>>104
サワンというおおもとの物語ちゃんと読み込んでません。そのうえで

文章うまい。プロかと思うくらい。相変わらず淡々としてるのにワクワクする。才能なのか、洗練された語句選びと描写のうまさか。

序文みたいなのきて、現実世界きて、夢の世界の時系列が工夫されてて面白い。

クッションがないのでとぎれとぎれで世界が変わり、世界線を移動してるようなストーリーなので没入しにくく
読むのに時間がかかる。何度も今どこだっけと読み返した。(これは読み手がバカであることは間違いない)
突然変わるイメージなのでもうちょっとつなぎがほしいかも。

魚の下り好き。魚を擬人化させてそのまま対話させたいくらい好き。銀塊とかの文章最高。宮沢賢治みたいなのすきなので。しかも現代の話でこれやれたらすごいよ!
妄想する主人公がとてもぐっとくる。朝メモ→昼仕事→夜妄想は時系列のほうが分かりやすいかな・・でも中盤の妄想につながりにくいのでこのままかな…

つなぎといったのは魚が首だけで「お前、ふてくされてるだろ。普通歩み寄ってきた魚に対してこういうことする?」
とか言ってくるとかまあそんな感じ。そんな世界線のあやふやさがあったほうが読みにくくないかも。余計なお世話ですが。
あと猫登場にも魚出せばつながりができるかなって感じで。
「お前、その猫刻むのか」的な。で、そのあと、「ほう、育むのか。くわばらくわばら」みたいな。

猫登場まで長いけど、登場後長くすれば序盤気にならないかな。
やっぱり魚との対話かな。←うるさいです、すいません

残り物やるくだりはうまいな。やっぱり仕事の描写が生きてくる感じで楽しい。
猫の描写は駆け足で現実味を帯びており、やや、魚君はどこ行ったとなってしまい、自分の脳内でセリフを作り補完していた。
「やっぱりふてくされてるんだな」みたいな。
魚魚ばっかり言ってすいません。こっちはきちんと小説を呈してよく練られていて面白いです。あとは読みやすいような文章のつなぎかな。