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あなたの文章真面目に酷評します Part107
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001創る名無しに見る名無し2018/02/16(金) 02:13:26.81ID:OxQxjXnd
あなたが書いた小説・論説文・エッセイなどの文章を真面目に読み、感想・添削・批評を行います。

■過去ログ
前スレ
あなたの文章真面目に酷評します Part106
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1515357787/

まとめwiki
ttp://www6.atwiki.jp/kata/

■投稿する人へ
投稿する前に読み返しましょう。
投稿が複数レスにわたる場合は、1/2のように、全体レス数がわかるようにしましょう。
投稿には「批評お願いします」等、投稿であることがはっきりわかるように書き添えましょう。
他人の文章のコピペ、作者になります行為は厳禁です。外部リンクを貼る場合はサイト内にその旨を表記する等、作者本人がアップロードしていることが分かるようにしてください。
文量が多い場合は外部リンクを貼ったほうがいいかもしれません。
もしも文章を無視されてしまったら、もう一度批評をもらえるように頼んでみましょう。目についたものから批評していくので、見落としもあります。
辛辣なことを言われても落ち込みすぎないように。批評をした人とあなたの相性が悪かったのかもしれません。ただ、あなたの作品をそういうふうに受け取る人もいるということを心にとめておいてください。

■批評する人へ
当スレは投稿者を育てるのが目的なので、できるかぎり良い所と悪い所を具体的に挙げて投稿者が納得する形で批評をしてあげてください。

■次スレ
スレッド容量が480KBを超えたら投稿を控えて次スレを立ててください。そうでない場合は>>980を踏んだ人がスレを立ててください。
000212018/02/16(金) 02:35:14.39ID:OxQxjXnd
過去ログ持ってないので、以前の有用なテンプレあったら貼ってください。
0003創る名無しに見る名無し2018/02/16(金) 02:40:59.58ID:UNjLQNc4
>>2
スレ立てありがとうございます!
0004創る名無しに見る名無し2018/02/16(金) 03:29:56.57ID:GBUevfy/
できれば、三人称で書かれたオリジナリティあふれる、小気味よい短編を誰かお願いします。
0005創る名無しに見る名無し2018/02/16(金) 11:09:50.42ID:OxQxjXnd
>>4
希望に添えなくて申し訳ないですが、

「災害、悲恋もの、2500字程度」の投稿をします。
文字数がはるかに超えてしまいました。
もう構成からしてダメなんだと思いますが、どうしようもなかったです。
どこをざっくり切ればいいのかご意見いただければ幸いです。
今回は外部サイトからリンクします。
0007創る名無しに見る名無し2018/02/16(金) 15:26:19.06ID:RJZk2++q
少女漫画でありがちな軽薄で馬鹿そうな女と
これまた少女漫画に出てきそうな完璧青年で
人物造形がイマイチ。また、話の展開もベタすぎる。

主人公にとって青年は、青春時代にちょっといいなと思った人でしかなく、その死の重さが伝わらない。
主人公にとっての思い人は、その時の彼女にとってかけがえのない代わりのいない存在(少なくともその時点において)でなくてはいけない。それを読者と共感しなくてはいけない。その欠落を感じた時、読者も心を揺さぶられる。
また、課題の要素である災害も、作中においてただの青年の死のきっかけ程度にしか扱われていない。
いっそ、青年の死に様をもっとグロテスクに描写してもいい。生前の青年と変わり果てた青年の姿を対比することも、読者に感慨を与える。

死後の主人公の描写も薄っぺらい。

赤翡翠氏の文章が回数を追うごとに悪化の一途を辿っているそうに感じる。しかし、それも上達の過程なのかもしれない。
0008創る名無しに見る名無し2018/02/16(金) 17:21:19.87ID:OxQxjXnd
厳しいご指摘ありがとうございます。
あとでまたレスされていただきますが、今回は少女小説的なものを念頭に書いています。

とは言っても、描写の散漫さなどはその通りだと思うので、引き続きご講評等頂ければ嬉しいです!
0009創る名無しに見る名無し2018/02/16(金) 17:25:33.75ID:LlEl4y8A
読んだよ。
夜に感想を書くね。
ひとこと。
私には無駄な文章はなかったように思えます。
0010創る名無しに見る名無し2018/02/16(金) 22:14:24.08ID:1lAqmRPD
>>5
おう、文量増やしすぎだろw
批評は夜中ね
0011創る名無しに見る名無し2018/02/17(土) 00:39:03.33ID:luThWoID
>>6

講評。

5762文字。離別にまつわる慕情を書き表している。

>図書委員の結衣としては、本を読みながらおにぎりをかじる彼には注意をせざるを得なかった。でも、個人的には全然アリだと思っていた。

上記二文は、前件と後件の語り口に硬軟の差が大きい。
作品は人死を用いる災害ものであり、語り手が言葉の信頼性を損なえば、展開の真実味に重大な疵が残る。

さて、作者に対する前回課題では、作品を観る側へと与える情報効果に重点を置いた。
今回課題「災害、悲恋もの」においても指摘観点は同様である。

>渡されたウエットティッシュで手を拭ってから、膝に一旦置いていたおにぎりを両手で捧げ持ってラップを剥がす。おにぎりを支える指先の感触が軽い。固く握り締めていないのだろうか、米の粒が立っているように見えた。
>三角形の頭頂にかぶりつく。白米部分が舌に触ると、米一つ一つがほどけて口内に散らばっていくように感じた。それらが纏う塩加減がちょうどいい。しかし、おにぎりの成形がゆるすぎるということもなく、手の中で崩壊する心配もなさそうだ。急いで噛んで飲み込む。

上記文は、作者らしい感覚描写の細やかさが目を引くも、細密に過ぎる。
描写とは作中人物、或いは語り手の意識の焦点であって、恋情を主とするはずの文脈において、これほどまで食感をクローズアップする有意性は低い。
こうした描写をスケッチの如く愉しむのは作者の十八番であろうが、それにかまけて描出対象の濃度順位を転倒させれば物語の趣旨が変わり、
部分が全体を喰い散らかす状況ともなればもはや悪癖である。

>その後、どうなったのかわからない。気がついたら、結衣は固い板に真っ白なシーツが敷かれた上に寝かされていた。体のあちこちに包帯が巻かれていた。周りには自分と同じように横たわる人が多くいた。けれども、そこに遥斗はいなかった。
>別の病院に送られて、結衣は幸いにも家族と再会できた。そして一ヵ月後、病床から起き上がったとき、もう遥斗の葬儀は終わったのだと聞かされた。

表現が簡素に過ぎる。本来、むしろこの劇的なシーンを十分に描き、主役の立場に読者の移入を追いつかせねば、後に控える結末部が空疎な物となる。
小説の肝要の一つは、繁簡宜しきを得ることに有り、つまりはバランスなのである。

さらに言えば、津波になぎ倒されず残った桜に関する言及が無く、読者に「ベンチ付近から逃げなければ良かったのでは」と思わせかねない余地を残した点や、
自身は相手を名字で呼びながら「前から言おうと思ってたんだけど」「その、『松永君』ての、やめない?」と語る遥斗の不可解な態度など、端々に問題が見られた。
ただし、作者の食感描写の秀逸と、(成否はともかく)それを媒介に主役の追憶を描くという戦略のユニーク性、
期限を意識しつつ増加させた文量など、総合的な挑戦心を好しとし、課題は五割の達成と判定した。

指摘は以上。読者に対して何を何処まで描いて見せるか、どの部分を抑制するべきか、それら情報の塩梅を掌握し、感度の高い筆致は要所で活用する。これが作者の課題である。
次回主題として、「信頼できない語り手、復讐劇、3000字程度」を提示しておく。期限は三月六日とする。
0012創る名無しに見る名無し2018/02/17(土) 06:02:24.70ID:CGOyAmL+
>>6
額縁小説、またはサンドイッチ形式と言われるやつだけど、タイトルは「おむすび」だ。

最初のパン部分の後半はネタバレではないだろうか。課題作とはいえ、彼氏死にますと最初に言うのはどうか。これで、流されたけど生きていました、とかなれば、どんでん返しというか信用できない語り手というか、そういうものになるだろう。なるかな?

次の具の部分、地震が起こるまでは、原稿用紙換算で約八枚半である。長い。
ちなみにほかの部分を原稿用紙換算すると、
最初のパンは、二枚半
具の後半部分は、四枚ちょい
最後のパンは、一枚ちょい
全体で十六枚半である。
全体の半分以上だ。
短くするというならここだろう。ベンチがボロいとか文字数食いすぎだ。流されて変わったのなら、色くらいでいいのではないか。最初から相思相愛ならもっと短くもっと恋情を描けたのではないか。遙斗が気持ち悪くならなかったのではないか。

具の後半部分はなんだか緊迫感がない。遥斗がひとりで慌てているように見えるからだろうか? 主人公は助かり、遥斗はそうじゃないと知っているからだろうか? 押し寄せてくる津波が見えないからかも。

最後のパンは、おむすびだが、終わり方が美しくない。

さて、この作品で気になるのは主人公の変化の無さである。というか、ハイヒールである。「スニーカーだったらよかった」などと言いつつ、現場にハイヒールで来る。これはドラマチックではない。あれ以来、ハイヒールを履けなくなったことにしてはどうだろう。
もっと膨らませば、カバンから取り出すのはハイヒールというのもある。

文章で言えば、
「素足をひたすら振り上げた。」
これはないんじゃないかなぁ。
セリフの。」も、こだわりかもしれないけど、普通に」にすれば文字数は減らせるよ!
0013ロム猫2018/02/17(土) 06:11:23.10ID:03sOnEL/
まず、お疲れ様でした。私は良い作品だと思いましたよ。相変わらず筆力も高いし、繊細な観察眼と描写力は、赤翡翠さんの代名詞とも言えますね。
さて、褒めてばかりいるとまたお叱りがあるといけないので。
技術的なことは申し分ないですが、作品全体の色、というかテーマがボヤけていた印象はあります。
主人公の贖罪なのか。悔恨なのか。主人公は再生に向けて変わろうとしているのか、薄れていく記憶を留めようと抗っているのか。変わらず留まりたいのか。
芯が定かでないので全体的に色が散らかっているように感じました。
冒頭の「わたしはかわらないな」の一文のとおり、あらゆる物が過ぎ去り、変わっていくなかで変われない、変わりたくない想い、それをテーマに描くのであれば、
冒頭と最後の描写はもっと、切り取った心を、風景あるいはおむすびの味に投影して、作品の色彩を鮮明にしても良かったのかもしれない。

構成は申し分なく、「ベンチの左はしに座る
」等、細やかさには唸りました。

歳の割に幼い恋のやりとりは後に襲ってくる地震と津波の恐怖を際立たせる為でしょうか。
思惑通りに私はどきどきしてしまいましたが、
群衆のパニックなども描くと、もっと迫力があったかと思います。

いや、気持ちは痛い程わかりますよ(笑
赤翡翠さんも何処かのポイントで字数制限のリミッターを外したはずです。
それでも、まあいいや、と思いながらも、どこかで引っかかるんですよね、文字数が。破ってしまったあとでも、少なくしなきゃと考えてしまう。
だから、「どこを削ればいいか教えてくれ」となる。そして私が見る限り、不要な文章はなかったと思います。これってなかなかの褒め言葉じゃありません?

ともかく、お疲れ様でした。なかなか難しい課題だったと思います。
課題とは別に作品があればそちらも読ませていただきたいな、と思いました。

拙い感想で申し分くありません。寝ます。失礼しました。
001462018/02/17(土) 16:21:45.37ID:FbG/Ml4n
皆様、ご講評ありがとうございました。

前回まで、泣かせる話、喜劇と、かなり頭を捻って書いたつもりです(それが結果にはなかなか現れていませんでしたが)。
技巧的なことに寄って、自分の人間性というか、書き手として自分の心情を寄せるようなことはありませんでした。

それに比べて今回は、かなり素で書きました。
悲恋ものということで、恋愛の一番盛り上がる告白直前、それを奪う災害、苦しい記憶を引き出す別の五感(今回は味覚)、というものをまとめたいなと思ったのです。
登場人物を未成熟な年齢にして、愛だの恋だのの確信をまだ持っていない状態で、宙ぶらりの心境まま年月だけが過ぎていく。
というようなことを描ければよかったのですが、爆散した、という感じです。

書いているときには想定読者の年齢を設定しなかったので(内容的にはせいぜい中学生女子までだと思います)、手が進むように書いた細かすぎる描写が合ってないなとは、投稿後に気が付きました。
しかし、見直そうといざファイルを開くと、字面が視界に入ったとたんに分からなくなるのです。頭のなかでは客観的に批判できるのに、目の前の文章に惑わされてしまう。推敲は苦手です。
001562018/02/17(土) 16:22:43.37ID:FbG/Ml4n
それと、今回思ったのですが、頂いたお題そのままに突き詰めればいいのに、どうも回り道をしてしまうようです。
前回の喜劇の作り方に続いて、>>7さんにご教示いただいたような悲恋物、災害物のあり方について、いわゆる王道が自分の中にないことが致命的な欠陥となっていて、そのせいなんだろうと思っています。
プロの方は、そういったことを意識されなくても自然とわかっていらっしゃるのでしょうね。

王道、という言い方はちょっと誤解を生むかもしれません。
ただ、人間が心を動かされたり、行動を起こしたりするのには、ある程度のパターンがあると思っています。感情は生化学的な現象だと思うので。

今回は文字数違反をしてしまいましたが、指定された文字数内でおさめるのあれば主題を一つのことに絞って、そのためにどこを書くのかの取捨選択が必要なのかな、という考えがぼんやりと浮かんでいます。
001662018/02/17(土) 17:03:25.31ID:FbG/Ml4n
>>7

専門家の方なんだろうかと思えるほどに、とても学ばせていただいています。

ご指摘のことはつまり、自分の選んだ材料についての研究の足りなさが原因です。
私には発想力はないので、普通に考えられることをできるだけ丁寧に書くことで読んでもらうしかないのだな、と今回つくづく思いました。その丁寧さを裏打ちする深掘りが今後の課題になると思います。

一番初めに投稿したときには、ただ、頭に絵が浮かんだことを文字に落としながら、ほっとする結末にして書いた自分が救われたい、と思っただけでした。今は、書いたもの対する自分の気持ちが少しつかみにくいな、と思っています。

>>11

せっかくいただいた課題をなんだか無駄に使っているようで心苦しいです。ごめんなさい。

今回は書くことを複数立ててしまって、その優先度をつけないままに書き進めたのが敗因だったと思います。そのせいで課題に沿うべき部分がおざなりになってしまいました。
手癖で書く、という言葉を、今、苦味とともに実感しています。

毎回毎回、課題が難しいです。正直、苦しいと思います。でもやり遂げたい。
今度は準備をしてから書こうと思います。

>>12

私の質問にお答え下さってありがとうございます。
圧縮すべき箇所もあるけれど、今のストーリーを変えずとも、設定を少し変えればばっさりいけそうな部分はありますね。なるほど。

ドラマチックさ。足りないですよね。緩急の急がない。
自分がぼんやり生きているのがそのまま表れているのかもしれません。

。」の句点は、手癖です。ついつい打ってしまう。5ちゃんの他スレでも、書いてから必死に消しています。
句点は読んでいて緊迫感を奪うというか、堰き止める力がありますよね。


>>13 ロム猫さん

ご贔屓くださってありがとうございます。贔屓目が過ぎますよ。もっと厳しくお願いします。

それはそうと、色が鮮明でないとのご指摘、なるほどなと思いました。
今回のは少女漫画です。背景がホワイトで飛ばされてキラキラした感じ。
でもそれは絵があって初めて成立するもので、私の筆力では文字への置き換えは到底及ばないことがよくわかりました。
全体のイメージが薄ぼんやりなので、人物はきちんと立たせないといけなかったな、とご指摘より思った次第です。

文字数は、本当にごめんなさい。
短編にまとめるというのは、構成力も必要だし、そこで過不足なく説明する言葉の運用力も必要で、難しいことだと思います。
だらだらと長くするほうが簡単ですよね。

外部サイト的に何かお察しされることがあったかもしれませんが、まあ、そこは触れないでおいて下さい。

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またそのうち、今回の課題は書き直してみたいと思っています。
みなさま、どうもありがとうございました!
0017創る名無しに見る名無し2018/02/17(土) 18:09:07.41ID:80tRgrN8
もう採点も作者の弁も出て決着してしまったようだけ、一応、書いてみたよw

「おむすび」は、同じ作者による「墓参りとお供え」と同じ構造のストーリーだろ。
で、「おむすび」で作者がやろうとしていたことは、視覚によらない「触覚」による感情の表出だろ。
それは「5センチの細いヒール」が土に「ずごっと」突き刺さるシーンで予告される。
この小説で唯一重要だったのは、固さvs柔さ、おにぎりvsおむすび、という対比だろ。
【回想・津波以前】
>三角形の頭頂にかぶりつく。白米部分が舌に触ると、米一つ一つがほどけて口内に散らばっていくように感じた。
>しかし、おにぎりの成形がゆるすぎるということもなく、手の中で崩壊する心配もなさそうだ。急いで噛んで飲み込む。
【現在・再訪】
>あのときのおむすびとはとても似つかない、不恰好で米の粒がつぶれたおにぎりだ。
>包みのあいたところに口をつける。固い。思い切って上の前歯を差し込む。米の粒は固まったまま、ばらばらになる気配もない。
ただ、握り飯vs産巣日という語源的なイメージだけで、「おむすび」は「結衣」が津波以前の世界を「回復」させる呪具となりうるだろうか? 
この「おにぎり」のような機能をもった物資を、小説的「装置」と呼んでもいいと思う。
しかし果たして、「おにぎりvsおむすび」は十分に「装置」たり得ただろうか?
「墓参りとお供え」における「牡丹餅?」がうまくいって、「おむすび」が不発に終わった理由は、まさに「お握り」が十分に固くないからではないか。
冗談でもなんでもなく、冷めて固くなったオニギリを炙って「焼きオニギリ」にする必要があったのではないかったか?
いやそれでは「食感」が違う、といえばその通りだけど(笑)。
それにタイトルを「おむすび」などとするのは、作者の意図がバレバレで下策。
0018創る名無しに見る名無し2018/02/17(土) 18:11:33.60ID:80tRgrN8
>決着してしまったようだけ(ど)
>必要があったのではな(い)かったか
0019創る名無しに見る名無し2018/02/17(土) 23:53:08.79ID:luThWoID
>>16

読んだのが空腹時だったから、おむすび描写が飯テロになった

次も楽しみにしてる(飯テロをじゃないぞ)
0020創る名無しに見る名無し2018/02/18(日) 03:23:24.89ID:4jBYUHzL
2500字、全然無理です。災害のシーンに集中して別の話を書いてみたら、さっきのより長くなりました。もうやだ。どうしてこうなる。
どなたかお手本を読ませて下さい。


>>17
どうもありがとうございます。締めたのが早くてすみませんでした。
ちょっと早まりました。

そもそもなんでおにぎりなんか使ったのか、って話ですよね。なんでだろう。
物語上、必然性もないし、登場人物の設定的にも不適切なものだったように思います。

それに今読み返すと、以前の饅頭はそれはそれで舞台装置にはなり得ていない気がします。
登場人物の心情を取り戻すきっかけになるのはむしろ椿の種の方のはず。
饅頭は、神とか妖怪のもので、あの世のものに手を出すと後戻りできないよ、というもので、
その後に出てくる女童がお化けであることの布石だったのです。
かなり説明不足でしたけども。
つまり、どこをとっても成功していない。

タイトルは、難しいです。

>>19

お優しい一言、痛みいります。
0021創る名無しに見る名無し2018/02/18(日) 09:35:44.26ID:peS2RXeo
>>20
うーん。おにぎり:おむすび の機能については最大限褒めたつもりだったんですが……。
>あの世のものに手を出すと後戻りできないよ
結局、「おむすび」という小説も、失われたものを呼び戻す儀式? を描いたものでしょ? 
主人公の自作自演にしろ、後戻りできないものを召喚しようとしているわけだから。
そのための呪具として「おむすび」より「饅頭」の方が優れている、という話です。
「椿の種」というのは、いってみればテーマ(小説の主題)にあたるものでしょう。
饅頭やおむすびというものはまた別物。こういう横滑り的な要素が入ってくるから、小説を読む甲斐があるあると思うな。
まあ作家さんがスルーしたものについては、スルーするしかないから黙るけどw
0022創る名無しに見る名無し2018/02/18(日) 12:31:10.50ID:4jBYUHzL
>>21
夜中のテンションが卑屈すぎて、その勢いでレスしてしまいました。
すみません。補足くださりありがとうございます。

私の書きたかった「触覚が記憶を引き出す」という部分に着目くださってありがとうございました。
この方向で突き詰めるなら、感触が記憶によりクリティカルに刺さるような設定を加えるか、そうでなければ違う種類の呪具で考えるべきだったのかなと、思っています。
例えば、これが親子の物語ならもっと説得力があったでしょう(食べ物の記憶は家族と結びつきが強いので)。
おにぎりという装置が「十分に固くない」とは、そういうことかなと推察しましたが、合っていますでしょうか。

それから、種と饅頭がどう区分できるのかのご説明をありがとうございます。
確かに両者は対等ではないはずなのに、無理やり対になるものだとしてしまって、違和感もありました。

いつもご指摘くださる内容が私の頭を越えていて、十分に受け止められず申し訳ないですし、悔しいです。
勉強不足を感じています。インプットに励みます。
0023創る名無しに見る名無し2018/02/18(日) 23:36:07.10ID:peS2RXeo
>>22
十分に自覚的な書き手であることがわかりました。
しかも「おむずび」などを使うことはごく自然な発想として出てきている点も良い感じ。
あからさまな仕掛けは逆効果ですからね。
今回の投稿テキストは、結局、第三者が出てこなかった点も問題でしょう。
三人称にしたけれど、結局、主人公の一人芝居みたいな内容でしたからね。
ヒロインが「おむすび」を頬張ることによって誰を回想しているのか? 最初は語り手にはわからないとか、そういう書き方もあったかなと。
触覚でいえば、図書館の本に米粒の手触りが残っていて、ヒロインがその本を探し出し、手で感触を確かめるとか。
なかなか面白そうだなw
この路線で書いて行けばいいじゃないかな。
0024創る名無しに見る名無し2018/02/19(月) 01:32:21.68ID:PwxwVFJU
更なる解説をどうもありがとうございました。
三人称の選択も、話を作る上で戦略的に選ばないといけないものなのだなあとようやく思い至りました。

話を書くということは、一見簡単そうでものすごく奥深いものなのだなと今回つくづく思いました。
またよろしくお願いします。
0025創る名無しに見る名無し2018/02/19(月) 07:41:28.74ID:uBnIlZig
ちなみに昔から読んだ記事にこんなものがあったな、と記憶をたどり調べました。

参考までに。

神の力を授かるために米を、山型(神の形)にかたどって食べたものが「おむすび」。「おにぎり」は「にぎりめし」の転じたものと言われています。つまり「おむすび」は三角形でないといけなくて、「おにぎり」はどんな形でも良いというの説が濃厚です。


いや、だからなんなんだと言われればそうなんですが……
0026創る名無しに見る名無し2018/02/19(月) 11:16:26.09ID:IsODCGP8
>>25
これは重要なことですよ! 
小説ですからね、こういう「違い」から意味が生まれてきたりするわけだから。
一見瑣末なものほど注意しないといけない。
おむずびの方が柔らかい、というわけではかならずしもない、というところが弱いかな。
布巾をつかってふわっと握る、三角形になるようにぎゅっぎゅっと握る。
どちらが柔らかいといえば後者ですね。
椿:饅頭=おむすび:おにぎり
という等式になれば良かったかもしれません。
0028創る名無しに見る名無し2018/02/19(月) 11:58:59.41ID:IsODCGP8
>どちらが柔らかいといえば前者○(×後者)ですね。
0030創る名無しに見る名無し2018/02/19(月) 22:00:45.36ID:dUI9ru/m
ぼ、ぼ、ぼくは、お、お、おにぎり派なんだな。
0031創る名無しに見る名無し2018/02/19(月) 22:31:01.59ID:dUI9ru/m
>>6
>でも家を出る前に姿見で確認した自分は、肩まで伸ばした髪の毛と服装ですこし上品に見えて「そこそこいい線いってる」と思った。それが遥斗の好みかどうかはわからないけど。

こことか、どう見ても主人公の一人称で書いている。
三人称と一人称をごちゃまぜにしないほうがいいです。
0032創る名無しに見る名無し2018/02/19(月) 22:49:18.66ID:dUI9ru/m
>>6
あと、内容は悪くないんだけど、良くも悪くも内容が普通で、独特な視点とかが感じなくて
もう少し、あなたしか書けないような個性、感性をどこかに入れて
「こういう見方はこの人ならではだな」っていうオリジナル感を出すようにしたほうがいいと思われ。
0033創る名無しに見る名無し2018/02/19(月) 23:06:43.80ID:IsODCGP8
間接話法/自由間接話法
0034創る名無しに見る名無し2018/02/19(月) 23:15:23.13ID:dUI9ru/m
ずっと、「結衣は思った。」「結衣は感じた。」で進めていって
じゃあ、突然
「確認した自分は」「それが遥斗の好みかどうかはわからないけど。」
は誰が思ってるんだ?ってなる。
語り手か?結衣か?
この”自分”は結衣だろうけど、「結衣は」と三人称で書き進めておきながら、
なんで、いきなり地の文に「自分は」と書くんだ?ダメだろ。
0035創る名無しに見る名無し2018/02/20(火) 01:00:31.29ID:b8kP33fY
「良い作品だと思いましたよ。相変わらず筆力も高いし」と言ってしまうロム猫は見る目がないってことだな。
0036創る名無しに見る名無し2018/02/20(火) 01:32:56.93ID:AyVtoh/M
>>16
「少女小説」を書いた理由、選んだ理由が
批評への返答読んでいて釈然としない。

勝手な心象だけど、恋愛モノの描きやすい少女漫画テイストの話を書いたら、結果的に対象年齢の低い作品に仕上がった、という感じ。もしくは少女漫画テイストというのも後付けに思える。
前作にも感じたけど、課題をこなす為に自分の本来の作風を捻じ曲げてる気がしてならない。
勿論、幅広い作風で書く能力の育成も必要なのかもしれないけど、それは今磨くことじゃないと思う。
読者層を想定せずに書いたと言ってるけど、これは課題作で、このスレに投稿するモノなのだから、このスレ住民が読者層だと自ずと決まってない? 結果的に、読者層が「せいぜい中学生女子」になったのはまずいと思う。

>今回のは少女漫画です。背景がホワイトで飛ばされてキラキラした感じ
とあるけど、これを描くからといって、登場人物の少女のレベルに小説自体が下がる必要はない。(つまり、「少女小説」である必要はない)キラキラした世界にいる少女を俯瞰して描くことも出来る。

主人公に高校生の少女を選んだことも、掘り下げてみれば物語のヒントになる。
少なからず高校生の少女(少年にも当てはまると思うが)は、どこか夢見がちで、現実が見えていない。思いをよせる少年を完璧な存在と思い込んでいる。その恋を純粋で永遠のものとすら思っているかもしれない。
そして、成長するにつれ、様々な現実と向き合う中で、人の悪い面にも目を向けられるようになる。それを許容出来る人間になれる。
しかしもしまだ夢の中にいる途中で、それをもぎ取られたらどうだろうか。
少女にとって少年は永遠に完璧で純粋な存在になる。青春の一瞬のときめきで終わったかもしれない恋は、その悲劇によって一生彼女の中に残るだろう。
例えばだけど、このようにイメージを膨らませることもできる。
それを踏まえ、俯瞰した視点から
キラキラとした夢の中に世界に浸る少女を描きつつ、失われた恋に縛られ続ける切なさ、さらには、災害の恐ろしさを描く方法もある。

自己分析の
>その丁寧さを裏打ちする深掘りが今後の課題になると思います。
が、まさにその通りだと思う。
人物造形、人物選択も含めて、練ってほしい。
0037創る名無しに見る名無し2018/02/20(火) 01:45:30.09ID:b8kP33fY
かつて宮崎駿が「宮崎アニメに出てくる少女はオシッコもしないような少女しか出てこない」と言われて
宮崎駿は「じゃあ、オシッコの似合う少女が見たいか?」と反論していたが
ようするに、男が少女を描くとそうなるってことだろうけど、
はたして今の若い女性読者層はそれを見てどう感じるか、時代錯誤の感も無きにしも非ず、
けっきょくは、男が妄想で書いた女性像の押し売りでしかないなっ、ってことも言える。

このスレって男ばかり?女性の意見はどうなんだろうね?
0038創る名無しに見る名無し2018/02/20(火) 04:45:20.33ID:5p4MfFE2
>>前スレ

タケルをボクに置き換えて一人称にしても文字をいっさい変えなくても成り立ってしまう。
それはタケルで書いたように見えて、実は三人称として描けていないからである。
ようは何のために三人称で書くのかを書き手が理解してないから。

何が問題? 表現の幅はたくさんあった方がいいんだよ。作者が意図的にやってるかもしれないし。
0039創る名無しに見る名無し2018/02/20(火) 06:26:48.53ID:R9bFXaSX
遠慮なく酷評するスレでありながら荒れもせず賑わってる理由が知りたい。
0040創る名無しに見る名無し2018/02/20(火) 09:07:18.01ID:Mhq0qT/8
前スレ
>>838

>文章の量に比べ「タケルは」が多すぎる。
なるほど。

>あと、タケルをボクに置き換えて一人称にしても
これ本当ですね。気づきませんでした。三人称で書いてたつもりが一人称に...?不思議です。
0041創る名無しに見る名無し2018/02/20(火) 14:13:46.73ID:550ii4Ka
>>40
新スレ移行してから前スレに投稿された作品なので
もう一度こちらに貼ってみてはどうです?
ちょうど作品待ちの空気だし
きっとWinWinですよ。

>>39
レスは厳しめでも
思慮深い人が多い気がします。
0042さかき2018/02/22(木) 02:22:11.35ID:hW0KmYUA
批評お願いします。

「猫とメガネと天気管」
重いカーテンが窓を遮っている。
猫には開けることができず、下を潜ることもできない。
天気管は言った。
「今日は晴れだ」
猫は知らない。
窓の向こうには、澄み切った青空があることを。

猫は真っ暗で広い部屋にいる。
そこにはメガネがいる。
メガネは喋らないが、音を出す。
「トン、トン、トン」
その振動で、猫はメガネに気付く。
振り返る猫。
反対から触れられる手。
猫にはメガネが分からない。

天気管は言った。
「今日も雨だ」
猫は知らない。
窓の向こうには、たくさんの雫で埋め尽くされていることを。
「トン、トン、トン」
振り返る猫。
鼻先を撫でる手。
猫は知っている。
メガネには手があり、足があり、顔があることを。

重いカーテンは、ずっと窓を遮っている。
だけど、カーテンが開いていた時もあった。
天気管は言った。
「今日も雨だ」
猫は壊した。
窓の向こうを告げる、お喋りな天気管を。
「トン、トン、トン」
振り返る猫。
猫を持ち上げる手。
猫は知っている。
天気管も、窓の向こうを知らないことを。
放される手、落ちていく猫。
砕けた天気管が、猫を貫く。
猫は知っている。
カーテンを閉めたのは、メガネということを。
0043創る名無しに見る名無し2018/02/22(木) 09:08:11.63ID:6/vLMXTr
これは「詩」だな。
0045さかき2018/02/22(木) 11:07:09.97ID:hW0KmYUA
>43
ごめんなさい、場所が違いました。

>44
わざわざありがとうございます。
0046創る名無しに見る名無し2018/02/22(木) 11:51:56.43ID:6/vLMXTr
>>45
詩も投稿できると思うけど、現代詩を批評できる人はそんなに多くないだろうねw
できれば、同好の士がいるスレに投稿するのが良いよ。
0047創る名無しに見る名無し2018/02/22(木) 17:37:08.97ID:I9WeWXMP
>>42
猫虐待、みたいなタイトルが浮かびました
天気管はブラウン管?

詩とお話の中間みたいな作品ですね
詩にしたいならもっと一瞬の切り取り
お話にしたいなら具体性を

煮え切らない感じがします
0048創る名無しに見る名無し2018/02/22(木) 20:50:16.52ID:qCoJPQ0J
>>42
違うスレに移ってしまったかもだけど、一応

直すべきところ
>窓の向こうには、たくさんの雫で埋め尽くされていることを。
→窓の向こう「は」…埋め尽くされていることは。
ただ、晴れの時が「窓の向こうには、…あることを。」だから、それに合わせて、「…には、…あることを」に統一してもいい思う。

>重いカーテンは、ずっと窓を遮っている。
だけど、カーテンが開いていた時もあった。
→カーテンが開いている。
>猫は壊した。 はある特定の日だから、開いていた時もあった、では変。

以下は、提案。
>「今日も雨だ」 →「今日は雨だ」
この文章において、天気管は喋りはするが、一方で無機質な存在であると良いと思う。そのために、淡々と天気を告げる印象を出すために「は」の方がいいかと。

>反対から触れられる手。
情景が浮かばない。反対が、なんの反対か分からない。
それと、ここでメガネの「手」を表現してしまって良いのだろうか。この段落までは、「メガネは「擬人化」されている」と読者をミスリードしているので、「手」は出さない方がいいかと。
>猫にはメガネが分からない。
曖昧な文書。猫にはメガネの(気持ち)が分からないってこと?
それと、全ての段落の最後が、
「猫は、知らない/知っている」
「…は、であることを」
なので、それに合わせるのもいいかと。
猫は知らない。
メガネが、何を考えているのかを。
とか?

>その振動→その音
0050さかき2018/02/23(金) 00:51:29.53ID:UU1HLCWQ
>48
コメントありがとうございます。
>44に立てていただいたスレに移りました。
0052創る名無しに見る名無し2018/02/23(金) 01:44:36.46ID:mU3Kjgb0
ですよねえ。
0053創る名無しに見る名無し2018/02/24(土) 00:47:55.67ID:TC3rA5N8
<テンプレ まとめ1/2>
>>1>>49
予定より早くなりましたが前スレでのテンプレ談義のまとめです。
次スレの季節になりましたら必要に応じてご再考のうえお役立てください。

<残課題:検討詳細は前スレをご参照ください>

あなたの文章真面目に酷評します Part106
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1515357787/922

【1】あとはお役立ちリンクを充実させるというのはいかがでしょうか。
【2】950くらいまでスレ立てするレス数あげた方が安心かもしれない。
0054創る名無しに見る名無し2018/02/24(土) 00:48:35.36ID:TC3rA5N8
<テンプレ まとめ 2/2>
以下、テンプレ草稿。
1レス目。

あなたが書いた小説・論説文・エッセイなどの文章を真面目に読み、感想・添削・批評を行います。

■過去ログ
前スレ
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1518714806/

まとめwiki
ttp://www6.atwiki.jp/kata/

■投稿する人へ
投稿する前に読み返しましょう。
投稿が複数レスにわたる場合は、1/2のように、全体レス数がわかるようにしましょう。
投稿には「批評お願いします」等、投稿であることがはっきりわかるように書き添えましょう。
他人の文章のコピペ、作者になります行為は厳禁です。外部リンクを貼る場合はサイト内にその旨を表記する等、作者本人がアップロードしていることが分かるようにしてください。
文量が多い場合は外部リンクを貼ったほうがいいかもしれません。
もしも文章を無視されてしまったら、もう一度批評をもらえるように頼んでみましょう。目についたものから批評していくので、見落としもあります。
罵倒には返レス不要です。辛辣なことを言われても落ち込みすぎないように。批評をした人とあなたの相性が悪かったのかもしれません。
ただ、あなたの作品をそういうふうに受け取る人もいるということを心にとめておいてください。

■批評する人へ
当スレは投稿者を育てるのが目的なので、できるかぎり良い所と悪い所を具体的に挙げて投稿者が納得する形で批評をしてあげてください。

■次スレ
次スレは>>970を踏んだ人がスレ立て宣言をして立ててください。
現行スレを埋めて次スレに移行してください。


2レス目。
■参考:原稿入力時の約束事と諸注意

○段落の行頭は一字下げる。
○……三点リーダーは基本的に2個で1セット。
○「 」カギカッコ内最後の句点は省略する。
0056創る名無しに見る名無し2018/02/24(土) 13:01:44.30ID:A58j8f27
773 名無し物書き@推敲中? 2018/02/24 12:55:18
添削係の輝かしい功績まとめ

連投を繰り返し酷評スレを支配する

酷評スレにれつだんを呼ぼうとするが、「結果残してもないのに人の文章にどうこう言えない」断らられる

断られた腹いせに酷評スレでれつだんを中傷しまくり、スレが荒れる

酷評スレを追い出されるが、「全部れつだんのせいだ」と逆恨み

酷評スレにいた直哉というコテにターゲットを変える

「直哉は俺好みの美少女だ」と思い込み365日24時間体制でストーキングしコテ引退に追い込む

直哉に嫌われたこと、酷評スレを追い出されたこと全ての原因はれつだんにあると、365日24時間体制でれつだんをストーキングしまくる
(れつだんは詐病、不正受給、ハゲ、等々)

ダンベル事件が起こる
(添削係「れつだんは高いダンベルを買って金を無駄にした。俺に相談しておけばよかった」

れつだん「ダンベル買ってない、部屋の画像もうpする」
添削係「れつだんはいつも俺に心配かけさせる!」
れつだん「ダンベル買ってない」
添削係「ダンベル買ってるだろ!嘘つくな!」)

れつだん、コテを引退する

ターゲットを違うコテに変える
0060創る名無しに見る名無し2018/02/24(土) 14:36:32.73ID:A58j8f27
604 添削係 ◆N44sgTGsiA 2017/07/23 15:33:06

http://images.dannyc...76e0fbf114a69aae.jpg
この画像でもだいぶ抜いた。
俺外人好きだし。というか、外人の女の子の……なロリ動画で抜きまくった。
でもそれは諸事情により公開できませーん。恥ずかしいので。ごめんね。

ごめんね、直哉。でも、直哉も好き。
0061創る名無しに見る名無し2018/02/24(土) 14:39:46.38ID:A58j8f27
れつだんスレでれつだんを粘着する添削係さん


334 名前:名無し物書き@推敲中? [sage] :2017/12/22(金) 12:23:24.05
筋トレのために買ったダンベルはどうなってる?
部屋の肥やしになってるのか?
それと生活保護なら正直に言えよ。公金で生きてるんだからな。

336 名前:名無し物書き@推敲中? [sage] :2017/12/22(金) 12:33:10.38
筋トレのために買ったダンベルはどうなってる?
筋トレのために買ったダンベルはどうなってる?
筋トレのために買ったダンベルはどうなってる?
筋トレのために買ったダンベルはどうなってる?
筋トレのために買ったダンベルはどうなってる? 
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)

338 名前:名無し物書き@推敲中? [sage] :2017/12/22(金) 12:36:51.61
生活保護なら正直に言えよ! れつだんいいか! ちゃんと言うんだぞ!
大人だろ! 嘘つくなよ!

342 名前:名無し物書き@推敲中? [sage] :2017/12/22(金) 12:57:58.69
ダンベルかってカネをドブに放って、その金が血税から出てても許してやるよ
不正直だったり嘘をつかなければな。

れつだんみたいな奴が生活保護以外で金貰ってる方がおかしいし、
働くことも出来るのに甘えてるんだろ?
お前馬鹿だな。全部お見通しだぞ。

まあでも俺は寛大に許してやるよ。いいから白状しろ。
0063創る名無しに見る名無し2018/02/24(土) 14:43:34.40ID:A58j8f27
298 名前:第七レツダン ◆awSGNF2WBOkJ [] 投稿日:2017/12/24(日) 09:46:47.04
小説で死ぬことはないよね。
僕みたいになろうがなるまいが、他人には関係ない話。

そうやって他人の人生に介入して、ウンヌンカンヌン言う人っているよねぇ。
他人の人生なんだからどうでもいいじゃん。

299 名前:名無し物書き@推敲中?[sage] 投稿日:2017/12/24(日) 09:47:15.83
だからまず、書くより先に短編のミステリーを読み込んだらどうだ?
私はミステリーなんて書かないし、意見も碌に言えないけど、いきなり書いても碌なものにならないことはわかる。
字数制限つけて書いたらかっこいいかもしれないけど、意味はない。

300 名前:名無し物書き@推敲中?[sage] 投稿日:2017/12/24(日) 09:48:00.99
>>298
関係あるぞー。
何でかわかるか? 日本の作家が全員あんたみたいになったらもう日本の終わりだからだよ。

301 名前:第七レツダン ◆awSGNF2WBOkJ [] 投稿日:2017/12/24(日) 09:48:04.83
その人が間違った方法をとったとして、君になにかデメリットがあるのかね。
親じゃあないんだから、他人に口出ししちゃいけませんよ。

302 名前:第七レツダン ◆awSGNF2WBOkJ [] 投稿日:2017/12/24(日) 09:51:08.62
>>300
なるほど、そのために活動しておられるのですね。
日曜日の朝っぱらからご苦労様です。

でも、君のやり方に従っていても日本は終わると思いますがね。

絶対的な自信があるんだろうけれど、誇大妄想はほどほどにしておかないと。
0064創る名無しに見る名無し2018/02/24(土) 14:45:07.40ID:A58j8f27
303 名前:第七レツダン ◆awSGNF2WBOkJ [] 投稿日:2017/12/24(日) 09:51:39.67
ていうか別に、日本が終わろうが終わるまいがどうでもいい。
もう終わってるようなもんだし。

304 名前:第七レツダン ◆awSGNF2WBOkJ [] 投稿日:2017/12/24(日) 09:53:53.34
人のすることなすことにいちいち口出しする間抜けっているよな〜。

「創価学会は素晴らしいから、あなたもやりなさい!」って熱弁する学会員みたい。

そんで「いや、興味ないんで」って返すと怒り狂う。

不毛なことだってわからないんだろうな。
自分が一番、自分が基本、自分が中心だから。

305 名前:第七レツダン ◆awSGNF2WBOkJ [] 投稿日:2017/12/24(日) 09:56:07.26
日本が終わるのを回避するために活動しておられるみたいだけど、
別に君が活動しようがしまいが、終わるときは終わるし終わらないときは終わらない。

ネットで活動したって無意味なんだから、どこそこへ行ってデモなりなんなりすればいい。

僕は別に日本が終わろうが終わるまいが興味がないので、君の活動は否定します。

309 名前:第七レツダン ◆awSGNF2WBOkJ [] 投稿日:2017/12/24(日) 10:01:39.83
単に僕は、自分でやって読んで見て聞いてから、それがどうなのか考えたいだけ。

たとえば、ゲームとか映画とか活字でも評価が最悪なのがある。
「買わないほうがいい」「観ないほうがいい」「読まないほうがいい」
といくら言われても、自分で体験しないと気が済まない。
そのあとどうこう言う。

だからそういうのを真に受けて、体験してもないのにどうこう言うヤツが一番嫌い。
0065創る名無しに見る名無し2018/02/24(土) 14:46:02.09ID:A58j8f27
318 名前:名無し物書き@推敲中?[sage] 投稿日:2017/12/24(日) 12:48:18.54
>>309
つまらないものを読んでも成長しないから自分が損するんだけど
そうやって損を重ねた結果文才が成長してないとしか思えない

320 名前:第七レツダン ◆awSGNF2WBOkJ [] 投稿日:2017/12/24(日) 12:50:57.20
>>318
たとえそうだとしても、別に構わないんだよ。
僕の人生なんだから、僕がよければそれでいい。

僕の文才が成長していないとして、君になにか迷惑をかけたかな?

321 名前:第七レツダン ◆awSGNF2WBOkJ [] 投稿日:2017/12/24(日) 12:55:07.15
だから言ってるだろ、親や友人でもない赤の他人が人の人生に介入するんじゃあない、と。
自分のルールを人に押し付けるな、と。

これが理解できないみたいなんだよなぁ。

まぁコテの時からそうだったよね。

いちいちいちいち僕の世界に入ってこようとする。
おめぇなんて相手してねえんだよ馬鹿が。

友人でも気取ってやがんのか?
頼むから消えてくれよマジで。

なんかあるたびに突っかかってくることしかできない人間以下のゴミクズは、
ダンベルだの生保だのなんだの一生言ってろ。
0066創る名無しに見る名無し2018/02/24(土) 14:48:10.14ID:A58j8f27
387 名前:名無し物書き@推敲中? [sage] :2017/12/24(日) 15:08:56.18
れつだんさ
俺はどんなことがあっても絶対にノーベル文学賞を取るし、
俺の音楽と文章が好きな女性が精子バンクに殺到する位人気になるよ。(あくまで比喩だけど)
前も言ったけどな。全世界の人がその位俺を必要としてくれるようになるまで頑張るよ。

応援してくれよ。

他人に関心がないなら応援できるだろ?

もし応援できないなら、他人に関心があるんだからお前は嘘つきだな。
俺はな、馬鹿と嘘つきが嫌いなんだよ。わかるか?
だから引退しろ。

388 名前:名無し物書き@推敲中? [sage] :2017/12/24(日) 15:10:34.35
とにかく俺はノーベル文学賞を取るよ。
そしたら新しい賞を作って、筒井康隆さんにあげるよ。
もし筒井氏が亡くなっていてもあげるよ。

だから応援してくれ。応援できないなら他人に関心があるということでお前は嘘つきだ。
(以下略

390 名前:名無し物書き@推敲中? [sage] :2017/12/24(日) 15:35:20.81
無視するって事はお前は嘘つきなんだな。
じゃあ今度から嘘つきれつだんって呼ばせてもらうわ。
0067創る名無しに見る名無し2018/02/24(土) 14:50:44.61ID:A58j8f27
添削係の悲しい生い立ち

・酷評スレで毎日暴れて荒らし回り、酷評スレを追い出される

・酷評スレにれつだんを呼ぼうとするも「自分ごときが他人の文章に文句をつけられない」と断られる

・それかられつだんを目の敵にして粘着を続ける

・直哉というコテを女の子だと思い込み毎日ストーカーを続け、直哉がキレてスレを去る

・30代半ば、童貞、統合失調症、福祉作業所通い

・名無しでもコテでも、二言目には「れつだん!」「れつだん!」

・れつだんが筋トレを始めると自分も筋トレを始める

・れつだんスレに常駐し粘着を続ける
0068創る名無しに見る名無し2018/02/24(土) 14:51:52.72ID:A58j8f27
872 名前:第七レツダン ◆awSGNF2WBOkJ [] 投稿日:2018/01/04(木) 13:54:35.25
だって僕ダンベル持ってないし、筋トレグッズは部屋に一つもないのに、
ダンベルダンベル言い続けてたし、
僕毎日労働してるのに、無職で生保だと言い続けてたし、

つまり、自分の頭のなかで「◯◯は△△なんだ」と思い込むと、それが絶対になる。

それは前から僕も言ってたことじゃん。
思い込みが激しいんだよ。

877 名前:名無し物書き@推敲中?[sage] 投稿日:2018/01/04(木) 14:00:27.00
>>872
嘘つけ
注文したと言ってたぞ
そうやって嘘つくから何言っても信用されないんだよ

878 名前:第七レツダン ◆awSGNF2WBOkJ [] 投稿日:2018/01/04(木) 14:02:08.26
>>877
嘘じゃない。注文してない。
ほら、また思い込みじゃないか。

僕の性格だと筋トレなんてすぐに飽きちゃうのに、ダンベルなんて買うわけがない。
ベースだってもう触ってもないんだから。

880 名前:第七レツダン ◆awSGNF2WBOkJ [] 投稿日:2018/01/04(木) 14:04:25.60
ていうかさ、なんで、ダンベル買ったけど嘘ついて買ってないことにしなくちゃいけないの?
僕は、買ったものは買ったとスレで言ってるじゃない。

CD、ゲーム、プルームテック、本、とか、買ったものは買ったと言ってる。
なんでダンベルだけ嘘つかなきゃいけないんだよw
0069創る名無しに見る名無し2018/02/24(土) 14:53:34.16ID:A58j8f27
881 名前:名無し物書き@推敲中?[sage] 投稿日:2018/01/04(木) 14:04:42.06
URLを貼り付けてただろ
重さも自分ではとても持てないようなものを買って添削係が何か言ってた
俺は覚えてるぞ

882 名前:名無し物書き@推敲中?[sage] 投稿日:2018/01/04(木) 14:05:42.05
とても主張し続けられないような嘘をなんでつくのか

884 名前:第七レツダン ◆awSGNF2WBOkJ [] 投稿日:2018/01/04(木) 14:07:53.47
https://i.imgur.com/cLGMWLq.jpg
https://i.imgur.com/Emy6gT7.jpg

ほら、今撮影した部屋の画像だけど、ダンベルなんてどこにもないだろ?
ダンベル買ってないんだって!

886 名前:名無し物書き@推敲中?[sage] 投稿日:2018/01/04(木) 14:08:45.20
グロ画像
開くとウイルス

888 名前:第七レツダン ◆awSGNF2WBOkJ [] 投稿日:2018/01/04(木) 14:09:45.03
お前、直也は可愛い女だと言いまくってた時となんにも変わってないじゃないかw

直也は男だし、僕はダンベル買ってないし毎日肉体労働してるの!

