うんちぶり
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佐藤と竹中は別にうんちを漏らした訳では無い。少しばかり大袈裟にはしゃいでしまったのだ。
「それで?」
サラは興味深そうに聞く。
もうこの話は終わりだ。この後ホテルに行こう。
さらは困惑してモジモジしていた。 困惑していたのは俺の方で、俺は皿に話しかけていた。
で、サラは機嫌を悪くして、出ていきそうになっていた。
「許してくれ」
「別にいいけど。それより...。」
佐藤と竹中はそんな俺とサラのやり取りを盗聴していた。 「うんちぶり。」
「それな〜うんちぶり。」
佐藤も竹中も俺とサラの会話に冷め切っていた。
うんちぶり。
本日2度目のうんちだ。快便快便快便。
サラもちょうど俺と同時刻にうんちをしていた。
うんちびろーん。
快便だった。 翌日うんちぶりぶりタイムスが届いた。この新聞はうんちの事だけを伝えている。
"ギネス記録" 世界一うんちの臭い人。
受賞したのは竹中だった。
それを見て俺は珍しく思って佐藤に電話した。
「佐藤...。 お久しぶり」
「おー 俺 元気か〜。」
うんちぶり。踏ん張りながら受け答えをする。
「うん。」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています