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【リレー小説】勇者ヘッポコと冒険者ヌルスケ part1
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0001創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/12/21(金) 02:53:21.72ID:aGHu7+kZ
今日はヘッポコくんの16歳の誕生日。いつものようにお母さんにベットからたたき起こされました。
お母さん「ヘッポコや今日はお城に呼ばれているのを忘れたのかい!
ヘッポコくんはあわてて服を着がえてお城へむかいました。

─────────────────────────

ダーマ神殿

私は冒険者とはいえ、類稀なる方向音痴だ。西へ東へ行ったり来たりしているうちあるものを拾った。
数ヶ月前のこと山で遭難しかかった時山道で小さなメダルを拾ったのだ。私はそれを何気にポケットに入れた。
0002創る名無しに見る名無し
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2018/12/21(金) 02:56:03.28ID:iqSYV5ZH
お城にむかったヘッポコくん。入り口の兵士さんにあいさつします。
ヘッポコ「ちわーす勇者でーす!
兵士さんはこう言いました。
「うちは勇者はまにあっています。 
0003創る名無しに見る名無し
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2018/12/21(金) 02:57:11.73ID:RO4+ZGNU
クレージュ

山道で小さなメダルを拾ってから数ヶ月。ある町の井戸でもう1個拾う。一体なんだろうこれは?
私は手元にある2枚をなんとなく重ねてこすり合わせてみた。するとどうだろう。2枚のメダルが何枚にも見えた。ちょっと得したような気分だった。
0004創る名無しに見る名無し
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2018/12/21(金) 02:57:57.85ID:vpBzIBkI
なんとかお城に入れてもらったヘッポコくんは王さまのもとへむかいます。
王「はっはっは わしが王さまじゃよ。しておぬしはどなたかな?
ヘッポコ「オレはヘッポコ。世界をすくう勇者だ!! 
0005創る名無しに見る名無し
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2018/12/21(金) 02:58:59.84ID:39OXDJZO
リートルード

今日道具屋からある話を聞いた。道具屋の話によると世界のどこかに小さなメダルを集める王様がいるという。変わったご趣味の王様がいるものだ。興味を持った私は小さなメダルを王様に献上しようと再び旅に出た。
0006創る名無しに見る名無し
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2018/12/21(金) 02:59:50.53ID:O8ueNhZ/
勇者の登場に王さまはビックリです。
王「なんと世界をすくう勇者とな!ヘッポコくんは得意げです。
王「ならば願いがある!娘が魔物にさらわれたのじゃ。その魔物を退治してまいれ。
ヘッポコ「勇者の名にかけて姫を助け出してみせるぜー!
0007創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/12/21(金) 03:00:51.72ID:LEq+7d/O
ハーメリア

メダルの王様の城を探し既に半年。目的の城はまだ見つからない。気が付くと同じ道をクルクル回っていた。慌てて進路を変えたところでなんと!
私はまた小さなメダルを発見したのだ!なんという幸運であろうか。
0008創る名無しに見る名無し
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2018/12/21(金) 03:02:08.14ID:96GL4HlO
王さまの願いを聞き姫を魔物の手から助け出す旅に出たヘッポコくん。魔物がいるという洞くつへ来ました。
ヘッポコ「うおー魔物め出てこーい!すると洞くつの中から魔物が・・・。


おわび 作者急病のためご好評をいただきました勇者ヘッポコくんは
今回で中止とさせていただきます。ご愛読ありがとうございました。
0009創る名無しに見る名無し
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2018/12/21(金) 03:03:11.18ID:IphuHy/+
プロビナ

今日はすごいことを聞くことができた。なんとメダルの王様に会えば持っていたメダルを景品に換えてくれるというのだ!!
景品・・・なんというステキな響きだろう!
われ人生の目的を得たり!!
この3枚のメダルでいったいどんな景品がもらえるのであろうか?多分いっぺんに3枚も同時にメダルを持っていくのは私が初めてであろう。はやく景品に・・・じゃなかった、メダルの王様に会いたいものである。
0010創る名無しに見る名無し
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2018/12/21(金) 03:04:16.32ID:LslJ+XAa
レブレサック

メダルの王様の城を探し、はや数十年・・・。集めたメダルは5枚になった。今では私の宝物である。振り返れば私は冒険家として世界中の土地を訪れたくさんの人々に出会った。
しかし・・・まだ肝心のメダルの王様に出会っていない。メダルの王様は本当にいるのだろうか?そして・・・私は今どのへんにいるのだろう。
0011創る名無しに見る名無し
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2018/12/21(金) 03:14:17.35ID:DqbwY13c
ヌルスケ「はらへったなぁ〜」
ヘッポコ「おなかすいたなぁ〜」
0012創る名無しに見る名無し
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2018/12/21(金) 03:21:14.43ID:tz2vSGCv
―あなたは死にました―


気がつくと、ヘッポコくんは王様の前にいました。

王「おぉ 勇者よ。死んでしまうとは何事じゃ」

ヘッポコくんはしょんぼりです。

王「やはり一人旅は危険じゃ。街の酒場で仲間を見つけるがよかろう」

さっそく、ヘッポコくんは酒場に向かいました。

街の酒場に入っていったヘッポコくん。

カウンターのお姉さんに話しかけました。

ヘッポコ「オレは勇者だ。戦士と僧侶と魔法使いを呼び出してくれ」

ルイーダ「なあに、坊や。子供はこんなとこに来ちゃだめよ」

ヘッポコくんは追い出されてしまいました。
0013創る名無しに見る名無し
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2018/12/21(金) 03:29:10.55ID:AUPRW4OJ
「おまえの 父ハッケヨイは 立派な 勇者だった。 このじいの 息子じゃ!」
0014創る名無しに見る名無し
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2018/12/21(金) 03:35:01.47ID:0bQpkXlg
仲間を見つけられないヘッポコくん
今日もフリーでモンスター退治。
『魔物が現れた!』
ヘッポコくんは竹ざおを手にして身構えました。
出てきたのは巨大なドラゴンです。
ドラゴン「何だ、お前は?」
ヘッポコ「オレは勇者だ。姫を返してもらうぜ!」
そう言い終わる間もなく、ヘッポコ君はあっさりやられてしまいました。

―あなたは死にました―
0015創る名無しに見る名無し
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2018/12/21(金) 03:38:12.74ID:AHYlvNcY
いつものように教会で復活したヘッポコくん、懲りずに一人で修行の旅に出ました。
今日はスライム相手に戦闘です。
*「ピキー!ボク、悪いスライムじゃないよ」
ヘッポコ「うるさい。オレは強くなりたいんだ」
弱いスライムをたくさんやっつけるヘッポコくん。(よい子は弱いものいじめしちゃダメだよ)
いつのまにかあたりが暗くなってきました。
0016創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/12/21(金) 03:40:08.60ID:euZ2deNi
夜になったので、いったん家に帰ることにしました。
お母さんが玄関の前でヘッポコくんを待っていました。
お母さん「こんな遅くまで、どこほっつき歩いてたんだい!さっさと家に入んな」
家に入ると、お腹がすいていたのでまず食堂へ行きました。
でも、テーブルの上には食べ終わった食器がおいてあるだけです。
お母さん「ごめんよ、ヘッポコ。さっきお前の叔父さんが来て、お前の分まで食べちまったんだよ」
0017創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/12/21(金) 03:41:54.47ID:GrCkTBGQ
翌朝、ヘッポコくんは再び、姫のとらわれている洞窟へ来ました。
ヘッポコ「今日こそ、負けないぜ。ドラゴン、出てこーい」
洞窟の奥から出てきたドラゴンに、ヘッポコくんは竹ざおを手に立ち向かいました。
と、そのとき、ヘッポコくんは石につまづいて転びました。
転んだ拍子に、竹ざおがドラゴンの急所を直撃し、ドラゴンを倒すことができました。
ヘッポコくんは得意げです。
ヘッポコ「ドラゴンなんかオレの敵じゃないぜー」
ドラゴンを倒したヘッポコくん。とらわれていた姫に話しかけました。
ヘッポコ「姫、助けに来ましたよ」
姫「そなたは何者じゃ?」
ヘッポコ「オレはヘッポコ。世界を救う勇者だ」
姫「うそを言うでない。勇者様ならもっと背が高くてハンサムでかっこいいはずじゃ」
姫はヘッポコくんを信用しようとしません。
0018創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/12/21(金) 03:43:00.37ID:fkOIzLtK
なんとか姫をなだめてお城まで連れ帰ることになりました。
ヘッポコくんは姫を抱きかかえようとしました。
しかし、重くて持ち上げられません。
ヘッポコ「うぬぬぬー」
やっとの思いで姫を抱き上げ、ヘッポコくんは洞窟から出ました。
お城にむかってよたよた歩いていくうちに、腕が疲れてきました。
そのとき、宿屋が見えてきました。
ヘッポコ「ひ・ひ・ひ・姫様。少しや・や・や・休んでいきませんか」
0019創る名無しに見る名無し
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2018/12/21(金) 03:43:55.27ID:W4zWGVfg
ヘッポコくんたちは宿屋にチェックインしました。
姫は部屋に入るなりベッドに倒れこみ、言いました。
姫「ヘッポコや。わらわにぱふぱふしておくれ」
ヘッポコくんはドキドキです。
姫のドレスに手をかけ・・・
姫「これ、ヘッポコ、何をしておる。ぱふぱふしてくれと言ったであろう」
ヘッポコ「だから、ぱふぱふを・・・」
姫「お主、ぱふぱふを知らんのか?わらわは長い間洞窟に閉じ込められて肩や腰が
こっておるのじゃ。もみほぐしてたも」
ヘッポコくんは疲れた腕で、姫の背中をマッサージしはじめました。
姫「ああ、そこ・・・気持ちいい・・・」
0020創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/12/21(金) 03:45:39.55ID:w7CGKyFr
翌朝、宿屋の親父は言いました。
*「おはようございます。昨夜はお楽しみでしたね」
ヘッポコくんは複雑です。
*「お客さん、目が赤いですよ。それにお疲れのようだ。昨夜は相当・・・うしし」
このスケベ親父め、と思いましたが、ヘッポコくんは黙っていました。
姫は、コリがほぐれて満足そうな表情をしています。
0021創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/12/21(金) 03:46:34.74ID:rYRAqZ1D
ヘッポコくんは姫を連れてお城に戻りました。
王様は大喜びです。
王「ヘッポコよ。よく姫を連れ帰ってくれた。そなたこそまことの勇者じゃ!」
ヘッポコくんは鼻高々です。
その夜は姫の帰還を祝って、夜遅くまで宴が行われました。
0022創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/12/21(金) 03:47:20.25ID:HKVQuXXh
ヘッポコくんは姫を連れてお城に戻りました。
王様は大喜びです。
王「ヘッポコよ。よく姫を連れ帰ってくれた。そなたこそまことの勇者じゃ!」
ヘッポコくんは鼻高々です。
その夜は姫の帰還を祝って、夜遅くまで宴が行われました。

第17章 新たなる旅立ち
翌朝、王様はヘッポコくんに言いました。
王「姫も無事戻った。あとは魔王を倒すだけだ。そなたならできる。頼んだぞ」
ヘッポコ「勇者の名にかけて、魔王を倒してみせるぜー」
そのとき姫は言いました。
姫「お父様、わらわは勇者様にお礼がしとうございます」
姫「ヘッポコや。わらわも魔王討伐の旅に連れて行ってたもれ」
ヘッポコくんはびっくりしました。
ヘッポコ「姫、旅は過酷ですよ。お連れするわけにはいきません」
また、マッサージさせられるのはこりごりです。
姫「そんな、ひどい・・・。ヘッポコや。わらわも魔王討伐の旅に連れて行ってたもれ」
ヘッポコ「いいえ」
姫「そんな、ひどい・・・」
(以下、無限ループ)
0023創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/12/21(金) 03:49:01.15ID:EZKANMDg
なんとか姫をなだめたヘッポコくん。
一人で魔王討伐の旅に出ました。
そのとき、どこからともなく不気味な音楽が・・・。

でろでろでろでろでろでろでろでろでーでろりん♪



──お気の毒ですが冒険の書は消えてしまいました──
0024創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/12/21(金) 03:53:08.28ID:m+O0NxZ6
嘘つき妖怪ソプラノハゲ達磨「クロちゃんです!」
0025創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/12/21(金) 03:58:22.89ID:nLJYYTSd
ヌルスケはさ迷っている。

この人に メダル王の城のことを 教えますか?
>はい いいえ
0026創る名無しに見る名無し
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2018/12/21(金) 04:05:04.24ID:x5IpnXzT
【DQ7】

現代、過去の間に世界中を旅して回った風来坊。
故人であるため実際に出会うことはないが、
旅先に残した「冒険家ヌルスケの日記」から彼のことを断片的に知ることができる。
さて、このヌルスケ、主人公たちと同じくメダルコレクターである。
ある日偶然小さなメダルを発見したことが切っ掛けで、メダル収集に命をかけるようになる。
しかし極度の方向音痴で、最後まで【メダル王の城】を発見することはできず、旅先でその生涯を終えるのだった…。
 
しかし数十年かけて集めたメダルは僅か5枚。
「この3枚のメダルでいったいどんな景品がもらえるのであろうか!?」やら、
「たぶん3枚も同時にメダルを持っていくのは私が初めてであろう」やら、
メダルを10枚単位で集めている主人公から見ると苦笑してしまう。
そもそも、DQ7のメダル王からの褒美で最初にもらえる【どくばり】ですらメダルが45枚必要である。
その1/9しか持ってない彼がメダル王との謁見が叶ったとしても何も貰える事無く、
DQ4の【スタンシアラ王】よろしく「でなおしてまいれ」と突っぱねられて終わりだろう。
 
ちなみに彼の墓は現代の【レブレサック】にあるが、そこで彼の評価は一変する。
よそ者を歓迎しない土地柄の割には身元不明の怪しいメダルコレクターの墓はしっかり作ってある辺り、
なんだか微妙に釈然としないものを感じる(特に魔王復活後の村人の反応を見ると)。
 
その旅路は各地の日記の記載から、ダーマ→クレージュ→リートルード→ハーメリア→プロビナ→レブレサックである模様。
また、日記の内容から【エンゴウ】に立ち寄ったり【ユバールの民】と旅をした事が見受けられる。
ほとんど世界二周分ぐらいの距離を移動している。なんだかんだ言ってスゴイ冒険家だ。
なお、レブレサックからメダル王の城は世界地図単位で見ると相当な至近距離である。
最後の最後に目的地間近までたどり着きながら、異邦の地で果てた彼の無念はいかほどか……。
0027創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/12/21(金) 06:17:03.48ID:KPXDSK6/
洞窟内は糞尿の臭いが充満し、その空気は肺の中までねっとりと絡み付く。
「うぅっ」
強烈な悪臭にヌルスケは思わず呻いた。
「誰だい?ヘッポコかい?」
洞窟の奥からしゃがれた声がする。
0028創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/12/21(金) 07:16:58.78ID:bpRVCk0M
「くせもの!」
そう叫んだヌルスケは臭いの元を切り捨てた。
「ギャー!」
チリーン♪
「!!」
ヌルスケは小さなメダルを手に入れた!
0029創る名無しに見る名無し
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2018/12/21(金) 17:16:42.02ID:1tjMoXl+
ヘッポコくんは勇者の役職を剥奪され今は
風来坊のケンと悪霊のララを仲間に
とりあえずフラフラしていました。
0030創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/12/21(金) 23:31:27.60ID:Ck6bxZ1D
ゾンビのアンディも仲間になった!
0031創る名無しに見る名無し
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2018/12/22(土) 03:37:11.95ID:NmnRw6nh
ケン「大昔の戦争で 神は魔王に
やぶれたんだってよ。

ララ「伝説では魔王も 世界を
闇に封印したあと チカラつきて
消えてしまったそうよ。

アンディ「あが あほ みろり。
0032創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/12/22(土) 03:48:20.92ID:giop/Dlu
ヘッポコ「ふーん、ケンの言うとおり
神はずっと昔に、魔王にやぶれてたんだな。
もし、オレが神のそばにいたなら…
神を守ることが出来たかもしれないな」

ケン「ファーーーッwww」
0033創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/12/22(土) 04:02:25.34ID:m5caBbn8
キングスライム戦


ララ「なによ こいつ
かんむりなんか かぶっちゃって。
スライムのくせに ナマイキね。

ケン「キングスライムだな。
何匹かのスライムが 合体して
この姿になると 聞いているが……。

ドゴッ!

ケンの 会心の一撃!

キングスライムを 倒した。

ヘッポコ「いきなり おそってくるんだもん
オイラ びっくりしたぞ。
0034創る名無しに見る名無し
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2018/12/22(土) 07:24:25.73ID:qlswvMn3
しかしルシールは折れ、アンディは成仏した。

そして魔物を倒しても金も出なければ経験値とやらもない。手に入るのは自己満足だけだ。
0035創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/12/22(土) 15:35:02.21ID:m5caBbn8
ララ「ヘッポコ あたしたち
本当に 魔王を たおしたのよね。
本当に やったのよね?
なんだか…… 夢みたい。」

ヘッポコ「起きろ ララ! そろそろ出発だよ。」

ララ「はっ!? やっぱ夢か……。」
0036創る名無しに見る名無し
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2018/12/22(土) 15:58:48.73ID:UvrX33Ul
【たけしの超常現象特番、本日18時56分】 大槻教授がUFOやマ@トレーヤを見たらどんな反応するかな
http://rosie.5ch.net/test/read.cgi/liveplus/1545444404/l50



遊んでないで沖縄の危機に立ち上がれ!
0037創る名無しに見る名無し
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2018/12/22(土) 16:11:03.78ID:2Zd9Zft0
〜ダップン亭〜

ヘッポコ「よし、今日はここで飯を食べて行こう」

ダップン店主「ああ、やっと来たのんね!みなさんに 食べてもらおうと思って
ウチ、1年前から糞尿シチューを作ってたのんね」

ララ「ふ、糞尿?」

ダップン店主「さめないうちに来てくれて良かったのんね
さあ、た〜んとお上がり…」


>はい
ヘッポコは
糞尿シチューを一口食べてみた
この世のものとは思えない味がした!

>いいえ
ダップン店主「そうですのん?
でも、おなかが減ったときはいつでも言って欲しいのんね」
0038創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/12/22(土) 16:54:31.41ID:acyEFr8D
>はい
ヘッポコは
糞尿シチューを一口食べてみた
この世のものとは思えない味がした!
0039創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/12/22(土) 17:14:45.79ID:griNiExd
ヘッポコ「美味い!美味いよコレ!」
店主「へッへッへ、ドーモ」
ヘッポコ「おい、ララも食えよ」
ララ「嫌よ!お腹壊したって知らないからね」
ヘッポコ「美味いのになぁ〜」ブリッ
0040創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/12/23(日) 05:06:59.98ID:eYiTZO0B
ヘッポコは腹痛で3年間寝込んだ

そして、ヘッポコは19歳になった。
0041創る名無しに見る名無し
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2018/12/23(日) 05:30:31.80ID:REQM3gfa
ララ「お前の口は、ケツの穴と逆に付いているのか?」

ララは本性を現していた。腹痛程度で3年間も寝込んでいるはずもなくヘッポコくんはララからリハビリと称したキツい拷問を受けていた。
0042創る名無しに見る名無し
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2018/12/23(日) 07:49:04.47ID:chNuRzdo
ヘッポコ「姫様…グスン…」
0044創る名無しに見る名無し
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2018/12/23(日) 18:56:38.30ID:xLPz54sx
ヘッポコ「正体をあらわしたな化物め」

ヘッポコくんはこん棒を握りしめた。

ヘッポコ「痛いっ!」

なんと、指にトゲが刺さってしまった
0047創る名無しに見る名無し
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2018/12/23(日) 21:38:31.71ID:ptewvLyr
ララ「ブーっ! ブーっ!」

猫「にゃお〜ん。」

トゲ姫「え? 私が姫さまか
ですって? イヤだなあ
かんちがい ですよう!

姫さまの 格好が
ステキだったので
服をマネてみただけよ!」

ヘッポコ「そうなんだ…
でも 似てるなあ。」
0048創る名無しに見る名無し
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2018/12/23(日) 21:49:56.40ID:XDsF+AwQ
ヌルスケ「ふぅ とりあえず
池のそばにある あの建物で
ひと休みしよう。

宿屋「ここは ダーマ神殿をめざして
長い旅をしてきた人が さいごに
立ちよることになる宿です。

宿屋「ここから先は 神殿に着くまで
町はおろか 村さえもありません。

ヌルスケ「時に 店主よ
この 小さなメダルを集めてるという
メダル王の 城について 知らないか?

店主「知らないよ。

ヌルスケ「そうか…。

店主「ここは ダーマ神殿をめざして
長い旅をしてきた人が さいごに
立ちよることになる宿です。

ヌルスケ「……。
0049創る名無しに見る名無し
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2018/12/23(日) 21:54:17.58ID:f7dHMFKT
店主「お客さん 泊まりたいなら 前から話しかけてくれよ。」
0050創る名無しに見る名無し
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2018/12/24(月) 05:52:15.23ID:1Ro+OMKg
「戦いの最中に雑談とはのんきなものだな、ヘッポコ。」
ブタに化けていたララは、油断していたヘッポコくんとトゲ姫を叩きのめすと、
ヘッポコくんだけを抱えヘッポコハウスに戻っていった。
0051創る名無しに見る名無し
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2018/12/24(月) 06:19:18.80ID:NCiokeEm
その頃、姫様は狂気の皇子タケルに襲われていた。
「うおーっ、何が勇者だ、姫様だ。俺は日本神話だっ!」
タケルは草薙の剣を取り出すと護衛の兵を切り殺した。
「よくもこんな乱暴狼藉を…!」
姫様はタケルの襲撃に狼狽し腰を抜かしていた。
「うおーっ俺は日本神話だーっ!」
タケルはそんな姫様にも襲いかかる。
0052創る名無しに見る名無し
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2018/12/24(月) 19:30:14.06ID:kGRgNIIb
とりあえず王国は大魔王やる夫の手により蹂躙され滅亡した。

王さまと姫様は処刑された
0053創る名無しに見る名無し
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2018/12/24(月) 20:21:55.58ID:2FKgrHOZ
ヘッポコハウス

ララ「おい、ヘッポコ!気づいたか?
最近この辺の魔物がやたら狂暴になってること」
ヘッポコ「そうなの?最近ララに襲われたり色々あって気がつかなかったけど」
ララ「なにか不吉なことの前触れだったりしてな」
ヘッポコ「そういえば、お姫様は元気にしてるのかなあ…」
0054創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/12/24(月) 21:10:18.61ID:JbC4TqGD
DONDONDON!!

ヘッポコ「だれだい?」

ガチャ

ケン「メリークソシマス!」ブリッ

ヘッポコ「うわっ!」ブリッ

ララ「わあっ!」ブリッ

3人は脱糞した。
0055創る名無しに見る名無し
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2018/12/25(火) 02:53:19.02ID:VmgcCZdC
そして 夜が 明けた!
0056創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/12/25(火) 05:16:41.67ID:tM+npyve
─────ダーマ神殿─────


神官「ダーマ神殿へよくぞまいられた。
そなたが新たなる生き方を選び、生き方を変えたいと望むのか?」

ヘッポコ「オレ、勇者だったのに、いつの間にか剥奪されちゃったんだ。」

神官「ほう…ヘッポコは再び勇者になりたいと
申すか。だが、その前に……。
糞尿の泉で身を浄めるのがダーマのしきたりなのだ。」

ヘッポコ「わかった!勇者になれるのなら何でもするぜ。」

神官「ならば祭だんの奥にある糞尿の泉に浸かるがよい。
職につくのはその後だ。」

ケン・リュックマン「オレこのバットに誓う、そして救世主になるんだ。早く泉にドボンしようぜ。」

ララ「えぇー、あんな汚い泉に浸かれっていうの?
つ、つま先だけじゃダメかしら?
んーアタシやっぱ、デーモンのままでいいわ。」

神官「何をグズグズしておる!
早く飛び込むのじゃ、糞尿の泉はそなたらの目の前にあるであろう!」
0057創る名無しに見る名無し
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2018/12/25(火) 05:34:24.74ID:tE6e5GyP
ケン「匂うぜ臭うぜ…泉の事じゃない…あんただよ神官さんよ…
人を転職させる事が出来るのは…大神官さまじゃなかったかい?」
ケンはバットで神官の肩を小突いた
神官「ひっ!」
0058創る名無しに見る名無し
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2018/12/25(火) 06:00:13.90ID:gkaIbWPB
神官「…バレちゃ仕方がねえ、俺はただのおっさんさ。ここに居た神官様たちは皆引退したか死んだんだよ。」

ヘッポコ「えっ、なんで?じゃあ勇者になれないの?」

おっさん「…まあ、元々後継者もいなけりゃ、こんな山奥に来る物好きも年々減ってきたしな」

ララ「じゃあ、貴方は誰だ?」

おっさん「俺は昔ここで神官見習いをしてたんだが、ここが閉鎖になってからは職を失い、病気の妻は他界…」

ララ「あ ほ く さ。もうこんな辛気くさいところ帰ろうぜ」
0059創る名無しに見る名無し
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2018/12/25(火) 17:02:06.82ID:APgk/ACg
おっさん「ちょっと待ちなさい」
プシュ
ヘッポコ「うわ〜臭い!」
ララ「嫌だ、なにコレ!?」
ケン「キサマ何をかけたんだ!」
おっさん「……くっくっくっく…どうかな糞尿スプレーは?
くっくっ……まるで身体に力が入るまい。」
ヘッポコ「なぜそんな物をかけるんだ!」
おっさん「まだ分からぬというか?
ワシの正体を知って、無事に帰れると思ったのか?おめでたい奴らよのう。」
ケン「ああっ、力が抜ける。」
ララ「ちょっと!呪文も唱えられないわ…」
おっさん「がははは!さあ、糞尿の牢獄で苦しみながら生きてゆくがいい!」ドカッ
ドボーーーン
ヘッポコ達は糞尿の泉に落とされてしまった。」
0060創る名無しに見る名無し
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2018/12/25(火) 17:49:26.69ID:aQySiMHg
ララ「どういうこと? 何が起こったの?
ここって どこなのよっ!

ヘッポコ「あれれ? 何だここは。

ケン「糞尿の泉に 入ったつもりが…。
温泉に 飛ばされちまったぞ。

*「はぁ〜 ごくらく ごくらくと。

ヘッポコ「だっ、誰だオマエは!?

湯じじい「ありゃ!
これは珍しい お客じゃな。
さては ニセ神官に 騙されおったな。

ヘッポコ「おじいさん 神官を知ってるの?

ケン「いやいや そんな事より
どこかに 出口はないのか?

湯じじい「温泉の外は 山と海に
かこまれておって 出口なんぞ
どこにもありゃしないぞい。

ヘッポコ「な、何だって?

湯じじい「さながら ごくらくの牢ごくじゃな。

ララ「何よそれ!

ケン「じたばたしても しょうがないな。
ここはヘッポコに 全部まかせたぞ。
なんとか出口を 探してくれ。
0061創る名無しに見る名無し
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2018/12/25(火) 19:34:35.91ID:DYU8UGVQ
ケンは水風呂で気持ち良さそうに泳いでいる
「みんなおいでよ、気持ちいいぞ」
0062創る名無しに見る名無し
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2018/12/25(火) 19:40:11.76ID:gO6Lnsn5
ヘッポコは 本棚を調べた。

ヘッポコは
「脱出に成功する100の秘訣」
という本を 手に取って読んだ。

嘘か真か 脱出に成功した人の
経験談が 豊富に載っている。

ていうか 殆ど自慢話だ!
0063創る名無しに見る名無し
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2018/12/25(火) 19:57:29.77ID:jv9n7076
ダーマ神殿

おっさん「ふふふ、また誰かを糞尿の泉に沈めてやりたいねぇ〜
最近は金を奪う事よりも、人を沈める事にオレは夢中なんだよなぁ〜」

そこへ小さなメダルを握りしめた冒険者が現れた

ヌルスケ「すいません、メダル王の城はここですか?」

おっさん「ちょ、ちょっと待つのじゃ」

おっさんはローブを羽織り、冠を被った

偽メダル王「わしがメダル王じゃ!」
0064創る名無しに見る名無し
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2018/12/26(水) 00:29:42.68ID:yuANE5Yb
ヌルスケは、偽メダル王に小さなメダルを渡した。
「よし、これでヌルスケから預かった小さなメダルは12枚。
あと8枚メダルを集めて来たら素晴らしい物と交換してやろう。」
そう言うと、偽メダル王はヌルスケを追い払った。
0065創る名無しに見る名無し
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2018/12/26(水) 02:01:29.11ID:fa/Vxe6o
パリン!
ヌルスケは壺を割った
チャリーン♪
「小さなメダルみっけ!」
「よし、メダルを預かろう」
ヌルスケはメダル王に小さなメダルを取られた
0066創る名無しに見る名無し
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2018/12/26(水) 02:07:53.90ID:8vmfy1WY
ヌル スケ は どう の つるぎ で
メダル おう の くび を はね た!
0067創る名無しに見る名無し
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2018/12/26(水) 04:52:16.95ID:8P9KKbAi
一方、ヘッポコくんとララは糞尿の泉の周辺を探索していた。

ちなみに糞尿スプレーを浴びたことで魔法が使えなかったと思い込んでいたが、ヘッポコくんは元々魔法も特技もないもやしっ子でララはもケンも人外だったので関係なかった。
0068創る名無しに見る名無し
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2018/12/26(水) 06:13:14.33ID:83V58xF2
「あ、ヘッポコくん」
ヘッポコがさまよっていると、マセガキのアナと再会した。
「ヘッポコくんもおじさんに騙されたのですか?」
アナはヘッポコに尋ねる。だがヘッポコは無愛想な顔で「違うよ、偽神官の悪事を暴きに来たんだよ」とうそをついた。

アナは神に選ばれた勇者だったが、年下でマセガキだったのでヘッポコは彼女が嫌いだった。またバカそうだったので見下してもいた。
0069創る名無しに見る名無し
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2018/12/26(水) 06:29:39.10ID:nX37V3Aj
ヘッポコくんはお利口さんだったが魔法はつかえず体力もなかった。近頃は引きこもりがちで友人とは疎遠だ。

アナはバカだが好奇心の塊で体力もあって友人もいた。魔法も使うことが出来た。

ヘッポコはアナに嫉妬していた
0070創る名無しに見る名無し
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2018/12/26(水) 13:25:04.96ID:VR6KA0H+
ヘッポコは 温泉近くの 石碑をしらべた!
そこには こう 書いてあった……。


”読むだけで簡単 きゅうきょくの魔法。
……ギガ・ボッシュート。

”願わくば 清き心のものが
これを 使うように……。


ヘッポコは ギガ・ボッシュートを
おぼえた!

アナは 石碑が 読めない!
0071創る名無しに見る名無し
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2018/12/26(水) 15:23:32.91ID:HA9nnBWc
ハッケヨイの石碑がある
ハッケヨイの石碑にはこうかかれている
『ギガボッシュートを、体得したものよ、その技を、世を救うため、悪を倒すために遣うでごわす我の名はハッケヨイ・ノ・コッタ』
0072創る名無しに見る名無し
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2018/12/26(水) 15:26:54.46ID:9B+NgdWG
ヘッポコはギガ・ボッシュートを唱えた!
ベコン!!
湯じじい「のわーーーっ!」
温泉の底に大穴が開いて湯じじいが飲み込まれた。
ヘッポコ「あらら…」
ケン・リュックマン「やったなヘッポコ!やっと出口を見つけたな」
ララ「これ出口って言うのかしら?」
マセガキのアナ「クスクス…地獄の入口発見!」
0073創る名無しに見る名無し
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2018/12/26(水) 15:32:14.16ID:yyDenkxz
ギガ・ボッシュート…それは究極の穴掘り呪文。

その代償に唱える度に癌の発症率が倍になってしまうのだ
0074創る名無しに見る名無し
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2018/12/26(水) 19:08:12.59ID:83V58xF2
ヘッポコ「おおっ、やっぱ俺って勇者だわ」

ヘッポコ「みんなあの穴に飛び込むぞっ!」
ヘッポコが飛び込もうとするとアナが話しかけてきた。

ヘッポコ「これが真の勇者の力だ。ガキんちょのお前には真似できねえだろ?お子ちゃまは黙って俺についてきな」

ヘッポコ「ああ?穴なんてどこにもないじゃないかだと、お前の目は節穴か?目の前の泉は破壊され大きな穴が空いてるじゃあないか。おれは飛び込むぜ」

ヘッポコは大穴にダイブした。
0075創る名無しに見る名無し
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2018/12/26(水) 19:19:20.66ID:GYWmMuOn
穴へ飛び込んだはずのヘッポコくんは糞尿の泉の上を恍惚たる表情で漂っていた。

そうこれはヘッポコくんの心の弱さと泉の効能が魅せた幻惑だった。
0076創る名無しに見る名無し
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2018/12/26(水) 19:29:50.07ID:itajO1vE
ハッケヨイ・ノ・コッタ『目を覚ますのだ、息子よ……。』

天空から聞き覚えのある声が響き、ヘッポコの頭に雷が落ちた!

ずがどーーーーーん!!!

ヘッポコ「ぎえぇー!」
0077創る名無しに見る名無し
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2018/12/26(水) 20:06:33.17ID:oc16is/J
─あなたは死にました─


王様『よく戦った、勇者ヘッポコよ。
そなたの死は我が国の誇り!
しかしまだ死ぬべき時ではない、再びゆけ、勇者ヘッポコよ!
そなたはこの世界の唯一の光なのじゃ!』

ヘッポコ『はい!頑張りまつ!!』





※「ヘッポコ」

※「おい、ヘッポコ!」

ヘッポコ「むにゃむにゃ」

王様「ヘッポコよ、死んでしまうとは何事じゃ!
とっとと魔王を倒してまいれ、それまで2度と顔を見せるでない!」

ヘッポコ「あわわゎ…」
0078創る名無しに見る名無し
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2018/12/26(水) 20:17:46.93ID:hmP/hxxY
「みんなも死んでしまったのか。」
ヘッポコはケン、ララ、アナの棺桶を引きずって教会へ行った。
0079創る名無しに見る名無し
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2018/12/26(水) 20:28:10.20ID:OTDxhUtG
牧師「祈るのですぞ、ヘッポコよ、お前の気持ちが天に届くとき御霊が降りるですぞ!」
0080創る名無しに見る名無し
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2018/12/26(水) 21:08:04.02ID:IiwP6cQE
実は皆生きておりヘッポコの修行のために
死んだふりをして棺桶に入り
ヘッポコに引きずらせていただいたのだ。

もちろん牧師もグルだ。
0081創る名無しに見る名無し
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2018/12/26(水) 22:55:50.49ID:uonKlSIB
若者「もしやアナタは 勇者ヘッポコさまではっ!?」

ヘッポコ「うん そうだよ。」

若者「いやー さがしましたよ。」

ヘッポコ「ボクに なにか用かい?」

若者「ちょっと 金貸してくんない?」
0082創る名無しに見る名無し
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2018/12/26(水) 23:31:49.58ID:4ihQUilf
そして でんせつが はじまった!
0083創る名無しに見る名無し
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2018/12/27(木) 03:38:12.60ID:/ihBPf+d
ヘッポコ「ボッシュート!」
ズンッ
カツアゲ君は地面にめり込んだ。
若者「ぐえっ!たっ助け…」
ヘッポコ「ボッシュート!」
ズンッ
カツアゲ君の身体は潰され糞尿を垂れ流した。
若者「…………。」
ヘッポコ「ギガ・ボッシュート!」
ベコン
地面に大穴が開き、若者は奈落の底に落ちていった。
ヘッポコは10の経験値と、6ゴールドを手に入れた! 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b)
0084創る名無しに見る名無し
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2018/12/27(木) 04:20:19.53ID:1wnhYCUt
ヘッポコ「はーっ…はーっ…」
ヘッポコくんはヘトヘトだ。肩を上下させるほど呼吸が荒くなり、額からは汗がこぼれ落ちる。
顔色も悪い。

ヘッポコ(めっちゃ疲れるなこの呪文。技名叫んでるだけなのに…)

アナ「ヘッポコさん、顔色悪いですよ。この近くに休憩所が…」

ヘッポコ「いや、へ、平気だ。お前に心配されるほど俺は、や、ヤワじゃないしし」
0085創る名無しに見る名無し
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2018/12/27(木) 05:48:58.79ID:5AnEyMlF
ララ「もう暗いから町の外へ出るのは明日にしようケン兄、ヘッポコ。」

ケン「ああ、そうだね。目の前宿屋だし」

ヘッポコ「ちっ、しょうがねーな」
0086創る名無しに見る名無し
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2018/12/27(木) 06:09:36.59ID:VzXk4ZwE
酔っぱらいのオッサンがヘッポコに話しかけた。


「坊やどんなツライことがあっても負けちゃダメだよ」
0087創る名無しに見る名無し
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2018/12/27(木) 06:20:41.15ID:dlpythDJ
さらに酔っぱらいがヘッポコに話しかけきた。

酔っぱらい「なあ旅の人よ。若い頃のあやまちは誰にもあるものだといわれておろう。

ヘッポコ「ワシにはわからん、アホじゃけえ。

酔っぱらい「だからこそおそれずに信じた道を進むべきじゃと・・・。

ヘッポコ「ワシにはわからん、アホじゃけえ。

酔っぱらい「そして人は成長すると・・・。

ヘッポコ「ワシにはわからん、アホじゃけえ。

酔っぱらい「ならばわしのおかしたあやまちもわしの人生にとって意味のあることだったのじゃろうか?

ヘッポコ「ワシにはわからん、アホじゃけえ。

酔っぱらい「わしにもよくわからん。50年の月日は・・・・・あまりにも長すぎた。
0088創る名無しに見る名無し
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2018/12/27(木) 06:43:52.10ID:Qrxyx0At
「うるせーっ、何が勇者だ日本神話だ。私は中国神話だーーっ!」
酔っ払ったララは青竜刀を振り回し酔っ払いの首をはねた。
0089創る名無しに見る名無し
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2018/12/27(木) 06:50:15.99ID:50smAQDp
ケン「げに恐ろしきデーモン娘かな」

ヘッポコ「怖いねぇ〜怖いからオレ寝る」
0090創る名無しに見る名無し
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2018/12/27(木) 07:11:10.25ID:6DszvHsa
その夜 ヘッポコは 夢を見た_。




ララ「ほらっ あたしは みんなと ちがって デーモン…魔族だから……
魔王を倒したら あたしも 消えちゃうみたい……
さようなら……ヘッポコ。」

ヘッポコ「!!」

ケン「おい 嘘だろ!?」

アナ「嫌だよ こんなの 嫌だよ! お姉ちゃん!」

ゲリーマシン「ララサン ララサン! オイ ヘッポコ ナントカ シロ!」


__________________________。
0091創る名無しに見る名無し
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2018/12/27(木) 10:39:15.17ID:9ygjZJqn
ゲリーマシーン「ヘッポコよ、頼む…トロール族であるお前にたのむは筋違いだけド…」
そこでヘッポコは目が覚めた
ヘッポコ「だ、誰なんだ?あの三人は?!」
0092創る名無しに見る名無し
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2018/12/27(木) 12:46:49.12ID:E7syhWla
ヘッポコ「って、お前みたいな奴の話を聞くわけねえだろ糞ザコがーッ!」

ヘッポコは棍棒でゲリーマシンを殴り付けるとゲリーマシンは大破した。

ヘッポコは0の経験値と1200ゴールドを手に入れた!
0093創る名無しに見る名無し
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2018/12/27(木) 15:17:20.81ID:D7YF0zDD
ハッケヨイ「凄いゴールドだ!コイツはおいしいモンスターだぜ。」
臨時収入を得たヘッポコはゲリーマシン狩りを始めた。
0094創る名無しに見る名無し
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2018/12/27(木) 18:24:43.28ID:R8Z20j1F
ヘッポコはゲリーマシンを狩りまくり、所持金は60000ゴールドになった。
「まだまだ、よしカジノに行こう」
そう言うとヘッポコは街のカジノへと向かった。
0095創る名無しに見る名無し
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2018/12/27(木) 18:37:27.42ID:2wchxvdi
ヘッポコ
「なんだ?ここのカジノじゃドンジャラは遊べないのか?
 オレの華麗なパイさばきを、ララに見せてやろうと思ったのに…拍子抜けだな。

ララ
「そんなこと言って、イカサマしようってんじゃないでしょうね。
 やめてよ、イカサマなんて勇者がすることじゃないでしょ!

ヘッポコ
「なんだい悪魔っ子。
 オレのことを心配してくれてるのか?

ララ
「……私たちにも迷惑がかかるって言ってるのよ!
 この見習い勇者!
0096創る名無しに見る名無し
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2018/12/27(木) 18:58:19.77ID:2bx8NgDL
ヘッポコ「へっ、絵本の女みたいなしゃべり方しやがって。そんなしゃべり方の女なんていねーよ」
0097創る名無しに見る名無し
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2018/12/27(木) 19:07:16.20ID:LP8CxLSo
【究極的穴掘重力】ギガ・ボッシュート
ヘッポコ最強の呪文。
地面に超重力波で巨大な穴を開ける。父親のハッケヨイ・ノ・コッタから受け継いだ一子相伝の呪文。しかし、その威力の代償に、唱える度に癌の発症率が倍になってしまうのだ。

【芸術的爆発地獄】ウロタトモカーオ

アナ最強の呪文。
あまりにも強力な呪文で周囲にも甚大な被害を与えるため、その使用はジュネーブ条約で禁止されており(ケン・リュックマン談)
勝手に使うと死刑にされるが、呪文を使用しなければそれを上回る被害が出ると予想される化け物が出現した場合に限り、王様の許可を取れば使うことができる。

【ルシール】
ケン・リュックマン愛用の武器。木製バットに有刺鉄線を巻き付けてある。死んだ妻だか恋人の名前らしい。
0098創る名無しに見る名無し
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2018/12/27(木) 20:16:25.11ID:5AnEyMlF
しかし王さまは姫様もろとも魔王の一人、やる夫の軍勢により処刑されていたため
この世のものではなくなっていたのだ。
0099創る名無しに見る名無し
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2018/12/28(金) 01:08:25.93ID:lp+HWRM6
それは無いよ。
0100創る名無しに見る名無し
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2018/12/28(金) 01:12:16.91ID:Ue/CoBFI
「はいっ!ふうっ!はい!」
王様は悪の軍勢を切り捨てた。
「はいっ!ふうっ!はい!」
姫も悪の軍勢をボコボコにした。
0101創る名無しに見る名無し
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2018/12/28(金) 02:43:34.13ID:QScAjycr
ゴブリンのこん棒が姫の頭に当たった。
ゴチッ
姫「今のはいたかった・・・ いたかったぞーーーーーっ!!!!!!!!」
0102創る名無しに見る名無し
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2018/12/28(金) 04:31:22.01ID:TyRTtPOP
しかし彼らは魔王の軍勢ではないし、なにか悪いことをしたわけでもない。
ただ肌の色や宗教が違うという理由で勝手に悪というレッテルをはっているだけだ。
0103創る名無しに見る名無し
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2018/12/28(金) 05:00:11.89ID:qfnGGFVL
今の王様は魔王やる夫が派遣した新しい王様…
つまり傀儡だ。

本物の王様は処刑された。だが姫は生きていた。姫は夢の中で父である王様と悪の軍勢と戦っている。
0104創る名無しに見る名無し
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2018/12/28(金) 05:21:57.95ID:o31+kZJF
姫はアナと本名を名乗り、神に選ばれた勇者として
自称勇者のヘッポコと行動していたのだ。
0105創る名無しに見る名無し
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2018/12/28(金) 06:17:52.80ID:ykakqdmV
Heppoco: "Please help!"

Everyone: "Lol no"

Lala: "You get payed gold!"

Everyone: "Well... Of course we'll help, you're our local hero!"
0106創る名無しに見る名無し
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2018/12/28(金) 06:20:14.47ID:ywEZKlg7
ハッケヨイ・ノ・コッタは伝説の井戸掘りだった。

彼は勇者ではなかった。
0107創る名無しに見る名無し
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2018/12/28(金) 10:09:32.47ID:ErTf/ucw
勇者とは滅び行く世界を延命させるための生贄である。
だから人々の家に押し入って金品を強奪されても誰も文句は言わなかったし逆に歓迎することすらあった。。

ハッケヨイはこの真実を知っていたため勇者にならなかった。
0108創る名無しに見る名無し
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2018/12/28(金) 11:29:25.25ID:89NYM6r/
ヘッポコ・ノ・コッタはなぜ父親がギガボッシュートを封印したのか、ウロタトモカーオの呪文の謎について調査を始めた
ヘッポコ「アナがウロタトモカーオを唱えたとき、世界はどうなったんだ?!そして、世界を脅かすほどの化け物とは何者だったんだ?!」
その時、フォースをヘッポコは感じた
ハッケヨイ『ヘッポコよ、西へ、西へと向かうでごわす…』
0109創る名無しに見る名無し
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2018/12/28(金) 19:00:02.30ID:o31+kZJF
ヘッポコ一行は王都を出て西へ向かうと、ペンペン草も生えない荒野が広がっていた。
0110創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/12/28(金) 22:52:33.84ID:pfr08iAQ
ヘッポコはある民族の村にたどり着いた
皆が同じような顔をして、同じような言葉を言い、同じような行動をしている
ヘッポコ「な、なんだ?!ここは?!」
婆「ここは、呪われた村じゃよ、すべての村人から『個』というものを奪われてしまった」
ヘッポコ「『個』がうばわれた?!なぜ?!」
婆「呪いの蒼き羽根の竜、ドラグマグラ、じゃよ」
占い師の婆は不思議のにおいのするタバコを燻らせるとため息をついた
婆「このむらにはいったら、お前も無個性の人間になる、村人は村を破壊から守るためにドラグマグラの愛すべきすべての個性を差し出したのじゃ」
0111創る名無しに見る名無し
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2018/12/29(土) 00:32:51.76ID:KsDgTqmL
「お邪魔しました。」
そう言うと、ヘッポコはペンペン草も生えない荒野に戻った。
0112創る名無しに見る名無し
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2018/12/29(土) 02:37:08.24ID:xmqe1ihX
ヘッポコ: ジャーーンプッ!
着地ッ!
すかさず――…
…見たな…
そして、聞いてしまったなッ!
俺の独り言をッ!!
0114創る名無しに見る名無し
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2018/12/29(土) 04:49:39.04ID:xutELzXz
廃村に足を踏み入れた一行。
そこで待っていたのは、
この世と切り離された世界「モルゲッソヨ」での絶望の一夜だった……。
0115創る名無しに見る名無し
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2018/12/29(土) 04:57:58.10ID:PsX7x+Gp
「ワッ!」

「フヒィ……びっくりしたぁ〜」

 ヘッポコが情けない声を上げたのを聞いてか、ララは犬歯を見せつけるような悪魔的な笑い方をした。

「何か臭くないか?嫌な感じがするぜ……」

ケンは辺りを見回しながらバットを握りしめている。
0116創る名無しに見る名無し
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2018/12/29(土) 05:10:56.03ID:uMaG894N
1時間ほど歩いたころだろうか、急に視界が開けた。
─三日前─


 廃墟。そう形容するのが一番ふさわしい光景が目の前に広がっていた。
 窓ガラスは割れ、建物自体も崩れているところもある。そんな建物がいくつか見受けられる。
 ヌルスケはそれらにはあまり近づきすぎないようにその廃村を見て回った。
 ヌルスケが通ってきた道がちょうど南に位置しているようだ。その入り口の正面とその左隣には家のようなものがある。
 プレハブ小屋のような形の建物で、コンクリートでできているように見えるが正確なところは不明だ。壁にはひびが入っており、つたも這っている。
 南側にドアと小さな窓がある。窓ガラスは割れている。
 その2つの建物の間には細い道があり、階段のようになっている。ヌルスケはそちらへ向かった。
 人一人が通れるくらいの幅の道で、石を積んで作られた階段が続いている。
 2つの建物の右側の建物の後ろにも同じような形の建物があった。同じ形のものは他には無いようだ。
 階段を上る。石の大きさが不揃いなせいか足場が悪い。
 左手は開けた土地のように見えたが、どうやら違うようだ。細長い石がいくつか並んでおり、何かの目的があって並べられたものだとわかる。おそらく、墓地だろう。
0117創る名無しに見る名無し
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2018/12/29(土) 05:14:49.85ID:sZPGtoGe
 階段はそのまま右の方へ進んでおり、右奥の方へ続いているようだ。
 途中から階段は終わり、土の斜面があらわになってきた。
 つきあたりまで進むと二手に分かれていた。右の道は下り坂で、おそらくヌルスケが最初にいた場所へ向かっているのだろう。こちらは後回しにして、ヌルスケは左の路へ進んだ。
 こちらの道はすぐに終わった。目の前には小さな祠のようなものがあり、何やらお札のようなものが貼られていた。
 辺りを警戒しつつ祠に近づく。なにが書いてあるのかは分からない。紙も古く、今にもはがれそうだ。
 その周辺には特に変わったものもなく、ヌルスケは一度入口に戻ることにした。
 先ほどのわかれ道を通って行くことにする。やはり入口へ続いているようだ。道は緩やかな下り坂になっており、カーブを描きながら入口の方へのびている。
 坂が終わり、最初の場所に着いた。先ほどは気付かなかったが、入口のそばにあるものがあった。
 井戸だ。ここに来るまでには川もなかったし、生活用水をくみ上げるためのものだろう。
 中を覗き込む。底が見えないほど暗い。ヌルスケは手近にあった小石を中に落としてみた。
 ・・・・・・・・・・。
0118創る名無しに見る名無し
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2018/12/29(土) 05:21:59.02ID:9yd0UmMM
音は聞こえなかった、相当深いようだ。
 そばにはロープがあった。だいぶ古く、痛んでいるが、ヌルスケはそのロープを井戸の中に放り込んだ。この後井戸の中を調べる際に使えるように。
 村の全体像は分かった。ヌルスケはここで休憩することにした。

 しばしの休憩の後、ヌルスケは調査を再開した。
 手始めに民家のような建物に入ってみることにした。
 建てつけが悪いのか、古すぎるせいか力を入れないと開かなかったが、素材自体はしっかりとしている。
 やはりそこは民家だったようで、テーブルと食器、台所のような場所もある。
 入ってすぐのところがキッチンとダイニングに相当するのだろう。奥の壁には窓もある。
 他に目ぼしい物も無かったため、外に出る事にした。
 時刻は昼を過ぎたころか。ここで一泊するわけにもいかないので手短に済ませよう。
 続けて隣の民家、道の途中の民家にも入ってみたが、最初の民家を大差はなかった。
 この村には何人くらいの人がいたのだろうか?椅子の数等で確認できないこともないのだが、村民名簿のようなものは無いのか?
 そこで思いついたのが墓地だ。
墓石の数で大よその把握を試みることにした。
 しかし、それは出来なかった。
文字が読めないのだ。
時間がたち、雨風にさらされたせいかあちこち欠けており、文字らしきものが書いてあることはわかるのだが
読めないものや、墓石なのかどうか判断がつかないもの、砕けてしまっているものもあり、この方法は使えないことが分かった。
 現段階ではある程度の人がいて、葬儀の習慣もあった。また、弔う人がいたことくらいしか分からない。
0119創る名無しに見る名無し
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2018/12/29(土) 05:25:57.61ID:fJUyZK3F
突如、強い風が吹いた。草木が揺れ、大きな音を立てる。
 風がやみ、静寂が戻る。
 長年の経験が警鐘を鳴らしている。嫌な予感がする。
 ヌルスケは祠へ向かうことにした。何かが起こっているとしたら、あそこしか考えられない。

 祠の周辺の空気が重く感じる。先ほど訪れた時と何かが違う。
 注意深く見るまでもなく、明らかに変化している点がある。
 「お札が、無くなっている・・・?」
 祠の正面に貼られてあったはずのお札が無い。
 ここにいてはいけない。本能がそう告げている。ヌルスケは駆け足でその場を立ち去ろうとした。
 「動けない!?」
 まるで金縛りにあったかのように、ヌルスケの体は祠の前から動けない。
 すると、祠の扉が、お札で封印されていた扉が開き始めた。
 まずい。とにかく逃げなければ。
 不意に体が動くようになった。態勢を崩しつつも急いでそこから走り去る。
 坂を下る。後ろから見えない手が追ってきているような感覚に襲われる。
 入口の近くまで来た時、再び体の自由がきかなくなった。
 「!?」
 見えない力によって、ヌルスケの体は引きずられる。その先には井戸。
 「なにをする気だ!」ヌルスケの声だけがむなしく響く。
そして、ヌルスケは―――。
0120創る名無しに見る名無し
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2018/12/29(土) 05:30:45.78ID:s1QOxY5n
小さなメダルを見つけた。
0121創る名無しに見る名無し
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2018/12/29(土) 06:04:04.31ID:0fEZy3Uo
ヘッポコくんたちは共和国の国境警備隊に襲撃を受け応戦するも
摩訶不思議な道具によりなすすべも無く拘束され
馬のいない馬車に乗せられた。

ケン「俺たちを何処へ連れてく気だ。」

隊員「近くに街がある。そこに我々の基地がある。そこへ行く」
奇妙な馬車は唸り声を上げ煙を後ろから吐きながら荒野を走る。

アナは奇妙な乗り物に好奇心を躍らせるが
ケンは何処へつれてかれるのか不安になった。

ヘッポコ「やべえよ…やべえよ…」
0122創る名無しに見る名無し
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2018/12/29(土) 07:05:41.58ID:0R2lFYga
30分後、
ヘッポコくん一行を乗せたトラックはニューモルゲッソヨシティの中央に到着した
0123創る名無しに見る名無し
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2018/12/29(土) 12:14:33.68ID:tk7swJ0m
ニューモルゲッソヨシティの横にヌルスケがピンチになっている廃村がある
ヘッポコ一行をのせたトラックはそこで一時休憩をとることにした
隊員「ここは、昔の隊長が入るなと言われてた場所だぞ?!」
隊長「大丈夫だ、俺たちの装備、この人数で何か来たとしても負けるわけがないだろうよ」
0124創る名無しに見る名無し
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2018/12/29(土) 12:46:41.86ID:3r8FUwbn
国境警備隊の隊員たちは奇妙な形をした杖のような武器で武装していた。

30分前のことである。ヘッポコ一行が隊員たちと戦闘になった時のことだ。

彼らはそれを構えると雷鳴のような音が響いたかと思うと
鋼の肉体を持つ、あのケンが倒れ足から血を流していたのだ。

ヘッポコくんは降伏し今にいたる。
0125創る名無しに見る名無し
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2018/12/29(土) 15:26:30.70ID:MPJs548H
ララ「アナ姫ー!早くあれ使っちゃいなさいよ」
ケン「そうだ、ウロタトモカーオを!」
アナ姫「えーっ、王様に許可とらないと…それに、あの呪文は疲れるし」
0126創る名無しに見る名無し
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2018/12/29(土) 16:13:30.44ID:5Xkok9Ad
アナ「まだ完成形ではないですし、今みたいに狭い所や小型の敵に対し使うものではありません。」
0127創る名無しに見る名無し
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2018/12/29(土) 16:31:06.63ID:PMmcIL3H
アナ(私は皆に姫であることもウロタトモカーオのことも秘密にしてたのに、何故知っているのだろうか…?)