889 名前:第七レツダン ◆awSGNF2WBOkJ [] 投稿日:2018/01/04(木) 14:10:42.70
>>886
グロ画像じゃないしウイルスでもない。今撮影した部屋の画像だ。
imgurなんだから。

わからないのか?
ダンベル買ってないし毎日働いてるの!w
0070創る名無しに見る名無し2018/02/24(土) 14:55:13.36ID:A58j8f27
891 名前:名無し物書き@推敲中?[sage] 投稿日:2018/01/04(木) 14:11:23.17
邪魔だから捨てたんだろう
カネはいくらでもあるんだろう
公金から出たカネが

892 名前:第七レツダン ◆awSGNF2WBOkJ [] 投稿日:2018/01/04(木) 14:11:45.95
>>890
いやだから、これが評価高いよってスレに貼って教えてあげたの。
話題提供だよ。
買うつもりはないし、買うとも言ってないけど、URL貼ったの。
嘘は一つもついてない。

893 名前:名無し物書き@推敲中?[sage] 投稿日:2018/01/04(木) 14:11:54.05
それで叩かれないと思ってんのかと

894 名前:第七レツダン ◆awSGNF2WBOkJ [] 投稿日:2018/01/04(木) 14:12:21.26
>>891
生保って毎月いくら出るか知ってる?
いくらでもあるわけないだろ。

896 名前:名無し物書き@推敲中?[sage] 投稿日:2018/01/04(木) 14:12:50.62
買うと言う話だったんだが

嘘ついても状況証拠が怪しすぎるし説得力がない

897 名前:第七レツダン ◆awSGNF2WBOkJ [] 投稿日:2018/01/04(木) 14:13:39.80
>>896
買うとは言ってない。
欲しいね〜ぐらいの感じ。

嘘ついてないんだっつーの。
なんで信じてくれないの?
0071創る名無しに見る名無し2018/02/24(土) 14:56:55.32ID:A58j8f27
898 名前:名無し物書き@推敲中?[sage] 投稿日:2018/01/04(木) 14:13:57.13
俺はれつだんに興味ないけどな
こんな嘘ばかりつく生活はしたくないというだけで

900 名前:名無し物書き@推敲中?[sage] 投稿日:2018/01/04(木) 14:14:30.40
>>897
本気で言ってるのか?
誰に向かってお勧めしたんだ?
違うというなら説得力のある主張をしてくれ

904 名前:名無し物書き@推敲中?[sage] 投稿日:2018/01/04(木) 14:17:37.13
俺は待っている
れつだんが帰ってきてちゃんと
「私のネットでの知り合いがROMっていたので勧めました。この人です!」
と説明してくれるまで待っている

れつだんが5ちゃんねるに現れたら質問しにいく
明日になろうが、来年になろうが質問する
れつだんが認めずに本当だと言い張るのだから致し方あるまい

906 名前:第七レツダン ◆awSGNF2WBOkJ [] 投稿日:2018/01/04(木) 14:19:42.94
>>904
ダンベルの話で盛り上がってたでしょ?
だからそこに書き込んでいる名無しに紹介するためにURLを貼り付けたの。


はい、ちゃんと説明したよ。
まだ理解してくれない?
0072創る名無しに見る名無し2018/02/24(土) 14:59:12.54ID:A58j8f27
927 名前:第七レツダン ◆awSGNF2WBOkJ [] 投稿日:2018/01/04(木) 14:38:19.37
>>924
ダンベル買ってない。

そうだね、これからは人の話はよく聞くよ。
だから添削係も僕の話ちゃんと聞いてね。

ダンベルは買ってない。

928 名前:第七レツダン ◆awSGNF2WBOkJ [] 投稿日:2018/01/04(木) 14:39:01.57
>>926
僕の金遣いが荒くて破産しちゃいそうだから心配してくれてるの?

どうもありがとう!^^
これからはなにに金を使ったか、スレで一切言わないようにするよ!


これでいいかい?

929 名前:名無し物書き@推敲中?[sage] 投稿日:2018/01/04(木) 14:39:03.55
色々買ったとは言ってたな

930 名前:名無し物書き@推敲中?[sage] 投稿日:2018/01/04(木) 14:39:41.63
>>928
要するにそういうことなんだよ
叩かれるようなことは言わない 未来を予測して行動する
これだけでいい
0073創る名無しに見る名無し2018/02/24(土) 15:00:51.51ID:A58j8f27
酷評よろしく!
0074創る名無しに見る名無し2018/02/24(土) 15:06:28.97ID:GMXEqBqT
酷評スレにかこつけて、他者を攻撃する行為を厳格に禁ずる。
投稿テキストに関係ない、スレチ、おしゃべり、一般論、横スレはご遠慮ください。
0077創る名無しに見る名無し2018/02/25(日) 14:22:26.22ID:nQxbLt3s
〜評価依頼作品、募集中です〜
0078創る名無しに見る名無し2018/02/26(月) 05:50:54.67ID:nl20Hic6
スレが止まってるみたいだからちょっときいてみたいんだけど、ここのスレの人は誰のどんな作品を読んでるの?
0081創る名無しに見る名無し2018/02/26(月) 12:03:37.16ID:UAeVpIQ+
投稿希望テキストに関係ないレスは、スレが荒れる原因にもなるのでご遠慮願います。
静かに投稿があるのを待て!
0084創る名無しに見る名無し2018/02/27(火) 20:32:29.14ID:KxVUo/51
このスレ創文に戻せよ
ここにあっても何の意味もねーわ
0085創る名無しに見る名無し2018/02/27(火) 21:01:47.03ID:3XuYEAMX
>>38
>タケルをボクに置き換えて一人称にしても文字をいっさい変えなくても成り立ってしまう。

に対して

>何が問題?

問題だらけです。問題ないと思う人は、ようは一人称と三人称の使いわけを理解してないということです。
0086創る名無しに見る名無し2018/02/27(火) 21:08:58.77ID:KxVUo/51
「問題だらけ」が正しいね
まあ、人称の問題は簡単ではないけどね
0087創る名無しに見る名無し2018/02/27(火) 21:18:18.01ID:KxVUo/51
三人称エライみたいな風潮があるけれど
単純に三人称で統一してしまうとライブ感が出ない。
0088創る名無しに見る名無し2018/02/27(火) 21:24:46.47ID:3XuYEAMX
少なくとも三人称で書くのなら、タケル視点じゃない描写を入れないと三人称で書く意味がないですよ。

ネット小説の多くの人が、主人公が体験したものを描写するだけで終わっていて
それはそれとしてあるけど、それしか書けないのであれば、それでは物語は膨らみまさん。
世の中に、ごまんとあるドラマや映画を含めての”物語”を見渡しても、ほとんどは
主人公が出ていない場面もあるはずです。つまり、一人称や、三人称になっていない、なんちゃって三人称でしか書けないと物語が成立しません。
三人称で書くなら、最低限でも主人公をもっと客観的に捉えて書かないと…。
0089創る名無しに見る名無し2018/02/27(火) 21:29:07.73ID:KxVUo/51
ドラマや映画と小説が同じかって問題はあるよね
執筆者は生身の人間だからカメラにはなり切れない
0090創る名無しに見る名無し2018/02/27(火) 21:31:54.47ID:3XuYEAMX
>>87
三人称で統一してしまえとは言っていません。
自分が書くべき内容が、一人称で書くべき話か、三人称で書くべきかを書き手はしっかり把握し選択しなくちゃいけないということです。

出版社の人が親切なら、こう訊かれますよ。
「これ、『タケルは』っていかにも三人称っぽく書いてるけど、何のためにそうしてるの?」って。
0091創る名無しに見る名無し2018/02/27(火) 21:36:55.23ID:3XuYEAMX
>>89
そういうことを論じたいわけじゃなく、三人称で書くのはどういう場合かっていうことを
簡潔に伝えたかったまで。
一人称で書ける内容を、無理に三人称っぽく書いて、「三人称で書きました」と言っても
「それはほとんど三人称で書いたことになってないよ…」と思うわけです。
0092創る名無しに見る名無し2018/02/27(火) 21:38:30.74ID:KxVUo/51
一人称、三人称
と単純に分けるのではなく第三の選択肢が必要ってことだよ
それがどういう物か明確には言えないけれど

貴方がおっしゃっていることはわかります
それとは別の問題としてね
0093創る名無しに見る名無し2018/02/27(火) 21:40:47.19ID:KxVUo/51
>>91
まあ、日本人の場合は仕方ないよね。
西洋人のような客観性が持てる人は稀だから。
0094創る名無しに見る名無し2018/02/27(火) 21:43:29.51ID:KxVUo/51
自分と書く対象が明確に分離されていないとそういう問題が起こる。
0095創る名無しに見る名無し2018/02/27(火) 21:47:35.02ID:KxVUo/51
だが、カメラに徹してしまうと描かれる人物のライブ感が出て来ない。
ドラマ、映画は役者が演じるから、カメラで撮ってもライブ感は出せるけど。
0096創る名無しに見る名無し2018/02/27(火) 21:55:10.79ID:KxVUo/51
一人称は主人公自身がカメラなり五感センサーになるってことですよね?
三人称だと視覚は良いけど、他の四覚に生々しさがなくなる。
0097創る名無しに見る名無し2018/02/27(火) 21:55:57.90ID:3XuYEAMX
>>92

一人称、三人称の選択肢がどういうモノか……、明確には
作家は極論でいうと、感覚でわかるもんなんですよ。
あ、これは一人称にしたほうがよくなる話だ、これは三人称で書くべきだよなってね。
ま、一人称、三人称の選択が作品として出来上がった時に活かされてるかが問題だと思います。
0098創る名無しに見る名無し2018/02/27(火) 21:59:07.40ID:KxVUo/51
>>97
いや、今はその二つのどっちでもダメってことです
第三のやり方じゃないと
0100創る名無しに見る名無し2018/02/27(火) 22:16:52.15ID:3XuYEAMX
>>98
第三のやり方って?

まぜこぜにするってこと?
それで応募すると、よっぽどオリジナリティーあふれる光る作品でないと
まず間違いなく、文章を書く最低限のスキル無しと思われてしまうのがオチだと思いますよ。
0101創る名無しに見る名無し2018/02/27(火) 22:19:23.35ID:KxVUo/51
応募はしません。
その道筋は考えていないから。

でも、単純に一人称、三人称ではダメなことはわかっています。
0103創る名無しに見る名無し2018/02/27(火) 22:29:03.53ID:3XuYEAMX
>単純に一人称、三人称ではダメなことはわかっています。

いや、基本として単純に一人称、三人称で書き分けれないのがむしろダメだと思われ。
第三のやり方なんて言い張っても、結局は読み手がわけわからない文章になるとは思いますよ。
プロを目指そうがアマで書こうが、他人に読んでもらいたいなら
理解しやすく読み進めやすいものを書かないといけなくて、それは同じことで。
0104創る名無しに見る名無し2018/02/27(火) 22:29:47.17ID:KxVUo/51
まず、出版社のフィルターを信じていませんから。
それを通過して出て来たものが尊敬に値しないからです。
私の中で文学は三島由紀夫で止まっています。
0106創る名無しに見る名無し2018/02/27(火) 22:35:05.76ID:d5eR5oCg
それこそ、創作ノートでやったら?
スレが止まってようが、過疎といわれようが、関係ない。
作品があがれば、作者の為、自分の為、文章を考えぬく。
作品がなければ、ただ黙っている。
「酷スレ」はそれでいい。
0107創る名無しに見る名無し2018/02/27(火) 22:39:15.44ID:KxVUo/51
>>106
ハイ、じゃあこれで失礼します。
醜い文章でスレを汚して申し訳ありませんでした。
0108創る名無しに見る名無し2018/02/27(火) 23:09:03.14ID:3XuYEAMX
>>105>>107

>読者の為にそうするんです。
>単純に一人称、三人称では足りないから。

去らなくていいので、読者のためというなら、そうやって一人称でも三人称でもない書き方で書いた文章を読ませてよ。
0109創る名無しに見る名無し2018/02/27(火) 23:50:39.28ID:3XuYEAMX
>>42
同じく詩だと思ったが
ひとつ言うなら、
>猫には開けることができず、下を潜ることもできない。
>猫は知らない。
>猫は真っ暗で広い部屋にいる。
>振り返る猫。
>猫にはメガネが分からない。

このあたりの「猫」のいくつかは省いたほうが詩としても流れがよくなると思う。
具体的には、

>猫には開けることができず、下を潜ることもできない。

はないほうが詩的だと思う。

重いカーテンが窓を遮っている。
天気管は言った。
「今日は晴れだよ」
でも猫は知らない。
窓の向こうに澄み切った青空があることを…

このほうがいいと思うんだが?
0110創る名無しに見る名無し2018/02/28(水) 00:04:08.73ID:xui1x9uL
人称の話よく話題になるけど
1番大事なのは、「何故その人称を選んだか」を作者が明確に認識していることだと思う。
一人称、三人称にしろ。

「タケル」の話は、三人称一元視点の分類(?)に入るのかなと思うので、文章としては問題ないと思うけど、「何故三人称一視点をとったのか」という問いに答えがなかったことに問題があると思う。

ただ、一人称と三人称一元視点との違いがどういった効果を与え得るのか、難しいなと思う。
三人称一元視点ってなんで存在するの?
0111創る名無しに見る名無し2018/02/28(水) 00:15:28.75ID:f3VEvpHX
>>110
>三人称一元視点ってなんで存在するの?

簡単に言うと、人称の統一は、視点を統一させて読者のキャラへの感情移入を妨げないようにすることなのはわかりますよね。
三人称にした場合、視点が主人公に集中しないので
それで三人称で書きながらも、絞っていって、一元視点にして読者が主人公に感情移入させる助けになるようにしていくやり方が基本。
0112創る名無しに見る名無し2018/02/28(水) 00:23:50.10ID:f3VEvpHX
ちなみに、マジで書き出すと長くなりそうなので簡潔に書くけど
一人称では主人公の心情が起点でそれから、行動やまわりの描写に繋がります。
逆に三人称一元視点では、周りや行動といった描写を客観視して書き
それをもとにして、主人公の心情にたどるように書くと読者が戸惑わない書き方になります。
もっと簡単に言うと、一人称は真実を書き進め、三人称では事実を書いていくということなんですが、わかりますか?
0113創る名無しに見る名無し2018/02/28(水) 00:26:35.53ID:xui1x9uL
>>111
所謂三人称より三人称一元視点の方が感情移入させる効果があるのはわかるのだけど、
なら一人称で良くないかという話にならない?
逆も然りだけど。
0114創る名無しに見る名無し2018/02/28(水) 00:26:55.85ID:f3VEvpHX
ま、難しく説明するより、そんなことを考えて書こうとしなくても
うまい作家は体感として、読者に伝わるように書こうとすれば自然とそうなります。
0115創る名無しに見る名無し2018/02/28(水) 00:31:18.99ID:f3VEvpHX
>>113
基本として一人称より客観的に書ける利点があると思うんです。
でも下手すると一人称と三人称がごちゃ混ぜになって、
書き手は理解していても
読者にとっては、この心情は誰の心情?みたいなことになりがちなので注意が必要ですね。
0116創る名無しに見る名無し2018/02/28(水) 00:32:26.13ID:f3VEvpHX
つか、これ以上は授業料いただきます(嘘ですw)
0117創る名無しに見る名無し2018/02/28(水) 00:33:36.00ID:xui1x9uL
>>112 >>114
ちゃんと描きわけができている場合、
三人称一元視点は一人称の「私」を人物名に置き換えただけにはならないということ?

たしかに、時制が現在の場合、一人称と三人称一元視点では背景描写の鮮明さに差が出るかも

>もっと簡単に言うと、一人称は真実を書き進め、三人称では事実を書いていくということなんですが、わかりますか?
それはわかってるので大丈夫よ
0118創る名無しに見る名無し2018/02/28(水) 00:37:14.82ID:f3VEvpHX
>三人称一元視点は一人称の「私」を人物名に置き換えただけにはならないということ?

ならないというより、人称で混乱させないように書く必要があるってことです。
0119創る名無しに見る名無し2018/02/28(水) 00:49:11.72ID:xui1x9uL
>>118
>人称で混乱させないように書く必要があるってことです。
それは大前提として、その上で、一人称と三人称一元視点との間に、描写の仕方、又は、読者に与える心象に差があるかという疑問なのだけど
0120創る名無しに見る名無し2018/02/28(水) 00:54:50.42ID:f3VEvpHX
なので文章のニュアンスをうまく描写できない人は
まず、一人称、三人称で統一して書くと決めて書き分けたほうが無難なんです。
それに本来は一人称は難しいもので、三人称のほうが書きやすいんですが
ブログとかの延長なのか、なぜか一人称で作品を書く人が多いようで……。

書き手の”思い”とは裏腹に、一人称や三人称一元視点にして書くと
読む側は「?」が入るところが出てきて
失敗しやすいと思いますよ。
書き手は、どこが失敗してるかすら気づかないことも……
0121創る名無しに見る名無し2018/02/28(水) 00:56:59.07ID:JrTxCcNz
創作ノートでやろうよ。今なら俺も付き合うよ。
0122創る名無しに見る名無し2018/02/28(水) 01:01:06.46ID:xui1x9uL
>>121
前スレでも、こういう文章の書き方関連質問雑談はアリだったような気がするのだけど?

創作ノートは>>1の思想と合わないので遠慮する
0123創る名無しに見る名無し2018/02/28(水) 01:05:58.48ID:f3VEvpHX
「小春日和の気分のいい天気だった。しかし僕の心は晴れなかった。」

例えば、これ、一人称だと、僕の心は晴れてないのに
気分のいいと思ったのは誰よ?となる。

そこで三人称一元視点で書くなら
「人々にとって今日は小春日和のすがすがしい天気なのだが、しかし太郎の心は晴れなかった。」

みたいな。
0124創る名無しに見る名無し2018/02/28(水) 01:07:55.43ID:f3VEvpHX
了解、これで終わります。
あとは、誰かが載せる文章に誰かが評レスをする普通のスレタイ通りの展開に戻しましょう。
0125創る名無しに見る名無し2018/02/28(水) 01:12:54.09ID:xui1x9uL
>>123
確かに、その場合、「僕」を「太郎」にまんま直しちゃダメだね。
人称の混雑に注意が必要って言っていたのはそういう話ね。

それらミスがない上で、>>119はどう思う?
とききたかったけど、
雑談終了なら合わせます。
0126創る名無しに見る名無し2018/02/28(水) 01:22:53.45ID:f3VEvpHX
ちなみに、私は創作文芸板のほうで”私さん”と呼ばれてた人です。
つい、熱くなってしまい、上から目線で偉そうに語ってしまってて、ごめんなさい。
パシュートで仲間を置き去りにしたキム選手の心境、……かな?

兎に角、読者の立場になって感情移入しやすい文章にしようと心がければ
自然と、体感的に、いい文章が書ける結果になると思うのでお互い頑張りませうw
0127欅坂の道化師2018/02/28(水) 04:06:55.50ID:W2pXppHa
ここで勉強させて頂いている一人として、
ここが無くなるのは寂しいので燃料を投下します。
大昔、厨二病全開だった頃に書いていたサイキックホラー?の一部です。今、書いているものに取り入れたいので、酷評よろしくお願いします。
羽流(はねる)→色紙を使う符術師
景雲→祓屋
その1
それは静かな午後だった。
聞こえてくるのは風にそよぐ木々の葉の僅かな揺らぎのみ。
参道へと続く階段の中程に座り、誰を待つと言うわけでもなく、淡い薄緑色の着物姿の女は小さな鶴を折っていた。
その脇には、様々な色紙で折られた鶴が無造作に置かれてある。
どれ程の時をここで過ごしているのか。
木々の葉を揺らした風が、鶴たちを通り抜けた時、階段を上がる男が視界に入って来た。
自らをを見上げるその男の顔は、陽射しのためか目を細めているものの敵意のあるものではない。
男はそのうち階段をひとつ踏み外して、右側によろけた。
その姿に、女は笑みを浮かべた。よく分からない男だ。
「こんにちは。羽流さん」
男が女の名を呼んだ。
「景雲さん……でしたかしら?」
「はい。先日はお騒がせしまして、申し訳ありませんでした」
「あら、貴方が謝る事でもないでしょうに」
そう言うと、羽流はゆっくりと立ち上がった。
「嵯峨見は留守にしておりますが」
「そうでしょう。お忙しい人でしょうから。それより、今日は貴女自身にお尋ねしたい事がありまして」
「あら、何かしら?」
当然、嵯峨見や春香の件について聞いてくるものと身構えていただけに、少し拍子抜けしてしまった。
「色を織り交ぜた符術と言うのは珍しい。私が知っている限りでは、これまでに一人しか知らない」
「ただのお遊びみたいなものですよ」
そう言いながら、羽流は再び笑みを浮かべた。
「貴女は何故、ここを護っているんですか?護るべきものは、もうこの神社には無いんじゃありませんか?」
景雲は階段に置かれた幾つかの折鶴のうちのひとつを手に取り、羽流に背を向けて階段に座った。
「そうだとしても……結果的に護る事になるのよ。もう、お分かりなんじゃありません?」
「やはり、そうでしたか」
景雲は左の手の平に乗せた折鶴を空にかざした。穏やかに青く澄んだ空に、何かを見ているかの様に。
「貴方は何者なの?」
不意に羽流が問いかけた。
「私ですか?そうですねぇ……狐と狸の化かし合いに巻き込まれた猫みたいなもんですかねぇ……」
「あら、猫さんだったの?じゃあ化け猫さんね」
「厳しいですね。化け猫なんて」
「他人を狐呼ばわりするからですよ」
「いえいえ、どちらかと言うと羽流さんは狸の方だと思います」
「まぁ、狸の方だったの」
そう言うと、羽流は笑顔を見せた。
0128欅坂の道化師2018/02/28(水) 04:07:40.71ID:W2pXppHa
その2
「貴女が冗談を解する人で良かった。ところで、熊さんのお知り合いはいますか?」
その景雲の意味深な問いの真意を探るべく、景雲の視線を追って羽流が振り返る。
すると階段を六段ほど上がったところに、茶色の熊のぬいぐるみが置かれていた。
「いつの間に……」
「この熊さんは、少しばかり厄介ですよ。気を付けた方がいい」
「化け猫さんはお手伝いしてくれるのかしら?」
「私みたいなので良ければ」
「千人力よ。助かるわ」
羽流がそう言い終わると同時に、突風が二人に襲いかかった。
足下の折鶴は高く舞い上げられ、二人の間を縫うように、熊のぬいぐるみが階下へと弾みながら転げ落ちて行く。
しかし、それを受け止めた二つの白い腕があった。
その腕の主たる女の腰まで伸びる長い髪は風に乱れ、表情までは読み取れない。
しかし、全身から発せられる殺気がその意思を二人に届けた。
「許さんですよ」
女の声が響く。すると周囲の空間が波打ち出し、その波が階段を駆け上がり出した。
「幻覚です。呼吸を整えて」
景雲の言葉と同時に、二人はその空間の波に飲み込まれる。一瞬の浮遊感覚の後、何事もなかったかの様に周囲が静寂に包まれた。
だが、あの女がいない。その姿が消えていた。
立ち尽くす二人は、女の気配を探り出した。このまま引き下がるわけはない。
「だるまさんが……」
背後からあの女の声がした。反射的に振り返った景雲の額を、女の白い手が鷲掴みする。
「転んだ……」
その一声と共に、景雲は凄まじい力で投げ飛ばされていた。
0129創る名無しに見る名無し2018/02/28(水) 04:19:03.49ID:f3VEvpHX
冒頭の部分でもう少し風情ある描写(あくまで説明的にならないようにして、臭覚、色覚等に訴えるようにして)
を交えたほうが、つかみとして世界観に自然と入っていきやすいかと思った。
やってるけど導入として弱いと思う。
0130欅坂の道化師2018/02/28(水) 04:23:59.42ID:W2pXppHa
以上です。
うん。黒歴史だ……。
0131欅坂の道化師2018/02/28(水) 04:26:12.70ID:W2pXppHa
>>129
ありがとうございます!
説明にならないように訴える描写ですね。
もう少し手を加えてみます。
0132創る名無しに見る名無し2018/02/28(水) 13:53:13.27ID:qgAKNVMo
>>127

投稿内容そのものが、描かれていない前段の話に依拠している
そのため違和感はあるもミスか仕様か、不明な部分多し

>「私ですか?そうですねぇ……狐と狸の化かし合いに巻き込まれた猫みたいなもんですかねぇ……」
>「あら、猫さんだったの?じゃあ化け猫さんね」
>「厳しいですね。化け猫なんて」
>「他人を狐呼ばわりするからですよ」
>「いえいえ、どちらかと言うと羽流さんは狸の方だと思います」
>「まぁ、狸の方だったの」
>そう言うと、羽流は笑顔を見せた。

揚げ足の取り合いがぎこちない
景雲が羽流を狐、狸など野生動物に喩え
自分の方は愛玩動物の猫になぞらえて、化け猫と言われれば即厳しいと返す
最後には羽流を狸の方だと言い放つ
二人はほぼ初対面に近い

ふつう女は、ほぼ初対面の男にこれほどの鈍感さがあれば心の中で冷笑、嫌悪するから、これで打ち解けていく展開は強引に感じる
話がギャグならリアリズムの欠如を緩和できなくもないが、当該対話に至るまでは静的な展開で漢語も多く使われている
想定読者と供給の問題がありそう

>「この熊さんは、少しばかり厄介ですよ。気を付けた方がいい」
>「化け猫さんはお手伝いしてくれるのかしら?」
>「私みたいなので良ければ」
>「千人力よ。助かるわ」

力関係がよく分からんので危機感が伝わらず、なぜ羽流が助力を乞うのか分からない
景雲が熊の力量を教え、羽流が助力に感謝する前に、
熊がどこまで危険なのか読者に対して具体的説明が必要では

探偵のやつといい、物語都合に対話を合わせてあまりフォローしないクセを感じること多し
0133欅坂の道化師2018/02/28(水) 20:08:15.33ID:etgMIrY4
>>132
なるほど納得です。
書きかけて放置したものから、一部を抜粋したので違和感ありありですよね。
後は、読者へのフォロー。
自分勝手に書き過ぎなのは同意です。
自分でも久しぶりに読んでみて、何が何やら状態でしてから。
0134創る名無しに見る名無し2018/03/01(木) 13:42:32.16ID:YZPe//RZ
>>127
このテキストを何度も何度も読み直してみた。
なんかどうもヘンだな、と感じていたのだが、しかし特に何処かが間違っているというわけでもなさそうだ。
というのが結論w
0135創る名無しに見る名無し2018/03/01(木) 14:04:28.93ID:YZPe//RZ
>>127
結局、これは伝奇小説の一種だからもっと簡単な書き方でいいのではないかな。
という気がする。
まあ自由に書いて、自由に読めばいい時代だけどねw
0136創る名無しに見る名無し2018/03/01(木) 17:36:26.87ID:YZPe//RZ
>>127
書き出しは、ドローンを飛ばして見た全景みたいな描写になってるよね。
映画の出だしみたいに。
この作者はこれが好きみたいだね。まあ映像イメージが豊かなんだろう。
きっと「カメラ」に映るイメージを追っているのだろう。
「カメラ」で撮っているイメージで書いていくわけだから、「視点」の移動もけっこう大胆にやっている。だからバトル・シーンみたいなのはスタイリッシュにかっこよく書けるわけだ。
で、あとはセリフ(or心理)で繋いでいけばいいという書き方になっている。

しかし、小説を書くということは、これだけで済むというわけではないよ。
もし作者が、自分の書くものについて、なにか漠然とした物足りなさを感じているとすれば……。
それはまだいろんな方法を使っていないからかもしれないよ。
だから、単に人称とか視点とか、「なろう」のテンプレみたいなことだけ聞き齧ってお茶を濁すのはもったいない。
0137創る名無しに見る名無し2018/03/01(木) 17:47:00.97ID:y4wF4bCv
>>127
>聞こえてくるのは風にそよぐ木々の葉の僅かな揺らぎのみ。
 葉擦れならば耳に聞こえる。木々の葉が僅かに揺らいだ程度では音が感じられない。
 揺らぎを抜き出せば分かると思うが意味に音は含まれていない。端正な一文ではあるが意味としてはぼんやりしている。

>参道へと続く階段の中程に座り、誰を待つと言うわけでもなく、淡い薄緑色の着物姿の女は小さな鶴を折っていた。
 この一文は意味として分かる。何か読み難さのような物を覚えるのは並び順の悪さにあるように思う。
 書かれた文章を分解して並び替えて見ると、その部分がはっきりと目に出来るだろう。
並び替えた一文
 誰を待つと言うわけでもなく、参道へと続く階段の中程に座り、淡い薄緑色の着物姿の女は小さな鶴を折っていた。

 主語と述語が離れる程に読み難さを覚える。このことはどのような文章にも当て嵌めることが出来るので覚えていて損はないだろう。

>自らをを見上げるその男の顔は、陽射しのためか目を細めているものの敵意のあるものではない。
 この一文は人称が揺れているせいで意味を取り辛い。「自らをを」は凡ミスなのでいいとするが、
 ここまでは三人称で書かれているように読めた。客観的な表現に徹するのであれば「女を見上げる」とした方がいいだろう。

>その姿に、女は笑みを浮かべた。よく分からない男だ。
 女の笑みは俯瞰であればおかしくはない。後に続く「よく分からない男だ」の部分は羽流の主観に見える。
 人称が揺れているように思えるので修正を勧める。

>当然、嵯峨見や春香の件について聞いてくるものと身構えていただけに、少し拍子抜けしてしまった。
 この一文には女の心情が書かれているので客観には見えない。書き方に問題があると言える。
修正した一文
 女は一瞬、意外そうな顔をする。当然、嵯峨見や春香の件について聞いてくるものと考えていた。

感嘆符の後に文章が続く時は全角の空白を入れた方がいい。

この文章の読み難さの原因は人称の揺らぎにある。
後は漢字の使い方、主語と述語の関係に留意すれば洗練された物になるだろう。

文芸サロンのスレッドで顔文字とエクスクラメーションマークを頻発する俺の意見だ。
邪魔した、これで失礼する。
0138創る名無しに見る名無し2018/03/01(木) 17:54:18.36ID:YZPe//RZ
>>127
ググっていたら、小説作法の金言に「小説の冒頭では描写はしない」というのがあったよ。
なぜなら描写には時間(つまり行数・字数)が必要だから。
読み手にはこの時間がダルいw
なので描写は後回しにして、なにかドキッとする文章を冒頭に置いたりするんだね。
ツカミはOK的な発想かな?
まあ、小説の書き出しをどうするかは作者の考え方ひとつだけど。

以上。
このスレにはもう酷評人はいないと考えた方がいいよ。
自分ももうやらないつもりだったけど、テキストが放置されているのは忍びないのでw
探偵&アイドル小説には期待しておりますよ。
でも、このあたりでちゃんと小説の書き方を習ったほうがいいと思います。
特に「話法」はあとあと尾をひくからね。
グッドラック!
0139創る名無しに見る名無し2018/03/01(木) 18:06:14.25ID:YZPe//RZ
>階段を上がる男が視界に入って来た。
>自らをを見上げるその男の顔は、陽射しのためか目を細めているものの敵意のあるものではない。
視点の移動。羽流の視点で語り手(第一の語り手)の声。

>その姿に、女は笑みを浮かべた。よく分からない男だ。
よく分からない男だ=自由間接話法

話法的には間違いはないが、読みにくから、読者のなかには「へんな感じ」と思う人から出てくるんだよ。
だから、複雑なことせずに単純に語ったらどうか、という話。
0140創る名無しに見る名無し2018/03/01(木) 20:30:23.05ID:0W/cCUNy
>>138
>ググっていたら、小説作法の金言に「小説の冒頭では描写はしない」というのがあったよ。
>なぜなら描写には時間(つまり行数・字数)が必要だから。
>読み手にはこの時間がダルいwなので描写は後回しにして、

それは「描写」ってことの意味の認識の違いだわ。
画のない文字媒体では、「説明」は後回しでもいいが「描写」はしないと伝わりません読者に。
0141創る名無しに見る名無し2018/03/01(木) 20:45:15.11ID:XJcc9RYm
正しい正しくない以前に、読者の身になれるかってことだよな。
自分が書いた文章を読者として読んでみて、それを楽しめるかどうかだ。
本当にちゃんと書けていれば、自分の書いた文章でも十分楽しめる。
0142創る名無しに見る名無し2018/03/01(木) 20:53:01.17ID:XJcc9RYm
自分で頭から読んで心地良いかどうか?それを基準にすれば良い。
正しい文章だけではまだ不十分。
読んで快楽を得られる文章でないといけない。
0143創る名無しに見る名無し2018/03/01(木) 21:02:57.01ID:0W/cCUNy
>>141
>正しい正しくない以前に、読者の身になれるかってことだよな。

そうそう、その考えは正しい。
書き手が、いくら小ぎれいにそつなく文章書こうが、読者の心を動かすものが足りなかったり、
読者に書き手の意図したものがうまく伝わらないと、ただの凡作。
もっと言うなら、読み手が「この作家の描写は、この作家にしか書けないものがあるなあ」と思わせる独創性が欲しいね。
0144創る名無しに見る名無し2018/03/01(木) 21:08:19.91ID:XJcc9RYm
「この作家の描写は、この作家にしか書けないものがあるなあ」

まあ、そういう深みに嵌るとダメだよな。
独創性とかいうのは危険なワナ。
むしろ普通で良いと達観したところから独創性は生まれる。
0145創る名無しに見る名無し2018/03/01(木) 21:13:05.46ID:XJcc9RYm
>>143
そうやって読者と作者を分けていることがまずおかしい。
作者は、自分の作品の第一番目の読者なのだ。
その読者を満足させるために書けば良いだけだ。
0146創る名無しに見る名無し2018/03/01(木) 21:24:01.06ID:0W/cCUNy
>>145
>読者と作者を分けていることがまずおかしい。
>作者は、自分の作品の第一番目の読者なのだ。

まあ、アマチュアとして趣味で書きたいものを書きたいだけなら
あなたはあなた自身が満足するのを書き続ければいいんじゃないでしょうか?
でも、他人に、そのあなたが書きたいものがちゃんと伝わるかどうかは別にしてね。
0147創る名無しに見る名無し2018/03/01(木) 21:38:12.33ID:XJcc9RYm
>>146
自分は他人でもあるからちゃんと伝わる。
自分の中に最も有能で厳しい読者がいるからね。
それを満足させることは何よりも難しい。

アルチュール・ランボー「私とは一個の他者なのです」
0148創る名無しに見る名無し2018/03/01(木) 21:40:12.36ID:XJcc9RYm
このランボーの言葉が実感としてわからない人は、
真の意味で文学を理解することはない。
0149創る名無しに見る名無し2018/03/01(木) 21:46:51.26ID:0W/cCUNy
ごり押しの屁理屈はもういいから。
ランボーの言ってることとあなたの言ってることは全く別物だし。
0150創る名無しに見る名無し2018/03/01(木) 21:58:16.43ID:0W/cCUNy
あと、こう言えばわかるかな?

作者は、自分の作品の第一番目の読者・・・かもしれないが
読者は作者(その作品を書いた書き手)ではないってこと。

そういう考えで、俺が書いた作品は、読者としての俺がよく理解してるんだからこれでいいんだって自己満足してたんじゃ全然ダメ。
0151創る名無しに見る名無し2018/03/01(木) 22:01:59.87ID:XJcc9RYm
>>150
だったら貴方は何を基準に読者が満足する文章を書くんですか?
自分の中の読者を頼りにせずに。
私にはそれは不可能としか思えません。
0152創る名無しに見る名無し2018/03/01(木) 23:00:04.12ID:0W/cCUNy
単純な話だけど、読む側のことを考えて書くのは不可能と思う人は
そもそも商業作家になる才能がない、っていうだけのことじゃない?
0153創る名無しに見る名無し2018/03/01(木) 23:15:28.83ID:0W/cCUNy
とっても単純明快な例を挙げる。

「友達が来た。僕の友達はバカ面だ。」
こう書いたとしよう。
これを書いた人は、どこに友達が来たのか、バカ面っていったいどんな顔なのか等々を頭の中で映像として浮かべて書いてるだろうが
読んだ人には何も伝わらない。それどころか、来たっていう友達とバカ面の友達ってのが同一人物かすら怪しくなってしまう。
さらには、それを、その書き手ならでは感性で表現できて書ければ、それが作家としての個性となりうる。
映像で伝えられない文字媒体なら、それらをちゃんと読者に伝わるように書けという単純な話。
それすら不可能なことなの?
0154創る名無しに見る名無し2018/03/02(金) 00:54:03.65ID:1yeoBEc/
aさん、bさん、cさんの三人に、同じ課題を出して作品を書いてもらって
出来上がってきた作品が、それぞれ、それなりに文章もうまく書けていて
欠点らしきものもなく、読める内容になっていたとしても、
三人が三人とも、同じような描写や、似たり寄ったりのものを書いていたら、それは凡作でしかない。
作家というのは、他者がしないような発想や、まねのできない目の付け所で表現できていて、
この文章はこの人ならではの文章だなあと、そのうえで、読後に心に残る何かがあったと読者に思わせてこそ秀作であり、
それを書けてこそ作家。
0155創る名無しに見る名無し2018/03/02(金) 01:41:31.49ID:Ww6cMGH/
ここは本当にどきりとするような指摘があるから勉強になる
自身の改善に役立ちます
晒したことはないけれどありがとう
0156創る名無しに見る名無し2018/03/02(金) 03:07:34.37ID:1yeoBEc/
あと、それほど長文じゃない中で、安易に会話に頼るのはよしたほうがいいと思われ。
地の文で語って、どうしても会話入れないといけないところだけ、しかたなく入れるってくらいで
ちょうどいいバランスになると思われ。
映画監督がセリフをカットしていくようなのに似て
何を残して、何を省略するかで、読者に想像させる歓びを与えるのもまた作家のお仕事。
0157創る名無しに見る名無し2018/03/02(金) 03:18:14.79ID:1yeoBEc/
>>127
それとどう考えても、自分ならこの内容だと男を僕とかにして一人称で書いたほうがよくなりそうだと思うな。
わざわざ「男は、」ってしてる理由は何かあるの?
0158ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 2018/03/02(金) 07:18:13.99ID:t/GGv9w/
上でも仄めかしているのでトリップ付きで最後にアマチュア向けの方法論を書いておく。
>>154は一理あるもののアマが目指して良い類いの物ではない。高い目標は執筆の手を止める可能性がある。
>>156については作品の質による。ここに書かれているような作品も世には出ている。
ただし、それだけが至高とはならない。会話文を楽しむ形式の小説もある。
俺が角川で受賞した作品は会話の応酬が際立つ。それを念頭に置いて書いた物だった。
寸評ではその遣り取りが評価されて受賞に至ったとあった。作品に合わせて書き分けた方がいいという事例になるだろう。

自由間接話法や自由直接話法。他にも色々な視点が合わさって文体となる。
これらをどのように組み合わせて使うかは作者の考え方次第と言える。
神視点で話を進めたいのであれば使えばいい。ほとんどが会話文で埋められていても構わない。
段落を空けないで視点を変えることはあまり勧められないが、作者が必要と思うのならば挑戦すればいい。
このように書くとルールは無用に思えるが、たった一つだけ、守らないといけないことがある。
どのような技法を駆使して書いてもいいが、読者が違和感なく読めることが条件となる。
作品の内容よりも「この作品はこのような文体で書かれている」と言うことを
読者に伝えることが何よりも優先されると個人的には思っている。

男子高校生が主人公。朝の登校の場面から冒頭が始まるとする。

 いつもの通学路を歩いてはいたがぼんやりする。頭の中と同じで目も少し霞んでいた。
 そんな状態で空を見る。薄青い色が広がっていた。

このような書き出しならば読者は一人称と考え、その先も同じ文体が続くと思うだろう。

 学生服を着た上原淳史は眠そうな顔で通学路を歩いていた。生欠伸が絶えない。
 おもむろに空を見上げる。至って普通の青空を黙って眺めていた。

同じ場面であってもこのように描けば三人称に思える。
ここに色々と付け足すこともできる。読者に違和感を持たれないようにする必要はあるが。

 学生服を着た上原淳史は眠そうな顔で通学路を歩いていた。生欠伸が絶えない。
 おもむろに空を見上げる。青いな。その一言だけが心に浮かんだ。

長々と書いてきたが、俺の主張は二つ。
最初に文体を明かす。章毎に変えるとしても冒頭で読者にわかるように書く。
どのような文体でもいいが、読者が引っ掛からないで読めることがルールとなる。

この二つが守られた作品を書き上げることから全てが始まる。
基本無くして応用無し、が俺の考え方で他者にも勧められる方法論と思っている。
実際に俺が関わっているスレッドで受賞者を出している。書籍化まで到達した作者もいる。
試す価値はあるだろう。盲信は視野を狭めるので自身のアイデアを盛り込んでもいい。

これで俺の書き込みは最後とする。
0159創る名無しに見る名無し2018/03/02(金) 08:52:25.22ID:yYvAS2j8
>>127
映画的なカメラワークが難しそう。でも面白いんじゃないでしょうか。
この書き方は意識してらっしゃるんでしょう。

ぬいぐるみはスキルの一部?せっかく大胆に出てきているのに目立っていないけど……。

途中で語り部の疑問や判断が強めに入ってきて、独特な感じがしました。昔話風なんですね。
「どれ程の時をここで過ごしているのか。」とか、「敵意のあるものではない。」。
0160創る名無しに見る名無し2018/03/02(金) 09:11:34.44ID:lvoHafR4
>>158
なるほど!実績に基づいた説得力のある論であった!
大変参考になる!
最後と言わずにたまには来て欲しい!
ワシの考え!(`・ω・´)
0161創る名無しに見る名無し2018/03/02(金) 09:44:22.95ID:B2lmVw03
横スレの応酬があって、それが激しく一般論になって、
かんじんの投稿テキストが置き去りにされる、というw
そしてなんか「文芸自己啓発」論みたいな話になって終わるw
結局、いつもこうなるなーー。
でも、荒れた感じがなかったのは良かったよ。
0162創る名無しに見る名無し2018/03/02(金) 10:34:04.79ID:B2lmVw03
>>127
細かい点でいえば、人称代名詞が1個もない、という特徴があるね。
それはまあ地の文のせいだけどw またジャンル的に固有名で通す、ということでもあるけど。
でも、結構、所有表現とか目的表現を省略してるよね。これも特徴的なことだね。
一方で、「それ」「その」だけは過剰なほど使われているね。これも特徴的なことだね。
多分、自然とこうなっているんだろうけど、一度、自分でもこのあたりを意識して文章を書いてみるといいよ。
自分の文体をつくる助けになるよ。
0163創る名無しに見る名無し2018/03/02(金) 11:45:49.05ID:B2lmVw03
まあ作者はいちいちレスに返答することはないよw
なかにはデタラメ書いてあるのもあるから。
作者は自己責任で返答先を選ぼうね。
レスした相手のレベルが、あなたの作家としてのレベルだから。
面倒だったら、「みなさんアザーす」でもOK。
0164創る名無しに見る名無し2018/03/02(金) 16:11:50.39ID:IwnYYQph
>>127
まあでもこうしたバトル作品を人気作に仕上げたいなら最優先はキャラクター性……になるでしょう。
売れているものを見ればなによりもキャラ立ちしているかどうかですからね。
これは技術的な点に勝って読者から求められますよ。

主人公に萌えるかどうか。いきいきしているかどうか。
そうやって見ると少し足りない。感情の振れ幅をもっと付けたり漫才を練習したりかな。

なーんて道化師さんの理想とずれていたら無視して下さい。
0165創る名無しに見る名無し2018/03/02(金) 20:22:02.66ID:fHzcmduP
>>153
別にその文はその文でいいよ
バカ面の友達がきてからそのあと物語は続くんだから。
説明しようとする方がつまらんね。
0166創る名無しに見る名無し2018/03/02(金) 22:33:43.72ID:ej3gy8W8
酷評よろ。1/3

今日、冬季オリンピックが閉幕した。それに気づいたのは、たまたまチャンネルをNHKに合わせた時に閉会式がやっていたからだ。
色彩豊かな五輪のマークの花火が空に打ち上げられて、競技を終えた各国の選手が国旗を持っているシーンが画面に大きく映し出された。
こういった映像を見ても私はこれといって何も感じない。オリンピック終わったんだ、というくらいの感想しかもたない。
逐一スマホ携帯に入ってくる速報と会社での日本のメダル獲得の話題、それからテレビで見るダイジェストと二、三のライブで観た競技の決勝が私にとってのオリンピックである。
私は画面を眺めながら仕事のことが頭に思い浮かんだ。明後日の会議でプレゼンがある。私の意識はオリンピック閉会式から離れ、そのことを一通り考え通して、今度は、スポーツ競技と仕事、私はその繋がりについて考えてみた。
0167創る名無しに見る名無し2018/03/02(金) 22:38:17.06ID:ej3gy8W8
2/2

なかにはスポーツの精神論とビジネスマンの意識の高さを結びつけて語りたがるやつもいる。
私の会社の同じ営業部の新田という男が仕事における精神論についてよく語りたがるのだが、
彼曰く「判断は誤るものではない」ということである。
あれは会社の連中とオフィスでオリンピック中継を観ていた時のことだ。スノーボードのハーフパイプの決勝、ドイツの選手が凄い難易度の高い技を成功させて、
その後に滑った若い穴山という日本人が最後の技を繰り出せずに失敗した。それを観て新田は「穴山は判断を誤ったな。一回目のジャンプからおかしかったものな」と言った。
何でもスノーボードハーフパイプは半円形のデッキの縁の部分であるリップにボートが付いた瞬間から勝負が決まるのだという。
「ハーフパイプって競技は仕事と同じだ。始めに空中を飛ぶ瞬間に勝敗が決する。仕事もバランスを崩したら判断を誤る。一つの仕事に取り掛かる前が重要なんだよ。
一回目のジャンプに集中して、最後の大技を決めるために全てはある」と言った。更に新田は「人生だって同じだ。赤ん坊の時はしょうがないが、物事ついた時から意識を高く持ってるやつが人生に成功する」と続けた。
些か最後に付け加えた文句は滑稽だが、彼の精神論もまあ一理ある。しかし、判断というものはやはり誤るものだ。逆説的に言えば、誤らなければならない。流れに乗るために始めが重要ではある。だがどうやったってうまくいかないことはある。
失敗を繰り返さなければ成功することはない。そうでないとしたら、私のこれまでは無駄だったことになる。
0168創る名無しに見る名無し2018/03/02(金) 22:42:15.40ID:ej3gy8W8
3/3

スポーツ競技の中での判断と仕事の判断は同じものだとは思えない。物事をうまくやるためには失敗から学び、次の機会にそれを活かす。
その上で、物事の流れに乗っていく。
そのために物事の始まりに集中する。それは尤もなことではあるが、何度も失敗はする。判断は誤る。そういうものだ。
「判断を誤ると失敗する。そして失敗は癖になる」とも新田は言っていた。
私は昔から劣等生だ。判断を誤る人と失敗しない人。この違いはどこでどう起こるのだろう。失敗は癖になる、それは確かにそうだ。要領よくうまくやる。
やはり、人間は人生経験から物事を予測し、修正してうまくやることが重要なのだ。
人間の幸せはうまくいった人間に訪れる。うまくやるということが如何に大切なことかを社会人になって痛感させられることは多い。
しかし失敗はする。失敗しない人も中にはいる。しかし私は何度も失敗することも併せ持つ方の人間だ。
意識高い人間がいいのだろうか? 意識を高く持って生きていればうまくやれるのだろうか? このことに答えはないように思う。どうやったって人間、そんな劇的に変われることはない。
01691662018/03/02(金) 22:43:06.79ID:ej3gy8W8
小説というよりエッセイとして読んでもらいたい。
0170創る名無しに見る名無し2018/03/03(土) 00:35:46.06ID:aeoLtxVl
>>166

まず、書き出し
緊張感に欠け、目を引かない

>今日、冬季オリンピックが閉幕した。それに気づいたのは、たまたまチャンネルをNHKに合わせた時に閉会式がやっていたからだ。

変更例、「冬季オリンピックの閉会式を見ても何も感じないのはなぜだろう」
ぐらいで良い

中盤
冗長過ぎる

>彼の精神論もまあ一理ある。
から最後付近の
>このことに答えはないように思う。
まで
ほとんど飛躍のない論理の捏ねくり回し
半分以上はカット出来るはずだし、「スポーツと仕事には近いものがある」「失敗してこそ正しい判断ができるのでは」では捻りも足りない

最後、結末
エッセイの結語は大上段の一般論にしてはいけない

>どうやったって人間、そんな劇的に変われることはない。

変更例、「私はオリンピックの閉会式を見て、意識の低い生き方も認めて欲しいと感じたのだ。きっと」

自分自身の感じ方で何らか、仄かな言葉を漂わせるといい
その上で可能なかぎり書き出しに繋げれば纏まった感触が出る
0171創る名無しに見る名無し2018/03/03(土) 01:19:00.62ID:x3nWNKQR
>>166
書き手さんは「し」氏かな。
だとすれば、研鑽を積んだのかな。
記述が随分滑らかで字に関して気になりません。
別な方であれば失礼しました。

なるほど。
ハーフパイプが段取り力に繋がっていく。
気になったのは「判断というものはやはり誤るものだ。逆説的に言えば誤らなければならない。」という表現。?でした。

逆説は誤っているように見えて実は正しいというような語意です。
てことは前の言葉から見て間違いに見えなきゃならない。
ので「判断というものは正しくあらねばならない。だからこそ逆説的に言えば誤らなければならない。」こんな運びになるのでは?
0172創る名無しに見る名無し2018/03/03(土) 01:27:18.60ID:x3nWNKQR
>>168
「私は昔から劣等生だ。」あたりは学校時代のストーリーがないとボヤッとしますね。
0173創る名無しに見る名無し2018/03/03(土) 02:31:33.54ID:uo1NVxef
>閉会式【が】やっていたからだ。
0174創る名無しに見る名無し2018/03/03(土) 02:33:29.24ID:uo1NVxef
>一通り考え通して
0175創る名無しに見る名無し2018/03/03(土) 02:36:39.86ID:uo1NVxef
>凄い難易度の高い技
凄【い】難易度の高い技
0176創る名無しに見る名無し2018/03/03(土) 02:38:09.15ID:uo1NVxef
>リップにボートが付いた瞬間から勝負が決まるのだという。
リップにボートが付いた瞬間【から】勝負が決まるのだという。
0177創る名無しに見る名無し2018/03/03(土) 02:42:09.39ID:uo1NVxef
>物事ついた時から
→物心
0178創る名無しに見る名無し2018/03/03(土) 02:44:59.11ID:uo1NVxef
>流れに乗るために始めが重要ではある。
流れに乗るために<は>始めが重要ではある。
0179創る名無しに見る名無し2018/03/03(土) 02:49:20.90ID:uo1NVxef
>そんな劇的に変われることはない。
そんな<に>劇的に変われることはない。
0180創る名無しに見る名無し2018/03/03(土) 03:16:19.90ID:uo1NVxef
>【なか】にはスポーツの精神論とビジネスマンの意識の高さを結びつけて語りたがるやつもいる。
>スポーツ競技の【中】での判断
>失敗しない人も【中】にはいる。
0181創る名無しに見る名無し2018/03/03(土) 03:47:35.41ID:uo1NVxef
>そんな劇的に変われることはない。
・そんな劇的に変われることはない。
・そんな<に>劇的に変われることはない。
・そんな<に>劇的に変わることはない。
・そんな<に>劇的に変われる<もの>ではない。
・そんな<に>劇的に変われる<という>ことはない。
0182創る名無しに見る名無し2018/03/03(土) 05:12:01.16ID:SSKsHa5F
作品は著者の「世界」だろ。
外野が直してくれるのを前提に出してくるなんてのは、その時点で「世界」を描けてない証拠。
直されないと思って出しているのなら、我々外野は直すべきではない。一字一句の粗探しなんかでは特に。
書くことの孤独を紛らわせる、息抜き程度にこのスレが存在しているなら別だがね。
0183創る名無しに見る名無し2018/03/03(土) 08:47:17.32ID:uo1NVxef
国旗を持っている←→感想しかもたない
0184創る名無しに見る名無し2018/03/03(土) 19:53:59.09ID:gBINi954
指摘の着目点は人それぞれだし、自由でいいよ
不十分と思えば、自分が指摘すれば良い

どの批評を採用するかも、作者次第なんだし
0186創る名無しに見る名無し2018/03/04(日) 17:18:09.92ID:q3O9nukI
>>169
>小説というよりエッセイとして読んでもらいたい。

書かれている内容を読んでくれ、という意味かとおもたら、
小説的なところはまったくないじゃんw
新田が架空の人物というだけでは小説にはならん。
結局、小説を書くのはエッセイを書くのとはまったく別の作業。
そういうことに鈍感なんだろな。
0187ロム猫2018/03/04(日) 20:08:25.04ID:K/grq7UB
でも、エッセイと私小説、優劣や区分はあるのでしょうか。

課題人、まず、不義理を詫びます。
バディもの、できませんでした。
けれども、お礼も言わせて下さい。
あなたの指導、教授のおかげで書く意欲と、書いても良い資質が繋がりました。
勉強をして、バディものを書き上げて、褒めてもらう日を目指します。
願わくば、課題人を信じて研鑽を積むひとが続きますように。
信じても良い事。この、スレの批評人たちのレベルは高い。
そして、わきまえている。
過疎や停滞を心配する声もありますが、
そんな表層的なものなど、どうでもいい。
私は、そう思っています。

作品が出来るごとにあげさせていただきます。
良し悪しのテキストに使って下さい。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054883994287/episodes/1177354054884013824
0188創る名無しに見る名無し2018/03/05(月) 00:08:17.06ID:FBnluOjs
>>187
>五年の歳月を数えた頃が飲み頃であるらしい→五年の歳月を数えたあたりが飲み頃であるらしい。
>身の振りを決めないといけない→身の振り<かた>を決めないといけない
>Tが迫られた葛藤を私も負うことになった→Tが迫られた葛藤を私も抱えることになった
>バンドは崩壊をした→バンドは崩壊した
>酒が増えた→酒<量>が増えた
>ある日突然、無断欠勤を続けた→ある日突然、無断欠勤した。
>盃を交わす→グラスを交わす
>サミクラウスを前にし、辿る記憶を酒の肴に→サミクラウスを前にし、辿る記憶を肴に
>気を使う→気を遣う

>ただひたすらに寡黙であるTの目を ※寡黙=口数が少ない、そのさま
0189創る名無しに見る名無し2018/03/05(月) 00:12:18.56ID:FBnluOjs
>がさつを絵にしたような男で→がさつを絵に描いたような男で
0190創る名無しに見る名無し2018/03/05(月) 00:14:50.55ID:FBnluOjs
>ひと足先に健全な社会へドロップアウト
ドロップアウト:誤用
0191創る名無しに見る名無し2018/03/05(月) 00:26:47.57ID:FBnluOjs
>望む望まぬ関係なしに△→望むと望まざるに拘わらず→Tの気持ちなどお構いなしに○
>そのようなことを連日話したとおもう→そのようなことを連日話したと思う。
0192創る名無しに見る名無し2018/03/05(月) 02:04:07.85ID:gUZTz1pW
>>187
えっ、もう終わり? といった感じである。もっと読みたいという意味ではない。

Tの死をあっさり受け入れすぎである。おかしいではないか。
バンドに無理やり誘い、勝手にやめたとなれば、語り手がTの死に責任を感じて苦悩する流れだろう。もうひとり、ラーメン屋に紹介した後輩も責任を感じて大泣きするだろう。
それを見て、「いや、責任はおれにある」とか言って語り手はしょんぼりするのだ。しょんぼりどころではないか。セリフもない作品だから書き方も工夫が必要だね。
そんな折、形見分けでTのうちで見つけるのはエロDVDではないはずだ。Tの残した物を見て、語り手はいい歳して号泣するのである。もしくは絶望に青ざめるのである。
なにがあったか。語り手は自分を許すことができるのか。
やっぱりバンドマンなら楽譜だろう。語り手の結婚を祝福する自作の曲である。歌詞を考えなければならないので大変だ。恥ずかしいし。
もしくは恨みつらみがひどい筆跡で書かれたノートだろうか。切り裂かれた写真だろうか。
んー、やっぱり俺はベタだなぁ。

エレキベースだろうけど、バンドというアコギな商売に誘った、みたいなことを書こうと思ってたのに忘れてた。
0193創る名無しに見る名無し2018/03/05(月) 03:26:55.92ID:aTtciMKV
批評お願いします。

「猫とメガネと天気管」
重いカーテンが窓を遮っている。
猫には開けることができず、下を潜ることもできない。
天気管は言った。
「今日は晴れだ」
猫は知らない。
窓の向こうには、澄み切った青空があることを。

猫は真っ暗で広い部屋にいる。
そこにはメガネがいる。
メガネは喋らないが、音を出す。
「トン、トン、トン」
その振動で、猫はメガネに気付く。
振り返る猫。
反対から触れられる手。
猫にはメガネが分からない。

天気管は言った。
「今日も雨だ」
猫は知らない。
窓の向こうには、たくさんの雫で埋め尽くされていることを。
「トン、トン、トン」
振り返る猫。
鼻先を撫でる手。
猫は知っている。
メガネには手があり、足があり、顔があることを。

重いカーテンは、ずっと窓を遮っている。
だけど、カーテンが開いていた時もあった。
天気管は言った。
「今日も雨だ」
猫は壊した。
窓の向こうを告げる、お喋りな天気管を。
「トン、トン、トン」
振り返る猫。
猫を持ち上げる手。
猫は知っている。
天気管も、窓の向こうを知らないことを。
放される手、落ちていく猫。
砕けた天気管が、猫を貫く。
猫は知っている。
カーテンを閉めたのは、メガネということを。
0194創る名無しに見る名無し2018/03/05(月) 03:27:14.48ID:aTtciMKV
もう採点も作者の弁も出て決着してしまったようだけ、一応、書いてみたよw

「おむすび」は、同じ作者による「墓参りとお供え」と同じ構造のストーリーだろ。
で、「おむすび」で作者がやろうとしていたことは、視覚によらない「触覚」による感情の表出だろ。
それは「5センチの細いヒール」が土に「ずごっと」突き刺さるシーンで予告される。
この小説で唯一重要だったのは、固さvs柔さ、おにぎりvsおむすび、という対比だろ。
【回想・津波以前】
>三角形の頭頂にかぶりつく。白米部分が舌に触ると、米一つ一つがほどけて口内に散らばっていくように感じた。
>しかし、おにぎりの成形がゆるすぎるということもなく、手の中で崩壊する心配もなさそうだ。急いで噛んで飲み込む。
【現在・再訪】
>あのときのおむすびとはとても似つかない、不恰好で米の粒がつぶれたおにぎりだ。
>包みのあいたところに口をつける。固い。思い切って上の前歯を差し込む。米の粒は固まったまま、ばらばらになる気配もない。
ただ、握り飯vs産巣日という語源的なイメージだけで、「おむすび」は「結衣」が津波以前の世界を「回復」させる呪具となりうるだろうか? 
この「おにぎり」のような機能をもった物資を、小説的「装置」と呼んでもいいと思う。
しかし果たして、「おにぎりvsおむすび」は十分に「装置」たり得ただろうか?
「墓参りとお供え」における「牡丹餅?」がうまくいって、「おむすび」が不発に終わった理由は、まさに「お握り」が十分に固くないからではないか。
冗談でもなんでもなく、冷めて固くなったオニギリを炙って「焼きオニギリ」にする必要があったのではないかったか?
いやそれでは「食感」が違う、といえばその通りだけど(笑)。
それにタイトルを「おむすび」などとするのは、作者の意図がバレバレで下策。
0195創る名無しに見る名無し2018/03/05(月) 03:27:32.39ID:aTtciMKV
2/2

なかにはスポーツの精神論とビジネスマンの意識の高さを結びつけて語りたがるやつもいる。
私の会社の同じ営業部の新田という男が仕事における精神論についてよく語りたがるのだが、
彼曰く「判断は誤るものではない」ということである。
あれは会社の連中とオフィスでオリンピック中継を観ていた時のことだ。スノーボードのハーフパイプの決勝、ドイツの選手が凄い難易度の高い技を成功させて、
その後に滑った若い穴山という日本人が最後の技を繰り出せずに失敗した。それを観て新田は「穴山は判断を誤ったな。一回目のジャンプからおかしかったものな」と言った。
何でもスノーボードハーフパイプは半円形のデッキの縁の部分であるリップにボートが付いた瞬間から勝負が決まるのだという。
「ハーフパイプって競技は仕事と同じだ。始めに空中を飛ぶ瞬間に勝敗が決する。仕事もバランスを崩したら判断を誤る。一つの仕事に取り掛かる前が重要なんだよ。
一回目のジャンプに集中して、最後の大技を決めるために全てはある」と言った。更に新田は「人生だって同じだ。赤ん坊の時はしょうがないが、物事ついた時から意識を高く持ってるやつが人生に成功する」と続けた。
些か最後に付け加えた文句は滑稽だが、彼の精神論もまあ一理ある。しかし、判断というものはやはり誤るものだ。逆説的に言えば、誤らなければならない。流れに乗るために始めが重要ではある。だがどうやったってうまくいかないことはある。
失敗を繰り返さなければ成功することはない。そうでないとしたら、私のこれまでは無駄だったことになる。
0196創る名無しに見る名無し2018/03/05(月) 03:35:32.95ID:gUZTz1pW
>>187
を読んで、ライブ会場に移動するのに置いていかれた仲の悪いベーシストとドラマーがケンカしながら目的地を目指し、最後には仲良くなってるというバディものが書けたのではないかと思った。
もしくは原稿が遅れがちな作家の家を訪問することにした編集者ふたりとか。

書いてみよう。

「花代(かだい)さん、ロム猫先生の原稿、届きましたよ」
 黒豹出版社の文芸部オフィスに鈴木鈴子のアンニュイな声が上がった。
「おう、やっとか」
 デスクで読んでいた他の作家の校正ゲラから顔を上げた副編集長代理補佐の花代は、鈴木鈴子に右手を差し出した。鈴木鈴子はその手にバイク便の封筒を渡す。封筒を開いて中の原稿を読み始めた花代の眉間に、みるみるしわが寄っていった。
「なあ、ロム猫先生にはバディものもアンソロジー用って言ったよな?」
 花代が鈴子に顔を向けて言った。
「言いました」
「なんか違うんだよなぁ」
 花代の眉尻が下がる。鈴子は原稿を受け取った。しばらくして読み終えると、
「なんか違いますね」
 とアンニュイな声で言った。
「どういう事だ!」
「わたしに言われましても」
「担当だろう!」
「この件を依頼したのは花代さんです」
「そうだったか? 悪いが電話してみてくれ」
 鈴子は手帳を取り出すと、花代のデスクの受話器を持ち上げた。
「出ませんね」
 しばらくして、鈴子が受話器を耳に当てたまま言った。
「あんにゃろう、居留守だな」
 ロム猫先生が往々にして電話に出ないことは広く知られていた。エッセイに書いたからだ。
「出かけるぞ、ついてこい」
「わたしもですか?」
「当たり前だ、担当だろう」
「でももうすぐお昼です」
「つべこべ言うな!」
 こうしてふたりは出版社をあとにした。

ここまで572字。いけそうだ。書きませんが。
0197創る名無しに見る名無し2018/03/05(月) 07:59:03.71ID:1oSyYyIh
小気味のいい出だしに笑った

>>187
詫びなんぞいらん

『サミクラウス』もだが、ロム猫の人の話作りは死者をテコにして感慨に浸るパターンが多い
そこで死者へのフォローが不足すると、上の人が言ってる通り、読者の共感が不足する
今回のは特に、主役の感動のために脇役の死が駒として用意され、利用された印象が強い
読者は「可哀想な人物」に心を寄せる
感動ものの作者は、読者の共感が誰に寄っているか掌握していなければならない

作者の計算高さは主武装にしていい
それを見破られないぐらいまで計算高くなるといい
脇役を生かすパターンを試していけば、駒としてではなく人物として動かせるようになって、作り物とは言われなくなる
だからバディものや群像劇もいつかやってみればいい
小さくまとまるな
以上

良かったよ
またグッとくる作品を見たい
0198ロム猫2018/03/05(月) 09:32:33.36ID:HXlgGjBM
まず、皆さん読んでくれてありがとう。
仕事の合間に、思うことをレスさせていただきたいと思います。
ただ、率直な意見、とても有り難いです。
取り急ぎ、お礼だけはと書き込んだ次第です。
では、後ほど。
0199ロム猫2018/03/05(月) 09:45:02.27ID:HXlgGjBM
>>196
つーか、これ、めっちゃ面白い!
是非とも続きが読みたい!

書いてはいただけないでしょうか?
0200創る名無しに見る名無し2018/03/05(月) 10:36:41.20ID:FBnluOjs
>>194
事故か?
他人の過去レスの無断コピペは厳禁。
0201創る名無しに見る名無し2018/03/05(月) 10:48:14.39ID:FBnluOjs
>>187
>でも、エッセイと私小説、優劣や区分はあるのでしょうか。

これはw 誰か答えて差し上げましょう。
0202創る名無しに見る名無し2018/03/05(月) 11:17:23.07ID:FBnluOjs
>>187
この作品を一言でいえば、私の「身上書」みたいなものかな?
あるいは、中編小説のちょっと長めの「梗概」といった感じかな。
充填してから瓶内熟成するビールがもたらす5年間という仕掛けがあるのに、全然
額縁小説という感じがしない。
現代風俗小説としての輝きもないけど。
これから小説を書こうと思っている良い子は、ちょっと考えてみるといい問題だな。
どうしてそうなってしまったのか、についてね。
0203創る名無しに見る名無し2018/03/05(月) 17:17:12.93ID:AU4m/bOz
どうか評価してください
エッセイ的なもの?


新年度。そろそろ高校一年生の生活も終わり、僕は二年生になる。進路先と将来を見据えていく年が始まる。将来の「夢」というものを、様々な観点で考えていく。
競歩の選手は、ほとんどが別の種目で挫折した人たちだと聞く。監督から、「競歩にしてみないか?」と勧められ、それを受け取る選手たちは今までの努力や苦労を想起し、葛藤に苛まれることだろう。それは、自分の目指してきた夢を捨てることになるかもしれないからだ。
それでも、成功した人はたくさんいる。競歩の選手に限らない。自己分析を重ね、他者の助言を取り入れて栄光を得た人達は必ずいるのだ。
先日、平昌オリンピックの舞台が幕を閉じた。日本は十三個のメダルを獲る輝かしい成績を残した。復帰後間もなくして臨んだ羽生結弦、カーリング女子の藤澤五月、彼らは小さい頃から夢を追い続けていた。
自分と他者の力量、世界の厳しさを知って道を変えるのは合理的だと思える。しかし、挫折を繰り返しても変わらぬ夢を見る人間の、実を結ぶ瞬間はこの世のなによりも美しい。人間の、一つの秘められた力なのだろう。
人が違えば、持つ夢も違う。「夢」をこれから考えていくのもいいが、子供の頃の初心に立ち返って、自分だけの誇れる夢を追うのもまたいいのかもしれない。
0204創る名無しに見る名無し2018/03/05(月) 17:34:36.09ID:XZxL8cTU
>>203
最近の新聞の社説ってこんなんだなーって印象の文章。

ぱっと見は文法的な誤りとかはないんだけど、何を評価してほしい?
日本語力を評価してほしいのか、新聞記者になりたいが文章力はどうか、とか。
0205創る名無しに見る名無し2018/03/05(月) 17:39:40.88ID:AU4m/bOz
>>204
社説っぽく書かれてあると思ってくれたのは嬉しいです。
個人的に、高校生ならこの程度の作文を書ける人がどのくらいいるのかの推測と、文章力を率直に評価してほしいです。
0206ロム猫2018/03/05(月) 18:52:06.35ID:DJxKBYPx
>>197
ありがとう。
>小さくまとまるな
の言葉に泣きそうになりました。ともかく、今は書きたい。たまっている話が三作ほどあります。
それを書き切ったうえで、挑戦をしたい。
「酷スレ」で初めて上げた掌編を
「駄文だな。読む価値なし」の第一声からスタートして、ようやく物語を作ることができた私は、書きたくて仕方がない。
駄文は変わらずですが、書くことを重ねていくうちに、少しずつ書きかたを理解している現状です。
無論、他人の批評などできるレベルになく、ただ「過疎、過疎」といわれる状況を歯がゆく思っていました。
ともかく、ありがとう。
毎度同じことをいいますが、君には感謝しかない。
>>188
毎度、原稿チャック?をありがとうございます。
今回、「講評お願いします」ではなく、「良し悪しのテキストに使って下さい」といったのは、>>202であげられている問題に使って欲しかったからです。
気づいているかと思いますが、今回の話は偶然そうなったのではなく、書く前から「地の文縛り」で書こうと考えていました。
その段階から「縛り」を意識すると、私の筆力では、回想、あるいは独白的な一人称にならざるを得なかった。
前レス、あるいは「創作ノート」スレで議論になった、地の文と会話文の議論に、作品として、
参加しようと思ったからです。
私が文章を読むときに感じる印象は、地の文は濃い情報を伝えられるが疲れる、そんな風に思っていました。
会話文があると、ほっとする。
ただ、会話文ばかりだと戯曲のような感じで、それもまた、つまらない。
どちらかに偏ったとき、文章はどんな風に歪になるか、あるいは成立するのか、試してみたかった。
結果、事実の羅列になり、長いあらすじのようになった感は確かにあるでしょう。
書くひとが書けば違う感じになるのかもしれたせん。
過疎ったら、論じてみてください。
私もその論が見たい。

ちなみに「健全な社会にドロップアウト」という表現は本来「ドロップアウト」と「」をつけて、
本来の意味として使っていないことを強調するべきでしたが、会話文でなくても、頑なに「」を使わないことで意図を示したかった、
そんな理由があります。

重ねて申し上げますが、ほんとうにありがとう。
また、読んで下さい。

長文失礼しました。
0208創る名無しに見る名無し2018/03/05(月) 21:10:51.53ID:Y15aR+Jf
>>158
>俺が角川で受賞した作品

あなたはだれ?
0209創る名無しに見る名無し2018/03/05(月) 21:20:00.95ID:Y15aR+Jf
>>203
>将来の「夢」というものを、様々な観点で考えていく。

日記(ブログ)じゃないんだから、他人に読ませるには
「考えていく」で自己完結させずに、考えていきたいと思っているところだ。とか
読み手に心情を”伝える”書き方をすべきです。
0210創る名無しに見る名無し2018/03/05(月) 21:23:38.05ID:7SDh0Qvp
>>209
確かにそうですね……
的確なアドバイスありがとうございます
0211創る名無しに見る名無し2018/03/05(月) 21:23:47.34ID:Y15aR+Jf
>>196
戯曲でしかないな。
会話任せで、地の文もト書きで終わってる。
0212創る名無しに見る名無し2018/03/05(月) 21:36:59.15ID:Y15aR+Jf
>>166
ほとんど、感想文とか作文の類ですね。
延々、愚痴ってるだけという感じしかない。

>たまたまチャンネルをNHKに合わせた時に閉会式がやっていたからだ。

たまたまチャンネルを合わせたって言葉が死語になりつつある昨今において表現が古過ぎ、いきなりダサい。
ほかの文面も表現がさえない。
0213創る名無しに見る名無し2018/03/05(月) 21:39:25.79ID:Y15aR+Jf
いつもの通学路を歩いてはいたがぼんやりする。頭の中と同じで目も少し霞んでいた。
 そんな状態で空を見る。薄青い色が広がっていた。

このような書き出しならば読者は一人称と考え、その先も同じ文体が続くと思うだろう。

 学生服を着た上原淳史は眠そうな顔で通学路を歩いていた。生欠伸が絶えない。
 おもむろに空を見上げる。至って普通の青空を黙って眺めていた。
0214創る名無しに見る名無し2018/03/05(月) 21:40:07.85ID:Y15aR+Jf
>>213は誤爆。失礼しました。
0215創る名無しに見る名無し2018/03/05(月) 21:46:48.70ID:Y15aR+Jf
>>158
>作品の内容よりも「この作品はこのような文体で書かれている」と言うことを
>読者に伝えることが何よりも優先されると個人的には思っている。
>男子高校生が主人公。朝の登校の場面から冒頭が始まるとする。
>いつもの通学路を歩いてはいたがぼんやりする。頭の中と同じで目も少し霞んでいた。
>そんな状態で空を見る。薄青い色が広がっていた。
>このような書き出しならば読者は一人称と考え、その先も同じ文体が続くと思うだろう。
>学生服を着た上原淳史は眠そうな顔で通学路を歩いていた。生欠伸が絶えない。
>おもむろに空を見上げる。至って普通の青空を黙って眺めていた。
>同じ場面であってもこのように描けば三人称に思える。
>ここに色々と付け足すこともできる。読者に違和感を持たれないようにする必要はあるが。
>学生服を着た上原淳史は眠そうな顔で通学路を歩いていた。生欠伸が絶えない。
>おもむろに空を見上げる。青いな。その一言だけが心に浮かんだ。
>長々と書いてきたが、俺の主張は二つ。
>最初に文体を明かす。章毎に変えるとしても冒頭で読者にわかるように書く。
>どのような文体でもいいが、読者が引っ掛からないで読めることがルールとなる。

一人称と三人称の書き分けはそんなものではないので。
それは素人か、読者の発想でしかないですね。
0216創る名無しに見る名無し2018/03/05(月) 21:52:27.43ID:Y15aR+Jf
続き)
むしろ、このように描けば三人称に思える。として挙げた、

>青いな。その一言だけが心に浮かんだ。

の方が一人称に適していて、人称を本当に理解してるんだろうか?と疑問に感じる。
0218創る名無しに見る名無し2018/03/06(火) 01:12:12.50ID:TLpZobQw
まず、本当に受賞したのなら匿名掲示板にスレ立てて
ワシ杯なんて時間の無駄なことやってないで、作品作りの執筆の仕事すればいいのにって思う。
結局受賞が嘘だから、執筆の仕事がないのでしょう?
0219創る名無しに見る名無し2018/03/06(火) 02:07:59.50ID:leyis9o7
受賞はしたけど、芽が出なかったんじゃない?w
ちゃんと能力のある評価された人なら、自分を買い被って偉そうに方法論なんてかたらないわ
自己顕示欲を満たしたいんでしょw
0220創る名無しに見る名無し2018/03/06(火) 03:05:46.60ID:TLpZobQw
受賞したのなら何年にどの作品で受賞したか名乗ればいい。
それができないのは嘘だという証拠。
名乗れないのなら、受賞したとか言いまわるのはたいがいにせえと。

ワシの考え!(`・ω・´)
0221創る名無しに見る名無し2018/03/06(火) 03:32:16.59ID:R5IZiVU1
>>199
調子に乗って書いてみました。
楽屋落ち的なアレなのでわからない人もいるかもしれません。
最初のを入れて4949文字くらい。
ネタをお借りした方はオマージュですので許してください。
これから3スレ汚しますがご容赦を。


 最寄りの駅までは徒歩で約五分。すたすたと歩く、ややくたびれたグレーのスーツを着た花代のあとを、鈴子はやや早足で追った。花代は相手に合わせて歩調を変えるということをしない。少なくとも鈴子に対してはそうだった。
 鈴子はこれから作家先生に会うのに失礼はないだろうかと、自分の服装を確認した。やはりグレーのスーツである。ややタイトなスカートなので、なおさら花代を追うのが大変だった。
 駅の構内は平日の昼間だというのに人が多かった。なおかつ若者の姿が目立つ。
「ああ、もう高校は卒業式が終わったっけ」
 鈴子のつぶやいたアンニュイな声は誰にも聞こえなかった。
 券売機の前でたたずむ花代の横に、やっと追いついた鈴子が立った。
「ロム猫先生はどこに住んでるんだ?」
 券売機から目を離さずに花代が言った。
「え、知らずに出てきたんですか?」
「君が知ってるだろう?」
「知りませんよ」
 花代が顔を鈴子に向けた。
「なんでだよ! 担当だろう!」
「お宅にうかがったことはありませんし、打ち合わせはいつも社内か近くの喫茶店でした」
「マジか。バイク便の封筒には書いてるだろう?」
 花代は鈴子の下げるバッグを見た。鈴子は首を振った。花代は手ぶらである。
「なんで持ってきてないんだ!」
「封筒は花代さんに渡しましたし、まさか住所を知らずに飛び出したなんて思っていませんでしたから」
 鈴子はまっすぐに花代を見つめた。ふたりはしばらく睨み合ったが、やがて花代がため息をついて目をそらした。
「じゃあ社に電話して封筒の住所を聞いてくれ」
「はい」
 鈴子はバッグからスマートフォンを取り出した。しばらくして、
「わかりました。欅高(けやきだか)です」
 と鈴子が言った。
「欅坂?」
「いえ、欅高」
「どこだ、それ?」
 ふたりはスマートフォンを取り出した。
「あ、ありました」
 ややあって、鈴子が顔を上げずに言った。
「遠いですね」
「しようがあるまい」
「電話やメールじゃダメなんですか?」
 鈴子はスマートフォンから顔を上げた。花代がまっすぐな視線を鈴子に向けた。
「人と人ってのはな、直接会って話さなければ伝わらないこともあるんだ」
 花代がいつもより低い声で言った。ちょっと作った声だった。
「今回がそうなんですか?」
 鈴子がアンニュイな声で言った。花代はなにも言わない。
「今回がそうなんですか?」
 鈴子はもう一度言った。
「切符買ってこい」
 花代は鈴子から目をそらすと券売機を指差した。

 電車は駅構内の人手にもかかわらず空いていて、ふたりは並んでシートに腰掛けることができた。定期的な振動に鈴子がうとうとし始めたころ、隣で腕組みをしている花代が口を開いた。
「ロム猫先生の作品ってさあ――」
 鈴子は二、三度まばたきをして、花代に顔を向けた。
「――なんであんなに暗いんだろうな」
 その言葉を聞いて、鈴子がごくごくわずかに眉をひそめた。それは、たとえまっすぐ彼女の顔を見つめている者がいたとしても気づかないかもしれないほどだった。
「それはおかしいと思います」
「え?」
「暗いとか明るいではなく、なんというか、ロム猫先生の作品は、えーと」
 鈴子は首をかしげた。
「ロム猫先生って、本人はそんなに暗くないだろ?」
 花代は鈴子を横目で見ながら、口元に笑みを浮かべて言った。
「あ、そうですね。脳天気で悩みなんてちっともないような人ですね」
「そこまでじゃないだろう」
 花代は笑った。
「これはあれですかね、ごっつい顔と体格の人がラブロマンスを書いたり、やせっぽちの小柄な人がタフガイの活躍するハードボイルドを書いたりっていう」
「本人とは逆のものを書くってことだな」
「そうです、そうです」
「んー」
 花代は曲げた人差し指をあごに当てて中吊り広告を見上げた。
「しかし、そうとばかりも言えないぞ。私小説っていうのは作者自身をさらけ出すものだし、他のジャンルでも多かれ少なかれ作者自身は出てしまうもんだ」
「まあ、いい歳してラノベみたいなものしか書けない人もいますしね」
 ほっとけ。
「結局、作家ってのは自分を切り売りするようなものなんだろうな」
「因果な商売ですねぇ」
 鈴子は長いため息をついた。
0222創る名無しに見る名無し2018/03/06(火) 03:34:22.18ID:R5IZiVU1
 欅高駅にふたりが姿を見せたのは夕方近くになってからであった。予定の時間よりはるかに遅い。改札を出ながらふたりは言い争っていた。
「なんで寝過ごすんですか!」
「それはお前だって一緒だろう!」
「お前とか言わないでください!」
「まったくこんな遅くなっちまって」
 ふたりは駅舎から出た。
「あ、見てください、ピエロですよ」
 鈴子がこぢんまりとした広場の片隅を指差した。赤い鼻をした派手な衣装のピエロがジャグリングをしているが、まわりには誰もいない。
「珍しいですねー」
「ピエロってなんか怖いよな」
「えっ、花代さん、ピエロが怖いんですか?」
 鈴子の顔に邪悪な笑みが広がった。
「いや、なんのことだ? ロム猫先生のうちはこっちか」
 花代はスマートフォンを見ながら歩道を歩いていく。
「ちょっと待ってください! わたし、お昼も食べてないんですよ!」
「俺だってそうだよ!」
「パワハラです!」
「あとでおごるから。今は早くロム猫先生に会わないと」
 かなーり遅れているのであるが。
「ホントですね!?」
「ホントホント」
 あやしいなぁ、とつぶやきながら鈴子は花代のあとを追うのであった。

「ここですね」
 鈴子が一軒の民家の前で言った。表札にはロム猫先生の本名が書かれている。
「間違いないか?」
「たぶん」
「よし」
 花代は、玄関ドア横の音符マークが描かれたボタンを押した。家の中でチャイムが鳴るのがかすかに聞こえた。しかし、応答はない。何度かチャイムを鳴らすが、ふたりには人の気配すら感じられなかった。
「留守ですかね?」
「そうだなぁ」
 花代が腕組みして頭をひねった時だった。
「あ、そこの方はお出かけしたみたいですよ」
 声がして振り返ると人のよさそうなおばさんが立っていた。
「そうですか。どこへ行ったかわかりませんか?」
「そこまではちょっと」
 おばさんはそう言うと、遅れる遅れる、とつぶやきながら去っていった。
「やっぱり留守ですか」
「どこに行ったんだろうな」
「土地勘はありませんし、さっぱりですよ」
「うーん」
 花代は腕組みして視線を落としたが、やがて、あっ、と声を上げた。
「スマホでこのあたりの地図を出してみろ」
 鈴子は言われたとおりに地図アプリを開いた。二本指で操作し、拡大していく。
「待て」
 鈴子のスマートフォンを覗き込んでいた花代が声を上げた。地図上の一点を指差す。
「ロム猫先生はここにいる」
 花代はにやりと笑った。
0223創る名無しに見る名無し2018/03/06(火) 03:36:40.20ID:R5IZiVU1
 夕焼けに赤く染まった児童公園に、砂場で遊ぶ幼児とそれを暖かな眼差しで見つめる若い母親の姿があった。その親子から遠く離れた位置に、半分に切った丸太を模したベンチがあり、ひとりの男が座っていた。手に持ったカップ酒は半分ほどに減っている。優しい目で遠くの子供を見ているその顔はなかなかのイケメンであった。ロム猫先生である。
「探しましたよ」
 右手から声をかけられ、ロム猫先生は、はっと顔を向けた。そこには花代が微笑みを浮かべて立っていた。
 ロム猫先生は反射的に腰を上げ、反対側に顔を向けた。
「鈴木さん……」
 そちら側に立っていた鈴子が、さびしげに微笑みながら首をゆっくりと振った。
 ロム猫先生はがっくりと肩を落とし、ゆっくりとベンチに腰を下ろした。
「どうしてここがわかったんですか?」
 ロム猫先生は地面に視線を落とし、どちらにともなく静かに言った。
「作品にはね、その作家の自分自身が出るものです。あなたの作品には過去二回、公園で酒を呑むシーンが出てきましたね。今回もそんな気分じゃないかなと思ったわけです」
 花代がゆっくりとロム猫先生に近づきながら言った。
「花代さんにはかなわないな」
 ロム猫先生が端正な顔を歪めて笑った。
「読みましたよ、アベノミクス」
「サミクラウスです」
 鈴子が訂正を入れた。
「読みましたよ、新作」
 ロム猫先生が顔を上げた。そのままなにも言わず、花代の言葉を待った。
「公園でお酒を呑むシーンがなかったのでびっくりしました」
「そんな感想かい」
 鈴子のアンニュイなつぶやきは、茜色に染まった空に吸い込まれ、誰の耳にも届かなかった。
「それと、依頼した内容とはちょっと違うようですね」
 ロム猫先生の男前の顔が苦悶に歪んだ。
「私には――」
 胸の奥から絞り出すような声がロム猫先生の喉から漏れ出すかのようだった。
「私にはバディものが書けないんだ!」
 悲痛な叫びであった。
「どういうことですか?」
「あなたは言いましたね、作品には作家自身が現れるものだと。私にはバディものを描くべきものがないんです。あんな、あんなものは私には書けない!」
「ちょっと待ってください。あんなものとはどういうものです?」
「あんなぐちょぐちょどろどろで恐ろしいもの、私の中にはないんです!」
「ぐちょぐちょどろどろって――どうしてそれがバディものなんですか?」
「え?」
「え?」
「あー」
 得心がいったように声を上げたのは鈴子であった。
「なんだ、鈴木? なにか心当たりがあるのか?」
「いやー、どうかなー」
 煮え切らない鈴子からロム猫先生に目を戻し、
「詳しく聞かせてください」
 と花代は言った。
 ロム猫先生が語るには、バディものがどういうものかわからなかったので鈴子に尋ねたところ、映画を何本が紹介され、その中の一本を観て書けないと思ったとのことだった。
「それはなんという映画なんです?」
「遊星からの物体Xです」
 ぐちょぐちょどろどろのホラー映画である。
「鈴木ー!!」
「いやぁ、冗談で言ったんですけどね。まさか最後に言ったやつから観るとは思わなかったです。てへ」
 鈴子はこぶしを頭に当てると、片目をつぶって舌を出した。
「お前のせいじゃねえか!」
「お前とか言わないでください!」
「えーと?」
 怪訝な顔のロム猫先生に、バディものとはどういうものかを花代は語った。
「そうだったんですか」
 ロム猫先生のあっけにとられた顔もまた美形だった。
「ごめんなさい」
 鈴子が頭を下げた。
「いやいや、教わった映画を全部観なかった私が悪いんです」
 ロム猫先生は憑きものが落ちたような顔で笑った。
「どうです。書けそうですか?」
 花代もまた笑顔で言った。
「ええ」
 ロム猫先生は力強くうなずいた。
「格好のモデルになるバディたちが目の前にいますからね」
 花代と鈴子はきょとんとしてロム猫先生を見た。やがて、
「俺たちが!?」
「わたしたちが!?」
 ふたりは同時に言った。
「ほーらね」
 ロム猫先生が声を上げて笑い、ふたりもつられて笑った。三人の笑い声が、やや紫色を帯びてきた空に響き渡った。
 それを砂場から気味悪そうに見つめる若い母親に、三人は気づかなかった。

 おしまい
02242018/03/06(火) 03:37:24.11ID:vePxOVbq
よくやく六十枚くらいの原稿が書けた。四十枚くらいの原稿を必要な加筆をしてだいたいこのくらいになった。

書けば書くほど小説って限定的な世界観であることがわかる。たくさんのことは云えない。たくさんの場面を描くにはやっぱり文書を簡素化して大衆小説にするしかない。
純文学のようなものは、たくさんの場面を想定する必要はない。一本道をその日行って帰ってくるくらいの物語で事足る。

賞に出そうとしているけど、十行くらいここに書き出して読んでもらっても支障ないかな?
0225創る名無しに見る名無し2018/03/06(火) 03:49:27.46ID:TLpZobQw
>ややくたびれたグレーのスーツを着た花代のあとを、鈴子はやや早足で

やや、ややの重複はいただけないな。もっと丁寧に言葉を選んでほしい。

>平日の昼間だというのに人が多かった。なおかつ若者の姿が目立つ。

なおかつ目立つなんて使い方も凡庸で説明的な言葉すぎる。
他も全体的に、凡庸な言葉選びが多すぎる。
少ない描写なんだから、せめてもっと文学的な表現を工夫してほしい。
会話も半分くらいは無駄で意味がなく削ってもいい。
それよりも会話の間の文に工夫がもっとほしい。
ネタで書いてるだけなら別だが文学になってるとは思えない。。
0226創る名無しに見る名無し2018/03/06(火) 03:59:11.59ID:TLpZobQw
>右手から声をかけられ、ロム猫先生は、はっと顔を向けた。
>反対側に顔を向けた。
>そちら側に立っていた鈴子が

右手側からとか、反対側にとかそちら側とか作者の頭に浮かんだ情景を描きたいん子Lだろうけど
説明的すぎるし、そもそも必要ないと思う。
もっと文字として表現するべきものがあるはず。
0227創る名無しに見る名無し2018/03/06(火) 04:09:31.22ID:TLpZobQw
一つ一つ添削していこうと思ってもキリがないほどに全体が文学的じゃない感じ。
地の文が「と鈴子が言った。」 「鈴子が言った。」 「鈴子は顔を上げた。」と「言った」「した」「笑った」「渡った」ばかりになっていきほとんど説明のト書きでしかなく、地の文を成していない。
あまりに会話に安易に重点を置きすぎているからそうなる。
たぶん理解していただけないだろうけど、書いた人の文章がレベルアップするように、まじめに評しました。
0228創る名無しに見る名無し2018/03/06(火) 04:21:16.38ID:+PO/VStl
>>224
構わないですが、ネットに公開したらアウトになる賞だったら控えた方がよろしいと思います。
0229創る名無しに見る名無し2018/03/06(火) 04:23:46.67ID:TLpZobQw
どうでもいいが、出来事を思いついたまま書き連ねていってる感じの人ばかりで、
ほとんどの人は、少しもプロット作って活かしていないでしょ?
文章の構成とか変えたり、伏線の張り方とか起承転結とのバランスを考えて書き直したりしていますか?
02302018/03/06(火) 04:25:56.63ID:vePxOVbq
プロットなんか考えない。思いつかない。
書きながら登場人物が動き出すのをまつ(安部公房)
0231創る名無しに見る名無し2018/03/06(火) 04:32:10.47ID:TLpZobQw
あなたは安部公房ではない。
曲が自然と浮かんでくるんだという天才ミュージシャンを例に挙げて、
俺もそうすると言って音楽の基礎も学ばず、いつまでたっても良い曲なんて作れないで
それでも俺も有名になれると無駄なあがきしているのと同じ。
無名の凡人ならプロットくらい作るのが肝心。
それができないなら知識のひけらかしのグダグダなまとまりのない文章書いてるようじゃ、いつまでたっても上達しないよ、「し」さん
02322018/03/06(火) 04:36:50.53ID:vePxOVbq
わかってはいるけど、プロットなんかなくても伝えたいことを念頭に置いて書いていけばいいのでないの?
書いてるうちにだんだんわかってくることもある。
02332018/03/06(火) 04:43:48.53ID:vePxOVbq
この箇所はまだ推敲途中だから、同じ文章で原稿提出することはあるまい。今書いてるものの一節。こういった一節どう?酷評して。

私は更に東京にいた時のことを思った。東京は嫌いではない。いや、むしろこっちの生活よりも東京ライフの方が楽しかった。今思い出すと、都会の生活は実に多くの驚きと発見に満ちていた。
駅や街にいて耳を澄ませると遠くからなのか近くからなのか雑多な音が私を取り囲んでいるのがわかる。それはまるで、私を喧噪の中で一人置き去りにしているような音だ。
都会の生活を思い出すと、まずあの喧噪の中にいるときに聴こえてくる音を想起する。この雑踏のなかで聴いていた音の正体は、思い切って渦中に飛び込んでみると姿を現す。都会では実に様々なことがあった。
東京は、とかく孤立しやすい場所ではある。一歩音のする方へ、喧噪の中に飛び込んでみると、飛び込み方にもよるが危険なことも潜んでおり、スリリングだ。
それに比べると田舎の生活は実に味気ない。都会にあるはずのものが田舎にはないのだ。あるのは人と人との柵だけである。都会をギャラクシーに例えると、田舎はまさに「世間」という人間特有の場所と呼ぶにふさわしい。
02342018/03/06(火) 04:51:02.30ID:vePxOVbq
あとこのような一節。酷評よろ。

私は、この時、自分の存在を漠然と思い浮かべてみた。私の眼前には夜の闇と月明かりに照らされて映る影があるだけであった。
そして、私は次に◯◯の顔を見た。それは私の顔のように見えた。◯◯の顔は私の顔に似ているような気がした。
◯◯の顔を見つめていると、だんだん顔が変化していって別の人の顔が頭の中に思い浮かんだ。
私は時々、親しい人の顔をみて気持ちが悪くなることがある。また、恋をしていた女の子の写真を眺めている時に気味が悪い、急に嫌気がさす瞬間があった。
◯◯の顔は、何と言おうか得体の知れない何ともいえない感覚を抱きながらも、ちっとも嫌いにはならなかった。
あの体験から五年経ったが、未だに◯◯とは幾何学模様のような綺麗な平衡線を保った友人関係が続いていた。
0235創る名無しに見る名無し2018/03/06(火) 05:28:51.36ID:+PO/VStl
>>203
投稿された内容は、これこれこうだからこうなる、という説明であって自分の生活に触れていませんから、
エッセイというより緩い論説に見えます。

論旨がすっきり通るようにしておくことが大切でしょうね。
変節を経て成功する競歩選手。
幼少から自分の道を追い求めてきたメダリスト。
書き手はこれから進路を考えている。

この前提のもと、子供の頃からの夢を思い出すのもいいかもしれない、という結論はちょっとズレがあります。
メダリストを引き合いに出すのであれば、ずっと何かの夢を追い求めてきた自分の気持ちを、あらためて補強するものになるはずです。
0236創る名無しに見る名無し2018/03/06(火) 05:59:10.19ID:+PO/VStl
>>221
スレをラノベタイトル化したものと認識して読みました。
一番うまく決まってるのは、アベノミクスのネタかなと思いますね。
冒頭からところどころ抜けている花代さんのキャラクターがいきています。
あとは脱力系のネタが多かったのでキャラクターが騒ぐ大振りのものを変化球で混ぜてもいいんじゃないでしょうか?

二人+ロム猫先生の漫才じみたトークが本編になるわけでしょうから、ピエロは要らなかったかもしれませんね。
二人のキャラ立ての場面なのだと思いますけど、IT的なピエロのホラーイメージが濃くて作品の統一感を乱している気がしました。
あとアンニュイ、がちょっと多過ぎてネタですかね?何かのネタかなと思いましたが分かりませんでした。
0237創る名無しに見る名無し2018/03/06(火) 06:12:15.55ID:e4JJ8Km/
>>221
>>222
>>223
面白かった!お見事!「悪態と協力で進むバディもの」五千文字程度。まさに、お手本になりました。
批評うんぬんの前に普通に作品として楽しめましたよ。
キャラクターが生き生きとしてて、テンポよく、ちょっとした推理要素を入れて、最後には笑えるオチがある。
さすが、ミステリー作家さんだ、とうなりました。

公園で酒を飲むところとなかなかのイケメンってところは当たっています。
0238創る名無しに見る名無し2018/03/06(火) 06:21:19.40ID:+PO/VStl
>>233
都会の中にある喧騒の正体、ここは読んでいる方からすると引きになっていて良い感じです。それが何なのか、ちゃんと書いた方がいいですよ。
ここ、うまく表現できていれば作家のスタンスが出るのになと惜しい気がしました。

文体にはツッコミどころが多いです。

実に多くの驚きと発見、様々なことがあった、と書いたらそれを具体的にいくつか後述した方がよろしいと思いますし、書かないなら気を持たせるだけなので不要だと思います。

「し」さんはカタカナの使い方に人一倍、気を使った方がいいと思いました。
東京ライフ、スリリング、ギャラクシー、いずれもが一般的な使い方でなく「私」をかなり変わった人に見せています。

例えで何かを表現するときは全く違うものを経由し、かつ凡庸でなく分かりやすくすることが条件です。田舎を言い表すところら凡庸に感じます。もう一歩踏み込んで遠回しかつ本質的に例えてください。
02392018/03/06(火) 06:36:35.70ID:729iZCtB
>>238サンクス


>実に多くの驚きと発見、様々なことがあった、と書いたらそれを具体的にいくつか後述した方がよろしいと思いますし、書かないなら気を持たせるだけなので不要だと思います。


短い一節なので、この後「様々なこと」を記してあります。


>「し」さんはカタカナの使い方に人一倍、気を使った方がいいと思いました。
東京ライフ、スリリング、ギャラクシー、いずれもが一般的な使い方でなく「私」をかなり変わった人に見せています。

これはお恥ずかしい指摘されるまで何の気なしに遣ってました。早速改変します。ありがとう。


例えで何かを表現するときは全く違うものを経由し、かつ凡庸でなく分かりやすくすることが条件です。田舎を言い表すところら凡庸に感じます。もう一歩踏み込んで遠回しかつ本質的に例えてください。

田舎については次の一節で説明してあります。↓
02402018/03/06(火) 06:44:47.45ID:729iZCtB
酷評よろ。

高校に入学した時分のこと、私はこの田舎に希望をもってやってきた。ここではいろいろなことがあるとあの頃の自分は、本気で思っていた。何故なら田舎の人間は寛容だという勝手な観念を抱いていたからだ。
実際には真逆で、方言の違う私をこの土地の連中は卒業まで受け入れてはくれなかった。
この土地の同年代の飲み会というか、集まりに参加したことが私はなかった。ただ一度だけ高校三年の文化祭の打ち上げに参加したことがあった。
学校では、普通に友達もいて、至って普通の高校生活を送っていた私だったが、仲の良かった何人かの口から訊かされた
「飲み会が」とか「集まりが」とかいうところのその集まりとやらに参加したことが文化祭の打ち上げ以外には一度もなく、考えてみれば、私は休みの日に独りでいることが多かった。
これは私が嫌なやつだったから、とかいうより、それが自然だからそうだったという方がしっくりくるだろう。集まりに呼ぶ呼ばないという話題さえ恐らくは連中の口から漏れたことはなかろう。
私という存在は外部の人間として、話題にのぼったくらいが関の山である。
だから私はこの郷土に結び付けられた連中に複雑な心情を抱いてきた。この地方の人間は、そんなに悪い連中ではないけど、都会に暮らす人間のようなバイタリティーは皆無だった。
どれ、新しいことをしよう、とか常に外部を取り入れながら混沌とした人間関係を築くようなことを連中はしなかった。彼らはただ単調に過ぎる日常と自分が戻るべき場所を好んだ。
私は連中にとって外部の人間であり、どんなに学内で仲良くなってお喋りしても彼らと学校の外で会うことはほとんど皆無だった。
彼らは私のような外部の人間を郷土の「集まり」に入れたがらなかった。もちろん外部の人間を頑なに入れないということはないだろうけど少なくとも私の気質は彼らにとって外部だった。
02412018/03/06(火) 06:48:03.27ID:729iZCtB
投稿してしまったが、あまりに赤裸々過ぎるし、直すところもたくさんあるなw
「皆無」を二回も遣ってしまった。
02422018/03/06(火) 06:51:06.66ID:729iZCtB
ちなみに会話文がないようだけど会話文の箇所は載せません。登場人物も載せません。物語がどのようなものかわからないような箇所を投稿させていただきました。
0243創る名無しに見る名無し2018/03/06(火) 07:01:58.35ID:+PO/VStl
>>234
あの体験、というのは前半の、相手の顔が自分の顔のように見えた一件を指しているのでしょうか?
であれば強烈に濃厚で奇妙な体験にしないと5年後まで記憶しているのが不思議に思えてしまう気がしませんか。
主人公はただでさえ人の顔に違和感を覚えることの多い人物ですから、その中でも記憶に焼き付く相当な体験にならないと。

読んでいくと顔が変な風に見えてもちっとも嫌いにはならなかった、と断続的に同じ体験が続いている書きかたをしています。
その後にあの体験から五年経ったが、と個の事例を抜き出した思い出し方があってやや違和感。

幾何学模様、は同じ図形が複雑に連鎖した図を思わせます。
人間関係の平行線は、一定の距離を交わらずに保っているイメージがあり、ここもまた言い表しとしてどんなもんかなというところです。
0244創る名無しに見る名無し2018/03/06(火) 08:19:02.65ID:48XELdK9
>>233
うーん、なんか無駄が多いのと文脈の繋がりに違和感があるのが気になるな。どこがどう悪いとは具体的に言えないから、歯がゆいな。


ちなみに、おれが>>233を改変するとこうなる。ただの自己満足だからこれは無視していいよ

 私は更に東京にいた時のことを思った。都会の生活は実に多くの驚きと発見に満ちていた。
 ひとたび街に出かければ、四方八方から雑多な音に取り囲まれ、まるで置き去りにするかのように次々と通りすぎていくのだ。そして、それらの音の群れにはときおりスリリングなものがひそんでおり、私の胸を躍らせるようなことも様々あった。
 刺激的な都会に比べると、今の生活は実に味気なかった。都会にあるはずのものがここにはなく、あるのは田舎特有の人と人との柵だけである。都会を大小の星々がきらめく銀河に例えるなら、ここはまさに「世間」という現実にあふれた地上といえよう。


都会にいたことを思い出してることから、今は田舎にいるものだと考えて文章作ってみた。
0245創る名無しに見る名無し2018/03/06(火) 12:40:16.24ID:/MYT3wYp
そもそも都会と田舎、という古き良き対立構図がねえ……うーん。
余程鋭い視点で語るか地方にインターネットの影響がどう及んでいるかとか
最先端の生々しい感じを出さないと、常識の範疇に収まって陳腐化してしまいますね。
地方都市の独特な空気を語るだけの方が読ませる力は楽に出るでしょう。
02462018/03/06(火) 20:08:50.66ID:PE0RS+Cm
>>245
地方はまだまだ地方なりのしがらみがある。
確かにあらゆる情報が田舎にも回ってきてるし、ここも昔ほど閉鎖された空間ではない。しかし都会の人間にあって、この土地の人間に無いものがある。
逆もまたある。
0247創る名無しに見る名無し2018/03/06(火) 23:03:12.90ID:6WD/FNHL
読んでくれた方、ありがとうございます。

>>225
ありがとうございます。
やややや! 本当ですね! 不覚です。そのすぐあとにももう一個ややがあるし。

まぁネタです。

>>236
ありがとうございます。
最初は、公園にたどりついた時にはふたりとも服がボロボロになってるようなものを書きたかったんですが、五千字にこだわったので書けませんでした。

ピエロは、欅坂の道化師さんへのアレで、欅高のピエロだったんですが、しょーもなくてすみません。

アンニュイは、他からのネタとかではなくて、手抜き的にアンニュイ連発してしまって、結局キャラ崩壊したのでなんだかよくわかりませんね。反省です。

>>237
ありがとうございます。

大阪本町 糸屋の娘
姉は十六 妹が十四
諸国大名は 弓矢で殺す
ロム猫さんは 褒め殺す

楽しんでもらえたようで、よかったです! お手本にはとてもなりませんが、超短編の難しさを痛感しました。でも、喜んでもらえたならうれしいw

あ、あと、ロム猫先生の外見については完全なフィクションです。
0248創る名無しに見る名無し2018/03/08(木) 02:54:22.45ID:zeObCrhk
いつの間に馴れ合いスレになったんだ、ここは
もっと殺伐としたスレでいい
0249創る名無しに見る名無し2018/03/08(木) 15:30:32.62ID:aI0IJsGx
☆創作発表板というのがあるらしい Part1☆
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1520490344/

創作発表板と文芸書籍サロンの人との交友スレです。
文芸書籍サロンに立てときました。
0250創る名無しに見る名無し2018/03/08(木) 20:31:52.87ID:gVXBP3aZ
>>240
ほとんど独白というかエッセイ風なんですが、レスされている人もいるように
都会の喧騒とか、ありきたりな内容、よくある想いで終わっていて、
それ以上の読者を引き付ける個性というか、あえてそれを書く理由というか、何かが足りない気がします。
0252創る名無しに見る名無し2018/03/08(木) 21:50:45.85ID:gVXBP3aZ
>>158
>アマチュア向けの方法論

アマチュア向けの方法論なんてないですよ。
読者が読み進めたくなる文章を書く上において、プロもアマもないです。
自分が楽しむだけで、他人に読ませるつもりがないならともかくとして、
ネットに投稿して読んでもらいたいって思うなら、どうせプロじゃないんだし、とか、
アマだからこれでいいとか言ってるうちは、まず上達しませんよ。

それに、文章が上達したいから酷評を求めてるはずなんで
アマだからそんなのいいやって考えなら、何のためにアドバイスのレスを欲しがるのかわかりません。
02532018/03/08(木) 21:58:29.50ID:aWU3JGRc
ありがとう、没にしたので新潮間に合わないかも。
百枚くらいで書いて出すとは思うが。
0254創る名無しに見る名無し2018/03/08(木) 22:28:02.84ID:gVXBP3aZ
本来、こういうふうに、作家の考えをストレートに「これが私の主張」みたく一人称で書くよりかは
三人称にしてキャラの中の誰かにそれとなく語らせて
オブラートに包んだようにして描くと読みやすくなりそうに思いますよ。

表向きにストレートな内容や表現にするよりかは、一見、お話はコミカルだったり別物なんだけど
その裏にすごく社会風刺が込められてるとか
読み終えると、作者の言いたかったことが見えてくるという、そういうものが書けると、より良い気がします。
0255創る名無しに見る名無し2018/03/09(金) 02:56:22.72ID:hS1uN/9h
>>252
書く側はアマだろうがプロだろうが、読む側にとっては関係ないので
読みやすく出来のいい作品が書かれるに越したことはないよな。
アマだからこの程度でいい、と妥協してるのは、ワイ氏がアマチュアだって諦めてるからか?
0256創る名無しに見る名無し2018/03/09(金) 15:24:12.68ID:iBH1qnjU
>>254
その、キャラに語らせる、をやらせると、「し」さんはだいぶ直截的になってしまうんですよ。
「都会というものはスリリングで孤立するものよ」
こういう風になってしまう。
それはスリリングで片付けず事件にすればいいんですけどね。

象徴的に語る、だったり、語らないことで語る、だったり、婉曲的に語る、だったり。
小説の一段深い書き方と読み方を覚えるべきじゃないかと思うわけです。
02572018/03/09(金) 21:18:28.67ID:LJQQ+fEn
1/3

「いらないわ」和代は、私が差し出したバナナを手に取ろうとはしなかった。一度、差し出したものを引っ込めるのは、どうもばつが悪かった。私は、手を引っ込めずに、
しばらくバナナを持ったまま彼女の拒絶の意味について、考えを巡らせていた。
「何か食べるかい?」私は、しようがないので、彼女に問いかけをしてみた。
「何も、特にいらない」そう呟いて、彼女は、疲れたような表情を浮かべ、小さな嘆息をした。
その後、私は沈黙した。和代も俯き加減で沈黙した。彼女が、このような態度を取ることは、そんなに珍しいことではない。最近、このように不機嫌になると、決まってあの時のことが私の脳裏に浮かんでくる。
あれは、今から十年も遡ることになる。私は、あの時、長野県の蓼科の山奥にいた。まだ学生時分のことである。私はとあるテニスサークルに属しており、
一週間、他大学と合同合宿をして総勢三十人ほどで、コテージに寝泊まりをしていた。
このサークルのメンバーに、今の彼女である和代がいた。和代と私は、大学が違った。この合宿で、私は和代と知り合ったのである。蓼科のひんやりとした心地よい風が、十年経った今でもありあり蘇ってくる。
あの時から十年経過した今の今まで、私は和代に連絡をしなかった。和代の方からも連絡してくることはなかった。
「あなた、何年待ったと思っているの」和代は、ある時言った。
私は、彼女のこの言葉の意味を即座に悟った。何年待ったと思っているの、という問いかけの意味には、皮肉が込められていた。
02582018/03/09(金) 21:19:00.36ID:LJQQ+fEn
「どういうことかわかってる?」
「どういうことって?」
「あんた、あの山奥にいて気づかなかった?」
「山奥って、長野の?」和代は、そう言った後、沈黙してこう続けた。
「会ってすぐわかったでしょ?」
「いや、うーん……」
「どうしてこうなったのよ?」
「どうしてって、どういうこと?」
「何で十年も経ったのかってこと」彼女は、明らかに天邪鬼になりつつあった。
和代が言っている意味はわかる。だけど、十年経ったのは現実であり、この十年を取り戻すことはできない。
「女が待ち続けることは、本来ないのよ。どんなに想っていても、女ってのは、どうしてもタイムリミットがあるから、別の人で代替するの。そうして、子供を産むのよ」
「じゃあ、どうして、そうしなかったの?」
「できないのよ、どうしても。私もいろいろ試したわ。だけど、無理だったのよ」私は感情的になっている彼女の表情から、本当に疲れ切っているのがわかった。
私は、彼女をほって置いて一人で十年過ごしてきた。そのことを彼女は咎めているのだ。だけど、どうしろというのか? 私は、彼女が待っていることを知らなかった。
「よくわからなかったんだ」と、私は言い訳をした。
「あんた、馬鹿なの? すぐわかるでしょ。私が、あなたのこと好きとか嫌いとか、言わなくても、すぐわかって自然に繋がる類いのことでしょ」
「頭を使って考える癖がついていたんだ。感情のまま行動することができなかった。確からしさとか、確かなものがないから行けなかったんだ」
「本当に、どうするのよ、この感情。一生待たされたことの怨恨が消えないよ」
「君にも責任はある」
「何の責任よ?」
02592018/03/09(金) 21:22:42.63ID:LJQQ+fEn
3/3

「僕が、わかるように誘導しなかった責任だよ」
「そんなのしないし、したくない」和代は、そう言い切った。
そもそも、私は理性を働かせて見えるものしか信じない環境に生まれ育った。そういうものだ。和代が言うことは、そうすべきという独り善がりな言い分なのだ。
「アダムとイヴね」と和代は言った。
「アダムとイヴ?」
「旧約聖書の『エデンの園』の楽園追放の話よ」
「それがどうかしたの?」
「あなたは、楽園を追放され続けているけど、私は許されたわ」
「どういうこと?」
「あなたは、目に見える物事しか信じていないからそうなのよ。わかっていながら、それをしない」
「……わかってはいる」
「わかっていたなら、こんなにボロボロになるまで人を待たせないでしょ。普通に幸せになるように行動するでしょ?」
「……」
「いい? あの時、蓼科にいた時、わからなかった?」
「よくわからなかった」
「人類が犯した原罪があるの」
「原罪?」
「それはね、繋がりはもともと当たり前のことなの。人は自然な繋がりに逆らわず、繋がりのままに生きればいいのに、みんなそうしてこなかった。
それにより「私たち」は、楽園を追放されたの。「私たち」の中で、不自然な連関ができて、それで同性愛が生まれて、奇形児が生まれて、発達障害が起こるの。
すべては、心のままに生き続けなかった「私たち」自身の責任なのよ。それをあなたは十年できなかった。それが人類の原罪の意味よ」
「やっぱりよくわからないけど」
「あなたは、私がいるとわかっていて、何もしなかった。というよりできなかった。お腹が空いているのに、りんごを取らないで空腹なまま暮らす大バカ者よ」
「ある程度のことは、理解したつもりだよ。君にもある種、罪はある」
「何の罪よ」
「それは、待ち続けるという罪だ」
0260創る名無しに見る名無し2018/03/09(金) 21:56:38.49ID:0nVBCNEJ
率直に言うけど、難しいことを言うには頭の出来があまり良くなくて、全体に低い水準のことしか書けてないよ。
電車男みたいなのを書くことを目指したらもっと読めるものが出来そう。
0261創る名無しに見る名無し2018/03/09(金) 22:56:31.00ID:IfcoyahG
>>257
10年間も音沙汰なかったのに、いきなり親しく、かつずけずけとした物言いになっているのはどうしてだろう?
0262創る名無しに見る名無し2018/03/09(金) 23:11:50.27ID:Py8dx5pN
>>257--
これは過去スレに投稿されたテキストを推敲の上、再投稿されたもの。
物語内容については触れないがw ディスコース的にはかなりの進歩が見られる。これは否定できない。
あれだけ酷評されたにも関わらず、再投稿してきたということは、要するに、これが作者が描きたいことなのだ!
過去スレを知る者にとっては、改めて言わなくてはならないことはありません。
言っても無駄だろうw
0263創る名無しに見る名無し2018/03/10(土) 04:50:00.03ID:U5ApYMAC
1/2

年齢を重ねて随分謙虚になったと思う。自分を過大評価しなくなった。謙虚になったのに反比例して、私が培ってきた誇りみたいものまで綺麗になくなってしまったような気さえする。
20代の頃にあったプライドまで失ってしまって、今の自分はもぬけの殻だ。
「吉瀬さんは、もっとはっきりと意思表示した方がいいと思う」晶子はフォークとナイフをハの字に置いて唐突に言った。ちょうどメインディッシュの皿が運ばれてきて、肉を切り分けている時のことだった。
前日に晶子を誘って、臨海中央ホテルのレストランの予約を取ったまではよかたのだが、晶子のこの一言で興が削がれた。
意思表示した方が良い。晶子のアドバイスはありがたいとは思う。だけど、これは私の生き方なのだ。言うなれば、私の人生を賭して選んだ価値観なのである。
「そんな生き方してたら誰もいなくなっちゃうよ」二言目を口にすると、晶子はナプキンでゆっくりと口の周りを念入りに拭いた。
彼女の唇は紅く、この濃いルージュの色合いは皮肉と相まって、私を混乱させた。
晶子のアイロニーをどう受け取っていいか判然としないが、恐らくこういうことだろう「あなたははっきりしない。そんなんだから三十五歳で独身で彼女もできないのよ」
彼女の言っていることは間違っていない。若干いじけた言い方かもしれなが、これ以外の生き方が果たして選択肢としてあっただろうか? 晶子のアイロニーから、私の脳裏にある男の存在が浮かんだ。
0264創る名無しに見る名無し2018/03/10(土) 04:50:48.27ID:U5ApYMAC
2/2

私の同僚に矢吹という男がいる。年齢は、私より一つ上であるが、年齢の差以上に彼は私より先を生きている。
先日、三月頭に会社の辞令が降りた。彼は若くして部長に昇進した。三十六歳でもう部長職だ。七枚にも及ぶA4サイズの辞令交付書に私の名前は記されていなかった。
私は四月になっても主任のままだ。課長補佐くらいの辞令は下るものと思っていたが、考えが甘かった。この四月からの組織の刷新で矢吹は出世コースに乗り、私はこの組織内で駄目を押されたわけだ。
彼の生き方は、まさに私とは正反対だった。
彼が成功し私が失敗したのは、一言で言えば、晶子が言った通りのことが災いしているからなのかもしれない。私は「はっきりしない男」である。はっきりしない、というのは、後ろばっかり気にして前に進まない、という意味だ。
私と矢吹の生き方の違いは、そこにあった。
矢吹も私も、この十年余り同じくらい何度も失敗してきた。書類の初歩的なミスは、彼の方が私より多いくらいのものだった。
そんな矢吹だったが、彼はミスをしても物怖じせずに前に進んだ。というのも、彼には人心掌握力のような人がついてくるだけの度量が備わっていた。
常に彼は会社の人間の誰も彼もに臆せずに接し、上司にも部下にも積極的に話しかけてきた。豪快な人。ありきたりの言葉ではあるが、それが矢吹を一言で形容するに相応しい。
私が矢吹と出会ったのは、私がこの日用品メーカーである我が社に入社して、広報戦略課に配属された先でのことだった。
私は彼と仕事をしてきて、私との違いを決定的に見せられた出来事があった。
02652018/03/10(土) 04:52:54.59ID:U5ApYMAC
今書いてるものは見せられない。
02662018/03/10(土) 04:55:49.35ID:U5ApYMAC
三十六歳で部長職って取締役以上社長のポストもありうるレベルだなw
その同期が主任っておかしいかなあ?
0267創る名無しに見る名無し2018/03/10(土) 05:52:05.95ID:aMUTW6h9
もっと一作一作、丁寧に書けよ
「誇りみたいもの」
いきなり脱字から始まると読む気がしないわ、誰かに読んでもらおうとする気持ちの欠如、創作以前の問題だわ
0268創る名無しに見る名無し2018/03/10(土) 05:59:00.72ID:aMUTW6h9
いつも偉そうな能書きばっか垂れてるけどさ。
みんなの酷評を活かそうとしてるの?
自分を振り返ってみたりしてるの?
0269創る名無しに見る名無し2018/03/10(土) 06:06:27.43ID:5PJjXahD
いやあ、懐かしいなあ。

人って、一度読んだものを覚えているものなんだね。
0271創る名無しに見る名無し2018/03/10(土) 11:53:47.13ID:9zapIavA
>>263
まあイケイケだったり小規模な会社だと40歳で社長に近いクラスもザラです。
大きな会社では想像しにくいかも。

> 意思表示した方が良い。晶子のアドバイスはありがたいとは思う。だけど、これは私の生き方なのだ。言うなれば、私の人生を賭して選んだ価値観なのである。
うーん。意思を表示しない=思っている事を言わない=それに人生を賭けている
明らかに大袈裟です。
あとアイロニーの使い方が微妙ですね。言葉が裏表二重の意味を持つぐらいまでなって皮肉だと思います。
0272創る名無しに見る名無し2018/03/10(土) 17:38:02.10ID:APf+ihdz
1/2

「海は怖い」十二月の荒れた遠州灘を見て、京子が呟く。
「え? 何が?」
「海が怒っているような気がして怖いの」
今日の浜は心の翳りにも似て薄雲っていて風が強く、なるほど時化る海は自然が怒っているように見える。
「大丈夫だよ」と隼人が言う。
「怖いのは、お腹の子が海に攫われてしまわないかなのよ」そう言って京子は、幾分妊娠の兆候が表れたポッコリ出たお腹を摩った。
京子の妊娠が発覚したのは、ちょうど四ヶ月前のことだ。隼人は如何にも実入りを感じさせる京子の腹部を見る度に身を震わせた。彼女のお腹の中には確かに命が宿っているのだ。
「結局産むことになっちゃったね」
「……」
「産むの怖くない?」
「……ちょっとね」京子は眉を顰めた。
海の時化は治まることなく、ザバァバサァという激しい音を立てて新しい命を呑み込まんとする怪物のように波が畝る。
「寒いから、そろそろ行こうか」
隼人が海を背にして行くそぶりをみせたが、京子は反応を示さなかった。微動だにせず海のほうを向いていたので、隼人が「京子」と言って腕を掴むと、彼女は彼の手を取って強く握りしめた。
「行かないで」と彼女は呟いた。
「大丈夫だよ、行かないから」
「ごめんね、あなたの子ではないのに」
「誰の子でもいいよ。おれが護っていくから」
「いなくならないで。今の私には貴方が必要なの」 彼女がそういうと、その瞬間薄い雲の切れ間から軽く薄陽が差した。陽は何本かの光線となって神々しく海を照らしていた。
「サトシの子なの?」隼人は小さく呟いた。京子は何も言わずに首を横に振った。
0273創る名無しに見る名無し2018/03/10(土) 17:39:05.85ID:APf+ihdz
2/2

「じゃあ、誰の子?」
「貴方の子」彼女は俯いていた。
「嘘はつくなよ」隼人は言った。
「嘘じゃないわ」
「だって俺とはそういうことなかったじゃないか」
「嘘じゃないわ、私まだバージンよ」
「……」
「本当よ。私まだ誰にも開けられてないわ」
京子は必死に何かを繋ぎとめようとしていた。
「自然は残酷だ」と隼人は言った。
「この子はセックスなしでできた。本当よ」
「俺たち付き合ってどのくらい経った?」
「……」
彼女の沈黙を見て、フウッと隼人は溜息を吐いた。
「じゃあ、その子は神の子なのかい? どうしてやってもいないのに妊娠したの?」
「海に入った時に妊娠したの」彼女はずっと俯いたままだった。彼は彼女の言い訳を疎ましいと思った。
「やったんだろ? サトシと」隼人は抑えきれずに語気を強めた。
「僕はこの八ヶ月京子に手を出さなかった。君が厳格なプロテスタントの教会で洗礼を受けていて、バージンを護りたいと言ったから……」
「信じてもらえない? 私処女よ」
「処女は妊娠しない」
「バージンでも妊娠するわ」
「父親は誰なの?」
「いない」
「父親は誰なのかだけ教えてくれよ」
「いなくならないって約束してくれる?」
「ああ、父親が誰なのか、それを教えてくれればいかないよ」
「じゃあ、言うね。それはやはりあなたなのよ」
「どういうこと?」
「今いるのはどこ?」
「……海が見える浜だけど」
「貴方は誰?」
0274創る名無しに見る名無し2018/03/10(土) 22:17:39.22ID:wLIHP0Ul
>>272
これも過去スレのやつの再投稿だな。
ホラー小説だね、やっぱりこれはw
ちなみに、厳格な、というのはカトリックの冠だろ。
プロテスタントはいろいろあるからね。基本的に個人の信仰に丸投げされているしな。
まあ大きなお世話みたいな話ですが。
0275創る名無しに見る名無し2018/03/11(日) 03:19:56.98ID:VWo6cJDf
まだ書きかけですが、批評お願いします
短編として顛末は思い描けているのですが、それが中々文章にならず困っています

1/3

1
カーテンの引かれた薄暗い部屋の中、一つのロボットがたたずんでいた。
すらりとした四肢が付いていて、虚無を見つめるその整った顔は少しの幼さを秘めている。時折、はためくカーテンから溢れる光がその黒髪をきらきらと照らしていた。
このロボットはとても緻密に出来ていた。最近一般化したヒューマノイドU-Ry型の機械的な顔に比べて、はるかに血が通っているように見える。端から見れば人間の女の子と見分けがつかないだろう。
そのロボットを愛しそうに眺めていたユリは、思い立ったようにそっとロボットの腕を撫でた。
柔らかくてハリのあるその白い肌は、ユリが記憶するサユリの肌そのものだった。
ユリは堪らなくなり、そっとロボットを抱き締めた。生体温度に保たれているロボットの表面温度がユリを安心させた。
「サユリも抱き締めて」
ユリは愛しそうに呟いた。
声紋を認識したロボットはユリをそっと抱き締める。その行動に愛情は微塵も含まれていない。ただ主人の命令通りに行動しただけだ。
ユリもそれは理解していたが、それでも満足していた。
だって、彼女が真に求める人は、もうこの世にはいないのだから。
ユリには幼い頃からサユリという想い人がいた。サユリはユリの五歳も年上で、相手をしてもらう内に好きになったのだ。
その恋は中学生になっても無くなることはなかった。その頃、サユリは16歳になっていて、もう結婚できる年だった。だから、自身が大きくなったらサユリと結婚すると内心息巻いていた。だが、その年の夏、想いを遂げられぬまま、サユリは事故で死んでしまったのだ。
ユリは抱き締めていた手を解くとロボットの顔を見つめた。その顔はサユリが死んだときと同じ16歳のものだ。ユリはもう同い年になっている。
「目を閉じて」
サユリの代用品にユリは小さく囁いた。
ロボットは言われるがままに目を閉じる。目をつぶるロボットの顔は身近で見てもサユリにそっくりだ。
ユリは顔をロボットに近づけていく。そして、そっと唇を重ねた。本物を愛すかのごとく愛しそうにそっと。
0276創る名無しに見る名無し2018/03/11(日) 03:20:41.80ID:VWo6cJDf
2/3

   2
「それじゃあ、行ってくるね」
制服に身を包んだユリは、名残惜しそうに言った。ロボットを抱きしめるうちに、もう学校へ行く時間になっていたのだ。
「いってらしゃい」
ユリの声に反応し、ロボットが言った。そのロボットの声は、サユリの音声で再生されている。とても柔らかな声で、抑揚までもが完璧に再現されていた。
その見送りの言葉を背にユリは、開け放たれた扉から外へ踏み出した。しかし、数歩で足を止め、未練がましくロボットの方へ振り返る。
自身の肩越しに見えたロボットは、プログラムされた通りに笑顔を貼り付けて、ユリを見つめていた。
その笑顔は、幼い頃からユリに向けられてきた、太陽のようなサユリの笑顔だ。その笑顔を見て思わず顔がほころんだ。心から愛情が止めどなく溢れてくる。
たまらなくなってユリは踵を返し、ロボットの元へ戻った。そして、ギュッと抱きしめて、ロボットの暖かみを胸一杯に感じる。
「ユリのこと大好きと言って」
ユリはロボットの胸に顔を埋めながら言った。
「ユリのこと大好き」
ロボットはユリの言葉を復唱する。ユリの愛しきサユリの声で。
それがユリにはたまらなく嬉しかった。その言葉で満足すると、やっとの思いで笑顔を貼り付けているロボットを後にすることが出来た。
外は眩い太陽が輝いている。その光に照らされて、ユリの家の前には停めてあった黒塗りの車が黒光りしていた。幸せを胸一杯にし、ユリはその車に乗り込む。
車の中には誰もいない。だが、ユリが乗ると自動で動き出した。今やインターネットを介した自動運転が主流なのだ。
ユリは、見えなくなるまで車の窓に張り付いて、ロボットがドアを閉め、家へ入っていく様を眺めていた。
しばらくして見えなくなると、ユリを襲うのは孤独だ。ぽっかりと胸に穴が開いてしまった気分だった。
学校へ向かっていくにつれ、窓から覗く青空とは裏腹に、今まで広がっていた幸福感を覆い隠すように憂鬱な雲が立ちくめてくる。
ユリは、こうしてロボットと離れるのも嫌であったが、学校自体が嫌いであったのだ。ユリは独りぼっちだから。
ユリが心を許せるのは、サユリの姿をしたロボットだけだった。
学校へ行く道すがらユリの思いは、すでに帰宅に向かっていた。
気分は車に揺られるにつれ、沈んでいく。ユリは自身を慰めるべく、手に巻かれているリストバンド状の装置を起動させた。すると装置は光を放ち空気中に3Dフォログラムを展開した。
空間に投影されたのは、奥行きのある立体的な動画だ。まだ幼い二人の女の子、ユリとサユリが野原を駆けている。
これはまだサユリが生きている七年前、二人で森林保護区に行った時のものだ。
映像の中の二人は白いワンピースを着て、楽しそうに遊んでいた。
「私、サユリのこと大好き!」
幼いユリがそう言った。すると、それを聞いたサユリは破顔した。
「私も大好き!」
真夏の太陽を物ともしない、二人の楽しげな笑い声が、無機質で静かな車内に響いた。
 ユリは、その映像をぼんやりと眺めながら、腕に残っていたロボットのぬくもりが次第に薄れていくのを感じていた。
0277創る名無しに見る名無し2018/03/11(日) 03:25:01.76ID:VWo6cJDf
3/3

3
学校は憂鬱の中で過ぎていく。
ユリはじっとそれを堪え忍んだ。そして、一日の学業が終わるが早いか、喧噪の教室を飛び出した。それから、逃げるように足早に校舎の外を目指す。
外に踏み出すと空に赤みがかかり始めているのが見えた。その夕暮れを目の当たりにするとなんだかユリは、昔の情景を思い出した。サユリとの楽しかった日々を。
その情景が今の自身の孤独を強調して、ユリは泣きそうになった。
それを必至にこらえて校門へ向かう。黒塗りの車は、時間通りにそこに停まっていた。
ユリは、悲しさを胸一杯にして、その車に乗り込んだ。
ユリは、一刻も早くロボットに会いたかった。今日は学校でとても嫌なことがあったのだ。だから、早く慰めてもらいたかった。
一人ぼっちの車内の中、はやる気持ちだけが膨らんでいく。
ようやく自分の家に到着するとユリは、車から転がるように飛び降りた。
扉の前へ急いで駆け寄り、網膜をスキャンする。生体情報を認識し、自動で開いていくドアをユリは、焦れったく待った。
そしてドアが開くと、はやる気持ちを抑えきれず、靴も脱がずに玄関を抜け自身の寝室へ向かった。サユリの待つ寝室へ。
自身の寝室へたどり着くと扉を勢いよく開け放つ。
サユリの姿をしたロボットは、確かにそこに佇んでいた。窓から零れる弱々しい夕暮れの赤がぼんやりとその白い肌を照らしている。充電中だったのか、うなじにはコードが刺さっていて、機械的な表情を浮かべていた。
ユリはそんなこと気にせず、ロボットの胸に飛び込んだ。途端、優しい温かさに包まれる。いつでもこの温かみと、包み込むような柔らかさにユリは安心させられるのだ。
ロボットの胸の中にいるうちにユリは、いつの間にか泣いていた。声を上げて泣いた。学校でとても嫌なことがあったからだ。そして、もういないサユリを感じられるから。
しばらく泣きじゃくっていると、気分が落ち着いて来た。悲しみは、ほとんど涙として流れ落ちていった。
それでもユリは強くロボットを抱きしめ、胸に顔を埋めたままでいた。
「ユリのこと愛しているって言って」
ユリは、胸に顔を埋めながら、涙を含んだ鼻声でささやいた。
でも、いつまで立っても言葉は復唱されない。いつもなら返ってくるはずの虚しい愛の言葉が返ってこないのだ。
不審に思ってユリは顔を上げた。間近に見えたサユリの顔は、無表情であった。
「どうしたの? サユリ」
抱きしめていた手をほどき、ロボットの柔らかい頬をなでながら、そう尋ねた。
するとロボットはゆっくりと口を開く。そして――
「私はサユリじゃない」
ロボットはそう言ったのだ。
その言葉にユリは面を食らった。命令されてないロボットが、あらかじめ組まれた音声反射の言葉以外を自発的に発するなどあり得ない。
驚いて固まるユリをしっかりと見据えて、ロボットは続ける。
「――サユリじゃなくて私を愛して」
サユリの姿で、サユリの声を操って、ロボットは静かに懇願した。
0278創る名無しに見る名無し2018/03/11(日) 08:21:03.38ID:p2o/zAdF
そういえば、赤翡翠さんどこ行ったんだろ
0279創る名無しに見る名無し2018/03/11(日) 09:57:54.70ID:hE8/YTfM
>>275
>>276
>>277
全体的に見て、文章の大きな瑕疵はないかと思います。
表現について、思うことをあげます。
>このロボットはとても緻密に出来ていた。

人間に限りなく近づいていることを伝える表現として、適当ではないかと思います。
ロボットという言葉を含めて。

>太陽のようなサユリの笑顔だ。

ここまで、目立った比喩表現がなく、ようやく出てきた比喩。安易過ぎはしないか。
「太陽のような」聞こえはいいが、個性が感じられない。「小綺麗言葉辞典」から引っ張ってきたような、
目に、こころに残らない、比喩。
たまにだすからこそ、自分だけの言葉をみつけ、表現するべきではないか。
その意味での「安易」を感じました。
0280創る名無しに見る名無し2018/03/11(日) 10:07:18.31ID:W9CDbsZc
>憂鬱な雲

同じく、わかりやすいようでわかりにくい

>破顔

最近、よく見かける。「破顔」という表現でなければならないのか。全体の文章の雰囲気の中、果たして適当であるのか。
0281創る名無しに見る名無し2018/03/11(日) 10:13:23.13ID:/WqU1qjD
>学校は憂鬱の中で過ぎていく

稚拙な印象。細部にこだわりがないから、文章に信用が生まれない。
「学校」は場所であり、過ごす性質のものではない。「授業」「講義」などが適当。
0282創る名無しに見る名無し2018/03/11(日) 10:19:57.15ID:ZRnTmejR
不思議とIDが変わる。全部同じ人間です。
筆力はあるとは思います。しかし、文章は凡庸で目を惹くものがない。
凡庸さを嫌いかえって凡庸の罠にはまっている印象があります。
文章も人もおなじ。まず、どんな人間が好まれ、どんな人間が厭われるか、そこを文章に置きかえて考えてみるのも良いと思う。
0284創る名無しに見る名無し2018/03/11(日) 11:37:49.03ID:4t8wuYfe
>>275
読んでみたが、大きな破綻は無いと思う。
ただ、細かい点で気になるところは色々とある。

例えば、主人公の経済状況と家庭環境
一軒家で自分用の自動車を持っている上に、一般化されたものよりも精密なヒューマノイドを所持していることから、裕福な家庭だと思われる。
16歳という年齢から、父親や母親がいることも想定できる。けど、この主人公は自らを孤独と感じ、作中で父親や母親に対して何も思っていない。
せめて、一言二言くらいは両親についても何かしらの説明があってもいいと思う。

あと、描写の掘り下げが所々足りないと思う。

>サユリは事故で死んでしまったのだ
何の事故?仮に車とかであるならば、自動制御されていた車で事故は起こりえるのか。主人公は車に何かしらのトラウマを抱いていないのだろうか。

>サユリの代用品
このロボットを手にいれた経緯。サユリが事故で亡くなったあとの描写。

>今日は学校でとても嫌なことがあったのだ。
とても嫌なこととは?
そもそも、学校に行くのがそんなに嫌なら、通信制の学校で勉強すればよいのではないか?近未来なら通信制教育も発達していると考えられるし、ロボットと出来るかぎり離れたくないと思っている主人公なら尚更そう考えそうだと思う。

もちろん、これらの疑問をすべて描写や説明で解決することで、描写がくどくなる可能性は否めないが、個人的にはここら辺りを掘り下げていって展開を広げていくのも面白いと思う。


他にも描写で違和感があるところとかもあったけど、指摘するの疲れたから、ここまでにしておく。
文章はわりと読みやすいし、話も展開次第で面白くできそうだと思う。頑張って
0285創る名無しに見る名無し2018/03/11(日) 12:30:09.78ID:C6a0wTW+
>>283
俺もこの文章を読んで、『破顔』っていう表現は浮いていると感じた。
一般的に『破顔』っていう表現がいいか悪いかではなく、この文体の中では不自然な印象を抱いた。
0286創る名無しに見る名無し2018/03/11(日) 12:57:57.43ID:pNBHlOv1
>>275

既視感がある
これはどっかで見たな

>生体温度に保たれているロボットの表面温度がユリを安心させた。

「温度」が一文の中で重複していて拙く見える

>その光に照らされて、ユリの家の前には停めてあった黒塗りの車が黒光りしていた。

同じく「光」重複

>ユリは、こうしてロボットと離れるのも嫌であったが、学校自体が嫌いであったのだ。ユリは独りぼっちだから。
>ロボットの胸の中にいるうちにユリは、いつの間にか泣いていた。声を上げて泣いた。学校でとても嫌なことがあったからだ。そして、もういないサユリを感じられるから。

文語調から「〜だから。」と口語調にスライドする語り口に違和感あり
読者の共感を誘い出す一手なのかもしれないが、
それなら主役がいかに孤独で不遇か、事前に描写した方がスムーズ

>サユリの姿で、サユリの声を操って、ロボットは静かに懇願した。

適切でない感

こんがん【懇願/悃願】
ひたすらお願いすること。

誠意をこめて頼むこと。
0287創る名無しに見る名無し2018/03/11(日) 21:42:20.93ID:JZKY5jUr
>>275 -276-277
その言葉にユリは面【を】食らった。→その言葉にユリは面食らった。
それを必【至】にこらえて校門へ向かう。→それを必死にこらえて校門へ向かう。

端から見れば△→傍から見れば
ぽっかりと胸に穴が開いてしまった気分だった。△→ぽっかりと胸に穴が空いてしまった気分だった
0288創る名無しに見る名無し2018/03/11(日) 23:06:47.83ID:JZKY5jUr
>憂鬱な雲が立ちくめてくる。 →憂鬱な雲が立ち込めてくる
0289創る名無しに見る名無し2018/03/11(日) 23:22:21.40ID:JZKY5jUr
>>275 -276-277
なんか意外に見かけほど文章力がない感じがする。

>思い立ったようにそっとロボットの腕を撫でた。
※意味不明。
>やっとの思いで笑顔を貼り付けているロボットを後にすることが出来た。
※ロボットを後にする、という言い方はおかしい。これは特定の場所や建物を、という言い方だから。
>幸せを胸一杯にし、
※普通は「幸せで胸が一杯になり」(or「幸せで胸を一杯にして)」だろ。
>自身が大きくなったらサユリと結婚すると内心息巻いていた。
※息巻く、という表現は違うだろ。
>一人ぼっちの車内の中→一人ぼっちの車内
>一つのロボットがたたずんでいた←→確かにそこに佇んでいた。
>学校へ行く道すがらユリの思いは、すでに帰宅に向かっていた。
※意味は取れるが、こんな文では全然ダメだろ。
>命令されてないロボットが、あらかじめ組まれた音声反射の言葉以外を自発的に発するなどあり得ない。
※この考え方は古い。A Iの特質をよく考えて小説に取り込まないといけない。
0291創る名無しに見る名無し2018/03/11(日) 23:24:18.73ID:OiDGQGR/
>>289
的確な指摘ありがとうございます
0292創る名無しに見る名無し2018/03/11(日) 23:25:32.14ID:JZKY5jUr
破顔について。
近代文学的な古い言葉だが、エンタメ系の小説には意外によく使われている。
0293創る名無しに見る名無し2018/03/11(日) 23:30:11.14ID:OiDGQGR/
>>282
その辺りは回想やその後の展開で触れていきたいと思っています
0294創る名無しに見る名無し2018/03/11(日) 23:31:18.45ID:OiDGQGR/
>>293
>>284
0295創る名無しに見る名無し2018/03/11(日) 23:31:55.26ID:JZKY5jUr
>>275 -276-277
には、
従来のロボット物、SF、近未来小説にあったものがない。
それはフェティッシュ。
特にロボットに対するフェティッシュがない。
結局、フェティッシュに取って代わったものがヴァーチャルなのだろう。
だから、少女趣味、性愛的なものが全面に出てきてしまっている感じがする。
まあ時代、とうこともあるのだろうが。
0296創る名無しに見る名無し2018/03/11(日) 23:34:19.26ID:OiDGQGR/
>>282
何というか退廃的?な雰囲気が好きで、そういう雰囲気を文章で表現しようと努力しているのですが、どうすれば上手くいくと思いますか?
アドバイスお願いします
0297創る名無しに見る名無し2018/03/11(日) 23:39:54.14ID:JZKY5jUr
>喧噪の教室を飛び出した。→教室の喧噪を飛び出した。
0298創る名無しに見る名無し2018/03/11(日) 23:49:36.92ID:JZKY5jUr
>いつまで立っても→いつまで経っても
0299創る名無しに見る名無し2018/03/11(日) 23:51:40.77ID:OiDGQGR/
>>295
確かにロボットやSF的な部分は、退廃的?な百合を書きたいが為の小道具と化しているかも知れないです
0300創る名無しに見る名無し2018/03/11(日) 23:51:45.72ID:JZKY5jUr
>虚無を見つめるその整った顔
虚空? 意味不明。
0301創る名無しに見る名無し2018/03/11(日) 23:57:05.32ID:xdz2c6t0
>>292
だから、嫌だ、というところはある。
エンタメ系、とくにラノベ系によく見かけるけど、もはや、定型ていっていい表現が目立つ。

ラノベ系だと、少女はクスクス笑うし、唇を尖らせたり、透き通った瞳を真っ直ぐに見つめてくるわけだが、
そう書かなければいけない決まりでもあるかのように、言葉を選んでいる。

この「破顔」もそう。
0302創る名無しに見る名無し2018/03/12(月) 00:10:37.90ID:OlNBdPvs
>>299
なるほど。
それが描きたいことなら追求すればいいけど、やっぱりロボットの取り扱い方も何かアイデアが欲しいよね。
ヴァーチャルなセックス・マシーンではどうしようもないから。
代用品、模造品がオリジナルを超えていく、というのがユートピア小説のデフォだったけど。
今の新しい時代にどんな展開があり得るのかなあ?
まあなかなか難しいから、ちょっとロボットのもっと具体的な描写を入れたらどかな。
衣服で隠れているジョイントの部分とか書いてさ。
0303創る名無しに見る名無し2018/03/12(月) 00:12:40.51ID:OlNBdPvs
>ラノベ系だと、少女はクスクス笑うし、唇を尖らせたり、透き通った瞳を真っ直ぐに見つめてくるわけだが

w
ラノベの本質を捉えてるね! ラノベって恐ろしい世界だよ。
0304創る名無しに見る名無し2018/03/12(月) 02:56:07.36ID:rmG55vYi
>>275
描きたいのは耽美的かなぁ。
耽美的というなら、やっぱり身体的なものや情景をいかに形容するかかな。
その中でもやっぱり比喩をうまく使っていかなくてはならないかな。

あと、語り手がユリに近すぎる気がするなぁ。
地の文が十六歳っぽい感じ。狙ってるのか素なのかわからないけど、ちょっと引いて書いた方がよさげな気がする。
0305創る名無しに見る名無し2018/03/12(月) 15:41:47.38ID:gfO3V30V
5chは著作権取られるからアウト
したらばに移住するべし
0306創る名無しに見る名無し2018/03/12(月) 21:15:54.11ID:3u7/ArHV
>>275
今時、人間に近いのをロボットというのはいかにも古臭くて、
アンドロイドやレプリカント等、他にいい別称があるように感じるってのは別にしても、
文章のバランスとして説明的すぎる感じを受ける。
そのせいで、作者の思い入れが、読者にあまり感情移入させないところで止まってしまっている。
状況を何でも説明しようと書くんじゃなくて、読者に想像させるようになればば、うまい作家になると思う。
0307創る名無しに見る名無し2018/03/12(月) 21:18:15.81ID:3u7/ArHV
>>272
会話ばかりで進めるんじゃなく、もう少し地の文で話を描くことを心がけてください。
0308創る名無しに見る名無し2018/03/12(月) 21:27:05.60ID:3u7/ArHV
>>263
まず構成が悪いです。

>年齢を重ねて随分謙虚になったと思う。自分を過大評価しなくなった。謙虚になったのに反比例して、私が培ってきた誇りみたいものまで綺麗になくなってしまったような気さえする。…

は冒頭にもってくるには、ふさわしくないです。
それは、自分で「はっきりしない男」だと宣う(おそらく作者の分身としての)”私”の、
愚痴を聞かされてるだけな感じがして、読む快感が何もないことにつながっている。
0309創る名無しに見る名無し2018/03/12(月) 21:35:57.67ID:3u7/ArHV
>>257
>「いらないわ」和代は、私が差し出したバナナを手に取ろうとはしなかった。一度、差し出したものを引っ込めるのは、どうもばつが悪かった。私は、手を引っ込めずに、
>しばらくバナナを持ったまま彼女の拒絶の意味について、考えを巡らせていた。

バナナという小道具にしても意味がなく、冒頭での話のつかみとしてありきたりで面白くもない。
まあ、そんなことはどうでもいいが、もっとひどいのは、最初に状況を一通り説明すると
あとは会話で終わるのはナンセンス。
しかもその会話が、「し」さん特有のいつもの思想というか、哲学めいた押し付け議論の展開で、まったくくだらない。
0310創る名無しに見る名無し2018/03/12(月) 22:28:36.97ID:3u7/ArHV
>>277
>学校は憂鬱の中で過ぎていく。

等々、憂鬱に思ったのはユリでしょ?
ユリが述べてるのではなく三人称で書いていて書き手が「学校は憂鬱」と書くのはおかしい。
「学校でのユリは憂鬱だった。」とかに書き方を変えるべき。
0311創る名無しに見る名無し2018/03/12(月) 23:47:06.89ID:3u7/ArHV
それと、これは大概の書き手に言えることだけど、
普段、人は頭の中で、しゃべり言葉でお話を考えているので
どうしても書いたものが口語体よりの文章になりがち。
それと会話が中心になりがち。
口語体の延長で、書き手が思ったことを書き連ねていってる感じで、だから表現もボキャブラリーも薄くて物足りない。
小説の基本は文語体であるべきで、もう少し地の文で文語体調の話が書けるスキルを身に着けるべき。
0312創る名無しに見る名無し2018/03/12(月) 23:50:23.21ID:3u7/ArHV
そうすれば、地の文でト書き的な「○○はそう言った」とか「××は頷いた」とかばかりになって
会話だけの展開に陥るのを避けれる……はず。
0313創る名無しに見る名無し2018/03/13(火) 01:39:45.80ID:/AOSyspb
「し」は、いつも古臭い。都会だ田舎だ云々だけじゃなく
カタカナの使い方にしても言葉にしても、登場人物は今の時代を生きてる人間なのか?と思うほど、
全体に漂うジジイ臭さが半端ない。
さらには、いつも、よくある場面設定で何らオリジナリティーを感じない。
しかもそこに聖書だの、哲学だの、作者個人の宗教観の押し売りが
話が進むにつれて必ず入り込んできて、読むのが非常にしんどい。
なのでキャラに感情移入できず、読後に、良かったという感想が毎度さっぱり味わえないのが痛い。
0314創る名無しに見る名無し2018/03/13(火) 01:51:21.88ID:/AOSyspb
>>272-273
漫画が描けないやつがセリフだけ抜き出して載せたのか?と思えるほど文章になっていない。
なので、遠州灘をわざわざ舞台に出していても、それが活かされていない。
0315創る名無しに見る名無し2018/03/13(火) 02:27:47.34ID:/AOSyspb
ま、経験積んで文章がそこそこ上達しようが、長年育って
出来上がったその人なりの感性や価値観ってものは良くなりようがないのかもしれないな。
「し」の文章なり書き込みを見てるとそう思う。
ニーチェだ、フリーメイソンだがどうだこうだと言って長文で延々と添削氏と言い争っていた時期の「し」が連想されてしまい、うんざりする。
とりあえず会話の中に、聖書のウンチクとか持ち出すのをやめたらどうだ?
少しは印象も変わるかもよ?
03162018/03/13(火) 11:35:15.81ID:G9e7Sqgb
昔書いたものだべ。今は書いたものより発展した。
0317創る名無しに見る名無し2018/03/13(火) 15:08:04.22ID:T37fNivf
口語体や文語体の意味を取り違えているのか?
なんでこんな基本的な間違いが起こるのだろう、とおもたら、
どうもGoogle検索で2番目に出てくる「小説講座 - 1、文章作法 【口語体、文語体】 - 小説家になろう」のせいみたいだな。
この著者はほんとデタラメ書いている! 
良い子のみんなは気をつけようね。
一度でいいからまともな本で文章作法を確認しようね。
ちなみに文語体の小説って
「かくて三年ばかりは夢の如くにたちしが、時来れば包みても包みがたきは人の好尚なるらむ」
とかだからなw
0319創る名無しに見る名無し2018/03/13(火) 22:26:43.49ID:0lDFCe97
「黒豹出版文芸部2〜赤い標的〜」

 鈴木鈴子、編集部が己が机に坐し俯きたるその双眸に光るものあり。
「す、鈴木、なに泣いてんだ?」
 傍らより聞こえし声に鈴子、面を上げしところ、副編集長代理補佐花代のマグカップ片手に立ち居たるよし。
「あ、花代さん」
 鈴子、ティッシュにその白けき手を伸ばし、目元の押さえたるのち、ちんと鼻をかみて曰く、
「新人賞の下読みを手伝ってたんですけど、これ、泣けるんですよ」
「へー、どれどれ」
 花代、鈴子の眼前のコピー用紙が束をとり目をやりて、思わずのけぞりて曰く、
「な、なんだこりゃ!?」
 その文章たるや甚だ珍妙なりて稚拙なり。
「めちゃくちゃじゃないか。こんなのを読んで泣いてたのか、鈴木?」
 花代、あきれたる容貌にて鈴子をば見下ろしたる。
「それが読んでいくと泣けるんですよー」
「ふーん。コピーあるか?」
「いえ」
 その言葉聞きて花代、コピー機に向かうところ、
「あ、あたし、取りますよ」
 と、鈴子の腰を浮かせしが、
「いいっていいって」
 花代自らコピー機をば操作したる。
「よくこんなものを読む気になったな」
 しばしのち、花代、原本を鈴子に返しつつ言いけり。
「だって、一生懸命書いたものでしょうから、ちゃんと最後まで読まないと失礼かなって」
 鈴子、やや俯きてそう言うところ、花代、やや驚嘆の面持ちにて見下ろしけり。
「どれどれ、鈴木一押しの作品を拝見しますか」
 一転、にやけたる顔に変じ花代、己が机につきて応募作に目をば通し、
「うわー、てにをはが全然できてねえや」
「なんか主語がはじめと終わりにあるんだけど」
 などと言いつつ読み進めたるを鈴子、横目で眺めしところ、次第に口数の減じ、ついにはティッシュに手をば伸ばしけり。
「ほらね! 泣けるでしょう!」
 鈴子、発条のごときに立ち上がりて、花代の元に駆け寄りたる。
「泣いてねーし」
 花代、赤き鼻もて曰いし。

なるほど、いい感じだ。
0320創る名無しに見る名無し2018/03/13(火) 22:43:46.04ID:0lDFCe97
しまった、名前のあとには「の」を入れる感じだったか。
0322創る名無しに見る名無し2018/03/14(水) 00:02:18.94ID:TJ9aALGE
地の文が文語体になったテキストだな。
まあ擬古文だけどw。
「」内は口語になっている。
0323創る名無しに見る名無し2018/03/14(水) 00:42:55.64ID:vEjn6FWy
>>319
このシリーズ好き。
もっと読みたい。ほんとに。
0324創る名無しに見る名無し2018/03/14(水) 01:24:32.36ID:wG4OkAba
ガッツだぜ、愛は勝つ、それが大事
そして2018年は

『人生はリベンジマッチ』

名曲、ユーチューヴ検索
03252018/03/14(水) 06:24:51.66ID:eFX0TerF
しようがないなあ。今書いている小説の一端を見せてやるよ。特別だぞ。

酷評よろ。冒頭ではない部分。

考えてみれば季節がこの土地に留まる期間は短い。季節の移り変わりが早いことを認識できたのは陽子と歩く散歩道のところどころに根を張る木々や草花を目にする機会が増えたからだ。
瞬く間に季節というものは過ぎ去っていく。昨日咲き誇っていた花々は今日には萎れている光景を何度も目にすると、物の哀れという言葉を思い出す。
凌ぎやすく柔らかな季節である十一月が過ぎ去って空気の冷たい季節が到来したかと思うと、直ぐに年が明けた。この秋から年を跨いだ二月ごろ私はひとつ奇妙な出会いがあった。
私と直也とを引き合わせたのは、紹介派遣の出向先である印刷会社でのことだった。紹介派遣とは、
派遣会社に個人名で登録して、派遣会社が仕事を登録アルバイターに紹介、斡旋するという形態を取る昔で言う日雇いアルバイトのことである。
私と山崎、柴田、直也の四人を引き合わせた派遣先の印刷会社で私たちは同じ班になって、印刷物の断裁をする機械の操作、印刷物の向きを変える、断裁された物を包装して紐で縛るなどの仕事を任された。
私たち、よったりは歳も近いということもあり、直ぐに意気投合した。
0326創る名無しに見る名無し2018/03/14(水) 06:30:00.27ID:0fWY/UkA
>>325
>季節の移り変わりが早いことを認識できたのは陽子と歩く散歩道のところどころに根を張る木々や草花を目にする機会が増えたからだ。
この文章が少しな。

散歩道のところどころに根を張る木々や草花を見かける。季節の移り変わりというのは早いものだ。

これでどうだ?
陽子の情報はイラン。
03272018/03/14(水) 06:32:17.33ID:eFX0TerF
いるんだ、これが。陽子との散歩シーンは前の章で重要な意味を持つ。
0328創る名無しに見る名無し2018/03/14(水) 06:34:30.17ID:0fWY/UkA
だったら、
「ちょうどこの季節だ。陽子と私が並木道を連れ立って歩いたのは。」

とかなんとかすればいい。むりやり入れるとおかしい。
03292018/03/14(水) 06:37:47.15ID:eFX0TerF
ナンセンスだな
0330創る名無しに見る名無し2018/03/14(水) 06:47:39.87ID:0fWY/UkA
そう思う理由は?

