「何だかんだでいつもマカロニーノ君
と一緒にいるわね」
「そ、それは幼馴染みで家も隣同士だ
から仕方なくだ」
「そうなの?」
「あっ、ニホンちゃんちょっと教えて
欲しいことがあるけれど」
これ以上お話するとややこしくなると
見てです、ニホンちゃんにデンマーク
君が言いました。勿論この子もアーリ
アちゃんの気持ちはわかっています。
というかクラスで気付いていないのは
ニホンちゃんとマカロニーノ君だけで
す。

「いいかな」
「何かな」
「算数のことでね」
教科書を開いてニホンちゃんに言って
そうしてでした。
ニホンちゃんをこの件から引き離しま
す、そうしてこうしたことについては
お邪魔虫さんに退場してもらってです。
マカロニーノ君も気付いていませんが
それでもお話を続けます、マカロニー
ノ君はお家のことをさらに言います。
「来る人がいなくなってね」
「どうなったのだ?」
アーリアちゃんが尋ねます。