ヘッポコ「つかえー、つかえー!」
0128創る名無しに見る名無し
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2018/12/29(土) 17:10:38.42ID:tk7swJ0m
アナ姫「では、試しにウロタトモカーオの初級である最小呪文のトモカーオをお見せしましょう」
アナ姫はヘッポコに向け「ツハクバツジイゲ!!!」
とさけんだ!
ヘッポコのからだが宙に浮かび上がる
ヘッポコ「う、動けない!トロールである僕の怪力でも解くことができない!」
アナ姫「トモカーオ!!!!」
ボン!!!!!
ヘッポコのあたまが破裂した!かに見えた
アナ姫「解除」
ヘッポコは気を失い地面に倒れた
アナ姫「今のはあくまでも練習用のイミテーション、現実のものではありません」
ヘッポコは目を覚ました
ヘッポコ「やるじゃねえか、姫よぅ」
0129創る名無しに見る名無し
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2018/12/29(土) 19:44:45.47ID:an6QsieB
井戸の横で気を失っていたヌルスケは雷や爆発音にビックリして飛び起きた
「な、な、なんだー?」
恐ろしくなったヌルスケは急いでモルゲッソヨ村を後にした
0130創る名無しに見る名無し
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2018/12/29(土) 19:59:57.05ID:Ud3MpgJ1
ズンッ…ドガァーーーーーン!!
いきなり井戸が大爆発した。
そして地底から巨大なモルゲッソヨが現れた!
小型のモルゲッソヨも穴からわらわらと這い出してきた。
国境警備隊もモルゲッソヨの大群に襲われている。
このままでは全滅必至だ。
0131創る名無しに見る名無し
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2018/12/29(土) 20:53:14.40ID:4cEB0Wst
国境警備隊の戦闘種族部隊が回転しながら飛び出してきた!
隊員「おお!特殊部隊か!」
戦闘種族部隊は数十名だが、とんでもない能力の持ち主の集団である
眼力だけでモルゲッソヨをくだけらすものもいるほどである
0132創る名無しに見る名無し
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2018/12/29(土) 21:32:16.87ID:Gd6mmkFd
戦闘種族たちはカラクリと人体を融合させる技術を有した賢者の集団だ。

国境警備隊…すなわち共和国側では彼らのことを「みゅーたんと」または「さいぼおぐ」と呼んでいる。
0133創る名無しに見る名無し
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2018/12/29(土) 22:28:06.45ID:5Xkok9Ad
サイボーグたちはあっという間に味方諸共、モルゲッソヨの群れを殺戮していった。

隊員「うわーっ、やめろっ、俺たちは味方だ!」

サイボーグ「ここは立ち入り禁止区画だ。スパイ容疑で粛清する。」
0134創る名無しに見る名無し
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2018/12/29(土) 23:45:18.91ID:4cEB0Wst
隊員「勘弁してくれぇ!」
サイボーグ「しかし、貴様らはなぜここに入ったのだ…処刑はそのあとになる…犯罪者データをとってからだ…」
隊員「う、ウロタトモカーオだ!」
サイボーグ「!!!!!???」
隊員「こ、このむらにウロタトモカーオの呪文の謎を秘めたものがあると聞いた」
0135創る名無しに見る名無し
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2018/12/30(日) 03:25:19.22ID:bsHdBc2C
ヘッポコ「よく分からないけど、何か仲間割れしてるのかな?」

ケン「今のうちに逃げるぞ!」

ララ「やつらウロタトモカーオを知ってるみたいだし…アナがヤバいんじゃない?」

アナ「んー、そうなの?あっ!」

※『ピピッ……高レベルの魔力を感知…』
四人の前にサイボーグが現れた。

ララ「アタシが時間を稼ぐから、みんな逃げて!」

ヘッポコ「ララ!」

サイボーグ『…ムダな抵抗はスルナ』

ララ「あついよ〜あついよ〜メラメラあついよ〜」

ケン「うおっ、あれはララの火炎属性の魔法で破壊力は相当な物…」

ヘッポコ「みんな逃げろぉ!」

ララ「メラメーラ!!!」

コンッ

サイボーグ『……。』

ララ「こ、コンって……。」
0136創る名無しに見る名無し
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2018/12/30(日) 04:11:48.65ID:w3nthV4g
ドゴッ!
「ぎゃぴ!」
サイボーグは巨大なモルゲッソヨに踏み潰された。
「アナ……アナ……オマエを……待っていた……。」
モルゲッソヨはアナに話しかけた。
アナ「モルゲッソヨ……?」

────────10年前────────

召し使い「アナ様〜?何処にいるのですか。」
アナ「誰もいないわよ。」
王様「ハハハ……アナ 、何をふざけとるんじゃ?」
アナ「来ちゃだめー!なんにもいないったら!
あっ、出て来ちゃだめ。」
モルゲッソヨ「ゲッソ……。」
召し使い「モルゲッソヨの子供です」
王様「やはりゲッソにとりつかれていたか……渡しなさいアナ!」
アナ「いやーっ!なんにも悪いことしてない!」
王様「モルゲッソヨと人とは同じ世界には住めないのだよ。」
アナ「ああっ!お願い、殺さないで!お願い……。」

─────────────────────

アナ「あなた……あの時の……?」
モルゲッソヨ「……ゲッソ。」
0137創る名無しに見る名無し
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2018/12/30(日) 05:07:38.64ID:xhZ1W93y
「ギャアアアッッ!!」
だが巨大モルゲッソヨは他のサイボーグやミュータントたちから攻撃を受け、悲鳴を上げながらあっという間に死んでしまった。

「くそっ、油断した。」
踏み潰されたはずのサイボーグaも何事もなかったように立ち上がりながら、巨大モルゲッソヨの死体を持ち上げ横に投げた。

「ウロタトモなんとかってなんだ?漫画の技か」

共和国側では魔法が実在すること知っている人間は少なかったのだ。
0138創る名無しに見る名無し
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2018/12/30(日) 05:43:31.09ID:/pWikotR
サイボーグb「こいつらはなんだ?」
ミュータントa「さあ?、浮浪者か東にすんでいる原住民なんだろう」
戦闘種族部隊隊長「役所的な手続きは面倒だ。皆殺しにせよ」

戦闘種族サイボーグ及びミュータントたちはヘッポコたちに襲いかかろうとしていた。
0139創る名無しに見る名無し
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2018/12/30(日) 06:39:32.88ID:+Ib8uYDT
ケン「なんだそれは!?」

アナは右手を上にかざすと、手のひらに稲妻がほとばしると稲妻の槍が生成されたのだ。

アナは槍投げの構えを取ったあと、その稲妻の槍を戦闘種族の軍勢に投げつけた。
稲妻の槍は敵軍の目の前で無数に分裂すると
そのまま降り注いだ。

降り注いだ稲妻は戦闘種族たちが持つ強靱な皮膚をやバリアを破り、切り裂き致命傷を与えていく。戦闘種族部隊の兵たちは悲鳴をあげる暇もなく次々と倒れていった。生き残った者達も
突然のことに混乱状態に陥った。

その技は神代から伝わる名前のない技であり、
ヘッポコどころか賢者であるケンすらも知らない技だった。

ヘッポコ「マセガキのくせに…!」

ヘッポコくんはアナに嫉妬の炎を燃やした。
0140創る名無しに見る名無し
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2018/12/30(日) 06:52:41.75ID:gdhY+zB1
「主人公をナメるなよ〜!」
ヘッポコは恐慌状態になったサイボーグをつかまえた。
「キサマ〜歯を食いしばれ!」
ズムッ
「ぐはあっ!」
顔を殴るそぶりを見せながら、ヘッポコはサイボーグのボディを殴った。
0141創る名無しに見る名無し
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2018/12/30(日) 07:03:38.74ID:ajq8GVUh
「歯を食いしばれ!主人公パンチ!!」
ズムッ
「グゲッ!」
ミュータントほヘッポコにボディを食らった。
0142創る名無しに見る名無し
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2018/12/30(日) 07:26:10.74ID:bD+F6+w9
ヘッポコくんの殴っている相手は
後方支援を担当するサイボーグやミュータントたちだったので
彼のへなちょこパンチでも通用した。

だがヘッポコくんもノーダメージでは済まない。殴っている内に拳は砕けそれどころか敵に囲まれリンチを受けそうになったのだ。

ケン「おい、ヘッポコ逃げるぞ。アナもドヤ顔はもういいから!」

ヘッポコはアナを抱えるケンに手を引かれ、その場から撤退した。
0143創る名無しに見る名無し
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2018/12/30(日) 08:52:08.34ID:01L5XKUk
ヘッポコたちは近くのニューモルゲッソヨシティニューモルゲッソヨシティに潜入するとまずは宿屋に泊まった。
0144創る名無しに見る名無し
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2018/12/30(日) 09:30:57.47ID:/pWikotR
宿屋は繁華街の外れにある掘っ立て小屋だ。
風呂は目の前の銭湯で、部屋は少なくヘッポコとアナは相部屋になった。
0145創る名無しに見る名無し
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2018/12/30(日) 10:41:45.58ID:RTZEGZXI
アナは1つしかないベッドに図々しく横たわると
そのまますやすやと眠りだした。
0148創る名無しに見る名無し
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2018/12/30(日) 13:01:19.05ID:RTZEGZXI
アナは不死になる呪いがかけてあるので死ねなかった。

ヘッポコは苦しむアナを見くだすようにほくそ笑むと、復活する前に彼女の装備を剥ぎ取り全裸にした。
0150創る名無しに見る名無し
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2018/12/30(日) 14:51:16.14ID:BpDkOWSi
そして、服を着せてあげ上から毛布を掛けてあげた。
ヘッポコ「ゆっくりオヤスミ…。」
0151創る名無しに見る名無し
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2018/12/30(日) 15:32:51.65ID:1Y+Ajpt3
モルゲッソヨの宿長「客人どの!敵襲だ!すぐさま、避難所に移動のほどを!」
ヘッポコはアナとケンをたたき起こした!
ヘッポコ「敵襲だ!早く起きろ!!!」
ヘッポコが窓の外をみると全身を武装し槍を持ったモルゲッソヨの騎士達が六本の足を持つ野獣に乗り、村の入り口に疾走していく!
その中に金色の兜と鎧を身に纏ったモルゲッソヨが真っ白な長髪の六本の足を持つ野獣にのり、駆けていく姿が見えた
ヘッポコ「あ、あいつは?!な、なにもの?!一人だけ気の力が半端ないぞ…」
0152創る名無しに見る名無し
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2018/12/30(日) 16:48:51.28ID:WQL6GbTK
モルゲッソヨの騎士達は廃村寸前のモルゲッソヨ村の守り神のような存在だ。
ヘッポコ一行から見れば味方ということだ。

では敵襲とはなんなのか…?
モルゲッソヨ村の入り口に陣を構える騎士達が迎え撃つのは、
なんと大都市「ニューモルゲッソヨシティ」の戦闘部隊だった。

ヘッポコ「同じモルゲッソヨの民が何故?」
0153創る名無しに見る名無し
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2018/12/30(日) 17:05:20.46ID:p6RJlrmr
宿屋「こっちじゃ!」
ガタン
宿屋が床板を外すと地下通路が現れた。
一行は梯子を使い地下へと下りた。
0154創る名無しに見る名無し
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2018/12/30(日) 20:05:35.59ID:WQL6GbTK
六本足が現れた。しかし彼もこちらの味方である。

六本足「ギギ…シティの奴らは人でありながら楽な生活に釣られ、魔王に魂を売った裏切り者たち。奴らはとうとう我々を抹殺しに来たのだろう。」

ララ「だれだお前。」
0155創る名無しに見る名無し
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2018/12/30(日) 20:40:29.12ID:bD+F6+w9
モルゲッソヨの騎士王「おお、申し遅れた。おらはこの村の守り神、この地下通路の案内人でもある。」


ララ「おまえ誰だよ。」
0156創る名無しに見る名無し
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2018/12/31(月) 02:12:52.50ID:0W9PhVX/
一行は変な奴を無視すると、地下洞窟のおくへと歩いていった。
0157創る名無しに見る名無し
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2018/12/31(月) 06:10:55.84ID:f5Slofw4
ジメジメとした地下道は一本道ではあったが
いけどもいけども出口は見えない。
0158創る名無しに見る名無し
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2018/12/31(月) 06:16:39.41ID:Tljq+6lE
30分程歩くとやっとドアを見つけた。
ケン「みんな気を抜くなよ」
ヘッポコ「開けるぞ」
ララ&アナ「……うん」
ガチャ
ヘッポコ母「誰だい?ヘッポコかい」
なんと、地下洞窟はヘッポコの実家と繋がっていた!
0159創る名無しに見る名無し
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2018/12/31(月) 06:19:12.89ID:Tljq+6lE
30分程歩くとやっとドアを見つけた。
ケン「みんな気を抜くなよ」
ヘッポコ「開けるぞ」
ララ&アナ「……うん」
ガチャ
ヘッポコ母「誰だい?ヘッポコかい」
なんと、地下洞窟はヘッポコの実家と繋がっていた!
0160創る名無しに見る名無し
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2018/12/31(月) 07:47:58.87ID:2Ia4gxcE
母「うわっ、あんたたち酷い匂いじゃないか。早くお風呂にはいりな!」

ヘッポコとアナは風呂場につれてかれた。

アナ「わー、温泉じゃないですか、広いし。ヘッポコさんが羨ましいです。ヘッポコさん?」

ヘッポコくんは目を背けている。

アナ「…ああ、お子ちゃまには刺激が強すぎましたねえ」

ヘッポコくんはマセガキのアナの挑発に激怒した。
0161創る名無しに見る名無し
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2018/12/31(月) 12:12:15.96ID:7P73zIbF
地下の温泉で戯れている頃、地上ではモルゲッソヨ騎士団と、ニューモルゲッソヨシティの戦闘部隊が小競り合いを始めていた
金色の騎士団長「我々の廃村に立ち入ることは許さぬ!」
部隊長「そこをどけ!モルゲッソヨ同士の戦いは我々とてのぞまぬ」
ニューモルゲッソヨシティの戦闘部隊は五千は下らなく、騎士団の数百ではとても太刀打ちできぬことは明らかであった
しかし、ニューモルゲッソヨシティが廃村に進行できぬ理由のひとつに長破壊魔術、ウロタトモカーオの存在があることは明らかであった
ウロタトモカーオを発動されることは戦闘部隊が殲滅することを意味する
0162創る名無しに見る名無し
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2018/12/31(月) 12:19:13.93ID:f5Slofw4
「何が勇者だ。俺は主人公だッ!」
ヘッポコはアナを押し倒し、たわわに実る乳房を味わいもみし抱いた。
「ヘッポコさん、痛いです。」
ヘッポコは痛がるアナを無視、そのままインパラのような足を開き 
股座に顔を近づけ薄い茂みに守られた花弁に舌を這わすと、彼女は痙攣を起こし呻き声をあげた。
ヘッポコはニタリと下劣な笑みを浮かべ、さらに花弁の頂点を刺激する。
アナの呼吸は荒くなり、花弁は蜜が溢れかえ、呻き声も悦びの喘声に変わり
浴室に響き渡る。そして彼女は初めての絶頂に達した。
0163創る名無しに見る名無し
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2018/12/31(月) 12:38:56.03ID:0IrSFJmi
ヘッポコは母に淫行を見られているのに気が付いていない。

母親が見ている前でヘッポコはアナに容赦ないピストンの後ザーメンを子宮に注ぎ込んだ。
0165創る名無しに見る名無し
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2018/12/31(月) 16:09:10.68ID:kIneHWJv
ヘッポコが犯していたのはアナではなく、母に化けた妖婆だった!
妖婆「ああっヘッポコ。どんなだえ。気持ちいいかい? ・・・・ああ・・かあさん今なら安全だよ。」
ヘッポコ「・・・? はうあ!? だっ、誰だオマエはーーーーっ!」
0166創る名無しに見る名無し
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2018/12/31(月) 16:35:27.36ID:f5Slofw4
妖婆もまた妖艶である。

ヘッポコは妖婆の誘惑に負けたあげく精気を吸いとられ死んでしまった。
0167創る名無しに見る名無し
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2018/12/31(月) 19:44:53.75ID:F+cVcZ8n
妖婆は見た目はむちゃくちゃグラマラスで色気のある目鼻立ち、見た目は20代後半ぐらいの花盛りの女の見た目であった
妖婆「我々魔族は500才まで生きるからねぇ、見た目は若く見えるかもしれんねぇ」
ヘッポコ「ボッキーーーン!!!!」
ヘッポコのもろタイプの外人風グラマラス美女にヘッポコは結婚すら考えた
0168創る名無しに見る名無し
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2019/01/01(火) 04:29:35.90ID:iMUsnPOk
ヘッポコ「はっ!夢か……。」
0172創る名無しに見る名無し
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2019/01/01(火) 12:45:27.89ID:iMUsnPOk
ヘッポコはララの故郷へ旅だった。
0174創る名無しに見る名無し
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2019/01/02(水) 08:23:03.48ID:K9wGLio+
ヘッポコ「……そうだ、ララの故郷へ行くにしろ行かないにしろ、ちょっと試したいことがあったんだ」

ケン「? 何かあったか?」

ヘッポコ「ララが忘れていった魔法の箱…ほら、これ……開かないんだよ」

アナ「うーん、アナの魔法なら開くんじゃないか?……」

ヘッポコ「アナ、ちょっとこの箱を開けて欲しいんだけど……」

アナ「……。」

ヘッポコ「アナ〜頼むよぉ」

アナ「嫌よ!ヘッポコなんか嫌い」
0175創る名無しに見る名無し
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2019/01/02(水) 08:24:42.79ID:K9wGLio+
× アナ「うーん、アナの魔法なら開くんじゃないか?……」

○ ケン「うーん、アナの魔法なら開くんじゃないか?……」
0176創る名無しに見る名無し
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2019/01/02(水) 08:49:27.97ID:mozb6JTP
ヘッポコ「ほう、そんな奴に処女穴犯されてヨガっているのは、どこのどなたでしたかな?」

アナ「…」
0178創る名無しに見る名無し
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2019/01/02(水) 16:13:55.26ID:mVOpVVU1
箱の中身はなんと!
0180創る名無しに見る名無し
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2019/01/03(木) 00:54:50.90ID:Jg+yTrsJ
ヘッポコ「ボッシュート!!!!」
呪ン!!!
ヘッポコのボッシュートが炸裂し、二人はペチャンコになった
ケン「おまえ、もうボッシュートが使えるのか?!」
ヘッポコ「この上の上級念術メガボッシュート、さらにその上のギガボッシュート、最上級奥義念術、テラボッシュートまではまだまだだよ」
ケン「テラボッシュートとは?!」
ヘッポコ「トロールの伝説の書類には村ひとつが吹き飛ぶとかいてあった!」
0182創る名無しに見る名無し
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2019/01/03(木) 05:31:22.47ID:gguRSbqv
「ウゴロロロッッ!?」
ヘッポコは口や目、体のあらゆるアナから血を吹き出し、苦しみながら死んだ。

ボッシュート系の技は使えば使うほど
己の命も財産も経験値もボッシュートしてしまうのだ。

だからハッケヨイ…いやトロール族はこの技を封印したのである。
0183創る名無しに見る名無し
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2019/01/03(木) 05:44:32.47ID:YiFXfj8a
ボッシュートされた経験値や命は世界滅亡の糧として世界中にいる魔王たちに配当されます。
0184創る名無しに見る名無し
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2019/01/03(木) 05:52:18.16ID:dVE0O66Z
>>97
0185創る名無しに見る名無し
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2019/01/03(木) 06:24:26.27ID:59WRPMIC
ヘッポコ「もう戦争はたくさんだ! オレは故郷へ帰りたいんだ!
どんなに貧乏でも泥にまみれて暮らしていた方がいいに決まっている!
もう人殺しはたくさんだ! 故郷へ戻って家族と一緒に暮らしたいッ!!」
0186創る名無しに見る名無し
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2019/01/03(木) 06:35:20.66ID:pSgv2qkB
ララ「ヘッポコ久しぶり」
ヘッポコ「ララーーーッ!生きとっとんかワレ!!」
0187創る名無しに見る名無し
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2019/01/03(木) 07:01:26.92ID:od1ZPTE8
ララ「ゲゲゲッ、お前の経験値とお金はいただいたぞ〜!」

ヘッポコ「なに!?」
0188創る名無しに見る名無し
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2019/01/03(木) 07:31:58.67ID:eumJ7TA2
ヘッポコ「経験値も金も好きなだけ持っていけ」
そして二人はめちゃくちゃセックスした。

Baby Baby Baby Baby Baby Baby Baby
俺のすべては おまえのものさ
Baby Baby Baby Baby Baby Baby Baby
夢の彼方へ 連れ去ってくれ♪
0189創る名無しに見る名無し
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2019/01/03(木) 08:15:01.70ID:HBqVr7Ge
ふと ベッド脇の 鏡を見ると
そこには ヘッポコに またがる
妖婆の 姿が 映っていた。

ヘッポコ「うう……また……妖婆だ………うぐぐ……」

その時 寝室の ドアが 開いた。

ケン「ヘッポコ!!」

アナ姫「ヘッポコさん……!」
 
妖婆「邪魔をするな……
 じゃま…を…する…な……
 ジャ…マ…ヲ……スル……ナ!!!」

妖婆は ヘッポコの 精気を 吸い取っている。

ヘッポコ「あわわわわわ…………」
0190創る名無しに見る名無し
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2019/01/03(木) 09:16:00.12ID:BfTdd0D+
ケン「念を使え!」
アナ「しかし、今念で攻撃すればヘッポコも?!」
ケン「仕方がない!ヘッポコのためだ!やるしかない!」
アナ「ウロタトモカーオ!!!!」
ドドドン!!!!
0192創る名無しに見る名無し
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2019/01/03(木) 16:03:55.13ID:HBqVr7Ge
勇者のユニークスキルでヘッポコは復活した。
ヘッポコ「ひとり か……。」
0193創る名無しに見る名無し
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2019/01/03(木) 16:42:51.93ID:tqB0t3NZ
モルゲッソヨ村、ニューモルゲッソヨシティも蒸発して消えてしまった。

各地では、十二支がモチーフになった怪物がが続々と現れていた。

イノシシ豚「ブヒヒヒ、世界はオレたちの物だブーッ」
0195創る名無しに見る名無し
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2019/01/03(木) 18:07:36.46ID:9UT8/5OR
帝国ホテルから皇帝が現れ、イノシシ豚を一刀両断した。

皇帝「この世界を支配するのはこの私だ、貴様ら豚ではない」
0197創る名無しに見る名無し
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2019/01/04(金) 03:22:16.57ID:7Iyxipyo
皇帝ピピミは五万の兵を率いていた
しかも屈強なゴーレム、ドワーフ族などを率いていた
中にはアンデッドの騎士など、闇の兵隊も揃えているようであった
ヘッポコの属性はトロールのため、とても勝てそうな相手ではなかった
0198創る名無しに見る名無し
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2019/01/04(金) 14:53:43.44ID:95x1uKTa
その頃──
ヘッポコ「妖婆のせいでレベルも下がるわゴールドもないわでまいった…
今日はこの辺りのモンスターを倒して経験値稼ぎをするぜ!」
そう言うとヘッポコくんは草原に出かけて行きました。
0199創る名無しに見る名無し
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2019/01/04(金) 15:19:31.78ID:I0EM+Ojl
「ん!?あれは メタルスライム じゃないか!」

ヘッポコは メタルスライムに おどりかかった。

「わっ! いじめないで
ボク 悪いスライム じゃないよ。」

「知るか ボケーーーッ!」
0200創る名無しに見る名無し
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2019/01/04(金) 16:15:28.37ID:mxlfVi4o
メタルスライムは、はげしいほのおを、はいた。

ヘッポコは63のダメージをうけた!

ヘッポコは死んでしまった…。
0201創る名無しに見る名無し
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2019/01/04(金) 18:36:22.60ID:priLagcz
〜〜挿入歌〜〜


あなたは死にました。 
おお、神様よ!アーメン

♪「おお!しんでしまうとはなさけない!」
「さすればそなたにもういちど、機会をあたえよう!」
「王様っ」 
「なんですか」 
「もう!…もう無理です。」
「ええ〜!弱音を吐くとはもっとなさけなああああい!」♪
0202創る名無しに見る名無し
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2019/01/04(金) 19:59:21.50ID:zO6i5EYf
学習したヘッポコはスライムのみを狩り続け、レベルも12になった。
ヘッポコ「よし、今日はあの洞窟でレベル上げをしよう。」
0203創る名無しに見る名無し
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2019/01/04(金) 20:09:09.99ID:bZDdDcyG
酒酔いが覚めると、レベルは1のままで王様だと思っていたものは枯れ木だったのだ。
0204創る名無しに見る名無し
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2019/01/04(金) 20:27:55.52ID:bbUh6gd1
あなたは洞窟おじさんと呼ばれた男を知っていますか?

洞窟おじさんと呼ばれたその男は、本名「ヘッポコ・ノ・コッタ」といい、現在は71歳。
ヘッポコさんは16歳で勇者になることを目指し旅に出ましたが挫折、43年間洞窟や自然の中でひっそりと、しかし逞しく生きてきた方です。

これは、そんな洞窟おじさんの壮絶な人生のお話しです。
0205創る名無しに見る名無し
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2019/01/04(金) 20:46:34.37ID:RtDKMJVA
ヘッポコさんがなぜ洞窟おじさんと呼ばれるに至ったのかというと、ヘッポコさんは人生の長い時間を洞窟や森の中などの自然で過ごしてきたからです。

人間社会に遠ざかり、まるで野生動物かのように食料を自給自足してサバイバル生活を続け、その期間は実に43年間にもなります。

時にはドラキーを焼いて食べたり、スライムを生のまま食べたり、おおきづちを狩ったり、イアルミラージを仕留めたり、食生活は凄まじいものでした。
生きるためにはなんでも食べたのだそうです。
0206創る名無しに見る名無し
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2019/01/04(金) 21:00:20.53ID:wr2zEg4C
ヘッポコさんが人間社会を捨ててたった一人で生きていくことができたのはキラーパンサーのゲレゲレの存在が大きかったといいます。

孤独なサバイバル生活もゲレゲレがいることによって励まされ、寂しさを紛らわすことができたのです。

ゲレゲレは、ヘッポコさんが風邪を引いて熱にうなされてる時は、布を水に濡らしヘッポコさんの額にあてて看病をするなど、賢いモンスターであると同時にヘッポコさんのことを誰よりも想っている最高のパートナーでした。

そんなゲレゲレが、ある日とても元気がなく力が抜けているような様子でした。
心配したヘッポコさんがアルミラージの干し肉を与えようとしますがゲレゲレは食べません。
体をさすって声をかけても力なくガゥーガゥ…と鳴くだけ。

翌朝、ゲレゲレは冷たくなっていたのです。

それは、突然訪れた最愛のパートナーの死でした。
0207創る名無しに見る名無し
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2019/01/04(金) 23:36:49.79ID:+2qgW34m
珍エピソードを一つ紹介。

ヘッポコさんがあてもなくアッサラームの町をふらふらしてる時、飲み屋街の小さいスナックの前で女の人が水を撒いていました。

ヘッポコさんが道を通るとなんと水をかけられてしまいました。
「ごめんなさい」
女がそう言うとヘッポコさんの腕をつかんで店に来てくれといいます。

女の店に行くとヘッポコさんはパンツ一丁にされ、ベッドに倒されて手足をグルグル巻きに縛られてしまいます。
女がヘッポコさんの上に乗っかってパフパフ行為を働きます。

これがヘッポコさんの初体験だったようです。

この時ヘッポコさんは30歳。相手の女は40代くらい。
わけのわからないまま初体験を済ませてしまうという壮絶な経験です。

ヘッポコさんはこの時のことを「気持ちよかったのではなく、痛かった」と語っています。
0208創る名無しに見る名無し
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2019/01/05(土) 00:44:21.37ID:bEwxIzlj
人間社会を捨てたヘッポコさんはのちに
「怖いんです。
お腹空くよりモンスターよりも、妖婆が怖んです。
もう精気を抜かれたくないんです。」
と語っており、その言葉にヘッポコさんの悲しい半生が読み取れます。
0209創る名無しに見る名無し
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2019/01/05(土) 00:51:24.85ID:3Ec6a6ie
そんなヘッポコさんの43年間にもわたる長いサバイバル生活はある日突然終わりを告げます。


お腹が減ってどうしようもなかったヘッポコさんは、とにかく何か食べ物が欲しいと考え、バールを使って道具屋の宝箱をこじ開けようとしたのです。
ヘッポコさんは人生のほとんどを自然の中で過ごしていたため、宝箱を壊すことが悪いことだという認識はありません。

それを見ていた兵士がヘッポコさんを逮捕します。

この突然の逮捕によってヘッポコさんのサバイバル生活が終わりを告げたのです。
なんともあっけない終わり方です。

兵士長がヘッポコさんを事情聴取することで、ヘッポコさんの壮絶な43年間のサバイバル生活が初めて世に知れ渡るようになったのです。
0210創る名無しに見る名無し
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2019/01/05(土) 02:28:06.08ID:L3eRdQYt
ヘッポコ72歳──

レベル256

「ちょいと魔王でも倒してきちゃろうかの〜」
0213創る名無しに見る名無し
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2019/01/05(土) 09:46:36.28ID:/P6/ghNm
牢屋の外の兵士たちがざわめいている
「魔王の手下が攻めてきた!」「とんでもない強さだ!」「竜に乗るモンスターもいて歯が立たない!」などと、どうやら魔王の軍が王宮に攻めてきているようでした
ヘッポコ「俺、レベル256だから魔王より強いんですけど…」
牢屋の番人「黙れ!お前みたいなやつが強いわけないだろ!」
0214創る名無しに見る名無し
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2019/01/05(土) 10:24:05.41ID:SNnq5j4j
突然、牢屋の外が静かになった。
ヘッポコは驚いて体を起こすと、
右手首に管が刺さっており、支柱に掛かった袋につながっている。
0215創る名無しに見る名無し
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2019/01/05(土) 11:10:53.02ID:0IIOjGEy
「こりゃ拷問じゃー!」
ブチッ
ヘッポコは手首の管を引き抜き
ドガッ
袋のかかった支柱を蹴り飛ばした
ズガーン
支柱が牢屋の扉を破壊した
「さて、魔物狩りじゃ」
0216創る名無しに見る名無し
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2019/01/05(土) 12:10:56.78ID:SNnq5j4j
ヘッポコはベッドから降りると転んでしまった。

立ち上がろうにも手足に力が入らず、小刻みに震えた。
0217創る名無しに見る名無し
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2019/01/05(土) 16:03:19.73ID:ifOy6w+W
宮廷魔法使い「音切りきりBASARA糞貼った〜音切りきりBASARA糞貼った〜」
ヘッポコ「あいつか!オレの足を動かなくしているのは!キサマー!!」
宮廷魔法使い「ヒッ!」
ヘッポコ「こんなものーこんなものーーーーっ!!!」
0218創る名無しに見る名無し
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2019/01/05(土) 16:32:02.15ID:EOVa6+A4
「におうよ〜におうよ〜!」

ヘッポコは呪文を唱え出した。

「ぐわっ、臭い!こ、これは外道呪文のクセーキンタマ!?」

「クセーキンタマ!!」ニャッ

ぷうぅ〜〜ん つぅ〜〜ん

ヘッポコは呪文を唱えると同時に、金玉を弄った指を魔法使いの鼻に擦り付けた。

「ぎゃーーーっ!」バタッ

あまりの悪臭に、魔法使いは気を失ってしまった。

「どうした!これは何事だ!? うっ、臭い!」

駆けつけた僧侶がたまらず呻いた。
0219創る名無しに見る名無し
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2019/01/05(土) 22:19:41.34ID:l+q5FHr8
再び突然、魔法使いも僧侶もスッと消えてしまった。
まるで最初からいなかったようにだ。
そして立ち上がっていたはずのヘッポコは床に座り込んだままである。
0220創る名無しに見る名無し
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2019/01/05(土) 22:31:05.11ID:KlCWPTRM
ヘッポコ「えーっ!」
0221創る名無しに見る名無し
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2019/01/06(日) 06:13:14.25ID:Dc/cw875
女神「…勇者ヘッポコ、聞こえていますか」

ヘッポコ「えっ?」

女神「勇者ヘッポコよ、その牢から脱出するのです。あなたがいる場所は魔王に心を売った者たちが作った牢獄です。さあ、はやく。」
0222創る名無しに見る名無し
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2019/01/06(日) 08:14:35.17ID:A4/iLXQZ
ヘッポコ「人の気配がしない。
 魔王の牢獄というのは本当なのか?
 牢の扉が開いているぞ…。
 ……嫌な雰囲気がする。
 この気配は……、そうだ、
 モルゲッソヨやミュータントと
 対峙した時のあれだ……。」
0223創る名無しに見る名無し
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2019/01/06(日) 08:36:23.01ID:MIwMo3GC
「誰だ…? 誰かいるのか?」

「!?」

ヘッポコは呻き声がした隣の牢を覗くと、思わず声を上げてしまった。

「ケ、ケン! 生きとったんかワレ!」

「…そこにいるのはヘッポコか?ここは…いったい…どこなんだ…?
暗くて…よく…わからない…。オレは…何をしているんだ…?
立っているのか…座っているのか…手足の感覚が…まるで…ないんだ…。」
0224創る名無しに見る名無し
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2019/01/06(日) 09:15:36.80ID:2Kyr8SJi
ケンは頭部だけ、つまりリュックサックだけの存在になっていた。

だからヘッポコの視点ではとなりの牢は
どう見ても空き部屋であり何処にケンが居るのかもわからず、ただその声だけが聞こえていた。
0225創る名無しに見る名無し
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2019/01/06(日) 09:31:25.92ID:E6d+1QVF
ヘッポコは復活魔法ベホマでケンのからだを復活させた
ケン「す、すまん!」
ヘッポコはパルプンテを唱えた!ケンは混乱した!
ヘッポコ「さぁ、お仕置きの時間だぜぃ?!」
0226創る名無しに見る名無し
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2019/01/06(日) 11:20:06.15ID:2Kyr8SJi
ヘッポコが牢の外へ出ると見慣れない光景が広がっていた。

ヘッポコの国では地下牢といえば石造りで
たいまつがなければ真っ暗なのだが
ここの廊下はランプも松明もないというのに妙に明るいかった。
どうやら天井に付いている光る棒が明かりの役割を果たしているらしい。

ヘッポコは電灯というものを知らなかったのだ。
0227創る名無しに見る名無し
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2019/01/06(日) 17:35:32.96ID:leEUm56D
ヘッポコ「これは不思議な棒だな」
そう言うとヘッポコは電灯を引き抜いた
ケン「あっ!」
ヘッポコ「なんだ!真っ暗になったぞ」
ケン「何やってんだ、元に戻せよ」
0228創る名無しに見る名無し
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2019/01/06(日) 18:46:04.82ID:J0eUwMLa
カチャカチャ パッ
ヘッポコ「おっ、明るくなった」
ケン「あんま余計なことすんなよなー」
ヘッポコ「おいっ、向こうに何かいるぞ!」
ケン「モルゲッソヨ!?」
ヘッポコ「の死体…?」
ガチャ
ケン「誰だ…!」
ヘッポコ「あ…アナ!生きとったんかワレ!?」
アナ「久しいのヘッポコ…じゃが、姿を見られたからには生かして帰すわけにはいかないぞえ…」
ヘッポコ「何を言ってるんだアナ!」
ケン「よく見ろヘッポコ、あれはアナじゃない!妖婆だーっ!」
0229創る名無しに見る名無し
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2019/01/06(日) 18:57:07.28ID:Dc/cw875
妖婆もまたヘッポコたちと同じく囚われの身だった。

彼女は魔族でありながら、魔王軍から閉め出された者たちの一人である。
0230創る名無しに見る名無し
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2019/01/06(日) 19:12:02.04ID:RkRJG/Pt
「こんにゃろ!」

ケンはバットで妖婆をメッタ打ちした。

床に倒れた妖婆はしばらく痙攣していたが、やがて動かなくなった。

ケンが妖婆の死を確認するために顔を覗くと、そこにはボコボコにされたアナが横たわっていた。

「え……何で……。」
0231創る名無しに見る名無し
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2019/01/06(日) 22:38:14.37ID:8PDjuXch
ヘッポコ「人殺しーーーーーっ!」
0232創る名無しに見る名無し
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2019/01/07(月) 00:33:51.36ID:L2s761xn
妖婆「笑止、笑止、笑いが止まらんわ、お主らが滅多うちにしたのは仲間だよ」
ヘッポコ「げ、幻術?!」
ケン「気を付けろ!なにかを使って脳内に幻覚を見せてくるぞ!」
妖婆「ワシャッシャ!わけえの、そんなにビビんなって!」
0233創る名無しに見る名無し
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2019/01/07(月) 01:48:47.36ID:wGQ31L9B
なんと、妖婆が仲間になった!

妖婆「今後ともよろチクビ」
0234創る名無しに見る名無し
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2019/01/07(月) 05:11:15.44ID:1MdTqZlr
だが突然、アナの死体も妖婆もフッとモヤのように消えてしまった、
最初からそこに誰もいなかったように。

動揺したヘッポコは周囲を見ると、体を取り戻したはずのケンも頭部のリュックサックのみであり、ヘッポコに引き摺られている状態だ。
0235創る名無しに見る名無し
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2019/01/07(月) 06:14:45.70ID:QAI1ue5t
ヘッポコは突然現れた黒服の警備員と白服の職員に取り押さえられた。

ヘッポコ「ギガボッシュート!」

ヘッポコはギガボッシュートをとなえた!しかし何も起こらなかった。

警備員たち「…?」

ヘッポコ「あれ!? ギガボッシュート!」

ヘッポコのギガボッシュートの叫びがむなしく廊下に何度も響き渡る。

ヘッポコはケンとともに病室に連れ戻されてしまった。
0236創る名無しに見る名無し
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2019/01/07(月) 08:16:10.56ID:1oOPdncw
女神「ヘッポコよ、幻惑に惑わされてはなりません。妖婆もアナもウロタトモカーオにより死んでいます。」

ヘッポコ「ファッ、幻覚!?」

女神「そうです。ウロタトモカーオを受けた者はトロールや魔王、異世界人以外は生き返らないのです。」

ヘッポコ「…そんな、じゃあケンは魔王か異世界人なのか?」

女神「よくわがんにゃいです。」
0237創る名無しに見る名無し
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2019/01/07(月) 10:18:14.61ID:M81cOoET
ヘッポコ「私は血塗られた道をいこう。」
0238創る名無しに見る名無し
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2019/01/07(月) 15:49:44.00ID:rwCvhA4x
「アーアー聴こえない」
そう言うとヘッポコは病室を後にした。
0239創る名無しに見る名無し
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2019/01/07(月) 17:59:03.98ID:yOCeqVkS
白衣の男「コラコラ、勝手に出歩いちゃいかん」

ヘッポコ「やめろ!離せよぅ」

抵抗するが、ヘッポコは病室に連れ戻され

そして、拘束具とヨダレ玉を着けられた。

ヘッポコ「あ"〜あ"〜」
0240創る名無しに見る名無し
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2019/01/07(月) 20:18:28.95ID:1MdTqZlr
ヘッポコとケンがこの施設に収容されたのはヘッポコたちの持つ不死性に興味を抱いたためである。
0241創る名無しに見る名無し
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2019/01/07(月) 23:09:49.19ID:pCqzoZL1
ヘッポコとケンは再び脱出を試みた。
長い廊下には数メートルおきに配置された電球が鈍く光っている。
「ケン、ちょっと待ってくれよ。拘束具のままじゃ早く走れないんだ」
「馬鹿かお前は─。そんなもんいつまで着てんだ」
ケンはヘッポコの方を振り返り、呆れた調子で言った。
暫くすると、扉が半分ほど開いている部屋があったので二人はゆっくりと中を覗いてみた。
部屋の中には血だらけの白衣を着た男が、テーブルに乗せられた六本足の奇妙な生物の解体をしていた。
その生物は骨から肉が削り取られ、肉はそれぞれの部位に切り分けられていた。
「うわっ、何だよこれ…」
ヘッポコは思わず声を上げてしまった。
0242創る名無しに見る名無し
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2019/01/07(月) 23:34:31.46ID:pCqzoZL1
ケンは言葉もなく、一連の作業をじっと見つめている。
血の臭いに気分が悪くなったのだろう、ヘッポコは青い顔をしている。
「……すごいな」ケンが、声をひそめてヘッポコに囁く。
「お、おう」
「……やってみたいな」
「は?」
ヘッポコは、驚いてケンの顔を見上げた。
ケンの目が異様に光っているように見える。
「何言ってんだよ、もう行こうぜ」
ケンは、ヘッポコに腕を取られるようにしてその場を後にした。
そのケンの手はバットに巻き付けた有刺鉄線を、無意識のうちにまさぐっていた。
0243創る名無しに見る名無し
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2019/01/07(月) 23:42:36.26ID:ud8qPTxi
◇ オートセーブ
0244創る名無しに見る名無し
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2019/01/08(火) 01:18:14.64ID:o+Qi4asK
老爺「そこに隠れているものよ、ヘッポコ・ノ・コッタと、ケン・スカルリバーよ」
ヘッポコ「な!?」
ケン「何で俺たちの名を?!」
老爺「ちょっとのことじゃ、少しのきっかけがあれば心を読むことなど容易い、トロールの末裔、そして日本人の地を受け継ぐものか」
老爺「わしもエルフじゃから人の心ぐらいは読めるものよのぅ、少しのきっかけさえあればの」
ヘッポコ「そ、その生き物はなんだ?!」
老爺「六ツ足じゃ、からだを解剖し、その呪いの根拠を探っておる、元々は人間じゃからのぅ」
ケン「え?!その化け物が?!」
0245創る名無しに見る名無し
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2019/01/08(火) 02:02:24.71ID:FgvarkxK
×ケン・スカルリバー

○ケン・リュックマン
0246創る名無しに見る名無し
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2019/01/08(火) 04:30:02.48ID:Kxi1Bx+t
「じゃあ、お前で六本足のごっこだ!」

ケンは、白衣の男を床に寝かせて、動かないようにヘッポコに手足を押さえ付けさせた。
 
そのあと、ケンは白衣の男の心臓付近にナイフを刺して傷をつける。六本足役の男は「ギャギャ!」と奇声を上げたが、六本足なので当たり前だ。

それから肉を裂くと心臓があったので、手を突っ込んで心臓の回りの血管を引きちぎった。

白衣の男は血溜まりの中でビクビクと魚のようにのたうち回り、動かなくなった。

見開かれた目からは徐々に生気が失われ、その眼球はくすんだビー玉のようになった。

「あれ? 返事がない…ただの屍のようだ。ってか」

ケンはそう言ってほくそ笑んだ。
0247創る名無しに見る名無し
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2019/01/08(火) 06:17:49.09ID:+X7eU561
警備兵「止まれっ!」

その声にヘッポコ振り向くと同時に乾いた破裂音が鳴り響いた。

ヘッポコ「…えっ、えっ。」

そしてケンが倒れた。彼の腹には穴が開きそこから血が滲み出している。

ヘッポコは初めて見る銃の威力にパニックになった。
0248創る名無しに見る名無し
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2019/01/08(火) 06:32:40.82ID:hnQGBqhC
ヘッポコ「ケンッ!…ケンッ!」

ケンに寄り添おうと近づくヘッポコを麻酔銃の第二射が阻む。

警備兵「とまれッ」

警備兵たちがにらみつけると、ヘッポコはがたがたと震えあがり、その場に立ちすくんだ。

女神「…逃げるのです。」

その声にハッとなったヘッポコは逃げ出した。
当然警備兵たちはそれを阻止するために銃撃しようとするが
ヘッポコが器材の後ろに隠れるように逃げたため発砲できない。
0249創る名無しに見る名無し
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2019/01/08(火) 08:16:38.62ID:X+hNOV0p
ヘッポコは失禁しながらも部屋の奥へ奥へと逃げながら女神の後を追うと、抜け道を発見した。
女神「…こっちです。」
0250創る名無しに見る名無し
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2019/01/08(火) 15:11:32.32ID:B2gLZmn8
地下には繋がれた六ツ足が数頭いた
女神『乗るのです』
ヘッポコは黒いたてがみの六ツ足に股がると繋いである鎖を解いた!
警備隊「ま、まずいぞ!六ツ足を奪われた!逃がすな!!!」
しかし六ツ足のスピードは天馬をもしのぐ勢いである!
あっといまに地下から駆け上がると地上の城壁に向かい、走り出した!
その頃には警備隊は何百人となりヘッポコを追走していた!
0251創る名無しに見る名無し
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2019/01/08(火) 17:17:21.05ID:JKQHRBGn
女神「こっちよ…」
ヘッポコ「どっちだよ!わかんないよ」
女神「……。」
ヘッポコ「こいつ妖婆じゃないだろうな」
0252創る名無しに見る名無し
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2019/01/08(火) 18:13:01.51ID:hnQGBqhC
銃声が何度も鳴り響き、銃弾が六本足を駆るヘッポコをかすめた。

ヘッポコ「ひええええああっ」

ヘッポコは悲鳴を上げ、六本足にしがみつきながら身をかがめた。
ヘッポコは銃声がトラウマになった。
0253創る名無しに見る名無し
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2019/01/08(火) 20:43:40.34ID:b71deLPF
女神『こっちよ…』
女神はヘッポコに城壁に向かえと指示を出す
ヘッポコ「このままだと壁に激突するぞ!」
女神『発破!』
バン!!!!
壁に穴が開き、ヘッポコをのせた六ツ足はそこを駆け抜けた!!!!
0254創る名無しに見る名無し
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2019/01/08(火) 20:46:34.06ID:+X7eU561
妖婆「ヘッポコ、その小娘の言うことを聞くんじゃないよ!」

ヘッポコは後ろを見ると妖婆が乗っていた。

ヘッポコ「妖婆ァ!生きとったんかワレ!」

妖婆「勝手に殺すんじゃないよ、ったく!その小娘はお前を駒としか見ていない。さあ、施設に戻ったほうがお得だよ!」

女神「ヘッポコよ、騙されてはいけません!」

妖婆「施設にいれば窮屈かもしれないが、少なくとも衣食住は保証されるし、娯楽も少しはある。好きなだけ寝れて、眠いのに仕事のために起きる必要もないんだよ?いいのかいへっぽこ!?」
0255創る名無しに見る名無し
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2019/01/08(火) 22:14:18.84ID:9JY+ay0Q
ヘッポコ「オレは世界を救う勇者になるんだ!」
ドカッ
そう言うとヘッポコは老婆を蹴落とした。
老婆「おのれ糞ガキ!どこに逃げても必ず見つけだしてやるからね!」
0256創る名無しに見る名無し
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2019/01/08(火) 22:54:14.86ID:1M8za3Dp
────穏やかな午後だった。
いつものようにヌルスケは木箱や壺をあさり、メダルを探していた。
ヌルスケは冒険家であったが、小さなメダルを見つけた事により運命を狂わされていた。
来る日も来る日もメダルを探しているうちに時が流れ、その顔に一本、また一本と深いシワが刻まれた。
この日、ヌルスケは小声で独り言を言った。
「ワシは、もうじき死ぬ……」
いったい、ワシの人生は何だったんだ。
まるで地面の小さな砂粒だ。何の力もなく、何ひとつ成し遂げることが出来なかった。
生きることの意味を失いかけているヌルスケの思いはいつしか深いため息となり、眉間に新たなシワが生まれた。
目の前には大草原が広がっている。
空にはどんよりとした雲が低く垂れ込めている。
陸と空との境界を灰色に覆いつくしているのを見て、ヌルスケは呻くように再び呟いた。
「世界は広い……。この世界を牛耳る力が、もしワシにあったなら……」
その時、ヌルスケが手を入れた壺にひんやりとした感触があった。
「あっ、これは!」
ヌルスケは壺をゆっくりと逆さまにすると、中から出てきたのはメダルではなく、小さな赤ん坊だった────。
0257創る名無しに見る名無し
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2019/01/09(水) 06:15:33.50ID:CL5aUA+8
施設からの脱走に成功したヘッポコたちはやや遠くに離れた町に潜伏していた。

女神「しばらくここに身を潜めましょう。」

女神が案内した場所は地下水路の資材倉庫だった。
今は使われていないらしくなにもない。

妖婆「ヘッポコはほんとバカだねえ。自炊もなにもできないくせに外に飛び出すなんて。それにクズのお前が勇者になれるわけないだろう。」

ヘッポコ「しつけえ…。」

妖婆「がははっ、あたしゃ不死身なのさ」
0259創る名無しに見る名無し
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2019/01/09(水) 16:01:31.35ID:kqkBUNxW
ヘッポコはドブネズミを捕まえて焼いて食べた。
「意外とイケるな」モグモグ
横を見ると女神も何かを食べている。
「おい、何を食べてるんだい?」
ヘッポコがたずねると、女神は答えた。
「ジパングの高級和牛だよ」
0260創る名無しに見る名無し
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2019/01/09(水) 16:23:28.68ID:jznCujv3
ヘッポコ・ノ・コッタ、ケン・リュックマンなどの不死体は、極めて低い遺伝確率(約250億分の1、あるいはそれ以下)で発生する、生存率の極端に高い個体を指す。
彼等は異常に高い生命力と、強靱な生存本能に裏打ちされた行動力、そして奇跡と言える程の悪運によって、生還が絶望視されるような戦で特攻同然の攻撃しても、生き残ってしまう。

単に生命力や治癒能力が高い生物とは異なる点は、その存在自体がいわゆるチートや超常現象に近いことである。
彼等は、本人の意図に関係なく、周囲の人間の行動や思考、更には自らが置かれた環境すらも改変し、生存する。
その肉体は決して不死身ではないが、無意識に自らが死なない状況を作り出し、時には理不尽とも思える奇跡的現象を発生させることで致命傷を回避し、生存を続ける。

奇跡的現象の例を挙げると

眼前で発射された攻撃魔法、弓矢などが物理的に考えられない方向へと逸れ、外れる。
自爆魔法のメガンテが不発。
何十回攻撃されても“致命傷”は負わない(致命傷にならない程度の負傷はする)。
致命傷となり得る外傷を受けても、異常な治癒能力で復活する。
医学的に死亡が確認されても数日後に教会で蘇生。
自らの意志でアストロン状態(物理、魔法攻撃無効)になり、最強魔法のウロタトモカーオ被曝後にも覚醒。

などが確認されている。
0261創る名無しに見る名無し
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2019/01/09(水) 17:07:34.32ID:+GbmIL8f
悔しくなったヘッポコは女神の和牛に脱糞した。
ヘッポコ「どうだ糞尿ソースの味は?」
0262創る名無しに見る名無し
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2019/01/09(水) 17:31:01.28ID:d/dZajQa
(ウッ……!)