情報を無理に詰め込むより、自然に描いた方がいいだろ?

季節が変わった。そうだ陽子と一緒に歩いた季節は根を張る木々や草花を見かける季節だったな。今は陽子は関係ないけど。

こんな感じだぞw
03322018/03/14(水) 07:01:29.36ID:eFX0TerF
陽子とお空やお花たちは結びついている。
0333創る名無しに見る名無し2018/03/14(水) 07:05:26.09ID:0fWY/UkA
陽子と歩いたという情報と、この季節は草木が芽吹いてくるという情報を一つの文章にまとめる必要はない。
分けてもちゃんと伝わる。
もっと直接的に、

この季節になると陽子のことを思い出す。草花が芽吹いてくる季節は、陽子の季節だ。

そんなに変えたくないならこんな風に書いたらどうだ。
変なところにこだわるのは誰しも通る道だが、それを乗り越えないとな。
03342018/03/14(水) 07:14:16.50ID:eFX0TerF
このあとBLになる。
0335創る名無しに見る名無し2018/03/14(水) 07:27:36.94ID:0fWY/UkA
話聞いてるか?
全くw
後の展開は置いといて、書き直した方が絶対いい。
0336創る名無しに見る名無し2018/03/14(水) 10:07:02.96ID:TJ9aALGE
>>325
ただの導入部にすぎない断片あげておいて酷評もなにもないだろw
まあしかし、どうせ3月末日締め切りの公募賞に応募したりするんだろうな。
他の部分もちゃんと読み直して推敲してから応募しろよ。作品が不憫だぞ。

>季節の移り変わりが早いことを認識できたのは陽子と歩く散歩道のところどころに根を張る木々や草花を目にする機会が増えたからだ。
※どうでもいいが読点を打て! それか2文に分けろ! 書けないヤツと思われたら終了だぞ!
>昨日咲き誇っていた花々【は】今日には萎れている光景を何度も目にすると
→昨日咲き誇っていた花々【が】今日には萎れている光景を何度も目にすると
>物の哀れという言葉を思い出す。
※もののあわれ、とか書くな! もう即一次落選決定だなw センスがないヤツと思われたら終了!
>この秋から年を跨いだ二月ごろ私【は】ひとつ奇妙な出会いがあった。
→この秋から年を跨いだ二月ごろ、ひとつ奇妙な出会いがあった。
>私たち、よったりは歳も近いということもあり、直ぐに意気投合した。
「 よったり」ってw
03372018/03/14(水) 10:47:32.37ID:pXASGpB4
読点がないのはわざとだ。谷崎潤一郎の文章みてみろ!
読点は必ずしもなくてもいい。とはいえ、やはり新人賞の原稿なので、ちゃんと推敲しながら読みやすいように書く。
0338創る名無しに見る名無し2018/03/14(水) 11:48:07.87ID:TJ9aALGE
>>337
そうだ、その調子だ、言葉のミスは些細なことではないからな。
03392018/03/14(水) 23:05:22.19ID:Wyl22n5b
推敲するよ。
03403192018/03/14(水) 23:41:58.84ID:ME48beuV
なんかありがとうございます。
そのうちまたスレを汚させてください。
0341創る名無しに見る名無し2018/03/15(木) 00:36:03.95ID:i9QxoffM
「政治は正義が勝つとは限らない。毛沢東がいい例だ。蒋介石が中国の指導者になっていたらどうだったか考えたことがあるか? 毛沢東は中国を牛耳ったことで不幸が生まれた。
天安門事件はまさに悲劇だった。劉暁波だってあんな死に方をしなくて済んだ筈だからな。悪が勝つことだってあり得るんだ。
だから政治には愛よりも現実路線と力と正しい理念というエッセンスが必要なのだ」
03422018/03/15(木) 00:36:58.22ID:i9QxoffM
こんな感じになってきてる。
0343莉里子(剛) 東京2018/03/15(木) 08:25:59.07ID:z+d7XTBw
東京都三鷹市 シティハイツ吉祥寺通り4階
1994.3.7
http://imgur.com/a/TXEgU



@copy__writing
@kotobamemo_bot

莉里子(剛)
0344創る名無しに見る名無し2018/03/15(木) 09:45:32.92ID:NFf7f1hc
>>319
このシリーズで何かひとつ書いて欲しい。
習作にするにはもったいない。
投稿サイトに書いているのだったら、情報が欲しい。
読みたい。
03453192018/03/15(木) 12:56:28.27ID:GdUFfMsW
>>344
うひ。ありがとうございます。
今319の続きを書いていますけど、ちょっと長くなりそうな悪寒。
投稿サイトなどは使っていません。
0346創る名無しに見る名無し2018/03/15(木) 20:23:07.10ID:IS6gFG2c
>>317
>ちなみに文語体の小説って
>「かくて三年ばかりは夢の如くにたちしが、時来れば包みても包みがたきは人の好尚なるらむ」
>とかだからなw

どちらかというと君のほうが文語体の意を取り違えてる気がす。
古い言葉遣いにするのが文語体ではない。
普段の話言葉で文章、特に地の文を書いても、つまり口語体で書く癖が染みついていると
どうしても出来上がった作品がしまらないぞ。
0347創る名無しに見る名無し2018/03/15(木) 20:40:35.20ID:IS6gFG2c
>>319
個人で好きなものを書くのはいいけど、小説の基本としての体をなしていない。
会話も無駄が多いし、地の文も無駄の多いト書きで終わってるし、逆に描写は一切なし。
会話なしで物語を読者に伝えるために文字にすることを一度やってごらん。
そこまで書き上げた後に、そこに必要最低限と思える会話を入れるようにしていけば
小説として、ちょうどいいバランスになる。
0348創る名無しに見る名無し2018/03/15(木) 20:51:14.31ID:IS6gFG2c
>>325
>考えてみれば季節がこの土地に留まる期間は短い。季節の移り変わりが早いことを認識できたのは陽子と歩く散歩道のところどころに根を張る木々や草花を目にする機会が増えたからだ。
>瞬く間に季節というものは過ぎ去っていく。昨日咲き誇っていた花々は今日には萎れている光景を何度も目にすると、物の哀れという言葉を思い出す。
>凌ぎやすく柔らかな季節である十一月が過ぎ去って空気の冷たい季節が到来したかと思うと、直ぐに年が明けた。

くどいし、季節の移り変わりで物の哀れとか、誰もが思うことをくどく書いても、作者の個性も全く出ていない。
うまく書いたつもりなんだろうけど、凡人の発想で終わってる。
そこはさらっと、冒頭の文を省いて、「凌ぎやすく柔らかな季節である十一月が過ぎ去って空気の冷たい季節が到来したかと思うと、…」で十分に感じ、
減らした文字を、作者独特の感性で語れるように変えたほうがよし。

「し」さんは、毎度のことながら、発想が月並みすぎると思う。
月並みな感性でしかないものをさも、「俺はうまく書いたぞ」と自慢してるのが見え隠れする。
その凡人の発想を超えていかないと、いい文章にはならないよ……。
0349創る名無しに見る名無し2018/03/15(木) 23:20:25.83ID:1Jf5flac
横スレしないのが基本のスレだけどなw
ほんとに5ちゃんは恥の上塗りレスが絶えないなw
まあ5ちゃんでカキコしている間はスルーされるけど、他所では言うなよw
0350創る名無しに見る名無し2018/03/15(木) 23:40:45.86ID:IS6gFG2c
作者にとって本当に役に立つように真剣に文章を評してるんだが、
聞く耳もっていれば上達するし、君のように聞く耳持たない人は一向に上達しない。
それだけのことです。
0351創る名無しに見る名無し2018/03/15(木) 23:44:00.90ID:6cd1/Nau
>>349
自分から挑発的な横レスしたんだろうに、何言ってんのかねこいつ。
君、ほんと痛々しいからもう二度と来ないで。
創文に帰ってね。粉微塵に消えていいよ。バイバイ。
0352創る名無しに見る名無し2018/03/15(木) 23:53:18.29ID:IS6gFG2c
例えばプレバトで、あれは俳句だけど
夏井先生が、言うとしたらこう言うだろう。

>瞬く間に季節というものは過ぎ去っていく。昨日咲き誇っていた花々は今日には萎れている光景を何度も目にすると、
>物の哀れという言葉を思い出す。

「過ぎ去る季節に物の哀れを思う」なんてのは誰もが安易に発想することで、
100人いれば90人は「過ぎ去る季節、咲いてた花がしおれていること」に何を感じると訊けば
それは「物の哀れを思う」に近いことを思うわけで
それを、いかにも作者自身の独自の文章かのように書くのは、どう見ても凡人の発想。
と言うだろう。小説もまた同じこと。凡人じゃない発想をしなくちゃ。
0353創る名無しに見る名無し2018/03/15(木) 23:58:14.19ID:IS6gFG2c
ほかの文章にしてもそうで、都会の喧騒と田舎の比較とか
そんなもの誰もが描くようなことを書かれても
だからどうした?ってだけで、そんなことをいまさらじゃ、凡人から何も抜け出せていない。
「し」さんは、ほかの人と比べても、そこそこ文章が書ける人なだけに、とても、そして、いつも残念に思うってこと。
0354創る名無しに見る名無し2018/03/16(金) 01:02:39.34ID:INAj9u7t
>普段、人は頭の中で、しゃべり言葉でお話を考えているので
>どうしても書いたものが口語体よりの文章になりがち。
>それと会話が中心になりがち。
>口語体の延長で、書き手が思ったことを書き連ねていってる

ということの意を理解していない人が少なからずいるみたいだけど、
頭の中で口語体でもって、話を進行していこうとばかりしてるから
書いたものが会話ばかりになる傾向が強いので
もう少しは”文語体で物語を語る”練習をして、それを文字に起こすことを身につけたほうがいいって話。
それができないから、どうしても戯曲の範疇を超えないものになったり
漫画の絵がなく、セリフと擬音だけを抜いた感じの羅列の文章に、ト書きを加えただけのものに見えてしまう。
でもこれも言っても、理解してくれないかもな。

具体的に、簡単に言うと
--昔々、あるところに太郎君が住んでいました。--
という文語体のを、
--これは昔の話なんだけど、ある場所に太郎君が住んでいたんだ。それでな…--
と頭の中で話の展開を口語体で作ると、どうしても会話言葉になっていき
それを文字にした時、会話にしてしまいたくなる傾向がある。

スレ中に「今の時代は会話中心がいいんだ!まったくわかってないな!」と主張する人が居るが
それは小説を書くスキルとしては低いものです。
見てると、口語体で話を作ろうとせず、もう少し文語体で作る訓練も必要だと思う次第。
0355創る名無しに見る名無し2018/03/16(金) 01:40:56.30ID:INAj9u7t
ま、創作文芸板では、各出版の賞に応募する人たちのスレも多く
プロ作家になるべく、受賞のためのアドバイスは受け入れられる傾向があったのだけど
そもそも、ここ、創作発表板のほうは、アマとして趣味で創作しネットで発表して満足する感じのスレが多く
「プロじゃないんだから、そんなこと言われても無理w」みたいな、板の温度差があるからな。
ある意味、スレを立てる板を移動したのが間違いなのかもしれない。
03563192018/03/16(金) 03:19:12.67ID:yvzpKWJE
めちゃくちゃだなぁ。まるで添削係のようだ。

そもそも「会話ばっかり」という認識もおかしい。
ほとんどおなじシーンで会話だけで物語が進むような展開ならそう言うのもわかるが、しかし会話劇とでも言うような小説もある。ミステリーで言えば「安楽椅子探偵もの」がそうだ。一概に悪いとも言えない。
それに登場人物がふたりいれば会話はするだろう。ほかになにをしろと言うのか。アクション?

無駄なセリフなどとも言うが、小説におけるセリフには主にふたつの役割があるだろう。
ひとつは、ストーリーを進めるもの。
もうひとつは、キャラを立てるもの。
あとはギャグとか? 課題だからとか?
同じ言葉を繰り返すとか「え?」って言ったりするのは無駄な場合が多いね!

ト書きについても悪いもののように言うが、ト書き的なものは重要である。セリフを受けてそれに続くものを「ト書き的なもの」と仮に定義して話を進めると、これには三つの役割や意味があるだろう。
ひとつは、誰のセリフがはっきりさせるもの。「と○○は言った」とかだ。これは本来戯曲やシナリオにはない。それらにはセリフの頭にキャラの名前がもともとついている。ある意味、とても小説的と言えるかも。
もうひとつは、発話者の表情や動作を描写するもの。
もうひとつは、説明になるだろうか。

このト書き的なものを書くことによって、キャラクターは生き生きとしてくるし、場の雰囲気もはっきりするのだ。
これをどういう風に書くか、というのは、どういう作品かで変わってくるだろう。テンポよく進めたいならあまり凝ったものは邪魔になるし、情緒をアレしたいならじっくり読ませるように書きたい。

口語体、文語体の謎理論は首肯できない。なぜなら本当に言いたいことはそうじゃないだろうからだ。
言いたいことは遠回しに言わなくていい。
すなわち、

情景描写や説明が足らない! もっと書け!
ちょっと地の文、くだけすぎじゃね? もっとかしこまった方がよくね?
創作文芸板に戻って来いよ!

こういうことだろう。誰かはわからないが。
0357創る名無しに見る名無し2018/03/16(金) 03:38:17.77ID:INAj9u7t
「安楽椅子探偵」はテレビ用脚本だろ。
だから君はシナリオが書きたいのか、小説が書きたいのかちゃんとしてくれ。
明らかにネタで書いただけのような戯曲っぽいのを「ぼくが書いた"小説"です」って提示されても
「冗談なのかマジなのかどっちよ?」と思うばかり。
ト書き的なものは重要なんて言わず、しっかり地の文で話を書くようにしないと
文章を書けない人が、ごまかしてるだけにしか見えないですよ。

ま、水掛け論になるだろうから、君はそれでいいんじゃない?
「ぼくのやり方が正しいんだ」といって、それで満足してるなら、それ以上は何も求めない。
それだといつまでたっても、小説を書くことは、うまくならないとは思うけど。
0358創る名無しに見る名無し2018/03/16(金) 03:49:00.21ID:INAj9u7t
極端に言えば君が書こうとしてるのはこういうものだよ。

「あっ、こんにちは」
太郎が言った。
「こんにちは……」
花子が返した。
「えっとね……」
太郎は下を向いた。
「なあに?」
花子は太郎の顔を覗き込んだ。
「えっと、 今日これから時間ある?」
太郎がそういうと
「あるよ」
花子は言った。
「じゃあさ、デートしようよ」
太郎は顔を赤くしながら言った。
「うん、いいよ」
花子が微笑んで大きく頷いた。

こんなのは……地の文で簡潔に書いて
太郎はそこで偶然花子と再会し、思い切ってデートに誘うと、花子も快く承諾し、二人はデートに行くことにした。
とでもし、つまらないやり取りの会話で文字数を増やすのはやめて、さっさと話を先に進めればいいのよ。
0359創る名無しに見る名無し2018/03/16(金) 03:55:37.00ID:INAj9u7t
添削係が書いた作品を読ませてもらっても似たようなことが言える。
同じような主張や同じようなやり取りの描写ばかり増やしていって文字数だけ多くなっていっても
肝心な本質部分は何も書けてない。
何を削って何を重点的に書くべきか、もう少し、何を伝えたいかを見極め
構成考えたほうがいいと思うが、いやなら別にいいけどね。
0360創る名無しに見る名無し2018/03/16(金) 03:58:36.19ID:INAj9u7t
そのためにも、口語体でダラダラと会話が続く話を考えるんじゃなく
文語体で起承転結をはっきりさせて話を作る癖をつけたほうがいいということ。
03613192018/03/16(金) 04:47:36.40ID:yvzpKWJE
なぜ情景描写や状況説明がないかと言えば、それらを書くのには設定を考えなくてはならないからで、自分を含めて、ぽっと思いついた話をそのまま書くと後回しになるのではなかろうか。
しかし、それが悪いかと言えば、応募作を書くとか構想段階であればそうとも言えないだろう。書き進めながら考えていけばいいし、決めたら書き加えたり、書き直したりすればいいのだ。原稿用紙に手書きじゃなければそう難しくもないだろう。
投稿サイトに連載とかになればそう簡単にはいかないかも。

こう言うとプロットの話になって揉めたりするのだけど、そもそもプロットを書くか書かないかというのは、先に苦労するか、あとで苦労するかなのではなかろうかと思ってみたりするのだ。プロットなしで書いた話は超詳細なプロットなんじゃね? という感じ?

話を変えて、小説らしい小説とはなんだろうかと考えてみると、戯曲と言われた「黒豹出版文芸部〜ロム猫先生の黄昏〜」でも一応お話はわかると思うのである。しかし、一般にいう小説らしくない。
なぜかと言えば、やっぱり描写と説明、内面描写の不足だろう。特に説明、内面描写は小説特有のものではなかろうか。

と、ここまで書いて筆を置こう。
なぜなら「黒豹出版文芸部シリーズ」のネタになりそうだからである(シリーズにするんかい!)。
しまったなぁ。

>>357
「安楽椅子探偵」はアガサ・クリスティのミス・マープルシリーズなどである。
まぁネタです。戯曲っぽく書いたのは文字数制限を守りたかったのでわざとです。
ト書き的なものは地の文である。


>>358
つまらないセリフなのは置いといて、そこをシーンで書かないのはなんだかなぁ。
ト書き的なものは書かないことも含めて重要である。誰がしゃべったかがはっきりしているものについて、「と○○が言った。」と故意に書くのは意地悪である。

>>359
添削係の欠点はそんなことじゃないのである。

>>360
その論はあなたの思い込みである。物語を考えるときにセリフを考えたりしないのである。考えるのは、物語がどう展開していくかだ。
ラストシーンを決め、なぜその場所がわかったか考え、その推理に必要な理由を考え、その推理に使ったロジックっぽいものを前もって書くことを決め、時間調整のために乗り過ごしたことにし、ついでに口論させて、とかである。
セリフを前もって考えないことはないが、だいたいその場の勢いだ。
なぜセリフを口語体で考え話を作るなどと思うのか。
それは、あなたがそうだからである。
そしてそんな話の作り方をするのはあなただけ、かもよ?
0364創る名無しに見る名無し2018/03/16(金) 08:10:09.01ID:GLYUKXEb
ちょっとな、読んでないからなんとも言えないんだ
勝手にしてくれ
じゃあな
俺のことを添削係だと思ってくれても思わないでくれてもどっちでもいい
俺には関係ないから
さよなら
03652018/03/16(金) 08:20:43.94ID:p7/dyIS8
>>352
そんなの関係ねえ

「『いかに哀れに思うらん』僕には片言の詩しか浮かんで来ないけど」

「昨日咲き誇っていた花々は今日には萎れている光景を何度も目にすると、『物の哀れ』というありきたりの言葉が浮かんでくる」

これでよし
0366創る名無しに見る名無し2018/03/16(金) 08:24:33.50ID:+2g7yI0v
あるいは

昨日咲き誇っていた花々は今日には萎れている光景を何度も目にすると、『もののあわれ』というありきたりの言葉しか浮かんでこないけれど、どこか繊細な感情が呼び起こされる
03672018/03/16(金) 08:26:09.40ID:+2g7yI0v
まあ、書いていて、もののあわれがどうとか意識していなかったが、それならこんな感じ。
0368創る名無しに見る名無し2018/03/16(金) 08:43:39.50ID:vpk0WBHv
ほら、こいつは誰の意見も聞こうとしないんだ
受け止めることもできない
自己顕示欲で書いたものを読ませようとするだけ
だから次々、反省なしにアップしてるだけ
意見するのは無駄
0369創る名無しに見る名無し2018/03/16(金) 11:40:02.60ID:hddYJQG8
>>367
難しい話は別にして、
たぶん「すばる」じゃなくて「新潮」の応募するんだろうから、「もののあわれ」は自重しなはれ。

どうしてもこの部分が(作者にとって)必要なら、
>「いかに哀れに思うらん」僕には片言の詩しか浮かんで来ないけど
にしときなはれ。
三月末日締め切りだから時間がない、なので理由は省略。
あれこれ言っている暇はないだろ。
グッドラック!
0370フカ2018/03/17(土) 14:34:38.17ID:fypwwDWD
こんにちは、お久しぶりです、フカです。
ご無沙汰してまして失礼しました。すみません。
「復楽園」の次に書いた作品ですが、先が思いつかなかったのと、元ネタは友人の小説ですので、賞には応募しない予定です。
noteにて無料公開してます。未完作品の「むぎわらとんぼ」です。
忌憚なくご感想をお聞かせください。 

また、先日は色々とアドバイスを頂き、ありがとうございます。
今、新作を書いてますが、こちらでのアドバイスがすごく為になってます。重ねてお礼申し上げます。

https://note.mu/fukamininoue/n/n7f8e20005a49


では、皆さん、よろしくお願いします。 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:aa69868e8407a14ba8117b78f27d82ae)
0371創る名無しに見る名無し2018/03/17(土) 17:14:22.24ID:fzlPhB6O
>>370
一章の途中でギブアップ。
相性の問題もあるだろうけど、気になることをひとつ。
冒頭に読者を引きつけろ、ということで苦労するけれど、今回のこれはいただけないだろう。釣りでした、というのは読者をもだましたということである。というよりは、読者を釣るため、だますためだけの冒頭でしかない。
読者をだますということはなくはない。しかしそれには「やられた!」という一種カタルシスをもたらすものでなければ評価されないだろう。もしくは「ふざけんなw」と笑わせるとか。
こういう書き方で次の展開に繋げるというのもあるのかもしれないが、その他の要因(キャラクターとか会話とか変な読点とか)もありがっかり感が強くリタイアとなった。
わがままでダメな読者でごめんなさい。
0372創る名無しに見る名無し2018/03/17(土) 17:14:39.10ID:L40mlbXb
>>370
>「復楽園」の次に書いた作品です
>元ネタは友人の小説です
誤字とか用字用語の乱れとかが目立つね。応募前だとこんな感じで書いているのかな?
元ネタというより、友人の電子テキストに手を入れただけなんじゃ…と思うぐらい文章がゆるいね。
まあ内容と文体がよく合っているとも言えるから、書き分けているのだろうけど。
今回の投稿テキストは「男のファンタジー」を描いた小説だね、そうとしか言いようがないよ。
0373フカ2018/03/17(土) 18:07:42.91ID:fypwwDWD
>>371
ご感想ありがとうごさいました。
わがままでダメだなんて、とんでもないです。
一章だけでも読んでくださって、ありがたいです。

確かに、半日でざっくり書いてみただけの作品だから、前の二作よりも劣るとは思います。
友人が書き迷っていたので、ひとつの例として書いただけなのですが。
でも、やはり読者を騙すつもりはなくても
、そう思わせてしまい、申し訳ないです。たとえ原案がそういう始まり方だから、私よりも友人が騙したとも言えなくはないでしょうね。でも、晒した罪は同じかも。
つまらないものを読ませてしまい、失礼しました。
今度はもっとちゃんと書いた作品を作ります。

今書いているのは、新人賞に応募するので、みなさんには落ちても受かっても、ご報告させて頂きますね。
お読み頂きありがとうです。
0374フカ2018/03/17(土) 18:19:09.11ID:fypwwDWD
>>372
お読みくださりありがとうございます。
確かに、友人が書き迷っていたので、一例として、私ならこう書くよ、と軽い気持ちで書いたのが、バレバレですね。失礼しました。
やはり、異性を演ずるのは限界があるのでしょうか。難しいですね。

文章がゆるいのは、数時間か半日で、練らないで書いたせいかもです。
自分ではまあまあの出来かなと、甘く考えていましたが、やはり酷評スレの方々の目は誤魔化せませんね。
いつもは、大抵原稿用紙で書いてからパソコンに移して推敲します。が、今回は直接パソコンで書いています。やはり手抜き?感はあるのかもです。なんだか悪い事してしまいましたかね

本当にすみませんでした。

今は秋の〆切の新人賞の物を書いてますので、発表は来年の今頃です。落ちても受かっても、こちらの方々にはお世話になりましたので、ご報告させて頂きますね。

ありがとうです。
0375創る名無しに見る名無し2018/03/17(土) 18:26:17.45ID:fAl5lRTJ
>>370
まあ、文章はやはりうまいのでそれなりには読める。
だけど軽い。深みがない。ドラマのダイジェストみたい。
昭和は終わった、平成なのよ、みたいなセリフがあるけど、平成も終わりの時代に何言ってんの? と思った。

文章力と持続力あるんだから、読みやすいものだけじゃなくいろんな本を読んで言葉のセンスを磨きなよ、と助言したい。
DVなんて一単語で済ませるべき言葉ではない。
ただ、ミミさん同様、キャラは立ったいる。猫、うまく使いなよ、せっかくキャラがありながらあの使い方ではもったいない。
0376フカ2018/03/17(土) 18:42:35.24ID:fypwwDWD
>>375
ありがとうございます。
確かに、平成も終わりですよね。鋭いツッコミ痛み入ります。

実は原案者は六十代のおじさまです。(あくまで小説仲間であって、男女のあれはありませんよ。笑)

ミミさんを覚えていて下さり、嬉しいです。あれは初めて書いた純文学だし、7年かけて書いたので、思い入れがあります。

確かに、猫のキャラは私も気に入っています。
もう少し頑張りますね。

あと、やはり表現が凡庸ですよね。一応国文科にいたのですが、もうだいぶ昔の話なので、最近はあまり難しい本は避けているかもです。
自分では、シンプルで伝わりやすいものを好む傾向があります。でも、おっしゃる通り、もっと表現を磨くべきですよね。

ご指摘、ありがとうございます。
0377創る名無しに見る名無し2018/03/19(月) 21:02:21.35ID:KyWOOvh/
>>370
45歳で"僕"っていうのと、作者を反映していそうな"僕"の自分語りな独白に共感を得るのが、読んでいて、しんどい。
話が進むにつれ、文節が長くなりすぎな感じで、雑さを感じる。
文章全体は、こなれてる感じで悪くなく、"今"を描けてるだろうし、でもやはり、この登場人物に感情移入できそうにない。
好みの問題なのかもしれないけど。
0378創る名無しに見る名無し2018/03/19(月) 21:21:05.05ID:KyWOOvh/
相対的に、こういうスレに文章を載せる人は
自分語りというか、書き手自身を主人公に置き換え語らせているような作品になりがちで
ようは書き手の主張や価値観に感情移入できるかどうか次第だな。
書き手を反映していないような(自己主張しない)登場人物の出てくる作品なら、もう少し気楽に読めるんだがな。
どうして皆、作品の主人公に書き手の価値観を反映させたがるんだろうか?
書き手の価値観に好感が持てるならまだいいが、いい意味でも悪い実でも、
こういうスレに投稿したがる連中は、偏屈な価値観を持った連中が多く、読者が共感もって読むのがしんどい場合が多い。
0379創る名無しに見る名無し2018/03/19(月) 21:22:28.70ID:KyWOOvh/
いい意味でも悪い実でも、×
いい意味でも悪い意味でも、〇
0380創る名無しに見る名無し2018/03/19(月) 21:24:34.72ID:t3xtdrrY
偏屈な価値観とは?具体的に。
0381創る名無しに見る名無し2018/03/19(月) 21:39:59.10ID:IBcWnDCO
『むぎわらとんぼ』(未完)
筆者は女性。
原案は60歳代男性。
主人公=僕=45歳。
0382創る名無しに見る名無し2018/03/19(月) 21:42:18.81ID:KyWOOvh/
百人いれば百人の価値観があるものだが、人それぞれの価値観ってのは、共通項はあっても
こだわりな部分までは、他人は共感得るのは難しいもの。
これが売れっ子のプロ作家の場合は、その作家の価値観に共感を覚えてくれるファンが読んでくれるのだが、
素人作家さんの場合は、それを前面に出しすぎると、そもそも共感を得て読んでくれてるわけじゃないので、個人の好みもあるだろうが、しんどいのだ。
なので、偏屈な価値観に見えてしまいがち。
ブロ作家を真似ず、汎用的に共感を得られるような、こだわりのない主人公(要するにあまりにも作家自身の価値観を反映させないように)を書くことをまず目指すべき。
0383創る名無しに見る名無し2018/03/19(月) 21:50:18.67ID:KyWOOvh/
>>381
作者の男女の差とか年齢とか言ってるんじゃなく、
要するに。こういうスレに投稿する多くの作品で"僕"の自分語りで比重を占める作品が多くみられるが
自分語りの比重が大きいと、感情移入できる人とできない人に分かれてしまうので
私の場合は感情移入を妨げる結果を生んでると思った次第。
この本に金出して読みたいか?と訊かれると読む気は起きない。

繰り返しになるが、好みの問題ではあるけど、ファンに読んでもらうプロ作家の場合と違い、
素人が書く場合は、あまりに自分語りに書くと、読んでくれる人を限定させると思われ。
0384創る名無しに見る名無し2018/03/19(月) 21:59:47.95ID:KyWOOvh/
具体的に言うと、"僕"の一人称なので
"僕"がどう思ったか、”僕”にどう見えてるかで延々と読まされる。
その”僕”が語る感想に少しでも感情移入させない部分が起きると、その先を読むのが、しんどくなるのよ。
それをさせないように”僕”の思い入れを抑えて、読み手が共感してくれるように書くのもまた書き手の技量だとは思う。
まあ、"僕"の語り口に全面的に同感だと思う人にには、読み進めるのがしんどくないことなんだろうけど、と。

かつて添削係が、なろう等に投稿してた長文なんかでもその傾向が強かった。
"僕"の体験。”僕”の思考に延々付き合うのがしんどいな。もう少し”僕”の思いは端折って話の筋に文字数を割けばいいのにな……とね
0385創る名無しに見る名無し2018/03/19(月) 22:07:56.52ID:KyWOOvh/
「し」さんが書いたものでも、主人公がやたら自分の価値観で語りたがるのが多いでしょ?
そこに共感得るものがない場合、最後まで読まされるのは、とてもしんどいのだ。
もう少し抑えて、読者に汎用的に共感を得れるところでやめておけばいいのにってね。
そういう共通項がこのスレの書き手の作品には、多い気がす。
0386創る名無しに見る名無し2018/03/19(月) 22:22:14.27ID:KyWOOvh/
ようするに、ここに載せる人の大半がそうなんだけど、
そんなに長い作品でもないのに、そのうちの比重として登場人物の過去とか、エッセイ的な要素が多すぎでバランスが悪い。
短編に、それは必要以上には要らないから、エッセイ的な要素を削って物語を読まさせてほしいのだ。
0388創る名無しに見る名無し2018/03/20(火) 10:53:55.36ID:wIPo7UN9
>>377
ご指摘ありがとうございます。
確かに、女性が男性を演じるには限界があるのでしょうか。その結果、僕、に読者が感情移入できないと言う事になってしまったのでしょうか。好みの問題と言う一言では片付けてはいけない問題かもですね。
やはり、私自身も感情移入しながら書いていないのが原因かなと。
なんだかつまらない物を読ませてしまい、申し訳ないです。
0389フカ2018/03/20(火) 11:02:19.36ID:wIPo7UN9
>>378
ご指摘ありがとうです。
なるほど、偏屈ですか。
でも、私の私見ですが、書いてるのは人間ですし。どうしても主観と言うか、書き手の価値観などが出てしまうのは仕方ないと思います。
そもそも、客観なんて他者の主観に過ぎないと、恩師が言ってました。
ほかの方々どう書くかは分かりませんが、私は偏屈と言われても、やはり自分の価値観をもとに書くしかないように思います。
なんだか、生意気言ってすみません。
0390フカ2018/03/20(火) 11:11:03.98ID:wIPo7UN9
>>382
なるほど。勉強になりました。ありがとうです。
つまり、もっと作者の考えよりも、主人公が 独立したもの?として表現されるべき、と言う意味でしょうか。
作者=主人公ではつまらないですよね。
確かに一人称語りは作者の声がダイレクトに現れやすい反面、作者と感覚が合わない場合は読んでいてしんどいですよね。
一人称は諸刃の剣のように思います。

私は器用ではないので、これから先上手く書けるか自信はありませんが、皆さんのアドバイスを作品に活かせるように努力します。
重ねてお礼申し上げます。
0391創る名無しに見る名無し2018/03/20(火) 11:20:03.85ID:wIPo7UN9
>>383
ご指摘ありがとうございます。
確かに一人称は読む人にとってつらい時もありますね。よく気をつけます。

でも、我が師匠は、
自分が好きなもの、書きたいものを書かないと意味がない!
とおっしゃってます。
周りの意見や他の作品の事に振り回されないように、とも。

なら、こんな酷評スレになんか来るなと言われそうですが、やはり私は自信がないので。
それと、こちらの皆さんがきちんとした目をお持ちなので、ついつい…。
いつも勉強させて頂きありがたいです。

今書いている作品に、こちらで学んだことが生きていて、自画自賛になりますが、自己最高の作品になりそうです。

みなさん、本当にありがとうございます。
0392フカ2018/03/20(火) 11:22:48.86ID:wIPo7UN9
>>384
なるほど、何となくわかってきた気がします。
つまり、読者にもっと寄り添って書いて欲しいって事ですよね。
心に留めておきます。

ありがとうです。
0393フカ2018/03/20(火) 11:23:57.70ID:wIPo7UN9
>>385
なるほど、ありがとうです。
もっと頑張ります。
0394フカ2018/03/20(火) 11:24:48.92ID:wIPo7UN9
>>386
はい、気をつけます。
ありがとうございました。
0395フカ2018/03/20(火) 11:26:03.96ID:wIPo7UN9
>>387
私は目が痛いですw
0396創る名無しに見る名無し2018/03/20(火) 12:11:57.15ID:gDjBW/Hi
『むぎわらとんぼ』(未完) はフィクションとして成立しているので、改稿するなら「構成」を替えることだね。
人称とかそういうことは実は大したことじゃないよ。
0397フカ2018/03/20(火) 12:39:12.34ID:wIPo7UN9
>>396
ありがとうございます。
なるほど、構成ですか。考えてみます。
今は他の、新人賞に出品したい作品が優先ですが、いつかまた書いてみたいです。
とりあえず、今は戦争に関する話を秋の〆切までに…と思います。
こちらでのアドバイスが生きてる筈なので、もし受賞したら、皆さんに何かお礼がしたい気持ちです。
頑張ります!(^^)ノ
0398創る名無しに見る名無し2018/03/20(火) 14:34:01.81ID:gDjBW/Hi
「構成」とはなんですか? と聞き返さないところがめんどくさくなくて素晴らしいですねw
さて、老婆心ながら、
公募文学賞のトレンドのひとつは「戦争を知らない若い世代による戦争小説」らしいですよw
2014年新潮新人賞・高橋弘希『指の骨』、2016年太宰治賞・夜釣十六『楽園』なんかがそうだ。
だからどうした、なんだけど、一度、あなたの師匠に相談してみたらどうだろう。
オリジナリティをどこにおくべきか、とかについてね。
『楽園』なんかは、あなたの書きつつある作品とアウトラインが似ているかもしれないし。
だって、祖母が出てくるんでしょ? 
まあ、少なくとも参考までに読んでおいたらどうだろう。

>パチンコで稼ぎを食いつぶす三十歳の青年が主人公。
一枚のはがきをきっかけに九州の元炭坑村で“祖父”と暮らし、
不思議な南洋植物を育てながら太平洋戦争の体験を繰り返し聞くうち、
日本の過酷な現地支配や文化工作が自分の記憶と重なっていく。
(北陸中日新聞)
0399創る名無しに見る名無し2018/03/20(火) 15:18:57.38ID:gDjBW/Hi
【投稿テキスト早見表】
>>6 「おむすび」 お題文芸 外部リンク
>>42 「猫とメガネと天気管」 詩的散文
>>127 -128 伝奇小説
>>166 -167-168 「し文学」
>>187 「サミクラウス」地の文縛り 外部リンク
>>195 「し文学」
>>196 バディものパロデ
0400創る名無しに見る名無し2018/03/20(火) 15:19:21.51ID:gDjBW/Hi
>>203 エッセイ
>>221 -222-223 バディもの
>>233 「し文学」
>>234 「し文学」
>>240 「し文学」
>>257 −258-259 「し文学」 マイナー改稿・再投稿
0401創る名無しに見る名無し2018/03/20(火) 15:19:39.60ID:gDjBW/Hi
>>263 -264 「し文学」 マイナー改稿・再投稿
>>272 -273 「し文学」 マイナー改稿・再投稿
>>275 -276-277 百合小説
>>319 「黒豹出版文芸部2〜赤い標的〜」 バディもの文言・白話(文語体・口語)
>>325 「し文学」
>>370 ファンタジー 外部テキスト
0402フカ2018/03/20(火) 16:16:31.67ID:wIPo7UN9
>>398
アドバイスありがとうございます。

一応、一昨年に群像に出した作品をリライトしてます。本来なら新作を出すべきなのですが、どうしても力を出し切ってない感じがあったので。
内容は、傭兵(ボランティア兵士)とその恋人の女性の話です。傭兵に恋した女性の内面にクローズアップしたラブストーリーと言うか。私にとっては、戦う男たちへのラブレター、またはオマージュ的な作品です。

祖母というか、ミミさんも出てきます笑。戦争経験者として、さらりと、ですが。

戦争について、キャラごとに違う考え方があって、それぞれの立場から戦争を語る感じ?です。

『楽園』と『指の骨』ですか。チェックしてみますが、多分ネタは被ってないと思います。

情報、恩にきます!
てんきゅー!^ - ^
0403創る名無しに見る名無し2018/03/20(火) 16:52:29.89ID:gDjBW/Hi
>戦う男たちへのラブレター
なるほど、これは意表を突かれた、オモシロイいテーマだと思うけど、
群像に出したとも言うし、どんなテイストの作品なのかなかなか想像ができないw
時代物なのかな?
まあこれ以上の質問は、ネタバレしるし、応募に支障がでるだろうから自重。
グッドラック!
0404フカ2018/03/20(火) 17:08:13.79ID:wIPo7UN9
>>403
ありがとうです。
自画自賛ですが、過去最高傑作の予感です。

これで箸にも棒にもかからないなら、群像さんは…と他社に乗り換えるくらいの気持ちです。

いい結果、つまり群像新人文学賞受賞なら、一年後に、こちらにお知らせします。
予選通過なら、またネット公開します。皆さん、手ぐすねひいて酷評して下さい笑。

箸にも棒にもかからないなら、他社に放り込むので、一年半後の公開…かな?

なんにせよ、皆さんに早く読んで頂きたいです。
頑張ります!
(^^)ノシ
0405フカ2018/03/20(火) 17:09:50.83ID:wIPo7UN9
>>404
手ぐすねひいてお待ちください、の間違いw
0406創る名無しに見る名無し2018/03/20(火) 17:18:00.84ID:gDjBW/Hi
杞憂に終わればいいのですが、群像だったら「反戦」が底流にないとハネられるでしょ。
とか思っちゃいますね、大丈夫なんでしょうか? 傭兵になった理由にもよるかなあ。
師匠は一昨年、Go!サインだしたの? とかいろいろ興味あるマッチングですねw
「野性時代フロンティア文学賞」なんかどうかなあ。
できるだけフィットする賞を選んだほうがいいのは確かですが…。
0407フカ2018/03/20(火) 17:27:02.03ID:wIPo7UN9
>>406
師匠は、一昨年の段階ではGoサインでした。
非日常と女性心理が上手く書けてると、褒めて下さいました。でも、なぜか予選敗退。

一応反戦小説をと思って書いてますが、夢物語な反戦小説ではなく、リアルな意味での反戦小説をと思って書いてますが。でも、思想面ではねられるんじゃ、とも心配ではありますが。
師匠が大丈夫だとは言ってますから、まず大丈夫かと。
野生時代も魅力的ですが、テーマが、女性心理なので、純文学だとは思います。

ご心配、ありがとうこざいます。
0408創る名無しに見る名無し2018/03/20(火) 17:33:30.69ID:gDjBW/Hi
なるほど。
リメイクして同じ賞に出すのは筋が悪いと思うけどね。
まあ師匠が今年もGo!なら。
0409フカ2018/03/20(火) 17:37:14.31ID:wIPo7UN9
>>408
下読みの人が被る可能性もあるので、不利ではありますが再応募を選びました。
他社に出して、これ群像落ちた奴じゃん!と思われたらもっと不利かなと。
とりあえず、完成したらまた師匠に提出します。
ありがとうこざいます。^_^
04103192018/03/21(水) 15:41:23.68ID:/EZlTalA
黒豹出版文芸部2を小説的に書いてみたのだけれど、面白いと言ってくれる人は戯曲的なものがよかったのだろうか、
とか、
鈴子のアンニュイ設定外したらめちゃ元気になってしまって、こんなのがっかりだ! とか思われたらどうしよう、
とか、
前のは戯曲的だったので内面描写皆無だったのだけど、やっぱり鈴子寄りで内面を書くべきか、などと迷いながら書いたら中途半端になってしまって、がっかりだ、
とか、
読み直せば読み直すほど訂正入って終わらない、
とか、
悩みはつきないのですが、三レス分だけお願いします。

あ、タイトルは「黒豹出版文芸部2〜赤い標的と緑の毒薬〜」に変更します。
割と神視点です。
ネタになった人は笑って許してね!

酷評お願いします。
0411創る名無しに見る名無し2018/03/21(水) 15:43:25.31ID:jrO0aWDA
楽しみだねー
04123192018/03/21(水) 15:43:40.70ID:/EZlTalA
 黒豹出版は、東京都○○区に八階建ての本社ビルを構える中堅出版社である。本社ビルといえば聞こえはいいが、竣工からかなりの年数が経っており、鈴子などは出社の折にそのビルを見上げては、
「やっぱりちょっと傾いてる気がするなぁ」
 とつぶやくのが常だった。鈴子の配属されている文芸部は六階にある。
 黒豹出版では年に一度、一般から広く小説を募集する新人賞を設けていた。有望な作家を発掘するためである。つい先日、その募集が締め切られ、選考作業に入っていた。
 鈴子ら若手編集者は、その一次選考の下読みという作業に当てられていた。応募作品を読み、いいと思った作品を次の選考段階へと送るのである。実力のある新人を発掘するとともに、力のおよばない者には引導を渡すことになる。楽しくもあり、また辛くもある仕事だった。
「これ、退屈であくびが出るよ、ふあーあ。あ、あくびしたら涙が出てしまった」
 花代はわざとらしく言うと、ティッシュで両目を拭った。めんどくさい男である。
「で、どうするんだ、それ?」
 そのティッシュで鼻を拭ってゴミ箱へ放った。
「うーん」
 鈴子は花代から受け取った応募作を両手にうつむいた。
 文章でいえば即アウトである。鈴子と花代、ふたりの文章のプロが脳内補正しながらやっと読み解いて内容を理解したのだ。しかし、その内容は素晴らしい。花代と鈴子の涙がそれを証明していた。
 ある程度の瑕疵ならば校正、書き直しを経て出版にこぎつけることは可能である。だが、この文章はどうか。ある程度どころではないのだ。編集者らが一言一句ああしろこうしろと言ってそれなりのものにすることはできるだろうが、それでは作品はこの作者のものではなくなってしまう。
 ちょっと前なら編集者自身が手を入れることもあっただろうが、今は時代が違う。少なくとも黒豹出版ではそうだ。この作者は書き直せるだろうか?
 鈴子は答えを出しかねていた。
「こんにちは」
 おだやかな声に鈴子は顔を上げた。にこやかに微笑む若い男がすぐそばに立っていた。鈴子よりはるかに若い。
「阿々楠《ああくす》くん」
 早熟の天才作家、阿々楠先生である。ふたりは担当していないが花代と馬が合い、よく訪ねてくる。すでに中ヒットを二本飛ばしていて、いずれ大当たりがくるとふたりは踏んでいた。作品もいいし、若いうえになかなかのイケメンなのだ。営業部に活を入れなければ、と普段花代は息巻いている。
「ごるぁ! 先生をつかまえて君付けとはなんだ!」
 花代が丸めた誰かの校正ゲラを振り上げた。
「あっ、す、すみません!」
 鈴子が体をすくめて花代のデスクからさっと離れた。
「や、やめてくださいよ、先生なんて。君付けで結構です」
 阿々楠先生は面映ゆそうな顔で言うと、ふたりの間に割って入った。
「いや、そういうわけには――」
「ところで花代さん、なんで泣いているんです?」
「泣いてねーし」
 先生にずいぶんな言いようであった。
「あ、これです。新人賞の応募作」
 鈴子がその作品を鼻まで掲げて阿々楠先生に示した。
「へー! そんなにいいものが送られて来たんですか!」
 目を輝かせる阿々楠先生の言葉に、ふたりはなんともいえない微妙な顔をした。
「読ませてもらえませんか?」
「えーと」
 鈴子が花代の顔を見ると、花代は小さく頷いてみせた。
「ではここ以外には持ち出し禁止でお願いしますね。パクったりしないでくださいよ」
 鈴子の果てしなく失礼な言葉に花代は一瞬にして青ざめた。しかし、当の阿々楠先生は気にした風もなく、もちろんです、とにこにこしている。
 壁際にあるミーティングテーブルに阿々楠先生を案内しかけた鈴子は、花代のデスクにあるティッシュの箱をひょいと取りあげた。
「あ、おい」
「いいじゃないですか、減るもんじゃなし」
「いや、減るし」
 花代の言葉を無視して阿々楠先生を案内し、鈴子は給湯室に行った。コーヒーメーカーのポットを嗅いで煮詰まっているのを確認すると、ドリッパーで新しくコーヒーを淹れ、阿々楠先生の元へ持っていった。
「あ、どうも……」
 いくらか読み進めたらしい阿々楠先生は困った顔をして鈴子を見上げた。文章のひどさに戸惑っているのだ。
「あの……」
「大丈夫です」
 鈴子は力強く頷いた。読めばわかる、という意味である。
「あ、そういえば阿々楠先生は、今日はどういう用むきでこちらへ?」
「ああ、次回作の打ち合わせに」
 そう言った阿々楠先生の顔はどこか憂いを含んでいるようだった。
04133192018/03/21(水) 15:46:27.55ID:/EZlTalA
「うまくいかなかったんですか?」
「前途多難なようです」
 阿々楠先生は寂しそうに苦笑した。作家の書きたいものと出版社が求めるものが食い違う場合がままある。そういうときに両者を上手にすり合わせるのも編集者の腕の見せどころだ。しかし、中には作家に有無を言わせない編集者もいる。阿々楠先生は若いのでそんな目に遭っているのかもしれない。
 鈴子は言うべき言葉を見つけられず、ただ黙礼すると、給湯室にお盆を下げに行った。
 戻ってくるときに阿々楠先生がぶつぶつ言いつつ応募作を読むのを見て、鈴子は笑いをこらえながら自分の席に腰をおろした。ふんっと鼻から息を吐いて気合いを入れる。読まなければならない作品は、まだまだたくさんあるのだ。

 阿々楠先生は最初こそ、うーん、とか、マジかー、などと唸っていたが、やがてやっぱり静かになり、最後には溢れる涙を拭ったのであった。
 その後すぐ阿々楠先生は帰っていった。なんだか元気が出たようである。応募作のコピーはしっかり鈴子が受け取った。
「そんなにすごいの? ちょっと見せてよ」
 デスクに戻った鈴子の手にした問題の応募作を、島の向かいの席からひょいとさらっていったのは、桃ちゃんこと坂下桃子《さかしたももこ》である。
 桃ちゃんは大きい。身長は鈴子よりちょっと高いだけなので百五十五センチくらい。横に大きいのだ。桃ちゃんの肩を横から押せば、くるんと回ってまた元通り立つんじゃないかと思うほどである。年齢は鈴子よりふたつ上だが、ほとんどの編集者は桃ちゃん≠ニ呼んでいた。鈴子も例外ではない。
「あ、ちょっと、桃ちゃん」
「いーじゃん。あたしの分はあまりピンとくるのなくてさぁ」
 そう言って桃ちゃんはどっかりとチェアにお尻を落とした。桃ちゃんも新人賞応募作の下読みを何作か当てられているのだ。ぎしりとチェアが悲鳴をあげた。
「ま、いっか」
 鈴子は次の応募作をデスクに置いて、背筋を伸ばすと鼻から息をふんっと吐いた。鈴子なりの下読みの際の儀式である。精神を集中させるのだ。ゆっくりと一ページ目をめくる。数行を読んだ鈴子の目が大きく見開かれた。
 桃ちゃんが向かいで「うわー、なんだこりゃ」と言うのも耳に入らない。
「こ、これはすごい――」
 鈴子は夢中でページを繰った。
 最後のページを読み終えてページをもどすと、鈴子はチェアに背を預け両の腕を組んだ。その顔に浮かぶのは戸惑いだった。眉尻が下がっている。
 ふと顔を上げると桃ちゃんがぽろぽろと涙をこぼしていた。
「どうだった?」
「泣けるわー。でも、これを通すのはなんというか抵抗あるねぇ」
 桃ちゃんが鼻の下にティッシュを当てて言った。やっぱりぶつぶつ言いながら読み進め、黙って、ほろりときたのだろう。そのまま出版しても話題になるのではなかろうか、などと考えたが今はこの新しい難題だ。
「なんだかまた難しい顔をしてるな。今度はなんだ?」
「あ、花代さん」
 すぐ後ろに花代が立っていた。
「今度のはですね、素晴らしい文章です」
「ほう、いいじゃないか」
「ええ、全体が、これ美文! という感じで、特にこの――」
 鈴子は応募作のページを繰った。すぐに目的のページを見つけ、花代に渡す。
「主人公が出かけるときに下駄を履くんですけど、下駄の描写が素晴らしくて――」
「は? 下駄? 一体なにを――」
 その部分を読む花代の言葉が止まった。
「これはすごい……下駄をここまでの言葉で語るとは……それに、まるで今実際に自分が下駄を履いているようだ……」
「その下駄が、戻ってきたときにはサンダルになってるんです」
「なんで?」
「わかりません」
 鈴子はふるふると頭を振った。鈴子は「でも」と言って、応募作を取り返すとふたたびページを繰って、花代に渡した。そのページを花代が読む。
「ああ、サンダルを擬人化してこう書くと、かくも美しくなるのか……」
 花代は体を震わせた。
「そ、それでどういう話なんだ?」
 興奮冷めやらぬ様子で花代が言った。
「話らしい話はありません」
 鈴子はまっすぐ花代の目を見つめた。
「……ないの?」
「ありません」
 鈴子は力強く頷く。
「話らしい話のない話かぁ」
 花代の肩がすとんと落ちた。
 話らしい話のない小説はあまり一般受けしないのだ。ひらたく言えば――。
「売れないんだよなぁ」
 花代の言葉を聞いた鈴子は、やや強い口調で言った。
「小説は売れないとならないんですか?」
「そりゃそうだろ」
「うわ、即答ですね」
 鈴子はのけぞった。なに言ってんだ、こいつ、というような花代の視線が刺さる。
04143192018/03/21(水) 15:57:07.08ID:/EZlTalA
改行が多過ぎて書き込めなかった。4スレになります。勘弁。

