130キロで走行、車は空中へ…3人死亡事故
2018年06月21日 07時33分

 時速130キロで走行していた車はのり面に乗り上げて空中へ飛び出した――。

 秋田県由利本荘市で4月、日本海東北自動車道の高架から乗用車が転落し、若者3人が死亡した事故で、
乗用車は大幅な速度超過の状態だったことが20日、県警の調べで分かった。

 県警は同日、車を運転していた秋田市の介護職員の男(当時20歳)を自動車運転死傷行為処罰法違反
(過失運転致死)と道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、容疑者死亡のまま秋田地検に書類送検した。

 発表によると、男は4月4日午前4時頃、由利本荘市芦川の同自動車道下り線で酒気を帯びたまま
時速約130キロで乗用車を運転。中央線上のポールに車体右前部をぶつけた後、道路左脇の縁石に接触、
弾みで反対車線ののり面に乗り上げて、そのまま空中へ飛び出し、約40メートル下へ転落させ、
同乗していた当時20歳の男性と同17歳の少女を死亡させた疑い。

 県警で、現場の路上に残されたタイヤ痕や、同自動車道に設置されたカメラに記録された
この車の映像を解析したところ、約130キロの速度が出ていたとみられることが判明。

 現場は、時速70キロに制限された区間で、車は約60キロの速度超過だったことから、ポールや縁石との
接触の弾みで制御不能な状態となった可能性が高い。

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