異臭と汚物。

それを目の前にして女神は思わず顔を背けた。

その女神に向かってヘッポコは言った。
0264創る名無しに見る名無し
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2019/01/09(水) 20:57:38.44ID:zT0RUHU0
妖婆「やるじゃないかヘッポコ!それでこそトロール族だよ。父親のハッケヨイとは大違いだねえ」

ヘッポコ「パパを知ってるのか!?」

妖婆「ああ知ってるとも、お前の親父はトロール族の面汚しさ」
0265創る名無しに見る名無し
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2019/01/09(水) 20:57:47.24ID:zal1WG6C
「うげげげえぇっ!」
女神はあり得ない臭いの吐瀉物を吐いた。
「カーッ、ぺっぺっ!」
糞尿肉を吐き出した女神の姿が妖婆に変わった。
「やっぱりオマエかよ…はぁ」
ヘッポコはため息を洩らすと地下水路を一人で歩き出した。
女神『こっちです…』
再び女神の声がヘッポコの頭に響いた。
0266創る名無しに見る名無し
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2019/01/09(水) 21:15:14.50ID:vkqm3sXn
ヘッポコ「おい、ババア!オヤジの事を詳しく教えてくれ」
妖婆「口の聞き方を知らんようじゃな」
ヘッポコ「お姉さん、父の事をこの醜い私に教えて下さいませ」
妖婆「ええじゃろう…あれは……
冒険に疲れたヌルスケという男が、壺の中から赤ん坊を見つけた事から始まったんじゃ」
ヘッポコ「壺から赤ん坊!?」
妖婆「そうじゃ、そしてヌルスケは…その赤ん坊にハッケヨイと名付けた……
たいそう独り者のヌルスケはハッケヨイをたいそう可愛がって育てた」
ヘッポコ「オヤジ…」
妖婆「じゃが…ハッケヨイが14歳になったある日!!」
0267創る名無しに見る名無し
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2019/01/09(水) 23:20:11.14ID:HjrSACLY
家の納屋から小さなと古びた巻物を見つけた。
ハッケヨイ「わははは、臨時収入ゲットでごわすwww」
「それと、この巻物は何でごわしょうか……ボ、ボッ、ボッシュート?」
ベコン!!!!バキバキッ!!!
なんと、ハッケヨイが巻物を読んだ瞬間、納屋の床が抜けて大穴が開いた!
「のわーーーっ!何でごわすかーーーーっ!!?」
0268創る名無しに見る名無し
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2019/01/09(水) 23:21:09.03ID:HjrSACLY
家の納屋から小さなメダルと古びた巻物を見つけた。
ハッケヨイ「わははは、臨時収入ゲットでごわすwww」
「それと、この巻物は何でごわしょうか……ボ、ボッ、ボッシュート?」
ベコン!!!!バキバキッ!!!
なんと、ハッケヨイが巻物を読んだ瞬間、納屋の床が抜けて大穴が開いた!
「のわーーーっ!何でごわすかーーーーっ!!?」
0269創る名無しに見る名無し
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2019/01/09(水) 23:44:30.35ID:q803MTE8
──────「ヘッポコ! おい、ヘッポコ!」

「んあ?」

妖婆に声をかけられたヘッポコは 気だるそうに返事をした。

「あんた 人の話を聞いてなかったのかい?」

「へへへっ だって眠くなっちゃったんだもん」
0270創る名無しに見る名無し
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2019/01/10(木) 00:52:29.20ID:xKuS/VBP
ヘッポコ「ボッシュート!」
メキャッ
妖婆は地面にめり込み、大穴に飲み込まれた。
ヘッポコ「さて、地下水路を進むぞ」
女神『…こっちです』
ヘッポコ「ハイハイっと」
0271創る名無しに見る名無し
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2019/01/10(木) 03:03:55.09ID:EcCPQuEj
妖婆はヘッポコのくびをつかんだ
妖婆「最後まで聞いてけや、テメーのオヤジの話じゃぞ」
ヘッポコ「ヒイ!!!き、聞く!」
妖婆「ヌルスケはトロールでも魔族でもない、ただの人間じゃ、コインハンターとして賞金稼ぎをしているような身分の男じゃ、しかし、コインの願いを叶えるエルフにより、永遠の命を授かっているらしい、暗黒大陸にて、いまだにせいかつしているらしいぞ」
ヘッポコ「へ?!まだいきてんの?!」
妖婆「年齢で言えば580歳くらいじゃろうのぅ」
妖婆「その、秘技を書いた巻物のことなんじゃが4つの奥義が書いてあるのじゃ」
妖婆「強化系のギガボッシュート、特殊系のウロタトモカーオ、操作系のウンコタレトール、放出系の神竜発破などじゃな」
ヘッポコ「親父のハッケヨイ.ノ.コッタはギガボッシュートを覚えたわけか」
妖婆「バカモン!!!四股やてっぽうをさぼっていたハッケヨイにそんな技が使えるか!あやつはボッシュートまで!初歩も初歩じゃな」
0272創る名無しに見る名無し
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2019/01/10(木) 04:09:37.11ID:Vs3iChv/
妖婆「そしてお前の技はギガボッシュートではない。そもそも石碑を読んだだけで技を使えるわけないだろ」

ヘッポコ「なんだと!?」

妖婆「お前が使っているの技はポッシュートと呼ばれる偽物だ。ボッシュート系の技じゃない。」

妖婆「真のボッシュート系の技はどれも捨て身。
捕まえた相手の足元に次元の裂け目を開け自分ごと飛び込む決死の技じゃ」

妖婆「お前のような生半可な者が扱える代物じゃない」
0273創る名無しに見る名無し
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2019/01/10(木) 04:57:59.39ID:772vd2jE
ヘッポコ「でもなぁ〜実際に大穴開けたりしたんだけどなぁ〜」
妖婆「フン、お前さんのことじゃ、どうせ夢でも見とったんじゃろ」
ヘッポコ「嘘をつくな!よーし、目ん玉ひん剥いて良く見てろよ
ボッシューーーーート!」
ペコッ
妖婆「!!」
なんと、ヘッポコの脳天が少し陥没した。
ヘッポコ「か、か、かぺ!?」
0274創る名無しに見る名無し
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2019/01/10(木) 05:11:21.39ID:Vs3iChv/
妖婆「ポッシュート系は、唱えれる度に幻覚という形で詠唱者の願望を叶えてくれる技じゃ。麻薬に近いが依存症はない。代わりに癌の発症率が高まる。」
0276創る名無しに見る名無し
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2019/01/10(木) 11:07:49.05ID:iJXAiKg8
女神『そろそろ、向かうのです…巻物の場所、ヌルスケの場所を伝えましょう』
妖婆「ふん!!!さっさと行きな!女神とわしは不仲じゃでな!魔族であるワシとエルフ族の女神とじゃ気が合わんわ!」
妖婆はヘッポコの頭の陥没をケツを蹴りあげて治してやった
ヘッポコ「あ、ありがとう!」
0277創る名無しに見る名無し
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2019/01/10(木) 12:18:56.67ID:oNhq8LQK
ヘッポコ「でも…なんか忘れてる気がする……。 はっ、そうだ!」


何かを思い出したヘッポコは、


A.よし、ケンと合流しよう。

B.ララの故郷を探そう。

C.アナは生きているのだろうか?

D.脱糞した。
0278創る名無しに見る名無し
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2019/01/10(木) 12:25:50.95ID:Vs3iChv/
A.よし、ケンと合流しよう。
0279創る名無しに見る名無し
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2019/01/10(木) 12:56:48.06ID:Z3RtpZ9A
ヘッポコ「ケンよ、すまんがおまえの見た目と雰囲気を教えてくれんか?」
ケン「お前の目の前にいるだろう!」
ヘッポコ「いや、書き手の人に聞いてるんだ、ケンシロウのイメージだったが違うのか?アナはアナと雪の女王のアナだよな?」
ちなみにヘッポコは西郷隆盛に似たチビの男である
0280創る名無しに見る名無し
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2019/01/10(木) 13:00:07.32ID:/bJa2CL0
そしてヘッポコは研究所に戻った。
ヘッポコ「ケンはまだここにいるのだろうか?上手く脱出してれば良いんだけど」
警備兵「おい止まれ、何だオマエは!」
ヘッポコ「あの…か、顔がリュックの人を知りませんか?」
警備兵「何でそいつを知っている?あっ、貴様は!」
ヘッポコ「やべっ、ボッシュート!(ポッシュート)」
ペコッ
警備兵の脳天が少し陥没した。
0281創る名無しに見る名無し
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2019/01/10(木) 16:01:40.65ID:DdC6WKxJ
入り口の警備兵さんを倒したヘッポコくん。
ヘッポコ「失礼しまーす!」 
ガチャ
部屋の中には椅子に縛られたケンがいました。
ヘッポコ「ケ、ケン!行きとっとんかワレ!」

ケン「おぉヘッポコ!助けに来てくれると思ったぜ」
二人は急いで研究所から逃げ出しました。
0282創る名無しに見る名無し
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2019/01/10(木) 16:31:48.89ID:6PYSznzN
爺「警備の連中は国王の認可を受けたマフィアじゃよ。」
0283創る名無しに見る名無し
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2019/01/10(木) 17:51:35.49ID:TxQkJm5d
ヘッポコ「貴重な情報ありがとう」
ケン「駄賃だ、取っとけ」チャリン
そう言うとケンは、爺さんに金貨を渡した。
爺「おお!ありがとうよ、どんなに辛くとも頑張るのじゃよ」
ヘッポコ&ケン「おう!」
二人の姿が見えなくなった頃、爺が貰った金貨に目をやると金貨は臭い糞に変わっていた。
0284創る名無しに見る名無し
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2019/01/10(木) 18:00:33.72ID:euTqx2Be
暫くすると、糞はとんでもない悪臭を放ってきた。
しかし、爺はどうしても棄てる事が出来ない。


くさい
うま
0285創る名無しに見る名無し
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2019/01/10(木) 18:09:38.57ID:ISJM35yl
ケン・リュックマンの日記


妻が死んでから5年がたつ。人は「悲しみは過ぎゆく時が慰める」などと知った風に言う。
ばかな。この引き裂かれるような思いは永遠に癒されるものではない。

目前にはもはや絶望しかない。
ああルシール・・・なぜお前は、私を置き去りにしたのだ・・・。
0286創る名無しに見る名無し
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2019/01/10(木) 19:02:27.43ID:f1C1aqNJ
ケン・リュックマン・・・頭部がリュックサックそのものという異様な姿をした怪人物だ。

ヘッポコが気付いていないだけでケンが村や町を歩けば注目の的だった。
その上彼自身、筋骨隆々の大男なのでなおさら目立った。

彼はいつもタンクトップ一丁で下半身を露出している。
0287創る名無しに見る名無し
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2019/01/10(木) 19:33:39.02ID:diGQgeHd
ヘッポコ「フルチンはマズイだろ」
そう言うとヘッポコはケンに毛皮のフンドシを渡した。
ケン「要らん!」
0288創る名無しに見る名無し
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2019/01/11(金) 01:43:12.92ID:DHx2mDLk
ヘッポコ「な、何いってんだワレ!!!」
ヘッポコは無理やり毛皮のパンツをはかせた
ケン「ぶ、ぶべらぁ!!!」
ケンは明らかにパワーダウンしている
そこへ、トロールのじいさんたちが歩いてきた
トロールの爺「おお、こいつぁヘッポコじゃねえか」
ヘッポコ「…おれのオヤジはトロールの面汚しだったんだよな」
トロールの爺「だ、誰からそんなことを聞いたんだ?!」
ヘッポコ「みんな言ってるよ、糞神兵との戦争の時に誰よりも逃げ回っていたと」
トロールの爺「…違う」
トロールの爺「お前のオヤジは、英雄だったんだ」
ヘッポコ「え?!」
トロールの爺「ギガボッシュートは捨て身の技、糞神兵の軍隊はとんでもない力だ、村の長は、村の男たちに命をなげうちギガボッシュートで糞神兵を道連れに倒してこいと命じたのだ」
妖婆「そこまでだよ!おしゃべりは!」
ヘッポコ「妖婆!おれのオヤジは面汚しじゃないって?!」
妖婆「忘れな!トロール族を救ったのは軍神、オオイチョウ・ゴ・ツァンデス様だよ」
妖婆はトロールの村の中心を指差す
そこには白銀で作られた巨大な戦士像が立っていた
0289創る名無しに見る名無し
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2019/01/11(金) 02:54:26.10ID:oA5jKL7B
ヘッポコ「もう脳に入んない……。」
大勢に色々な話を吹き込まれたヘッポコは失神してしもうた。
0290創る名無しに見る名無し
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2019/01/11(金) 10:24:34.04ID:WTXvVlPG
女神「妖婆の話を信じてはいけません」
0291創る名無しに見る名無し
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2019/01/11(金) 12:42:24.79ID:93bt95cs
女神は失神したヘッポコを担ぎ上げた。
その腕は意外と太く筋肉が付きガッシリしている。
女神「ケン、これから隠れ家に行きます。私に付いてきなさい」
女神は子猫のような顔でケンを見ながらいうと
ものすごい速さで走り出した。
ケン「えっ…、あっ!」
一瞬、キョトンとするケンだったが
女神が走り出したので慌てて追いかけた。
0292創る名無しに見る名無し
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2019/01/11(金) 15:55:42.10ID:+oMa6YK3
妖婆「女神の話を信じてはいかんぞえ」
0294創る名無しに見る名無し
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2019/01/11(金) 16:23:21.17ID:NTNgzsmF
ケンは顔面のリュックをトランスフォームさせ、車輪を取り出すと自転車のような形に代わり、女神についていった!
女神「やはり、あなたたちはただの人間ではありませんね?からだの形を自由に変えられるとは念の力だけでは不可能なことです」
ヘッポコ「か、顔がリュックの時点で人間じゃないだろワレ!!!」
0295創る名無しに見る名無し
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2019/01/11(金) 19:56:30.48ID:z5wmB2pB
ヘッポコ「おい、俺をいったい何処に連れていく気なんだ?下ろしてくれよー!」
しかし女神は物凄い力でヘッポコを担いでいる。
ヘッポコ「下ろせー!下ろしやがれー!」
すると女神はヘッポコをお姫さま抱っこして加速した。
ヘッポコ「やめてくれー!」
女神は無言で走り続けている。
ケン「なんつう速さだよ…化物か!?」
ケンは女神にジリジリと離されて行った。
0296創る名無しに見る名無し
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2019/01/11(金) 20:07:48.29ID:vXcxFGU/
ヘッポコ「なあんだ、ここってさっきまでいたところじゃん」
女神が向かった先は、ヘッポコが先程までいた地下水路の小部屋だった。

女神は自分より大きなヘッポコを担ぎながら梯子を降り
敷かれた蓙の所で下ろした。

妖婆「ひひひっ、遅かったじゃないか」
0297創る名無しに見る名無し
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2019/01/11(金) 22:07:36.74ID:ENeQrDb/
ヘッポコ「妖婆?!なぜここに?!」
妖婆「いまねぇ、大事な話をしてたんだよぉ、世界の仕組みを作り変えようって話さぁ」
女神「この、多数の魔物、エルフ、ドワーフ、トロール、ゴブリン、すべての生き物の争いを止める手段です」
女神「最後の手段として、糞神兵の復活を目指しているのです」
ヘッポコ「な、なんだってぇ?!」
ケン「やっと追い付いた、なんの話だ?!」
妖婆「ケンよ、ヘッポコよ、お前たちの力が必要じゃぞ?古代の人造戦闘生物、復活には時間がかかる」
ヘッポコ「そんなもの復活させて何をするつもりだ!」
妖婆「シャシャ…世界の再構成だよ、世界を破壊し、ワシらの世界を作り上げるのじゃ」
ヘッポコ「め、女神!そんなこと、許されるのか!?」
女神「天の会議では可決された話です、これで世界の平和が訪れるならと、痛みは仕方がないのです」
0298創る名無しに見る名無し
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2019/01/12(土) 03:29:46.09ID:QESEckw/
ヘッポコ「そんな事はさせないぞ!世界は俺が守るんだ!Wボッシュート!!
ペコペコッ
女神と老婆の頭が少し陥没した。
女神「ヘッポコ、およしなさい
老婆「そんな呪文じゃわしらは倒せんぞ
ヘッポコ「Wボッシュート!Wボッシュート!!
ベコベコッ
女神「や、やめ、やめなさ…
妖婆「くっ、おのれぇ
女神と老婆の頭がかなり陥没した。
ヘッポコ「Wボッシュート!Wボッシュート!Wボッシュート!
メキメキベギャッ!!
女神「アガ……
老婆「………
女神と老婆の頭が半分ほど陥没した。
ヘッポコは鼻から血を流している。
ケン「ヘッポコーーー!もうやめるんだーーーーっ!
ヘッポコ「Wボッシュート!!Wボッシュート!!Wボッシュート!!Wボッシュート!!!!
0299創る名無しに見る名無し
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2019/01/12(土) 03:39:21.50ID:P3RA2feQ
女神と老婆は地面にめり込んで動かなくなった。
横柄で尊大、自分達が世界で最も優れていると根拠もなしに思い込んでいる老害たちだ。

自分たちのために世界を作り替える…人間も魔物も消し去って。
だから埋めてやった。奴等にとってふさわしい、本当に正しい場所に。
0300創る名無しに見る名無し
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2019/01/12(土) 04:50:36.10ID:VC9OYmKY
女神「愚かですねえ、貴方はそこまで現実逃避をしたいのですか?妖婆の話の全てが嘘とはいってませんよ。」

ヘッポコは幻覚を見ながら笑っていた。
ヘッポコ「ふふふ、俺は我が道を行くぜ。」
0301創る名無しに見る名無し
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2019/01/12(土) 05:38:13.75ID:uIcSXrHV
女神「目を覚ますのです。」
女神は起き上がるとヘッポコにキスをした。
ヘッポコ「ハへ?まだ生きてたのか!」
ヘッポコは動揺しながらもボッシュートを再び唱えた。しかしそれは偽りのボッシュート、当然なにも起こらない。ヘッポコは再び幻覚にかかる。
0302創る名無しに見る名無し
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2019/01/12(土) 06:22:56.67ID:VC9OYmKY
ヘッポコ「うおお!何が幻覚だ!俺は勇者だーっ!」
ヘッポコは女神の服を剥ぎ取り、たわわな乳房と膣を味わうと、容赦ないピストンの後子宮にザーメンを注いだ。

女神「そんなひどい。」
0303創る名無しに見る名無し
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2019/01/12(土) 10:14:11.69ID:w2jiiBA4
それももちろん幻覚
女神は再びヘッポコをベッドで起こした
女神「起きるのです」
ヘッポコ「ち、ちくしょおおおお!!!!ちくしょおおおお!!!!」
0304創る名無しに見る名無し
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2019/01/12(土) 13:21:16.31ID:MRH0pN0j
ドゴッ!
ケンのルシールが女神の脳天を凹ませた。
女神「ギャン!」
ケン「これは幻覚なんかじゃないぜ」
ヘッポコ「サンキュー、ケン」
0306創る名無しに見る名無し
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2019/01/12(土) 16:26:21.36ID:9BJcFai0
ヘッポコ「オレはオレのやり方で世界を救うぜ!」
妖婆「無駄じゃ!巨糞兵の発動は誰にも止められん」
ケン「やってみるさ」
女神「死ーーーーーーん…」
0307創る名無しに見る名無し
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2019/01/12(土) 16:40:33.44ID:VC9OYmKY
女神「…勇者の中の勇者ケン・リュックマンよ、いくら貴方でもこの暴挙は我慢なりません。」
0308創る名無しに見る名無し
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2019/01/12(土) 16:46:44.18ID:WI36fMqj
イオン「我が名はイオン。全ての商店街を消し去り、そして私も消えよう」
0309創る名無しに見る名無し
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2019/01/12(土) 17:19:41.43ID:typEQgfC
ケン「なんだかわけがわからないけど、俺の力ではお前を殺せないのは知ってる。」
0310創る名無しに見る名無し
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2019/01/12(土) 18:40:01.45ID:uIcSXrHV
ケン「俺は神を殺すだけの力はない。だけど手はあるのだ。」
ケンはルシールを両手で持ち、バッティングフォームを取りイオンをフルスイング。空の彼方へホームラン。
0311創る名無しに見る名無し
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2019/01/12(土) 18:46:35.77ID:b6pqqBB4
イオンは消え去った。
そして、シャッター商店街はケンにより守られた。
商店会長「あなた こそ まことの ゆうしゃです! どうぞ これを おうけとり ください」
ケンは商品券を受け取った!
ヘッポコ「いいなぁ〜」
0312創る名無しに見る名無し
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2019/01/12(土) 18:55:39.16ID:3fj1J35w
電器店主人がクエストを持ち込んで来た。
「どうかエディオンも倒してくださいませんか!」
0314創る名無しに見る名無し
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2019/01/12(土) 20:17:24.03ID:FpzCg5X/
その頃、俺たちはイオンの火曜市にやって来ていたんだぜ
「今夜は鍋だな」
「ああ、ノーパンしゃぶしゃぶがいいな」
「えっ…」
紅一点の美咲の表情が固まる
「チューハイ買ってく?」
「そうだな、今日は酔いたい気分だ」
0315創る名無しに見る名無し
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2019/01/13(日) 01:50:20.44ID:2F2GAl57
ヘッポコはその頃、ギガボッシュートの特訓に入っていた
妖婆、女神の企みを潰すためである
巨糞兵はまだ早すぎるために、腐っている状態だ
早くしなければ
ケン「ヘッポコ、相談がある」
ヘッポコ「ケン、なんだ?」
ケン「糞海の森、あそこに六本足の王が巣を作っているのは知っているよな?」
ヘッポコ「ああ、あの入っただけで糞気を吸ってしまう危ない森だよな」
ケン「巨大な六本足の群れをおびき寄せるのさ、このシティの方へ!!!」
0316創る名無しに見る名無し
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2019/01/13(日) 04:23:53.80ID:B7sQMjhV
女神「ヘッポコよ、今さら何をしても手遅れなのです。もう歯車は狂い出しました。誰にも制御出来ないのです。」
0317創る名無しに見る名無し
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2019/01/13(日) 04:35:14.14ID:xc3IlYXb
ヘッポコ「ケン、それじゃシティが壊滅しちゃうだろ」
ケン「そうだったな、悪い…」
ヘッポコ「勘弁してよー、ボッシュート!」
ペコッ
ケンの脳天が少し陥没した。
ケン「ぐわっ!イテテッ」
ヘッポコ&ケン「アハハハハハハハ!」
0318創る名無しに見る名無し
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2019/01/13(日) 05:29:03.64ID:nS3mZvb3
ヘッポコ「あっ、あいつ俺たちを覗いてるぜ!」
ケン「捕まえてやる!」
ヘッポコは女神を捕まえた。
0319創る名無しに見る名無し
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2019/01/13(日) 06:23:38.13ID:7PnfX2Iz
女神「な、何をするのです!?」
ケンは女神の脇に腕を通し抱え上げた。
ケン「よしコイツでギガボッシュートの特訓だ。」
ヘッポコ「良いアイディアじゃん。」
ヘッポコは女神の服を剥ぎ取ると、メロンのような乳房がタプリとまろびでて、くびれた腰回り、大きなお尻があらわになった。
0320創る名無しに見る名無し
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2019/01/13(日) 06:25:02.13ID:I59KHN5I
ケン「ヘッポコちょっと押さえてろ」
ヘッポコ「よしわかった」
ズリッ
女神「よしなさい!」
パシャッ、パシャパシャッ
ケンは女神のパンティを下ろすと写メで撮った。
ケン「あんまり俺たちをつけ回すと、この写メを天界やらにばらまくぞ」
女神「よしなさい!」
ケン「インター…ネト?だっけ」
ヘッポコ「インテリネッツじゃなかった?」
ケン「そうそうソレ!」
0321創る名無しに見る名無し
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2019/01/13(日) 06:51:20.25ID:nS3mZvb3
女神「そんなことをしても無駄ですよ。私は露出狂です。そして運命からは逃げられない。」
ヘッポコ「…黙れ、ボッシュート!」
ベコッ
女神の腹が殴られたようにへこみ女神は呻いた。
女神「おげぇッ!?うぅ、はあはあ、ヘッポコよあなた達は苦しいのですね。苦しいのならば、私の体で思う存分吐き出しなさい。」
0322創る名無しに見る名無し
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2019/01/13(日) 07:06:29.72ID:ef0yv2tJ
ヘッポコ「あっ、言ったなこいつ! 神に二言はないな」
女神「・・・はい」
ケン「よっしゃ行けヘッポコ」

ヘッポコ「ボッシュート!」
ベコッ、女神の脳天がへこんだがみるみる元通りになっていく。
女神「ううっ」
ヘッポコ「ボッシュート!」
ボコォッ今度は腹が殴られたように波打ちながらへこみ、衝撃で乳房が揺れた。。
0324創る名無しに見る名無し
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2019/01/13(日) 10:20:59.27ID:4+pWkxXO
クズ二人は女神で夜をたっぷり楽しんで朝を迎えた!
女神は二人の欲望をすべて叶えた!
ヘッポコ「くくく、いい女じゃねえか!」
ケン「最高の女だったぜ!」
女神「では、二人は私のいうことを聞くのですね?」
0325創る名無しに見る名無し
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2019/01/13(日) 14:40:00.84ID:DWJqjPj+
ケン「good-bye 女神」
ヘッポコ「じゃ、オレたち世界を救わなきゃなんで」
そう言うと二人は六本足に股がると走り出した。
女神「お待ちなさい」
パカラッパカラッパカラッ
二人は森の中へと消えていった。
0326創る名無しに見る名無し
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2019/01/13(日) 14:53:47.23ID:7PnfX2Iz
森は既に大部分が開拓され建材が置かれていた。
そしてその建材を見たことのないモンスターに乗った者達が、かつてニューモルゲッソヨシティで見た奇妙な生き物に乗せている。

ケンはそれがフォークリフトと
トラックであることは知っていたが
未開人のヘッポコにはそれがモンスターにみえたのだ。
0327創る名無しに見る名無し
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2019/01/13(日) 14:54:46.19ID:cHczXc2d
イオンモール「我が名はイオンモール。全ての商店街を消し去り、そして私も消えよう」

ケン「何だコイツは?」

ヘッポコ「地面から湧いて出たのか?」

商店会長「イオンモールは各地の個人経営をぶっつぶしていく恐怖の存在なんじゃ!」

八百屋「郊外に出現して地元の小売り業界を根絶やしにしていく恐ろしい神…いや、悪魔だ!」
0328創る名無しに見る名無し
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2019/01/13(日) 15:12:33.94ID:9YgfKtPv
ケン「な、なんてことだ!?正義の我々では見逃せぬことだ!」
ヘッポコ「しかしよぅ!ケンよぅ!腹が減ってはいくさするできんよのぅ!」
ケン「だなぁ!」
八百屋「ど、どういう意味ですか!」
ヘッポコ「いわせんじゃねぇよぅ、いくらだせるかっていってんだぁ」
八百屋「うちはいまカツカツでどこの店もお金は出せません!」
ケン「じゃあ話はここまでだなぁ!」
二人は唾をはいて森の中へ去っていった
そのは糞海のなか…
0329創る名無しに見る名無し
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2019/01/13(日) 15:58:29.50ID:7PnfX2Iz
しかし歩いても歩いても六本足一匹すら見当たらない。それどころか知らない街に出てしまった。

看板「林業の街、メラナットへようこそ!」
0330創る名無しに見る名無し
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2019/01/13(日) 17:36:34.97ID:4Ckrvxdp
ヘッポコ「ケン、危ない!」

ケン「うやっ、何すんだヘッポコ!」

ヘッポコ「モンスターだよ!首の長い」

ケン「モンスター?ありゃクレーン車だよ」

ヘッポコ「はへ?」
0332創る名無しに見る名無し
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2019/01/13(日) 18:42:25.65ID:ef0yv2tJ
ケンはハッとした。
ケン(いけね、クレーン車なんて行っても伝わらないか・・・。)

そこへ黄色い人型モンスター「やきう」が現れた。

やきう「あれは世界を壊しとる奴らが操るモンスターなんや」
0333創る名無しに見る名無し
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2019/01/13(日) 20:44:33.48ID:8WUgSFlQ
イオンタウン「我が名はイオンタウン、この地域全ての商店を消し去り、そして私も消えよう」
イオン兵「草の根も残さん!」
0334創る名無しに見る名無し
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2019/01/13(日) 22:49:59.47ID:NMKj0Tk9
『現場の法則が みだれる』
0335創る名無しに見る名無し
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2019/01/13(日) 22:55:22.92ID:wiv9p9dN
婦人服屋「出ていけー!わしらの街から出ていけー!」
イオン兵「逆らうでない。」
ビリッ
婦人服屋は売り物の柄シャツを破かれた。
ヘッポコ「ひどいことを…。」
0337創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/01/13(日) 23:26:34.26ID:FiwTNynj
イオンシティ「わたしは イオンシティ

すべての店 すべての商店 すべての商店街を消し

そして わたしも消えよう 永遠に!!」
0339創る名無しに見る名無し
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2019/01/14(月) 01:39:03.11ID:Jwj7jvfq
イオン兵がケンに襲いかかった!
0340創る名無しに見る名無し
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2019/01/14(月) 04:40:23.74ID:MhqpOH1k
「はいっ!ふうっ!はい!」
ヘッポコはイオン兵を切り捨てた。
「はいっ!ふうっ!はい!」
ケンもイオン兵をボコボコにした。
0341創る名無しに見る名無し
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2019/01/14(月) 05:32:46.95ID:jdtR7gpY
だがヘッポコはイオン1人を不意打ちで倒すのがやっとで後の奴らに囲まれて袋叩きにされた。

ヘッポコ「ケ〜ン、助けてーっ!」
0342創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/01/14(月) 06:17:22.73ID:764jo9RQ
そこへ銃を持った兵士達が突入してきて形勢は逆転
ケンは銃弾に倒れ、ヘッポコは命からがら逃げ出した!
0343創る名無しに見る名無し
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2019/01/14(月) 06:18:08.08ID:764jo9RQ
そこへ銃を持った兵士達が突入してきて形勢は逆転
ケンは銃弾に倒れ、ヘッポコは命からがら逃げ出した!
0344創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/01/14(月) 06:18:10.03ID:764jo9RQ
そこへ銃を持った兵士達が突入してきて形勢は逆転
ケンは銃弾に倒れ、ヘッポコは命からがら逃げ出した!
0348創る名無しに見る名無し
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2019/01/14(月) 12:17:08.72ID:BDhInJLb
【ヘッポコ】
ヘッポコ・ノ・コッタ
トロール族の少年口癖は「生きとったんか、ワレ!!!」
ボッシュートを修行中だが頭をへこませるぐらいの力しかまだない
【ハッケヨイ】
ハッケヨイ・ノ・コッタ
ヘッポコの父であるトロール
トロール族の恥さらしとまで言われるが、実際は?!
ギガボッシュート会得者
【ヌルスケ】
コイン収集家
世界中のコインを集めてエルフへと届ける
その魔力をもらい人間だが不老不死の力を手に入れている
所在不明
【ケン】
ケン・リュックマン
顔がリュックになっている、不思議な生き物
ヘッポコの友達
【アナ】
魔族の少女
ヘッポコの友達
究極呪文『ウロタトモカーオ』の謎をおっている
【妖婆】
魔族の老婆
世界の再構成を図る不気味な存在
【女神】
エルフの女性
魔族とは対立しているが、妖婆にそそのかされ糞神兵を復活させようとする
【糞神兵】
世界を焼き付くした古代の人造生物兵器
密かに復活がされようとしているが??
【六ツ足】
六本足の山奥にすむ生物
主に乗り物に使用されたりする
さまざまな亜種が存在する
【ギガボッシュート】
ボッシュート系の最強呪文
地面が大きく避けそこに敵を落とし込み自分の命と引き換えに敵を倒す
糞神兵とてただではすまない強力な呪文
【ウロタトモカーオ】
究極呪文
すべてがなぞに包まれている
0349創る名無しに見る名無し
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2019/01/14(月) 16:12:58.51ID:ofE5tuJI
【ララ】
デーモン族の娘
アナにレイプまがいの行為をしたヘッポコを見て故郷に帰ってまった

【ルシール】
ケン・リュックマン愛用の武器
木製バットに有刺鉄線を巻き付けてある
死んだ妻だか恋人の名前らしい
0350創る名無しに見る名無し
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2019/01/14(月) 17:14:45.66ID:EBReJAeX
【謎の遺伝子】
ケンリュックマンとヘッポコには謎の遺伝子があり、思想が現実化したり、向かってきた矢が奇跡的に曲がっていったりする
250億分の1と呼ばれる『謎の遺伝子』を持っている
妖婆はヘッポコとケンに付きまとう理由もその遺伝子の秘密を探ろうというおもわくもあるのだ
【キラーマシーン】
人造兵器
出来損ない
だが、ゴールドだけはやたら持っているのでゴールド狩りに多用される
0351創る名無しに見る名無し
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2019/01/14(月) 17:41:18.77ID:S8AEh0Pv
ヘッポコ「ゲリーマシンじゃなかったか?」
ケン・リュックマン「知らん、今はイオン兵に集中しろ!」
0352創る名無しに見る名無し
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2019/01/14(月) 18:17:52.69ID:4w3gA2x5
ケンは、見せしめのため、残酷な行動に出ます。
「ケツバット!金玉バット!菊バット!」
バシッ グシャ ズボッ!
それでもを攻撃を止めないイオン兵に、ケンが起こした行動とは・・・?
0353創る名無しに見る名無し
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2019/01/14(月) 18:38:23.83ID:7kN+/OT2
ケンが目覚めるとそこは檻の中だった。

銃弾を浴びたケンは負けてしまったのだ。
0354創る名無しに見る名無し
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2019/01/14(月) 19:49:39.53ID:fNDd0OI8
ケンはリュックサックの中かララとアナを出した。

彼女達はケンの性奴隷として生き延びていたのだ。
0355創る名無しに見る名無し
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2019/01/14(月) 20:04:04.16ID:njgjlxDs
そこへ銃を持ったヘッポコが突入してきて形勢は逆転
イオン兵は銃弾に倒れ、ケンは命からがら逃げ出した!
0356創る名無しに見る名無し
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2019/01/14(月) 22:47:37.89ID:Cc+SQKmU
ヘッポコ「アナ、ララ!生きとったんかワレ!!」
ララ「ヘッポコ久しぶり!聞いてよケンってひどいんだよ」
アナ姫「そうなんですよ!」
ケン「おしゃべりは後だ、今は逃げるぞ」
0357創る名無しに見る名無し
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2019/01/14(月) 23:04:57.91ID:T051Ntms
ララ「リュックの外って広くて気持ちい〜い!」プリッ
 
ヘッポコ「また野グソかよ……早くしろよ、追い付かれちゃうぞ」
0358創る名無しに見る名無し
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2019/01/14(月) 23:19:45.70ID:6Yx0UNZx
「勇者さま 勇者さま…… 勇者さま どうか助けて……。
 あ!おどろかないで……。わたしは ウンコではありません。
 あ!今どう見ても ウンコだって思いましたね?」

(はい)(いいえ)
0359創る名無しに見る名無し
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2019/01/15(火) 00:35:21.82ID:qhx9IBDf
ハイを選んだ
ウンコ「私は意思を持つウンコ、アレキサンドレア・ペドロシアンと名乗る者です」
ヘッポコ「ワ、ワレ!!!名前だけカッコいいやないか!!!」
0360創る名無しに見る名無し
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2019/01/15(火) 01:05:34.28ID:kQs8hwEY
ヘッポコ「そんなカッコいい名前は君には合わないぜ。しかも長すぎるし覚えにくい」
アレキサンドレア・ペドロシアン「そうでしょうか?」
ヘッポコ「そうだよ、俺がアダ名を付けてあげるよ。うーん、そうだなぁ……。」
0361創る名無しに見る名無し
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2019/01/15(火) 02:16:02.24ID:ubCxYqFb
ヘッポコ「糞…」
アレキサンドレア・ペドロシアン「断る!!」
0362創る名無しに見る名無し
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2019/01/15(火) 02:25:30.71ID:pxBcRCbV
ヘッポコ「あっ、そう。」
ウンコ「もう察しているとは思いますが、実は私はある国の姫でした。」
ヘッポコ「え?キミは女だったの?」
ウンコ「はい…しかし、悪い妖婆に呪いをかけられ、このような姿にされてしまったのです。

ヘッポコ「また妖婆かよ、ホントしょうがねぇなー。」
ウンコ「まあ、なってしまったものはしかたがないし、ウンコも思ったほど悪くはありません。」
ヘッポコ「そ、そうなの?」
ウンコ「そんなわけで、毎日ハエにたかられながら暮らしていたのですが…。
困った事があります。それは…それは……。
……あ!いけない、誰か来るわ!」
0363創る名無しに見る名無し
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2019/01/15(火) 04:22:09.82ID:Tj1vZFzX
ヘッポコが振り返るとウンコは消え去っていた。
0364創る名無しに見る名無し
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2019/01/15(火) 05:57:02.49ID:dWXobFLT
代わりに怪物がいた。
アレキサンドレアは一定時間おきに怪物になってしまうのだ。。
0365創る名無しに見る名無し
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2019/01/15(火) 12:13:17.98ID:4nkGNLQ1
アレキサンドレアペドロシアンは怪物になると本能のみになる
まわりを破壊し尽くす!
ヘッポコとケン、アナは草むらに身を隠した!!!
しばらく辺りを破壊したあと、アレキサンドレアペドロシアンは再び糞に戻った
アレキ「わ、私はいったい、何を?!」
ヘッポコ「妖婆の呪いはとんでもねえわ、一時間おきにお前はとんでもないモンスターになりまわりを破壊するんだ」
アレキ「?!ほ、本当ですか?!」
ケン「ああ、しかし、その力使えんでもないな」
0367創る名無しに見る名無し
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2019/01/15(火) 15:40:25.25ID:y2rJ6N3D
そこへ銃を持ったイオン兵達が突入してきた。

ヘッポコ「よし、ちょうど1時間だ。アレキサンダーよ、凪ぎ払え!」

アレキ(糞)「ウオォォオォォォーーーー!!!」
0368創る名無しに見る名無し
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2019/01/15(火) 19:20:19.60ID:+rf8+zyI
アレキサンドレアペドロシアンは手も足も出ず、蜂の巣にされて死んだ。
彼女はヘッポコやアナ、ララと同じく未開人だったので銃の恐ろしさを知らなかったのだ。
0369創る名無しに見る名無し
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2019/01/15(火) 21:42:05.08ID:FUc4z7Pq
「ほほう まだ息があるとはたいしたヤツだな。
  しかしキサマたちは終わりだ このオレさまをた倒さぬかぎりな。
  残念だったなっ!」
    (イオン兵 レベル30)
0370創る名無しに見る名無し
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2019/01/15(火) 22:07:12.56ID:7TU9O3Lw
ヘッポコ「きさまぁ!それでも妖婆の作り出した恐ろしきモンスターかぁ!!!たちあがれぇ!」
アレキサンダーは再び巨大な体を持ち上げると、口をパカッと広げるとエネルギーをため始めた!
ケン「キター!!!!プロトンビームの流れだぁ!」
0371創る名無しに見る名無し
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2019/01/15(火) 22:15:43.84ID:b/7RX6+6
「エネルギー充填120%!」
アレキサンダーはゆっくりと尻をイオン兵に向けた。
「な、何をするつもりだ!?」
イオン兵の顔に恐怖の色が浮かぶ。
「オガーーザーーーン!!」
ブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリ!!!
アレキサンダーは糞尿を撒き散らした。
0372創る名無しに見る名無し
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2019/01/15(火) 22:23:10.76ID:HwHG1hK1
ケン「こいつはスゲエ、沸騰した糞と酸の尿だ」
イオン兵「ぎゃあーっ!」
イオン兵は高温の糞にのたうち回りながら、酸の尿で溶けていった。
ヘッポコ「くさっ!くうっさーっ☆」
0373創る名無しに見る名無し
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2019/01/16(水) 02:18:55.85ID:Yj+uKfHy
ケン「こいつぁ、いいや!糞神兵よりつええんじゃねえか?!」
ヘッポコ「それはないだろ〜!世界を焼き付くした人造生物兵器だぜ?」
アナ「でもさ〜!こいつつれてくと一時間おきに邪魔にならない??」
0374創る名無しに見る名無し
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2019/01/16(水) 02:47:03.71ID:YPkzhbRb
アレキサンドリア・ウンコ「大丈夫よ、あなた達は襲わないから。それに1日ぐらいは我慢できるし。」
そう言うとウンコはケンのリュックの中に飛び込んだ。
ケン「うわっ!ちょ、待てよ」
ヘッポコ「しかし、1日も我慢したら凄い事になりそうだな」
0375創る名無しに見る名無し
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2019/01/16(水) 03:00:46.36ID:ZGFJUL0G
ヘッポコ「うーん、新たな仲間?も増えた事だしさ、馬車かなんか乗り物が欲しいなー。
ケン「そうだな、野生の六本足でも捕まえるか。
アナ「あの生き物ワタシ苦手だな……とっても不気味で……皮膚が裏返しになってるし。
ララ「ドラゴンなんかどお?アンタ勇者目指してんだから、ドラゴンぐらい手なずけられるんじゃない?
ヘッポコ「たぶん無理でーす。
ケン「アレキサンドリア、なんかアイデアないか?」
アレキサンドリア「…………。
ヘッポコ「おーい。
返事がない……ただのウンコのようだ。
0376創る名無しに見る名無し
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2019/01/16(水) 03:02:56.96ID:Yj+uKfHy
ウンコ「ちなみに私の名前はアレキサンドレアペドロシアン、間違えちゃダメよ」
ケン「名前はイケてるんだよなぁ〜!」
ヘッポコ「ウンコのくせに!」
ウンコ「酷い!こんな姿だからって…姫のときはみんな北川景子に似てるって言ってたのにさ…」
ヘッポコ「ハへ?!」
ケン「マジで?!」
0377創る名無しに見る名無し
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2019/01/16(水) 03:09:25.08ID:ZGFJUL0G
アレキサンドレア・ウンコ「フフン、いつか見せてあげるわよ。
ヘッポコ「へへへっ、楽しみにしてるよ。
ケン「ウンコ姿と化物アレキサンダーの姿しか見たことないからな。
0378創る名無しに見る名無し
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2019/01/16(水) 03:14:37.32ID:Yj+uKfHy
ウンコ「一枚だけ昔の写真あるわよ」
ウンコは姫時代の写真を見せた
そこにはとんでもない美少女がうつっていた
ヘッポコ「ワレ!!、マジで可愛いやないか!!」
ケン「惚れたわ!」
アナ「やっぱりこんなウンコは置いていこうよ!」
ララ「足手まといだよぉ」
メンズ二人「ククク…消えるのはお前らだよ…」
0379創る名無しに見る名無し
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2019/01/16(水) 06:13:28.73ID:xYz2mD0P
アナはヘッポコに犯されていた。
アナ「はぁ…はぁ…ううっ」
四つん這いの姿勢のため短い髪と乳房が下に垂れ
ヘッポコが腰をふるたびに、乳房が揺れていた。
0380創る名無しに見る名無し
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2019/01/16(水) 06:30:20.81ID:ds+9Mpyi
アナ「イクイクッ」
ドピュドピュッ
ヘッポコ「あ〜、気持ちええんじゃあ」
0381創る名無しに見る名無し
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2019/01/16(水) 06:41:27.23ID:b6KvnRVZ
それを通学中のハイスクールボーイ&ガールズがゲラゲラと笑いながら見ている。
奇形のおっさんとブスがハァハァと息を荒らして交尾をしている様はなんとも滑稽である。
しばらくすると悪徳ポリスのエディがサイレンをならして現場にやって来た。
「ユーたち、なにヤってる?公衆の面前デノ淫行はダメね」
エディは警棒を手にするとアナの尻をひっぱたく
「あひっ」
その奇妙奇天烈な声にさらにギャラリーは沸く
0382創る名無しに見る名無し
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2019/01/16(水) 07:38:30.78ID:2j3/de/q
「なんだてめぇ」
ヘッポコは激怒した。
「お楽しみのところ悪いが、ここはハッテン場じゃねえんだ。ちょっとお兄さんに着いてきてもらうよ。」
エディは顎で合図をすると仲間が現れ
ヘッポコ達を連行した。
「ボッシュート」
ベコッ
エディ達ポリスメン、ギャラリーの頭が少しへこみ、彼らは悲鳴やうめき声をあげながら頭を押さえかがんだ。
「うっ!? なんだ頭が痛い…。」
エディは何が起きたのかわからなかった。
「ボッシュート!」
ヘッポコが再び叫ぶと頭痛が更に強まる。

(一体何をしたんだコイツは!?)
0383創る名無しに見る名無し
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2019/01/16(水) 09:27:56.62ID:w7oHivC5
ララ「もう、なにやってんのよ?」
ドゴッ!
エディ「あろ?」
ボッシュートで凹んだ頭をケンが更に叩き潰した。
ケン「悪い悪い、もう終わったから」
0384創る名無しに見る名無し
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2019/01/16(水) 09:38:09.03ID:Rxav8ILs
エディ「許してくれよ!な!な!」
ヘッポコ「ペッ」
ヘッポコはエディの顔に唾を吐きかけると、その場を後にした。
0385創る名無しに見る名無し
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2019/01/16(水) 09:40:53.11ID:b6KvnRVZ
囲碁、奴等は奇形四人衆として民から恐れられることになる

数年後、アリアハンの国で一人の少年が元服した。
王「うむ、ソナタも16歳、立派な若武者じゃ。
ソナタの父君、オルテガも…
いや、止そう。
さあ、旅立つがよい、勇者よ。
見事に魔王を倒してくるがよい」
0386創る名無しに見る名無し
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2019/01/16(水) 11:44:03.71ID:F/SJUWhK
ケン「そういやぁ、名前を聞いてなかったな」
エディ「エディアルバレス・アルバトロスだ」
ヘッポコ「ま、またかっこいい名前やないか、ワレ!!!」
アナ「この人、実はそこまで悪い人じゃないよ」
ウンコ「確かに、邪気は感じませんね」
0387創る名無しに見る名無し
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2019/01/16(水) 13:33:14.59ID:EUWY/4Mv
ララ「甘いわね、メラメラ熱いよ〜…メラメーラ!!」
エディ「ぎええーーーっ!」
炎に焼かれるエディが真の姿を現した!
妖爺「ひいぃ…」
ヘッポコ「なんやワレ!妖婆の知り合いかなんかかい!?」
0388創る名無しに見る名無し
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2019/01/16(水) 15:23:29.00ID:CYYqfolO
妖爺「ポカ ジョマジョー!」
0389創る名無しに見る名無し
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2019/01/16(水) 15:29:39.10ID:NKmvEvla
妖爺「ムチョ ムチョ ズマパ! ポチャ ズマパ! ズマ ズマ ズマパ! ポカッ……!?
……ええっと、ポカ ジョマジョー!!」
0390創る名無しに見る名無し
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2019/01/16(水) 17:54:40.10ID:2j3/de/q
すると、妖爺とヘッポコ達の周囲にバリアが張られた。