「で、でも、本当にいい物を出版するのがわれわれ出版社の義務だと思います」
「じゃあなぜその本当にいい物が売れないんだ?」
「う」
「読者が求めていないものがいい物なのか? 誰も求めない物をいい物だというのは欺瞞じゃないか? いや、それはむしろ驕りだ!」
「でっ、でも!」
 鈴子は食い下がった。
「でもなんだ?」
 花代は霜がつきそうなほど冷ややかな目で鈴子を見下ろした。
「――売れるかどうかは出版してみないとわかりませんよね?」
「う」
 花代が怯んだ。鈴子の目がきらりと光る。
「売れる売れないというのは結果論です。先の見えない世間に対して自分たちがいいと思った物を問いかける、それがわたしたちの使命です! 売り上げがなんだというのです。売れなかったらなにが悪いんですか!」
「それじゃ会社が潰れるだろ」
「それは困りますね」
「だろう?」
「この間買ったバッグのローンも残ってますし」
 なんだか小さい話になってきた。
 花代は大きく息をついた。
「俺だってなにも売り上げだけが正義だと思っているわけじゃない。どうしても世に出したいという作品を、幾度も上に掛け合ってなんとか出版にこぎつけたことだってある」
「ど、どうだったんですか?」
 花代の顔に暗い陰が差した。
「あ、いいです。なんとなくわかっちゃいました」
「いいと思うものを出すのも大事だ。しかし、売り上げを度外視するわけにもいかない。会社が潰れるということの前に、作家の生活もかかっているからな」
「そうですね」
 鈴子は素直にうなずいて視線を落とした。
 作家の小説での純粋な収入は、主に原稿料と本の出版による印税である。印税は発行部数に応じて支払われる。売れて重版がかかればそれだけ印税が発生し、作家の収入が増えるのだ。反対に売れなければ執筆に集中することが難しくなるだろう。
「それで、この小説は売れると思うのか?」
 鈴子の頭にぽんと話のない小説が載せられた。鈴子はそれを受け取り、
「デビュー作では難しいかもしれません」
「ほう」
「でも何作か出したあとだといけそうな感じはしますね」
「つまり?」
「最終まで残して担当をつけ、ほかの出版社に渡さない。名前が売れたころ、この本を出す」
 鈴子はやや邪悪な顔でにやりと笑った。
「じゃあそういうことで俺から言っといてやるよ」
 花代は自分のデスクに戻っていった。
「今度はどんなの?」
 桃ちゃんがまた向かいから話らしい話のない応募作を取り上げた。ほとんど自分のデスクに乗っている。
「あっ。もうー、桃ちゃんだって割り当てあるでしょう?」
「休憩だよーん」
 桃ちゃんはどこからかおせんべいの袋を取り出していた。
「下読みの休憩にほかの応募作を読むなんて、好きだねぇ」
 と鈴子は笑った。
「それくらいじゃなきゃ編集者とかやってられないでしょ」
「まぁねぇ。あ、汚さないでよ」
「わふぁっふぇるっふぇ」
04153192018/03/21(水) 15:58:33.56ID:/EZlTalA
 わかってるって、と言った桃ちゃんを疑わしげに見ながら、鈴子はデスクに肘をついた。開いた両手に顎を載せ、
「小説家ってさぁ」
 と言った。
「ん?」
「ストーリーだけでもダメだし、文章だけでもアレだし、大変だよね」
 応募作を読んで思ったことだった。物語を紡ぐ能力と文章を編む能力があわさって小説が生まれるのだ。どちらか一方しかないと一部の例外を除いて広く読まれるものは書けないのではないか。それをひとりの人間に要求されるのだ。ほかにも人物造形力や構成力などが必要となるだろう。大変だ。
「なにを今さら」
「でもほかのエンタメ作品なら分業みたいなことができるじゃない? 漫画なら原作と作画が分かれてるのって結構あるでしょう?」
「そうだね」
 桃ちゃんはおせんべいをぱきんと噛み割った。
「小説じゃそういうの、ないよね?」
「なくはないけど、あまり聞かないね」
「出来ないのかな?」
「ひょうふぇ」
 と言いかけて、桃ちゃんはおせんべいをごくんと飲み込んだ。
「小説のさ、ストーリーと文体って重なってると思うんだよね。その文章じゃなきゃ物語が成立しない、みたいな。だからきっと、原作と文章を分けちゃったら面白いものができない」
「そっかあ」
「多分ね。それに――」
 桃ちゃんは真面目な顔で鈴子の目をのぞき込んだ。鈴子の喉がごくりと鳴った。
「な、なに?」
「収入が半分になっちゃうじゃん!」
 破顔大笑する桃ちゃんだった。
「もう! 夢のない話! わたしも休憩!」
 鈴子はデスクに両手をついて勢いよく立ち上がった。
 そりゃあ悪うござんしたね、と笑う桃ちゃんを残して鈴子は給湯室に向かった。
0416創る名無しに見る名無し2018/03/21(水) 16:50:23.52ID:6GXk0k5z
率直にいって、前回までの投稿は面白かったけど、今回はどうかな……。
パロディ的な面白さはないし、ありきたりだよね、やりとりが。
下手だけど泣かせる、上手いけど筋がない、良いけど売れない、とかさ。
書き方も前回みたいでよかったんじゃない?
きっと一番大きいのは書き方を変えたことだと思うな。
0417創る名無しに見る名無し2018/03/21(水) 16:51:23.46ID:6GXk0k5z
「瑕疵」なんて表現は、編集の現場では使わないでしょ?
欠点という意味があるからといって、これってどちらかというと法概念用語だよね。
瑕疵担保責任とかさ。
それに、たかが編集者を「文章のプロ」とはいわんだろ。とくに当の編集者は尚更使わんだろ。
そんな編集者がいたとしたら、そいつは単なる「威張り」だろ。
あくまで「文章のプロ」は作家だよ。建前上でも。
社内にいるとすれば、それは編集者ではなく、校閲係が「文章のプロ」的な存在といえるかな。
黒豹出版では違うのだろうがw なんか読んでいてリアリティは削がれるのは、こんな細部の違和感だよ。
0418創る名無しに見る名無し2018/03/21(水) 17:06:07.93ID:6GXk0k5z
あっ、続きがあったw
そうか、思い出した、バディ物のパロディだったから勢いがあってよかったんだな。
今回は編集部とかでありがちな、ダラダラ働くとかいう感じがよく出てけど、バディ物的要素はなかったね。
まあ創作論を読ませようとするテキストを、バディ物的に読もうとして文句いっていたことになるかなw
つうことは、まるっきりスレチだったかしら。
0419創る名無しに見る名無し2018/03/21(水) 17:12:39.15ID:Tt97xsTw
売れる売れない、いい小説とは何か、ここに書かれているほど単純な話じゃないよね。編集だってこんな単純に選り分けているわけじゃない。失礼だよ。
百田の糞小説の劣化版みたい。
04203192018/03/22(木) 08:08:52.02ID:Eqjle/I4
>>416
ありがとうございます。

戯曲的な書き方はそれはそれで結構しんどいのです。やっぱり説明や描写はしたいのです。
え? なんちゃって古文風のやつですか? あれで新人賞の説明をしようとして気が遠くなりました。
それでも今回の後半は戯曲的かもです。というか……。

>>417
「文章の瑕疵」という表現をどこかで見た気がするのです。それで「なるほど!」と思った気がするのです。
「欠点」というと、なんだか書き方の悪い癖のような感じですが、「瑕疵」だと誤字脱字やてにをはの間違いや書き方の悪い癖などを全部含むような感じです。
あと、一般的に使われていると思います。

編集者は「文章のプロ」だと思います。校閲も文章のプロ。作家は文章のプロという言葉では足らないような感じですね。
それぞれの役割というか、分野が違うというか。
プロという言葉をどう捉えるかにも関わってきますね。
とはいえご指摘のような違和感を覚える方もいるでしょうから、「読むことにかけては文章のプロ」とかにするのがよさそうですね。

リアリティ……求められていたんですか……ど、どうしよう……。

>>418
バディものを編集者でずっとやるのは難しいかなぁ。やるとしたら作家を交えたトリオで取材に行って、そこで……みたいな感じですかね。
目指すのは、シチュエーションコメディ、というかギャグマンガみたいなもの? 脱力系で。
今回は別ジャンルのパロディですかね。
創作論的なもの(というほどのものじゃないですが)はなんというか、雰囲気?
どんどん文句言ってください!
04213192018/03/22(木) 08:20:46.70ID:aOgRfD/S
>>419
ありがとうございます。

やっぱり中途半端というか、なんだこれ? みたいな感じですよね。
もっとふたりにポリシーをしっかり持たせるか、ジレンマを抱えたまま次の展開にもっていくか、そもそもなにも書かないか、ですかね。
削ったり付け足したり、いろいろしながら、なんかあまりに語りすぎるのも面白くならないかなぁと、変な切り方をしてしまいました。反省です。

書くなら、売り上げ度外視でも、売れりゃあなんでもいいんだよ! でもないふたりになると思います。当たり前か。
0422創る名無しに見る名無し2018/03/22(木) 09:29:04.84ID:h67Jant1
>>412

>黒豹出版は、東京都○○区に八階建ての本社ビルを構える中堅出版社である。
>本社ビルといえば聞こえはいいが、竣工からかなりの年数が経っており、鈴子などは出社の折にそのビルを見上げては、
>「やっぱりちょっと傾いてる気がするなぁ」
>とつぶやくのが常だった。鈴子の配属されている文芸部は六階にある。

「詳細な説明」から「印象を語る台詞」へと移る順番に二度手間の冗長さを感じた
ここは、最初に「印象を語る台詞」で読者の興味を引いて、
「詳細な説明」に入った方がスムーズでは

>黒豹出版では年に一度、一般から広く小説を募集する新人賞を設けていた。有望な作家を発掘するためである。つい先日、その募集が締め切られ、選考作業に入っていた。
>鈴子ら若手編集者は、その一次選考の下読みという作業に当てられていた。応募作品を読み、いいと思った作品を次の選考段階へと送るのである。
>実力のある新人を発掘するとともに、力のおよばない者には引導を渡すことになる。楽しくもあり、また辛くもある仕事だった。

結末までの概要が全て語られている
読者に先を予測させ、展開の驚きを削る

>ある程度の瑕疵ならば校正、書き直しを経て出版にこぎつけることは可能である。だが、この文章はどうか。ある程度どころではないのだ。
>編集者らが一言一句ああしろこうしろと言ってそれなりのものにすることはできるだろうが、それでは作品はこの作者のものではなくなってしまう。
>ちょっと前なら編集者自身が手を入れることもあっただろうが、今は時代が違う。少なくとも黒豹出版ではそうだ。この作者は書き直せるだろうか?
>鈴子は答えを出しかねていた。

同じく全容の繰り返し

>おだやかな声に鈴子は顔を上げた。にこやかに微笑む若い男がすぐそばに立っていた。鈴子よりはるかに若い。

ややくどい
年齢差は鈴子の喋り方で分かるし、後で早熟とも表現される
キャラクターが登場する場面なので、想像させる余地を残しても面白いと思った

>「これはすごい……下駄をここまでの言葉で語るとは……それに、まるで今実際に自分が下駄を履いているようだ……」

楽しい

全体
神目線とのことだが、地の文で語り過ぎに見えるところが多かった
キャラクターはシンプルに描き分けられているが、
地の文との連携でミスしてテンポが悪いところがある
大筋として、「ストーリーは良いのに文章が稚拙な小説」「美文なのにストーリーが破綻している小説」の二項対立がある
それぞれについて「エピソード」や「言い合い」がもっと欲しい
作家にはどうにも得手不得手があって、それでも背負っていくしかないね、
という重みを話の中で増していくと最後の余韻は強くなるのでは
0423創る名無しに見る名無し2018/03/22(木) 10:18:29.38ID:1B5kwAwy
人物を描くのが上手い。
花代と鈴子の話をもっと読みたいと思った。
業界ものは細部が肝要かと思います。
真実かどうかより、納得し得るものがあるかどうか。
内輪の要素があるので客観的にはなれないが、個人的にはこのシリーズのファンです。
あとは、内輪から脱したときに十分に楽しめるほど人物を描けるか、そういう部分になるかと思います。

でも、自作も内輪でお願いしますw
次は誰が登場するか、楽しみです。
0424創る名無しに見る名無し2018/03/22(木) 10:50:58.99ID:MunEt03c
>>420
リアティティでいえば「黒豹出版リミッテッド」で行くなら止めないけどさw
そんなことより、
>戯曲的な書き方
>今回の後半は戯曲的かもです
こういう理解の仕方の方が気になるよ。
会話「」ばっかりだから戯曲的とか、地の文がほぼないから戯曲的とか。
そんな言い草は「なろう」のテンプレか、カルチャーセンターの第一回目の授業で教える程度の方便だろ。
エッセイ風だ、とかもそうだ。
しかし、小説と戯曲なんかはまったく別のものだろ。
ほぼ会話「」しかなかろうが、地の文がなかろうが、小説になっているものは小説なんだよ。
そのへんのところをちゃんと考えないと、今回の投稿テキスト書いてて、あれ? なんでこうなっちゃったんだ? 
と思ったりしなかったか?
04253192018/03/22(木) 11:43:39.37ID:aOgRfD/S
あ、これ、終わってません。すみません。

>>422
○出版社の説明のこと

 なるほど! と思ったんですけど、この場面は前の話からダイレクトに続いてるのでセリフが最初だと違うシーンに思われそうです。
 でも面白いと思うので、なんちゃって古文風の頭に入れたいですね。おんぼろ社屋は書いておきたいことなのです。
 そもそもなぜここで説明するのかってハナシですね。前書いてなかったせいです。

○新人賞の説明、瑕疵うんぬんのこと

 紛らわしいところで切ってすみません。

○若いがくどいこと

 確かにですね。まとめるか、削るか。

○下駄のところのこと

 ありがとうございます。

○全体のこと。

 うう、テンポ難しいですね。
 エピソード、言い合いで、小説のことだけの話しの方がよかったかなぁ。

>>423
ありがとうございます。
そろそろネタ切れです。あの人を書いたら怒りそうだし。
04263192018/03/22(木) 12:03:23.12ID:aOgRfD/S
>>424
戯曲というか、シナリオを意識して最初のは書きました。
柱があって、セリフがあって、ト書きがあって、内面描写はないもの。
柱をト書きに混ぜたり、ちょっとは説明を入れたりしましたけど、そういう風に書きました。
それで思ったことは色々ありますが、長くなりそうですので割愛します。
ト書きはシナリオなどではもっと少ないものかもしれませんが、ト書き的なものを書くのが好きなので。
ト書き的なものという言い方も変なのかもしれませんが、わかりやすいというかそんな感じで使ってます。

戯曲的と書いた理由は秘密です。
04273192018/03/22(木) 12:08:55.46ID:aOgRfD/S
>>424
あー! すみません!
ありがとうございます!
04283192018/03/22(木) 12:39:44.13ID:aOgRfD/S
もうちょっと時間を置くつもりでしたが、次を投げます。4レス。
字下げしてないところは改行してないところです。

 コーヒーメーカーのものは煮詰まっているし、自分のためにドリップするのは面倒だった鈴子は、インスタントコーヒーの瓶を取るとマグカップにふたさじ入れた。ミネラルウォーターをちょっとだけ入れるとスプーンでかき混ぜる。こうしてからお湯を注ぐとインスタントコーヒーでも美味しくなるのだ。テレビで得た知識であった。
「鈴ちゃあん」
 すぐ後ろから気持ち悪い猫なで声が響いた。
「うわあ!」
 鈴子は驚いて、危うくカップを落としそうになった。
 あわてて振り返ると、思った通りの人物がそこにいた。
 編集者の朱川《あけがわ》である。明るい茶色のジャケットに真っ赤なシャツ、ビンテージ風ジーンズである。本物のビンテージではないのは桃ちゃんが見破ったのだが、本人はそれを気づいていない。文芸部は服装規定はあまり厳しくないのだが、それでも朱川はちょっと浮いていた。あまり似合ってもいない。
 鈴子などはそういう服装を好まないのだが、花代はそんなことはなく、むしろかばうようなところがある。鈴子はその理由を知っていた。
 あまりに花代の机が散らかっていたときに勝手に片付けたことがあり、その際に写真を見つけてしまったのだ。朱川より派手な格好の花代が写っていた。今では地味なスーツばかりの花代だが、若いころは自身も朱川のような格好をしていたのだ。かばうのもさもありなん、である。
 笑っているところを花代に見つかってこっぴどく怒られてからは、もう鈴子は他人のデスク触ることはない。散らかっているようでいて、本人にはなにがどこにあるかわかっているのだ。だいたい勝手に触るなど失礼である。
「びっくりさせないでください」
 鈴子は胸元に手を当てて言った。
「おや、俺に会ってどきどきしてるね?」
「驚いたからです」
 鈴子が朱川を好まないのは服装や、にやにやした軽薄な態度や、それほど親しくはないのに鈴ちゃんなどと呼ばれることのほかにも理由があった。
「またまたぁ。それはそうと、例のこと、考えてくれないかなぁ?」
 例のこと――。
 鈴子が担当する作家のうち、ふたりがメガヒットを飛ばした。黒豹出版創業以来となる大当たりだ。鈴子がすごいことをしたというわけでもない。構想段階で感想を聞かれたり草稿を見せられたときに思ったことを言っただけだ、と鈴子は思っていた。
自分ごときが言ったことが参考になるのかと考えていたくらいである。すべては作家の力なのだと思うから得意になることもなかった。それでも人気のある作家の担当というのは嬉しかったし、一緒に仕事をするのが楽しかった。だが――。
 朱川は、その担当を変わって欲しいと言ってくるのだ。そもそも担当というのは編集者同士でやりとりできるものではない。業務命令によってなされるものだ。作家が、編集者と馬が合わず変更を申し出てくる場合はあっても、編集者から変わりたいなどと言うことはできない。作家と出版社との関係にもひびが入りかねないことだ。
「何度言わせるんですか。無理なことは無理です」
 鈴子はカップに電気ポットからお湯を注ぎながら言った。かき混ぜ具合は足らなかったが、一刻も早くここから去りたいと思っていた。
「そこをなんとかさぁ。怒らせるようなことをしたりとか」
 朱川がにやにやと笑いながら言った言葉に、鈴子はかっとなった。作家と編集者の、いや、人間同士の関係をなんだと思っているのか。コーヒーをぶっかけてやろうかと思ったが、かろうじて残っていた冷静な部分がそれをとめた。
コーヒーは熱い。朱川は火傷するだろう。そうなると悪いのは鈴子だ。傷害罪だ。さらに火傷の痕が顔に残ったりしたらいくら賠償金を取られるかわからない。バッグのローンもまだ残っているのだ。落ち着いてきた。
「馬鹿! なことを言わないでください」
 鈴子は朱川の顔を見ずに給湯室を出た。
04293192018/03/22(木) 12:41:58.15ID:aOgRfD/S
 鈴子がぷりぷりしながら自分のデスクへ戻っていくと、花代のデスクの前に真っ黒なスーツを着た男が立っていた。後ろ姿なので誰かはわからない。
 お葬式の帰りかな?
 デスクのそばまで来ると、桃ちゃんが今度はナッツをぽりぽりやりながら原稿を読んでいるのに気がついた。けしからん! あとで分けてもらおう。
 鈴子がデスクにコーヒーカップを置くと、黒いスーツの男が振り向いた。
「やあ、鈴木さん」
 さわやかに微笑むイケメンは欅道《けやきみち》先生であった。この人こそ、鈴子の担当するメガヒット作家のひとりだ。ハーレムハードボイルド小説が老若男女問わずうけて、シリーズ第三巻が先月刊行されたばかりだった。四巻は現在執筆中で締め切りはまだ先だ。ほかに依頼しているものはないはずだった。
 ちなみにもうひとりは、超メガヒットを放ったロム猫先生である。本屋大賞でふっちぎりの一位、ミステリーではないのにこのミス大賞で二位だったのだ。苦情は皆無だという。ロム猫先生はすごい人だったのである。バディものを知らなかったが。
「こんにちは、欅道先生。今日はどういった用向きですか?」
 鈴子は近づきながら言った。
「夕方からコンサートがあってね」
 欅道先生はさわやかに白い歯を見せると某アイドルグループの名前を言った。
「夕方からなんだけど、ここから近いのでみなさんのお顔を拝見にあがりました」
「あー、そうですか」
 鈴子の顔から表情が消える。
 いい歳してなんであんな小娘どもを鼻の下伸ばして見にいくかなー。
 もちろん本人にそんなことは言わないが、顔には出た。
「どなたといらっしゃるんですか? まさかおひとりじゃ――」
 鈴子が言葉を途中で切ったのは、花代の体がびくっと震えたからだ。デスクの向こうに立っていた花代は、鈴子と目が合うとロボットのようにぎこちなく視線を外した。
「まさか花代さん――」
「いや、どうしてもって言うから――」
「花代さんがですよ」
 にこにこしながら欅道先生が言った。
「どういうことですか! 来年は惑わなくなる歳でしょう!」
「ら、来年じゃない、再来年だ!」
「あんまり変わりませんよ! いいおっさんが若い女の子のお尻を追い回すような真似して恥ずかしくないんですか!」
「ちょ、ちょっと恥ずかしいけど鈴木には関係ないだろ!」
「まぁそうですけどね!」
「いいじゃないですか。花代さんだってたまには若い娘《こ》で目の保養をしないと」
「若くなくてすみませんねぇ!」
 うっかり欅道に鈴子が噛みついたとき――。
「うぐあっ!」
 背後であがった尋常ではないその響きに驚いて振り返った。オフィス中央付近の島のデスクから、明るい茶色のジャケットを着た人物がフロアに崩れ落ちるところだった。朱川だ。
 オフィスにいた十人ほどは動かなかった。なにが起きているかわからず動けなかった。
 朱川は背中を丸めてフロアに横たわり、弱々しくうめいていた。その口からは、緑色の泡が吹きこぼれていたが――うめき声がやんだ。
「あ、朱川さん……?」
 近くにいた若い男性編集者がおそるおそる朱川に近づいていく。
「触らないで!」
 鋭い声が響きわたった。欅道先生だ。若い編集者はびくっと体を震わせると動きを止めた。
「もう……死んでいます……」
 厳しい顔で欅道先生が言った。
 オフィスの空気が凍りついた。
「うう……」
 朱川がか細い声を上げた。
「生きてるじゃないですか!」
 鈴子が叫ぶ。
「あ、あれ……?」
 欅道先生は首をかしげた。
「救急車!」
「AEDはどこだ!」
「そんなの置いてましたっけ?」
「一一九番って何番!?」
 黒豹出版文芸部は怒号とお約束に満ちあふれた。
04303192018/03/22(木) 12:44:35.88ID:aOgRfD/S
 救急隊員が朱川を担架で運び出すのを、鈴子は花代のデスクのそばで見送っていた。朱川は意識はないものの、息はあるようだ。
「朱川さん、大丈夫ですかね?」
 鈴子は誰にともなく言った。答える声はなかった。
「口から吐いていたものを見たか?」
 ややあって花代が言った。さすがにいくぶん顔が青ざめている。
「緑色の泡でしたね」
 鈴子が花代を見つめた。
「あんなものは初めて見ましたねぇ。いったいどういうことでしょうか」
 そう言うと、欅道は朱川が倒れていた場所に歩いていった。まだフロアはそのままで、朱川の口からこぼれたものが残っている。鈴子らも欅道のあとをついていった。
 欅道は泡の痕のそばにしゃがむと、顔を近づけた。
「む、アーモンドの香りがします」
「アーモンド!?」
 鈴子は思わず声を上げた。こういう状況でアーモンドの香りといえば、青酸カリだろう。殺人未遂事件か!? このまま朱川が帰らぬ人になってしまえば――。
 ん、待てよ? と鈴子は振り返り、そこにナッツを噛み砕く桃ちゃんを発見した。手に持った袋にはまぎれもなくアーモンドの文字。
 においの正体はこれか!
「桃ちゃぁん、ややこしいこと、しないでよぅ」
「え、なにが?」
 桃ちゃんはきょとんとした顔で言った。
「んーん、なんでもない」
 鈴子はこっそりため息をつくと、
「アーモンド臭は事件と無関係です」
 と欅道に向きなおった。
「そっか」
 欅道は気にした様子もなく立ち上がると、朱川のデスクの上に目をやった。
「しかし、これは病気で倒れたというわけではなさそうです」
 欅道はくるりと鈴子らに体を向けた。
「これは殺人事件です」
 再びオフィスに緊張が張りつめた。
「ま――」
 鈴子は喘ぐように声を出した。
「――まだ死んでいません」
「まだ≠ニか言うな」
 花代が鈴子に体をぶつけた。
「あ、すみません! 朱川さんは死んだりしません!」
 いくら嫌な相手だといっても、死ねばいいとは思ったことはないことはないにしても、死んでいいという法はない。
「朱川さんというんですか。まあ生死は問題ではありません」
 いやいやあるだろう、と心のなかでツッコんだのはひとりやふたりではなかったが、誰も言葉にすることはなかった。
 欅道は朱川のデスクに歩みより、そこに置かれた白いマグカップを上から覗き込んだ。
「これが緑の泡の正体ですね」
 床の泡を踏まないように鈴子らはデスクに近寄り、同じようにマグカップをのぞき見る。そこには緑色の液体が入っていた。なんだかどろっとしているようで、カップのふちから二センチほどのところまで満たされている。その上一センチほどまで入っていたように、うっすらと緑色の痕があった。ふちの一カ所が汚れているのは飲んだからだろう。
「なんだこりゃ」
 花代が言った。野菜ジュースにしてはとろみがあり過ぎるようだ。
「あ、それは十日ほど前から持ってくるようになった、なんでも彼女の手製の飲み物のようです」
 朱川の隣の席の、近づこうとして止められた若い男性編集者がおそるおそる近づいてきて言った。田所という名前だ。
「彼女ですか。どんな方かご存じですか?」
 欅道が言った。
「いえ――そう言えば、はっきり彼女とは言ってなかったかな? なんとなくそう仄めかすような言い方だったかも」
「ふむ」
 欅道は考えこむようにこぶしを顎に当てた。
「これはいったいなんなんですか?」
 鈴子が田所に言った。田所は短く切ったくせっ毛をごしごしと撫でつけながら、
「たしか、野菜と海草と梅干しだったかな」
「うえ、まずそう」
 と言ったのは桃ちゃんである。鈴子と花代も顔をしかめた。
04313192018/03/22(木) 12:48:18.54ID:aOgRfD/S
改行なしで続いています

「桃ちゃんはもっと野菜を摂った方がいいよ」
「え、どういう意味?」
「い、言った通りの意味だよ。いつもランチで野菜を残すじゃん」
「いーや、今の言い方は他意があった。どういうことが言ってごらん? お姉さん怒らないから」
「ウソだよ。○○って言ったら怒るでしょ」
「○○って言うな! ぽっちゃりと言え!」
「ほーら、やっぱり――」
「うるさい!」
 花代が怒鳴った。
「おまえら、人が倒れてその原因を欅道先生が探ろうとしてるのになにをつまらないことを言ってるんだ! だいたいいつもおまえらは――」
「花代さん、静かにしてください」
 欅道先生が顎に手を当てたまま言った。えぇー、俺かよ? とぼやく花代であった。
「謎は解けました」
 欅道先生が静かに言った。おおっ、とオフィスに声が上がる。
「先生! 真相はどういうことなんですか!?」
 鈴子は勢いこんで言った。
「このジュースが手作りだとすれば、常温ではそんなに長持ちしないはずです。そして、マグカップに注がれていますが、このまま持ってくるはずはありません。なにか他の容器に入れて持ってきているはずです。その容器は――」
 欅道先生はオフィスのみなをゆっくり見回し、
「――冷蔵庫にある」
 と言った。オフィスに沈黙が流れた。欅道先生の次の言葉を待つがなにも言わない。やがて鈴子が、
「そ、それで?」
「いや、それだけです」
「なんの謎が解けたって言うんだよお!」
「あわわ、桃ちゃん、ダメ! 落ち着いて!」
 欅道先生に詰め寄ろうとする桃ちゃんを、鈴子が体を張って止めて下手《したて》を取った。
 オフィスに漂うがっかり感をどう著《あらわ》せばいいだろうか。しかし、欅道先生は気にしない。
「冷蔵庫はどこにありますか?」
「給湯室ですね」
 花代が答えた。
「給湯室に入ったものが犯人です」
 欅道先生の言葉にみなは息を飲んだ。
「せ、先生、ほとんどの人が給湯室に入ります!」
 桃ちゃんと組み合ったままの鈴子が言った。いつの間にか、がっぷり四つになっている。
「ではもっと詳しい話を聞かせてください」
 すました顔で欅道先生は言った。
0432創る名無しに見る名無し2018/03/22(木) 20:40:38.63ID:wnCOF10Q
>>412-
毎度思うが、会話の合間の
--〇〇は言った。〇〇は○○した--が多すぎで、文章が非常に安っぽく見える。
加えて、ほとんどない地の文が、説明でしかない。
説明するんじゃなく描写しなくちゃいけない。それも安っぽくて下手に見える原因。
0433創る名無しに見る名無し2018/03/22(木) 20:54:47.50ID:wnCOF10Q
>>411
毎度のことだけど、それほど書き込みのない板なのに今回も
書き込みの三分後に、「楽しみ」とか自演臭く見えるんだが?w
0434創る名無しに見る名無し2018/03/22(木) 23:23:14.52ID:vPsgSnFT
楽しみなのは仕方ない
いちいち自演てそれはないだろ
0435創る名無しに見る名無し2018/03/22(木) 23:25:03.33ID:wnCOF10Q
それにしても会話が多いと文字数多くても内容が薄くて
冗談半分で書いてるネタにしか見えないのが痛い。

ちなみに青酸系の毒物によるアーモンド臭ってのは
お菓子等の炒った後のアーモンドの甘いにおいとはちょっと違っていて
収穫前のアーモンドの甘酸っぱい香りでかなり違うものなんだよ
なのでアーモンドの袋ってネタにしか使えない。
0436創る名無しに見る名無し2018/03/22(木) 23:29:00.35ID:wnCOF10Q
>>434
昼の三時に書き込んだすぐに三分で「楽しみ」ってレスがあると疑ってしまう。
こういう閑古鳥が鳴く様な板でそれはないわ。
もう少し遅らせてレスすべきw
0437創る名無しに見る名無し2018/03/22(木) 23:34:04.45ID:vPsgSnFT
ごめん、たまたまなんだ。
過疎スレかもしれんが、常連には関係ないから。
0438創る名無しに見る名無し2018/03/22(木) 23:58:03.46ID:MunEt03c
>>428 -431

殺人事件? を起こして、謎解きに持っていったあたりから俄然面白みがでたきたね!
でも、なんでも知っているナレーションとミステリーは馴染まないよ。
あなたのテキストが「神視点」かどうかはしらんがw こういう書き方では「謎」を読者と共有できないから。
どんどん書ける、ってのはかなりのアドバンテージだよね、とくにエンタメ系は。
だから一度ちゃんと小説の書き方をマスターしておかないともったいないよ。
いまはなんか行き当たりばったりの書き方だろ?
 
0439創る名無しに見る名無し2018/03/23(金) 00:30:41.29ID:mOlhRZhm
>>319氏は小説を書く基本がなってないよな。
せっかく皆がアドバイスしても、当の本人は褒められないと気が済まないようで
いいアドバイスされても食って掛かって、受け付けないし
それでは、一向に上達もしないな。
あまり考えもしないで、行き当たりばったりネタで書いたような文章を
褒められたいだけで投稿するのなら、他のスレに投稿すればいいのに。
ここは、文章を酷評してもらって(自分じゃ気づかなかったアドバイスをもらって)
文章を書く腕を上げたい人たちのスレだと思うんだけどな。
真摯に聞く耳持った者が、うまくなれる。
0440創る名無しに見る名無し2018/03/23(金) 00:48:03.67ID:mOlhRZhm
わざと戯曲っぽく書いてるとかいう言いも痛々しいし。
過去の投稿作でも、内容によって変えるわけでもなく
ずっとそういう書き方しかできてないのに。
しかも戯曲としても、ダメ出ししようとすれば全面改稿したくなるほど、異常に稚拙だし。
へたくそな文章が少しでもうまくなりたければ、もうちょっとはアドバイスを聞く耳持ったほうがいい、と思う。
0441創る名無しに見る名無し2018/03/23(金) 00:54:19.89ID:mOlhRZhm
間違わないようにしてほしいのは、非難や中傷で書いてるんじゃなく、
せっかくこういうスレに投稿するんだから、向上心があると見込んで、
本人の上達を願っての書き込みなので、間違わないように。
0442創る名無しに見る名無し2018/03/23(金) 02:25:20.86ID:5nOZHbJh
自分は>>438を書いた者だけど、行き当たりばったりと言ったのは内容ではなくて、話法のことね。
念のため。(まあ各フェーズによって書き分けている自由さがあるともいえるけど)
あなたの言い方では「視点」のことだけど。
その意味では>>430の文章が話法的に一番しっくりくるわ。
一番ト書き的だけど、物語内容にもっとも相応しいのは430だと思うよ。
全編、430みたいだったらもっと面白かったと思うよ。
430みたいに、というのは会話だけでいい、とかいう意味じゃなくて、話法のことだよ。
0444創る名無しに見る名無し2018/03/23(金) 03:34:22.47ID:5nOZHbJh
日付変わるとID変わるぞw
あとはこのスレは横スレは無価値w
作家がスルーしたレスは死にレスw
0445創る名無しに見る名無し2018/03/23(金) 03:48:22.81ID:mOlhRZhm
>日付け変わると

そうか、それは知らんかった。疑ってすまないw
0446創る名無しに見る名無し2018/03/23(金) 03:53:33.17ID:mOlhRZhm
まあ、横レスでもなんでも、>>428-431が、へたくそなのは間違いない。
どこをどう変えれば出来が良くなるか指摘してやってもいいが、全編にわたって多すぎてめんどくさい。
0447創る名無しに見る名無し2018/03/23(金) 04:04:41.65ID:mOlhRZhm
誰かも言ってるように、ト書きが出来の悪い説明文にしかなってないのが良くないな。

鈴子が言った。花代が答えた。だれそれは頷きました。だれそれが言うと……

うーん、下手すぎる。
0448創る名無しに見る名無し2018/03/23(金) 08:54:42.52ID:ep3TwLWo
私はかなり上手いと思う。
何より大事なのは「書く内容が存在する」ことだ。
純文学の名を借りて内容のない小学生の作文を書いてるプロもいる中で
これは一線を画している。
04493192018/03/23(金) 10:18:34.37ID:PT3oClZQ
読んでいただきありがとうございます。

そんなひどく噛みついたかなぁ、と思って考えてみたら、ちょっと前の長文のことですかね。
あれは自分擁護ではなく、あまりにもひどい内容に万が一信じてしまう人がいたら大変だと思って書きました。

そもそも「1」の書き方については、誰かが「戯曲だ」と言ったことについて、ロム猫さんが課題の内容と文字数を言ってくれたので、ほとんどの人は「なるほどー」とか思ってくれたと思うんですね。
しかし、超短編の書き方として「1」がいいかと言えば決してそんなことはなく、むしろ悪見本です。ただキャラクターものだとかネタものだとかもあって他の人はスルーしてきた。

ところが彼は空気が読めなかったのです。「ネタとしか思えない」と言われてわたしがどれだけ戦慄したか――とても言葉ではあらわせません。今でもあの時のことを思い出すと――ああ! って、なに調やねん、といった感じですが、とにかく彼はアドバイスしてくれました。

一般的な書き方としても首を傾げざるを得ないような謎理論とわかりにくい書き方で。どこかネットで拾ってきたようなものを独自の解釈でヘンテコにして紹介しました。それで反論をしたわけです。

さて、レスについては全部に返レスすべきと考えていましたが、どうやらスルーすることもできるようなので、いくつかのものについてはスルーします。

>>434
ありがとうございます。
あまりに早くてびっくりしましたw
これも自演と思われるかもしれませんが当事者がわかっていればOKですよね。

>>435
アーモンドの情報ありがとうございます。
ネタっていうのは自分が思うものとは違う意味ですかね?

>>438
>>442
ありがとうございます。
内面描写的なアレですかね? 確かにキャラの内面をどこまで書くかはっきり決めてなくて、ちぐはぐ感はありますね。
地の文の語尾(?)なら、時間を置いたり長いレス書いたりすると変わったりします。ちょっとは変えたのですが、もっと統一すべきでしたね。

> いやいやあるだろう、と心のなかでツッコんだのはひとりやふたりではなかったが、誰も言葉にすることはなかった。
このへんが神視点。

>>448
ありがとうございます。
内容はあまりありませんw

さて、まだ続くのか! という感じですが、4スレ分ごめんなさい。
04503192018/03/23(金) 10:22:33.37ID:PT3oClZQ
 聞き取り調査でわかったことは、朱川は十時と昼食後と三時に例のドリンクを飲むこと、今日は朝からどこにも出かけてはいないこと、恨みをあちこちで買いそうだということ、恋人といわれる存在を誰も知らないこと、であった。
 欅道先生は、何者かが冷蔵庫の中のドリンクに毒物を混入したに違いないと言う。
「やっぱり彼女≠ェ怪しいんじゃない?」
「そんな、自分がすぐ犯人とわかるようなことするかよ」
「じゃあ内部の犯行ってこと?」
「うちの社員にそんなことをする者はおらん!」
「しかし、部外者が給湯室に入るなんてあり得ませんよ」
「じゃあやったのかな」
「お腹減ったなぁ」
「給湯室に誰が行くかなんて注意して見てないからねぇ」
「そもそも毒を入れたかどうかはわからないだろう」
「冷蔵庫にあるやつを飲んでみればわかりますよ?」
「やっぱり毒を入れたに違いないだろうな、うん」
 雑談モードに入った編集者たちがそれぞれ好き勝手なことを言っていると、欅道先生がおほんと咳払いしてみなの注目を集めた。
「田所さん、ランチのあとにも朱川さんはあのジュースを飲んだんですね?」
「あ、はい。いつも自分の席で飲みますから。今日も、まずそうだな、って思いましたから間違いないです」
「その時異常は?」
「特になかったと思います」
「つまり、ランチのあとから倒れるまでの間に給湯室に入った人です」
 編集長と副編集長が小さくセーフ≠フジェスチャーをした。偉い人は自分でお茶など淹れないのだ。
「あ、そう言えば」
 と言ったのは給湯室にいちばん近い席の長尾《ながお》という女性編集者だった。黒髪を後ろで束ね眼鏡をかけた地味な女性である。歳は三十半ばだ。
「三時ちょっと前に給湯室から『馬鹿!』って怒鳴る声が聞こえてきました」
「ああ、それ、わたしも聞いた」
 栗色の長い髪をゴージャスに整えた浜口《はまぐち》という女性編集者が言った。メイクも気合が入っている。歳は三十ちょっと。席は割と給湯室から近い。
「なんだか男女のもつれって感じの声だった。職場で痴話ゲンカかと思っちゃった」
「えー、そんなことがあるんですか?」
 鈴子はあきれた声で言った。朱川は女癖が悪いと聞いたことがあるような気がする。あんな男と付き合おうとする女《ひと》の気が知れない、と思った鈴子の顔を、ゴージャス浜口がじっと見つめた。
「あるんですか、って――あれは鈴ちゃんの声だったと思うけど?」
「えっ!?」
 鈴子は驚愕のあまり飛び上がった。鈴子が否定を求めて地味な長尾に視線をやると、睨むような眼差しにぶつかった。
「あれば間違いなく鈴木さんでした。声のあとすぐ怒った様子で給湯室から出てきました」
「ええっ! そんな馬鹿な――あっ!」
 鈴子は思い出した。給湯室で朱川に『馬鹿! なことを言わんどいておくれやす』と言ったのだ。ちょっと違う気もするが、最初の部分だけ外に聞こえたのだろう。
「鈴木、朱川とそういう仲だったのか……」
「花代さんまで! 違いますよ、あれは――」
 鈴子は朱川とのことを説明した。担当を変われとうるさく言ってくること、担当をはずされるようにわざと作家を怒らせるようにと言ったこと、お昼にラーメンをおごると言われて喜んでついていったら財布を忘れたと言って結局ふたり分を払わされたこと、給湯室で叫んだ言葉の意味。
「朱川め。そんなことを」
 花代が苦々しげに顔をゆがめた。
「なるほど――動機はあるわけですね」
 欅道の目がきらりと光った。
「ど、動機!」
 鈴子に朱川を殺す理由があるというのだ。
「そ、そんなことありません! そんなことで人を殺していたら、今までに何人を殺しているか! それに殺《や》るなら毒殺なんてしません!」
 おいおい、と花代がツッコんだ。
「あ、そ、そうだ! 朱川さんが一緒にいたのなら、毒を入れることなんてできないじゃないですか!」
「そのちょっと前にも給湯室に入ったよね?」
 と言ったのは地味な長尾である。
「え……?」
「わたしも見た! 結構長い時間いたよね?」
 ばっちりメイクの浜口も同調する。
「そ、それは、阿々楠先生のためにコーヒーを淹れてたからです!」
「コーヒーはコーヒーメーカーにあったでしょう?」
「煮詰まっているものなんか出せません!」
「なるほど、動機はあり、チャンスもあり、僕には煮詰まったコーヒーもなし――ですか」
04513192018/03/23(金) 10:27:08.67ID:PT3oClZQ
空行なしで続いています。

「あ、阿々楠先生といえば――」
 田所が声を上げた。
「なんだか朱川さんに新作の構想をひどくけなされたようです。朱川さん本人がちょっと得意そうに言ってました。あの人はそういうところ、ありますから」
「ふむ。阿々楠くんにも動機ありですか」
「そ、そんな! 阿々楠先生はそんなことしません! それに給湯室には行かないでしょう!」
「見たんですか?」
「え――?」
「給湯室に入っていかないところを見たんですか?」
 な、なにを言ってるんだ? 入っていないなら見えるわけがないではないか!
「そ、それは――」
「しかしまあ阿々楠くんの犯行とは考えづらいでしょう。その、新作の構想の話は今日のことなんでしょう?」
「ええ」
 田所が頷いた。
「今日のことなら阿々楠くんに毒物を準備できたとは思えませんからね」
 準備――この事件は計画的な犯行なのだ。鈴子の背中にぞくりと冷たいものが這い上がった。
「つまり鈴木さん、常日頃から被害者に恨みを抱いていたあなたが――第一容疑者なのです」
「あ……」
 鈴子を見つめるみなの視線が、背中を這い上がったもの同様に冷たかった。花代は鈴子の後ろにいたので顔は見えない。その顔がどんな表情を浮かべているのか――鈴子は見ることができなかった。鈴子の体が細かく震えた――。
 花代は半笑いで鈴子の背中を眺めていた。
「鈴木さん、正直に話すなら今のうちです。今ならまだ罪は軽い」
 欅道先生が低い声で優しく鈴子に言った。
「ひ、ひどい!」
 鈴子は片手で口元を覆うとオフィスを飛び出した。
「あ、鈴木!」
 あとを追おうとする花代の腕を欅道先生が掴む。
「け、欅道先生――」
 欅道先生はゆっくりと頭を振った。
「真実を求めるということは、時に非情なものなのです――」
 誰もなにも言わず、ただ静寂だけがオフィスを支配した。
04523192018/03/23(金) 10:36:53.76ID:PT3oClZQ
ごめんなさい、入らなかった。5レス。

 鈴子は屋上にいた。この季節――三月半ばにしては暖かい風に鈴子のやわらかな髪が踊っていた。和毛がふわりと揺れる。西の空には沈みかけた太陽が仄かに赤く、いまだ青い中天には薄い雲が流れていた。じきに暗くなるだろう。
 屋上からの街並みを鈴子は眺めた。黒豹出版の社屋より高いビルは周りにいくつもある。どれもきれいで、まるで磨きあげられたお姫さまが、つんとすまして立っているようだ。
 背の低いフェンスのそばで鈴子は――アイスモナカをぱくりとかじった。安っぽい味のやつだった。近くのコンビニで買ってきたのだ。濃厚でこってりしたものよりもこっちの方が鈴子は好きだった。
「んー、んまい」
 アイスモナカは半分ほどになっていた。
「ここにいたのか」
 声に振り返ると花代が立っていた。手にはコンビニ袋を下げている。
「探したぞ」
「すみません」
 鈴子は頭を下げた。頭を上げると、
「なんですか、その袋?」
「ああ、鈴木の好きなアイスモナカ――ってもう食べてるし」
「いくらでも入りますよ」
 無遠慮に袋に手を突っ込む鈴子を見て、花代の顔に微笑みが浮かんだ。
「疑いをかけられて落ち込んでるんじゃないかと思ったが」
「まさか! わたしはやっていませんし、無実なのは自分でわかってます。なんだか可笑しくって」
 鈴子はけらけらと笑った。
「だよな」
「でもあの場で笑うわけにもいかず、体が震えるまで我慢したんですよ。花代さんの顔を見ると大笑いしちゃいそうだったし。それでも吹き出しそうになったので逃げてきました」
「下手な演技しやがって」
 花代は苦笑する。
「いやいや、ノーベル賞級の演技でしたよ。『ひ、ひどい!』」
「ノーベル演技賞とかねーよ」
 ふたりの笑い声が空に吸いこまれていった。
「それでどうなったんですか、あのあと」
「それがなぁ、知り合いの大学の先生に調査してもらうって、マグカップと冷蔵庫の容器を欅道先生が持って帰ってしまって」
「ええっ!? 大丈夫なんですか、そんなことして!?」
「大丈夫じゃないだろうな。もう証拠能力はなくなっただろう」
 海外の犯罪科学捜査ドラマでいうと、証拠が汚染≠ウれた、というやつだ。
「ま、まぁ毒が入れられたって、はっきりしてるわけじゃありませんし……」
 しかし、病院で検査したところ、朱川の体内からは毒物が発見されたのであった。
04533192018/03/23(金) 10:40:23.07ID:PT3oClZQ
 翌日の黒豹出版文芸部オフィスには制服私服問わず、大勢の警察官が詰めかけていた。朱川は一命を取り留めた。警察では殺人未遂事件として捜査しているようだ。
「それでその飲み物はどこにあるんですか?」
 強面の刑事が言葉は丁寧だがドスの効いた声で言った。さすが本物、もの凄い迫力だ。しかし、欅道先生をショッピカレるわけにはいかない。いざとなったら差し出すしかないのだが。
「ま、まさかそんなこととは思わず、洗っちゃいました!」
 声が裏返る。なぜか鈴子が対応することになってしまっていた。
「ええ? 怪しいとは思わなかったんですか? 困るなあ!」
「は、はひ、すみません!」
 やましいことがなければ警察といえども恐れることはないのだが、やましいことがあるので超怖い。
「じゃあそのカップだけでもお貸しください!」
「え、えーと、どれだったかなぁ……」
 鈴子はふらふらと、朱川のマグカップのない°挙虫コに向かった。
「もう証拠らしいものは期待できそうにないね、荒らされちゃってるよ」
 青い作業服のような制服を着た細身の中年男性が、銀縁眼鏡をかけた背広姿の男に言った。作業服の男はキャップを後ろ前に被っている。鑑識課員だろう。靴は白いカバーで覆われていた。ほかに何人かの鑑識課員が、朱川のデスクの周りに這いつくばってなにか≠探していた。
「昨日から普通に仕事をしていたんでしょうからね。なにがあっても証拠にはならないな、こりゃ」
 銀縁眼鏡の男は腰に両手を当てて頭を振った。一見どこにでもいるサラリーマンのように見えるが、その目つきは鋭い。
「鑑識はもういいでしょう。ここからは我々の仕事です」
 銀縁眼鏡の言葉を受けて鑑識課の中年男性が、もういいぞ、と声をかけると、床を這っていた鑑識課員は立ち上がり、わずかな証拠物件らしきものを納めたビニール袋を手にオフィスを出ていった。
 銀縁眼鏡の男はオフィス内の編集者たちに鋭い視線を投げかけている。
「どうしました?」
 残っていた中年男性が銀縁眼鏡の男に声をかけた。
「なんだかね、様子がおかしいな、と思って」
 デスクで校正ゲラに目を通す振りをしていた花代にもその声は届いた。
「どういうことです?」
「うまく言えないが、殺人未遂事件があったにしては同僚たちの様子が変だ」
「そうですか?」
「これは勘だがね、刑事の勘は馬鹿にできんよ」
 花代の頬がぴくりと引きつった。
04543192018/03/23(金) 10:47:24.47ID:PT3oClZQ
また間違った! あと2。

「どーもみなさん、お疲れさまでーす!」
 編集者たちそれぞれに事情聴取をすると刑事たちが言いだしたとき、オフィスに元気な声が響きわたった。欅道先生である。後ろには車椅子に乗った朱川とそれを押す阿々楠先生がいた。
「朱川さん! もういいんですか!?」
 と鈴子は言ったものの、酸素マスクをした朱川は真っ青な顔で目はうつろ、呼吸は苦しそうだ。とてももういいとは思えない。
「なんだあんたは!?」
 鈴子が相手をした強面の刑事が欅道に詰め寄った。すごい迫力だが欅道先生は涼しい顔をしている。
「あ、こ、こちらは弊社で小説を書いていただいている欅道先生です」
 鈴子が言うと、
「えっ!」
 と大きな声を出したのは銀縁眼鏡の刑事であった。鋭かった目がなんだか潤んできらきらしていた。
「なんだよ、おまえ、知ってるのか?」
「し、知ってるもなにも――だ、大ファンです!」
 後半は欅道先生に向けて言った。抱きつきそうな勢いだ。
「やあ、そうですか。ありがとうございます」
 はっはっは、と欅道先生は余裕の高笑いである。
「ふーん、まあなんでもいいや。その作家先生がなんの用だ?」
「サ、サインをお願いします!」
「やめろ、おまえ! 捜査中だぞ!」
「その捜査ですがね――」
 欅道先生は警察手帳にさらさらとサインしながら言った。
「事件は解決しました。と言うより、そもそも事件などなかったんです」
「はあ? なに言ってんだ、おまえ?」
「ありがとうございます!」
「うるせえな!」
 銀縁眼鏡の刑事は怒声に動じずにこにこしている。
「……す、すみません……」
 息も絶え絶えの声で言ったのは朱川だった。
「……死にきれませんでした……」
 オフィスは静まりかえった。やがて、
「えっ、自殺未遂だったんですか!?」
 鈴子が言った。
「ふ、ふざけんな!」
 強面の刑事の顔が一瞬で真っ赤になった。
「会社で勤務中に服毒自殺なんてあるかっ! 不自然だろうが!」
「しかし本人がそう言ってますし」
「おまえが無理に言わせたんだろう! なあ、あんた! そうなんだろ!?」
 強面の刑事が朱川の肩に手をかけて激しく揺さぶった。うつろな目をした朱川の頭がぐらんぐらん揺れる。ちぎれて落ちそうである。
「け、刑事さん、死んじゃいます! 今度こそホントに死んじゃいます!」
 鈴子が刑事の太い腕に手をかけてやっと止めた。
「こんな茶番は俺は――」
 刑事のポケットから電子音が響いた。
「ちっ、誰だ、こんな――」
 取り出したスマートフォンの画面を見た刑事の顔色が変わった。直立不動の姿勢を取り、太い指で画面に触れた。
「はい――ええ、私です――えっ、そんな! あ、いえ――はい――」
 刑事はスマートフォンを耳に当てたまま欅道先生をにらみつけた。
「わかりましたぁ」
 不服を含んだ低い声で刑事は言うと通話を終わらせた。
「いったいなにをしやがった――」
「さあ、なんのことだか」
 欅道先生は口元に笑みを浮かべている。刑事はしばし欅道先生をにらみつけたままだったが、やがて、
「帰るぞ」
 低い声で言った。ぽやんとしている銀縁眼鏡の刑事を引っ張って強面の刑事はオフィスをあとにした。若い刑事や制服警官が慌てて追っていき、文芸部の者と作家がふたり残った。
04553192018/03/23(金) 10:53:11.41ID:PT3oClZQ
空行なしで続いています。

 しばらく誰も言葉を発しなかったが、
「いやぁ、それにしても自殺未遂だったなんて」
 田所がくせっ毛をごしごしやりながら言った。
「そんなわけないじゃないですか」
 欅道が笑った。
「えっ、違うんですか!?」
「やっぱり。ところでどうして阿々楠先生がいるんですか?」
 鈴子が阿々楠先生を指さす。阿々楠先生は困ったような顔で笑っていた。
「そりゃあ容疑者のひとりですからね。犯人当ての場所には必要でしょう」
「犯人当て!」
「そう」
 花代のデスクのまわりに編集者たちが集まっていた。昨日いなかった者もいるが、容疑者となる者はみな揃っている。
「今回の事件は大変でした。みんなに毒を入れるチャンスがあり、動機があった」
 欅道先生は後ろに手を組んで、ゆっくりと編集者たちの前を往復しながら言った。ちなみに動機とは、担当する作家や好きな作家をけなされたとかその程度である。
「鈴木さん!」
 欅道先生がビシッと鈴子を指さし、不意を突かれた鈴子はビクッと震えた。
「が怪しいと思ったんですがね」
 ふたたび後ろ手にゆっくり歩きはじめる。
「鈴木さんには動機もあり、チャンスもあった」
 本人を目の前にして動機とか言わないで欲しい、と鈴子は思った。
「しかし、彼女が犯人ではピースがぴたりとはまらないんです」
 欅道先生は足を止め、体を編集者たちに向けた。
「詳細は省きますが――」
「省くんかい」
 桃ちゃんの声がぼそりと聞こえた。
 欅道先生はゆっくりと人差し指を上げ、ある人物にぴたりと当てた。
「――犯人はあなたですね、みどり≠ウん」
 みどり≠ウんは、わっと泣き崩れた。

(終わっていないという……)
0457モニ2018/03/23(金) 15:43:09.06ID:/AykrStr
モニです。また書き込めるかもしれません。またよろしくです。
04583192018/03/23(金) 20:17:48.15ID:PT3oClZQ
モニさん、お帰り!

