?」と僕が聞くと「赤間だよよろしく」と言ってきたので僕も「関田です。よろしく」と返した。その後も、なぜ普通科の高校に行かなかったのか?などたわいもない話をしていた。

なぜその話題になったかわからないが、幽霊は信じるかと言う話になって赤間は僕に縁に亀裂が入ったお茶碗のようなものを渡してきた。僕がなんなのか聞く前にそれは7年前に曽祖父が買ってきたものらしく曽祖父が亡くなった時にちょうどその器を割ってしまったらしいとの事だった。それは祖父の形見だったこともあり、まだ幼かった赤間はそれを集めて自分の部屋の棚に隠したそうだ。その時に手を怪我したんだといい僕に手のひらを見せた。

年月が過ぎ赤間はいつの間にか閉まっていたのも忘れてしまったらしい。ある日棚を開けると貫入の入った器になっていたそう。それから日に日にヒビが無くなってきているそうだ。

そこまで話すと赤間はこれがオカルトだといいニコニコと笑った。僕が小中学生の時はオカルトを話し合える友人がいなかったのでこれは長い付き合いになるなと思った。

赤間は僕に質問をしてきた。「もしこの器が完全に治ったらどうなるか、また俺の手にある傷はどうなるのか?」僕は突然の問いに、そしてその答えを考えて冷や汗を浮かべた。

さっき赤間は器はどんどんと治っていると言っていた。だが、器を集めた時にできた傷は治っていないと言った。物と言うのは生きていない。すなわち生命活動をしていないから、自ら治ることはないわけだ。

例えば髪が長くなる人形は簡単に言うと物が生命活動をして髪という細胞が増えるということ。だがオカルトにもやはりマジックのように種があるだろう。人形の髪が2つ折りになっていてそれが時間の影響で半分だったものが1本の線になり髪が長くなったと錯覚すると言う事を何かで見た。

では逆に傷が治らないことはあるのか?僕は理科が得意ではなかったので人体はさっぱり分からなかった。強いて言うなら人斬りのマンガの主人公が治らない傷をつけていたことくらいだった。

結局僕は中学3年までに手に入れた知識を頭の引き出しから何とか探し出た答えは「その器をレストランで使えば一生使える」だった。

僕がそういうと思いっきり赤間はバカにして笑ったので、生まれて初めて、今日初めて出会った人を殴ろうとしたのは言うまでもない。

まぁ本当は人間は怪我をすると治るはずなのに治らないということは怪我がどんどん大きくなっていて大きくなるスピードと治るスピードが同じだから怪我が治らないように見えるんじゃと思ったり、大人になって治るスピードより怪我のスピードが…とかを少し思ってやめた。

そんなこんなで赤間の親が来て僕らはまた2日後といい解散をした。

赤間の持っていた器は結局5個のヒビが4個になろうとしていた。
0003創る名無しに見る名無し
垢版 |
2023/04/07(金) 12:17:54.06ID:Shd5E2gx
赤間が初登校の日からすぐに入院してしまって僕はまた1人になっていた。

ちょうど1週間経った時登校して初めての雨の日僕は駅から自転車で行っていたのだが雨が凄かったのでその日はバスで行くことにした。

バスに乗るとクラスで見た顔があったのでバス停に降りた時話しかけてみた。するとやはりクラスの雨宮くんだった。雨宮は家は九州にあるが、父方の家に今は住んでいるらしい。一通りお互いの自己紹介を終えて雨宮は神主一家で霊感があることを知り僕はテンションが上がった。

雨宮は言った「雨はなんでたまにしか降らないんだ?てるてる坊主はなんだと思う?」僕は急に質問攻めされてびっくりした。デジャブだ

雨がたまにしか降らないのは簡単だ中3で習った。雨が降るのは飽和水蒸気量が下がって水蒸気が水になる。そうして雨になって降ってくる。その他にもシベリア気団などの気団や、気圧配置によってだろう。だから僕は「たまにしか降らないんじゃなくて降れないんじゃない」と言った。

すると雨宮爆笑僕は1ヶ月に2回今日初めて会った人を殴りたいと思うとは夢にも思わなかった。雨宮は静かだと思っていたが話すと今入院してる奴と一緒の性格だなと僕も笑った。

雨宮が「てるてる坊主」はと言ったので僕はおまじないの一種だろうと言ったすると雨宮は人差し指を右左に振って全然そんな可愛いもんじゃないと言った

雨宮曰くてるてる坊主は呪詛いわゆる呪いの一種らしい。てるてる坊主の童謡も怖い唄だと雨宮は言った。

授業が終わり帰りも雨宮と帰ることにした。まだ雨が降っている。帰り道魚が2匹程度落ちていた。魚と言っても小魚だ親指サイズのそれは2匹上から降ってきた。下に4匹落ちている。また3匹落ちてきた合計7匹だ。僕と雨宮は「ファブロツキーズだ」と呟いた

初めての光景にテンションが上がっていた反面少し恐怖心があった。ファブロツキーズは竜巻原因説や鳥原因説、飛行機原因説などがあるが魚はギンブナやモツゴなどの川魚じゃないことは確かだった。そしてここは海無し県だ。

天気は気象に則って動くどんどんと天気予報の技術も上がっている。じゃあ空から降ってきた魚はなんなのか、しかもここら辺しか落ちていない。

雨宮は「てるてる坊主てる坊主明日天気にしておくれいつかの夢の空のよに晴れたら金の鈴あげよてるてる坊主てる坊主あした天気にしておくれ私の願いを聞いたならあまいお酒をたんと飲ましょてるてる坊主てる坊主あした天気にしておくれそれでも曇って泣いたならそなたの首をチョンと切るぞ」と歌った

歌い終わると次は祝詞というのか、かしこみかしこみみたいなことを唱えだした。すると魚だったものはてるてる坊主になった。いや、魚が溶けていって中からてるてる坊主が出てきた感じだ。

気づくと雨はやんでいて駅の方角に虹が出ていた。朝から降っていただろう激しい雨は、ここら辺一帯だけだったらしく天気予報で言う日本地図の一マスだけを青く塗りつぶし、そのまわりはオレンジ色になっていた。

その次の日てるてる魚坊主?が降ってきた所の横の家で死体が見つかった。首を切って亡くなっていたらしい。雨宮は「8匹」と小さな声で言った。

雨という漢字は8画で構成されているのは言うまでもない。今日はLINEで赤間に雨宮の話をしようと思う。
0004創る名無しに見る名無し
垢版 |
2023/04/26(水) 23:49:11.37ID:HrvDuWMh
もはや小説読んだことがないのが、出版社の小説編集者やる時代(´・ω・`)
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