妖爺ことエディは民間人への被害を考慮したのだ。
0391創る名無しに見る名無し
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2019/01/16(水) 18:32:51.56ID:FRYkSTMK
ウンコ「喰らえっ」ブリッ
妖爺エディ「はう!?くっ、くせぇ!
アンチ ポカ ジョマジョー!」
妖爺はたまらずバリアを解いた。
ヘッポコ「やったぜ、覚悟しろよ爺ィ!」
0392創る名無しに見る名無し
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2019/01/16(水) 18:35:16.60ID:EF9wHQRW
そう言うとヘッポコ達は逃げ出した
0393創る名無しに見る名無し
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2019/01/16(水) 18:39:07.78ID:xYz2mD0P
???『…っぽこ、…ヘッポコッ!』
誰かがヘッポコに語りかけてくる。
ヘッポコ「誰だワレッ!?」

ハッケヨイ『ヘッポコよ、ここは引くでゴワス。ここで戦えば人々が巻き込まれてしまう。』
0394創る名無しに見る名無し
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2019/01/16(水) 19:05:00.36ID:F/SJUWhK
ヘッポコ「お、親父?!」
ハッケヨイ『そうでごわす、妖爺はほっとくでごわす、妖婆と女神の陰謀を阻止するでごわす』
ヘッポコ「そりゃそうだけどよう!どうすれば止められるんだ?!」
ハッケヨイ『冒険王、ヌルスケに会いにいでごわす、ヌルスケは光の大陸に五百年住み続けているでごわす』
ヘッポコ「えっ?!そんなにも?!」
ハッケヨイ『光の大陸はドラゴンの島のため、危険でごわすがヌルスケはドラゴンマスターを解読しているため手足のようにドラゴンを操っているらしいでごわすな』
ケン「ヘッポコ、誰と喋ってんだ?!」
アン「ケン!ヘッポコは病気かもしれないわね」
0395創る名無しに見る名無し
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2019/01/16(水) 20:51:17.03ID:ds+9Mpyi
ハッケヨイ『・・・あと町中での戦闘とか民家に押し入って強盗まがいのことは絶対やっちゃいカンでごわすよ。例え魔族でも・・・』

ヘッポコ「はぁっ、なんで!?」

ハッケヨイ『常識でごわすよ!?』
0396創る名無しに見る名無し
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2019/01/16(水) 23:16:19.34ID:Nk73eN0g
ヘッポコは怒りで全身を震えさせた。額の青筋ははち切れそうだった。
家を飛び出し魔物退治に明け暮れ、家族の事など考えもしなかった男の言葉。
母親が受けた寂しさ、母子家庭と罵られた屈辱を思うと、腸が煮えくり返った。
0397創る名無しに見る名無し
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2019/01/16(水) 23:29:25.35ID:fgiLlZHK
ヘッポコ「メガ・ボッシュート!!」
メキャメキャッ
地面の陥没とともにハッケヨイの幻は消えてしまった。
ケン「おい、ヘッポコ凄いじゃないか!いったいどうしたんだよ?!」
ヘッポコ「怒り……怒りでオレの中の何かが目覚めたんだ。」
ララ「これならギガ・ボッシュートもすぐじゃない?」
ララ「調子に乗るからあんまり褒めないほうがいいよ。どうせまぐれ当たりでしょ。」
ウンコ「……ZZZ」
0398創る名無しに見る名無し
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2019/01/17(木) 02:07:52.00ID:GdAmCsBQ
ハッケヨイ『へいわな せかいに できなかった このちちを ゆるしてくれ・・・ぐふっ!』
0399創る名無しに見る名無し
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2019/01/17(木) 03:12:09.12ID:IY9GRsO4
ハッケヨイが消えた後に、何かキラリと光るものが残されていた。
ヘッポコ「なんだこれ?」
0401創る名無しに見る名無し
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2019/01/17(木) 05:40:22.14ID:2DovBfwb
〜あの世〜
王様「おお、ヘッポコよそなたは休むべきだ。よく頑張った。」
王様「もうじき女神様が糞神兵を復活させ世界を浄化させてくださる。」

ヘッポコ「えーっ!」
0403創る名無しに見る名無し
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2019/01/17(木) 06:56:12.27ID:SHZ9sFOh
ケン「騙されてるのはオマエだぞ」
そう言うとケンは王さまの顔をバットで殴った。
王さま「げえっ!」
倒れた王さまはイオン兵だった。
ヘッポコ「マジかよ…」
0404創る名無しに見る名無し
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2019/01/17(木) 07:37:53.28ID:MEUhs2EP
イオン兵(王様)「無礼者!貴様なにをしたのか分かっておるのか!」

王様は裏ではイオン兵の幹部だったのだ。
だがウロタトモカーオによりあの世に送られ今にいたる。

イオン兵(王様)「ヘッポコよこの無礼者をつまみ出せ!お前のような社会のクズを勇者に取り立てた恩を忘れたかっ!?」
0406創る名無しに見る名無し
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2019/01/17(木) 15:19:22.59ID:glrt5TWg
【ガラハド】
ガラハド・イェツリハイドクルム
ソード収集家
【アイスソード】
すべてを凍らせる氷の剣
炎の剣、スサノオソードらとともにこの世界の七本刀のひとつ言われている

王様「ヘッポコよ、今一度魂をよみがえらせてやろう、その代わり、ガラハドから『天のつるぎ』を受け取ってくれんかのぅ」
ヘッポコ「天のつるぎ?!」
王様「うむ、七本刀のすべてが揃うとウロタトモカーオ召還の祈りが捧げれるのじゃ」
0407創る名無しに見る名無し
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2019/01/17(木) 15:56:59.69ID:FUVimd/B
ヘッポコ「嘘くせー!
大体さぁ、なんで死んだのにすぐ生き返らないんだ?
ワナの匂いがプンプンするぜ!」
0408創る名無しに見る名無し
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2019/01/17(木) 17:20:40.58ID:PKoeFhj4
ヘッポコ「よこせ!」
ガラハド「な、なにをするー!」
ヘッポコはガラハドからアイスソードを奪い取った。
すると、"アイスソード≠ェ鈍く輝き…
"聖剣ナマクラー≠ノ変化した。
王さま「なんと!」
0409創る名無しに見る名無し
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2019/01/17(木) 18:06:02.46ID:bH+arjTP
ガラハド「この野郎、返せ」
ヘッポコ「な、何をする!?ああぁーっ!!」
ガラハドはヘッポコを殺害した。
0410創る名無しに見る名無し
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2019/01/17(木) 18:16:49.92ID:+rutjXUn
王様「おい、ヘッポコ。その剣を譲ってくれんか?」
ヘッポコは剣で素振りをしながらこう答えた。
「あげるわけにはいかないよ、王様。でも僕の言うことを聞いてくれたら、考えてもいいけど」
「どんなことじゃ?金ならたくさんあるぞ」
「お金なんかいらない。そうだなぁ……」
ヘッポコは振り回した剣を止めた。思わず王様は一歩ひいた。
そして、ヘッポコは剣を王様に向けるとこう言った。
「王様、六本足としたことある?」
(うん?)
王様は、初め何を言われているのかわからなかった。理解した瞬間、とてつもない屈辱感と怒りで全身を震わせていた。
「ヘッポコ!それは神の教えに逆らう行為だ。そんな事は……!」
「嫌ならいいよ。でも剣はあげない」
それでもいいのかい──?という顔つきで王様を改めて見る。
(こいつ!)
王様の怒りは頂点に達した。
だが聖剣ナマクラーを手にいれたい…という欲求が大きくなっていく。
その傍らで、これから何が始まるのかも知らない六本足が、のほほんとコロコロの糞を食んでいる。
その六本足の尻尾を持ち上げ、
「さ、どうぞ」
と、ヘッポコは王様に言った。
王様の全身を駆け巡った血が、股間に集まった。額から汗が滴り落ちた。
王様は露出した逸物を六本足のそれにあてがい、ギュッと目をつぶって押し込んだ。
その瞬間、ガーン!という衝撃と激痛が王様の全身を貫く。
「はうあ!?」
六本足は自分の股間に突然、異物が侵入してきて驚いたのだろう。思い切り王様を蹴り上げた。
その光景にヘッポコは腹をよじって笑った。
0411創る名無しに見る名無し
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2019/01/17(木) 18:21:00.39ID:+rutjXUn
ガラハド「アハハハハハハハ!」
キレた王様はガラハドの首を切り落とした。
0412創る名無しに見る名無し
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2019/01/17(木) 18:26:55.39ID:nMNmkc/E
ヘッポコは笑いながら聖剣ナマクラーを王様に手渡した。
「覚えておれよ……」
そう言うと王様は股間を押さえながら玉座に腰かけた。
0413創る名無しに見る名無し
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2019/01/17(木) 18:44:02.70ID:nMNmkc/E
この出来事があってから王様は六本足の味を忘れられなくなり、来る日も来る日も
(……ああ、やりたい。六本足とやりたい……)
と思い詰めるようになった。
ある日のこと、とうとう王様の我慢の糸がふっつりと切れた。
その日の夜、王様は城の裏の六本足の小屋に忍び出た。
そして、大人しそうな 個体を選ぶと下半身を露出し、腰を振り続けた。
「ギャギャ!?」
大人しい六本足は小さく哭いた。
(……おお、凄い、股間が溶ける。今宵はゆっくりと味わおうぞ)
ただ無心に腰を振り抱きついた。罪の意識は浮かんでこなかった。ひとしきり体液を垂れ流し満足すると、王様は城に戻った。
けれども冷静になると、さすがに己の所業を情けなく思い、もう二度とするまいと誓うのだか

何日か経つと、また吸い寄せられるように小屋へと足を運んでしまう。
こうして六本足で欲望を満たす日が続いていた。
0414創る名無しに見る名無し
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2019/01/17(木) 18:47:51.28ID:2DovBfwb
女神「ヘッポコよ、あなたが死んでも何度でも甦らせます。心配は無用です。」
ヘッポコ達は生き返り現世に戻ってきた。
王様はもういない。
0415創る名無しに見る名無し
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2019/01/17(木) 19:21:16.69ID:ELozc5y7
性癖が国中に知れ渡り、死刑になったのだ。
勿論、バラしたのはヘッポコである。
0416創る名無しに見る名無し
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2019/01/17(木) 19:23:26.96ID:glrt5TWg
女神のそばで目を覚ましたヘッポコ
ヘッポコ「あれ?!あれ?!ナマクラーは?!六本足と王様の夜の情事の話は??」
女神「クスクス、すべては妖婆が見せていたのですよ?ちなみにここはまだ夢の中、あなたの夢の中に私が入り込んだのです」
ヘッポコ「はへ??!」
女神「あなたは知っていますね?糞神兵を復活させるためのオーブが眠っているトロールの洞窟の場所を」
ヘッポコ「ここは、まだ、夢??」
女神「そうです、早く洞窟の場所を教えてください」
ヌルスケ「待て!!!!その女に教えるなぁ!!!!」
女神「ヌルスケ?!あなたはなぜ夢の中に?!」
ヌルスケ「500年も生きてるといろんな秘術を知っててねぇ、光の島から女神と妖婆の意識の動きをおっていたのさ」
女神「消え去りなさい!」
ヌルスケ「ヘッポコよ、一度光の島へとやってこい!ドラゴンの乗り方を教えてやる!あと、こいつらにはトロールの洞窟を教えるなよ!!!」
ヌルスケは両手でヘッポコの胸をどん、と押した
その瞬間「はっ!?」と目が覚めるヘッポコ
0417創る名無しに見る名無し
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2019/01/17(木) 19:44:23.46ID:mADUkzny
女神「おはようヘッポコ。さあ光の島に生きましょう!」

ヘッポコ「いるんかい!」
0419創る名無しに見る名無し
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2019/01/17(木) 20:21:55.28ID:5d6Mx8g7
女神のアナルから聖剣ナマクラーが出てきた!
ヘッポコ「あるじゃねえかよ、嘘ばっかつきやがって」
そう言うとヘッポコは光の島を目指した。
0422創る名無しに見る名無し
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2019/01/17(木) 21:42:51.64ID:2Iy4r1OH
ハッケヨイ『ヘッポコよ…聞こえるか…』
ヘッポコ「あ!親父!ワレ!!!言いたいことがあんだけどよー!俺子供の頃母子家庭とか言われて…」
ハッケヨイ『すまないでごわす、ヘッポコ…』
ヘッポコ「え?!」
ハッケヨイ『魔物退治に明け暮れ、秘伝のギガボッシュート皆伝しか目に見えていなかったでごわす…こんな父親、許せないでごわすよね…』
0423創る名無しに見る名無し
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2019/01/18(金) 02:07:30.51ID:ZrVCpa5q
ハッケヨイはヘッポコにミステリーハンターの奥義を教えた。
0424創る名無しに見る名無し
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2019/01/18(金) 02:12:46.40ID:b2VCDRaS
ミステリーハンターの奥義、とは謎を感じた瞬間にその場所に行き、クイズ形式で自問自答すると言う、荒修行のひとつだ
そこにボッシュートの秘密も隠されているのである
0425創る名無しに見る名無し
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2019/01/18(金) 04:33:19.78ID:7gt6KG1U
だがこのトレーニングを使えるのはトロール族と魔族だけ、おまけにのめり込みすぎると
己の命までも失いかねない諸刃の剣だった。
0426創る名無しに見る名無し
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2019/01/18(金) 06:02:27.04ID:jdsZ/DW+
ヘッポコ「トロールの奥義とか技とかこんなんばっかだなおい。なんかこう…安全でさぁ、簡単なのないの親父ぃ?」
0427創る名無しに見る名無し
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2019/01/18(金) 06:14:21.44ID:XiNE/1Cd
ヘッポコ「やっぱ世界救うのやーめた。」


女神「えーっ、光の島へも行かないのですか。」

ヘッポコ「うん、だって割に合わねーもん」
0428創る名無しに見る名無し
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2019/01/18(金) 07:57:09.89ID:ZdpEww9/
ヘッポコは光の島に、使い魔ミステリーハンターを放った。

ミステリーハンター「それではここでクエスチョンです。」
0429創る名無しに見る名無し
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2019/01/18(金) 08:02:37.07ID:m4lCeYyA
ヘッポコは島の探索をミステリーハンターに任せ、自分は毎日ゴロゴロしては酒を飲む生活をおくっていた。
0430創る名無しに見る名無し
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2019/01/18(金) 08:52:27.93ID:qj3IHx9S
有野課長「あー、つんでもた…」
AD「有野さん」
有野課長「何?」
AD「バッドエンドです。やり直して下さい。」
有野課長「え、マジで」
0431創る名無しに見る名無し
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2019/01/18(金) 10:20:46.74ID:JDyUw80g
ヘッポコ一行は港町ヴァギナに到着した。
0432創る名無しに見る名無し
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2019/01/18(金) 10:28:11.43ID:BWjo9J2d
港町ヴァギナとは美人しかいない町である
男たちは基本的には一人もいないのである
ヘッポコとケンとアナ、ララはその奇妙な港町にしばらく滞在することにした
0433創る名無しに見る名無し
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2019/01/18(金) 11:21:01.52ID:Bi7fxoRG
勇者ヘッポコ 港町ヴァギナ編『予告』


「は、はい…男達はみんな漁に出てしまって…」

落ち着きなく話す女将に
「なにかがおかしい」
と異変に気付いたヘッポコは、
夜半に出かける女将の後をつける…。

そこで女将が行っていた行為とは!?


港町の秘密を探ろうとしたヘッポコ
それは悪夢の始まりだった…。
0434創る名無しに見る名無し
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2019/01/18(金) 11:48:11.04ID:k55zaY0V
“いともたやすく行われるえげつない脱糞”
0435創る名無しに見る名無し
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2019/01/18(金) 12:08:41.48ID:8dfvMozm
そんな奇妙な文字のかいた張り紙が街の至るところに張り巡らされている
ヘッポコは女将の後を、夜中についていくと、そこは巨大な工場のような施設がそびえ立っていた
女将は足早に施設に入っていく
もちろん工場のような施設にも張り紙が張り巡らされている
ヘッポコ「中から…叫び声が…する?!男?!何千人の男たちの?!声?!」
0436創る名無しに見る名無し
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2019/01/18(金) 12:14:42.45ID:8dfvMozm
男たちの声は「えげつない脱糞!」「えげつない脱糞!」とはっきり聞こえてきた
泣き叫ぶような声だ
ケン「やべえな、ヘッポコ、この施設のなかにまさか、男たちがいるなんてよ」
アナ「村全体に邪悪な魔法がかかっているってこと?」
ララ「女将も操られてる可能性があるわね、でも工場のような施設、何が行われているの?」
ヘッポコ「ワレ!!!ついてきとったんかい!でもこの工場、ウンコ臭くねえか??」
アレキ「私にかけられた呪いと同じ系譜かもしれませんね、妖婆が絡んでいるのかも??」
0437創る名無しに見る名無し
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2019/01/18(金) 17:25:15.52ID:PBz4VmCe
施設の中に入ってみると、人間とも猿とも見分けのつかない生物が檻に入れられていた。
そして彼等は糞尿とワカメとミミズが入った餌を与えられている。
ヘッポコ「な、なにコレ…!?」
0439創る名無しに見る名無し
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2019/01/18(金) 21:31:42.61ID:FqE1NevP
毛のない猿「だれだお前ら、牢番か?」

ヘッポコ「わっ、なんだこのおっさん!?」
0440創る名無しに見る名無し
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2019/01/19(土) 00:32:25.48ID:Tr/zFv38
ヘッポコ「“いともたやすく行われるえげつない行為”」
毛のない猿「はうあ!?」
0441創る名無しに見る名無し
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2019/01/19(土) 00:47:14.85ID:idl0dwqn
ビックリした毛のない猿は餌を食いだした。
0442創る名無しに見る名無し
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2019/01/19(土) 01:11:52.46ID:2RP+NYok
まわりの監獄の中の毛のないサルたちも叫び出した!「意図も容易く行われるえげつない脱糞!!!」「意図も容易く行われるえげつない脱糞!!!」
ヘッポコ「ククク、見えたぜケン、こいつらぁもともと人間だ」
ケン「な、なんだと?!毛のないサルじゃないのか?!」
ヘッポコ「いま、俺が言った『意図も容易く行われるえげつない行為』これこそがやつらをコントロールする『解除宣告』なのさ」
ケン「ま、マジか!!!」
妖婆「誰だい!!!そこにいるのは!!!?」
女将「あ!!!あれはトロールの一派!!!なぜここに?!」
ヘッポコ「ばれちゃしょうがねえな、ケン、アナ、ララ、アレキサンダー、暴れるぜ!?」
妖婆「こいつらを引っ捕らえな!!!!」
警備隊の武装をした女たちの集団がヘッポコたちに襲いかかる!!!
0443創る名無しに見る名無し
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2019/01/19(土) 05:15:30.54ID:la5JlhH4
ヘッポコ達は善戦しそうに見せかけて、全員牢にぶちこまれてしまった。

警備隊の摩可不思議な武器に手も足もでなかったのだ。
0444創る名無しに見る名無し
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2019/01/19(土) 05:46:15.50ID:+0YY1586
ヘッポコ達は毎日、糞尿とワカメとミミズの入った餌を与えられた。
ヘッポコ「いともたやすく行われるえげつない糞尿」
ケン「いともたやすく行われるえげつない行為」
アナ「いともたやすく行われるえげつない糞尿」
ララ「いともたやすく行われるえげつない行為」
アレキ(ウンコ)「みんな、しっかりしなさい!」
0445創る名無しに見る名無し
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2019/01/19(土) 06:13:59.61ID:fpfl2ajB
「ウオォォオォォォーーーーーーーーン!!!!!」

アレキサンドレアがアレキサンダーに変身した。

巨大化によって牢を破壊すると、肛門から聖なる糞尿レーザーが照射され、施設を破壊した。

毛のない猿「えげつない脱糞!」「えげつない脱糞!」「えげつない脱糞!」

毛のない猿達は歓喜した。
0449創る名無しに見る名無し
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2019/01/19(土) 10:09:08.81ID:Ek2vWZCU
ヘッポコは女神の加護により蘇り
1人街を脱出した。
もちろんしゃべるリュックサック、ケンを背負って。
0451創る名無しに見る名無し
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2019/01/19(土) 10:40:38.11ID:2RP+NYok
アナ、ララも魔族とデーモン族のため、うまいこと脱出した
アレキサンドレアペドロシアンはどうなってしまったのか?!
毛のないサルたちは施設を出ると普通の人間に戻っていった
村人「ありがとう、あなたたちのおかげで妖婆の呪いが溶けた!」
村人「毛のないサルは妖婆の呪いによって生み出される人間なんです」
村人「世界中で毛のないサルたちが増え、妖婆の手足のように動いていると言う噂を聞いています」
ヘッポコ「この世を変えたときに邪魔になる人間は毛のないサルに変えてしまおうと言うことか」
ケン「そういうことだろうな、男は毛のないサルに、そして女性は働かせる、そうすれば子供は生まれずに人間界はいつか滅びる」
アナ「女神は私たちを助けてくれたよ?」
ヘッポコ「そうだな、妖婆に騙されているとしか思えんな」
ケン「しかし、ララ、お前魔族の娘だろ?妖婆の謎を知らないのか?」
ララ「妖婆は1000年前に魔族の村を追放された人だから交流が無さすぎる…知ってるのは天才的な魔術師だったと言うことぐらいかなぁ」
0452創る名無しに見る名無し
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2019/01/19(土) 11:30:53.21ID:eeVWJ06f
バッヒョイ!
妖婆くしゃみをした。
「誰かワシの噂をしとるな?」
0454創る名無しに見る名無し
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2019/01/19(土) 15:19:25.69ID:Ek2vWZCU
とルシールは妖婆を蹴り飛ばした。
「ババアどけ、しっしっ」
身振り手振りで妖婆を追い払うと婆が座っていたところにドカリと座り込んだ。
0455創る名無しに見る名無し
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2019/01/19(土) 15:34:30.46ID:H/w1B2kY
ケン「ババア、お茶!」
妖婆「なんじゃ偉そうに…」
0456創る名無しに見る名無し
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2019/01/19(土) 17:16:50.80ID:IufdhVJI
「ブーーーッ!」
ケンはお茶を飲むと噴き出した。お茶は臭い糞尿に変わっていたのだ。
「フォフォフォ」
と、妖婆は可笑しそうに笑った。
0457創る名無しに見る名無し
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2019/01/19(土) 17:27:43.39ID:Ek2vWZCU
すると、妖婆の鼻がカットされ豚の鼻のようになった。
「おい、良い度胸だなババア」
ルシールは妖婆の首元に斧を突きつけた。
「女の子が乱暴なことしてはいけません!」
とケンはルシールを叱り
「命拾いしたな。」
とルシールは斧を下げた。
0458創る名無しに見る名無し
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2019/01/19(土) 18:38:45.48ID:ZXjFv7+Q
ヘッポコ「ルシール、喋れるんかワレ!!」
ルシール「……。」
そのままルシールはただのバットに戻った。
0459創る名無しに見る名無し
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2019/01/19(土) 18:55:09.64ID:CW0vJEY1
次の日──


ヘッポコ「おい、みんなー。ケン見なかった?」

アナ「見てないよ、まだ寝てるんじゃないの?」

そして、ヘッポコがケンの部屋に向かうと、中から呻き声がしている。

ヘッポコ「ケン!どうしたんだよワレ!?」

ケンの体中にアザのような黒い斑点が浮き出ている。シーツを鷲掴みにする指が無残に震えている。

「ゴボァ、ゴホ!!」ブリッ

と、見る間にケンは激しく咳き込み、吐血し脱糞した。異様に黒い糞がシーツに溢れた。

(糞尿病……!まさか、昨夜の糞尿茶か…?)

ヘッポコの顔に冷たい汗が滲んだ。

ララ「ねえ、どうしたの〜?うわっ、くさっ!」
0461創る名無しに見る名無し
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2019/01/19(土) 20:00:00.19ID:14AZAHXD
ヘッポコは急いで部屋を出ると、扉を閉めてかんぬきを掛けた。
0463創る名無しに見る名無し
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2019/01/20(日) 09:25:27.26ID:+waxU11I
DONDONDONDONG!!!

ケン「開けてくれよ」

ヘッポコ「悪いがダメだ」
0464創る名無しに見る名無し
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2019/01/20(日) 10:30:42.08ID:Sg3hWbOL
ヘッポコ「開けることはできん!ワレ!!!」
ケン「糞が漏れそうなんだよ!」
ヘッポコ「お前は糞尿病だ!昨日の糞尿茶がお前を蝕んだ!!!!」
0466創る名無しに見る名無し
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2019/01/20(日) 12:16:21.82ID:YeNFOEpv
ララ「ただの下痢だから出してあげようよ」
ヘッポコ「ダメだ!!!やつは糞尿病だ!」
アナ「なによ、糞尿病って?!」
ヘッポコ「治らない、魔の病さ」
0467創る名無しに見る名無し
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2019/01/20(日) 15:07:13.40ID:PbYLhCzz
妖婆「フォフォフォ、なにかお困りかえ?」
ヘッポコ「ババア!おまえケンに何を飲ませたんだ」
妖婆「ただのトンスル茶じゃよ、あやつは老人をいたわる心をもたん。いい気味じゃ」
ヘッポコ「そのお茶のせいでケンが糞尿病になったんだぞ」
妖婆「はーん?あのトンスル茶とは関係ないはずじゃがのう」
ヘッポコ「嘘をつくな!オレはお前を信じない」
『そうだ!ぜったい妖婆の呪いかなんかだ!』
部屋の中でケンが叫んでいる。
0468創る名無しに見る名無し
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2019/01/20(日) 16:51:12.35ID:IfPXGPZy
妖婆「たとえば、ワシの呪いだとしよう」
ヘッポコ「認めたか!?」
妖婆「それをどう解くね?ワシを組伏せるかい?!こんな女の老人を締め上げるのかい?」
ヘッポコ「くぅ?!」
妖婆「それとも、ワシをなめてるのかい?」
妖婆はニヤリと笑った
ララ「危ない!避けて!」
バシュ!!!
妖婆は黒マントの中から大鎌を振り回した!ヘッポコは寸前で飛び下がりそれを交わす!
妖婆「かわすとは、やるじゃないか、さすがはトロールのがきだねぇ〜!」
0469創る名無しに見る名無し
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2019/01/20(日) 17:28:56.42ID:ZE5l+yRT
ゴロリ…
中年の男の頭が床に転がった。
妖婆「あららら、飛び込んでくるから切れちゃったよ」
毛の生えた村人「村長!あぁ、何て事だ」
村長は糞尿病が出たという噂を聞きつけ、宿屋に抗議に来たところだった。
0470創る名無しに見る名無し
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2019/01/20(日) 17:37:04.91ID:3VYc72iG
毛の生えた町人「この港町から出ていけ!」
毛の薄い漁師「穢れた糞尿病め!早く出ていけ!」
ヘッポコ「何だと!俺たちが檻から出してやったのに」
宿の女将「出ていけ!部屋を糞だらけにしやがってさ」
町の人達「出ーていけ!出ーていけ!出ーていけ!」
妖婆「ヒェヒェヒェ…これが人間じゃ…おまえ達が救おうとしとるな」
0471創る名無しに見る名無し
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2019/01/20(日) 17:38:48.76ID:3vksv+Vh
ぐっさん「あっははは、ども、こんちは
ん、これは何やってはるんですか?
肉…さばいてはるんですかね。
はっはっは、そうですかそうですか
じゃあ、失礼します。」
0472創る名無しに見る名無し
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2019/01/20(日) 18:06:22.16ID:ER/dyEkN
毛の生えた芸人「謝ろう〜妖婆に謝ろう〜〜」
妖婆「津田、お前また浮気してたな」
毛の生えた芸人「すぐ言う〜!」
0473創る名無しに見る名無し
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2019/01/20(日) 18:33:03.32ID:IfPXGPZy
妖婆「これが人間よのぅ!ひとを裏切り!助けてもらった恩も忘れ自分だけのためにしかものをかんがえぬ!浮気も当たり前と来た!」
ヘッポコ「妖婆昔、浮気されただろ…」
妖婆「うるさい!人間とは、汚きものじゃ!だから歯向かってきた人間どもはみんなサルやウンコに変えてやったよ、ある城の姫は美しかったからとても汚いウンコに変えてやったわ!」
ララ「おばあちゃん、もうその辺で許してあげてよ、人間の王子さまにフラれたんだから仕方ないじゃん??」
ヘッポコ「え?!マジで?!」
妖婆「うるさい!うるさいよ!ララ、あんたは黙っときな!さっさと魔族の村に帰って魔法の勉強のやり直しだよ!」
アナ「妖婆さん、人間とはそこまで汚いとは私は思いません」
妖婆「あんたも魔族のわりには人間の肩を持つのかい?!」
ヘッポコ「あ!そうだ!リュックの中の姫ももとに戻してくれよ!」
妖婆「フォフォ、条件次第だね、そうさね、トロールの秘宝、持ってきてくれたら人間に戻してやるよ!」
妖婆は足元からゆっくりと崩れていくと完全に姿を消した

村人たち「お前らは出ていけ!」
ヘッポコ「わかったよ!」
ヘッポコはケンを背負いララ、アナとともに村を出た
ヘッポコ「ケッ!妖婆のいうとおり、人間なんてろくなもんじゃねえな!」
0474創る名無しに見る名無し
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2019/01/20(日) 18:42:09.51ID:TJ43KEDH
*「おい」
妖婆の右肩にナイフが深々と突き立てられた。
妖婆「か…カペ?」
妖婆の後ろにはルシールが立っていた。
ルシール「グダグダうるせえぞ、お前ら。」
ルシールがナイフを引き抜くと赤い血がドクドクと流れ出て周りの衣を赤く染めた。

街の女将「キャー、人殺しー!」
その光景に周囲は騒然とした。
ルシールは構わず「おい婆さん、糞オヤジの糞尿病?アレはアンタの仕業か」と妖婆に尋ねた。

妖婆「…なんだいお前は!?か弱い老婆を ルシール「質問を質問でかえすなよ。」
ルシールは眉一つ動かさず妖婆の頬にナイフ突き刺しそのまま楽しそうにこねくり回した。

ルシール「なあ、おばあちゃん、糞オヤジの糞尿病はお前がやったのか?」
0475創る名無しに見る名無し
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2019/01/20(日) 19:00:47.85ID:9QuYn+rg
───港町ヴァギナ編───




                完
0476創る名無しに見る名無し
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2019/01/20(日) 19:04:32.42ID:1pFB+JRJ
ルシールの手が滑り妖婆は死んだ。

ルシール「そういえばここはどこだ?めんどくさいがオヤジやヘッポコと合流しないとな。」
ルシールは辺りを見渡すと村の裏手のようで祠が見える。

どこへ行ったらいいかわからないルシールは近くにいた女将に話しかけたが逃げられてしまった。
0477創る名無しに見る名無し
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2019/01/20(日) 19:10:59.14ID:kjUp1IUL
【ルシール】
ケン・リュックマン愛用の武器。木製バットに有刺鉄線を巻き付けてある。死んだ妻だか恋人の名前らしい。
たまに擬人化し人や魔族を斧やナイフで殺害する。
0478創る名無しに見る名無し
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2019/01/20(日) 21:26:14.99ID:O/siYQBz
ヘッポコ「あんな感じだったけど、町は救えたな」
アナ「そうだね、でもしょうがないよ」
ヘッポコ「そうだ、オレは世界を救う勇者になるんだ!どんな困難にも負けないぜ」
ララ「てゆうか、なにかやり忘れてない?」
ケン「オレはルシールを落としてしまった…」
ララ「そうじゃなくて、何で港町に行ったのよ」
ヘッポコ「何でって…ん? はうあ!?
そうや、光の島に行くための船を探しにいったんやないかワレ!!」
一行は港町ヴァギナへ戻る事にした。
0479創る名無しに見る名無し
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2019/01/20(日) 23:02:56.95ID:auk0GxwA
港町ヴァギナ編〜第二章〜
ヘッポコたちが町に戻ると、町は静まり返っている
ひとが、いないのだ
あれだけ歓喜に湧いた人々は、全く一人もいない
どう言うことだ?!
ヘッポコ「おかしい…」
ケン「さっきまでいた人たちのオーラが感じられない」
アナ「どう言うこと?!新手の魔術師に乗っ取られた??」

そこへ、ルシールが歩いてきた
ルシール「これはこれは、ご主人様」
ケン「お前がやったのか??」
ルシール「ご主人様、何をいっている?あなたの命令なしでは俺は誰も攻撃すらできないよ」
ケン「止まれ!動くな!!!」
0480創る名無しに見る名無し
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2019/01/20(日) 23:13:03.59ID:gy5q2iCZ
ケンはルシールに石を投げた。
カキーン
反射的にルシールはバットに戻り、石を打ち返した。
ルシール「あっ!しまった。」
ケン「あまり世話を焼かすな。」
そう言ってケンはルシールを握りしめると、ただのバットに戻った。
ルシール「……。」
0481創る名無しに見る名無し
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2019/01/21(月) 00:13:49.84ID:F81lf29L
一行は港へ向かうと1隻の船があった。
ヘッポコ「なんだよ、汚ない漁船だけかい」
ケン「港町と言う割には随分とショボいな」
ヘッポコ「こんな船で光の島に行けんのかね」
0482創る名無しに見る名無し
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2019/01/21(月) 01:45:59.70ID:m3KIIeAZ
船長「あんだチミは?」
0483創る名無しに見る名無し
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2019/01/21(月) 02:50:21.73ID:0GeWi+TS
ヘッポコ「オレはヘッポコ!世界を救う勇者だ」
船長「何いってんだ?ボウズ、早く帰ってママの乳首でもチューチューしてな」
ヘッポコ「なんだと!グダグタ言ってないで船をよこしな」
船長「この盗人がァ!」
0484創る名無しに見る名無し
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2019/01/21(月) 03:18:37.69ID:DMWugYUr
数分後……。
船長「いてててっ…あわわわ…ワシがわるかった!船は好きに使ってくれい」
ヘッポコ「サンキューおっさん」
ケン「でもボロボロだぜ…この船」
ヘッポコ「おい船長!この町に船大工はいないのか?」
船長「えっ?船大工なら腕のいい男がいやすが…」
ヘッポコ「呼んでこいや」
船長「はいいっ!」
0485創る名無しに見る名無し
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2019/01/21(月) 03:40:22.11ID:DMWugYUr
船長「連れてきやした!」
船大工「どんな感じにいたしますか?」
ヘッポコ「昔の戦争で沈んだ戦艦大和みたいなやつ。」
0486創る名無しに見る名無し
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2019/01/21(月) 05:22:36.00ID:CvgMIBsP
ケン「うげろろろろろろろろっ!?」

ケンは口から黒いゲロを滝のように吐き出して倒れた。糞尿病だ。

船長「ヒェッ」
船長は恐れおののき、船から下りてどこかへ逃げてしまった。舟大工も逃げ出しました。
0487創る名無しに見る名無し
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2019/01/21(月) 10:45:36.92ID:pzlCXCK1
ヘッポコは船大工を連れ戻した。
船大工「勘弁してくだせえ〜ダンナ」
ケン「お、俺の事は気にするな…ゴホッ…潮風にでも当たれば治るさ」
ヘッポコ「じゃ、そういう事で頼むわ」
船大工「ええっ??」

そう言うとヘッポコはアナとララで3Pを楽しんだ。
ケンはルシールを肛門に突っ込んで楽しんだ。


そして、夜が明けた!
0488創る名無しに見る名無し
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2019/01/21(月) 11:12:16.44ID:ZO2Hzodd
なんと、船は完成していた。
「思ってたのと違うけど、まあ良いか」
ヘッポコは船に名前をつける事にした。
「この船の名前は、
0489創る名無しに見る名無し
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2019/01/21(月) 12:31:01.40ID:CvgMIBsP
ムラクモ
0490創る名無しに見る名無し
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2019/01/21(月) 16:07:25.78ID:Z/zTF9yp
ヘッポコ「というわけで、ムラクモ号!光の島を目指して出航だーっ!」
一同「おぉぉおぉぉぉーーーーっ!!」
0491創る名無しに見る名無し
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2019/01/21(月) 17:45:05.05ID:TFD113s7
船底から浸水してきた。
0493創る名無しに見る名無し
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2019/01/21(月) 18:37:26.75ID:zYXWxOWC
「ヤバイんじゃないのコレ?」
ヘッポコは特別あわてた様子もなく落ち着いて言った。
「前方に小さな島が見えるな、そこの浅瀬に乗り上げちまおう」
ケンが指差した先に小山ほどの島があった。
そしてムラクモ号は滑るように砂浜に着岸した。

「おや、ヘッポコじゃないか」
船をロープで固定しているヘッポコが振り向くと、老婆が木の下でニコニコしている。
「すみません。お婆さんに見覚えがないんだけど、どちら様でしたっけ……?」
と言うと、これは意外だという顔つきをしてこう言った。
「なんじゃい、おまえの母さんの姉さんじゃないか。おまえの伯母さんじゃろ」
「そんなに伯母さんいたっけ?」
小首をかしげる様子のヘッポコにまるで余裕を与えないかのように、
「こんな所で立ち話もなんだよ。家に来て茶でも飲んで行くがいい」
と言って、とっとと先に歩き始めた。
その勢いにつられてヘッポコ達は老婆の後に付いて歩き出した。
「おい、あの婆さん……」
ケンがそう囁くと、
「あぁ、アイツかもな。用心して行こう」
ヘッポコとケンはお互いに頷いた。
細い道を抜けると、やがて荒れ果てた庭園の中に屋敷が見えてきた。
その屋敷の前まで来ると老婆は足を止め、
「今、家のお嬢を呼んでくるからな」
と言って、古ぼけた屋敷の中に消えてしまった。
0494創る名無しに見る名無し
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2019/01/21(月) 18:46:57.68ID:gWTz6nE8
ヘッポコ「お嬢〜? 可愛い姫様でもいるんかな?」
そう言ってヘッポコは股間をいじった。
0495創る名無しに見る名無し
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2019/01/21(月) 18:57:39.08ID:HMyTH0t3
『──ここは人間の来るような所じゃないよ。早く逃げないと命を取られるよ。』
0496創る名無しに見る名無し
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2019/01/21(月) 20:44:41.27ID:up/+OW85
ヘッポコ「だ、だあれ?」
誰もいない。
すると、屋敷から老婆が熟女を連れて出てきた。
ヘッポコ「あんたは!」
その熟女はヘッポコ君の家の隣に住んでいた人だった。
しかし、そのひとは洗濯物を干しているときに、二階から落ちて死んだはずだった。
熟女「こんにちはヘッポコくん。お元気でしたか?」
ヘッポコ「オバサン生きとったんかワレ!!」
0497創る名無しに見る名無し
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2019/01/21(月) 22:35:36.17ID:aC8BelTn
「キシャーッ!」
老婆はいきなりヘッポコに自分の汚れたパンティを被せ、ブッと屁を吹きかけた。
「はうあ!?」
と思った時にはもうヘッポコの手足は硬直し、動きは完全に封じられた。
金縛りに遭ったように身動きがとれない。
ケンとアナ、ララもフンドシやらブラジャーを頭に被せられ、老婆にブッと屁を吹きかけられて動けなくなった。
「ケッケッケッ」
老婆は薄笑いしながらその場を立ち去ったが、しばらくするとまた戻って来た。
「忘れておったわい…」
そう言うとヘッポコの頭に脱糞した。
0498創る名無しに見る名無し
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2019/01/21(月) 23:24:44.73ID:iIByfLQh
「下着ドロが!」
熟女もヘッポコの頭に脱糞した。
0499創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 00:36:52.21ID:ec7NcvX1
「喉が渇いたろ?この冷たい麦茶をお飲み」
老婆はケンに麦茶を飲ませた。
「ブーーーッ!」
ケンは麦茶を噴き出した。なんと、麦茶は臭い糞尿に変わっていたのだ。
「フォフォフォ」
と、老婆は可笑しそうに笑った。
0500創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 01:45:22.50ID:+85nIk34
老婆はヘッポコ、ケン、ララ、アナを屋敷に引きずっていった
外ではアレキサンドレアウンコがそれを眺めていた
アレク「ヤバイよ〜!ヘッポコたちが捕まったよ!」
屋敷は独特の負のオーラを放っている
屋敷全体がまるで意識をもっているかのような不気味さであるのだ
0501創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 04:43:52.42ID:H5wOLCCy
ヘッポコ達は屋敷の地下に連れ込まれた。そこには得体のしれないゲル上の生物が壁にへばり付いている。
ヘッポコ「何だここは…」
老婆「これから良いことをするんだよ…フヒヒ」
老婆は不気味な笑みを浮かべた。
老婆「ララ、こっちへ来な」
老婆はララを謎の生物の前に立たせた。
老婆「ほれ、お前の餌だよ」
そう言うと無数の触手がララの体を生物の体へと引き込んでいった。
ララ「いやああああ!」
ヘッポコ「ララ!」
ヘッポコはララの手を掴むが滑ってしまった。
老婆「やかましい!」
ヘッポコ達はは触手に拘束され身動きがとれない。
老婆「お前達はしばらくそこで見てな」
ヘッポコ「クソっ!」
ララは服を溶かされ生物に取り込まれた
0502創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 05:10:31.44ID:RRv7j3fJ
アレク「あわわわわわ…」ブジョボボボ
恐怖の余り脱糞と失禁してしまう。
老婆「後はお前の好きにせい」
謎の生物は触手でララの股間や胸を弄くり回す。
ララ「あっ…」
ヘッポコの股間も無意識に大きくなっていく。
老婆「アナ、お前も来るんだよ」
触手がアナを体内に取り込むと敏感な場所を弄くり回す。
アナ「はぁっ…」
ヘッポコ「貴様…」
老婆「フヒヒ…お前達にはこんなのはどうだい?おい、あれをやりな」
老婆謎の生物に層命じるとはニヤリと笑う
ヘッポコ「なっ何を…あああああああああああああ!!!!」ブボボボボボボボボボボォ!!
ケン「あああああああああああああああああああ!!!」ブボボボボボボボボ!
触手で拘束された二人はものすごい勢いで脱糞した。
0503創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 05:20:46.64ID:rg1uul0g
老婆「フヒヒヒ…なんと哀れな姿じゃのう」
ヘッポコ「あああああああああああああああああああ!!!」ブリッブバババババ!
ケン「なんだこれっ、ああああああああああああああ!!!」ブバババババ!
老婆「しばらくそうしていろ…フヒヒ」
不気味な笑いを浮かべながらララとアナと取り込んだ謎の生物と供に地下の奥深くに消えていった。
ヘッポコ「貴様、絶対に殺…あああああああああああ!!!!」ブババババババババ!
0504創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 05:40:48.21ID:PoxF8Tnt
地下最奥の部屋

ララ「助す、けて、あっ」
アナ「なに、これ、んっ」
老婆「こいつはスライムの一種でねぇ、若い女の体液の補充が必要なのさ。どうだ?気持ちいいだろう」
老婆はニヤニヤしながら捕らえられた二人の少女を見つめる。
ララ「いやっ、見ない、でえぇ…」グチュグチュ
アナ「気持ちよくなんかっ、あんっ」ズチ…
老婆「いつまで耐えられるかねぇ…フヒヒ」

その頃、アレクは…

アレク「ヘッポコ、ケン、助けに来た…って何じゃこりゃああああ!」
ヘッポコ「ああああああああああああ!!!!!」ブリブリブリブリブリブリブリブリ
ケン「おおおおおおおおおおおおお!!」ブババババババババババババババババババババババババ!

アレク「うわっ足に触手が…うっ!」ドクンッ!
アレク「猛烈な便意がっ、あ、ああああああああ!」ブババババババババババババババババババババババババ!!
0506創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 10:26:19.18ID:JreRWjbP
そうルシールはひと言呟くと、
躊躇なく口から火を噴きララとアナをスライムごと焼き殺した。

あっけにとられている老婆も殺害しようとしたが逃げられてしまった。
0507創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 12:09:03.39ID:2GnkCUV+
(なあ、一緒に糞まみれになろうや…)
3人の頭の中から囁くような声が聞こえた
へアケ「あああああああああああああああああ!!!」ブババババババブリブリブリ!
(気持ちいいんだろぉ?素直になれよ)
ヘッポコ「きっ気持ちよくなんかっあああああああああああ!」ブリブリブリブリブリブリブリブリ!
アレク「おっ、ああっ、あぁ…」ブボボボボッブバッ
ケン「おおおおおおおおお!」ブリブリブリブリブリ!