あと3スレ。これで終わりです。長いことお騒がせしてすみませんでした。

 朱川とみどりさんは別室で話し合いを持つことになった。
 ふたりがオフィスを出たあと、ミーティングテーブルについた欅道先生を、鈴子ら編集者たちと阿々楠先生が囲んでいた。
「すごい推理でしたね、欅道先生。はい、お待ちかねの煮詰まったコーヒーです」
 鈴子がコーヒーカップを欅道先生の前に置いた。
「お、ありがとう」
「それで、詳しい推理をお聞かせ願いたいんですが」
「ええ。まずは動機なんですが、まぁなんだかんだ言いましたが、結局誰かを殺そうとするなんて男女のもつれ以外にはあまりないんです」
「身も蓋もありませんね! しかもそんなことないと思いますし!」
「しかし、そう考えるといろいろ見えてきます。特製ドリンクを作ったのは彼女≠セという話でした。そして毒物を混入させたのはこの編集者のうちの誰かです。彼女≠ニいうのはここの編集者ということになります」
「はあ、くどい説明ですけどそうですね」
「あ、そうそう。カップと容器からは毒物が検出されました。悪用されると困るので詳しくは言えませんが、充分に人を殺せる、どこででも手に入るものでした」
「そこをなんとか!」
「桃ちゃん、ダメだよ!」
「冗談よ」
「今はそんな雰囲気じゃないでしょ!」
 欅道先生はにこにこして先を続けた。
「鍵となるのは特製ドリンクです。健康にいいのかどうかは別にして変な飲み物ですね」
「ちょっと待ってください。まさかそのドリンクの――」
「そうです」
 欅道先生はにっこり微笑んだ。
「みどりさんは緑色のドリンクを自分に見立てて毎日朱川さんに飲ませようとしてたんです」
「おぇ」
「あ、急ぎの仕事があったんだ」
「下読み下読み」
 何人もがミーティングテーブルを離れていった。
「それって推理じゃありませんよね?」
「でも当たってたよ?」
 当たりゃあ推理じゃねえんだよ、と桃ちゃんが自分の席でぼそっと言った。
「それで、病院で生死の境をさまよい中の朱川さんを問い詰めたんです」
「鬼か!」
「まあ編集者イコール彼女が当たってたら聞けばわかったんだけどね。でもみどりさんの名前を出したときはめちゃ驚いてましたね。あの顔、見せたかったですよ」
 欅道先生は声を立てて笑った。もうミーティングテーブルにいるのは鈴子と花代だけだ。阿々楠先生は鈴子の席で桃ちゃんと談笑している。
「でね、詳しく話を聞いたんです。最初は言い渋ってましたけどね、弱ってたからちょっとアレすればぺらぺらしゃべりましたよ」
「アレってなんですか、アレって!」
 この人のほうがよっぽど犯罪者じゃないだろうか、と思ったりした。
「でね」
 欅道先生の顔がふっと翳った。
「ここでは言えないほどのひどいことをしていたんですよ、あの朱川って男は」
 朱川の呼び方が変わった。
「僕には、みどりさんだけが罪に問われるのは許せなかった。だから――」
「自殺を失敗したことにした――」
「それしか彼女を救う方法は思いつかなかったんです」
 欅道先生は寂しそうに笑った。
「あ、そういえばあの刑事さんへの電話! あれはなんだったんですか?」
「それは企業秘密」
 欅道先生はいつもの明るい笑顔に戻って言った。
「えー、教えてくださいよ!」
「だめだめ。僕にだって秘密はあるんです」
 欅道先生はコーヒーカップを手に取った。
「うわっ、本当に煮詰まってる!」
 顔をしかめながら笑う欅道先生を見ながら、本当はすごい人なのかしら、と鈴子は思った。
04593192018/03/23(金) 20:19:55.94ID:PT3oClZQ
 欅道先生と阿々楠先生が帰ったあと鈴子と花代は屋上に上がった。前日より早い時間で、空はどんよりと曇っていた。
「欅道先生には驚かされますね」
「そうだな」
 しばらくふたりは黙ったまま風景を眺めた。すましたビルの間に立ち並ぶ家々。ときおり驚くほど古い建物が見え、諸行無常の響きがあった。ごーん。近所のお寺の鐘の音が聞こえた。
「これでよかったんですかね?」
「ん?」
「事件をなかったことにしちゃって」
「よくないだろ」
「え、それじゃあ」
「今さら言ってもしかたがないことだ」
「そんな……」
「誰も死ななかったし、毒を盛られたのは朱川だし、いいじゃないか」
「それもそうですね」
 ふたたびしばしの沈黙が訪れた。
「ふたりは幸せになれますかね?」
 朱川とみどりさんは一緒になるようだ。
「さあなあ、ふたりのことはわからないが、文章がいまいちの応募作がものになると俺は幸せになる」
「あー、はいはい。仕事に戻りましょ」
 そして屋上には誰もいなくなった。
04603192018/03/23(金) 20:24:25.34ID:PT3oClZQ
「書き直しを依頼して再度応募してもらうことにしたいと思います」
 二日が経ったお昼前、鈴子が問題の応募作についてどうするかをデスクの花代に報告していた。
「うん、それがいいだろうな。担当をつけるんだろ?」
「そう思ってるんですけど」
 鈴子はちらりと上目づかいに花代を見た。
「俺は嫌だぞ」
「えー、そこをなんとか」
「無理だ。俺は忙しい」
「ほかにないほどの人材ですよ!?」
「あれ、朱川さん!?」
 田所の声に出入り口を見ると、松葉杖をついた朱川が決まり悪そうな顔をして立っていた。なかなか中に入ってこようとしない。
「もういいんですか?」
 田所が近づきながら言った。
「ああ、うん、足がまだうまく動かないんだけどな……」
 朱川が小さな声でぼそぼそと呟くように言った。
「ちょうどいいのがいたな」
 花代が鈴子に言った。
「え? まさか?」
「なに言ってんだ、朱川は優秀だぞ。おい、朱川!」
 朱川がびくんと体を振るわせた。松葉杖でゆっくり近づいてくる。花代の方も歩いていき、ふたりは向かいあった。
「花代さん、今回はご迷惑をおかけしました」
 朱川があたまを下げる。
「ん、なんのことだ? それよりお前に仕事がある。やりがいのある仕事になるぞ」
「あ、いや、俺もう、ここにはいられないかなって」
 朱川は首が直角になるくらいうつむいた。
「それは駄目だ。お前じゃないとできない仕事だ」
 花代は手のひらを上に向けて朱川に差し出した。なんの意味があるのか鈴子にはわからなかった。しばらくそのままの状態だったが、やがて朱川が観念したように言った。
「内ポケットに」
「取るぞ」
 花代は朱川の深緑色のスーツの内側に手を入れた。出てきたときには白い封筒を持っていた。鈴子には筆で書いた退≠フ字だけが見えた。
「もういらないな?」
「……はい」
 花代はびりびりと封筒を細かく破き、鈴子の上着のポケットに入れた。
「ちょ――!」
「新人賞の応募作だがちょっと文章に難がある。書き直してもらうよう依頼しようと思うが、お前に相談役として担当して欲しい。だが、お前が指導するのは文章だけだ。内容に口出しすることは許さん。相手の個性を――生かせ。できるか?」
「はい――」
 花代が朱川をかばうようにしていたのは、自分の昔の服装とおなじだということだけではなかったのだ。花代は朱川の編集者としての実力を買っていたのだと、鈴子はやっとわかった。
「もしこの人を潰したら――その時は覚悟しとけ」
 地獄の底から響いてくる声が可愛らしく感じるほどの声で花代が言った。
「は、はい!」
 朱川が血の気が引いた顔で頷いた。
 将来文芸関係のほとんどの記録を塗り替えるほどの才能、それを黒豹出版が獲得した瞬間であった。各賞など彼の作品の前では意味をなさなかった。ノーベル文学賞が小さくなって、ぼくなんかを貰ってくれるかなぁ、とつぶやくのである。
世界が、これほどの才能が日本で生まれるなんてずるい! と嫉妬することになるのだ。売れに売れ、傾いた社屋を建て替えるのに多大な貢献をもたらすことになるその人の名は――。
「しかしまずは連絡しないとな。名前はなんだっけ?」
「あ、はい、えーと」
 鈴子は応募作の表紙に書かれた名前を確認して言った。
「○○さんですね」

 おしまい

※最後の名前は決まってたんですけど、デフォルメとはいえ扱いが失礼かなぁと思って伏せました。ロム猫さんお気に入りの、道場で血だらけで倒れていたあの天才です。伏せてないじゃんっていう。
※ここまで書いて準備していたらまさかの!
0461創る名無しに見る名無し2018/03/23(金) 20:35:46.48ID:6DIO+Fm7
ね?モニは「持ってるひと」なんだよ(笑

時間を作って感想をいうね。
0462創る名無しに見る名無し2018/03/24(土) 08:54:43.51ID:IivskU9r
>>450

>「まさか! わたしはやっていませんし、無実なのは自分でわかってます。なんだか可笑しくって」
>鈴子はけらけらと笑った。

この段階では犯人が特定されておらず目的も凶悪性も分からない
朱川の容態も不明で事態の深刻さは未確定
周到な計画によって濡れ衣を着せられている可能性もあり、鈴子のライトな反応がやや不思議に思える
加えて前の場面で「半笑いで鈴子の背中を眺めていた」花代が、この場面で鈴子の演技を知って「苦笑する」のも同様に不可解

>本人を目の前にして動機とか言わないで欲しい、と鈴子は思った。

推理ものの非常識が暴かれていて、楽しかった

>「みどりさんは緑色のドリンクを自分に見立てて毎日朱川さんに飲ませようとしてたんです」
>「おぇ」
>「あ、急ぎの仕事があったんだ」

「緑色のドリンクを飲ませる」みどりの必死さを言い表すエピソードを追加で入れると良いのでは
「そんなものを朱川はなぜ飲んでいたのか」という読者の疑問を消化しておかなければならないのと、
同僚が興味本位で聞いていられないほどに話の文脈を気持ち悪くする必要がある

>花代は朱川の深緑色のスーツの内側に手を入れた。出てきたときには白い封筒を持っていた。鈴子には筆で書いた退≠フ字だけが見えた。
>「もういらないな?」
>「……はい」

展開が早すぎる
花代が担当を任せることに朱川が納得する、その前段があってこそ「もういらないな?」になるのでは

全体
>>428以降は>>412より地の文が馴染んでいて、筆が乗ってきているのを感じる
>>412にあった台詞で想像できる情景が地の文で二重に説明される、という感触が減少している気がした
キャラクターは多いが混乱を感じない
内輪ネタの力も活きている
構成として、鈴子がみどりを発見するなどしてもう少し謎解きに絡んでも良かったのでは
そうであれば「ふたりは幸せになれますかね?」が他人事ではない、感情のこもった印象を生むだろうなと思った
読者を安堵させるラストは筆致に合っている
0463創る名無しに見る名無し2018/03/24(土) 09:27:10.12ID:h8GQlv2d
結局、作者がスルーした論点はスルーされるw
ナラティブについてピンとこない人はまたナラティブで躓くよ。
類は友を呼ぶ、という結末になっていたのには笑ったなw
04643192018/03/24(土) 13:12:42.02ID:Y8Z3vg6j
>>462
ありがとうございます。

○鈴子のけらけら笑うこと。
 やっぱり軽すぎますかね。もうちょっと抑えた方がよかったか。
 花代の苦笑は、ヘタな演技を思い出して、のつもりだったんですが、そうなると前のシーンの終わりが変かな。
「どこがだよ。それにノーベル演技賞なんて〜
 にして「自分もあの場から逃げようと思ったけど、欅道先生に捕まった」みたいなセリフを言わせようか。うーん。

○動機のこと
 推理ものの非常識なんて考えなかったw

○同僚の離れていくところ
 これは推理じゃなかったことで、だったんですけど、わかりにくかったですね。もうちょっとわかりやすくします。

○封筒のところ
 なるほどですね。
 最初は花代がなにも言わず封筒を取って破く流れだったんですけど、さすがに横暴で花代が嫌われたら困るな、とか、封筒をありかをなぜわかった? とかで書きかえたんですけど、そうなると順番が悪かったか。
 どう書くかはいろいろありそうですね。考えます。

○全体から
 ありがとうございます。
 ちゃんとした謎解きはない謎解き風≠ネ話ですけど、鈴子の何気ないつぶやきで探偵役が気づくみたいなお約束でもいいかもですね。でも入れるところがないなぁ。練り直し?
04653192018/03/24(土) 14:57:19.09ID:Y8Z3vg6j
>>463
「黒豹出版文芸部番外編〜天空のナラティブ〜」

「花代さん」
 鈴子は花代のデスクへいくと声をかけた。
「んー?」
 花代は読んでいた誰かの校正ゲラから顔を上げた。
「ナラティブって知ってます?」
「知らんなぁ」
「そうですか……」
「そういうときはネットだよーん」
 聞こえていた桃ちゃんがノートパソコンのキーを叩く。鈴子と花代は桃ちゃんの席の後ろに移動した。
「んー、なんだかわかりにくいね。いろいろ意味があるみたい。どこで聞いたの?」
「校閲の人が言ってた。その場は知ったかぶりしたけど」
「じゃあこれかな。ひらたく言うと語り口≠セね」
「そうなんだ。けっこうおいしいよね。わたしは目刺しが好き」
「それはカタクチイワシな」
「テへ」
 鈴子はテへのポーズをした。
「なんでそんな難しい言い方するかなぁ」
「察しろ」
「話が進まないよーん」
「語り口というと地の文の調子みたいなことですよね?」
「そうだな。同じストーリーでも地の文でずいぶん印象が変わるもんだ。例えば桃太郎だって書き手が違えばガラッと雰囲気が変わるだろう」
「むかしむかしあるところに」と鈴子。
「むかーしむかしのことじゃったぁー」と桃ちゃん。
「なるほど、違いますね」
「えーと、うん、まあそんなところだ。またストーリーによっても、それにふさわしい語り口というのがある。泣かせる話で『ガーッと開いた自動ドアを抜けて、どたどたと廊下を歩いていった』とか書かれると『ちょっとなー』と思うだろう?」
「オノマトペが悪いんですか?」
「そういうことじゃない」
「例えがひどすぎっす」
「…………」
「花代さん、ドンマイ。作家じゃないんですから。ふさわしいのはどんな感じですか?」
「鈴ちゃん、それ、追い打ちをかけることになるから」
「まぁそういうのがあるんだろうよ! とにかく物語によってそれにふさわしい語り口があるだろう。また、どういう印象を読者に与えようとするかによっても変わってくる。それらを勘案して――なんだっけ?」
「ナラティブです」
「ナラティブっているんだよ、作家は」
「そんな使い方、ありっすか?」
「知らん」
「うーむ」
 その後解散して各々の席に着いたが、ふと思いついた様子で鈴子は顔を上げた。席を立ち、ちょうど外から帰ってきた若い編集者のもとへ行く。
「田所くん」
「はい?」
「ナラティブって知ってる?」
「ナラティ……も、もちろんですよ。それがどうかしましたか?」
「今度みんなでナラティブを食べに行こうって話なんだけど一緒にどう?」
「いいですね、大好物です!」
 黒豹出版文芸部は今日も平和だった。

こんな感じ?
0467創る名無しに見る名無し2018/03/24(土) 16:15:37.19ID:6syIlyoC
あーあー連載はじめちゃったのか

馴れ合い(特定のメンバーによるスレの閉鎖的な使用)の温床になるから
酷評スレではほどほどにたのますよ。
0469創る名無しに見る名無し2018/03/24(土) 16:42:57.19ID:mnWg1V4L
自分の文章が上手いのか下手なのかさえ分からない素人です。最近文章に興味を持ち始めました。評価・添削お願いします。


ピアノを弾いていた。暗い部屋だ。カーテンから透けて射し込む夕陽以外にこの部屋を照らすものは何もなく、手元の鍵盤が少し見えづらかった。でも、問題はない。弾き慣れた指の感覚が視覚に頼らずとも正確に音を鳴らしてくれた。
少しだけ憂鬱な気分だった。この頃の自分には、訳もなく気分が沈み、ピアノと呼吸以外は何もする気が起きないといった日が、毎日のように続いている。
壁の時計を見ると、午後五時三十七分。今日も学校には行かずに、ただただ陰鬱な一日を過ごした。さみしいわけじゃない。ただ何となく、この頃は気分が優れないのだ。
学校には、二年前――中学一年の辺りから、殆ど通っていなかった。元々クラスでぽつんと過ごすタイプだったから、もう僕のことを覚えている人間なんていないだろう。
ふと、このピアノの部屋が、世界の全てであるような錯覚を覚えた。
いや、多分それは、錯覚などではなかった。
試しにカーテンを開けてみると、しかしそこには夕焼けの街並みが広がっていた。
0470創る名無しに見る名無し2018/03/24(土) 17:30:56.19ID:6syIlyoC
>>469
起承転結があって内容的に読みやすい文章だと思います。

>ピアノを弾いていた。暗い部屋だ。

ブツ切り感覚を受けました。鬱状態の演出としてなら後の文でもそれっぽさを継続すべきでは?
一般的な文に直すと
→暗い部屋でピアノを弾いていた。

>弾き慣れた指の感覚が視覚に頼らずとも正確に音を鳴らしてくれた。

読み辛いです。
→視覚に頼らずとも、弾き慣れた指の感覚が正確に音を鳴らしてくれた。

>この頃の自分には、訳もなく気分が沈み、

校正漏れ?
→最近の自分は、訳もなく気分が沈み、

>試しにカーテンを開けてみると、しかしそこには夕焼けの街並みが広がっていた。

「夕焼けの街並み」はありきたりですが、転から結へまずまず歯切れが良いです。
二文に分けたらどうなるか試しておいてもみても、と少し思いました。
04713192018/03/24(土) 20:20:41.02ID:smcZ5Lrq
>>467
すみませんでした。
どこか投稿サイトを探そうと思います。
地味なところで。
0472創る名無しに見る名無し2018/03/24(土) 20:25:47.14ID:CwEXDIMJ
>>471
いろいろあるし、無料だからね。
「.なろう」か「カクヨム」がいいとは思います。
なんといっても、読みやすいし、直せるし。
ぜひ使って欲しいな。
04732018/03/24(土) 21:10:53.80ID:QCPM/+Ng
いろいろな人の小説読んだけど、特に、森絵都の小説技法というか、なんていうかわからないけど、一番参考になるわ。

会話文と会話文を繋ぐ地の文「〜は言った」「〜は呟いた」みたいなのはまったく書かないのな。
ちなみに、村上春樹なんかは「〜は言った」系多い。

例えば「いつかパラソルの下で」

「お兄ちゃんもそう言っていた。うかばれないよねえ、お父さん」
そうぼやきながはも妹自身、キリについては異論を唱えようとしない。

「え……はい」
彼女さやっぱり、という目をして一人納得し、それから丁重に一礼した。

「何してるの?」
声をかけると、そこいら中に積み上げられたダンボール箱の一つを前にしていた兄が振りむき、右の拳を突き出した。

唸らせるわ。最後まで情景描写が巧み。
0474創る名無しに見る名無し2018/03/24(土) 21:13:56.86ID:CwEXDIMJ
し、の七不思議。創作以外の文章のレベルはめちゃくちゃ高い。
何故なのか!
0475創る名無しに見る名無し2018/03/24(土) 22:00:26.92ID:smcZ5Lrq
>>469
うまいと思います。

> ピアノを弾いていた。暗い部屋だ。カーテンから透けて射し込む夕陽以外にこの部屋を照らすものは何もなく、手元の鍵盤が少し見えづらかった。
 「暗い部屋だ。」は「暗い部屋だった。」か「部屋は暗かった。」の方が雰囲気が出るような気がする。最後が「た」の三連発は嫌う人もいるのでアレだけど。
 「鍵盤が」は「鍵盤は」の方がいいような気がする。理由はうまく説明できないけど。問題ないからかな?

>でも、問題はない。
 一見「だが」にしたいと思うけど、あとに出てくる「さみしいわけじゃない」が十五歳(?)っぽくていいのでこのまま。もし変えるならあとの文章も変える必要があるだろう。

>弾き慣れた指の感覚が視覚に頼らずとも正確に音を鳴らしてくれた。
 弾き慣れた指の感覚が、視覚に頼らずとも正確に音を鳴らしてくれた。
 ここに点があるとわかりやすいかも。

>この頃の自分には、訳もなく気分が沈み、ピアノと呼吸以外は何もする気が起きないといった日が、毎日のように続いている。
 読点を打ちすぎかなぁ。「の自分に」は取った方がすっきりしそうだ。
 この頃は訳もなく気分が沈み、ピアノと呼吸以外は何もする気が起きないといった日が毎日のように続いている。
 これでいいんじゃないだろうか。

> いや、多分それは、錯覚などではなかった。
 「多分」がなんか中途半端。一人称なので本人がそう思ったら言い切ってもいいのではないか。と、思ったけど、そうするとあとが難しくなる。

>試しにカーテンを開けてみると、しかしそこには夕焼けの街並みが広がっていた。
 「、」からの「しかしそこには」がいい感じ。分けるとなんか普通になる。
 前文の「多分」に対応すると思われる「試しに」を削ると自分にはうまくまとめられない。前文を考えたいけどもう頭が煙吐きそう。ごめんなさい。

 あと、「何」の漢字は開く人が多いと思う。理由は多分「なん」と「なに」の読みがあるから。何月、とかの場合は人によるかな。
0476創る名無しに見る名無し2018/03/24(土) 23:18:08.83ID:h8GQlv2d
文章といってもいろいろあって、これは小説の一部ですな。
小説を書いているつもりでも、小説としてオカシイものがいっぱいあるからね。
「僕小説」としては破綻なく書けているよ。
表現としてうまいかどうか、はわからないw
0477創る名無しに見る名無し2018/03/25(日) 00:19:23.54ID:V1Ozv+K2
>>470
>>475
>>476
ありがとうございます!こんなに詳しく丁寧な評価を下さるとは思っておりませんでした。少し恐縮するくらいです。
ご指摘頂いた点を踏まえて、再度この文章を練り直してみようかと思いましたが、今日はいまいち筆が乗らない様子なので、また後日調子の良い日に推敲することにしました。
文章を書くのって楽しいのですね。これからもちょくちょく小説を書いて精進したいと思います。
0478創る名無しに見る名無し2018/03/25(日) 00:26:46.76ID:V1Ozv+K2
なんか中学生の作文みたいな形式ばった返信内容になってしまった。
0479創る名無しに見る名無し2018/03/25(日) 00:36:53.51ID:V1Ozv+K2
文章としての上手い下手もいまいち分からないけど、表現としての上手い下手はもっと分からない。
いい表現だなーって思わせられたら「上手い」ってことでいいんでしょうか……?
0480創る名無しに見る名無し2018/03/25(日) 00:53:54.52ID:mIQExYiW
なにせ短いテキストだから、判断が難しいけど、
2人も「うまい」とレスしているんだから、悪くないんじゃないかな。
他人の評価というのは貴重だからね。
文章一般じゃなくて、小説表現としてどうなのか、ということが大事だと思うな。
小説って、なんでもないようだけど、いろいろ独特だよ。
たとえば主人公がいるとかねw
で、その主人公が生き生きと描けているとしたら、その作家には表現力がある、ということだろ。
0481創る名無しに見る名無し2018/03/25(日) 09:02:09.98ID:m6Re/Dgc
>>476の人も言っているけど部分でならおkって感じではあるか。
(「僕小説」ってのは「私小説」のもじりで、語りの主人公が若年ってことかな?)

もし推敲するなら、
話の起伏をさらにキツくしてみるとか
具体的なエピソードを追加するとか
心理描写を厚くするとか
(或いは、方向性をガラリと変えて、星新一のSS風に鋭いオチを持ってくる)

掌編としての完結性を高める方向で検討してみると練習台的にはいいかもしれない。
ただ、コンパクトにまとまっているものを一旦崩すことになるので結構やり辛そうではある。
(今はあまりハマらずmax半日程度で)
0482モニ2018/03/25(日) 19:49:20.65ID:FhFdjZov
たぶん、来月には書けるかも。かもですが。
0483創る名無しに見る名無し2018/03/25(日) 23:14:23.77ID:jNz8J1pB
「29歳既婚、2年前に会社を辞めた。ボードゲーム作りを始めて3700万円を
売り上げたけど何か聞きたいことはある?」回答いろいろ
http://labaq.com/archives/51880196.html
日本ボードゲーム界の異端児に聞く!ボードゲームデザイナーとして生きていくには?
https://bodoge.hoobby.net/columns/00013
はじめてボードゲームを作ってはじめてゲームマーケットに出店した ので、ひとり反省会をしてみる。
http://datecocco.hatenablog.com/entry/2015/11/26/000000
はじめて作ったボードゲームを売った話
http://nrmgoraku.hateblo.jp/entry/2017/05/17/210000
ボードゲームイベント「ゲームマーケット」から業界が見えた!
https://entertainmentstation.jp/61107
ゲームマーケットに挑む人向けガイド
http://spa-game.com/?p=4830
ボードゲームはどう作るのか、自分なりに考えた
http://roy.hatenablog.com/entry/2014/07/09/124824
オトナも遊べるボードゲーム!自作するといくらになるのか
http://www.d-laboweb.jp/special/sp312/
ボードゲームの展示イベント「ゲームマーケット」の成長記録からこれからの
市場に必要なことを妄想してみた。6年間の来場者数推移(2016年4月時点調べ)
https://bodoge.hoobby.net/columns/00001
ボードゲーム市場がクラウドファンディングの出現で急成長を遂げ市場規模を拡大中
http://gigazine.net/news/20150820-board-game-crowdfunding/
0484創る名無しに見る名無し2018/03/25(日) 23:44:38.41ID:aErFcnCC
へえ
0485創る名無しに見る名無し2018/03/26(月) 20:57:46.86ID:USZtGLCa
>>450
指摘されてからト書きの、--○○は言った。-を減らしたのはまずまず。
でも、ト書きを減らした分、その代わりに、やはり会話が多すぎバランスが悪い。
もう少し、情景や心情を写する地の文を入れて会話進行中心なのを是正すべき。

あとね、わかってない人が多そうだが、シナリオじゃないんだから
小説の書き方としてはキャラ造形ってのは会話で作るんじゃなく、
地の文で描写すること。そっちへシフトしていけば、少しは良くなりますよ。
0486創る名無しに見る名無し2018/03/26(月) 21:07:23.53ID:USZtGLCa
>>469
前々から、カーテン開かない暗い部屋からはじまる話が多いが、同じ作者さん?
主観で書く場合でも、--でも、問題はない。--はちょっと良くない。
たとえば、--問題はない、そう思った。--とでもしたほうがいい。
自分だけのための書き手自身の日記じゃなくて、読者がいるんだから、
自分の思ったことを"書きおく"のではなく、読む人に"伝える"という書き方を心掛けるべき。
ブログと小説の書き方の違いを勉強しなきゃ。
0487創る名無しに見る名無し2018/03/26(月) 21:14:34.97ID:USZtGLCa
>>473
>ちなみに、村上春樹なんかは「〜は言った」系多い。

それは、そう感じさせない内容と読み進みやすい筆力といった、バランスがあってのこと。
0488創る名無しに見る名無し2018/03/26(月) 21:19:11.26ID:USZtGLCa
>>479
肝心なのは、最低限の小説の文章を書けるスキルと
少しばかりのオリジナリティーと、読者の心を動かし読後に何か残るものを書けるかどうか。
0489創る名無しに見る名無し2018/03/26(月) 21:27:58.73ID:USZtGLCa
ブログと小説の書き方の違いの件では
ちなみに、今でいうブログ風ともいえる独白での小説を確立したのが
ハードボイルド小説で、あそこまで独りよがりなら、逆に潔く思えてくるが
(ハードボイルド小説も初期のころは、こんな書き方は良くないと相当叩かれたw)
で、作者が内容を吟味して意図してそう書くならともかく、
そこまでいかないで、作者もわかってないままに、なんとなく小説っぽく書いたら日記調の書き方になってしまったとかは
基本的には下手な作品になるだけです。
0490創る名無しに見る名無し2018/03/26(月) 22:46:56.22ID:/PMIxmR+
ハードボイルドの硬質なとか渇いたとか表現されるような文体ってどうすれば書けるようになるんだろう
もっと言うとあれと日記を分ける差はなんだろう
ごまかしがきかないから筆力がモロに出てコレジャナイ感がでてしまう
0491創る名無しに見る名無し2018/03/26(月) 23:12:39.02ID:USZtGLCa
直接的な表現にせず、仄めかし、比喩、皮肉混じった回りくどい言い回しを多用すれば
それっぽく硬質に……、クールに……、書ける。
あくまでそれっぽくであって、それが出来が良いかどうかは才能の良し悪し如何である。
0492創る名無しに見る名無し2018/03/26(月) 23:20:18.11ID:/PMIxmR+
仄めかしとかをたっぷり入れてくるウィットに富んだタイプはそれらしきものを書いても寒くなりがちだし、ひたすら事務的なタイプは更に難しい
ハードボイルドはきっついなー
0493創る名無しに見る名無し2018/03/26(月) 23:44:14.15ID:USZtGLCa
書いたことに対し、作者自身で恥ずかしくなったらハードボイルドは、さすがに書けないなw
0494創る名無しに見る名無し2018/03/27(火) 00:12:13.70ID:oFuhYjt0
ハードボイルドはラノベとも純文学とも違う独特の空気がある
ラノベ体が素直なだけかもしんないけど
0495創る名無しに見る名無し2018/03/27(火) 00:55:30.82ID:PwLlwi/j
ラノベを素直ととるのはどうなのかなw
人にもよるだろうけど、ラノベを漫画でいうならヘタウマ漫画のようなもんだと思う
素直とはちょっと違う。
0497創る名無しに見る名無し2018/03/27(火) 01:05:50.86ID:PwLlwi/j
ラノベと純文学しかないかのように
ラノベを否定すると、毎度、純文学は?って、その反応しか出してこないがそもそもおかしいよ。

大衆的な文学の中でもラノベは、漫画でいうなればヘタウマで
そういうのもあってもいいんだけど、世の中の漫画が全部ヘタウマばかりになると嫌でしょ?
世の小説の類が、ラノベばっかりになったら、文学もおしまいだなって感じはするという話。
0500創る名無しに見る名無し2018/03/27(火) 15:20:46.78ID:UjixDBaz
> 世の小説の類が、ラノベばっかりになったら、文学もおしまいだなって感じはするという話。

じゃあ、あんたが一人で真ん中を背負えば?
俺はライトノベルと真の文学だけで良いって考えだから
0502創る名無しに見る名無し2018/03/30(金) 21:49:19.17ID:BmpDXwgs
ハードボイルドについて黒豹出版文芸部でやれってことですね?
わかりました!

というわけで「黒豹出版文芸部番外編2〜Hardboiled Me!〜」を
小説投稿ShortSTORYに投稿しました。

登録なしで投稿できるのですが、検索機能はないし、見やすいかどうかよくわかりません。リンクもうまく貼れるかも不明です。
ご意見いただけるとうれしいです。

タイトルは頭を取って、〜Hardboiled Me!〜 にしてあります。
作者名は「くろひょう」です。

http://shousetsu-toukou.com/cgi-bin/genreki/gendai_rekisi.cgi?mode=view&;log=1408
0503創る名無しに見る名無し2018/03/30(金) 22:33:34.72ID:oFhu8hDC
それから、どうも物語の芯みたいなものが薄いんだよな。

例えば、参考小説 森絵都「いつかパラソルの下で」冒頭より

達郎は噛み癖があって、それは遠慮がちな猫の甘噛み程度にすぎないけれど、達する一瞬だけは制御不能らしく、歯と歯のあいだを鋭い痛みが駈けぬける。
それは私の痛みだ。私はぴくっと背を反らし、ここぞとばかり吐息を潤ませる。その一点に神経を集中する。
すがるようにそうする。いつまでもそこに達郎の歯と歯を感じていられればいいのにと思う。けれど次の瞬間、
達郎は汗にそぼった肌を粟立てて力尽き、あ、とか、う、とか言いながらだしきって、私の下でくったりと動かなくなる。
0504創る名無しに見る名無し2018/03/30(金) 22:36:19.57ID:oFhu8hDC
それに比べて

俺の書いたもの

作業を始めて、しばらくすると、柴田が少し手際が悪く機械がその度に止まった。柴田の役割は断裁された印刷物を包装するものであったが、
印刷物の包み方がどうも要領を得ないかった。柴田が不器用そうに、折り目をつけて包装用紙を折り返す、
それが失敗するたびに作業が中断されるので、紐で縛る係の私が途中から手助けをした。そうやって彼の仕事をカバーしていると、山崎はその流れを察知して、印刷物を裁断した後、
揃えて包装用紙の真ん中に置いて折り目をつけるまでやってくれた。それぞれがそれぞれをカバーするという形態が出来上がって、この密閉された空間に連帯感が生まれた。
「さっきはありがとうな」仕事の中休みの時に、柴田は我々に御礼をした。

やっぱりプロの小説と比べるとかなり違いが浮き彫りになる。
語彙力は仕方がない。それが少ないのは確かだが、今の語彙力でも小説の臨場感を出すことは可能でしょう。
しかし、その臨場感みたいものが出ない。なんかイマイチなんだよね。
0506創る名無しに見る名無し2018/03/31(土) 10:17:51.70ID:vRshjKE1
>>504
まあ、対象との距離感の違いだよね。
森絵都は極限まで詰めている。
「物語の芯」とかは何の関係もない。

もっと言えば「ナルシシズム」の違い。
森絵都ほどナルシストじゃないってことだ。
森絵都は自分の表現や文章に酔っている。
貴方は酔えていない。
0507創る名無しに見る名無し2018/03/31(土) 10:24:14.04ID:vRshjKE1
>>504
主人公の優位性が弱いよね。
売れてる作家の主人公は高みから見下ろしてるでしょ。
0508創る名無しに見る名無し2018/03/31(土) 10:27:11.24ID:vRshjKE1
>>504
こういう連帯感や感謝で喜んでいるようじゃダメだよね。
結局、書き手や主人公が普通の人でしかない
その感性が凡庸だから、作品もぼやけたものになる。
0509創る名無しに見る名無し2018/03/31(土) 10:30:29.43ID:vRshjKE1
語彙力や技術の問題じゃない。
人間性、感性の問題です。
作家は普通の良い人じゃダメなんだ。
ある意味、冷徹で冷酷な人じゃないとね。
大人の鑑賞には耐えない。
0510創る名無しに見る名無し2018/03/31(土) 10:31:31.03ID:C0g4OyRQ
>>504一度手書きで文章を書いてみてはいかがでしょうか……?
この文章には、なんとなく、タイピングで打った文章特有の冗長さ、読みにくさがあるよう思いました。そのような問題は、執筆方法を手書きに変えるだけで、見違える程改善されると思います。
0512創る名無しに見る名無し2018/03/31(土) 10:34:36.09ID:vRshjKE1
まず、「自分で自分の表現に酔えるか?」ここがキーポイント。
自分で気持ち良くなければ、他人を気持ち良くしたり酔わせることはできない。
だから、まず自信を持って書く、書けることが何よりも重要なのだ。
0513創る名無しに見る名無し2018/03/31(土) 10:36:08.63ID:zvK3RB7t
>>503 -504
これは「独り言」だろw

初投稿のテキストは丁寧に対応する必要があるけど、
毎度同じ感じのテキストに同じ感じの酷評じゃあなあ……。
まあそれでもアップしたい人がいればこのスレも役に立つかもね。
0514創る名無しに見る名無し2018/03/31(土) 10:38:56.76ID:vRshjKE1
まず「自信を持って書く、書ける」ことが何よりも重要なのだ。

これ以上のアドバイスはありませんね。
こうなれるにはどうしたら良いか考えて下さい。
0515創る名無しに見る名無し2018/03/31(土) 10:42:18.10ID:vRshjKE1
良い人のままでいたいのなら作家になるのは無理です。
嫌われても良い、嫌な人間と思われても良いと思えないとね。
0516創る名無しに見る名無し2018/03/31(土) 10:44:53.54ID:vRshjKE1
まあ、基本はナルシシズムですよ。
自分に対するナルシシズムをどれだけ強く持てるか?
それはいつもイタイ勘違いと背中合わせですけどね。
0517創る名無しに見る名無し2018/03/31(土) 10:46:49.23ID:vRshjKE1
そのナルシシズムが、文章や文体や作品のオリジナリティを生む源となる。
0518創る名無しに見る名無し2018/03/31(土) 10:50:28.54ID:vRshjKE1
フェラーリやポルシェがなぜあれほどまでに美しくカッコイイのか?
揺るぎない自信と自己愛のなせる技でしょう。
それが官能まで達する車体の存在感と美を生む。
文章だって同じことです。
0519創る名無しに見る名無し2018/03/31(土) 12:51:10.45ID:9BDzkJXv
>>502
今までの中で最も引っかかりなく読めました。小説というか解説風トークですかね。
ボケと突っ込みが居ますけど、解説のためのトークで自然でない。
もうちょっと人物設定を煮詰めると、
目的が解説であっても、会話に魅力が出せたんじゃないかなと思いました。
0520創る名無しに見る名無し2018/03/31(土) 21:17:44.49ID:TMOp3Gi5
>>519
ありがとうございます。
ちょっと急ぎすぎましたか、色々。
刑事物、書きたいなぁ。
0521創る名無しに見る名無し2018/03/31(土) 21:46:29.37ID:vRshjKE1
> ちょっと急ぎすぎましたか、色々。

そういう問題ではない。
才能ないから書かなくて良いよ。
0522ロム猫 ◆98owWtIA62 2018/03/31(土) 23:15:49.89ID:ApvqQHEa
課題人いるかい?
0523創る名無しに見る名無し2018/04/01(日) 07:33:38.44ID:eZd9xUCU
呼んだか
0524創る名無しに見る名無し2018/04/01(日) 08:51:35.44ID:UlwbebrX
ロム猫、こっちへ来てたのか。
ワイスレへはもう行かないのか?
0525創る名無しに見る名無し2018/04/01(日) 17:38:49.67ID:zBgA2Btf
・作者は酷評にレスする必要は必ずしもないけど、次回投稿でもまったく問題点に気づいてないとかだともうレスはつかんよw
・お題作文をやり過ぎると、お題も出てないのにお題作文モドキの作品を書いてしまいがちになるからほどほどにw
・起承転結というけど、オチがあることでドッチラケ、となったりするよw 起承転転とかも普通にありだ。
・書きたいテーマが見えない、とか言われたりするけど、そのテーマが命取りなったりするよw
0526ロム猫 ◆98owWtIA62 2018/04/01(日) 18:13:10.26ID:kqs74nyi
>>524
ネットそのものから少し離れて公募に挑戦しようかと。小さなやつですが。
ここはロムってたけど、批評が苦手で、良いとしか言えない私が、温いことを言ってスレを汚すのもなんだと思い控えていました。
>>課題人
実は友人から公募用の原稿を預かり意見を求められました。良いとしか言えない私は余り役に立てず悩んでいました。とても良い作品で、ただ、直すべきところはあるように思います。
もったいない、けれども上手く指摘できない。
君ならどうするだろうか、そんなことを思い、個人的にやりとりをして、原稿を見てもらうことは可能だろうか、そう考えました。
本人の了承及び君の了承があっての話ですが。

ただ、匿名の掲示板でのやりとりを現実世界に持ち込むのは余りに厚かましく、夕までどう伝えない良いものか迷っておりました。
君は私の師匠のようなものなので相談をしてみました。
0527創る名無しに見る名無し2018/04/01(日) 20:16:15.98ID:UlwbebrX
>>526
律儀に考え過ぎじゃないの
もっと良い加減でも良いと思うよ
他人の公募ももっと適当で良い
その人の問題なんだから
貴方は自分の公募に全力を注いだ方が良い
他人の面倒を見ている暇などない
0528創る名無しに見る名無し2018/04/01(日) 20:27:42.67ID:UlwbebrX
> とても良い作品で、ただ、直すべきところはあるように思います。

この程度の作品ではどうしようもないでしょ。
衝撃を受けて、貴方がショックで飯も食えなくなるくらいでないとね。
0530 ◆LfeRYRWw.I 2018/04/01(日) 21:33:19.01ID:H3ZQy5Xw
>>526

面白そうだから俺は構わないが、条件を二つ出す

1)報酬として作者本人の感想返しを貰う
2)メール上で完結させる

もし合意するなら、こちらが送信先のアドレスを書く
0531ロム猫 ◆98owWtIA62 2018/04/01(日) 21:51:20.18ID:69uaWWwR
うおー!
いまから連絡をとります!ありがとうございます!
条件、了解です。
ありがとう、師匠!
絶対喜ぶと思います!
0532ロム猫 ◆98owWtIA62 2018/04/01(日) 22:10:03.14ID:69uaWWwR
>>528
ショックはうけました。作品に嫉妬もしています。そんなひとからどうだと問われました。
作品に惚れているので、何とかしたい。
ただ、漠然としか分からない。
このもどかしさを解消できるなら、誰に頭を下げるのも苦痛じゃない。
今はそんな思いです。
0534創る名無しに見る名無し2018/04/01(日) 23:15:07.19ID:zBgA2Btf
どーでもいいけど、伝言板代わりにこのスレを使用するのは、他の投稿者の邪魔になるのでご遠慮願います。
少なくとも連投は不可。内輪のサークル内で処理できる案件は、内輪の専用スレにカキコされたし。
0535創る名無しに見る名無し2018/04/02(月) 00:25:48.25ID:XbKfvdJ7
>>529
とりあえず読みました。良いところとそうでないところがクッキリしてますねー。
会話文は良い感じですが三人称語りはかなり気になります。
例えば頭の付近、事実の列挙の後に「びっくりしただけだったが」とか。
複数の感情を透視して、しかも意思を持った一人称的な三人称、神視点です。
それが強すぎるので神の気分で読めばいいのか、と思うと事実の列挙に戻ったり。何だかガクンガクンと二重人格のようです。
会話だけの場所は長すぎるきらいもありますけどムードが安定していて読みやすい。
くろひょうさんは会話でも描写でも人格性がどうしても入り込んでしまうんじゃないでしょうかね。そのへんの手綱を握ることじゃないでしょうか。
0537創る名無しに見る名無し2018/04/02(月) 08:43:00.84ID:sDXy6eev
■批評する人へ
当スレは投稿者を育てるのが目的なので、できるかぎり良い所と悪い所を具体的に挙げて投稿者が納得する形で批評をしてあげてください。
0538創る名無しに見る名無し2018/04/02(月) 10:48:18.26ID:Wjkp2Nv+
十分な理由を明示しない酷評/罵倒を禁ず。
一言コメントでの酷評は厳禁。
0540創る名無しに見る名無し2018/04/02(月) 12:41:54.63ID:+2ZR0dTo
育てると言ったって限度があるんだよ。
「才能がない」とハッキリ言ってあげるのも親切。
それでもなお「何クソ」と書く気になったら、その方が良いと思いませんか?
0541創る名無しに見る名無し2018/04/02(月) 12:47:29.49ID:+2ZR0dTo
>>537-538
この方法でアドバイスして
その人が最終的にプロになれなかったら別に意味はありません。
0542創る名無しに見る名無し2018/04/02(月) 21:02:37.32ID:rrsr0v3M
>>391
>我が師匠は、自分が好きなもの、書きたいものを書かないと意味がない!とおっしゃってます。

師という方は言論統制が行われていた戦時中を経験された人ですか?
そういう好きなように書けなかった時代を経験された年寄りな方々は大概そう言われますね。
でも今の時代は、皆さん、好きなものを好きなように書けて、ネットで好きなように発表できている中で
作品をうまく書くアドバイスを求めて、こういうスレがあると思うので、
そういう人たちには、「好きなものを好きなように書けばいい」は、時代錯誤な年寄りの意見でしかなく、
まったくアドバイスになっていないと思われます。
0543創る名無しに見る名無し2018/04/02(月) 23:42:11.50ID:aQhKLDUt
>>535
ありがとうございます。

「びっくりしただけだったが。」については浮きすぎていますね。
「びっくり」という言葉や「が。」で止めているのが悪いかな。
「驚いただけだった。」にすればただの神視点ですみそうですね。

鈴子の一元かつ軽い神視点アンドときおり人格を持った語り口のつもりだったんですけど、鈴子の一元は最初だけであとは忘れてました。
誰にも寄らない書き方でもよかったですね。
0544創る名無しに見る名無し2018/04/03(火) 00:07:46.36ID:yzee5D9i
>「びっくりしただけだったが。」については浮きすぎていますね