老婆「この屋敷は七滝ああ過去なのね。!?。!!!?。?。!!!!!?。」
0508創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 12:11:26.87ID:jio0I5FX
ケン「ルシール、いや、ルシフェルリオネルクス!刀に戻るのだ!」
ルシール「うぉ!」
ルシールは刀の姿に戻るとケンの鞘のなかにカチャ、と言う音とともに吸い込まれた
ケン「婆は逃げたみたいだな、しかしこのスライム、服だけを溶かし快感をもたらすとはなぁ、一匹とっとくか」
ケンはスライムを袋に入れるとアナ、ララのはだかをまじまじと見つめた
ララ「み、見んじゃないよ!舌かみ切るぞ!」
ケン「ケッ!ガキの癖に」
ヘッポコ「服着ろよ、婆は逃げたみたいだぜ?」
アナ「あなたメガボッシュート使えるなら何で使わないのよ!」
ヘッポコ「え?!なんかスライムの動きをみてたら使いたくなくなって…」
アナ、ララはヘッポコをボコボコにし、地下牢から脱出した
0509創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 12:23:59.46ID:WxMxZRwQ
ヘッポコ「ルシールは刀ではない、有刺鉄線を巻き付けたバットだ!」
ケン「ん、当たり前だろ?いきなりどうした」
ヘッポコ「いや、別に…」
スライム「ボクは悪いスライムじゃないよ」
ヘッポコ「いーや、お前は悪いスライムだ。夜中、可愛がってやるからな」
スライム「ヒエッ、プルプル」
0510創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 15:13:51.77ID:jio0I5FX
スライム「僕たちの村に、毛のないサルの大群が押し寄せ、めちゃくちゃにしてしまったんだ」
ヘッポコ「え?!毛のないサル?!」
スライム「うん、スライムは利用価値があると妖婆がみんなを捕まえて連れていってしまった」
ヘッポコ「また妖婆かよぅ」
スライム「僕たちは改良され、人やモンスターをコントロールできる操り人形の道具として利用されているんだ」
ケン「妖婆の計画がだんだんと見えてきたぜ、この世のモンスターをすべて掌握する、人間は淘汰される、女神の一族は騙され、その武力を奪われる」
ヘッポコ「この世の仕組みを変えるんじゃない、妖婆が新しいこの世界の神となろうとしているんだ!」
アナ「ララ、あなたのおばあちゃんなんだから何とかしなさいよ〜!」
ララ「ムリムリ!魔術では魔族で敵うひとなんかいなかったし、頑固なんだもん!」
0511創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 16:26:52.82ID:Vv+vH7Fw
─魔界─

バッヒョイ!
「おやおや……また誰かワシの噂をしとるね」
くしゃみをした妖婆はニヤニヤしている。
0512創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 17:53:16.14ID:lwQOn9+d
ヘッポコ「早くギガ・ボッシュートを修得しなくちゃ。こんな島でダラダラしてられない」
ヘッポコは船底の穴にスライムを詰めると島を後にしたした。
スライム「ピギーッ」
すると、老婆が息を切らして走ってきた。
老婆「お待ちー!お茶の一つでも飲んでいかんかー!」
ヘッポコ「いざ、光の島へ!」
一同「おう!」
0513創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 18:14:38.86ID:xOyq5JGH
ヘッポコ「今日も島影はないなぁ」
とヘッポコ思っていると、何だか海の色がドス黒く変わってきた。
ゴツゴツとした岩が水面から覗いている。
潮の流れが段々と速くなってきた。
アナ「あれ、これって危険な気がする」
スライム「痛いっ!岩が当たるよ〜」
ムラクモ号は激流を流される小舟のように、回転しながら流されていった。
ケン「あれは!?渦潮だっ、しかも馬鹿デカいぞ!」
ララ「ひゃーっ!ヘッポコ何とかしなさいよっ」
ヘッポコ「これはダメかもわからんね…」
0514創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 18:51:21.70ID:XcAFq7ll
ヘッポコは渦の中心に釣糸を投げた。
突然、渦の中心が割れ、釣り針を加えた老婆が爛々と目を光らせて立ち現れ、ヘッポコの胸を掴んだ。
「……!!!」
ヘッポコは、わっとばかりに昏倒した。
心臓を握り潰される感覚に、命を取られたかと思ったが、数時間後に目を覚ました。
0515創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 19:03:37.68ID:pxT584Cv
ヘッポコの隣には満足げな顔をして寝息をたてている老婆がいた。
0516創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 19:15:59.27ID:UvdDC2qf
ヘッポコ「生きとったんかワレ!」
老婆「また糞まみれになりに来たのかい?物好きだねぇ」
0517創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 19:21:11.45ID:jio0I5FX
どういうことだ?!
何が起こり、ここはどこだ?!
みんなは?!
ヘッポコの頭のなかにいろいろな考えが沸き起こった
妖婆「ここは、光の島の宿屋、『ブレーメンズロッジ』じゃよ」
ヘッポコ「ぶ、ブレーメンズロッジ?!も、もう光の島についたのか?」
妖婆「ふん!渦潮に飲まれそうなとこを魔神の杖で海を割り、お前たちをここまでつれてきたんじゃ、世話かけおって」
ヘッポコ「なんで妖婆が俺たちを?!この世を支配する悪者じゃないのか?!」
妖婆「フェフェフェ、魔族には二種類の存在がある、悪に染まりきるもの、または悪であることに誇りを持ち、世界のバランスをとろうとするもの」
ヘッポコ「どゆこと?」
妖婆「光あるところに影あり、闇が存在するには光が必用と言うことじゃ、すべての正義を消し去ることは魔族にとっては首を自らの手で閉めるようなものじゃて」
妖婆は古びたソファに腰かけると不思議な匂いのするタバコをゆっくりと燻らせた
妖婆「こしゃくで、生意気だが、女神の一族はいてもらわなきゃいけないねぇ!」
ヘッポコ「じゃあよぅ、糞神兵はなぜよみがえらせる!?やつらは世界を焼き払った生物兵器!」
妖婆「なぜって?この世で一番醜悪な存在、『人間』を滅ぼすためよ」
ヘッポコ「人間がなぜ悪い?!」
妖婆「忘れたのかい?人はじぶんの利益のために仲間を裏切る、他の生物のことなど菜にも考えない、この世は人間によって闇になってしまうからじゃ」
0518創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 19:44:52.57ID:s9k8Nmez
ケン「あの時はよくもやってくれたな!今度はお前が糞まみれだ!出番だルシール!」
有刺鉄線を巻いたバットは人型に変形した
ルシール「せっかく寝てたのに…ってげぇっ!またこの変態ババアかよ」
老婆「変態とは失礼な。変態という名の天才じゃよフヒヒ」
老婆は不敵な笑みを浮かべる
ヘッポコ「あの時はお前は炎に焼かれて死んだはずじゃ」
老婆「粒子化して逃げたわ フヒヒ」
アレク「えぇ…んなアホな」
アナ「あの時はよくも虐めてくれたわね!覚悟しなさい!」
ララ「お婆ちゃんこんな事もう止めて、オナシャス!」
老婆「私を倒したければ北にある塔まで来るがいい じゃあの」
ヘッポコ「おい待てやクソババア!チッ、また消えたか」
ケン「まま船で海を渡らなきゃいけないなぁ」
ルシール「もう寝ていい?」
ケン「勝手にしろ」
一同は船で北の塔へ向かった
0519創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 19:45:43.31ID:pxT584Cv
ヘッポコの脳は理解の許容範囲を超えてしまいフリーズした。
0520創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 19:51:03.48ID:3dIpZYE9
ヘッポコ「それいったら、トロールも魔族も一緒じゃねーか」

妖婆「私のいう『人間』というのはこの星に住む知的生物全般の事よ。誰某に限定した話ではないのさ」

ヘッポコ「自分は例外っていうんだろ?」

妖婆「全てが終わったら私も消えよう。お前達の想像とは違い私は公平なのじゃよ、フォ、フォ、フォ」
0521創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 19:56:23.08ID:PrlE0WC2
そこでヘッポコは目を覚ました。
そこは船の中だった。
0522創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 20:00:20.74ID:s9k8Nmez
ヘッポコ「ああそういや俺のカーチャンがよく言ってたんだけどよ」
ケン「聞いてもいないのに勝手に語りだしたよこいつ」
道中ヘッポコは突然思い出したかのように語りだした
ヘッポコ「なんかよぉ、人間嫌いな婆さんがいてよぉ 、そいつとは関わんなってカーチャンがよく言ってたわ」
ケン「さっきのババアか?」
ヘッポコ「さあ?知らね 俺は寝る」
ケン「何なんだよ…」
ヘッポコはそのまま眠りについた
ララ「なんか、うちのお婆ちゃんが色々とすみません…」
アナ「あんたは悪かないって悪いのはあの変態ババアなんだし」
ケン「取り敢えず何か作戦を考えないとまた糞まみれにされてしまう」
アレク「それだけは絶対に嫌ああああ!」
ヘッポコ「私にいい考えがある」
ケン「起きとったんかワレ」
0523創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 20:01:14.70ID:86mQswD9
「スカウター!」
アナは能力分析魔法【スカウター】でヘッポコの能力を調べた。
「……脳内容量……125キロバイト!?」
アナは驚き戸惑っている。
「おいおい、マジかよ!俺だって64ギガバイトはあるぜ!?」
ケンは驚きを通り越して悲鳴にも似た声を上げた。
「ギガ・ボッシュートが覚えられない訳だわ……」
ララはあきれ顔で言った。
0524創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 20:15:21.52ID:KKCrad3P
「あーあーあー!聞こえない!」
ヘッポコ叫びながらヘッポコは鼻の穴をふさいだ。
「バカにするなー!オレは世界を救う勇者だ!」
0525創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 20:16:33.32ID:vWfPprkB
ヘッポコ「うわっ私の記憶容量低すぎ…?」
ケン「そら覚えられんわな」
ヘッポコ「じゃあついたら起こしてくれ」
ケン「あれ、作戦は…?」
ヘッポコは再び眠りについた
0526創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 20:17:43.57ID:PrlE0WC2
女神「…ヘッポコよ、実はあなたは勇者ではないのです。本当の勇者はルシールなのです。」
0527創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 20:57:20.72ID:vYb8OMdM
「嘘だーーーーッ!!」
ヘッポコはショックで寝込んでしまった。
0528創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 22:20:25.83ID:dVQbkHZ1
女神「ヘッポコ、私は間違っているのでしょうか?」
夢の中の女神は問いかけてくる
女神「コインの恩恵により長寿の秘宝によって不老不死になった、冒険王ヌルスケ」
ヘッポコ「あー、あの噂の光の島の住人ね?」
女神「彼は言いました、女神よ、人間が邪魔ならば、それは違う、邪魔なものをすべて消していけば最後に残るのは『無』と『達成できぬ欲望』のみだと」
ヘッポコ「うーん、よくわかんねえけどさ、誰にでも悪いとこ良いとこがあるってことか??」
女神「そうですね、人間の醜悪な部分と言うのは人の心の光のある部分によって汚く見えるんだと私は気づいたのです」
ヘッポコ「つまり、人間には未来があり、価値があるってこと?」
女神「そうなのです!あ、不味い!誰かに聞かれています!妖婆?!」
妖婆「女神よ、今さら引き返せんぞえ?!迷うな!迷うな!迷うな!世界を救うのは我々、新しい神となる存在たちなのじゃー!!!!」
0529創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 22:28:51.42ID:vYb8OMdM
ヘッポコはうなされている。
「おい、ヘッポコ!起きろ」
ケンはヘッポコの体を揺すった。
ヘッポコは目を覚ました!
しかし、女神の話の半分も覚えていなかった。
「あ、ケン。オ、オレ…」
力なく返事をするヘッポコ。
「着いたぜ、北の塔によ」
ケンは古びた塔を見上げながら言った。
0530創る名無しに見る名無し
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2019/01/22(火) 23:00:52.49ID:QTIbP5kP
「ヒィーッ!」
ヘッポコは金切り声をあげて目を覚ました。
「また寝てたんかい」
ゲシッ
ケンはルシールでヘッポコの頭を小突いた。
0531創る名無しに見る名無し
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2019/01/23(水) 05:04:25.89ID:jG/kxNrR
ヘッポコ「こをにちはー勇者でーす」
……返事がない ただの扉のようだ。
DONDONDONG
ゴゴゴゴ……
ケンがノックをすると塔の扉が開いた。
ケン「さあ、老婆をぶっ飛ばそうぜ」
0532創る名無しに見る名無し
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2019/01/23(水) 05:45:00.61ID:VagloQAr
一階を探索したヘッポコ達は宝箱を見つけた。
「いきなりラッキー!」
ヘッポコは宝箱を開けた。
なんと、賢さの種を見つけた!
ヘッポコは賢さの種を食べた。
賢さが20KB上がった!
0533創る名無しに見る名無し
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2019/01/23(水) 06:01:32.91ID:7dyaAu7q
ヘッポコ「なんだって老婆はこんな塔に住んでるんだろう。
なんか理由でもあるのかなあ?
あっ、また宝箱みっけ!」
0534創る名無しに見る名無し
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2019/01/23(水) 06:06:04.14ID:7dyaAu7q
ヘッポコは宝箱を開けた。
なんと、力の種を見つけた!
ヘッポコは力の種を食べた。
力が6Kg上がった!
0535創る名無しに見る名無し
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2019/01/23(水) 06:26:40.55ID:I595nFMC
力の種は傷んでいる。
ヘッポコは食中毒になった。

賢さの種は体に合わない。
ヘッポコは高熱、嘔吐の症状が襲いかかる。
0536創る名無しに見る名無し
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2019/01/23(水) 06:29:30.37ID:jF1ER4uf
〜北の塔〜 25階


ケン「はあはぁ…ババア!いったい何処に隠れてるんだ、姿を見せやがれ」

ヘッポコ「宝箱からゲットした種を食いまくったオレのパワーを見せてやるぜ」

アナ「あの…みなぎる闘志に水を差して悪いんでがすが、もし老婆が土下座して謝ってきたらどうします?」

ケン「そっ、それは問題だな。しかし、老婆はずる賢い…ワナと考えた方が良いかもな」

ヘッポコ「オレは勇者のはしくれだ。無抵抗の老人に手を上げるのは、勇者とは言えないぜ。」

ララ「なにが勇者よ。バッカじゃないの?
もし、お婆ちゃんが無抵抗ならヤツを挑発して攻撃させればいいのよ!
だったら問題ないでしょ。フン!」

ヘッポコ「ララこえ一。悪魔こえ一よ」

ケン「ひゃー、魔族って身内にも容赦ないんだな…」
0537創る名無しに見る名無し
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2019/01/23(水) 06:33:49.87ID:jF1ER4uf
ヘッポコ「ちょっとゴメン、お腹いたい…」

ララ「あんなにバカみたいに種なんか食べるからよ!」
0538創る名無しに見る名無し
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2019/01/23(水) 07:04:55.50ID:IrnADean
ヘッポコの体調の回復を待つため、一行は25階でビバークする事にした。
ヘッポコ「う〜ん、う〜ん」プッ
踊り場には老婆の像が並べられていた。
老婆の像はまるで生きているかのように瞳を見開いている。
ヘッポコ「う〜ん、う〜ん」ブリッ
0539創る名無しに見る名無し
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2019/01/23(水) 08:09:44.63ID:T4f35Zg/
目の前に喫茶店があったので休む事にした。
「いらっしゃいませ」
メイド服で現れたのはババア
0541創る名無しに見る名無し
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2019/01/23(水) 13:29:50.68ID:uy8zYnhj
大砲から更にトランスフォームし、人間型のロボへと変わる!
ヘッポコ「うぉ!なんて喫茶店だ!」
ララ「カッコいい!」
ロボ「へ?!」
アナ「すごいよねぇ、映画みたい!」
ロボ「ま、マジで?!マジで生まれてはじめてモテてる?!俺?!」
ロボは有頂天になっている
ヘッポコ「なんか、旨いものはやくだしてくれよ!」
ロボ「あいよ!」
ロボは生き生きと厨房にはしっていった!!
0543創る名無しに見る名無し
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2019/01/23(水) 15:26:42.05ID:WkX09iDB
ケン「おまえら何バカなことやってんだ」
ヘッポコ「ケンこそ何いってんだよ、美味いよコレー!」
そう言うとヘッポコはケンの口に料理を押しつけた。
ケン「ぐわっ!くっ、くせぇ!」
ヘッポコ「だから何いってんだよ、まったく」
モグモグ
ヘッポコ「ブーーーッ!?糞だこりゃーーー
!!」
ロボ「ワッハッハ、チョロいやつらだな。
老婆の手をわずらわせる事もない。オレが倒してやる」
ヘッポコ「くそっ、力が抜けるぅ」
0544創る名無しに見る名無し
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2019/01/23(水) 16:59:55.74ID:k5d8G001
老婆「行くぞぇ!」シャーッ

ヘッポコ(突っ込んできた! どんな攻撃をするつもりだ!?)

老婆「とりゃあ!」バッ

ヘッポコ(跳んだ!?)

バキィッ!

ヘッポコ「ぐぎゃっ!」

老婆「ひひっ」スタッ

ヘッポコ(婆さんのくせに、なんて跳び蹴りだ……!)
0545創る名無しに見る名無し
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2019/01/23(水) 17:09:22.74ID:WU7EhDWt
バチコーン!
ロボは老婆をひっぱたいた。
老婆「ぎゃっ」
ロボ「ワタシが戦うと言ったダロ!」
0546創る名無しに見る名無し
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2019/01/23(水) 17:22:51.37ID:voKdaVZ+
ララ「仲間割れしてる今がチャンス!メラメラあついよ〜メラメラあついよ〜」
老婆「このガラクタが!」
ロボ「すっこんでろ糞ババア!」
ララ「メラメーラ!」
コンッ
ロボと老婆はノーダメージだ。
ララ「こ、コンッって…」
ヘッポコ「その呪文いつもそれだな」
0547創る名無しに見る名無し
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2019/01/23(水) 17:35:53.93ID:2V8AcSNb
ケン「うりゃ!」
スパカーーーーーン
ロボはバットのフルスイングで飛んでいってしもうた。
0548創る名無しに見る名無し
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2019/01/23(水) 17:41:59.16ID:cR2YOj/Y
ヘッポコ「うおおおおおっ!」ガシッ

老婆「そりゃ!」バキッ!

ヘッポコ「だあああああっ!」ガシッ

老婆「ほりゃ!」ドカッ!

ドザァッ…

ヘッポコ「ぐ……!」

老婆「フェフェフェ、こんなもんかい?勇者の出来損ないよ」

ヘッポコ「……」

老婆「? どうしたんじゃ?」

ヘッポコ「言いにくいんだけどさ、さっきからコーマン見えてるぞ」

老婆「ひゃ!?」
0549創る名無しに見る名無し
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2019/01/23(水) 17:53:03.59ID:cR2YOj/Y
ヘッポコ「隙あり!」ダダダッ

老婆「はっ!」ブオッ

バチィッ!

ヘッポコ「げぶっ!」

ヘッポコ(タレ乳を振り回して攻撃してくるとは……!)

老婆「乙女じゃあるまいし、アソコをみられたぐらい何だって言うんだい。ホレ」

ヘッポコ(うわっ、自分でコーマン開いて見せてやがる…)

老婆「フフフ…さあ、この乳をかいくぐって、ワシを攻撃できるかい?」

ビュンビュンッ! ビュンビュンッ! ビュンビュンッ!

ヘッポコ(まるでタレ乳で作られた“結界”だ……!)
0550創る名無しに見る名無し
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2019/01/23(水) 18:14:05.16ID:cR2YOj/Y
ヘッポコ(いや、待てよ?)

(あいつの攻撃リーチはしょせんタレ乳が届くとこまでだ)

(だったら、遠くから糞を投げれば――)ビュッ

カキンッ!

ガンッ!

ヘッポコ「あぐぁっ!」

(ピッチャー返しのようにハネ返された……!)

老婆「そんな消極的な戦法じゃあワシは倒せないぞえ」

ヘッポコ「お前を倒すには接近するしかないってことか……!」

ヘッポコ「進むしかない!」ダッ

老婆「カモーン!坊や〜!」ゾクゾクッ

ガッ! ドカッ! バキッ!

ヘッポコ「ぐあああっ……!」

老婆「ワシの乳攻撃は、回避も防御も不可能じゃよ!」

老婆「次の攻撃でトドメじぁっ!」

ヘッポコ「いやっ!」ギロッ
0551創る名無しに見る名無し
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2019/01/23(水) 18:22:11.93ID:cR2YOj/Y
ヘッポコ「避けるのも受けるのも無理なら……入れる!」ストンッ

老婆「なんじゃ!? ワシの乳首をつまみ後ろに回った!?」

ヘッポコ「そして、このままぁ……」グイーンッ

老婆「はあああっ……!」

ヘッポコ「お前を犯すッ!!!」グンッ

ヌプッ!!!

老婆「ひゃあぁぁ……!」ビクン

ヘッポコ「俺の……勝ちだな」パコパコ

老婆「ああ……おぬしの勝ち、じゃ。こんな若いモンに入れてもらえるとは…ワシゃ幸せじゃ……」
0552創る名無しに見る名無し
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2019/01/23(水) 18:46:52.25ID:I595nFMC
老婆は絶頂を迎えたと同時に大爆発。
塔は崩壊しヘッポコ達は生き埋めになった。
0553創る名無しに見る名無し
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2019/01/23(水) 19:22:41.36ID:lxnc03RI
おうさま「おお ヘッポコ! しんでしまうとは なにごとだ!」

へっほこ「でも いきかえったぜ! きたのとうの ろうばも たおしたぞ!」
0554創る名無しに見る名無し
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2019/01/23(水) 20:39:36.11ID:El9JK1Kf
女神「ヘッポコよ さあ しろをでるのです そのおとこは しょせん おきもの はなすだけ じかんの むだです」
0555創る名無しに見る名無し
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2019/01/23(水) 22:17:11.02ID:/4xSEs8o
王様「ヘッポコよ、余は黒胡椒なるものが食べてみたい。もし黒胡椒を持ち帰ったならば、そなたに船を授けよう」

ヘッポコ「もう船は持っていますので、お断りします」
0557創る名無しに見る名無し
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2019/01/23(水) 23:18:08.94ID:LKxMMCnD
兵士「王様!ご報告があります」
王様「なんじゃ騒々しい」
兵士「北の塔の消滅と同時に、港町ヴァギナに大きなが開きました!」
王様「そ、それはまことか!?」
兵士「確かでございます。町の者はヴァギナの大穴と呼んでおります」
ヘッポコ「ヴァギナの大穴…なんかエロいな」
ケン「ガバガバってか」
0558創る名無しに見る名無し
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2019/01/23(水) 23:18:25.13ID:SGg+G6xJ
いや、10年後だったかー
アナ「平和ねー」
ララ「そうですねー」
老婆の脅威が去り世界に平和が戻った
身寄りの無くなったララはアナに引き取られスライムと共に彼女の家で共に暮らしていた
アナ「でもまだあのババアの残党がいるのよねー倒しに行くのメンドクセ」
ララ「まだ魔物もいますしねー」プニプニ
スライム「あのー剣でつつくの止めてもらえませんか…」
彼女達は依頼で山から降りてくる魔物を討伐し生計を立てている
村人「魔物が出たぞー!」
アナ「また魔物かあ どうせ雑魚なんでしょうけど」
ララ「生きるためです 行きましょう」
スライム「お供します」
0559創る名無しに見る名無し
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2019/01/23(水) 23:26:33.72ID:Ax3rhgsD
その頃ヘッポコとケンはヴァギナの大穴に向かうため船に乗ったがー
ヘッポコ「あれ」
ケン「どうしたヘッポコ」
ヘッポコ「船のエンジンがかからねぇや 中古のボロ船よこしやがったなあのジジイ」
ケン「マジかよ…」
途方に暮れる二人の前に少年が現れた
アレク「久しぶりだね二人とも!」
ヌルスケ「俺もいるぞ」
ヘッポコ「生きとったんかワレ」
ケン「相変わらずくっせぇなアレクよぉ」
0560創る名無しに見る名無し
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2019/01/23(水) 23:38:48.99ID:oDT8sBbk
ヌルスケ「いやぁなんか気がついたらこいつと海の底にいて必死で陸まで泳いできた」
アレク「死ぬかと思った」
ケン「何気にサラッとすごい事言ってんなこいつら」
ヘッポコ「丁度いいや アレクエンジン直せ今すぐ」
アレク「あいよー」
ケン「人使い荒いなこいつは」
ヘッポコ「で、あんた誰?」
ヌルスケ「ん?俺は…?」
ケン「俺は?」
ヌルスケ「うっ!頭が…」
ケン「なんつーベタな」
ヘッポコ「もしかして記憶喪失か?」
ヌルスケ「らしいな…」
ヘッポコ「じゃあ俺が名前付けてやる そうだな…お前はシーマンな」
ヌルスケ「えぇ…」
0561創る名無しに見る名無し
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2019/01/23(水) 23:46:43.69ID:tdYwHT+Y
ヘッポコ「よろしくなシーマン」
シーマン「お、おう…」
ケン(もうちょっとマシな名前つけたれよ)
ルシール「ホンマやで」
アレク「直ったよー」
ヘッポコ「おう直ったかじゃあ出発するか」
ケン「地図にこの先の島にアナとララが住んでる島があるらしいぜ」
ヘッポコ「挨拶でもしに寄ってくか」
一同はアナとララの住む島へと船を進めた
0562創る名無しに見る名無し
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2019/01/23(水) 23:59:17.51ID:JL/Idzrn
ヘッポコ「ところでアレクって誰?」
ケン「アレキサンドレアのアレキなら知ってるが」
ヘッポコ「アレキは女だし、オマエは何者だ!」
アレク「……フッフッフッ」
0563創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 00:18:50.02ID:xdtOg7fM
アナ「はっ!」ズバッ
魔物「ウギャアアアア…」
ララ「フレイム!」
スライム「ゲフー」ボオオオ
魔物「あっつ!マジであっつ!うわああああ…」
アナ「これでだいたい片付いたかしら」
ララ「今回は楽でしたね」
アナは剣士としてララは魔道士として共に討伐屋を業としている
村人「お代です。どうぞ」
アナ「毎度ありー」
ララ「またお願いしますー」

アナ自宅
アナ「今回も銀貨二枚かぁ」
ララ「無いよりはマシですよ」
スライム「あー口がヒリヒリする…あっそういやなんか手紙来てましたよ」ニュッ
アナ「誰から?おっヘッポコからじゃない懐かしいなあどれどれ」

「ひさしぶりだな。げんきか? おれ わ げんきだ おれたち わ いま ふねにのって あな の いえに いくから まってろ このやろー ヘッポコ」

アナ「相変わらず頭悪そうな文書ねぇ」
ララ「家に来るんですか?」
アナ「そうみたい」
スライム「おお、ヘッポコさんが」
ララ「命の恩人だもんね」
スライム「ええ、感謝感激ですよ」
アナ「絶望的に頭悪いけどね…」

その頃船ではー
ヘッポコ「へっぶしっ!あ〜風邪引いたかなこりゃ」
アレク「ああああああまた便意がああああああ!」
ケン「知らん 海にでも投げ捨てろ」
ルシール(ウンコマンかこいつは…)
シーマン(うるせぇ…)
0564創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 00:29:15.16ID:azv7hPKy
アレク「あああああああああ、あ、あ」
ケン「どした?」
アレク「ぶべらっ!」ブシャアアアア
ケン「!?」
アレクは糞尿を撒き散らしながら海へ落ちていった
シーマン「やはりな」
ヘッポコ「今のは?」
シーマン「アレクは魔物だった 今死んだがな」
ケン「魔物だと」
シーマン「どおりでおかしいと思っていたんだ こんなに便意が近くなる人間なぞそうそういない」
ヘッポコ「確かに 俺もそう思っていたんだ」
ケン「絶対わかってなかったろ」
0565創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 00:37:56.01ID:Ms/Fwc6g
大魔王田村さんは目覚めた。
時計を見ると8時30分
目覚ましは鳴らなかったのだ。
「ああぁー、遅刻、遅刻ぅ〜」
慌てて飛び起きると制服を着込み寝癖のまま通学路を走っていく
0566創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 01:03:49.33ID:oMy07Lzv
中型の船が漂流していた。この船は航海の途中で嵐にあい、知らない海域に入り込んでしまい漂流が始まった。

 食べ物も少なかった。航海に必要な分だけしか食料を積んでいなかったし、その食料の多くも海水をかぶり、すでにみんな腐った。
何とか無事だった食べ物で凌いでいたものの、漂流は長引き、それもあっという間に食べつくしてしまう。
 その後は釣りをしたり、船の木を剥がして食べてみたり、襲ってきた魔物を食・・・いや、やめておこう。
とにかく食べ物が無いことが分かればいいのだから。
0567創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 01:09:53.40ID:oMy07Lzv
その日、料理当番のヘッポコは、釣りをしていた。しかし全く魚がかかる様子が無い。
そうしていると、下からイルカが話しかけてきた。

イルカ「やあ、そんなにやつれてもまだ生きていたいのかい? いっそ海に飛び込んで死んだ方が苦しまなくていいかもしれないよ?」

ヘッポコ「だまれ泳ぐ肉の塊め。オレを憐れに思うならさっさと釣り針に食いつきやがれ!」

イルカ「憐れになんて思いやしないよ。それに食いついたとしても、その骨に皮がついているような腕で私を釣りあげられるとは思えないね」
 
ヘッポコ「そう思うなら食いついてみればいい。一時間後にはお前の体は刺身になっているだろうよ」
 
イルカはそれを聞いて笑う。
0568創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 01:19:12.53ID:oMy07Lzv
イルカ「なるほど、食いついてみるのも面白いかもしれない。ところで、餌の付いていない釣り針にどうやって食いつけばいいんだい?」
 
ヘッポコ「だっ、黙れッ!」
 ヘッポコは釣竿をイルカに向かって投げた。それはイルカに当たって流されて行った。
 
ヘッポコ「あわわわ、釣竿を失ってしまった。いいさ、どうせ餌が無ければ魚は釣れない」
 ヘッポコはそう言って甲板に寝転がった。

太陽がまぶしい。甲板で死んで放っておかれると、身体が腐ってひどい臭いになる。
まあ・・・誰に迷惑をかけることもないのだから構わないか。
ケンはブツブツと毎日独り言を呟いているだけだし、ヌルスケと名乗る魚人は空腹に耐えかね光の島に帰ってしまった。
0569創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 01:24:22.80ID:oMy07Lzv
ヘッポコがそんなことを考えていると、隣にカモメが降り立った。
 
カモメ「ねえねえお兄さん。お兄さんはいつ死ぬの? 私の子ども達がお腹を減らして待っているの。
 骨だけになって死んだりしないでね? 子供達が食べる肉が無くなってしまうわ」
 
ヘッポコ「フライドチキンめ! そんなに近づいていると、お前を食べてしまうぞ」
 
 カモメはそれを聞いて笑う。


カモメ「動くことすらままならないくせに口だけは達者ね。もうお前の体は肉を受け付けないわ。食べたところで全部戻してしまうでしょうね」
 
 カモメがヘッポコの耳にくちばしを近づけて囁く。
 
カモメ「さっさと死ねよ。お前こそ私達の餌でしかない」
 

ヘッポコ「このッ!」

 ヘッポコが力を振り絞って腕を振り回すとカモメは逃げて行った。
 
ヘッポコ「愚かなカモメめ。偉そうなことを言っていても結局私が死ぬまで何もできはしないんだ。
まてよ・・・カモメ・・・カモメだと!」
 
 カモメが居るということは陸地が近いということだ。ヘッポコは立ち上がって望遠鏡で周りを見回した。
すると遠くに陸地を見つけた。
0570創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 01:44:00.88ID:j38evpmF
巨大なヘッポコ「た、助かったぁ!」
その島へヘッポコは必死に船をこぎ漂着する
ヘッポコ「ここぁ、どこだ?!なんて島だ?!」
島は見たこともない植物、見たこともない生物、あり得ない姿の異形な建造物に囲まれていた
馬のような顔に羽根のはえ足は虎のような四本足の生物もいる
ヘッポコ「とりあえず飯をもらおう!」
ヘッポコは奇妙な家のなかにはいっていった
0571創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 02:28:38.17ID:BemGomqc
その頃島ではアナ達が街へ買い物に出かけていた
アナ「金貨が一枚だけあったわ…」
ララ「これであと一週間ぐらいなんとかなりますね!」
スライム「もうパンの耳は勘弁っす…」
「きゃっ!」ドン!
アナ「ひゃっ!」
曲がり角でパンをくわえた角の生えた亜人の少女がアナにぶつかった
少女「すっすみません!」
アナ「あなた大丈夫?」
少女「はい!大丈夫です!あっ、公務に遅れる〜では!」タタタ
少女はそそくさとその場を後にした
アナ「なんなのあの子…」
ララ(この気配、どこかで…)
0572創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 03:17:01.08ID:be/xJ0D0
魔王の城

「よしっ!ギリギリセーフ」
執事「アウトですな魔王様」
魔王「あたしがセーフって言ったらセーフなの!」
執事「アウトです 完全に遅刻です よって一時間公務の時間を延長させて頂きます」
魔王「むーっおにー!」
執事「では今日のスケジュールですが…」

数年前にとある勇者によって魔王は倒され、魔界と人間界との間で休戦協定が結ばれ平和を取り戻した
先代の魔王の遺言により魔王の娘が魔王の座に付き平穏が保たれていた
表向きは休戦状態であるが魔物を定期的に派遣し裏で暗躍している

魔王「く〜っくっく我が力でいずれ再び人間界を恐怖で支配してくれるわ!」
執事「はいはい ではこちらの書類にすべて判子をお願いしますよ」ドサッ
魔王「ひえぇ多すぎ…」
執事「そういえば謎の老婆が騒ぎを起こしていたようですがいかがなされますか?」
魔王「知らなーい そっちに任せる」
執事「かしこまりました こちらで処理しておきます あともう一つ」
魔王「なに」
執事「例の冒険者達が島に向かっているとの情報が」
魔王「島ってララがいる所だよね」
執事「御知り合いで?」
魔王「遠い親戚みたいな」
執事「ほう」
魔王「まあ長いこと会ってないけどねー」
執事「冒険者達はどうします?」
魔王「あたしが直接倒す!」
執事「は?」
魔王「そいつらを倒せばあたしは有名人になって、世界を支配できる!人類は再び恐怖にひれ伏すのだ…ガハハハ」
執事「なりません 不可侵条約違反で軍に抹殺されるのがオチでしょう 先に公務を済ませて下さい派手な行動な決してなさらぬよう…」
魔王「はい…」

ヘッポコ「へくしっ!また風邪かぁ?」
0573創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 03:33:43.22ID:2PvV/q+b
ヘッポコ一行は島へたどり着いた

ヘッポコ「ふあ〜あよく寝たわ」
ケン「寝過ぎだ」
シーマン「いい島だね」

漁師町であるこの島は海産物が豊富にあり緑も多く野菜も他の国に輸出している ヘッポコ達はアナの家を探す事にした

ケン「えーっと確かこのあたりなんだか」
ヘッポコ「ここじゃね?」
ケン「そこどう見てもただの公衆トイレじゃねぇか」
シーマン「あれでは?」

シーマンの指さした先に屋根の赤い家があった


ヘッポコ「間違いなくあれだあれいこいこ」
ケン「絶対知らなかっただろ」
0574創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 03:59:08.56ID:GmGpkquX
ヘッポコ「おーい遊びに来てやったぞー」コンコン
アナ「アンタの顔見ると疲れるわ…入って」
ヘッポコ「おう邪魔するぜ」ドカドカ
ケン「礼儀っちゅーのを知らんのかお前は」
アナ「あらそちらの方は?」
シーマン「ヌル…いや、シーマンと言う よろしく」
アナ「わたしはアナ でこっちがララとスライム君」
ララ「始めまして」
スライム「どうも」
アナ「で、何で急に押しかけてきたのよ」
ヘッポコ「いやーこの島に魔王がいるらしくってよ、倒そうと思って」
アナ「今は休戦中でしょ」
ヘッポコ「だから今の内に叩いておけばいいんじゃね?」
アナ「あんた休戦協定って意味わかってる?」
ヘッポコ「知らん!」
ケン「アホすぎて話にならんな…」
ララ「けど魔物は出てきてるし何で?」
ケン「そこがよくわからんのよな休戦中なら魔物は出てこないはずなんだが」
シーマン「裏で魔物を派遣でもしてるのか…」
ヘッポコ「おっお前頭良いな」
ケン「お前は黙ってろ」
0575創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 04:12:17.70ID:pkDnXTm2
シーマン「一度調べてみる必要がありそうだな」
ケン「ああそうだな」
アナ「もしかして魔王城な行くつもり?」
ヘッポコ「そうだが何か?」
ケン「誰も行くとは行ってないけどな」
シーマン「俺が行こう」
ララ「わたしも」
アナ「本気?」
ララ「うん 確かめたいこともあるし」
シーマン「じゃあ決まりだな」
ケン「決断はえーなオイ」
シーマン「じゃあ俺とケンとララで行ってくる」
アナ「ちょっと危ないって!行っちゃった…」
ヘッポコ「ンゴー」
0576創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 04:24:27.50ID:MPzO/rfZ
シーマン「ここが魔王城か」
ケン「でけぇなあ」
ララ「………」
シーマン「さあ、行こうか」

一同は魔王城へ入っていく

執事「魔王様、侵入者です」
魔王「正面から堂々と入って来るなんて命知らずだねー」
執事「どうなされますか?」
魔王「あたしが出る」
執事「は?」
魔王「だからあたしが出る」
執事「なりません」
魔王「出るったら出るの!」ツカツカツカ
執事「魔王様!」

魔王玉座

シーマン「なんかあっさりここまで来れたな」
ケン「護衛もいないのかよここは」

「だぁ〜っはっはっはっはっ!」

シーマン「誰だ!」
0577創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 04:39:25.74ID:CgpP4hJX
魔王「よくここまで来れたな人間共よ!褒めてやろう!」
ケン「ここまで見張り誰一人居なかったけどな」
シーマン「誰だお前は!」
魔王「我は魔王 魔界の頂点に立つ闇の支配者なり」
ララ「あっ!あなたは!」
魔王「ああっ君は!」
ララ「魔王ちゃん!」
魔王「ララ!」
ケン「ん?なんだ知り合いか?」
ララ「知り合いというか…親戚のおじさんの娘さんなのあの子」
魔王「何でここにいるのララ!」
ララ「成り行きというかなんというか」
執事「あなたは確か魔族の最後の末裔、ララ様」
ケン「話がややこしくなってきたぞオイ」
シーマン「俺に言われても…ちょっと状況を説明してくれないか」
執事「はい…実は」
0578創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 05:12:21.00ID:CogzMF1c
先代の魔王が遺言でこの城を娘の「遊び場」にするよう執事に託した ここは既に魔王城では無く魔王の娘が住む「別荘」だったのである
門番や護衛を置かなかったのも娘に別荘という事を悟られないようにするためであった また真なる魔王城はヴァギナの穴の中に隠し先代の魔王の魂を城の中に隠し復活の機会を待っているという
執事「魔王様の本当にの名はマオ様 真名を知っているのはララ様だけでございます」
シーマン「なんてこった…」
ケン「俺たちはまんまと騙されたわけか」
マオ「みんなごめんね 一度魔王の気分を味わいたくて…」
ララ「マオちゃん…」
ヘッポコ「しょーもな」
ケン「ヘッポコ!?いつの間に」
シーマン「全く気づかなかった」
ヘッポコ「俺たちはこんなにガキに振り回されてたんかよ来て損した」
アナ「だから言ったでしょ 行くべきじゃないって」
ヘッポコ「だいたいなぁ大した力もないのに威張ってんじゃねぇぞ小娘が 」
執事「口を謹しめ無礼者!」
ヘッポコ「うるせージジイ!俺らの気持ちも考えろよ こんなしょーもないお遊びに付き合ってられっかっての」
マオ「うぅ…」
ヘッポコ「おいお前、これに懲りたら二度と俺らの前にそのツラ出すなよぶっ殺すからなわかったかクソガキが!」
ケン「せいっ」腹パンドゴォ
ヘッポコ「へぶしっ」
ケン「いいから静かにしてろ糞野郎」
アナ「まあ言い過ぎよねえ」
0579創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 05:20:39.26ID:9V53UyrW
シーマン「なんて素直に話を聞いてやるほど私はお人好しではないのだ!」
シーマンは魚人モードから人間モードにチェンジした。
ヌルスケ「ボッシュート!!」
ベコベコベコッ!!!!
超重力により執事の頭は胴体にめり込み、そのまま地面に押し込んだ。
ケン「す、すげえ…さすが本家のボッシュート!」
魔王「き、貴様ぁー!何者だぁ!」
ヌルスケ「私はヌルスケ。ただの小さなメダルの収集家さ…」
0580創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 05:23:37.57ID:9V53UyrW
あれ?
0581創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 05:30:36.97ID:/2qx2A4e
ララ「マオちゃんあれは気にしなくていいから」
マオ「うん…」
ララ「わたしは怒ってないから」
マオ「本当?」
ララ「うん でも一つだけ約束してくれる?」
マオ「約束?」
ララ「もうみんなに迷惑はかけないって」
マオ「うん 約束する」
執事「マオ様…」
マオ「いっ命拾いしたな愚かなにっ人間共よ!グスッ…今回はこれでゆっ許してやろう!ヒック…そっそそそ即刻立ち去るがいい!!」(震え声)
ケン「だそうだ」
シーマン「帰るか 楽しかったぜ魔王様」
ララ「じゃあまたね」
アナ「ほら、帰るよ」
ヘッポコ「」ズルズル
一同は魔王城(別荘)を後にした
0583創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 06:09:13.20ID:0Bs999qA
妖婆や女神のいう世界とは辺境の中の辺境だった。彼女らは井の中の蛙といっても過言ではなかった。
0584創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 06:17:50.71ID:QtyU5a0j
しかしヘッポコにとってはこの孤島と周辺が『世界』だったので
外の世界がどうなろうと知ったことではなかった。
0585創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 07:17:31.42ID:IfwHejjr
ヌルスケはヘッポコに色々な事を伝えた。
ギガ・ボッシュートの呪文、外の世界が存在する事…。
体も鍛え上げ、剣術の稽古も毎日欠かさなかった。

──そして、3年の月日が流れた。

そこには、もう頼りない少年はいなかった。
たくましい青年が今──。

「ヌルスケさん、行って参ります」

ヘッポコはヌルスケに別れをつげるとヴァギナの大穴へ向かった。
魔導船を手に入れるため…そして、まだ見ぬ世界へと旅立つために…。
0586創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 07:33:20.98ID:0Bs999qA
ヘッポコの住む「世界」は負け犬諸島。
そこは「外の世界」の敗北者達が流れ着く掃き溜めだった。

もちろん妖婆や女神はその敗北者達の子孫だ。
0587創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 10:41:28.19ID:GciceBN7
アナ、ララも大人になり魔族特有の超グラマラスな美人になっていた
ケンは北斗神拳の奥義をならって戻ってきた
ヘッポコ「お、お前ら!アナ、ララ、お前ら何で美人になってんだよ!」
ララ「ヘッポコもトロールの癖にカッコよくなったじゃん!」
ヘッポコはギガボッシュート取得のための鍛練でまるでギリシャ彫刻のような肉体を得ていた
恋の予感も秘めながら四人はヴァギナの大穴の中へと入ろうとする
スライム「待ってよ!」
アレキ「待ってください!」
スライムは巨大なキングスライムに、アレキサンドレアペドロシアンは魔術を執事に解いてもらい姫の姿で現れた!
アレキの美しさは群を抜いていた
白い肌に白銀の髪、美しいプロポーションに端正な目鼻立ち、声はまるで美しい楽器の奏でるような耳障りのよい声であった
ララ「なにこの女、可愛い…」
アナ「人間界でもこんな綺麗になれるんだねぇ」
0588創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 11:47:37.54ID:kPzLHncw
そこへ、ジュバ!!!と言う音とともに黒いスーツに白髭の男が目の前に現れた
ララ「あ、執事じゃん!」
執事「マオ様に言われましてな、あなたたちを御守りするように、と」
執事は眼鏡の奥の猛禽類のような眼をにやりとさせた
アナ「笑ってないし…ララ、執事は強いの?」
ララ「めちゃ強いよ!若い頃、魔術学校のワルを全部しめちゃってたんだから!若い頃の魔王ともタイマンはったらしいよ!」
執事「ララ様、昔のはなしです故」
ヘッポコ「コワ!でも頼もしいじゃん!」
執事「しかも魔王様とは1勝99敗、まともに勝負にはなっておりません」
執事は不良少年時代の魔王との日々を思いだし猛禽類の目をニヤリと歪ませた
執事「それと、こいつらにお乗りくださいませ、召喚!!!!」
ドドドン!!!!
地面に10頭の六本足が現れた
艶めかしい黒い毛におおわれ筋肉質、サーベルタイガーのような黄金の牙を生やしているしかも大きさはそれぞれが象のような巨大さだ
ケン「すげえ!カッコいいぜ!」
執事「魔族の戦闘部隊より借りてきました故、獰猛でございますが乗り手に忠実でございます」
0589創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 12:22:05.44ID:Cz9JahNi
ヘッポコ「よっしゃ、ヴァギナの大穴の底で魔導船を手に入れ…。」
ケン「その事だけどよ、魔導船があるって誰に聞いたんだ?」
ヘッポコ「は?」
ララ「アタシも聞いたことないよ。」
ヘッポコ「へ?」
執事「魔王様に付いてい何百年、そのような乗り物など見たこともありませぬが…。」
ヘッポコ「嘘だーーーーッ! オレは夢で見たんだ! いや、夢とも言えない…こうリアルなな… 夢で」
一同「…………。」
0590創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 12:48:22.60ID:xGTSAReP
「姐さん、コイツも頼んでいいか?」
「よっしゃ」
「姐さーん! 後でこの鉄骨も運んでくれー!」
「任せろ」
メイファンは男達に混ざって工事現場の力仕事をしていた。もちろんチャイナドレスに土方ヘルメットである。
親方は満足そうな笑顔でメイファンに話しかけた。
「姐さん、初め来た時『飯炊きのバイトは募集してねェ』なんて言っちまってごめんよ」
「いいってことよ」
「まさか男どもの30人分働いてくれるなんてなァ。その細い身体のどっからそんな力が出るんだ?」
「ヘソかな」

メイファンは習近平の元でお金に不自由することはなかった上、元々金に対する執着が希薄だった。
それでも社会勉強のため、さまざまなアルバイトを経験していたので、仕事の要領もすぐ掴み、現場のヒーローとなった。
しかし現場のバイトを選んだのは即日払いでなければ意味がなかったからに過ぎず、
明日は憧れの制服が着れるハンバーガー・ショップの面接に行こうと決めていた。
0592創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 15:13:35.12ID:0Cmc1fBM
ヘッポコ「メイファン!」
そう叫びながらヘッポコは目を覚ました。
ヘッポコ「はっ!夢か…」
ケン「お前なぁ…話の途中で寝るなよ」
ヘッポコ「と、と、とりあえず目指すはヴァギナの大穴だ!」
0593創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 15:36:46.18ID:kPzLHncw
アナ「ところで、冒険王ヌルスケさんは?」
執事「ヌルスケ殿は先に大穴に入って待ってると伺っております」
ヘッポコ「よっしゃ!じゃあ!飛び込むぜ!」
みんなは漆黒の六本足に跨がり穴に飛び込もうとした!
ヴァギナの大穴は黒と紫、緑などの不気味な色が渦巻き、ヘッポコは少し怖くなった
ヘッポコ「け、ケン、先にはいれよ」
0594創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 17:16:26.96ID:vYWyO+gO
毛の薄い猿「こらこら、ここは危ないから近づいちゃダメだよ」
ヘッポコ「あなたは誰だい?」
毛の薄い猿「私は港町ヴァギナの兵士だった。
だが、大穴が開いてから猿になってしまった」
ケン「妖婆が死んで猿の呪いは解けたんじゃなかったのか…」
ララ「ヴァギナの大穴から吹き出す妖気のせいかしら」
毛の薄い猿「だから私は、この穴に飛び込む人がいないよう見張っているのだ」
ヘッポコ「大丈夫さ、俺たちがなんとかしてやるぜ!」
0595創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 17:34:22.07ID:wwjAV4sV
──ヴァギナの大穴…それは魔王が地上に現れた時に出来た爪痕
遥か昔…女神と勇者が魔王を倒した後に、北の塔で魔力を増幅し大穴を封印していた
しかし、妖婆の自爆により塔が決壊し、大穴の 封印が解けてしまったのである──

ヘッポコ「ん? ケン、なんか言った?」
ケン「なんも言ってねーよ」
0596創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 18:28:06.73ID:R0F9NSq/
ヘッポコ達は縦穴を進み続け、いつ終わるともしれない暗い空間を突き進んでいった。
明かりと言えば六本足の眼が照らし出す弱々しい光源のみ。
そして大穴を降りる事数十日、ついに大きく開けた場所にたどり着いた。
0597創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 18:44:00.97ID:/cJmTYqX
ヘッポコ「なんだこれは、たまげたなぁ!」

そこはビル街だった。幅の広い道路には車が走り交い、ビルには色とりどりのネオンが輝いている。
しかし、空は遠くに見える工場から吐き出した煙によって埋め尽くされていた。
0598創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 19:37:34.11ID:cc77hIL2
ヘッポコ「うっ、苦しい!ゴホッゴホッ」

ヘッポコ達は汚染された空気により気絶した。
0599創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 19:54:09.45ID:tE91XzWP
ヘッポコ「腹へったな、どこかで飯を食べよう」
0600創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 20:04:05.98ID:IjY7fEMa
ケン「お前は気絶したのか飯食いたいのかどっちだよ」
ケンの跨がる六本足「ギャギャ!」
ケン「ん?!黒王、なにか見つけたのか?」
ヘッポコ「なんだよ、黒王って」
ケン「名付けたのさ、俺の愛馬は『黒王』だカッコいいだろ」
ヘッポコの六本足もなにか名前のほしそうな目でヘッポコを眺めている
ヘッポコ「こ、怖ええよ、えーっと、こ、『黒龍』?!」
黒龍は嬉しそうな目をし金色の牙をベロリとなめた
ケン「黒王がなにかを感じた、その先にいってみよう」
人影がある?!
しかも、何千?!何万ものだ?!
しかも、顔はサルだが全身に毛が無いのである
0601創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 20:48:19.18ID:tE91XzWP
毛のない猿「ウホッウヒヒヒウキャ!?」
ヘッポコ「なんて?」
0602創る名無しに見る名無し
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2019/01/24(木) 21:11:59.28ID:SZ/vozzp
ケン「こいつらは港町ヴァギナの住民が猿化したのとは何かかが違うな」

ヘッポコ「えっ?どこが違うんだい?」

ケン「それはだな、
0603創る名無しに見る名無し
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2019/01/25(金) 02:53:11.87ID:tl/9omqG
ケン「知能がないと言うことだ、やつらを見てみろ」
毛のないサルたちは無機質な目をして周りをぼんやり見ているだけだ
ケン「ヴァギナ村のサルたちはまだ知能が残っていた」
ヘッポコ「完全にあやつりにんぎょうになっているということか?」
ララ「魔濃度が高すぎるもん、無理ないよ、普通の人間だったらおかしくなっちゃうよ」
アナ「魔界に近づくほど魔濃度が高まるから、仕方ないんだけどね、ここは魔王の魂が眠る一番中心部だもん」
ヘッポコ「俺たちは何も感じないが」
ケン「トロールだし、俺は亜人だから、感じないんだろうな」
0604創る名無しに見る名無し
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2019/01/25(金) 04:47:41.03ID:mfNTXS0n
ヘッポコは目を覚ました。病院のベッドの上だった。
辺りを見渡すとケンもアナもララもいない。六本足もいない。

あれは夢だったのか?
0605創る名無しに見る名無し
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2019/01/25(金) 05:28:33.63ID:xwaS+Zfm
そこにある鏡が目に付いた。
そこには三年前の頼りない少年の姿があった。

ギリシャ彫刻が如き肉体を持つ青年はそこにいなかった。
「何が何だか分からない。マジで夢だったのか」ヘッポコは頬をつねる。痛い夢ではない。
0606創る名無しに見る名無し
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2019/01/25(金) 05:37:35.14ID:WVtOqZ8R
妖婆「フォフォ、いい湯目はみられたかえ〜、ヘッポコ?」

ヘッポコ「妖婆、死んだはずでは!?」

ヘッポコ「これはお前の見せた幻覚なのか?」

妖婆「フォフォフォ、幻覚?現実じゃよ。お前は3日で修行に飽きて3年間毎日生活保護で食っちゃ寝食っちゃ寝していたのじゃよ。」
0607創る名無しに見る名無し
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2019/01/25(金) 05:40:46.99ID:l6/0fhBz
フォッフオッフオッ…

不気味な笑い声があたりに響き渡る

ヘッポコ「げえっ!この声は…」
老婆「またあったねぇ おや?お前は確か魔王の執事じゃったかのう」
執事「お久しぶりですな老婆殿 いや、奥様でしたかな」
ケン「えっ奥様?」
執事「この方は魔王様の元奥様でございます マオ様を産んでその後行方不明になっていたのですが…探す手間が省けました」
老婆「フォッフオッフオッ…そんな昔の話とっくに忘れてたわい あの子は元気かえ?」
執事「ええ、昔のあなたに似ておてんばですがね」
ララ「おばあちゃんが魔王の奥さんだったの!?」
老婆「ちなみにお前の母親は私の養子さ ついでにお前も引き取ったがねフォッフオッフオッ…」
シーマン「世間話はそこまでだ 何が目的だ」
老婆「そりゃ旦那の魂の復活に決まっておろう 魂を取り込み私が世界を支配するんだよ まずこの猿たちを支配したわけさ」
アナ「それで私達を襲ってた訳ね」
ヘッポコ「まためんどくせー事すんなあババア」
ケン「取り敢えずこのババアを倒さないとな」
シーマン「覚悟しろ妖婆め」
老婆「望むところさ お前たち後は任せたよ」

そう言い残すと老婆は霧になって消えた 毛の薄い猿たちがヘッポコ達に襲いかかって来た

ヘッポコ「あのババアまた逃げやがった!」
ケン「猿共が襲いかかって来たぞ」
毛の薄い猿「ウキキー!」
シーマン「はっ!」カキン!

シーマンは剣で猿を追い払うが次々と襲いかかってくる

毛の薄い猿「ウキキキー!」
ララ「スライム2号!フレイム!」
スライム2号「ゲフー」ボォォォ
毛の薄い猿「ウキャー!」
アナ「スライム2号?」
ララ「マオちゃんに半分あげたの!」
スライム2号「体は分裂しても心は一つですからね」
アナ「便利ね…」
ケン「クソっキリがないな ルシール、焼き尽くせ!」
ルシール「なんかめっちゃ強い炎のようなものー」ボォォォ
毛の薄い猿たち「ウギャアアアア…」
シーマン「埒が明かんなここは一旦撤退するぞ」
ヘッポコ「おうとっとと逃げるぞお前ら」
アナ「あんた何もしてないじゃん」
シーマン「転移魔法『彼方へ』」

一同はその場から撤退した
0608創る名無しに見る名無し
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2019/01/25(金) 05:48:50.51ID:4uX0iQWd
ヘッポコは妖婆から麻薬を注入されて幻覚を見ている。ララだのアナだのその場にいもしない幻覚と話している。

妖婆がヘラヘラと笑いながら部屋から出て行った。
0609創る名無しに見る名無し
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2019/01/25(金) 05:50:35.81ID:JUeDmuhi
酒場ー

ヘッポコ「あーあ生活保護の金も尽きてきたな」
ケン「働け」
アナ「あんた旅に出る前もう生活保護打ち切られてるでしょ」
ヘッポコ「だって3年ぶりに外に出たんだぜ?んで役所行ったら魔王倒したら報酬がガッポリ手に入るって聞いてよお 楽勝と思ってたのにこんな目に合うとは…」
ケン「当たり前だろ何で楽勝と思ったんだ」
シーマン「全くだ」
0610創る名無しに見る名無し
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2019/01/25(金) 06:01:56.61ID:SzEHp+EA
ヘッポコ「幻覚見せられてラリって死ぬかと思ったぜ絶対ぶっ殺すあのクソババア」
ケン「血の気が多いな」
シーマン「取り敢えずヴァギナの大穴に戻らないと」
とその時

老婆「核爆発」

その日世界は消滅した
0612創る名無しに見る名無し
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2019/01/25(金) 06:16:30.93ID:yRVsmynZ
ヘッポコは自宅のベッドで目を覚ました

ヘッポコ「うそーんまたニートかよ」

何周目の世界かはわからない
ベッドには一通の手紙が置いてあった

ヘッポコ「勇者ヘッポコへ お前はまた魔王討伐からやり直しな 神ってふざけんな!」

ヘッポコは手紙を叩きつけた
0613創る名無しに見る名無し
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2019/01/25(金) 06:22:50.95ID:xwaS+Zfm
ヘッポコは生活保護を使いヴァギナの大穴へ向かった。
しかしそこに大穴などなく子供たちが遊ぶ公園が広がっていた。

公園の中央には探検家ヌルスケの銅像が立っていた。
0614創る名無しに見る名無し
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2019/01/25(金) 06:27:04.23ID:Cdlx0yAF
魔王「またやってしまったか…」
執事「止められず申し訳ございません魔王様」
魔界の魔王城では魔王が頭を抱えていた
魔王「生きている者は?」
執事「我々とヘッポコ、ヌルスケ、ケン、アナ、ララ様、マオ様、そして魔王様だけです」
魔王「厄介なことをやってくれるあの女は」
執事「どうされますか」
魔王「至急魔族を集めろ デーモン族もな 対策会議を行う」
執事「はっ」
魔王「また天界に行って神に事情を説明せねば…はあ」
0615創る名無しに見る名無し
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2019/01/25(金) 06:44:03.53ID:4uX0iQWd
ヘッポコは薬物による幻覚を見ている。


ヘッポコ 現在36才。右翼団体所属。彼の冒険はまだまだ終わらない。
0616創る名無しに見る名無し
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2019/01/25(金) 06:46:19.19ID:52iOSMC6
天界ー
神官1「また世界が消滅しただと!?」
神官2「これで2度目だぞ!」
神官3「また魔族の仕業か勘弁してくれよ」
「静まれい!」
神官1「やっとお出ましか」
ゼウス「皆の者、よく集まってくれた 今回も『また』奴の仕業じゃ」
神官「またあのババアか」
ゼウス「今回は魔王にも天界に来てもらっておる」
魔王「あー…どうも」
神官「何しに来た魔族は出ていけ!」
ゼウス「静まれい!」
魔王「えー今回の件はすべて魔界側の責任であり、すべての責任は私が取ることとし、人間界の復興に全力を注ぐ次第であります」
神官「魔界だけで人間界をもとに戻す事が出来るとは思えんが?」
ゼウス「その件に関しては天界側も協力することとなった 勇者ヘッポコを復活させる 話は以上、解散!」

こうしてヘッポコは再び勇者を目指す事になった
0617創る名無しに見る名無し
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2019/01/25(金) 10:49:05.87ID:7lszLIkm
魔女「ララは魔族、いずれそなたの魂を喰らうじゃろう」

ヘッポコ「なんだよ、いきなりさぁ……。」
0618創る名無しに見る名無し
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2019/01/25(金) 10:49:29.79ID:lz5SFBcX
横にいる執事が神官に鋭い目で睨みを効かせる
神官「貴様!何をにらんで!ゥ!!!」
神官が執事の目を見た瞬間動けなくなる!
神官「何だ?!この深く闇の濃い眼差しは…動けん?」
執事「魔王様に失礼な発言のありませんようにな、ご忠告します故に」
執事がニヤリと笑うと神官の呪縛が解ける
魔王「執事よ、頼み事をしにきとるんじゃ、戯れるでない」
ゼウス「魔眼か…凄い目をお持ちじゃのぅ(しかも、翠色の覇王色、ただ者ではない)」
魔王「このわしの執事をヘッポコ旅団に加えようと思うのだが、ゼウス殿も誰か強者を一人貸していただけませんかの?」
神官「貴様!ゼウス様に頼み事とは?!」
ゼウス「良い、わしの孫、ロコを連れていくがよい」
神官「ロコ様を?!お止めください!」
ゼウス「実はあやつがいってみたいと言うのじゃ、仕方なかろう」
そこへゼウスの孫、ロコが現れる
銀色の髪に銀色の目、筋肉質の身体からは神々しい光がうっすらと漏れ輝いている
0619創る名無しに見る名無し
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2019/01/25(金) 11:07:50.97ID:/PC3RBxZ
魔女「神も魔王も信じるでない、いずれそなたの敵となろう」

ヘッポコ「な、なんだよ、さっきからぁ……。」

その夜、ヘッポコは熱を出した。たぶん子供熱だろう。
0620創る名無しに見る名無し
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2019/01/25(金) 15:27:25.58ID:yUcROZ3S
ヴァギナの大穴〜セカンド・アタック


熱が下がったヘッポコは大穴の最新部に到着した。
毛のない猿達は居なくなっていた。
ケン「おかしいな、何があったんだろう?」
ヘッポコ「別にいいじゃん、さっ魔導船を探そうぜ」
0622創る名無しに見る名無し
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2019/01/25(金) 20:32:21.75ID:xwaS+Zfm
ミッション「魔導船を建造せよ!」
0623創る名無しに見る名無し
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2019/01/25(金) 20:55:16.69ID:BUDchGSn
ロコ「魔導船のエネルギー源、魔界炉心を集めなきゃいけないよ?!」
ヘッポコ「おお、ロコ!詳しいな?!」
ロコ「一応ゼウスの息子だから」
ケン「魔界炉心はどこで集めるんだ?!」
執事「魔界炉心は、本来集めるものではなく、魔物の魂でございます」
執事が掌を上に向けるとボン!!!!と黒い小さな太陽のような球が現れた
執事「私の魂をお分けしましょうこれで十分なはず、あとは船をお作りください」
アナ「職人いないから無理だよ〜」
ララ「どっかに船造り職人いないのかなぁ」
0624創る名無しに見る名無し
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2019/01/26(土) 00:55:04.92ID:QRt+0SPM
アレク「呼んだ?」
ヘッポコ「生きとったんかワレ 取り敢えず船作って欲しいんだが」
アレク「あいよ」

一時間後

アレク「できたよー」
ヘッポコ「はえーなオイ じゃ早速出発だな」
アレク「じゃあまたねー」
アレクはどこかへと消えていった
ロコ「例の老婆は北の塔跡の地下にいると魔王のおっさんが言ってたなそういや」
執事「では急ぎましょう 全速全開!」
ロコ「よーそろー」

一同は北の塔跡地へ向かった
0625創る名無しに見る名無し
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2019/01/26(土) 00:58:46.05ID:IrSFHTO8
港町ヴァギナの船大工を連れてきた。
0626創る名無しに見る名無し
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2019/01/26(土) 01:58:09.94ID:iflJAJGC
アレクと船大工が作った魔導船はものすごい勢いで進みだした!!!
ヘッポコ「す、すげえ!」
執事「エネルギー源が魔界炉心ですからな、普通の船の十倍のスピードは出ますでしょうな」
まるで意思をもつかのように荒波を越えて船は走り行く
ロコ「あそこかな??」
海に浮かぶ小島に白い塔がそびえ立っている
0627創る名無しに見る名無し
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2019/01/26(土) 02:53:06.44ID:eRn2Rhxj
一方その頃、ヌルスケは「外側の世界」にいた。「外側の世界」でのヌルスケは冒険家ではなくただの冴えないおじさんだった。
0628創る名無しに見る名無し
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2019/01/26(土) 03:27:03.74ID:RU1BfDJa
外の世界には魔法も夢もなければ神や魔王もいない
退屈で窮屈で辛く詰まらない社会が広がっていた。

外の世界の人々は毎日眠いのに起きて
電車や自動車に乗り、職場に向かう。
働きたくないのに夜遅くまで働いてまた寝て
再び、眠いのにまた起きてを繰り返していた。
0629創る名無しに見る名無し
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2019/01/26(土) 04:48:39.77ID:RU1BfDJa
外の世界でのヌルスケの職業は動物園の飼育員だ。
毎日アザラシやセイウチ達に餌をやったり体を洗ったりしている。
0630創る名無しに見る名無し
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2019/01/26(土) 05:05:20.70ID:voGxJ6x8
そして家に帰れば家族がいる。毎日代わり映えのない日常。それでもヌルスケは幸せだった。
0631創る名無しに見る名無し
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2019/01/26(土) 05:52:58.25ID:SG3xPBk7
デウスの「外の世界」侵略作戦は一向に進まなかった。
すべてはヘッポコを選んだせいだ。
0632創る名無しに見る名無し
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2019/01/26(土) 06:16:41.50ID:xico4yt4
ヘッポコ「カーッ!ヌルスケのやつ、何で外の世界なんか行っちまったんだろ」
ケン「どうしようもないことだよ、やつの選んだ道だ」
ヘッポコ「小さなメダルを集めた永遠の命もパーだ、すべて持っていた魔法もパーだ?外の世界ってそんな魅力的なのか?」
ロコ「すべての力と、記憶を引き換えに外の世界に行くことはできます、言ってみれば外の世界にいけばこちらが物語の世界、中の世界にいればあちらが物語の世界、ヌルスケさんはこちらの記憶はありません」
アナ「じゃあ向こうで私たちのことを思い出したりはできないんだ」
ロコ「はい、しかし夢の中では唯一潜在意識のなかで私たちの世界と繋がることができます」
ヘッポコ「寝てるときだけってことか」
ロコ「そのときにもう一度こちらの世界との『契約』をし直すことはできます、でも外の世界の生活や記憶をすべて失うことにはなりますが」
0633創る名無しに見る名無し
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2019/01/26(土) 11:34:53.93ID:Je3W5DiN
ヌルスケは毎夜、行ったことも無い"中の世界"の夢を見ていた。
偶然「冒険の記憶を売る」というリコール社の広告を見つける。

飼育の仕事が終わり、ヌルスケはリコール社へ出向き、「冒険王として世界中を旅する」というコースを選択。
そして、注射によって眠りにつくが、突然ヌルスケはわめきながら暴れだした。

「ボ、ボッシュート……。」
激しい震動共にリコール社の床が突然陥没した。
ヌルスケは全てを思い出したのだ!
0634創る名無しに見る名無し
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2019/01/26(土) 11:58:06.25ID:jGfOtAnB
まさにトータルリコールである。
「やあ、きみぃ久しぶりだなぁ。会いたかったよ」
シュワちゃんが陽気に出迎えてくれた。
この人、サイボーグなのか?
0635創る名無しに見る名無し
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2019/01/26(土) 12:01:27.30ID:TYZf3xXS
リコール社員「どう言うことだ?!ビジョンのなかのヌルスケ氏がとんでもない力をもちはじめている」
リコール社員たちはヌルスケの夢の中を写すモニターを見て驚いている
リコール社員「私たちがヌルスケさんの夢に入り強制的に起きる薬を飲ませます」
ヌルスケ「お、俺はこの世界の住人ではない!思い出してきたぞ!!!」
そこへリコール社員たちがヌルスケの夢へ現れる
リコール社員「どうやら機械のバグが発生してヌルスケさんの記憶が間違った記憶を生み出しているようです」
リコール社員「この薬をのみ、強制的に終了させます、これを飲んでください」
ヌルスケは戸惑う
この薬を飲めばいいのか?!飲めば戻れるのか?!俺の記憶はバグが生み出したものなのか?
モニター室にリコール幹部が現れた
リコール幹部「ヌルスケさんが『中の記憶』を取り戻しそうだと??早く薬で目覚めさせろ、『外の世界』と中の世界の記憶を共有するものは夢から覚めることはできない、下手すると一生夢の中だ、リコール社の存続にかかわる」
0636創る名無しに見る名無し
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2019/01/26(土) 16:06:04.67ID:yzEgbn4M
「またまたメダルゲットだぜ!」
ヌルスケはバーチャル夢の中で小さなメダルを集めまくっていた。
そこへスーツを着た男が現れた。
「ヌルスケさん、そのメダルはわが社の所有物です。全て没収します」
そう言ってヌルスケのメダルを奪った。
「な、なにをするー!ボッシュート!」
メコッ
「ぐわぁ!」
リコール社員の頭がかなり凹んだ。
メキメキメキ
現実世界でもリコール社のヌルスケが寝ている装置の回りがドーナツ型に凹んだ。
0637創る名無しに見る名無し
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2019/01/26(土) 16:24:51.26ID:kUCpE0zS
「ヘッポコー!外の世界に来てはならん!」
「ええい、早く注射を打て!」
ヌルスケが実際に中の世界へ行ったことがあると察したリコール社はトラブルを恐れ、ヌルスケに麻酔をかけた。
「な、なにをするー!」
「この薬を飲ませ記憶も消せ」
そして、ヌルスケはリコール社に来た記憶自体を消され路上に放り出された。
ゴミ集積所で目を覚ましたヌルスケはヨロヨロと自宅へと歩き出した。
「た、ただいま…」
「お帰りなさいアナタ」
「パパおかえりー」
太った女と、太った子供がヌルスケを出迎えた。
0638創る名無しに見る名無し
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2019/01/26(土) 17:06:05.19ID:RU1BfDJa
ヌルスケもまた太っていた。

そもそもヌルスケが冒険家になった理由は
メダル集め…はおまけで、実際には戦災や流行病、飢餓に苦しめられてきたからである。

イメージとは異なり、外の世界に来る前までのヌルスケはガリガリの痩身でその様はまるで幽鬼のようだったという。
0639創る名無しに見る名無し
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2019/01/26(土) 17:38:04.10ID:TN9syANP
次の日
「行ってきまーす」
ヌルスケは元気よく仕事場に向かった。
バスを降り、しばらく歩いていると
『トカトントン…』
という音が聞こえてきた。
すると、ヌルスケは仕事をするのが面倒に感じ、そのまま自宅に帰った。
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2019/01/26(土) 18:17:19.77ID:oMhj2J45
ヌルスケ「ただいま」
デブ嫁「あら?あなた早かったじゃない」
ヌルスケ「あぁ…ちょっと具合が悪くなってしまったんだ」
デブ嫁「嘘をつくな」
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2019/01/26(土) 18:40:56.73ID:Z9FilILj
「アナタ、お風呂にする?ごはんにする?それともアタ…」
「風呂」
ヌルスケは、ちょうど足伸ばせる程の湯船につかり!帰り道で見たリコール社の電光掲示板を思い出していた。
「冒険の記憶を売るか…」
冒険者なった自分を想像し、ワクワクしながら天井の蛍光灯の光を見上げた時『トカトントン』と遠くから音が聞えてきた。
とたんに、さっと浪がひいて、ヌルスケはただ薄暗い湯船でボリボリと金玉をかいている一個の裸形の男になっていた。
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2019/01/26(土) 18:50:23.27ID:TYZf3xXS
デブ嫁「あなた、嘘ばかりつくわね?最近おかしくない?」
ヌルスケ「うーん、何か頭のなかが、ぼやっとして」
デブ嫁「リコール社の人にもらったお薬、ちゃんと飲んでる?あれを飲まないと変な夢や変な記憶が出てきちゃうみたいだから??」
ヌルスケ「最近、飲んでない…」

一方〜リコール本社社長室では〜

社長がテレビでCMを見ている
男性「世の中の動きは読みにくい!休みがつまらない!毎日がだるい!」
スーツの女性「そんなあなたにリコール社記憶VR装置!」
男性「凄い!良く見える!世界がとてもきれいだ!」
スーツの女性「美しい景色の記憶を生み出しているのね?!リコール社だいすき!!!」

リコール社長「完璧だ、完璧なCMだ、まさか私が魔王の手下だとはリコール幹部ですらも知らぬであろうが、ククク」
リコール社長「『中の世界』で邪魔になったものに『外の世界』を与え、記憶を奪う、そして中の世界からは消え去る」
女性秘書(魔女)「リコール様、あなたがこの世界の神になられるわけですね?」
リコール社長「その通り、外の世界を手に入れた後はいつかは魔王の首すらも私が?!ククク」
女性秘書「さすが社長カッコいいからだいすき!!!」
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2019/01/26(土) 19:38:34.48ID:ezew0oT/
ヌルスケは毎日リコール社に通って仮想現実を楽しんでいた。
デブ嫁「毎晩夢の中で何してるの?」
ヌルスケ「それは君には言えない」
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2019/01/26(土) 19:48:25.66ID:PKnPlmng
ある日、鼻の穴に違和感を感じたヌルスケは、指を突っ込んでみた。
「ん、中に何かがあるぞ?」
ヌルスケは涙を流しながら鼻の穴をほじくった。
「何なんだこれは!?」
ヌルスケは取り出した小さなメダルを、不思議そうに見つめていた。
0651創る名無しに見る名無し
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2019/01/26(土) 20:05:24.87ID:tCmMuRCr
リコール社の社員が自宅に乗り込んできた。
ヌルスケ「なんだチミ達は!?」
社員A「よし、こいつの記憶からメダルやリコールのことを全部消しちまえ!」
社員B 「お前も手伝うんだ」
デブ嫁「はい!わかりました!」
ヌルスケ「おまえ、なにをするー!」
社員に羽交い締めにされたヌルスケにデブ嫁は薬を飲ませた。
「アナタ、ごめんなさいね…」



ヌルスケ「ここはどこだ?」
運転手「タクシーの中です」
ヌルスケ「どうやってタクシーに乗った?」
運転手「開いたドアからお乗りになりました。ヒェヒェヒェ」
0655創る名無しに見る名無し
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2019/01/26(土) 22:54:28.10ID:ONslQcXa
一方、ヘッポコは魔導船クルーズを楽しんでいた。
ヘッポコ「あー海の上は気持ちいいなぁ〜」
ララ「みんな〜食事の用意ができたよ」
アナ「わーい」
ケン「ヒュ〜待ってました!」
0656創る名無しに見る名無し
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2019/01/27(日) 02:43:55.37ID:1kYY1hNm
ヌルスケは近所の美人妻を必死に口説いていた
ヌルスケ「醤油かしてもいいけど、奥さんの料理食いたいなぁ〜きれいなひとは料理もうまいからなぁ〜」
美人妻「もぅ!ヌルスケさんったら!奥さんいるくせに!」
ヌルスケ「あんなのはもういいんだよぅ!」
しかし、美人妻もミニスカートにピタピタのTシャツで胸を強調し明らかにヌルスケの視線を誘っている
ヌルスケ「醤油さぁ、棚のなかにあるから、一緒にとりにきてよぅ」
ヌルスケは欲望をおさえられるのか?!
リコール社のことは忘れてしまったのか?!
0657創る名無しに見る名無し
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2019/01/27(日) 06:07:51.84ID:C0/bJ4oN
美人妻の名前はエレナ。夫のアーロンは単身赴任中だ。
ヌルスケ、まさかの不倫か!?
0659創る名無しに見る名無し
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2019/01/27(日) 09:46:57.22ID:kFi+9+be
ヌルスケは密かに記憶を取り戻していた。だが中の世界には戻らない。なぜならば中の世界は彼にとって糞だったからだ。
0660創る名無しに見る名無し
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2019/01/27(日) 11:13:24.22ID:5rhc1pKg
ヌルスケはギガ・ボッシュートの呪文も思い出していた。
その事は神も悪魔もまだ知らなかった。
0661創る名無しに見る名無し
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2019/01/27(日) 11:42:50.54ID:kFi+9+be
しかし、ギガボッシュートは夢の中か「中の世界」でしか使えない。
そしてヌルスケはギガボッシュートに興味がなかった
0664創る名無しに見る名無し
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2019/01/27(日) 15:02:34.88ID:EyyTuXL7
ヌルスケは奇妙な考え方にこだわり始めた
ヘッポコは自分自身であり、内側の世界で話していたのは実は自分自身だったのでは?!と言うことである
ヌルスケは記憶がすべて思い出されない苛立ちから嫁と子供をたびたび暴力の的にしていた
ヌルスケはリコール社の本社に出向く
ヌルスケ「社長と話がしたい」
受付「ヌルスケ様ですね、今日うかがってくると社長から伺っております、52階の応接室にご案内いたします」
ヌルスケ「今日来ることが、わかっていた?!」
受付「社長には不思議な力があるんです、たまに、『中の世界』では俺は魔導師だったとか変なことも言うんです」
ヌルスケ「『中の世界』??」
受付「お話はここまで、ご案内いたします」
0665創る名無しに見る名無し
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2019/01/27(日) 17:09:08.48ID:jVLDykny
魔導船に乗り込み大海へと旅立ったヘッポコ一行。今だ外の世界を発見出来ず、何ヵ月も漂流していた。
ヘッポコ「本日も島影はナシ!」
ケン「了解!」
0666創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 00:25:38.76ID:aTUOt5w/
なんと!ヘッポコ達は中の世界の回りをグルグルと回っているだけだった。
0667創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 01:43:27.33ID:wJBxor3N
──漂流1年3ヶ月目──


ヘッポコ「島が見えたぞー!」

ケン「うおー!マジかよ?」

一行は小型のボートを下ろすと島へ向かった。

しかし島へ行く途中で思いもやらぬ出来事が…!!

ヘッポコ「なんだか雲行きが悪くなってきたな…」

すると突然雷が鳴りだし大雨が降りだしてきた。

ララ「そういえば、このあたりって気候が変わりやすいみたいだけど…」

ヘッポコ「何で知ってんだよ」

アナ「波も高くなってきたし、帰った方がいいんじゃない?」

ヘッポコ「それじゃ話が進まないだろ!」

やがて波は強まり…そして小型のボートを飲み込んだ…

ケン「まずい、このままじゃ…!」

ヘッポコ「なに情けないこと言ってんの?このまま島に行くぞ!」
0668創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 01:57:54.52ID:p80pbhEX
社長室ー

社長「やあ、ようこそヌルスケ君 そこのソファーに掛けたまえ」

ヌルスケは黒いソファーに座った

ヌルスケ「色々と聞きたい事がある」
社長「まあ先に私の話を聞きたまえ 私はいずれ『魔王』になるのだから」
ヌルスケ「どういうことだ?」
社長「私はこの世界の人間では無い」
社長は魔物の姿に戻った
ヌルスケ「お前は!?」
社長「この世界はお前を隔離するために私が作り上げたもう一つの世界『中の世界』 お前は外の世界から来た」
ヌルスケ「どういうことだ!」
社長「知る必要は無い お前はここで死ぬのだから」
秘書「眠ってなさい」プスッ

ヌルスケは秘書に麻酔を注射された

ヌルスケ「うっ!」ガクッ
社長「くっくっくっ…これで魔王の座は私の物」
秘書「お供しますわ」

その時外の空が真っ黒な雲に覆われた

社長「なんだ?」
0669創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 02:15:46.69ID:hhDg8jtw
だぁ〜っはっはっはっは!!

突然謎の笑い声が空に響き渡る

ヌルスケ「この声は…うっ!頭が」
「迎えに来たぞ勇者ヘッポコよ!」
社長「この声は!?」
秘書「まずいですわね…」
マオ「魔王様のおなりであーる!」
魔王「支配者ごっこは楽しかったか?よくも好き勝手に暴れてくれたな!貴様に罰を下す!」
社長「ま、魔王様!私の話を…」
魔王「この世界と共消えるが良い はあっ!」

魔王の術により外の世界との入り口が閉ざされた

社長「魔王様!どうかお許しを!」
マオ「この世界と共に消えるがいい! だぁ〜はっはっはっは!」

ヘッポコは魔王と共に外の世界へと消えた

社長「おのれ…うっ!」シュウウウウ…
秘書「社長!うっ!」シュウウウウ…

社長と秘書の体が消えていく

社長「私が魔王だああああ…」
秘書「社長おおおお…」

二人はこの世界と共に消滅した
0670創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 02:33:32.50ID:8PMs32eH
だが、魔王とて盤石ではない。
竜王や獣王、大教皇にCEOといった至尊の位階にあるライバルとの戦いが控えているのだ。
0671創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 02:38:26.88ID:yBm9JuxV
魔王城(別荘)

マオ「はぁ…はぁ…魔力使いすぎた…」
スライム「無茶しすぎっすよー」
マオ「執事がいない今高い魔力持ってるのお前しかいないからな」
スライム「お前が魔王のフリしてヌルスケを現世に戻すんじゃー!とか言うから…」
マオ「ヌルスケはこの世界にどうしても必要なのだ」
ヌルスケ「うん…?」
スライム「おっ、起きたみたいっすよ」
ヌルスケ「ここは…?」
マオ「気がついたか ここは魔王城だ」
ヌルスケ「魔王城…?」
スライム「ヌルスケさんはもとの世界に戻ってきたんっすよ」
ヌルスケ「君は…?」
マオ「我は魔王、の娘マオだ 覚えてないのか?」
スライム「おいらはスライムっす」
ヌルスケ「マオ…?うっ!頭が」
スライム「どうやら記憶喪失みたいっすね麻酔も打たれてるっす」
マオ「治せるのか?」
スライム「解毒ぐらいは出来るっすけど記憶が戻るかどうか…」

スライムは回復魔法を唱えた

マオ「どうだ?」
スライム「しばらく安静っすね」

ヌルスケはしばらく魔王城(別荘)にいることにした
0672創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 02:44:33.81ID:vDnhIzST
船から見たときには、島はあんなに近くに見えていた…。

ヘッポコたちは交代で漕いでは波に流され、漕いでは波に流され。

そして、やっとの思いで島に着いた。

アナ「ヘッポコ!やったよ!」

ヘッポコ「あぁ、みんな良く頑張ったな」

ケン「しかし、なんだか島にしてはかなりデカいな…」

ララ「あれ?なんか看板が立ててあるよ」

ヘッポコ「なになに…〜アナタに冒険の記憶をお売りします〜リコール社?」

ケン「リコール社…」

ララ「あっ、それアタシの夢に出てきた事があるよ!」

アナ「私も夢で見ました!」
0673創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 02:50:03.00ID:eTRoIq30
ゼウス「ヌルスケよ」
意識が朦朧とする中声が聞こえた
ゼウス「我が名はゼウス 天界を統べる者」
ヌルスケ「ゼウス?」
ゼウス「ヌルスケよ、目覚めよ 勇者と共に老婆を倒すのだ」
ヌルスケ「俺が、老婆を…?」
ゼウス「老婆は魔女、魔王の魂と一つとなりこの世界を支配しようとしている 目覚めよ冒険者ヌルスケよ勇者と共に魔女を倒すのだ」

その時ヌルスケは激しい頭痛に襲われた

ヌルスケ「うわあああああ!」

ヌルスケはベッドの上で目覚めた

ヌルスケ「すべて…思い出した」
0674創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 02:57:21.08ID:j6id1QWC
〜リコール社跡地〜


ヘッポコ「何だろう…ここに大きな建物があったみたいだけど」

崩れたリコール本社は全体がツタに覆われ、辺りは濃密なジャングルと化していた。

その回りの草原を、野生の六本足の群れが悠々と歩いていた。
0675創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 03:14:04.57ID:/QL3h50f
マオ「どどどどうした!?こんな夜中に何かあったのか!?」
スライム「すごい汗っすね」
ヌルスケ「マオ、スライム…ヘッポコ達は?」
スライム「記憶が戻ったんっすね!」
マオ「マジで!?」
ヌルスケ「ヘッポコ達は今どこだ!」
マオ「確か港町のヴァギナの穴に向かったとか言ってたな」
スライム「スライム2号のテレパシーによると島についたみたいっすね ん?リコール社?」
ヌルスケ「まずい!そこには近づくな!危険だ!」
マオ「あのババアめまだ懲りてないのか」
ヌルスケ「俺も島へ行く!」
マオ「今から行っても間に合わないぞ」
スライム「転移魔法なら…」
ヌルスケ「何でもいい!早く島へ!」
マオ「成功する保証はないぞ それでも行くかヌルスケよ」
ヌルスケ「頼む!」
マオ「ふふん、そこまで言うならやってやらん事もないぞ人間よ」
スライム「すぐ調子に乗る…」

謁見の間

マオ「いいか?変な所に飛ばされてもあたしは責任は取らんからな」
ヌルスケ「わかってる」
スライム「じゃあ始めるっすよー」

マオ達は呪文を唱えると魔方陣が光りだした

マオ「彼方へ!」カッ!

ヌルスケはどこかへと転送された

ヌルスケ「ここは、リコール社の前…?」
0676創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 03:26:09.59ID:aXuUwjrb
ヴァギナの穴の島

ヌルスケ「ここは跡地か ん?これなんだ?」

そこには女性下着と服が落ちていた

ヌルスケ「なんでこんな所にこんなもんが」
ヘッポコ「おーい!シーマーン!」
ヌルスケ「あれはヘッポコか おーいこっちだー!」
アナ「なんであんた女物の下着持ってんの」
ララ「シーマンさんってそんな趣味が…」
ヘッポコ「流石の俺でもそれは引くわー」
シーマン「いやこれは違う!誤解だ!」


マオ「へくちっ!」
スライム「服だけ転送するって器用な事するっすねー」
マオ「こっちみんな!私の魔力が不安定なせいでこんなことに…へくちっ!」
0677創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 03:32:09.40ID:pISTSbaA
ヘッポコはリコール社のデーターベースを調べた。

ヘッポコ「くぁwせdrftgyふじこlp…?意味わからん」

ケン「こら、適当に触んな!」

アナ「あっ、これは!ヌルスケのバーチャル要望データ?」

ケン「メダル、冒険、……ダメだ、データが破損してこれ以上はわからん」

アナ「でも住所ならここに書いてあるわ」

ケン「えーっと、ニョーヤーク1098?」

ララ「マップはこの携帯GPSにダウンロードしたわ」

ヘッポコ「おまえら何なんだよ…」
0678創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 03:59:20.01ID:XxAnFnCc
何だかんだでヌルスケと合流したヘッポコ。
ヘッポコ「やー探しましたよ」
ヌルスケ「俺も先走ってしまってすまんな」
ケン「今からヌルスケさんちに向かうところだったんですよ」
ヌルスケ「俺の家?ぐわっ、頭が!」
ララ「大丈夫ですか」
ヌルスケ「いや、少し目眩が…」
アナ「あっ、着きましたよ。この家じゃないですか?」
ヌルスケ「こ、ここは…」
ケンはインターホンを押した。
ビ,ビビビッ
嫁「…ガガッ、ハー-ーイ」
ヌルスケ「あ、どうも…」
ガチャ
嫁「ガガガッガッ、オガエリナサイ…アナタ」
子供「バ…パパ、パパ、オガエリ」
今にも壊れそうな錆び付いた太った女型のロボットと、太った子供型のロボットがヌルスケを出迎えた。
ヌルスケ「あ、あ、あ、あーーーーーーーッ!」
嫁「アナダ、オソガッタノネ…200ネン、ブリカシラ……」
0679創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 04:20:40.64ID:omb36FVg
ヌルスケはドアを閉めた。
0680創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 06:02:07.68ID:QTyudkV8
その時、どこからかカチッと音が鳴り
周囲は真っ暗闇になった。
音も感覚もない、無の世界だ。
0681創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 06:10:49.66ID:ijkV6kzk
ヘッポコ「ここは…」
視界がハッキリしてくるとヘッポコは、薄暗い部屋にいた。
部屋は異様に狭く物がところ狭しと置かれている。
ヘッポコ「ふぁー、朝か。」
外に出るとそこは公園だ。朝日と冷たい風が染みる。

ヘッポコはホームレスだった。
0683創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 07:17:46.38ID:bifQnHSm
デロデロデロデロデロデロデロデロデンデロン!

おきのどく ですが ぼうけん のしょ はきえました。
0684創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 07:41:08.54ID:lXHxj7Ml
「飽きたー」
ユズル君はソフトを引っこ抜くと床に投げた
お年玉も貰った事だし新しいソフトを買いに百貨店まで行くことにした。
さあ、今度はどんなに冒険がユズル君を待ち受けているのでしょう
0685創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 12:21:52.09ID:JFmzpMoX
ヘッポコ「……とにかくだ!今のは書き手のバグだ」
ヌルスケ「バグ?!」
ヘッポコ「何でもいい、俺たちのパーティーを紹介するぜ、シーマン!」
ヌルスケ「ちなみに俺はシーマンではない、名前はヌルスケだ」

【ケン】
ケンリュックマン
顔がリュックの謎の男、擬人化する魔導兵器ルシールを操る
【アナ】
アナ・カラット
魔族の娘、最強魔法ウロタトモカーオの謎をおう
【ララ】
ララ・スパリエル
魔族の娘、マオの親友
【スライム】
女の服だけを溶かすスライム
【アレキ】
アレキサンドリアなんとか
エルフの女性
【執事】
魔王の執事
『魔眼』を操る魔族の強者
【漆黒の六本足】
みんなの乗り物
黄金の牙を持つ強い生き物

ヘッポコ「えーっと、こんなもんだったっけ??」
0686創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 14:41:21.29ID:JFmzpMoX
【ロコ】
ゼウスの孫
ゼウスから魔界の穴について調べてくるように命を受けやって来た

ヘッポコ「こんなもんだな」
ヌルスケ「たくさんいるなぁ〜俺は冒険王、ヌルスケ!この世のすべてのメダルを集めるべく旅をしている!よろしくな!」
ヘッポコ「メダルを集めるといろんな奇跡の滴をもらえるって本当か?」
ロコ「本当です、千枚で力の滴…岩をも砕くの怪力を得られる、万枚で魔導の滴…三つの最強魔法のひとつがもらえる、百万枚で命の滴…いわゆる不老不死ですね」
ロコ「一千万枚で『すべての滴』、いわゆる王の滴を手に出来ます、我々ゼウス族、魔族、デモン族、ドラゴン族、アンデッド族、トロール族、獣族、すべてをコントロールできるとんでもない力です」
ヌルスケ「じゃあおれあと五枚ですべての滴手に入れれるわ!」
ロコ「へ?!」
ヘッポコ「ま、マジかよ?!」
0687創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 15:14:08.45ID:X1tcPQQS
ユズル君は今年で38才になる。
昨日は給料日だったのでゲームソフトに使えるお金はたくさんある。
0688創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 15:25:04.60ID:nvIB/GXw
勇者ヘッポコと冒険者ヌルスケ2を買った。

ユズルはカセットをゲーム機に差した。

テーテケテッテッテー♪

「ふーん、オープニングBGMは変わらんのなー」ハナクソホジー
0689創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 15:37:05.01ID:jS4H3IAl
ヘッポコ達は魔物の群れに囲まれていた。

ギャギャーーーーン

そこへメカ六本足に乗ったピザ屋がやって来た。

ピザ屋「おまちどうさま〜ゲリゲリータのLをお持ちしました」

ケン「どこの馬鹿だ。ピザ頼んだのは」

ララ「ワタシが頼んだんだよ」

ピザ屋「3500ゴールドになります」

アナ「いいお値段するのね」

ヘッポコ「そんな事言ってる場合か!回りを見やがれ」
0690創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 16:02:32.32ID:sAiJSPxw
ヘッポコ「とりゃーっ!」バシュ
魔物「グゲゲゲ」
ケン「今夜デートだったんだ。」ガキッ
魔物「ギャース!」
ケン「巨乳のピチピチギャルとよー、ったく・・・」ドゴッ
魔物「ゲゴ・・・」
ヘッポコ「あのダッチワイフみたいのとは別れたのかい?」ズバッ
魔物「・・・カ、カペ」
ケン「まあな。しつこすぎてなぁ、身が持たなくなった」ボグッ
魔物「ピギャー!」バタッ
アナ「ピザ美味しいね」
ララ「うん」モグモグ
0691創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 17:29:09.15ID:R7z+bYKg
魔物「こ、この爺ぃから先に倒せ!あいつらはやっかいだ!」
魔物たちは執事に襲いかかる!
執事「わけぇの、俺にケンカ売ってんのかい?」
執事が恐ろしく深い眼を魔物に向けると魔物たちは身動きがとれなくなった
魔物「う、動けん!こいつ、何者だ?!」
執事「覇ぁ!!!!!」
ドドドン!!!!魔物たちがすべて弾け飛んだ
執事「血湧く血湧く♪」
ヘッポコ「こ、こええ!!恐ろしいほどつええぞ!このおっさん!」
0694創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 19:04:09.77ID:cqqqf+ak
執事「ダージリン旋風足!」シュバババ
魔物の群れは全て吹き飛んだ。
執事「ふう…」
そして執事はティーカップを持ち、紅茶を飲んだ。
執事「少々温くなってしまったの」
0696創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 19:14:22.98ID:q7Wmb+ZC
ヘッポコ「そんなチート級の強さはズルいぞ」
執事「フォフォフォ、これも鍛練の賜物ですぞ」
ケン「おまえも剣術の稽古をしっかりするんだな」
ヘッポコ「そんな事言ったってさ、この聖剣ナマクラー…ホントに切れないんだよ」
0698創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 19:31:54.04ID:q6A+XFrF
執事「はて?聖剣ナマクラー
本来なら適当に振り回すだけで、木の柱(太さ20cm程度)をスパッと切れる筈ですが…
ちょっと拝見しても宜しいかな?」
ヘッポコ「はいよ」
執事「フーム、これは模造刀ですな…」
ヘッポコ「なんだと!?」
0699創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 21:38:12.04ID:VaIZHoM+
ヘッポコは武器屋に行く事にした。
0701創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 22:49:28.02ID:4VXXnJ/d
ヘッポコは【はかいのつるぎ】【はんにゃのめん】【じごくのよろい】【なげきのたて】を試着した。
0702創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 22:51:41.42ID:enu5cxY/
ヘッポコ「オヤジ、これ全部買うわ」グロロロロ…

狂戦士ヘッポコの誕生である。
0703創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 23:02:35.00ID:ncwF40ry
【破壊の剣】
武器の一種。地獄の悪魔が人間への憎しみを集めて作ったらしい。
当然のごとく呪われており、装備すると戦闘中動けなくなることがある。

【般若の面】
見た目も能で用いられる鬼女のお面そのまんま。
非常に高い守備力を誇るが装備すると混乱してしまうというとても使い道に困るお面。

【地獄の鎧】
無骨なデザインの鎧で、肩当てには角のようなものがくっついており、更にはその悪魔の頭部で出来たと思しき兜まで付属している。
高い守備力を持っているが、戦闘中時々行動不能になる呪いが降りかかる。

【嘆の盾】
古代の魔物に倒された者たちの呪いが込められた盾。
装備する者を守るために、他人を犠牲にする危険な代物。
装備者が受けたダメージを半減し、カットした分のダメージを味方に転嫁するという呪いがかかっている。
0704創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 23:11:04.81ID:G4+FjU9a
【ルシール】
ケン・リュックマン愛用の武器。木製バットに有刺鉄線を巻き付けてある。死んだ妻だか恋人の名前らしい。
たまに擬人化し、人や魔族を斧やナイフで殺害する。
0705創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 23:27:26.84ID:ePQTRcNF
【聖剣ナマクラー】
世界に散らばる極職人七本刀のひとつ
極職人とは刀鍛冶が神との契約により自分の魂を刀のなかに封じ込める渾身のひとふりである
一太刀で巨木をなぎ倒すとされる恐ろしい剣である
0706創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 23:39:51.44ID:G4+FjU9a
【究極的穴掘重力】ギガ・ボッシュート
ヘッポコ最強の呪文。
地面に超重力波で巨大な穴を開ける。父親のハッケヨイ・ノ・コッタから受け継いだ一子相伝の呪文。しかし、その威力の代償に、唱える度に癌の発症率が倍になってしまうのだ。

【芸術的爆発地獄】ウロタトモカーオ
アナ最強の呪文。
あまりにも強力な呪文で周囲にも甚大な被害を与えるため、その使用はジュネーブ条約で禁止されており(ケン・リュックマン談)
勝手に使うと死刑にされるが、呪文を使用しなければそれを上回る被害が出ると予想される化け物が出現した場合に限り、王様の許可を取れば使うことができる。
0707創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 23:49:35.77ID:ertVfihS
アナは嵐の解散にショックを受けていた。
0708創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 23:51:05.37ID:ertVfihS
なんと、ウロタトモカーオの呪文を忘れてしまった!
0709創る名無しに見る名無し
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2019/01/28(月) 23:51:57.43ID:ertVfihS
さらに、ヘッポコは装備の呪いによりギガ・ボッシュートを使えなくなった!
0711創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 04:18:34.13ID:uNXWZw+b
狂戦士となったヘッポコはヴァギナの穴へと六本足に乗って走らせていた

ヘッポコ「……」カサカサカサ
魔物「なんだあれは!?」
魔物「あれは、噂に聞く」
魔物「狂戦士『ヘッポコ』」

地獄の鎧には戦闘時に平沢進のBGMが流れる機能がある

ヘッポコ「キサマ等…ユルさン…ウヴォアアアアア!」ブシャアアアア
魔物達「ウギャアアアア…」
ヌルスケ「なんて力だ…しかしこのままでは鎧に取り込まれヘッポコが魔物と化してしまう」
アナ「まあだいたいあのアホが悪いんだけど」
ヘッポコ「魔族ハ殺ス、ウガァ!」
ララ「きゃああああ!」
執事「ぬぅん!」ガキン!
執事がヘッポコの剣を止める
執事「私は元々魔族 悪魔の呪いは効きませぬ ロコ殿!」
ロコ「闇に穢れし者よ、有るべき姿に戻れ!」

ロコは浄化魔法を使った

ヘッポコ「ウガアアアアアアアァ…」
ヘッポコは気絶して倒れた
0713創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 05:21:00.32ID:wqhpclQG
しかし、主人公補正と不死の遺伝子で甦った。
ヘッポコ「グロロロロロ……グワッ!」
ズボッ
執事「はうあ!?」
なんと、執事は肛門に梅こけしをねじり込まれた。
0714創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 05:30:24.78ID:ZRJVXbbY
ヘッポコ「すげえぞ!!さすが元魔族!!肛門まで悪魔級だ!!」
ズボッ、ポン!ズボッ、ポン!
執事「や、止めてくれぇ!」
ヘッポコ「執事の大穴、エーンヤコーラっと」
ズボッ、ポン!ズボッ、ポン!
執事「あがががばばば…」
ボキッ
ヘッポコ「あっ、こけしの頭が中で折れちゃった」
執事「死ーーーーーーん…」
0715創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 05:44:29.61ID:K4Ll+xgu
♪Hai Yai Forces  Hai Yai Forces

Hai Yai Forces  Hai Yai Forces♪
0717創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 07:21:26.24ID:ZBqkiVov
しかしレベルが上がる音楽が鳴らないぞ
あんだけ経験値貰ったらふつうレベル上がるやん
「もしかして病気?」
そう思ったのでヘッポコは高須クリニック行った
0718創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 10:51:10.01ID:5rtPkgxE
魔界の魔界須クリニックである
魔界須クリニックのはなしはまたスピンオフで語るであろう
執事「いてて…ケツを掘るなどなんと無礼な!お仕置きですぞ!」
ヘッポコ「はう!!」
ヘッポコは魔眼で動けなくされるとケツにこけしを突っ込まれた
ロコ「でもさぁ、呪いの解けたこの防具、どうする?ただのダサいひょっとこのお面とか肩パットのついた防具になってるけど」
執事「うーむ、そんなの捨てとけばよろしいのでは?」
ララ「そうだよ、早く『魔王の魂』を探しに行こうよ」
0720創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 15:38:30.63ID:XuoU9j9w
「なんて事すんだよ、人の装備をこんな風にしやがって!弁償してもらうからな」
ヘッポコはブリーフ1丁で訴えた。
0721創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 17:35:29.14ID:Xy2iTtOu
〜武器屋〜

執事はヘッポコの装備を適当に見繕った。

ヘッポコは【ひのきのぼう改】【布の服】【おなべのふた】【バンダナ】を装備した。

「ふざけんなよ、コンニャロ!」

ゴチーン!

「ギャピ!」

執事の頭が陥没した。

「ん!以外と破壊力あるな、コレ」
0722創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 18:14:15.44ID:mPfWFMNJ
ヘッポコ「ま、いっか…。狂戦士のスキルも覚えたし」
そう言うとヘッポコはヴァギナの大穴に向かった。
0723創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 18:33:41.14ID:Sby7pErh
ヴァギナの大穴 第3層


猿騎士「そろそろ勇者を名乗るヘッポコとかいう奴が来るはずだ」
部下「ヘ、ヘッポコ?」
部下「オレ…聞いたことあるぞ」
部下「全身呪い装備で…」
部下「恐ろしく強いらしいな」
猿騎士「コラコラ、なーにビビってんの?」ドゴッ!
部下「うぎゃあ!」ピクピク
猿騎士「はい!黒猿騎士団、心得!!」
部下「「「エ…エンジョイ&エキサイティング!!」」」
猿騎士「そういうこと。忘れちゃだめだよ」
0724創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 19:36:19.66ID:HGutb5Bf
猿騎士「獣王様がこの大穴だけは通すなって言われてっからなぁ」
虎騎士「サルさんよぅ、お前らの騎士団だけで大丈夫か??かなりの強者も何人かいるらしいぜ?」
猿騎士「ま、まじかよ?!」
虎騎士「ああ、しかもその一人はゼウスの孫、ロコというやつと魔王の執事ヴェパル」
猿騎士「ヴェパル?!あの魔道王のヴェパルか?!」
虎騎士「そう、またの名を魔眼ヴェパル」
猿騎士「獣王様に伝えなきゃいけねぇな!!!」
0726創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 19:49:06.58ID:HGutb5Bf
獣王の玉座は黄金に輝いている
そこに座る獣王、獅子の顔をもち全身を筋肉におおわれ、銀色に輝く牙が不気味に光っている
猿騎士「獣王様!!!ヘッポコの一味がもうすぐやって参りますがその一団にロコとヴェパルが!!!!」
獣王「だから?どうした?」
猿騎士「あの魔道ヴェパルとゼウスの孫ロコですよ!?」
獣王「獣人族、そのトップの俺があいつらより弱いってことか?」
猿騎士「と、とんでもありません!ですがエルフと魔族のトップが手を組んだのは少し厄介かと!」
獣王「一人ずつ倒せる手間が省けるではないか…ヴェパルも、ロコもいつかは倒してやろうと思っていたところだ」
猿騎士「幻獣の一族にも援軍要請は?!」
獣王「くどい、我ら獣人族で蹴散らしてくれようぞ!」
猿騎士「は!!!!ではすべての軍を総動員いたします!」
0727創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 19:57:35.45ID:azhsM1Nw
魔王城(別荘)

何もすることが無いのでお茶をすすっていた

スライム「猿の軍団が街の方へ向かってるらしいっす」
マオ「ふむ、魔物たちに猿共の相手をしてもらうか あいつらに街を占領されては少々面倒だからな 我がしもべ達よ!猿共に恐怖を見せつけるがよい!」
魔物達「御意」
マオ「すべて丸焼きにしてくれるわ!だぁ〜っはっはっはっはっ…ゲホッ!ゴホッ!」
スライム「お茶飲みながら笑うから…」
0728創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 19:58:55.35ID:LO4t0cMc
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0729創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 20:00:07.51ID:mdVigOge
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0730創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 20:00:38.43ID:mdVigOge
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0731創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 20:01:17.85ID:mdVigOge
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0732創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 20:03:16.86ID:HGutb5Bf
獣王「ちなみに、魔王の側にも兵隊を放っておるわ、全面戦争上等じゃ!」
猿騎士「さ、さすが!獣王様!」
獣王「なぁに、妖婆が我々の側についてる以上、魔王軍も簡単には手をだせまいて」
猿騎士「た、確かに!」
0734創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 20:05:27.85ID:mdVigOge
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0735創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 20:13:19.73ID:mdVigOge
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0736創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 20:24:25.59ID:azhsM1Nw
魔族とは一言で言っても様々な種族、派閥が存在する
魔王はこの世を支配せんとする革新派
魔王亡き後魔女(老婆)独断で支配を推し進めている急進派
マオは父親である魔王に愛想を尽かし支配するつもりは無いがそのうち支配したいと思っている穏健派
そしてデーモン族ララはそのどちらでもない中立派である
0738創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 20:53:05.99ID:HGutb5Bf
魔族の中でも誰派であるかが話題の中心であった
獣王は古くから妖婆とつるみ虎視眈々と獣人族の覇権を狙っていたのだ
毛のない猿は、妖婆の獣人実験のなれの姿である
妖婆は人間(ヒューマノイド)を異常に嫌っているのだ
0739創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 21:23:28.55ID:NRtyRV2m
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0742創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 22:44:25.56ID:Sby7pErh
ヘッポコ達は初期メンバーでヴァギナの大穴3層にたどり着いた。
ヘッポコ「なんか猿みたいなゴツイ奴がいるぞ?」
ケン「見かけ倒しだろ、行くぞ!」
一同「おう!!」
部下「黒猿さまー!奴らが来ましたぜ!」
猿騎士「んー?むさ苦しい奴らが来ると思ってたら…」
アナ、ララ「何っ!?」
猿騎士「いるじゃねぇか、上玉がよぉー!」
下半身をモッコリさせた猿騎士がおどりかかった!
0743創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 22:59:04.71ID:O2BEK2R0
ヘッポコ「あの大猿!アナとララばっかり狙ってるぞ!」
ケン「攻撃というよりも、服ばっかり切り刻んでるぞ!」
アナ「あわわ、下着が見えちゃう」
ララ「やめろー!変態猿め」
ヘッポコ「うりゃ!」
ガキィン
猿騎士の斬撃をヘッポコは、ひのきのぼう改で受け止めた。
猿騎士「…ったく野暮な奴だな。オレは殺るのと姦るのを途中で邪魔されるのが…」
ヘッポコ「ううっ…この馬鹿力め」
猿騎士「一番ムカつくんだよおぉーーーッ!!」
0744創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 23:12:55.39ID:KX6tdzLr
ヘッポコは壁に叩きつけられた
ヘッポコ「この野郎…」
猿騎士「俺たちゃこれからお楽しみなんだ 邪魔すんなよ」
ヘッポコは剣を天に上げた
猿騎士「お?なんだ?」
ヘッポコ「来い!『狂戦士の鎧』!」
天空から鎧が召喚されヘッポコに装着された
ヘッポコ「…………」オオオオ…
猿騎士「へえ、面白いもん持ってんなお前ー」
ヘッポコ「ウガァ!」ザシュッ!

猿騎士は首を飛ばされた
0745創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 23:16:19.08ID:Ir0SXfuF
「グロロロロロロロロロ……」シャッ
ヘッポコは仲間の3人にも襲いかかった。
0746創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 23:20:59.52ID:FTmJcKgy
ケン「おどりゃ目を覚ませ!」
ゴチーン!
ヘッポコは気絶した。
0747創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 23:33:18.17ID:99QuG3wz
獣王「やはり猿は猿だったか」
奥から獣王が現れた
ヘッポコ「………」
獣王「貴様が噂に聞く狂戦士 何と禍々しい姿よ」

獣王は剣を抜いた

獣王「こんなに興奮したのは何年ぶりか 参るっ…はっ!」

獣王は剣を振りかざす

ヘッポコ「ウガぁ!」ガキン!

平沢進のBGMが鳴り響く中ヘッポコは剣を防いだ

獣王「ほう、ならこれならどうだ!」ゴオオオ

獣王は剣から炎を浴びせる

ヘッポコ「………」シュウウウウ
獣王「何っ!?吸収しただと!」
ヘッポコ「……死ね」

ヘッポコは黒い霧を獣王に纏わせる

獣王「なんだこれは!」

平沢「灰よ〜♪灰よ〜♪」

ヘッポコ「ギギャアアアアアアアアア!」ザシュッ

ヘッポコは破壊の剣で獣王の体を貫いた

獣王「ふふふ…俺が死んでもまだこの戦いは終わらんぞ…」

獣王は力尽きた
0748創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 23:42:09.21ID:RvEGKx9D
ヘッポコ「あー…やっぱりこの鎧しんどいわー」

鎧は冥界へと帰っていった

ララアナ「あーびっくりした」
ケン「何事かと」
スライム2号「村で猿と獅子の残党が争ってカオスになってるっす〜!」
ララ「ほんと!?戻らないと!」
アナ「でもここヴァギナの穴の近くだし魔王の魂すぐそこだし…」
ヘッポコ「やべえなどうするよこれ」
0749創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 23:42:20.69ID:HGutb5Bf
猿騎士「獣王様!獣王様ぁ!!!こいつらとんでもない使い手です!」
ヘッポコ「あ??獣王?!」
獣王「女どもを捕らえろ!男たちは俺がお仕置きしてやる」
崖の上にいたと思った獣王がシュバ!と消えると地面にふわりと降り立った
ケン「この体術……忍術か?」
猿騎士「我々は忍者の技を受け継ぐものたち!そのマスターがこのお方!獣王様だぁ!!!」
たてがみの中の眼をギラギラ輝かせ鞘から刀をすらりと抜いた
執事「獣王、ワシがお相手しようか?」
その頃アナとララは猿騎士たちに捕らえられ、地下室に繋がれ服だけ溶かすスライムを放たれた
0750創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 23:42:44.62ID:FTmJcKgy
ヘッポコ「ムニャムニャ…」
ケン「コイツ…気絶したまま戦ってたんかい!」
0752創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 23:50:05.55ID:on+SfS6Q
魔王城(別荘)

ヌルスケ「でまた呼び戻された訳だが」
ヘッポコ「なんで俺らもここに?」
ララ「ってかなんて裸なのマオちゃん」
マオ「こっちを見るな!へくちっ」
スライム「おー久しぶりっすね2号よ」
スライム2号「おー久しぶりっすね初代よ」
スライムは再び一つとなった
ケン「ややこしいわ」
アナ「呼び戻したってことは村が相当ヤバイってことよね」
マオ「そ、そうだ」
スライム「取り敢えず服着ましょうか」
0753創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 23:56:59.70ID:HGutb5Bf
ヘッポコはちらっとララとアナを見ると括れた腰、とんでもなく大きなバスト、小ぶりだが形のいい尻をした二人の姿が目に入った
ヘッポコ「へ?!こいつら、こんなにいい女だった…?!」
ヘッポコも発情期盛りの青年である
魔族の女の美貌は人間の数十倍、フェロモンに至っては数百倍である
ケンも思わず股間をおさえてうずくまっている!
0754創る名無しに見る名無し
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2019/01/29(火) 23:59:37.72ID:gdMHEuCC
マオ「取り敢えずだな、村をなんとかしてほしい 」
ヘッポコ「早い話敵を皆殺しにすればいいんだな」
ケン「物騒だなオイ」
マオ「頼む あたしの好きなパンケーキが食えなくなるのは辛い」
スライム「理由はそこなんすね」
ヘッポコ「じゃあ皆殺しにするぞお前らー!」
ケン「だから物騒だっての」
0755創る名無しに見る名無し
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2019/01/30(水) 00:11:46.64ID:tr28G57s
村に行くと早速ララとアナがスライムに捕まっていた
ララアナ「またこれ〜!?勘弁してえ〜!」
ヘッポコ「むぅ、なかなかいい眺めだな」
ケン「眺めてないで助けんかい」
ヌルスケ「それどころじゃなさそうだ 敵が多すぎる」
獣人達「グオー…」
猿達「ギギャアア…」
ヘッポコ「俺にまかせろ」

ヘッポコは剣を天に掲げた

ヘッポコ「来いっ!狂戦士のー」
ケン「ルシール!焼き払え!」
ルシール「眠いよーふああ…」ボォォォ

獣人猿達「ウギャアアアア…」

ケン「あんなもんもう使うな迷惑がかかる」
ヘッポコ「はい」
ララアナ「あっ、あん…」
0756創る名無しに見る名無し
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2019/01/30(水) 00:50:34.25ID:Zz9j7ugf
魔物「ククク、服を溶かすスライムを特性に作ったのさ」
ケン「な、なぜ同じ展開が何度も!」
ヘッポコ「しかし!美味しい!!!」
ララ「見るな!見たら舌を噛みきってやるぞ!」
アナ「あああ〜っ」
魔物ケンヘッポコ「ウヘヘヘ………」
0757創る名無しに見る名無し
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2019/01/30(水) 01:54:06.97ID:isbhDxPP
ヘッポコ「ウヘヘヘヘ…へ、へ、へへへへへへへへへ」
ケン「へへへへへへへへへへへへへへへへ」
アナ「あああああああああああ」
ララ「逝っちゃうっ逝っちゃうっ逝っちゃうっ」

アヘ顔で停止してしまった

女神「深刻なエラーが発生しました再起動します」

ヘッポコが目覚めると砂漠のど真ん中で幼女の姿になっていた

ヘッポ「なんじゃこりゃー!」
ケン「ウヘヘヘヘウヘヘヘヘウヘヘヘヘ」
ヘッポコ「うわキモ」
ルシール「じゃあ食べときますねー」ガバッ
ケン「ウヘヘヘヘ…」

ケンはルシールに食われた

ルシール「んぬボアっ!」ドロー

ルシールは溶けた

ヘッポコ「なんだこいつら」

ヘッポコは砂漠を歩き始めた
0758創る名無しに見る名無し
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2019/01/30(水) 02:02:27.32ID:vYnjKtv8
天空から重苦し響く詠唱が轟いた。

『ズガドーーーーーーン!!!(主人公爆死呪文)』

ヘッポコ「ふぎゃーーーーーっ!」










今日はヘッポコくんの16歳の誕生日。いつものようにお母さんにベットからたたき起こされました。
お母さん「ヘッポコや今日はお城に呼ばれているのを忘れたのかい!
ヘッポコくんはあわてて服を着がえてお城へむかいました。
0759創る名無しに見る名無し
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2019/01/30(水) 02:02:49.12ID:RYPo/1gk
ヘッポコは一人の女性に出会う

「女の子が一人でお散歩?」
ヘッポコ「あんたは…」
アナ「私はアナこの砂漠の管理者よ エラーから回復したみたいね」
ヘッポコ「エラー?」
アナ「この世界はたまに変なエラーで停止することがあるの すぐ元に戻るけど」
ヘッポコ「なんの話?」
アナ「あれ?知らない?この世界は…」
0760創る名無しに見る名無し
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2019/01/30(水) 03:10:15.40ID:Bp6S4wU7
アナ「外側の世界、でも内側の世界なんて行ったこと無いんだけどね」
ヘッポコ「世界に中も外もあるのか?」
ララ「同じ次元には存在しない意識の外側の世界みたいだね」
ヘッポコ「あ、ララ!」
ララ「そちらの世界にも同じ自分がいて、全然違う世界で生きてるんだってさ、なにかをきっかけに内側の世界へいけるみたいだけど、わからない」
ケン「ロコとマオもつれてきたぞ」
ロコ「さあ、城に入りましょう」
マオ「魔物もはいれるのかな?スライムを連れてきちゃったけど?!」
0761創る名無しに見る名無し
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2019/01/30(水) 03:29:23.47ID:9yN0NUrh
ヘッポコ「いや、行かない……。」
ロコマオ「え?」
ヘッポコ「オレは魔王を倒して世界を救うんだ」グロロロロ…
0762創る名無しに見る名無し
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2019/01/30(水) 03:40:00.13ID:W6FtpSID
ロコ「チイッ」
マオ「コイツはもう使えない」
ヘッポコ「知ってるぞ、お前達は自分達の良いように世界を創り変える気なんだろ!人間を根絶やしにして!」
ロコ「知ったところでお前に何が出来る、人間風情が!」
ケン「仕方ないですねぇ…」
ケンは頭のリュックを投げ捨てた。
そこに現れたのは執事だった。
執事「貴方にはここで死んで貰いましょう」
スライム「キシャーッ!」
ヘッポコ「ケン、アナ、ララ……オレに力を貸してくれッ!」
0763創る名無しに見る名無し
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2019/01/30(水) 06:39:28.22ID:dICAW9c4
外の世界のヘッポコは殺人・麻薬所持・強盗を犯した囚人だったが精神疾患が見られるためモルモットとして精神病院に収監されている。
0764創る名無しに見る名無し
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2019/01/30(水) 07:05:41.71ID:aoqze/I8
ヘッポコ「と、思ったが……ルーラ!」
執事「なんですと!?」
辺りが暗くなったので、いったん家に帰ることにしたのでした。
ヘッポコ「あぁ、久しぶりのわが家だな」
玄関の前に着くと、爺さんがタバコを吸っていました。
爺さん「んあ、ヘッポコか?生きとったんかい」
ヘッポコ「へへへ、ただいま」
お母さん「おや、ヘッポコ。生きとったんかね」
ヘッポコ「あたりまえだろ」
そして、家に入るなりヘッポコくんは風呂場に行きました。
ヘッポコ「うわっ!なんだコレ!?」
なんと、湯船の上には抜けた陰毛や垢が大量に浮かんでいました。
お母さん「ごめんよ、ヘッポコ。さっきヌルスケさんが来て、お風呂に入って行ったのよ」
ヘッポコ「じゃあ、ご飯は……」
お母さん「ごめんよ、ヌルスケさんと一緒に済ませてしまったの」
0766創る名無しに見る名無し
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2019/01/30(水) 10:33:41.49ID:6XRhweVh
チュンチュン チュンチュン

ヘッポコ「うーん、もう朝か」

鳥男「チュンチュン」

ヘッポコ「わーっ! なんだおまえー!」

鳥男「敵だよ」
0767創る名無しに見る名無し
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2019/01/30(水) 11:45:25.21ID:wyJwyo2d
鳥男「ここじゃ狭すぎる、外に出て勝負だ」
ヘッポコ「嫌だね」
そう言うとヘッポコはベッド脇に置いたひのきのぼう改を手にした。
ゴチン
鳥男「ぐげっ!卑怯だぞキサマ!」
ヘッポコ「いきなり人の部屋に入ってきて何言ってるんだ」
ドガッ
鳥男「ギャピ!」
母親「ヘッポコー?誰かいるのかい?」
ヘッポコ「何でもないよ」
0769創る名無しに見る名無し
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2019/01/30(水) 12:41:47.84ID:7HRFwXjK
ヘッポコは鳥政に鳥男の死骸を持っていった。
ヘッポコ「おやじ、これを適当に焼いてくれ」
鳥政「お客さん、持ち込みは困るんだよねぇ、なんかコレ凄く臭いし」
ヘッポコ「なんとか頼むよ」
鳥政「しょうがないねぇ」
ヘッポコ「サンキューおやじ。じゃ、熱燗も頼むわ」
鳥政「あんた未成年じゃないのかい?」
ヘッポコ「なんとか頼むよ」
0770創る名無しに見る名無し
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2019/01/30(水) 13:04:43.03ID:0QYYogUm
ヘッポコはスマホを取り出しながら

「店を宣伝してやるから頼むよ〜」

なんて軽く話しかけたら、突然おやじがキョロキョロ辺りを見回しながらこう言ってきた。


『いや、こう見えてもうちの店は女性客の方が多いから〜』


こう見えてもと言われましても、ね。

こう見えた状態で何も判断しようがない、ね。

普通ね、今日のお客様が比較的"男性客が多い"時とかに「こう見えても普段は女性客が多いんだよ」って感じで「こう見えても」を使うわけですよ。

だけど今日は、ヘッポコ以外に客がいない。

ヘッポコは瞼をこすってあたりを見渡しました。誰か他にいるんじゃないかって。

だけど、やはりだ〜れもいない。

「うわ〜ヤダな〜、気持ち悪いな〜」と思いながらもおやじの女性客が多いって話に合わせてやろうと思いましてね。

「じゃあ6対4くらいで女性が多いんだ?」って男女比率を聞いてみたんです。

そしたらね・・・

おやじは、こう言ったんだよ!


『いや、10対0だよ!』


コールドゲーム成立!ゲーームセット!!



ァァァアアアアアアアアアアアアアァァァーーー!!!!(サイレン)







ヘッポコの夏が、終わった・・・。
0771創る名無しに見る名無し
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2019/01/30(水) 15:01:39.88ID:x6yaBiAn
という怪談話でヘッポコ一団はロッジの中でろうそくをたて盛り上がっていた
ケン「それのどこが怪談なんだよぉ!」
執事「確かに、全く怖くありませんな」
ヘッポコ「嘘?!怖くね?!女と男の比率が10対0だぜ?!」
アナ「怖くなーい、ララは怖い話ないの?!」
ララ「そうねぇ、あれは五年前の話ね、朝、起きたら叫び声が聞こえるから台所に行ってみたら魔族団長のお父さんがエルフ族の捕虜を解体してたのよ」
ヘッポコ「コワ!!!!」
ケン「違う意味で怖いわ!」
0772創る名無しに見る名無し
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2019/01/30(水) 17:53:40.83ID:mA7sPKPK
ケン「んじゃ おふざけは こんぐらいにして」
ヘッポコ「よし そろそろヴァギナの大穴 第4層に降りるぞ」
0773創る名無しに見る名無し
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2019/01/30(水) 18:23:17.46ID:MuPdUkzK
第4層は昭和の雰囲気を模した一杯のみ屋が建ち並んでいる
「おにーちゃん達、寄っててよサービスするよ」
一行に話しかけたのはスナックなおみのママさんである
0774創る名無しに見る名無し
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2019/01/30(水) 18:58:43.28ID:FvfNipq+
ママさんには乳が八つあった。
ぶるるん
なおみママ「あふん」
ぶるるん
ヘッポコ&ケン「はえーっ」
0775創る名無しに見る名無し
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2019/01/30(水) 19:04:49.16ID:x6yaBiAn
ヘッポコとケンは思わず吸い付いた
ママ「あふん」
ララ「な、なにやってんのよー!!!」
アナ「ち、違うわ!彼女は男をコントロールする魔術を持っているのよ!」
ララ「え?!じゃあ魔族ってこと?!」
アナ「うーん、でもうちらと雰囲気違うんだよね〜」
執事「ママ殿、お戯れはこのへんにしときなさい」
パン!!!執事が手を叩くとヘッポコとケンは我に帰った
0776創る名無しに見る名無し
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2019/01/30(水) 19:18:45.83ID:oTs2jYBZ
執事がママのおっぱいに吸い付いた
「フガフガ…チュパチュパ」
0777創る名無しに見る名無し
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2019/01/30(水) 20:18:40.80ID:wfe6xb3Z
なおみママ「フフフフフフッ、これで男どもは使い物になるまい」
次の瞬間、ママは正体を現した!
頭には角が生え、はち切れそうな胸にはゴムホースのような緑色の乳首が揺れていた。
ララ「うわっ、キモッ!」
アナ「やっぱり悪魔だったのね」
ホルスタインなおみ「言葉は無粋!!押し通れ!!」
なおみは二人に突進してきた。
0778創る名無しに見る名無し
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2019/01/31(木) 03:39:29.49ID:6JwUepFr
おつかれさまでした。

このまま でんげんを お切りください。
0780創る名無しに見る名無し
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2019/01/31(木) 05:04:18.71ID:mzPi+t7C
「…う、うーん」
毒母乳の効果が切れ、ヘッポコは目を覚ました。
辺りを見回すと、ララとアナは毒母乳をかけられ麻痺している。
ヘッポコは、なおみママに気付かれないように、ひのきのぼう改を握りしめた。
「他愛もない奴らだねぇ」
なおみママはウィスキーロックを飲みながら言った。
0781創る名無しに見る名無し
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2019/01/31(木) 05:41:24.12ID:Bb//wAyC
0782創る名無しに見る名無し
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2019/01/31(木) 05:59:37.84ID:VjN7HcTU
「こ、これは何をやらされてんだ?」
ユズル君はこの王道から横道に反れまくりの腐れストーリーに怒りを感じていた。
「糞ゲー……」
そうこれは他に類を見ないレベルの超糞ゲーだったのだ
0784創る名無しに見る名無し
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2019/01/31(木) 07:07:14.97ID:nhHQkkqC
ドゴッ
なおみママ「ぎゃつ!」
ヘッポコの不意打ちをくらい
人間モードのママは
頭蓋骨が陥没し
目玉が飛び出し
絶命した。
ヘッポコ「つぎ行ってみよ〜」
ケンが起きた
アナが起きた
ララが起きた!
一行はヴァギナの大穴
第5層へ降りていった。
0786創る名無しに見る名無し
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2019/01/31(木) 07:48:46.28ID:uhia5I8B
あのね、ヘッポコ一行がヴァギナの大穴第5層へ向かってたんですが、なんとな〜く階段を降りていると、ふと鳥政の事を思い出したんですよ。
この前ろくに食べてないのにね、急に頭をよぎっちゃったもんだから、なんだか心配になりまして。これって悪い虫の知らせなんじゃないかな〜って。

「なんだろな〜おかしいな〜」なんて考えながら鳥政に電話をかけたらオヤジが普通に出ましてね。

まぁ話してみるんだけど、この前と同じ調子なわけですよ。それで安心したもんだから電話を切ろうとすると、オヤジがが慌てて『大穴の第五層にさあ、二号店オープンしたから食べにおいでよ!』と言ってきた。

ま〜ビックリしましてね。でも、ヘッポコくんも鳥料理は嫌いじゃないんで、久しぶりに食べたくなっちゃった。

それに折角だからヘッポコ団で行こうと考えましてね。今日の午後20時で予約したわけなんですよ。

・・・そして、五層に着いてたしか午後19時50分頃でした。

鳥政の看板がが見えて来た途端、な〜んか嫌な予感がしたんですよ。

「うわ〜なんでかな〜おかしいな〜」と思いながら予約した時間に鳥政に入ると・・・


そこには人っ子ひとりもいやしない。


来いって言うから予約までして来たのに、誰もいないんですよ。

間違って開店前に来たんじゃないかと携帯と腕時計のダブルで時間を確認したんですが、間違いなく予約時間の午後20時。

なのに、すでに閉店後の静けさなんですよ。

ス〜ス〜って、すきま風も聞こえてきて、開店前の慌ただしさすら感じない。

もしかしてこの店は、魔物に襲われ既に潰れてしまっていて、ヘッポコくんが話したのは死んだオヤジなんじゃないかって思いましてね。

すると背後からひょっこオヤジが現れ、ヘッポコくんの耳元にピタリと口を近づけて、こう囁いたんですよ。





『いらっしゃい』
0787創る名無しに見る名無し
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2019/01/31(木) 08:44:33.77ID:VjN7HcTU
第5層、そこは一風変わった所だった…
禿げたおっさん達がいそいそと何かをやっている
ある者は滝に打たれ、ある者はバケツに水を入れて溢さないように坂道を上がる、ある者は炎の道を走っていく

少林寺36坊
ここは身寄りの無いおっさん達のかけ込み寺だ

「何だ、お前らは。小汚ない格好をしよってからに」
少林寺の門で一行の前に現れたのは宝蔵院胤舜だ
0788創る名無しに見る名無し
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2019/01/31(木) 10:50:17.70ID:PSM0AUNO
ひょっこ親父「ワシはこの第5層を守るひょっこ親父じゃ」
周りの修行僧たちも駆け寄ってきた
修行僧「道場破りですか?!ひょっこ様?!」
ヘッポコ「なんか変だな〜」
ケン「おかしいな〜」
執事「いや〜な感じだな〜」
……?!いや〜な空気が周りにながれる
ひょっこ親父「なんじゃ?!」
ヘッポコ「貴様ら!魔物だろ!!!!」
0789創る名無しに見る名無し
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2019/01/31(木) 15:32:16.52ID:KvS21cg1
ヘッポコはひのきのぼう改でひょっとこ親父を殴った。
ひょっとこ親父「あだだだだだだ!」
親父は転げ回っている。
ひょっとこ親父「喜んでいたただけましたか
?」
ヘッポコ「へへーん、まいったか!」
修行僧「しっ、師匠!」
ひょっとこ親父「うろたえるな、これくらい何ともないわ」
0790創る名無しに見る名無し
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2019/01/31(木) 15:45:01.13ID:4bT/V20H
ひょっとこ親父「うりゃ!」
ボゴン
ひょっとこ親父の筋肉が盛り上がり、超人ハルクのような肉体になった。
修行僧「師匠!」
ひょっこり師範「ふははははは、こうなったからには優しくはないぞ。」
0791創る名無しに見る名無し
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2019/01/31(木) 17:33:42.31ID:IsaT5a9D
ヘッポコはひょっこり師範を殴った。
ひょっこり師範「あだだだだだだ!」
師範は大げさ転げ回っている。
ひょっこり師範「喜んでいたただけましたか
?……ガクッ」
ヘッポコ「しつこいんだよ!」
修行僧「しっ、師匠ぉーーーっ!」
修行僧の群れは逃げ出した。

ヘッポコは ひょっこり師範を 倒した。
500の経験値と 500ゴールドを 手に入れた。
ひょっこり師範は 宝箱を持っていた。
なんと ヌンチャクを 手に入れた!
0792創る名無しに見る名無し
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2019/01/31(木) 18:04:37.85ID:1L8Ep96C
ヘッポコ「あちょーっ!」

ヘッポコはヌンチャクを振り回して修行僧を追いかけた。

ヘッポコ「あちょっ!あちょっ!」ベチン ベチン

修行僧「ぶべらっ!はべらっ!」
0793創る名無しに見る名無し
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2019/01/31(木) 18:50:46.85ID:8L8F5p7J
修行僧「貴様たちなど……邪神ヴァギナ様が蘇れば……ぐふっ」
0794創る名無しに見る名無し
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2019/01/31(木) 18:57:28.52ID:VjN7HcTU
ひょっこりはんが隅っこで見ている。
奴を倒すと経験値をがっぽり貰えるけどすぐに逃げる
0795創る名無しに見る名無し
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2019/01/31(木) 21:24:38.66ID:QQgkjfd1
ひょっこり師匠は第三形態へと身体を変形させる!
ララ「魔道スカウター!戦闘数値1500…1600…1700?!ヘッポコより高いじゃん!」
ひょっこり師匠「こうなると、今までのように優しくはないぞ?!」
執事「私が、やりましょうかの?!」
0796創る名無しに見る名無し
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2019/02/01(金) 00:39:59.35ID:ncd574mD
ヘッポコ「よし、執事に任せる」
0797創る名無しに見る名無し
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2019/02/01(金) 00:40:45.68ID:ncd574mD
ヘッポコ「よし、執事に任せる」
0798創る名無しに見る名無し
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2019/02/01(金) 00:43:24.31ID:LbnHVjpz
ひょっこり師範「こうなったからには優しくはないぞ」
0799創る名無しに見る名無し
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2019/02/01(金) 00:45:03.16ID:QcBx/FMG
ひょっこり師範「はい、ひょっこり師範!」
0801創る名無しに見る名無し
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2019/02/01(金) 01:11:06.41ID:jwfz9JjV
ドゴッ!
ひょっこり師範はケンとヘッポコの物理攻撃によって倒された。
0802創る名無しに見る名無し
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2019/02/01(金) 03:01:22.65ID:4D5asTgT
ヘッポコ「アッー!」

ヘッポコは何者かに掘られるとそのまま絶頂した

BADEND
0803創る名無しに見る名無し
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2019/02/01(金) 05:48:33.76ID:wz8cFewI
〜エピローグ〜

公園の公衆便所で2人の男が後背位の姿勢で盛り合っている。

後ろから掘られている浮浪者のおっさん、名前はヘッポコ・ノ・コッタ。この薄汚い男は今年で44になる。

そして彼を犯しているのは謎の中年男、″先生だ。
0805創る名無しに見る名無し
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2019/02/01(金) 07:00:05.71ID:pnAFe/Vu
それは外の世界のまた『外の世界の出来事』である
先生とは魔のちからを凝縮させたような悪魔の結晶なのだ
ヘッポコは先生の玩具として生きている世界なのである
しかしその世界のヘッポコは満たされたかおをしている!
0806創る名無しに見る名無し
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2019/02/01(金) 07:19:04.55ID:AQSIcA8g
ユズル「なんだこれ、バグかな?」
そう言うとユズル君はセーブした所から再開した。




ドゴッ!
ひょっこり師範はケンとヘッポコの物理攻撃によって倒された。
0807創る名無しに見る名無し
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2019/02/01(金) 07:25:06.61ID:wz8cFewI
ユズル君はヘッポコの息子だ。

ヘッポコが強盗で押し入った家の女を強姦して生まれた子だ。
0808創る名無しに見る名無し
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2019/02/01(金) 07:39:51.51ID:AQSIcA8g
ヴァギナの大穴〜第6層

……そこにある廃教会に一人の神がいた。

 神の名はハデス、死者の国たる冥界を管理する神であり、この廃教会の主である。

 ハデスはいつも通り、壊れた石柱に座り、その長い髪を暇そうに弄くっていた。

ガヤガヤガヤ

ハデス「……?」

ヘッポコ「こんちわー、誰かいますかー?」

ケン「ハロー、エニバディー?」

ヘッポコくん達が元気良く教会に入ってきました。

アナ「なんか不気味な教会ね」

ララ「あっ、奥に誰か居るみたい」
0809創る名無しに見る名無し
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2019/02/01(金) 07:56:35.57ID:3gNkebTO
ハヤシライスの芳しい香りに一同は心を奪われる。
そういえばここ数日、まともな食事をしていない。
廃教会の食堂でドハデな格好をした神父様が鼻歌を歌いながらハヤシライスを作っている
0810創る名無しに見る名無し
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2019/02/01(金) 10:09:11.56ID:H3/DMs4j
「なぜハヤシライスはハヤシライスって言うの?」林ピヤシリさんが聞いた。
0812創る名無しに見る名無し
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2019/02/01(金) 12:09:24.18ID:cFeTZO58
ハデス「お主らは?何者だ?」
ヘッポコ「ヘッポコ旅団だ!魔王の魂を取り返しに来た!」
ハデス「おお!なんとなんと、ここまでたどり着いた勇者たちは700年ぶりじゃ!久しすぎて驚いたわ!」
ケン「そりゃ俺たちのパーティ見りゃつええってわかんだろ?」
ハデスは獅子のような眼光でヘッポコたちを見回す
ハデス「おー、これは、これは、ゼウスの孫、魔王殿の側近もいらっしゃるとはな、あとは魔族やトロール、亜人、そんなところか…」
ハデス「それでも、わしを倒すことは夢のまた夢、やめておけ」
ヘッポコ「な、なんだと?!執事!こいつは強いのか?!」
執事「うむ、冥界の王、冥王でございますな、魔王様やゼウス殿に匹敵しまする!なぜこんな第六層にとどまっているのか?ハデス殿!何故じゃ?!」
ハデス「まあ、バイトみたいなもんか?言ってみりゃ暇潰しじゃな?生まれてこのかた、負けてことのないワシの唯一の楽しみじゃ『敗けが知りたい』ってとこか?妖婆に頼んだらこの神殿を紹介してくれてなぁ」
執事「たちの悪いお方じゃ!」
ヘッポコ「どうする?!」
ララ「やるしかなくない?倒すしか先に進めなそうだし」
ロコ「一応、冥界と天界では不戦協定があるから僕には攻撃できないと思うんだけど??」
ヘッポコ「そうなん?!」
0813創る名無しに見る名無し
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2019/02/01(金) 17:11:29.13ID:JSVqhT3a
「関係ないね〜」
ヘッポコは柴田恭兵の真似をしたが、誰も気付かなかった。
「しかたねえな、いっちょ暴れっか」
ケンはルシールを握りしめた。
0814創る名無しに見る名無し
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2019/02/01(金) 17:53:50.28ID:l21E5L7L
ケン「中押し 逆押し ボーナス・スウィング・アウト・シスター!」ドゴッ
ハデス「グッ、こしゃくな!いでよケルベロス!」
ケンの前に三つ首の犬が召還された。
ケルベロス「キャンキャン!」
ヘッポコ「何だあれ?子犬じゃないか」
執事「見た目に騙されてはいけませんぞ!」
0816創る名無しに見る名無し
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2019/02/01(金) 18:26:29.23ID:3gNkebTO
ヘッポコ「あざーす。ズズズズ…うーん、まったりとしてほのかな苦味。俺っちのハヤシライスとは随分違いヤスね」
ハデス卿「当たり前だ、使っている原料が根本的に違う。知りたいか?それはね…」
0818創る名無しに見る名無し
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2019/02/01(金) 23:55:27.30ID:aB5zwYWa
ハデス「消えろ」
少女は冥界に落とされた。
0819創る名無しに見る名無し
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2019/02/02(土) 02:33:05.55ID:AZQKd5N7
ハデス「それは、糞尿だよ…妖婆のな!!!」
ヘッポコ「な、なにー!?」
ハデス「というのは嘘だ」
ケン「洒落にならない嘘言いやがって!」
ハデス「お前らの欲しがっている、魔王の魂、ほれ!ここに」
ハデスは大きな掌を広げるとボン!!!と空中に漆黒の太陽のような炎の球が浮き上がった
ヘッポコ「これだぁ!ほしかったやつ!」
執事「やりましたな!冥王どの、いただけるのですな?魂を!」
ハデスはニヤリとわらいその漆黒の球をシュボッ!!!とてのなかに入れた
ハデス「ただで、とはいかないのぅ?魔王の魂、に匹敵するものと交換でどうじゃ?」
0820創る名無しに見る名無し
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2019/02/02(土) 03:48:35.46ID:5/zTuAfq
ヘッポコ「そうだな」

ヘッポコは剣を天に掲げた

ヘッポコ「来い!狂戦士の鎧!」
ハデス「何!」
ヘッポコ「ウガァ!」
ヘッポコは剣を振りかざす
ハデス「そんなもんなぞ効かぬわ!」
ヘッポコ「………」グォォォォォ…
ハデス「どうした?怖気づいて戦意を失ったか?」
ヘッポコ「…………邪魔だ」スラッ!
その瞬間ヘッポコはハデスの首を切り落とした
ハデスの首「いきなり我の首を切り落とすとは貴様も命知らずよのう…」
ヘッポコ「………」グシャッ
ヘッポコはハデスの首を踏み潰した
0821創る名無しに見る名無し
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2019/02/02(土) 04:01:24.45ID:2jzJ7UOt
ヘッポコ「魔王の魂は手に入れたけどどうすんだこれ」
ケン「俺もわからん」
シーマン「取り敢えずもとの場所に封印しとくわ」

ヌルスケは封印されていた遺跡に再び魂を封印をした

アナ「これでしばらくは大丈夫ね」
ララ「だといいんですけど」
執事の携帯電話がなった
執事「おっと電話が 失礼」
マオ「久しぶりだな!至急城に戻って来い 村で過激派の魔物が暴れて困っておるのだ」
執事「はっ了解いたしました」
執事「と言う訳で至急魔王城に還らせて頂きます 後のことはロコ様に任せます では彼方へ!」

執事は転移魔法で魔王城へと帰っていった

ロコ「えぇ…いきなり任されても」
0822創る名無しに見る名無し
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2019/02/02(土) 04:26:12.70ID:tcryz59O
ヴァギナの大穴 最深部

ヘッポコ「これからはお前がリーダーかよろしくな」
ロコ「勝手に決めんな」
ケン「ってかリーダーって誰だっけ」
シーマン「実質ヘッポコだな」
アナ「えっそうだったの?」
ララ「知りませんでした」
ヘッポコ「うそーん」
シーマン「ってかその魔物連れて行くのかい?」
ララ「なんかなついちゃって…」
ケロべロス「キャン!キャン!」
ケン「首3つの犬ってインパクト絶大だな」

一同はエクスカリバーを見つけた

ヘッポコ「あれめっちゃ強そうじゃね!?」
シーマン「おい誰かいるぞ」
老婆「フォッフォッフォ…また会ったねぇ」
ケン「またお前かよいい加減にしろよ」
老婆「わたしゃこの剣を守り続けて100年…いやもっとだったかねぇ まぁどうでもいいさ」
ララ「おばあちゃんもうこんなことは止めて」
アナ「そもそも目的がわからないんだけど」
老婆「目的?そりゃこの世を支配するに決まってるだろうフォッフォッフォ…」
シーマン「聞いた話だがエクスカリバーを手にしたものはどんな望みも叶うという お前もその剣で世界を支配するつもりか?」
老婆「世界?違うねぇ わたしゃ宇宙、いやこの世をすべて支配するのさ」
シーマン「正気かこいつは」
老婆「わたしゃ至って正気さね…フォッフォッフォ」

魔王城(別荘)

マオ「そういや私のケロべロスはどこに行ったのだ?」
執事「そういえば見かけませんな」
0823創る名無しに見る名無し
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2019/02/02(土) 04:57:42.65ID:u2Y6xTOJ
ゴゴゴゴゴゴゴゴ……

ヴァギナの大穴が突如揺れ出した

ヘッポコ「なんだなんだ?」

ケン「嫌な予感がするな」

ララ「もっと下の階層から魔力が噴き出してるみたい」

アナ「まさか、邪神ヴァギナの復活!?」
0824創る名無しに見る名無し
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2019/02/02(土) 10:40:44.26ID:SDOaYzE0
ケルベロス「キャン×キャン!」
けは逃げ出した。
0825創る名無しに見る名無し
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2019/02/02(土) 10:58:53.37ID:T4s7rlls
その頃、第5層では冥王がつぶれた頭を直しているところだった
冥王「こんなもので冥王が倒せるわけがなかろうが、しかしやつらはどこに行った?」
もちろん冥王も不老不死、最強の男である
冥王「ま、いっか」
冥王はどうでもよくなった
その頃、第六層では!!!!
ヘッポコ「復活かぁ!?マジか!?」
老婆「凪ぎ払わせてもらうよ!!!!この世のすべてねぇ!!!!」
0826創る名無しに見る名無し
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2019/02/02(土) 16:16:59.76ID:E+exgqE4
戻ってきたケルベロスが老婆のけつに噛みついた。
老婆「ぎゃっ!」
0827創る名無しに見る名無し
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2019/02/02(土) 18:12:31.52ID:g1t71xdY
ケルベロス「キャンキャン!」
二つ目の首が鼻を、三つ目の首は乳に噛みついた。
老婆「痛い、痛いよ!助けておくれ」
ケルベロス「キャンキャン!」
可愛い見た目に反してケルベロスは獰猛だった。
みるみるうちに噛みつかれた場所の肉が削ぎ落とされていく。
0828創る名無しに見る名無し
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2019/02/02(土) 19:20:10.37ID:2mmxL99X
妖婆「痛いよ!お止め!」
妖婆はエクスカリバーを抜いた
ズズズズ…という光とともに刃が姿を表す!
ララ「目をつぶって!まともに見ると魂を奪われる!」
ヘッポコ「す、すげえな!」
妖婆「抜いちまったよ、あたしゃあ、『神により任命されるこの世の王』にしかこの剣は抜けぬ!ワシは神となった!」
ジャ!!!!という閃光とともに
ケルベロスはまっぷたつになる
ヘッポコ「え?!え?!なに?!剣先も見えなかったぞ?!」
ララ「ケルベロス!!!アナ、回復魔法を早く!まだ息がある!!!」
アナはケルベロスのからだをひとつにすると回復呪文を唱えた
妖婆「凄ねぇ〜想像しただけでうごいちまうんだよ、この剣は!私が、想像したら、その瞬間に、お前らは、斬られている!」
ケン「ち、ちくしょおおおお!!!!」
ロコ「エクスカリバーは聖なる剣、何故に妖婆を主と認めた?」
エクスカリバーは怪しく二度輝いた
妖婆「ロコォ!あんたは見えなかったのかい!この剣が私を『神』と認めたからだよぅ!」
0829創る名無しに見る名無し
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2019/02/02(土) 23:45:24.09ID:FB9HOb4W
「そんな訳あるか!」
ヘッポコは目にも止まらぬ早さで老婆の背後を取った。
「バレバレだよ!」
老婆は振り向くと同時にエクスカリバーを振り下ろした。
ヒュン
しかし、異能遺伝子を持っヘッポコは攻撃を紙一重で剣をかわした。
「てやーっ!」
そのままひのきのぼう改を老婆の肛門に刺したた。
「あびゃーあーーーっ!」
いきなりの肛門への鈍痛に叫び声を上げる老婆。
「ヘッポコォ!!何をしとんじゃあ!?このアタイの大事なところに、こんな安物の棒を刺しやがってからに!」
0830創る名無しに見る名無し
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2019/02/03(日) 00:29:05.76ID:IdiBpBU8
サクッ
「はうっ!?」
老婆の手からエクスカリバーがするりと落ちて、自分の足に刺さった。
「ゆ、許さんぞ貴様ら!じわじわとなぶり殺しにしてくれるわ!」
0831創る名無しに見る名無し
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2019/02/03(日) 01:35:50.15ID:BOZMlMz7
老婆「今のは痛かった……痛かったぞー!!!!!!」
老婆はエクスカリバーをヘッポコに振り下ろす!
ドドォ!!!!
ヘッポコは異能遺伝子発動ですれすれで剣をかわす!
老婆「ぬん!!!!」
ボボォ!!!
横に振り抜いた剣を空中に飛び上がりかわす!
ケン「ヘッポコ!危ない!」
老婆「もらったぁ!」
老婆は空中に飛び上がったヘッポコに下からエクスカリバーを斬り上げた!!!!
【異能遺伝子】
生命の一握りだけが持つ奇跡の遺伝子
どんな攻撃をも勝手にからだがかわす
銃弾すらも曲がっていくと言われる謎に包まれた遺伝子である

ゴギィ!!!
老婆「ぐばっ?!」
エクスカリバーの剣圧で老婆の腕が折れ、軌道が少しずれる!!!
ヘッポコの一ミリ横を剣がすり抜けた!
ヘッポコ「エクスカリバー、破れたり」
老婆「バカな!!!!わしが、わしが負けるかぁー!!!!」
ヘッポコ「ギガ・ボッシュート!!!!!!!」
老婆の足元が割れ広大な大地が崩れ落ちていく!!!
ドドドドド!!!!!!!!!
超重力のなか、老婆は地底の奥底まで潰されながら落ちていく!
ララ「おばあちゃん!」
ケン「ララ、見ておけ、これが、お前のばあちゃんの最期だ」
0832創る名無しに見る名無し
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2019/02/03(日) 01:49:30.92ID:BOZMlMz7
魔王の城
魔王「終わったか…」
執事「の、ようでございますな」
魔王「しかし、老婆が破れるとはのぅ、あの聖剣エクスカリバーすらをも打ち破るとは大したものだ」
執事「魔王様の魂も転送してありますしな」

天界
ゼウス「地上の戦いが雌雄を決したようだ」
神官「勝ち残りは?」
ゼウス「ヘッポコ一団!ヘッポコ一団の勝ちだ!」
女神「老婆は、消えたのですか??」
ゼウス「女神よ、この世の統一など、不可能、光あれば闇あり、この度の罪は不問に処す」
女神「え?!ゼウス様?!」
ゼウス「良い、女神よ、お主の母性により救われる希望もあるのだ」

冥界
ハデス「いま、戻ったぞ!」
オリンポス「冥王様!!!どこでお戯れを?!」
ハデス「うっ?!バイトじゃ!バイトにいっておったわ!」
オリンポス「冥府での仕事がたまっておりまするぞ!!!」
0833創る名無しに見る名無し
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2019/02/03(日) 04:11:33.71ID:IycmEU2n
〜ヴァギナの大穴〜

ヘッポコ「へっへーん、エクスカリバー!ゲットだぜ!」
ヘッポコは空中で剣をクルクルと回してキャッチした。
が、手が滑ってヘッポコの足に刺さった。
ヘッポコ「いってーっ!」
怒ったヘッポコはエクスカリバーを地面に刺した。
邪神ヴァギナ「痛ったぁーーーーーーーーーーい!!」
ヘッポコ「ん?」
ヴァギナの大穴が激しく揺れ出した。
ケン「おい、マズイぞ!」
ララ「天井が崩れるわ」
アナ「みんな、脱出するわよ!リレミト!」



〜地上〜

ケルベロス「キャン!キャン!」
ヘッポコ「うおーっ、何だありゃーー?」
ケン「山が動いて…いや、あれは巨人か!?」
ヴァギナの大穴を中心に大地が盛り上がり、巨大な人のような形を形成していく。

ドゴゴゴゴゴゴ……ゴゴゴゴ

邪神ヴァギナ「小さき虫けらめ……人の身体の中で好き勝手しおって……」
邪神ヴァギナは自分の下半身をさすりながら地響きのような声で言った。

ヴァギナの大穴……それは邪神ヴァギナの一部。
そう、お○○こ。
ヘッポコ達は、今まで邪神ヴァギナの子宮の中で戦っていたのだ!

ケルベロス「キャン!キャン!」
ヘッポコ「デカい…でかすぎるぞ」
0834創る名無しに見る名無し
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2019/02/03(日) 04:53:15.22ID:t52lzAAu
邪神ヴァギナ

通常攻撃(踏みつけ)
ギガ・ズガドーン(対主人公爆死呪文)
邪神の鉄槌(周辺範囲、転び)
ヴァギナの月経(範囲)
悠久の放尿(前方範囲、いてつくはどう効果)
滅びの脱糞(後方範囲、速度低下)
巨糞兵を呼ぶ(巨糞兵×3)
乳首砲台(前方範囲)
0835創る名無しに見る名無し
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2019/02/03(日) 06:21:27.84ID:isSdhXdT
ゼウス「原初の混沌カオスから生まれた邪神ヴァギナ……ワシでも勝てるかどうか……」

ヘッポコ「はい!ふう!はいっ!」シュバババ
ヘッポコはエクスカリバーで邪神ヴァギナの足を切りつけた。
0836創る名無しに見る名無し
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2019/02/03(日) 14:42:45.70ID:isSdhXdT
ヘッポコ「はい!ふう!はい!やーっ!」
ケン「おりゃおりゃおりゃ!」
ララ「メラメーラ!」
アナ「ダメっ全然効いてないわ」
猿騎士「こんな奴がいたんじゃ女とも遊べねえ、野郎共かかれ!」
部下「「「エ、エンジョイ&エキサイティング!」」」
猿騎士「そう言うこと!」
ヘッポコ「お前達…」
0837創る名無しに見る名無し
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2019/02/03(日) 14:53:33.27ID:AgRGk2wH
ケンのリュックからウンコが飛び出した。

ウンコ「チェンジ・アレキサンダー!!」

ウンコは巨大な城の巨人に変身した。

アレキサンダー「ウォオォォォ!」

ドゴッ!

アレキサンダーのパンチが邪神ヴァギナの膝にヒットした。

邪神ヴァギナ「……。」

ヘッポコ「やっぱデカ過ぎるだろ、コイツ」

アナ「アレキサンダーがあんなにも小さく見えるよ」

邪神ヴァギナ「んー?何かしたのかい?」
0838創る名無しに見る名無し
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2019/02/03(日) 16:20:43.68ID:izC4Dmo/
ヘッポコ「ハデス!!!ハデス!!!聞こえるか?!」
ヘッポコの頭のなかに声が響く
ハデス「呼んだか?ヘッポコよ」
ヘッポコ「お前、負けが知りたいんだろ?こいつと戦ってくれ!めちゃくちゃ強いぞ!」
『魔界』
魔王「ククク…」
執事「いかがなされました」
魔王「ヘッポコのやつ、冥王などに助けを求めておるわ」
執事「冥王殿の性格上、ろくなことにはなりませぬな」
『天界』
ゼウス「いかん!ヘッポコのやつ、冥王に依頼をかけおった!!!」
神官「冥王への依頼は魂との「等価交換」神であるヴァギナを倒すとなると、同じ価値のものを代償にしなくてはいけない!」

ヘッポコ「こ、この聖剣、エクスカリバーをやるから助けてくれ!!!!」
冥王「足りぬ、一割にも満たぬわ」
0839創る名無しに見る名無し
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2019/02/03(日) 17:56:35.90ID:jaF6EvZb
イオン「我が名はイオン。全ての商店街を消し去り、そして私も消えよう…永遠」
ドゴッ!
ヘッポコ「貴様じゃない!」
プシュー…
イオンは消え去った。
0840創る名無しに見る名無し
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2019/02/03(日) 18:19:11.42ID:izC4Dmo/
冥王「そこにいる『ロコ』『マオ』の魂二つでヴァギナを消し去ってやろう、ゼウスの孫、魔王の孫娘の魂二つなら天秤に叶うだろう」
ヘッポコ「な、なんだとぅ!?」
ララ「ムリムリ、二人の魂を差し出すなんて魔王もゼウスも許すわけないもん」
ケン「じゃあどうすりゃいいんだ?!」
冥王「どうする!!!マオ、ロコの魂を差し出すか?!」
ロコ「私は差し出します」
ララ「ダメだよ!なにいってんの!」
ロコ「ヴァギナは復活すれば地上も天界も魔界も大戦争に巻き込まれる、僕とマオの魂で手を打てるなら安いものさ、なぁ?マオ」
マオ「やだよっ!!!!」
一同「え?!」
0842創る名無しに見る名無し
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2019/02/03(日) 19:01:33.57ID:PN0y+lat
ヘッポコ「……げる」
ハデス「ん?今、何と申した」
0843創る名無しに見る名無し
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2019/02/03(日) 20:51:27.17ID:EmHi84yH
ヘッポコ「……しげる」
ハデス「今、なんともうした!聞き取れぬぞ!」
ヘッポコ「ククク、聞こえねぇか」
0844創る名無しに見る名無し
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2019/02/03(日) 22:37:40.08ID:xNCsVae6
ヘッポコ「……げる」
ハデス「ええいっ、ハッキリ申さんか!」
0845創る名無しに見る名無し
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2019/02/03(日) 23:12:23.36ID:FnCJq3K7
CEO「世界の半分を私に売りなさい!」

這い上がってきた。そして即座に奈落に叩き落とされた。
0846創る名無しに見る名無し
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2019/02/04(月) 01:57:21.54ID:KR1aerKl
ヘッポコ「………きしげる」
ハデス「聞こえぬ!聞こえぬ!聞こえぬ!」
ケン「おっきい声じゃないと聞こえないって!」
0848創る名無しに見る名無し
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2019/02/04(月) 02:21:33.97ID:lqeC4YgY
荒木しげる「はうっ!」バタッ
ランチをしていた荒木しげるは魂を抜かれた。



ハデス「足りぬ!そんなものでは足りぬ!」

ヘッポコ「……げる」

ハデス「ハッキリ申せ!」
0849創る名無しに見る名無し
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2019/02/04(月) 02:29:27.66ID:KR1aerKl
ヘッポコ「……しげる」
ハデス「またしげるか!!!どこのしげるじゃ!」
アナ「大きい声で言わないと聞こえないって!」
0850創る名無しに見る名無し
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2019/02/04(月) 05:22:15.57ID:qDNF8cDe
しげる「今日〜ですべてが終わ〜るさ〜♪」
ハデス「シュコー…」
しげる「はうっ!」ドタッ
フォークギターを弾いていたしげるは魂を抜かれてしまった。
ハデス「不味い魂じゃ!足りぬ!まったく足りぬ!」
ヘッポコ「調子のるなよハデス!」
0851創る名無しに見る名無し
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2019/02/04(月) 12:10:49.10ID:uWFXPt9b
ハデス「しげる、しげる、わしがほしいのはロコとマオの魂じゃ!話にならんわ!」
ヘッポコ「…げる」
ハデス「また、しげるか?」
ヘッポコ「ちがう、『あげる』さ、俺の魂を持ってきやがれ!ヘッポコの魂だ!」
ハデス「ほーう、お主の、魂か」
0852創る名無しに見る名無し
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2019/02/04(月) 21:02:06.30ID:Dym/gnqk
ヘッポコ「と、言うのは冗談で…仲間の命を捧げる!」
ケン「何だってーーーっ!?」
0853創る名無しに見る名無し
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2019/02/04(月) 23:43:55.30ID:HB8NCAdN
その時だった!
ズドーン!
邪神ヴァギナの頭部に爆発が起こった。
ヌルスケ「わっはっは、待たせたな」
なんと、ヌルスケが魔導船カスタムに乗って現れた。
ヌルスケ「魔導砲……発射10秒前…9…8…7…6…5…4…3…2…」
0854創る名無しに見る名無し
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2019/02/05(火) 00:18:53.24ID:71eWLMNM
ヌルスケ「3・4・5・6・7・8…」
え?!
ヘッポコ「カウントダウンじゃないのかよ?!」
ヌルスケ「数字を数えているだけだ」
ヘッポコ「ま、紛らわしいんだよ!早く撃てよ!」
ヌルスケ「魔導砲、準備!」
ギー、ガシャ! !!!
巨大な魔導船が砲台を再びヴァギナに向けた
ヌルスケ「不思議なメダル五千枚でてに入れたこの魔導船の一撃!くらえやーっ!!!!!発射ー!!!!!」
0855創る名無しに見る名無し
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2019/02/05(火) 04:10:29.88ID:f13zXqa1
ヌルスケ「10秒前,9,8,7,6,5,4,3…」
0856創る名無しに見る名無し
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2019/02/05(火) 05:28:34.35ID:+lEfbUhr
ヌルスケ「2、1、発射!!」
ギョーーーーーーーーーーン!!!!
魔導エネルギーが回転しながら邪神ヴァギナに命中した。
ズドドドドドドドドドドドド!!!!
邪神ヴァギナ「グオォォ」
0858創る名無しに見る名無し
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2019/02/05(火) 15:29:20.54ID:3ue9epRo
ヌルスケ「ほとんどダメージを受けとらん、これほどとは…」
邪神ヴァギナ「滅びの脱糞…10…9…8…7…6…5…」
ヌルスケ「まずいぞ!腹がいっぱいになったヴァギナが…お前達、魔導船に乗るんじゃ!」
ケン「奴は何をする気なんだ!?」
ヘッポコ「とりあえず魔導船に退避だ!」
0859創る名無しに見る名無し
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2019/02/05(火) 20:51:26.14ID:bmxxrRu/
───滅びの脱糞により、世界の半分が糞に埋まった───
0861創る名無しに見る名無し
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2019/02/05(火) 22:49:03.04ID:bmxxrRu/
崩壊後〜魔導船内


アナ「ヌルスケさん魚よ、ちゃんと食べて」
ヌルスケ「ゴーホッ ゲホッ!」
アナ「まずい魚しか取れなくてごめんね」
ヌルスケ「ゲホッ ありが ゲーホッ とう ガッホッ……ゲホッ ゲホッ!!」
0862創る名無しに見る名無し
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2019/02/05(火) 23:26:50.79ID:VfZU/4mf
ケン「脱糞病がますます酷くなってるようだな」
ヘッポコ「ヌルスケ、もっと魚を食べて元気になれよ」グイッ
そう言うとヘッポコはヌルスケに魚を食わせた。
ヌルスケ「ウゲッ、ゲホッ!ゴボッ!」ブリッ
0863創る名無しに見る名無し
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2019/02/06(水) 03:03:00.59ID:erTPtovl
邪神ヴァギナ「糞神兵召喚!!!」
なんと、あの巨大な協力な糞神兵を3体召喚した!
邪神ヴァギナ「あの船を凪ぎ払え!」
ヘッポコ「まそいぞ!糞神兵を召喚した!この魔道船はアンチマジックシェルをはれるか?!」
ヌルスケ「アンチマジックシェル!絶対防御!!!!」
ヌルスケはボタンを押すと、魔道船はバリバリと輝くバリアーに包まれた!
糞神兵は口を開くと糞尿ビームを放つ!!!!
ドドドド!!!!!
ヌルスケ「な、なんとか防御出来たな」
ロコ「やつらを倒すには、『ウロタトモカーオ』を使うしかありません、最強破壊呪文を使いましょう!」
ララ「『ウロタトモカーオ』誰も唱えれないよ!」
ロコ「大丈夫!!!僕が唱え方を知っています!僕だけの力では呪文を完成させれない!みんなは全力の魔力を僕にあつめて!」
全員はロコにすべての魔力を注ぎ込んだ
ロコは足で魔方陣を書くと手を素早く組み、魔法を唱え始めた
ウロタトモカーオの準備が始まるだけで、地面は揺れ、空は曇天に変わる
ヴァギナ「まさか?!『ウロタトモカーオ』?!まさか?!そんなはずは?!」
0864創る名無しに見る名無し
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2019/02/06(水) 05:22:30.23ID:cYU8GEzS
ヘッポコ「キツナトモカーオ!」
ロコ「ウロタトモカーオ!」
プシュー……
ララ「へ!?」
邪神ヴァギナ「……お、驚かせおって」
ケン「ヘッポコ!何やってんだよ」
アナ「何で変な呪文なんか唱えるのよ!」
ヘッポコ「だ、だってさぁ…主人公は俺だぜ?」
ロコ「だから何だと言うのだ」
ヘッポコ「世界を救う勇者は俺だ!邪神ヴァギナも倒すのは俺なんだ!」
0865創る名無しに見る名無し
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2019/02/06(水) 15:21:49.98ID:nvshsYWS
ロコ「気持ちはわかりますが、今は僕に力を貸してください」
ヘッポコ「嫌だ!ヴァギナは俺がたおすんだーっ!!!!」
ケン「こ、このやろう!なんて自分勝手な野郎だ!!!」
ヌルスケ「ギガボッシュートではあいつは倒せんぞ?」
ヘッポコ「『テラ・ボッシュート』だ!!!!」
ララ「あー、あんなの言い伝えだけで現実にはない呪文だよ?!」
アナ「聞いたことはあるけど、伝説だよねぇ」

【テラ・ボッシュート】
神をも脅かす三大最強呪文のひとつ
威力は『ウロタトモカーオ』に匹敵する
しかし、呪文を唱えたものが存在しないため、太古の伝説とだけ言われている
0866創る名無しに見る名無し
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2019/02/06(水) 15:24:27.98ID:nvshsYWS
ハッケヨイ(息子、ヘッポコノコッタよ、テラ・ボッシュートは神との契約がいる呪文、トロールの神、『ショッキリ』様に力を借りねばならぬぞ?!)
ヘッポコ「へん!!!ショッキリかなんかしらねえが使わせやがれ!!!」
0867創る名無しに見る名無し
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2019/02/06(水) 17:59:28.07ID:emgVPXsI
ヌルスケ「ヴァギナが暴れとるし時間がない、全速力で行くぞ。」
ヘッポコ「オッケー」
ヌルスケ「いざ、ショッキリ神社へ!」
0868創る名無しに見る名無し
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2019/02/07(木) 03:31:03.64ID:3D/tIz+E
ヘッポコ「ショッキリ神社なんてどこにあんだよ」
ケン「もう世界のほとんどが糞に飲まれちまったんだ。そんな神社なんかもう無いんじゃないか?」
ヌルスケ「いや、ある…。かつてジパングと言われた島国に!」
0869創る名無しに見る名無し
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2019/02/07(木) 04:42:25.48ID:tHduXbSa
ヘッポコ達はジパングヘ向かい、ショッキリ神社にて奥義テラボッシュートを覚えた。
0870創る名無しに見る名無し
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2019/02/07(木) 05:49:17.45ID:FbHFY8H3
ヘッポコ「食らえ、テラボッシュート!」

ドドーン!

ヴァギナ「ぎゃー、死んだ」
0871創る名無しに見る名無し
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2019/02/07(木) 06:16:17.77ID:+YgOvtga
こうして邪神ヴァギナはヘッポコの手により倒され世界に平和が訪れた。

ヘッポコは伝説となって後世へ語り継がれていくのでした。
めでたしめでたし
0874創る名無しに見る名無し
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2019/02/07(木) 09:59:10.87ID:92YnRg8G
妖婆「もうちょっとだけ続くんじゃよ?」
魔物「よ、妖婆様、生きておられたのですか!!」
妖婆「貧弱!貧弱ゥ!そんな簡単にはわしは倒せんよ」
魔物「(この人、まさか不老不死を持ってるのか?)」
魔物「しかし、ヘッポコ一行が邪神ヴァギナを倒し、天界冥界魔界を再び平和にしてしまいました、妖婆様の右腕、リコール様も倒され、打つ手がありませぬ」
妖婆「シャッシャッシャッ!ヴァギナがなんだい、いつかワシがしめてやろうと思ってたわ!しかし三つの世界が手を組むのはしゃくにさわるねぇ」
妖婆は朱色のソファに腰かけるとゆっくりと銀色のパイプをくわえると不思議な香りのする煙を燻らせはじめた
妖婆「そういやぁ、あいつは元気にしとるかの?!パズスは!」
魔物は顔色が変わった
魔物「『パズス』様でございますか!?天界魔界冥界最上位牢獄に封印されておりまするが」
妖婆「暴帝パズス、この世の『暴力』の皇帝だよぉ!あいつを脱獄させるんだよぉ!」
魔物「妖婆様!正気でございますか?!魔王様、冥王様、ゼウス様で封印した最上位牢獄を開けると言うのですか?!」
0875創る名無しに見る名無し
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2019/02/07(木) 18:05:19.33ID:RH8j8MHb
牢番「大変だー!」
老婆「なんじゃ騒々しい」
牢番「パズス様が脱獄しました!」
老婆「なんじゃとー!」
牢番「巡回中にイナゴの群れが鍵穴から飛び出し、牢の中はもぬけの殻に」
魔物「これは大変な事になりましたな」
老婆「いや、牢を開ける手間が省けて、かえって好都合じゃ」
0876創る名無しに見る名無し
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2019/02/07(木) 18:31:32.88ID:I2RXvWmf
魔物の肩にイナゴが一匹とまっている
老婆「おい、肩に虫がとまっとるぞい」
魔物「あ!ほんとだ!」
魔物はイナゴを叩き落とすと、叩いた手のひらから大量のイナゴが舞い上がった!!
魔物「うぉ!これは!」
老婆「来てたのかい、パズス」
イナゴが輪を書いて飛び回りやがて炎のように燃え上がるとその中から翼のはえた美女が現れた
パズス「やっと、脱獄できましたわ」
魔物「パズス様!ご無沙汰であります!」
老婆「シャッシャッシャッ、よくあの神と魔の牢獄から出れたものよのぅ、さすがは『魔神』『暴帝』と呼ばれた女よ」
パズス「おばあ様、お久しぶり、牢獄の兵士は全員燃やしてやったわよ?私を取り押さえようとしたからね?」
魔物「あ、あそこの兵士たちは一人一人が神官クラスの強者!さすがでございます」
0877創る名無しに見る名無し
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2019/02/08(金) 00:45:05.45ID:VfX4JsTA
魔物は見逃さなかった。
飛び交うパズスの股関に揺れる金玉を

魔物「あーっ!男だぞ!」

パズス「ギロッ!」
0878創る名無しに見る名無し
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2019/02/08(金) 02:32:56.37ID:VfX4JsTA
魔物「こいつ!男だぶぶっ!モガッ!」
ブゥ〜ん
パズスは耳障りな羽音をたてながら魔物にまたがった。
ピとっ
魔物「ひぼほっ、ぶほっ!」
パズスの股間から垂れたシワシワの皮膚に口を塞がれた魔物は
ダンスをしているかのように暴れ、そして動かなくなった。
0879創る名無しに見る名無し
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2019/02/08(金) 06:11:00.38ID:n9EB0aoT
ヘッポコが使用したテラボッシュートの代償として
外の世界と中の世界の境が薄くなってしまった。
0880創る名無しに見る名無し
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2019/02/08(金) 06:16:30.56ID:g+GOPkZ3
みんな外の世界での姿に近いものになってしまった。
パズスは中の世界では魔法が使える美女だが、外の世界ではただの女装趣味のおっさんである
0881創る名無しに見る名無し
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2019/02/08(金) 06:26:32.41ID:7jP0cyP0
滅びの技テラボッシュート、それは忘れられた禁断の呪文。

魔王も冥王も神もみな弱体化してしまった。
0882創る名無しに見る名無し
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2019/02/08(金) 07:24:39.28ID:tFlzXEbd
ヘッポコは禁術を使った罪で共犯扱いのロコもろもとも
力を奪われ外の世界に追放された。
0883創る名無しに見る名無し
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2019/02/08(金) 08:16:03.29ID:hLTUrmwx
ヘッポコはネカフェでドラゴンボール一を気読みしていた。
ヘッポコ「いやあ面白かった、鳥山明って天才だろ」
そう言いながらブルマのページを見ながら金玉を弄くった
ヘッポコ「オレも、あんな世界で冒険してみたいもんだな…」
ピューン
ヘッポコ「あ、流れ星だ!」
キラッ
ヘッポコ「ドラゴンボールになりたい! ドラゴンボールになりたい! ドラゴンボールになりたい!」
スッ…
ヘッポコ「ふう、なんてな」


『願いは叶えてやった

ではさらばだ』


ヘッポコ「えっ?」
0885創る名無しに見る名無し
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2019/02/08(金) 10:24:47.71ID:dlemiv3D
念願の魔神ブーになれたぞー!
と思いきや

魔神プーというパチモンだった。
0887創る名無しに見る名無し
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2019/02/08(金) 16:54:51.54ID:hLTUrmwx
ピッコロ「キサマ、そこで何をしている?」
魔神プー「うわっ、ナメック星人!」
ピッコロ「何をしていると聞いている」
魔神プー「俺はヘッポ…いや、魔神プー。世界を救う者だ!」
ピッコロ「嘘をつくな、その禍々しい姿…キサマは魔族だな」
魔神プール「うるせー!くらえっ」

ブォーッ!

魔神プーの強烈な放屁によって巨大なクレーターが出来た
ピッコロ「ぐっ、なんて破壊力の屁をしやがる」
魔神プー「へっへーん」
0888創る名無しに見る名無し
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2019/02/08(金) 18:14:54.55ID:a9xtoQct
魔神プーさん「おれは、魔神プーさん!最強の魔神であるぞ!」
ピッコロ「このやろう!」
その瞬間!地面が割れ、また新たな世界との境目が現れた!!!
魔神プーさんはその穴に落ちていった!!!
プーさん「おれはまた転生されてしまうのか?!」
0889創る名無しに見る名無し
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2019/02/08(金) 19:16:43.96ID:v/HtFCkh
気が付くとそこは飼育場だった。
プーさんはパンダとして新たな道を歩むのだ。
0891創る名無しに見る名無し
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2019/02/08(金) 22:00:44.42ID:TWY5SRQH
プーさんは笹にハチミツを塗って食べていた。
しかし、ボスパンダがそれを奪った。
ボスパンダ「おう、それ旨そうだな。オレによこせや」
プーさん「わっ、ハチミツ泥棒!」
0893創る名無しに見る名無し
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2019/02/09(土) 01:03:19.37ID:/4+wq1gM
ロビンはイチモツでプーさんの頭を叩いた。
すると、プーさんの頭が割れて中からヘッポコが出てきた。
ヘッポコ「はー、びっくりした」
ロビン「プー!?」
ピグレット「ど、どど、どうしよう」
0894創る名無しに見る名無し
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2019/02/09(土) 02:12:08.19ID:Gl06KtGj
ピグレットは更にヘッポコの頭を石でかちわった!
ヘッポコは吹き飛び転げ回る!
ロビンも石を持ち、ヘッポコの頭を滅多うちにする!
ティガーはこん棒でヘッポコの頭を滅多うちにした!
0895創る名無しに見る名無し
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2019/02/09(土) 06:33:58.42ID:FIvGLQnx
ヘッポコ「ギガボッシュート!」

しかしヘッポコの声は虚しくこだまするだけで何も起こらなかった・・・。
0897創る名無しに見る名無し
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2019/02/09(土) 11:32:40.35ID:vzPyFlo0
ヘッポコ「け、ケンやないかい!」
イーヨーはこん棒でヘッポコの顔面をフルスイングで強打した!
ゴギッ!
ヘッポコ「ぶべ!!!!」
ヘッポコの頭は陥没した
イーヨー「こいつの中身はプーさんのはずだよ!中身を取り出すんだよ!」
ティガー「どうすれば中身を出せるんだい?」
ヘッポコはプーさんの仲間たちに引きずられケンの横に吊り下げられた
0898創る名無しに見る名無し
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2019/02/09(土) 13:33:17.03ID:+zF0kQcY
ヘッポコ「何だこの世界は…オレの知ってるプーさんの世界じゃない」
オウル「こいつは悪魔じゃ!」
ピグレット「プ、プ、プーを返せ!」
ズドッ
ヘッポコはピグレットにドロップキックを食らった。
ヘッポコ「ぐげっ、このままじゃ殺される」
0900創る名無しに見る名無し
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2019/02/09(土) 16:25:58.55ID:+zF0kQcY
ユズル君はネットで攻略サイトを見た。
「えーと、勇者ヘッポコと」カタカタ

ピッ

1 :屁吹けば名無し@\(^o^)/:2005/11/22(火) 02:53:41.03 ID:Vupvbd8V0.net[1/17]
攻略キボンヌ
2 :屁吹けば名無し@\(^o^)/:2005/11/22(火) 02:53:50.28 ID:SX3wgMVu0.net
2ゲットズザーーーー
3 :屁吹けば名無し@\(^o^)/:2005/11/22(火) 02:54:00.16 ID:r48pLFd6E.net
ガイシュツだろ
4 :屁吹けば名無し@\(^o^)/:2005/11/22(火) 02:54:01.53 ID:/ykHyByw0.net[1/3]
ヌルポ
5 :屁吹けば名無し@\(^o^)/:2005/11/22(火) 02:54:04.31 ID:cfExbtL40.net
ガッ
6 :屁吹けば名無し@\(^o^)/:2005/11/22(火) 02:54:25.09 ID:4m/cOcQ10.net
今北産業

「何もない…ダメだこれ」パタン
ユズル君はノートパソコンを閉じた。
0901創る名無しに見る名無し
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2019/02/09(土) 16:45:16.48ID:XiExLJLi
ユズル君「やったーついに見つけたぞ!
これを、こうして…どうだ!?」


ヘッポコ「今ここにwwwwwwwwwww最強のwwwwwwwww俺w様w光w臨wwwwwwwww

食らえwwwwwwwww必殺wwwwwwwwwww

グwラwンwドwクwロwスwwwwwwwwwwwwwwwww」

      う
      は
      w
      w
      w
お kw w w w w w w
      w
      w
      w
      w
      w

ピグレット「ぎゃーーーーーっ!」
ティガー「おほほーーーーっ!」
オウル「ウボァーーーッ!」
イーヨー「あばばばばばばば」
ロビン「死ーーーーーん」


邪悪な絵本の住人たちは消え去った。
0902創る名無しに見る名無し
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2019/02/09(土) 17:18:36.22ID:9n6+aG01
しかし騒ぎを聞き付けたやきうのお兄ちゃん達にリンチを受け殺された。

やきう「ヘッポコなんて頼りにならん、世界を救う勇者はユズル…お前や!」

ユズル君「ふぁっ!?」
0903創る名無しに見る名無し
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2019/02/09(土) 18:51:18.15ID:vzPyFlo0
ピグレットはなんとか虫の息でユズルの足元にすがり付いた
ピグレットの顔はぐちゃぐちゃである
ユズル「ひ、ひい!!!」
やきう「このバットでこいつを打ち砕け!絵本の住民を消し去るのだぁ!」
ユズルはバットでピグレットを滅多うちにした!
ピグレット「ばべ!ぶべら!はべ!」
0904創る名無しに見る名無し
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2019/02/09(土) 18:51:29.29ID:kaxZUYDb
名前:ユズル
性別:おんな
称号:ま〜ん(笑)
レベル:1
HP:15/15
MP:0/0
持ち物:くたびれたTシャツ、パジャマのズボン、下着一式、ウィスキー
お金:0G
0906創る名無しに見る名無し
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2019/02/09(土) 22:09:42.92ID:XiExLJLi
ピグレットは仲間を呼んだ。

ドブネズミが現れた!

イタズラもぐらが現れた!

ユズル「あわわわ…」
0907創る名無しに見る名無し
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2019/02/10(日) 03:12:16.75ID:tkVslkPs
あなたは 死にました。

─────────────────────

ユズル「ちぇーっ、せっかく転生したと思ったのに…。あんなに弱くちゃ話にならないな」

そういうとユズル君はヘッポコのデータをロードした。

─────────────────────

絵本の住人を退治したヘッポコ君は、モンスターを退治してさらなるレベル上げに励みました。

ヘッポコ「何があるか分からないからな、レベル上げだけはしておこう」
0908創る名無しに見る名無し
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2019/02/10(日) 05:21:25.92ID:Uk+2QF5Z
名前:ヘッポコ
性別:男
レベル:2
称号:自称勇者
職業:無し
HP:15/19
MP:103/153
もちもの:ブリーフパンツ、タンクトップ、勇者なりきりセット、ヒロポン、大麻
お金:20G
0909創る名無しに見る名無し
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2019/02/10(日) 06:01:39.51ID:Q/BOHliK
ゲリーマシン2号「ガガガ、ピー…」プシュー
ヘッポコ「よし、今日はこんくらいにして飯にするか」
ララ「お疲れ〜ちょうど夕飯の仕度ができたよ」
ヘッポコ「お〜いい匂いだな、今日はなんだい?」
ララ「トロールの煮込みだよ」
0910創る名無しに見る名無し
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2019/02/10(日) 07:51:18.29ID:2KnHA9Ld
ヘッポコ「ぬわーーーっ!」


ヘッポコは目を覚ました。そこは檻の中だった。目の前にはケンの死体がぶら下がり、周りには邪悪な絵本の住人達だったものが散乱していた。
0911創る名無しに見る名無し
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2019/02/10(日) 10:49:57.44ID:9XhSdKvL
ヘッポコ「ケン!!!ケン!!!ちくしょう!誰がこんな目に遭わせたんだ!」
虫の息でイーヨーがいい放つ「邪神……邪神……ゲリーゴッド………」
ヘッポコ「ゲリーゴッドだとぉ!!!!???」
ティガー「ぼくたちも…操られていた…」
ピグレット「絵本の住人の魂を…勝手に塗り替え邪悪にする…」
0912創る名無しに見る名無し
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2019/02/10(日) 12:28:30.63ID:Q/BOHliK
そこへ糞だらけのぬいぐるみが現れた。
プー「こんにちは、どこかの誰かさん」
ヘッポコ「オマエはプーさん!?」
プー「ボクの友達にこんな酷いことをしたのは君かい?」
ヘッポコ「い、いや、仕方なかったんだよ」
プー「大丈夫、君が忘れてもボクは覚えてるから」
ヘッポコ「へ!?」
プー「はい、ゲリー様。こいつを排除します」
0914創る名無しに見る名無し
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2019/02/10(日) 21:49:22.16ID:thSgZGUv
「邪悪なぬいぐるみめ!」
ヘッポコはプーさんに火をつけた
「暖かい炎こんにちは」
プーさんはあっという間に火が燃え広がって消えた
「早く元の世界に帰りたいなぁ」
そしてヘッポコは100エーカーの森を歩き出した
0915創る名無しに見る名無し
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2019/02/11(月) 01:37:12.34ID:BjrayAek
ゲリーゴッド「ヘッポコよ…貴様か??テラボッシュートなる奥義でこの世の境目をあやふやにしたのは?」
ヘッポコ「いかにも!ここはどこなんだ?!俺たちのすむ、魔法の国はどうなった?!トロールのむらはどこだ?!」
ゲリーゴッド「お前の存在は『有る』と『無い』のはざまにいるのだ、お前のいる世界はここであり、ここでない」
ヘッポコ「どうゆうことだ?」
ゲリーゴッド「つまり、この星にはいくつかのパラレルワールドが存在している、その狭間をお前の魔術でぐちゃぐちゃにしてしまった」
ゲリーゴッド「ゲームで言うならばバグった世界に落ち込んでしまったのだ」
0916創る名無しに見る名無し
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2019/02/11(月) 03:30:59.65ID:ggmLLreB
ヘッポコ「うるせー、俺を元の世界に戻せ!くらえ、テラ・ボッシュート!!」シューーーー
プスン…
ゲリーゴッド「無駄だ…本来、魔法とは五大元素…火・水・雷・風・土の精霊たちの加護によって発動されるものじゃ。
この世界の理もしらぬオマエの呪文、この地の精霊にはオマエの言葉など届かぬわ。
むしろオマエを異物と判断し、排除しようとしておるくらいじゃ」
ヘッポコ「なんだってー!?って、難しい話はやめてくれよ」
ゲリーゴッド「……。」
ヘッポコ「こうなったら魔法なんかに頼らずに、コブシでわからせてやるぜ。
この世界に来てだいぶレベルも上がったからな!」
ゲリーゴッド「愚か者め」
0917創る名無しに見る名無し
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2019/02/11(月) 03:54:28.52ID:pbVmpkSa
「デブ's ダイエット!ビフォーアフタ!ビフォー!」
ゲリーゴッドが呪文を唱えた
「ぐわぁ!お、重いっ何だこりゃ!」
ヘッポコは急に地面に倒れこんだ
「フフフフフ、重力魔法を使えるのが貴様だけだと思ったか?」
「うあぁ、まるでデブ女が上に乗っているみたいだ」
0918創る名無しに見る名無し
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2019/02/11(月) 06:50:04.96ID:YQadR+Qi
「うるせーっこのクソカスポンコツ野郎がぁーッ」
グワシャァッ
ゲリーゴットは突然現れたユズルに斧で頭をかち割られて死んだ。
0920創る名無しに見る名無し
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2019/02/11(月) 17:22:06.43ID:E+A7cnmP
ヘッポコはゲリーゴッドの屍の中から奇妙なカギを見つけた。
ヘッポコ「ややっ! これは元の世界に帰るカギに違いない」
そうしてヘッポコは100エーカーの森を探索することにした。
0921創る名無しに見る名無し
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2019/02/11(月) 19:20:15.28ID:1VWfBfNt
エーカーの森のなかの川にかかる橋からへっぽこはうなだれて川の流れを見ていた
ヘッポコ「もうだめだ、疲れたよ」
すると、川のなかに黄色い熊の影が現れた
黄色い熊「なにもしないことは最高の幸せを運んでくるんだよ」
ヘッポコ「な、なにもしないことがか?!」
黄色い熊「うん、ぼくもなにもしないから幸せだよ」
ヘッポコはなにもすることをやめてハチミツをなめながらのんびり空を眺めることにした
0922創る名無しに見る名無し
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2019/02/11(月) 19:27:03.42ID:QvuHTUqa
「さっさと動け肉饅頭がッ!」
ドボォーン!
ユズルはヘッポコを川に蹴り落とした。
0923創る名無しに見る名無し
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2019/02/11(月) 20:28:44.01ID:E+A7cnmP
ヘッポコ「熊さん、君は何をしているんだい?」
黄色い熊「僕は、何もしていないをしているのさ」
ヘッポコ「熊のおバカさん」
黄色い熊「フフフフ」
ヘッポコと黄色い熊は、幸せそうな表情を浮かべながら川を流されていった。
ヘッポコ「LOVEって、どうやって書くんだっけ?」
黄色い熊「書くものじゃないよ。愛は感じるものだよ」
ヘッポコ「ははは、君は素敵な事を言うんだね」
すると突然、二人の前方に大きな滝が現れた。
0924創る名無しに見る名無し
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2019/02/11(月) 20:33:24.96ID:aG/dNYkp
ヘッポコ「とう!」
ヘッポコは黄色い熊を滝の方へ蹴りつけた!その反動でなんとか川のはしにある茂みをつかんだ!
黄色い熊「な、何をするんだい?!」
ヘッポコ「弱肉強食じゃあ!!!俺はお前より強く、賢かった!それだけのこと!愛はな、感じるんじゃねえ!つかみとるんだ!」
黄色い熊「あああ!!!!」
黄色い熊は滝にのみこまれていった
0925創る名無しに見る名無し
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2019/02/11(月) 22:25:42.67ID:aG/dNYkp
黄色い熊は風船をもって滝から浮き上がってきた!
黄色い熊「風船は持っているだけで幸せになれるんだ」
ヘッポコ「貴様ぁ!!!所詮、絵本のなかの住人の癖に!偉そうに!」
ヘッポコはつたを引っ張り陸地にかけのぼると『弓と矢』で黄色い熊を狙う
ヘッポコ「なにもしないがしあわせだとぅ?!」
ヘッポコの頭の中は昔を思い出していた
学校では勉強をなにもせず零点だらけ
運動も怠けてやらず体育も落第点
もちろんそんなやつがモテるわけもなく女とキスもしたこともないのだ
体はダルダルに太り、まさになにもやって来なかったことが目で見てわかるほどだ!
ヘッポコ「てめぇ、なにもしない俺が幸せに見えるか??」
0926創る名無しに見る名無し
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2019/02/12(火) 05:55:04.04ID:6ekxq/Wy
黄色い熊「うん、幸せそうだよ」
その言葉を聞いたヘッポコの怒りは頂点に達した。
0927創る名無しに見る名無し
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2019/02/12(火) 12:08:41.59ID:7dApCCa+
ヘッポコは黄色い熊の鼻にカギを差した。
カチャッ
なんと、黄色い熊の腹が割れて扉が現れた。
「こんなと所にあんたんかい」
そういうとヘッポコは熊の腹に現れた扉に入った。
0929創る名無しに見る名無し
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2019/02/12(火) 18:31:33.12ID:Qp+3qZC8
そこは神も魔法もない世界だった。

ヘッポコ「・・・どこだここ」

ヘッポコは不安になり懐から紙の包みを取り出し、それを広げ中の粉末を吸引し始めた。
元の世界にかえるためだ。
0930創る名無しに見る名無し
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2019/02/12(火) 19:12:25.60ID:fMh7X+HV
ヘッポコは不安が収まらず、二袋目を吸い出した
ヘッポコ「スーハスーハ」
???「ヘッポコよ、そのへんにしなさい、体に悪いぞ!」
ヘッポコ「だ、だれだぁ!ここは誰もいない世界じゃないのかぁ!」
0931創る名無しに見る名無し
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2019/02/12(火) 22:44:31.76ID:Im39Tz+9
ララ「シヨキトモッマ!」
なんと、ヘッポコの体の毒素が消え去った
ヌルスケ「やっと目を覚ましたか」
ケン「オマエ、テラ・ボッシュート唱えてから1週間も寝込んでたんだぞ」
ヘッポコ「えっ?じゃあ黄色い熊は?」
アナ「なにそれ、知らなーい」
0932創る名無しに見る名無し
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2019/02/12(火) 23:33:20.39ID:OpSte2h8
ヌルスケは枕元に有る『プーさん』の絵本をヘッポコの目の前に出した
ヌルスケ「これのことか?黄色い熊ってさ」
ヘッポコ「こ、これだ!俺は絵本の世界に迷い混んでいたのか!」
ララ「強力すぎる魔法を唱えるとよく有ることだよ!精神が次元を安定しないからね」
【ヌルスケ】
冒険王
不思議なメダルの収集家
メダルの力で不思議な力や不老不死などを手にしている
【ケン】
擬人化する謎の武器ルシールを手にした顔がリュックの亜人
ヘッポコの親友
【ララ】
魔族の娘
老婆の孫
ヘッポコの友達
【アナ】
デーモン族の娘
最強呪文『ウロタトモカーオ』を習得したがっている
ヘッポコの友達
【老婆】
この世の再構築を図る魔族の老婆
不老不死を手にいれ、再びこの世の覇権を手にいれようと企む
【パズス】
熱風と風、大気を司るかっこいいよね魔神
からだを昆虫の群れに変えたり自由に擬態化させることができる
美女
【邪神ヴァギナ】
魔王の魂を封印した穴に潜む太古の邪神
ショッキリ神社のちからを借りたヘッポコのテラボッシュートで倒されるが??
【冥王ハデス】
冥府の支配者
死者の国の神
好戦的で戦闘狂
ゼウス、魔王と三つ巴の力を持つ
【ゼウス】
天界の頂点にたつ全知全能の神
魔界とは不可侵条約を結び平和を作る
【魔王】
ゼウス、ハデスのライバル
魔界の王
【執事】
魔王の右腕
魔術の達人
【マオ】
魔王の娘
テンション高めのギャル
【ロコ】
ゼウスの孫
美形の少年
0933創る名無しに見る名無し
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2019/02/13(水) 01:21:42.06ID:EBkemu9H
ゴゴゴゴゴ…
突如地響きがした
ヘッポコ「な、何だこれ」
アナ「嫌な予感…」

「貴様ら勝手に何してくれとんねん」

そこには一人の男が立っていた

ヘッポコ「おっさん誰?」
?「ワシの名はウォルト この世界の創造主であり支配者 勝手にキャラクターを使用したな?」
アナ「そんなの知らないしぃ〜」
ウォルト「黙れ 貴様らには地獄を見てもらうぞフハハハハ…」

そう告げると男は消えた

ヘッポコ「何だ?今のおっさん」

その瞬間、目の前に裁判長が現れた

裁判長「判決を言い渡す ヘッポコは全財産D社に支払いを命ずる」
ヘッポコ「は?」

ヘッポコとアナは無一文になり牢屋に入れられた
0934創る名無しに見る名無し
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2019/02/13(水) 01:54:18.21ID:SusYWHOf
ヘッポコ「あーあどうするよこれ」
アナ「どうしようもないねこれ」
ヘッポコ「だいたいお前のせいだろうが」
アナ「えー?なんでよー」
その時アナの携帯が鳴った
アナ「もしもし?」
マオ「あたしだ ララはいるか?」
アナ「今いないけどってかいま牢屋にいるんだけど私達」
マオ「へ?どういうことだ?」

アナは経緯を説明した

アナ「ってわけ」
マオ「それは災害、いや災難だったな」
アナ「でここから出して欲しいんだけど」
マオ「ふっふっふ、造作も無い事 我に泣いて頼むがいい!」
ヘッポコ「うるせーさっさとしやがれ!」
マオ「はい」

牢屋の前にスライムが現れた

マオ「取り敢えずそいつに任せろじゃあな」
マオは電話を切った
アナ「こいつ役に立つの?」
スライム「失礼っすね…」

スライムは鍵に変形して牢屋を開けた

スライム「はい開いたっすよじゃあ帰りますっす」

スライムは消えた

アナ「早く逃げよう」
ヘッポコ「おうよ」

ヘッポコ達は外へと逃げた

守衛「いたぞー!」
ヘッポコ「おっとお客さんか」
0935創る名無しに見る名無し
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2019/02/13(水) 04:27:20.88ID:mIOLh7Pe
アナ「リレミト!」
ゴチン!
ヘッポコ「痛だっ!」
二人は天井に頭をぶつけてしまった。
アナ「やっぱりリレミトじゃ無理みたい」
ヘッポコ「当たり前だろ、おまえゲームとかしないのかよ」
アナ「あるよ、たけだの挑戦状とか」
ヘッポコ「糞ゲーじゃねーか!」
0938創る名無しに見る名無し
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2019/02/13(水) 07:32:07.06ID:udqmiy0o
神々により中の世界から追放されて
はや1年。

今日も鉄くず集めの仕事が始まる。
0939創る名無しに見る名無し
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2019/02/13(水) 10:52:04.06ID:y0x1FYTI
ヘッポコ「ぼく、何かを忘れ足るみたいだ、夢の中で出てくるヌルスケ、ララ、ケン、アナって誰なんだろう?とてつもない冒険をして来たような??」
ヘッポコ「でも、僕は鉄屑集めのただのホームレスだし、そんな勇者なわけないしなぁ」
ヘッポコ「あ、ホームレス仲間のげんさんだ!!!おはよう!」
げんさん「おはよう、ヘッポコ!今日も鉄屑集め頑張ってるなぁ!」
ヘッポコ「うん!げんさんも拾った雑誌売り頑張ってるね!」
げんさん「俺たちみたいな社会から落ちぶれちまったもんは、迷惑かけねえように社会に溶け込まなきゃいけねえからなぁ」
ヘッポコ「げんさんはなんか、カッコいいや!さすがはもと大企業の幹部だ!」
げんさん「昔の話はよしなって!」
そう、げんさんはとある事情でホームレスとなってしまった企業エリートだっのである
0941創る名無しに見る名無し
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2019/02/13(水) 16:30:29.98ID:x6J0BDIU
ヘッポコ「ゲンさんはどんな会社に勤めてたんだい?」
ゲン「ん?ああ、今は倒産しちまったがトータルリコール社の幹部だった」
ヘッポコ「トータルリコール社…うっ、頭が」
ゲン「どうしたヘッポコ!大丈夫か?」
0942創る名無しに見る名無し
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2019/02/13(水) 16:50:48.27ID:0leUSUy9
ヘッポコ「最近同じ夢を見るんです」
ゲン「どんな夢だ?」
ヘッポコ「なんか魔物に襲われて…世界が危機で……」
ゲン「悪夢だな」
ヘッポコ「うん…そうなんだ」
ゲン「その夢を実際に体験する事…できるぞ」
ヘッポコ「え、本当かい?」
ケン「仮想現実体験装置の試作品がまだ自宅にあるんだ」
ヘッポコ「それって危なくないの?」
ゲン「危なくないって、今日の仕事終わったらウチに寄ってけよ」
0943創る名無しに見る名無し
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2019/02/13(水) 17:37:52.39ID:udqmiy0o
ヘッポコ「う〜ん」
ヘッポコは目を覚ました。
もう日が暮れていた。

あの後、ホームレス仲間のロコと酒を飲み交わしたままそのまま眠ってしまったのだ。
0944創る名無しに見る名無し
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2019/02/13(水) 17:53:13.49ID:bK1qGSuq
仕事が終わった二人はゲンさんの家に向かった。
ゲン「さあ着いたぞ」
そこはツタにおおわれた古い屋敷だった。
ヘッポコ「わあ〜すごいや、なかなか雰囲気あるね」
ゲン「さあ、入りなさい」
ヘッポコ「おじゃましやーす」
二人が屋敷に入ると、カチャリと鍵をかける音がした。
ヘッポコ「ん?何で鍵をかけるんだい?」
ゲン「ふふふふふふふっ」
ヘッポコ「ゲ、ゲンさん?」
その時、不気味な笑い声を上げるゲンの顔が崩れ出し、恐ろしい顔が崩れて現れた。
ヘッポコ「うわぁ!ゲンさんどうしたんだよ!?何その顔!」
幻魔「我はゲンマ…貴様の旅もここまでだ!さあ、この屋敷と共に朽ち果てるがよい
0946創る名無しに見る名無し
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2019/02/13(水) 21:35:10.73ID:jaywAFfT
ゲンさん「なーんちゃって。びっくりした?これドンキで買ったハロウィン用のマスクなんだ 」
ヘッポコ「なんだよ、驚かすなよ。少し糞漏らしちゃったよ」
ゲンさん「がはははは。よし、じゃあ装置をセットするからイスに座ってくれ」
ヘッポコ「本当に大丈夫なのかな」
ゲンさん「大丈夫、大丈夫でちゅ。全ては僕に任せるでちゅよ」
ヘッポコ「ゲンさん?」
0947創る名無しに見る名無し
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2019/02/13(水) 21:36:43.09ID:MxCUDz45
だが、その魂は今もなお幻夢境にいる。

あの輝かしいセレファイスを見よ。
猫の街ウルタールを見よ。
狂気山脈の向こう、古の民の都を見よ。
0948創る名無しに見る名無し
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2019/02/14(木) 02:07:13.69ID:p6p4bW0q
ロコはモニタールームですべてを見ている
ロコ「幻魔よ、ヘッポコの今までの人生、すべてがリコール社の作り出した下層現実ということは隠してといてくれ」
げん「ロコ様、もちろんでございます」
ヘッポコ「どうしたんだい?!早くスイッチいれてよ!」
げん「すまん、ヘッポコ、わしはお前をだましていたことがあったのだ、夢の中で伝えよう」
げんはスイッチを入れた
プチュン
ヘッポコの目の前が真っ暗闇になりまっすぐな光の線が目の前に現れた
その光の線は幾何学模様に広がっていき、少しずつビジョンのように景色が現れ始めた
ヘッポコ「おお、すげえ」
その世界は空をドラゴンが飛び回り、大地を六本の足のたてがみのある動物が群れで駆け回っている!
ヘッポコ「すげえ!これが仮想の冒険の世界か!リコール社もやるねえ!」
そこへ、ロコが現れた
ロコ「久しぶりだね、ヘッポコ」
ヘッポコ「お、お前の名前は、ロコ?!なぜ記憶のなかに?!」
ロコ「この薬を飲むんだ、強制的にこちらの世界に戻ることができる」
ロコは薬をヘッポコに渡した
げん「ヘッポコよ、すまない、騙していたのだ」
ヘッポコ「げんさん?!なんで下層現実のなかに?!」
げん「あちらは外の世界、本当の世界はこちらなんだよ、リコール社は外と中の世界を支配しようとして潰されたんだ」
0949創る名無しに見る名無し
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2019/02/14(木) 02:15:47.43ID:p6p4bW0q
ヘッポコ「リコール!思い出したぞ!魔道師リコール!げんさん!あんたは魔物の一派なのか?!」
ロコ「ヘッポコ、違うぞ?幻魔はリコールが滅びたのちに電子世界を行き交う機械を持ち出し外の世界に取り残されて人々を救うことに決めたのだ」
ヘッポコ「ケンやララ、アナはどうした?!」
ロコ「すまん、…………守りきれなかったのだ」
ヘッポコ「何があった?!」
ロコ「ゼウス、魔王、ハデスすべてがやられた、ケン、アナ、ララ、もだ」
ヘッポコ「な、なんだと…………?!」
ロコ「老婆と魔神パズスだ、この世界は牛耳られてしまっている」
ヘッポコ「老婆?!ゼウスや魔王すらもやられたのか?!」
ロコ「やられたわけではないんだが、魂を封じられ三人とも身動きできないんだ、ゼウス、魔王、ハデスは不老不死だからね」
0950創る名無しに見る名無し
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2019/02/14(木) 06:08:15.53ID:8HqTwTmC
などという浮浪者の一人芝居に飽きれたヘッポコとゲンは
金目のものを奪い屋敷に火をつけ外へ出た。

ヘッポコ「はあー、あほくさ。何かと思えばメンヘラおっさんの妄想話かよ」
0952創る名無しに見る名無し
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2019/02/14(木) 06:36:00.84ID:GGnQhO1l
川の土手を歩いていると、後から誰かが走ってくる音がしたので
チラリと後ろを見た。

ロコ「うおぉーッ、お、俺は神の孫ロコ様だ〜ッ!俺を敬わん奴は死ねえエええ!!」

先ほどのおっさんが火だるまになりながら包丁を振りかざし追いかけてきたではないか

ヘッポコ「ヒエッ」

ヘッポコは悲鳴を上げ全力疾走した。
0953創る名無しに見る名無し
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2019/02/14(木) 10:16:21.86ID:5ucNJpvr
妄想癖の変質者は警察に捕らえられた。
0958創る名無しに見る名無し
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2019/02/14(木) 18:04:59.07ID:od5c0zjs
ユズル「あーっ!ダメだこれ。またバグってるよ」
そういうとユズル君はGEOにゲームを買いに行った。
店員「しゃせ〜」
ユズル「勇者ヘッポコの新作ある?」
店員「昨日入ったばかりのがありますよ」
ユズル「なになに、ヘッポコオンライン?すんげー地雷臭がするな…
まあ、あいいや。これください」
店員「ありゃした〜」
0959創る名無しに見る名無し
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2019/02/14(木) 18:50:17.81ID:3fbgaH5x
〜ヘッポコオンライン〜

loulou「やったー倒した!」
ユズル「うわーオンゲーも新鮮で楽しいな」
まりも「お疲れさま〜」
ユズル「またこのメンバーで冒険しようよ」
まりも「みんな何歳くらい?」
まりも「僕は16」
mikann「14」
loulou「15」
ユズル「42」
まりも「おお〜」
mikann「ありがとう」
loulou「フレ申請ありがと〜」
まりも「ありがとうございます」
ユズル「え?俺んとこフレ申請来てない」
まりも「お疲れさまでしたー」
loulou「おつかりさま」
ユズル「俺きてない」
mikann「ちょい落ちま〜す」

mikannが集会所から退出しました。
まりもが集会所から退出しました。
loulouが集会所から退出しました。
0960創る名無しに見る名無し
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2019/02/14(木) 19:58:43.71ID:akb6PJSl
集会所など最初からなかった。全てはユズルの見る悪夢である。

ユズルは現実とゲームと夢の境がわからぬ。
0961創る名無しに見る名無し
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2019/02/14(木) 20:14:29.86ID:+MzuRDRN
ユズルはボーッとした頭で勇者ヘッポコ3のカセットをファミコンに差した。

ガチャ

デンデンデンデンデンドロン♪

お気の毒ですが冒険の書1は消えてしまいました。

ユズル「う、嘘だろーー!?」



テレレッ テレレッ♪

今日はヘッポコくんの16歳の誕生日。いつものようにお母さんにベットからたたき起こされました。
お母さん「ヘッポコや今日はお城に呼ばれているのを忘れたのかい!
ヘッポコくんはあわてて服を着がえてお城へむかいました。


ユズル「ああああああああああああ!!」
0962創る名無しに見る名無し
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2019/02/14(木) 20:24:32.78ID:GGnQhO1l
ユズルくんは都合の悪いことがあると
すぐバグ呼ばわりして現実逃避をします。
0963創る名無しに見る名無し
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2019/02/14(木) 21:33:41.45ID:CSplS7eX
ヘッポコ「ゆづるくん、こちらの世界から声をかけてるのをわかるかい?」
突然画面からヘッポコの声がゆづるにとどいた
ゆづる「へ?!」
ヘッポコ「僕たちは実はゲームの世界ではない、そちら側が仮想現実の世界なんだ!」
ゆづる「え?!そ、そんな馬鹿な?!」
0964創る名無しに見る名無し
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2019/02/15(金) 00:57:27.25ID:7RLkKr8y
ユズル「31の時に初めて白髪が生えてきました。かなりショックで周りの同年代の友人に聞くとちらほら生えてきてる人がいたので少し安心しました。白髪を抜くと増えると聞きますがみなさんはどうしていますか?私は1、2本なので抜いてしまっています^^;」
0965創る名無しに見る名無し
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2019/02/15(金) 01:53:15.67ID:KesQ+cgQ
ヘッポコ「そんなことよりチンポしゃぶれや」
ヘッポコはゆづるの口の中にチンポをねじ込んだ。
ヘッポコ「歯を立てたら殺すぞ」
0967創る名無しに見る名無し
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2019/02/15(金) 04:32:30.74ID:61UdgHm3
ヘッポコ達は実はあの世の住人だった。
ユズルがやっているゲームはあの世の住人と交信するための道具だったのだ
0968創る名無しに見る名無し
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2019/02/15(金) 04:47:28.86ID:bbBwbSro
ゆづる「ヘッポコ、どうしたらそちらの世界に行けるんだい?」
ヘッポコ「画面に顔を近づけてごらん」
ゆづるが画面に顔を近づけると、ヘッポコの手がゆづるの顔をわしづかみにした!
そのまま画面の奥に引っ張り混む!
ヘッポコ「これでお前は魔法の国の住人だ!」
0969創る名無しに見る名無し
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2019/02/15(金) 07:19:50.63ID:lfWyJgO7
ユズルはあっという間にモンスターに食われて死んだ。
ヘッポコ「やっぱ無理だったか」
ケン「当たり前だろ、あんなニートが役にたつかよ」
ララ「お腹空いたよ〜」
アナ「つんつん」
ユズル「……」
返事がない ただの 屍のようだ。
0970創る名無しに見る名無し
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2019/02/15(金) 07:39:42.68ID:LJ4G7h3V
オダムドー「このものに宿る邪悪なる魂よ、出て行け!」
0971創る名無しに見る名無し
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2019/02/15(金) 12:09:58.15ID:FnsSJa40
オダムドーは魂を抜かれて死んでしもうた。
0972創る名無しに見る名無し
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2019/02/15(金) 12:24:00.06ID:5JRvfMOz
なんと オダムドーが おきあがり なかまに なりたそうに こちらをみてる! なかまに してあげますか?
0973創る名無しに見る名無し
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2019/02/15(金) 13:09:00.11ID:OY4i4jOQ
ヘッポコ、ララ、アナ、ケン、ヌルスケは新たな敵を倒すために修行を積んでいた
天界、魔界、冥界を揺るがす破壊神が復活したからである
破壊神の名は『ムドー』全世界の大気、生命、大地、炎、氷、すべてを思いのままに操ることができる「支配者」である
0974創る名無しに見る名無し
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2019/02/15(金) 13:11:33.02ID:r8U4v+7A
オダムドー「なんちゃって!悪霊退散!」
ヘッポコ「ぐわっ!ん?何ともない」
ケン「何なんだこいつは」
ララ「ううっ…」
ヘッポコ「ララ!どうしたんやワレ!?」
ララ「苦しいよ〜」
ヘッポコ「そうだ、ララはもともと悪霊だったんだよな」
ケン「そんな設定あったような」
ヘッポコ「こんにゃろ!」
ドゴッ
ヘッポコはオダムドーの頭をひのきのぼう改で殴った。
0975創る名無しに見る名無し
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2019/02/15(金) 13:13:05.14ID:r8U4v+7A
オダムドーは破壊神ムドーとは無関係である。
0977創る名無しに見る名無し
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2019/02/15(金) 14:30:26.60ID:UANSV7LW
ヌルスケ「ムドーの島に渡るには…。

アナ「糞と尿が合わさる時
糞尿の橋ができる…。

ララ「古くからの言い伝えですわ。

ヌルスケ「その通り、まずは糞の石と尿の雫を手に入れなくてはならん。

ヘッポコ「みんな詳しいんだな。

ララ「ヘッポコが無知なだけだよ。
0979創る名無しに見る名無し
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2019/02/15(金) 15:17:49.15ID:oiSu4kko
「皆に感謝の気持ちを忘れないでね」
いつもこういう時、クミコさんは決まってこういうのが習わしだった。
0980創る名無しに見る名無し
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2019/02/15(金) 16:55:47.41ID:OY4i4jOQ
ヌルスケ「破壊神ムドーを倒さねば、この世は平和にならない!なんとか宝玉と雫を集めよう!」
ララ「そうだね!まずは、尿の雫?を見つけなきゃ!」
アナ「糞の宝玉は?!」
ヘッポコ「どっちから見つけに行くよ!?」
ヌルスケ「雫だ!雫がないと宝玉はこの次元に存在しなくなる」
0981創る名無しに見る名無し
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2019/02/15(金) 19:05:36.27ID:boR4ej/5
魔法が解けてヘッポコは再び現実に戻された。

午後からも刺身の上にタンポポを乗せる仕事が始まる。
0983創る名無しに見る名無し
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2019/02/15(金) 19:55:25.20ID:y7fLCugv
破壊神ムドーを殺してから今日で7年目だ。
暴君パズスを謀殺してから4年目でもあり、
そしてヌルスケやララの三回忌も迫っていた。

ヘッポコ「…皆元気かな」

ヘッポコは神々に利用される事に疲れ
転移先の異世界で平穏な毎日を過ごしていた。
0984創る名無しに見る名無し
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2019/02/15(金) 20:54:42.23ID:UANSV7LW
ヘッポコが赤ちょうちんで一杯やっていると、背後から声をかけられた。

ケン「よう、久しぶりだな。」

ヘッポコ「ケ、ケン!生きとったんかワレ!?」
0985創る名無しに見る名無し
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2019/02/15(金) 23:39:01.63ID:jL+LjU0C
ケン「ああ、なんとかな」
ヘッポコ「あのときお前は異世界への崖を飛び降りていった?!」
ケン「そう、パズスを倒すためにな」
ヘッポコ「話は変わるが冒険もののリレー小説も面白いな、次のスレも立ててくれよ、新しい魔法や冒険を思い付いたからさ」
ケン「だ、誰に話しかけてんだ?!」
ヘッポコ「グランドマスター(スレ立て職人)さ」
ケン「グランドマスターだと?!」
0987創る名無しに見る名無し
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2019/02/16(土) 01:37:41.32ID:QuGIIZO2
ヘッポコ「破壊神ムドーを倒すには、どうすればいいんだ?ゼウス、ハデス、魔王が魂封印されるなんて普通じゃねえだろ」
ケン「うん、ムドーは架空の寓話だと思われていた…生き物の心のなかを伝い、存在しているとは誰もが思わなかった」
0988創る名無しに見る名無し
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2019/02/16(土) 03:40:12.69ID:Vvd7adc3
ヘッポコ「くそっ、俺はお姫様とイチャイチャしたいんだ!」
0990創る名無しに見る名無し
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2019/02/16(土) 05:34:27.34ID:IgtwSjUg
「全部、お前のせいだろ。ヘッポコ」
ユズル君はテレビの前でツッコミを入れた。
「ああ、またハズレ引いた。ムドーとか大御所ゲームのパクりやん」
0991創る名無しに見る名無し
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2019/02/16(土) 05:36:21.11ID:sb9KqtWq
全ては神々が仕組んだ壮大な茶番劇だ。

ヘッポコが生まれてから今まで出会った人や物事は神々が彼を糞神兵に育て上げるための夢幻である。
0992創る名無しに見る名無し
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2019/02/16(土) 05:40:42.90ID:xcAc2e2A
ヘッポコ「そんな馬鹿な話があるか!」
怒ったヘッポコは小石を蹴飛ばした。
???「痛てっ!」
0993創る名無しに見る名無し
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2019/02/16(土) 05:46:18.39ID:XmNF6lg7
ケンやヌルスケ、ユズルなどの人物は実在せず、全てロコである。
影分身を使いあたかも違う人物のように演じ分けていた。
神の孫というのは伊達ではないのだ。
0994創る名無しに見る名無し
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2019/02/16(土) 05:51:58.77ID:AUAg2sFP
全ては外に散らばる無数の世界を支配するためだ。
そのためには、ヘッポコ…いや、糞神兵の完成は必須条件だった。
0995創る名無しに見る名無し
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2019/02/16(土) 06:04:29.70ID:XmNF6lg7
老婆とムドー、冥王やパズス…ヘッポコに立ちはだかってきた強敵たち
それとララやアナ、姫や母すらも
全て、女神の無数にある姿の一つ一つでしかない。
0998創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/02/16(土) 06:34:30.60ID:7qU5Ijw9
【リレー小説】 勇者ヘッポコと冒険者ヌルスケ part1 -完-

CAST

ヘッポコ:ヘッポコ(本人)
ケン・リュックマン:ロコ
ララ:女神
アナ:女神
ヘッポコ母:女神
妖場:女神
モルゲッソヨ:ロコ
魔王:女神
執事:ロコ
ハッケヨイ・ノ・コッタ:神
妖爺:ロコ
パズス:女神
ムドー:女神
冥王:女神
ヌルスケ:神
ユズル:ロコ

特撮:神
撮影協力:神
演技指導:ロコ
小道具提供:トータルリコール社

提供:トータルリコール社


END・・・to be conntinue!
0999創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/02/16(土) 06:35:49.45ID:6USzq8t2
埋め
1000創る名無しに見る名無し
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2019/02/16(土) 06:36:13.76ID:6USzq8t2
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