日ごろから文語体で文章を作る癖がなってなく、口語体で話を考える癖がついてしまってるからそうなる。
0548創る名無しに見る名無し2018/04/03(火) 00:39:31.79ID:yzee5D9i
『文語体で文章を作る癖をつける』ってのを、まったく勘違いして
古い言い回しみたいな地の文を書くのか?wってレスして馬鹿にしてたから、
--びっくりしただけだった--とか、結局いつまでもそうなるわけだよ。
ちゃんと助言を理解していないから、そうなる。
作者のためになるアドバイスをしているのに……
アドバイスを欲しがる側が、タメになる助言を理解しないと、どうしようもない繰り返しになるというパターン。
0549創る名無しに見る名無し2018/04/03(火) 01:04:00.15ID:L7ly1835
またはじまったよw
まあそれはそれとして…
>>535 の人だけは確かに優秀だと思うけどね。
結局、アドバイスなんて簡単に伝わらないものだよ。
0550創る名無しに見る名無し2018/04/03(火) 01:12:11.80ID:yzee5D9i
君が「俺の書いたのが正しいんだよ」と意地はって、正しい助言に聞く耳持たないだけじゃん?
0551創る名無しに見る名無し2018/04/03(火) 01:17:20.77ID:yzee5D9i
うまくなりたければアドバイスに耳を傾けるもよし。
己が好きなものを己が好きなように趣味で書いていたらそれだけで満足で楽しいってだけで、う
まくなる気がないなら耳を傾けないのもよし。
それを選ぶのは、本人次第ではあるが。
0552創る名無しに見る名無し2018/04/03(火) 01:20:02.46ID:L7ly1835
日付がかわってIDも変わっているからw
作者さんは今スレにいないよw
0553創る名無しに見る名無し2018/04/03(火) 01:28:50.38ID:yzee5D9i
今居なくても、いつか見て参考になればよし。
それを書いた作者に限らず、第三者がその流れを見て「ふむふむ」と、なんらかの参考になってくれるのもよし。

書いた文章をどうすればうまくなるか助言をもらいたいために集う……そういうスレでしょ?ここは
0554創る名無しに見る名無し2018/04/03(火) 01:38:25.46ID:L7ly1835
まあ作者のレスが返ってくるかどうかは、
酷評人の腕次第だよw レスなしは死にレスだよ。
死にレスはスレが過疎る原因になるから、批評する側も芸を磨けってことさ。
0555創る名無しに見る名無し2018/04/03(火) 02:03:14.45ID:yzee5D9i
いや、だからレスなんか無くったっていいのよ。
作者にしても、ロムって見てるだけの人にしても、
助言の書き込みを見て、、頭の片隅にそれを残しておいてくれて、「あの意味はそういうことか」と
作品づくりの上で、いつか何らかの助けになればいいって話。
便宜上の、「参考にします」っていう嘘くさいレスすら要らない。
0556創る名無しに見る名無し2018/04/03(火) 02:06:56.25ID:yzee5D9i
>>554
だからもう、死にレスだとかそういう狭い器で考えてるわけじゃなく、
スタンスというか、ほとんどのすべての人に言える、小説を書くための上達する助言をまじめにしていて、
発想レベルの段階で違ってるわけです。
0557ロム猫 ◆98owWtIA62 2018/04/03(火) 16:16:38.68ID:veHraXXv
ごめんなさい!一回だけ許して!
課題人、例の話ですが、あと半年間、自力で頑張ってみるとのことでした。
お騒がせしました。
しかし、君はいい奴だ。いつか酒を奢りたい、そうおもいました。

みなさん、個人的なことでスレを汚して申し訳ありません。落選したらまた晒しにうかがいます。その時はどうかご指導のほどよろしくお願いします。
その時は
0558フカ2018/04/03(火) 16:24:50.42ID:5YJOvdkS
>>530
こんにちは。携帯故障のため、連絡が遅くなりすみませんでした。

課題人さん、ロム猫さんが言ってた作者は、私です。今、事情を理解しました。ご厚意に感謝です。

とりあえず、自力であと半年頑張ってみます。課題人さんに読んでいただきたいのは山々ですが、やはり自分で決めないと結果的に納得出来ないと思いますので。

ロム猫さん、ご尽力ありがとうこざいます。


こちらの皆さん、お騒がせいたしまして失礼しました。

多分一年後に結果が出ると思いますので、その時はよろしくお願いします。

みなさん、本当にありがとうこざいます!
0559創る名無しに見る名無し2018/04/03(火) 17:15:55.32ID:L7ly1835
なるほど。
それは扱いに困りますねw なるほど。
まあいまは「なろう」の時代なんで、誰にも止める権利はないよね。
でもまあ最終的には誰かに原稿見てもらった方がいいよ。
基本的なところでミスったら、内容がよくてもポイ捨てされるのが小説の世界だから。
0560創る名無しに見る名無し2018/04/03(火) 18:29:21.41ID:X4+Whhoj
>>557
>落選したらまた晒しにうかがいます。
誰が?ってフカさんのことか。勝手に晒にうかがいますとかリアルどういう関係なのよw
0561ロム猫 ◆98owWtIA62 2018/04/03(火) 18:32:57.76ID:veHraXXv
>>560
違う違う。私もちいさなやつに挑戦するから、という意味です。
0563くろひょう2018/04/03(火) 20:16:26.56ID:xFCv7jez
文語体くんは間違っている。
スルーしてもいいのだが、このままではこのスレを見ている何人もが、樋口一葉の「たけくらべ」や尾崎紅葉の「金色夜叉」や福沢諭吉の「学問のすすめ」を読み、無駄に頭をひねることになる恐れがあるので(俺だけ?)言っておこう。

前スレにもあった、なろうの記事を鵜呑みにしたのかわからないが、文語体くんは、話し言葉、口語体、文語体を正しく理解していない。もっと言えば、口語、文語と口語体、文語体をごっちゃにしている。
これらを整理すればだいたい以下の通りだ。

話し言葉=口語  口語体=文語  文語体=文語  ALL=常用語

現在、日本で出版される本は特別な場合を除いて文語体のものなどないのである。

 主張は、話し言葉で話を考えずに文語または口語体で考えろ、という意味だろう。
 さっぱり意味がわからない。

 どういう風に考えようと、文章を書くときは書き手が決めた語体と語り口で書くものだ。話し言葉で考えたから話し言葉で書いちゃった! なんてことはないのである。
0564くろひょう2018/04/03(火) 20:21:58.48ID:xFCv7jez
前スレじゃなかった。前の方のレスだった。ごめんなさい。
0565創る名無しに見る名無し2018/04/03(火) 20:43:41.33ID:L7ly1835
あっ、フカ氏だったのか! モニ氏と間違えたw
0567創る名無しに見る名無し2018/04/04(水) 11:36:33.77ID:SeLbmTvd
文語体(ぶんごたい)は、文語を用いて書かれた日本語の文章形式のこと。

第二次世界大戦前までは特に公文書などで標準的に使われていた。
現代の日本語における文語は、明治時代からの言文一致運動と、
第二次世界大戦後の国語改革の影響により、話し言葉に比較的に近いものになっている。

現在の日本語で一般的な文体は(書き言葉であっても)口語体とよばれる。
(いわゆる口頭のみの言葉遣いを指し示す口語とは意味合いが異なる)。
0568くろひょう2018/04/04(水) 18:57:57.39ID:KsLdxKDs
話体! 一人称小説でよくあるしゃべるような語り口のヤツですね。

話し言葉=口語=話体 とすれば話はしやすいけれど乱暴ですかね。

口語体のうち、口語多めが話体で、文語ばっかりが文学体?
間にハイブリッドを挟むとしてこんな感じでしょうか。

文語体くんの言う、小説は文学体で書くべし! みたいなことは狭量で受け入れられないと思うのですが、かと言ってこのままスルーも惜しい考えなのかもしれません。

というのは、文学体で書こうとする場合、文学賞に応募しようとかする場合に、地の文に口語がうっかり混ざっちゃう人がいるかもしれない。なんか変だな、と感じる文章は口語が入っている場合も多いですね。
口語に気をつけろよな! こういうことを極端な言い方で述べたのかもしれません。
あ、と言っても地の文に心の声とかは口語もありですよ。念のため。

しかし、その方法として文語で考えろ、と言いますが、これも受け入れられない。なぜなら、上に書いたことの他に、書いて、読み直したうえでも口語に気づかない人にそんなことはできないと思うのです。

いったい人はどのようにして口語、文語をマスターするのでしょうか。辞典を引いていちいち調べる? そんなことはしませんね? やっぱり小説を読んで小説的な口語、文語を体感的にマスターし、ときおり辞典に当たる、ということではないでしょうか。
つまり本をたくさん読め! ということでしょう。

なんか変なとこに着地してすみません。
0569創る名無しに見る名無し2018/04/04(水) 21:30:09.79ID:31/C211t
とりあえず「文語体」問題が決着して良かったね。
こんな単純な事実誤認でも全然謝りを認めずレス返してくるよねw
このスレは横レスは歓迎されないから、連投できないしどうしてもスルーになる。
作者がレス返してきたらはじめて議論になる、って進行。

まあ、しかし、本題はそんなところにないんだけどね。
でも作家さんが着地した地点が、まあ現状の到達点だから、これにて打ち止め。
0570創る名無しに見る名無し2018/04/04(水) 21:30:35.63ID:31/C211t
誤りだったw
0572創る名無しに見る名無し2018/04/05(木) 20:57:55.98ID:rsEkuNZV
>>568
文学体ってなんだよw

>いったい人はどのようにして口語、文語をマスターするのでしょうか。辞典を引いていちいち調べる?

本気で言ってるのか?小学校の国語の授業からやり直したほうがいい。
0573創る名無しに見る名無し2018/04/05(木) 21:10:54.40ID:rsEkuNZV
くろひょうってのは、それでよく小説書こうって気になるなw
中学生くらいか?
0575創る名無しに見る名無し2018/04/05(木) 23:50:26.29ID:ET8KenK8
横レス3連投w
ヨコの連投は厳禁だよ。レスは作者さんに直接つけてくれよ。
文語体の再反論はしないでいいのか?
文語体が(世間的に)片付いたと思ったら、今度は「文学体」で恥をかきにきたのかw
懲りないな。
レスバトルしたければ、他にいくらでもそんなスレあるだろ。
そちらでどうぞ。
ここは過疎ってもいいから、ただのおしゃべりはしないんだよ。
投稿がなくてもぜんぜん構わないよ。ただ待つだけだから。
0576創る名無しに見る名無し2018/04/05(木) 23:56:34.18ID:rsEkuNZV
はいはい。一生ヘタクソなのが決着しましたね。
どの小説の書き方を見ても、地の文は文語体で統一させて書くことが基本なのが当たり前。
そんな当たり前なことも知らないで、ヘタクソななんちゃって小説もどきを書いて
今はこれが主流とか嘯いてるスレ住人のレベルの低さといったらない。
0577創る名無しに見る名無し2018/04/06(金) 00:04:56.28ID:Ue7UsSYf
>地の文は文語体で統一させて書くことが基本なのが当たり前

えっ、まだ「文語体」でおすのかw
作家さんのレスとか読んでないの? 
まああとはくろひょう氏が、また相手してくれれば、だけどw
そもそもくろひょう氏は、他のレスの住人さんみたいだから、必要以上に突っ込んだ議論はできないんだよね。
0578創る名無しに見る名無し2018/04/06(金) 00:12:18.24ID:n9Ci2Yr3
プロの作家になる気がなくて、趣味で好きに書いてるだけなら何でもいいんじゃないの?
助言を逆恨みするかのようなこいつらに、まじめにアドバイスして期待するほうが無駄だと思う。
0579創る名無しに見る名無し2018/04/06(金) 01:14:59.12ID:n9Ci2Yr3
付け加えると、創作文芸板だったときは
同板の他スレが各出版社の賞スレが多かったこともあったので
それなりに賞に応募するレベルに達している住人の投稿作品もあったし
レスにも、上達しようという気概を見せて真剣に受け入れていたように感じたが
創作発表板に移したことで、この板の他のスレを見ればあきらかだと思うが
賞スレのそれとは確実にレベルが違っていて、プロを目指してない遊びで書いた「俺様の書いたものを誉めろやw」的な趣味の糞スレがほとんどだし。

そういう意味でも、発表板に越してきて、投稿のレベルが下がったね。
スキルが低い上に酷評レスに噛みつくようになってきて、作品どころか、その人の程度のレベルまで下がるのが笑えるw

なので、文芸板にスレを戻したほうがいいのかもなw
0580創る名無しに見る名無し2018/04/06(金) 02:01:06.44ID:n9Ci2Yr3
創作文芸板は文字通り、創作した『文芸』作品の掲示板なんだけど
一方で、こちら創作発表板は、下手な落書きやイラストから、ちょっとしたウケ狙いのネタ文まで
何でも創ったものをヘタなりに、プロを目指すわけでもない作者が発表するだけの板だから、
そもそもがそのレベルのブレ幅が大きくて、文芸作品のつもりで投稿してないような作者に対し、
文芸を書く基本ではこう直したほうが……、という真面目な助言は、その手の作者には何の意味も持たず
馬の耳に念仏、豚に真珠、猫に小判で、いささか無駄なのは当然なのかもしれないw
0581創る名無しに見る名無し2018/04/06(金) 07:20:03.21ID:Ue7UsSYf
日付が変わったら、また4連投してるw
レスは作家さんに直接やってくれ。
まあそれでもこのスレの主役は「投稿テキストの作家さん」だから。
0582創る名無しに見る名無し2018/04/06(金) 08:42:56.06ID:k8HFHd1h
酷評よろ

大学の通学途中に大きな一級河川があり、私はこの川沿いを歩いてバス停と実家とを、毎日行き来して通学している。南に向かって流れ行く川の水面を覗き込むと、
小魚が泳いでいるのがわかる。昔に比べ、ずいぶん、水が濁ったのではないかと思う。
まだ、鯉などが生息できる川であることには少なからず驚く。私が二十年前に、この町に越してきた時には、河川敷がまだコンクリートで舗装されておらず、
夏になると草が荒れ放題に伸びていた記憶がある。今は整備されているが、十年前には、よく大雨が降ると水位が上がって床下まで浸水したこともあった。
この川は季節や気候によって、実に色々な表情をする。春の表情は穏やかで、生き物の憩いの場となるが、
雨が降ると、濁流と化し、全てを飲み込まんとするほどに怒ったような表情になる。また、夏には草が伸び、
悄げたように水が干上がる。秋になると情緒を取り戻し、冬の水面は実に暗い。私は、小さい頃からこの川の感情を目にしてきた。
この川を眺めていると、失踪した高校の同級生Aのことを思い出す。Aと私とは幼馴染で、昔は、この川沿いで近所の子供がよく遊んだものである。私もAも近所の連中に混じって一緒に遊んでいた。
彼が神隠しにあったのは、私たち高校三年生が卒業式を一ヶ月後に控えていた二月六日のことだった。
0583創る名無しに見る名無し2018/04/06(金) 09:57:12.63ID:Ue7UsSYf
あれ! し氏きたー!

まあ「神隠し」がどんな風に小説的な魅力になるかですな。
これは導入部だからいろんな書き方があるでしょう。
でも、以下の箇所は、最低限、推敲したほうがよいのではないかな。

>通学途中…通学している。
なんとなくダブり厨
>小魚が泳いでいる…鯉
なんとなくサイズ感が違う
>実に色々な表情をする
いろいろってw ナレーション的には「さまざま」がよくないか? どう違うかはしらんw
>全てを飲み込まんとする
表外漢字だけど、ここは「呑」とするのがよいだろう。
>同級生A…Aと私とは…彼が神隠しにあったのは
これは普通は「同級生A…。彼と私とは…。Aが神隠しにあったのは」とするべきでは? 「彼」を使うならだけど。
0585創る名無しに見る名無し2018/04/06(金) 12:07:20.93ID:qlQX0R0u
>>582

読点を多く使うのを自分の文体としていることはわかるけど、不必要なところには打たないほうがいいと思うよ。
「生き物の憩いの場となるが、雨が降ると、濁流と化し」とかね。まあ読み手としては読点なんか無視して自分のスピードで読むからどうでもいいんだけど、気にする人は気にするんじゃないかな

「今は整備されているが、十年前には、よく大雨が降ると水位が上がって床下まで浸水したこともあった。」
は「よく」の位置を見直すべき。
0586創る名無しに見る名無し2018/04/07(土) 04:54:55.15ID:HwH/kGx/
推敲しました。文學界の冒頭にしようと思います。
掴みとしてはどうでしょう?

実家を出て東に向かうと、大きな一級河川がある。私は川沿いを歩いてバス停と実家とを、毎日行き来して通学している。
南に向かって流れ行く川の水面を覗き込むと、数種類の魚が泳いでいるのがわかる。
昔に比べ、ずいぶん、水が濁ったのではないかと思う。まだ、鯉などが生息できる川であることには少なからず驚く。
私が二十年前に、この町に越してきた時には、河川敷がまだコンクリートで舗装されておらず、夏になると草が荒れ放題に伸びていた記憶がある。今は整備されているが、
十年前には、大雨が降るとよく水位が上がって床下まで浸水したこともあった。
この川は季節や気候によって、実にさまざまな表情をする。春の表情は穏やかで、生き物の憩いの場となるが、雨が降ると濁流と化し、
全てを飲み込まんとするほどに怒ったような表情になる。また、夏には草が伸び、悄げたように水が干上がる。秋になると情緒を取り戻し、冬の水面は実に暗い。私は、小さい頃からこの川の感情を目にしてきた。
地元の市立大学に通っていた冬の寒い時期にこの道を通ると、決まって失踪した高校の同級生Aのことを思い出した。
川の流れは南の海に向かっているのだから、当然、この川の水は大きな海へと繋がっている。
大きな海に繋がっているということは、この川から流れていったものは海に辿り着く。
Aはこの川に流されたのではないか、という噂がこの地域の人間の間で流布されたのは、Aが蒸発した直後のことであった。
Aと私とは幼馴染で、昔は、この川沿いで近所の子供がよく遊んだものである。私もAも近所の連中に混じって一緒に遊んでいた。
0588創る名無しに見る名無し2018/04/07(土) 16:20:21.27ID:6OGkFANa
>>586
悪くなった。
情報過多で、説明のための文章でしかない。詰め込み過ぎだ。

そもそも掴みと言うなら、
「Aが神隠しにあったのは、高校三年生だった私たちが卒業式を一ヶ月後に控えていた二月六日のことだった。」
という文が冒頭にあるだけで自分なんかはメロメロである。
だがそういうわけにもいくまい。

臨場感がどうとか前に言っていたが、このパートにもそれはない。説明ばかりだからだが、その説明を読んでも情景がうまくわからない。
大きな一級河川。コンクリート張りの河川敷がある。川を覗き込む。
川沿いとはどこだ? 語り手はどういうところを通ってバス停に向かうのか?

二十年前にどうしたとか、十年前になにがあったとかの前に書かなければならないのは風景描写だ。それによって読者がスムースに作品世界に入っていけるのだ。
歴史を語ることにより得られるリアリティは、今を語ることにより生まれるリアリティがなければ対岸の火事でしかない。例えが変かもしれない。
そもそも鯉とか、二十年前、十年前になにがあったかは、いらないんじゃないの? 大雨が降ったら川が増水するのは当たり前だし、後段の怒りをうまく書けば特に。

川の様子の移り変わりを感情であらわすのは面白いと思った。
しかし、そうするなら前段で「実にさまざまな表情をする。春の表情は穏やかで、」などとするのはどうか。「感情、表情」という擬人的な表現を使わない方が、あとの「この川の感情を目にしてきた。」が生きるのではないか。
そもそも「春」にかかる「表情」は不要だろう。
であれば、季節ごとの川の様子は感情で表すべきだ。そして、春に怒りを含ませるのは性急である。夏の梅雨の時期や台風シーズンが怒りではないか。夏の雨が降らない時期は悄げるのではないか。秋と冬も手を抜けないだろう。
あと、大きな一級河川が干上がるのもどうか。

Aのことに触れてからの、川が海に繋がっているとか噂とかは余計な付け足しだ。前の文章をちょっと練るだけでいいと思う。
失踪に川が関係するのは当然と読者は思うし、テンポが悪いだろう。ついでに言えば、犯人は語り手だと読者は思っている。なぜならまだ語り手しか登場していないからだ。え? そういう話じゃない?

なぜか消えてしまった神隠しのところだが、その後時間は当時に飛んで、「川は怒っていた。季節はずれの〜」で始まると踏んだが、し氏のことだから、当時の仲間が集まっておしゃべりをするだけという展開もあるかもなぁ。

冒頭は変えたが、前の方がまだましだと思う。語り手が大学生であることがわかりやすいからだ。しかし、前の文もなんだかしっくりこない。通学のダブりに加えて、「を」が近いところかな? 「実家」が変かな?
実家といわれると、他に住処があるのかな、と思ってしまう。家族と同居しているという情報のため使うのはそぐわない、と自分は思う。
冒頭の文で供したい情報は、語り手は大学生、大きな川がある、いつもそのそばを通る、ということか。
あー、いつも通る設定はいらないんじゃない?
高校の時は通学に使っていたけど、大学生になってからは使わなくなった。久しぶりにきてみた。Aのことを思い出した。回想、または時間が飛ぶ、または話題になる。
この方がスムースにAのことに触れられる気がするな。いつも思い出すとかちょっと不自然。二年から四年(浪人とか留年をしていないなら)の間通っているならかえって思い出さないのではないか?

あとは「近所の連中」がどうかな。前に「近所の子供たち」とあるから「それに」でよさげ。
「Aと私とは幼馴染で、昔は、この川沿いで近所の子供がよく遊んだものである。私もAもそれに混じって一緒に遊んでいた。」
なんか変だな。前の文の前段と後段に地味に脈絡がないからだな。
「Aと私とは幼馴染で、昔は、この川沿いで近所の子供たちと一緒によく遊んだものである。」
……ずいぶんシンプルになっちゃったな。
「連中」という言葉はニュアンスが含まれているから違和感がある。なんかおっさんくさいし。

とまあ、エンタメ的で参考にはならないかもだけど書いてみた。
0589創る名無しに見る名無し2018/04/07(土) 16:37:46.36ID:FXhX2tVO
ボードゲームの展示イベント「ゲームマーケット」の成長記録からこれからの
市場に必要なことを妄想してみた。6年間の来場者数推移(2016年4月時点調べ)
https://bodoge.hoobby.net/columns/00001
ボードゲーム市場がクラウドファンディングの出現で急成長を遂げ市場規模を拡大中
http://gigazine.net/news/20150820-board-game-crowdfunding/
中世っぽいデザインの金属サイコロ&ダイスカップ「Rhythm Metal Gaming Dice」
http://gigazine.net/news/20140207-rhythm-metal-dice/
RPGの魔法のアイテムっぽい形と雰囲気のサイコロ「Wizard Set by PolyHero Dice」
http://gigazine.net/news/20160823-polyhero-dice-wizard/
サイコロの枠を逸脱した奇抜なデザインの金属製サイコロ「Cast Metal Gaming Dice」
http://gigazine.net/news/20160128-cast-metal-gaming-dice/
QRコード・クトゥルフ神話・24世紀などユニークすぎるデザインてんこ盛りのサイコロ「Dice Empire」レビュー
http://gigazine.net/news/20150313-dice-empire/
デザイン戦略やタイポグラフィの歴史などがゲームしつつ理解できるトランプ「The Design Deck」レビュー
http://gigazine.net/news/20161027-design-deck-review/
ファンタジーやRPGの世界で実在しそうな11種類の金属製コインセット「Legendary Metal Coins」
http://gigazine.net/news/20150320-legendary-metal-coins/
ロンドンに実在する魔法専門店には杖や魔女鍋から「イヤな奴を家に入れない呪い(約3600円)」まで本当に売っている
http://gigazine.net/news/20160306-treadwells-books-magic/
聖水や十字架がセットになった19世紀のヴァンパイア退治キット
http://gigazine.net/news/20071226_vampire_hunt_kit/
0590創る名無しに見る名無し2018/04/07(土) 17:32:51.54ID:QQO8pBW4
>>586
>私は川沿いを歩いてバス停と実家とを、毎日行き来して通学している。

私は通学のため、バス停と実家とのあいだを行き来している。
0591創る名無しに見る名無し2018/04/07(土) 18:40:03.47ID:h551/qYj
>>586
俺は良くなったと思う

「Aはこの河に」からの部分をもっとダイナミックな意外性のある文にしよう
河の描写から事件に繋がる大事な部分だ
お、なんか急に怪しくなったぞと、読者に思わせよう
0592創る名無しに見る名無し2018/04/07(土) 18:44:12.62ID:NC+grQQX
掴みはOK?
と聞かれると、まあ文学新人賞に応募することを考えれば、当然少しインパクトが乏しい、と言わざるを得ないよ。
第1稿では「神隠し」という文言があったので、それまでのゆっくりとしたイントロダクションと考えればよかったけれど。
「大きな一級河川」と「実家とバス停」と「川沿いを歩く」に強いこだわりを持っているわけだし、少し長くなるのは仕方ない。
でも第2稿では「神隠し」という文言が消えているから、冒頭部分全体が地味で冗長な印象になっているね。
失踪したのが高校三年生となっているから、「神隠し」というためにはなにか工夫がいったかもしれない。
第2稿は「神隠し」(子供)という言葉を取り下げて、「失踪」(青年)とすることで解決しようとしたのだろうけど。
直後に子供時代の記述があるので、あるいは過去に「神隠し」があったエピドードが語られていくのかもしれないが……。
0593創る名無しに見る名無し2018/04/07(土) 21:17:35.67ID:eqysR8FE
以前書いた小説の冒頭です。よろしくおねがいします。
 まだ正午前にもかかわらず街は雪曇りでほんのり薄暗かった。路の上に積もった雪は多くの足に踏みつけられて氷のようによく滑った。私は転ばないように一歩一歩気を付けて歩いた。
 十二月にもなると、この街は手袋をつけていても手先がかじかむ。コートの裾から、そして襟から冷たい風が忍び込んで私はときどき肩を震わせた。
 駅の前の花時計のところで彼女と待ち合わせた。花時計、といっても今は寒空の下、花なんて咲いてはいない。ただ錆び果てた大きな時針があるだけだった。一分ごとにその長針が、ぎしりぎしりとくたびれた音を静かなコンクリートの上に響かせていた。
 緑が枯れ、虫が死んで、鳥が飛び去ったあとに私一人で佇んでいる。なんとも寂しい。
 こういう日にはいつだって、ヒステリックな衝動に突き動かされて不意にどこかへ帰りたくなる。そして、どこへ帰ればよいのか分からないまま、いじけたように布団の中へと潜り込む。
 花時計が十二時を指した時、私を呼ぶ声がきこえた。それは聞き慣れた彼女の声だった。柔らかく、しかし輪郭がはっきりとしていて、そして地平線の向こうまで吹き抜けていく。顔を見なくても分かった。彼女の声だった。
 声のする方へ振り返ると、彼女が手を大きく振って私に笑いかけていた。手を振る度に、彼女の肩まで伸びた髪とワインレッドのマフラーがゆらゆらと揺れていた。
 その時、空にかかった厚い雲が僅かに晴れて日が差し込んだ。彼女は太陽の光を浴びながら、寒さで少し紅くなった頬を溌剌と動かして私の名を呼んでいた。
05942018/04/07(土) 22:12:40.31ID:XZ28/Mf8
>>588>>590>>591

ありがとうございます。
実は、かなり書くことに迷ってます。なんか文章もそうだし、物語も調子が上がってこないし、取材とか材料集めも中途半端で。
05952018/04/07(土) 22:14:08.00ID:XZ28/Mf8
プロットも浮かばないし、もっと人と関わった方がいいけど、今更、人間が増えるわけでもなし。
0596創る名無しに見る名無し2018/04/07(土) 22:44:24.44ID:NC+grQQX
>>586
修辞の技術的なことに限れば、
四季の河川を丁寧に描いているところ、
春と夏が対句。秋と冬が対句になっている、
うち、秋=情緒、冬=水面が暗い、だが、
秋は抽象的だし、冬は一点主義。
対句なので、できれば対応関係がほしいところ。
0597創る名無しに見る名無し2018/04/07(土) 22:57:28.17ID:NC+grQQX
>>586
この小説の「語りの現在」は、私が「通学」している時点(つまり学生)だが、
「大学に通っていた冬に、高校の(失踪した)同級生Aのことを思い出している」
となっている。
この箇所の「語りの現在」には、私はすでに大学を卒業しているはずで、回想的な語りの時間の順序がはっきりしない。
(あるいは市立大学を退校して、別の学校に通学している?)
推敲するなら、辻褄をあわせる必要があるかもしれない。
0598創る名無しに見る名無し2018/04/08(日) 00:19:13.36ID:vjAxUTti
>>593
>街は雪曇りでほんのり薄暗かった。
※「ほんのり」の用法としてはオカシイ。シンプルに「街は雪曇りで薄暗かった」で良いのではないか。
>私はときどき肩を震わせた。
※「肩を震わせた」は誤用
・ 冷たい風がコートの裾や襟から忍び込んでくるたびに、私は身体を震わせた。
>緑が枯れ、虫が死んで……布団の中へと潜り込む
※この段落はまったくダメなので全面改稿する必要あり。
>それは聞き慣れた彼女の声だった。>顔を見なくても分かった。彼女の声だった
※ダブり。くどい。
>そして地平線の向こうまで吹き抜けていく。
※あまりにもメロドラマ的な誇張表現……。
>空にかかった厚い雲が僅かに晴れて日が差し込んだ。
・空にかかった厚い雲がわずかに【きれて】日がさし込んだ。
>頬を溌剌と動かして
※こんな表現はないよ
>きこえた←→聞き慣れた
05992018/04/08(日) 00:35:03.21ID:CBMyAWIU
これ慎重に出そうと思ってたやつの一部
酷評よろ

一月・ハッピーバースデー

人は有限な時間のなかで生きている。
みゆきが、高校の時分に的を射ることに青春を捧げていたことを私は知っている。彼女は高校生活の中で、スランプにかかって「調子が悪い」とよくボヤいていた。
「日常を水に例えるとね、その水が澱んでいると、物事がうまくいかないの。それで私の中のリズムが狂って、的を射る時の射形が崩れるの」
日常が澱んでいる、というのはどういうことなのか、私にはわからなかった。
みゆきが云うには、時間には浄不浄があり、心にわだかまりがない状態で試合に臨むと矢がちゃんと的を射抜くことができる、のだという。私にはその精神論は、些か難しい。
みゆきが調子を崩すたびに彼女の精神論を訊いていたから、何となく彼女が言い続けていることはわかっているつもりである。
日常を水に例えると、陽子の水は源泉からこんこんと湧き出るようにいつまでも淀みなく流れ続けているような清流のイメージである。
「私ね、子供が欲しいの」と陽子に告白された時、私は正直、嫌だなあ、と思った。
二十歳過ぎたばかりの私に子供が欲しい、は重すぎる。だけど、陽子は健全な女だった。
今の陽子はみゆきが例えた水でいうとわだかまりのない様子を表しているように感じる。
この状態で、陽子が矢を放ったら綺麗に的を射れるような気がする。今の良い状態で陽子に子供を産ませてやりたい、という気持ちも一方にあった。
0600創る名無しに見る名無し2018/04/08(日) 00:53:27.97ID:vjAxUTti
>>593
この小説の特徴的な点は、
固有名を出さずに、恋人のことを「彼女」という代名詞で指し示していること。
これはかなり長い間続いた現代小説のトレンドだったよね。
でも、いまは、固有名を出す、ことに抵抗はあまりないんじゃないかな。
0601創る名無しに見る名無し2018/04/08(日) 01:50:41.10ID:vjAxUTti
>>599
なんかいろいろひっかかる箇所があるのだけれど、うまく改稿例を示せそうにないので、
結局、新しいヴァージョンを作ってみたよw
参考になるといいのだが……


人は有限な時間のなかで生きている。
高校時代、みゆきは弓道に青春を捧げていた。
彼女は何度かスランプに陥って、「調子が悪い」と弱音を吐くことがあった。
「日常を水に例えるとね、水が澱んくると物事がうまく行かなくなるの。
私の内部のリズムがくるって、的を射る時のカタチ、射形が崩れてしまうの」
日常が澱んでくる、とはどういうことなのか、私にはわからなかった。
みゆきがいうには、時間には清浄と不浄があり、心にわだかまりがない状態で試合に臨めば、矢はしっかりと的を射抜くことができる、のだという。
私にはその精神論は些か難しかった。
それでも、みゆきが調子を崩すたびに話を聞かされていたから、何となく彼女がいわんとすることはわかっているつもりでいた。
みゆきがいうように、日常を、心の状態を水に例えるなら、陽子はどのようなイメージの女の子といったらいいのだろうか。
源泉から清らかな水がこんこんと湧き出るような、というべきか。
あるいは、淀みなく流れる清流のような、というべきか。
「私ね、子供が欲しいの」と陽子に告げられた時、私は正直、嫌だなあ、と思った。
二十歳を過ぎたばかりの私に、子供が欲しい、は些か重すぎたのだ。
しかし陽子は、どこまでも健全な女だった。
陽子は、日常が澱んでいない、心にわだかまりがない状態を表しているように私には思われた。
いま彼女が矢を放つとすれば、綺麗に的を射抜くことができるだろう。
私は、こんなにも良い状態でいる彼女に子を産ませてやりたい、という気持ちももちあわせていたのである。
0602創る名無しに見る名無し2018/04/08(日) 03:08:30.11ID:IrdEs7j5
>>598
ありがとうございます
0603創る名無しに見る名無し2018/04/09(月) 12:47:29.94ID:caqCyVjd
「小説の書き方入門」なんかでよくいわれるのは、
読者に対してサプライズを提供しなければならない、ということだよね。

でも >>593 にはサプライズがまったくない。
出来事が起こる前に、私によって予め語れらたことが、予告通りに起こる。
この繰り替えし。

・私は12時に「彼女」と待ち合せをしている。
・私は12時ぴったりに聞きな慣れた「彼女」の声を聞く。
・私が振り向いてみたら、声の主はやっぱり「彼女」だった。

処方箋としては、
・待ち合わせをしていると私は語るが、誰と待ち合わせしているか、については触れない。
・声をかけられて振り向くまで、声の主が誰なのか、語らない。
・振り返って、はじめてそれが「彼女」の声だ、ということを語る。
(彼女の声は見なくてもわかった、云々については出来事の生起後に触れる)
こうすれば、このテキスト中にサプライズが含まれた出来事を書き込むことができるだろ。
サプライズとは、なにも特別な仕掛け、ということではない。それは小説の書き方ひとつなんだよね。
0604創る名無しに見る名無し2018/04/09(月) 15:19:48.18ID:caqCyVjd
繰り返し
0605創る名無しに見る名無し2018/04/09(月) 20:36:58.70ID:xUKvMD1q
>>599
>みゆきが、高校の時分に的を射ることに青春を捧げていたことを私は知っている。

普通、「的を射る」は「要点をつかむ」という意味で用いられるので、ここは素直に
「アーチェリーに青春を」とか、「弓道」とかでいいのではないか?
それと、「私は知っている」等の「私」は何者なのか、さっぱりわからず、
叙述によって、何らかの伏線ならいざ知らず、何もなければ不親切。

>日常が澱んでいる、というのはどういうことなのか、私にはわからなかった。

冒頭からいきなり、こういう思わせぶりな哲学めいたのを提示しても読者は、ついていくのに、しんどいだけなので、
つかみとして「し」氏の悪いところが出てるね。
冒頭は、もっと普通に書けばいいのに?
0606創る名無しに見る名無し2018/04/09(月) 20:50:50.82ID:xUKvMD1q
>>582
>小魚が泳いでいるのがわかる
>夏になると草が荒れ放題に
>雨が降ると、濁流と化し
>夏には草が伸び、
>冬の水面は実に暗い。

よくある川の説明でしかなく、当たり前すぎて、文字を割く理由がわからない。
ごくありきたりな「説明」ではなく、あなたならではの感性を文字にして「描写」をすべき。
じゃないと冒頭がいかにも退屈。
0607創る名無しに見る名無し2018/04/09(月) 21:01:15.05ID:xUKvMD1q
>>593
彼女と待ち合わせてるのに、
「こういう日にはいつだって、ヒステリックな衝動に突き動かされて不意にどこかへ帰りたくなる。そして、どこへ帰ればよいのか分からないまま、いじけたように布団の中へと潜り込む。」っていう心情が分からない。
普通は、積もった雪で外は寒いけど、彼女と待ち合わせているので自分のおもいは心はドキドキして、熱い……とかなるのが
そういう流れにするのが読者の共感を呼ぶ点で普通だと思うが、読んでいて感情がチグハグに思える。
0608創る名無しに見る名無し2018/04/09(月) 21:06:06.39ID:xUKvMD1q
どの作者さんもそうだが、作品の中で語る人物が、どれもこれも内向的で、小難しい人物ばかりで
そこに、作者のいびつな感情が如実に表に現れているかのように見えて、どうも受け付けにくいのだ。
もっと客観的な、そして読者に好まれるような人物像を書けないのだろうか?そう思うばかり。
0609創る名無しに見る名無し2018/04/09(月) 22:46:13.89ID:xUKvMD1q
同じ作者さんなのかわからないけど、毎度目にするのは
カーテンの閉じたままの薄暗い部屋で、うじうじしてるのとか
街は雪曇りでほんのり薄暗かったとか
Aはこの川に流されたのではないかとか
書くもlの、書くものほとんど、鬱な人物に鬱な情景と、ネガティブ思考なのばっかじゃんw
もう少し共感を呼べる人物を登場させて、、何とかしてよw
0610創る名無しに見る名無し2018/04/10(火) 01:26:44.29ID:XOpVm4PS
スレ住人は引きこもり気味な根が暗そうな人間ばかりだからな。
書き手の性格が作風に反映するよねw
0611創る名無しに見る名無し2018/04/10(火) 04:19:06.98ID:e7Xu/DtN
ボードゲームの展示イベント「ゲームマーケット」の成長記録からこれからの
市場に必要なことを妄想してみた。6年間の来場者数推移(2016年4月時点調べ)
https://bodoge.hoobby.net/columns/00001
ボードゲーム市場がクラウドファンディングの出現で急成長を遂げ市場規模を拡大中
http://gigazine.net/news/20150820-board-game-crowdfunding/
ロンドンに実在する魔法専門店には杖や魔女鍋から「イヤな奴を家に入れない呪い(約3600円)」まで本当に売っている
http://gigazine.net/news/20160306-treadwells-books-magic/
聖水や十字架がセットになった19世紀のヴァンパイア退治キット
http://gigazine.net/news/20071226_vampire_hunt_kit/
中世っぽいデザインの金属サイコロ&ダイスカップ「Rhythm Metal Gaming Dice」
http://gigazine.net/news/20140207-rhythm-metal-dice/
RPGの魔法のアイテムっぽい形と雰囲気のサイコロ「Wizard Set by PolyHero Dice」
http://gigazine.net/news/20160823-polyhero-dice-wizard/
サイコロの枠を逸脱した奇抜なデザインの金属製サイコロ「Cast Metal Gaming Dice」
http://gigazine.net/news/20160128-cast-metal-gaming-dice/
QRコード・クトゥルフ神話・24世紀などユニークすぎるデザインてんこ盛りのサイコロ「Dice Empire」レビュー
http://gigazine.net/news/20150313-dice-empire/
ファンタジーやRPGの世界で実在しそうな11種類の金属製コインセット「Legendary Metal Coins」
http://gigazine.net/news/20150320-legendary-metal-coins/
ファンタジー世界っぽい15種類のデザインのコインセット「Fantasy Coins」
http://gigazine.net/news/20140415-fantasy-coins/
デザイン戦略やタイポグラフィの歴史などがゲームしつつ理解できるトランプ「The Design Deck」レビュー
http://gigazine.net/news/20161027-design-deck-review/
0612創る名無しに見る名無し2018/04/12(木) 21:17:27.20ID:Spy0C+16
ここ、創作発表板は、そもそも文芸専用じゃないんで
考え方や趣旨の違う者によって揉めるのかも?
スレを十数年続いてた文芸専門の創作文芸板に戻そうか?
どうよ?
0613創る名無しに見る名無し2018/04/12(木) 22:34:21.92ID:SFfks/7E
ここには、荒らしらしい荒らしがいないので、揉めているとかはないよ。
ただ過疎っているので、ネガティブ批評のレスが目立つだけ。
もともと、し氏とお題系の人が出張ってくる投稿がほとんどだったから、
過疎ってるっていっても、投稿テキストの数が著しく減っているわけではないよ。
お題系の人たちはホームでやればいいんだしさ。
ただ、結局、横スレの応酬やって、具体的なテキストを離れた「おしゃべり」が好きな人が多いから、ここのあり方が物足りなくてこなくなった人も多いんじゃないかな。
IDがでなくなったら元の黙阿弥になるから賛成できないな。
まあ、投稿がなければスレを閉じたらいいだけだよ。
0614創る名無しに見る名無し2018/04/12(木) 22:41:15.61ID:Spy0C+16
そうか。でも創作文芸板のほうの十年前くらいの過去ログ見てごらん。
今よりよっぽど質のいい投稿作アンド良い評レスのやり取りが多いのも事実。
ここは『文芸』専門板じゃないから、創作の考え方の違いで、ぶつかり合うんじゃないのかな?
文芸では基本、口語と文語を混ぜて書いてもいいんだとかいうのは、ありえないが。
ラノベってそうなのか?w
ま、好きにすればいい。
0615創る名無しに見る名無し2018/04/13(金) 00:20:13.54ID:ltKbMZa8
文芸板では、「し」と添削係との「俺のほうが賢い」という大人げない罵りあいが延々と続いて酷かったからな。
「し」と添削係の口喧嘩で、スレ立てたばかりのスレが丸々一つ、たった一日で書き込みが1000までいったこともあったな。
あれからスレの流れが、おかしくなった。
あれがなければ、まったりとした良いスレだったのになあ。
0616創る名無しに見る名無し2018/04/13(金) 07:52:55.34ID:H5fJNnnP
横スレなんで連投はしないけど、
>文芸では基本、口語と文語を混ぜて書いてもいいんだとかいうのは、ありえないが。
いやいや、このカキコも間違っているよw
つうことは、どこの板でやろうが、間違っている人がいる、って話じゃん。
0617創る名無しに見る名無し2018/04/13(金) 11:22:30.42ID:HNu15xEO
諸君どう思うかね?

247 ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE [sage] 2018/04/12(木) 12:14:40.04 ID:LsL0fZz2

小説の書き方の基本は「起承転結、序破急」である!
この基本を踏まえ、時に入れ子状態にしたり、独自の展開を加えたり、
創作の中で思考錯誤を繰り返す!

人称は揺れない方が読み易い! 揺れが持ち味となる可能性がある!
わざと人称を揺らして読者に印象付ける技術もある!

漢字や慣用句は正しく書いた方がよい!
感性に従って独自の組み合わせを試してもよい!
「目を閉じる、瞼を閉じる」はよく使われている!
同じ意味で「瞼を下ろす」としてもよい! 商業作家でも例は見られる!

同じように「乗せる」と云う漢字の使い方も作家による!
人に対して「乗せる」は使われる! 荷台にタンスを乗せると云う風には使わない!
では、小さいものではどうだろうか! 手に文鳥をのせる場合はどちらを使うのか!
学問的には「載せる」となる! しかし、ワイは小さなものには「乗せる」を使うことが多い!
「載せる」には積載の意味があり、字面的にも重い物が相応しいように感覚で思える!
そのような細かい部分は作中に幾らでも出てくる! 作者の感性に関わる部分なのでワイはほとんど指摘をしない!
作者の味を消して無味乾燥な文章になることを恐れるからである!

文章や作品の内容は作者が全てを決める!
どのような話が書きたいのか! その舞台に相応しい人物とはどのような者達なのか!
登場する者達に設定で命を吹き込み、どのような展開の後に終わりを迎えるのか!
作者はその作品で読者に何を伝えたいのか! それらの諸々を内包した物語に適した人称とは!

全てを作者が選んで決める! ワイは蓄えた知識を使って助言を与えるのみ!
選ぶのは作者! 深い悩みを抱えてよろけながらも歩くのも作者!
心の疲弊を感じて足を止めて休む決断をするのも作者なのである!

作品に魂を込めるのはいいが、作者を作者が追い詰めるようなことはしない方がよい!
母体(作者)が健康でないと丈夫な我が子(作品)は産まれて来ない! G君にはよくわかるはず!

ワイの考え!(`・ω・´) 蕎麦でも啜るとしよう!
0618創る名無しに見る名無し2018/04/13(金) 12:21:59.45ID:fbKB2vwH
> 小説の書き方の基本は「起承転結、序破急」である!
> この基本を踏まえ、時に入れ子状態にしたり、独自の展開を加えたり、
> 創作の中で思考錯誤を繰り返す!


全くもってナンセンス、こんなんで小説が書けたら苦労はしない。
小説どころか、普通の文章ですらこんな方法では不可能。
0619創る名無しに見る名無し2018/04/13(金) 12:49:17.02ID:H5fJNnnP
ほんとめんどくさいよね。
柴田元幸が「翻訳の問題点」を指摘してあげたら、
ほとんどの人間は意固地になって必ず食い下がってきて
なかなか納得しない、って言ってのを思い出すわ。
言い訳が酷いやつが多いよ。
まあネット私塾なんだから、好きにやればいいだけだから、勝手にやれよ、って感じ。
もうこのスレにはお題系の話題は貼るなよ。そもそも人のカキコの無断コピペは厳禁だ。
つまらん。
それに投稿テキストに関係ないレスはスレチだ。
0620創る名無しに見る名無し2018/04/16(月) 20:53:52.72ID:9o4tox6n
>>616
口語は話し言葉で、文語は書き言葉。
小説を書くときは地の文で混乱するので口語と文語は混ぜないのが基本。
普通は、地の文は文語で統一して書く。
君は、小説の基本を理解してるのか?
そもそも文語って何のことかすら数日前までは知らなかったのじゃないのlか?
少し前のレスで、文語は古い言葉遣いの文章とか馬鹿なことを書きこんでるし。

>>618
小説を書こうと志している者たちのスレで、
起承転結、序破急をナンセンスというほうが極めておかしい。
「起承転結、序破急」さえあれば小説が書けるわけではないが、
少なくとも"物語"を作るためには大事な要素だ。
起承転結を考えて書かれていない小説ほど、読むに堪えないものはない。
だから、そういうのを無視する君が書く投稿作は、
いつも話の展開や構成が一本調子でグダグダなのでは、ないかい?
0621創る名無しに見る名無し2018/04/17(火) 00:41:47.54ID:jp1xI28Z
>>618
【文章を評してください】ってスレで
小説書くのに起承転結なんかナンセンスってマジで言ってんの?馬鹿なのか?荒らしなのか?
0622創る名無しに見る名無し2018/04/17(火) 10:51:43.59ID:roAvUUOb
>>619
見てきたらワイさんに理があるかなと思いました。
言葉の使用法に注意するのは良い事ですけれど。
瞼を下ろす、は村上春樹に前例がありますね。
載せる、と乗せる、にはこんな解説がありました。

・人がのる・人をのせるときには、「乗る・乗せる」
・物(人以外)をのせるときには、「載せる」を使うことが多い
・ただ、「載せる」というときには積載(ある程度重量のあるものを積む)というイメージがあるため、軽いものをのせるときには「乗る・乗せる」を使うこともある
・人以外であっても「乗る・乗せる」を使うことは多い

ワイさんの言葉には根拠がありますから、言い訳とは呼びません。
むしろ語感の問題を、自分の感性でマルかバツかと両断する貴方の考えは、硬直していて短絡だと僕は思いました。
さらにワイスレでワイさんがミスチェックを放置していると言わんばかりの書き込みは失礼じゃないですか。
僕は貴方の、人の気持ちを汲まない、愚劣で裁判官じみた態度に語感の鈍さを感じました。
狭い視界の独善性は恐らく文章にも出ていますよ。
いい歳になったら言われるウチが花です。
と、すいません。書いていたら辛くなってしまった。
0623創る名無しに見る名無し2018/04/17(火) 11:39:42.30ID:An/pjUVS
イメージだけど、文語体ってこういう文章のことだろ?
>廻れば大門の見返り柳いと長けれど、お齒ぐろ溝に燈火ともしびうつる三階の騷ぎも手に取る
如く、明けくれなしの車の行來ゆきゝにはかり知られぬ全盛をうらなひて、大音寺前だいおん
じまへと名は佛くさけれど、さりとは陽氣の町と住みたる人の申き、三嶋神社みしまさまの角
をまがりてより是れぞと見ゆる大厦いへもなく、
樋口一葉「たけくらべ」

>未まだ宵ながら松立てる門は一様に鎖籠さしこめて、真直ますぐに長く東より西に横よこたは
れる大道だいどうは掃きたるやうに物の影を留とどめず、いと寂さびしくも往来ゆききの絶え
たるに、例ならず繁しげき車輪くるまの輾きしりは、或あるひは忙せはしかりし、或あるひは
飲過ぎし年賀の帰来かへりなるべく、疎まばらに寄する獅子太鼓ししだいこの遠響とほひびき
は、はや今日に尽きぬる三箇日さんがにちを惜むが如く、その哀切あはれさに小ちひさき膓は
らわたは断たたれぬべし。

尾崎紅葉「金色夜叉」

普段こんな風に話しているわけじゃないけど、文章を綴るときには、格式高いという理由で文語体にした。
それをやめて、実生活で話すときに使うような文章にしようよ、ということで口語体と呼ばれる文章で書くことに舵をむけた。ということでは?
つまり、いまの我々にとって「文語体」という言葉は死語に等しい。
会話文調=口語体ではない、でいいんだよね?
0624創る名無しに見る名無し2018/04/17(火) 12:23:37.82ID:An/pjUVS
1912年版 1942年版
 春の小川はさらさら流る。→春の小川はさらさら行くよ。
  岸のすみれやれんげの花に、
 にほひめでたく、色うつくしく→すがたやさしく、色うつくしく、
 咲けよ咲けよと、ささやく如く。 →咲いてゐるねと、ささやきながら。

&#10102; 「流る」⇒「行くよ」
 「流る」は、文語動詞で、ラ行下二段活用の終止形です。口語動詞にすると、「流れる」(ラ行下一段動詞の終止形)になります。しかし、音数が合わないから、「行くよ」と変えたのでしょう。
 勿論、「流れ、」と置き換えることも出来たのでしょうが、もともと、そこで文が終止していたので、「行くよ」としたと考えられます。

&#10103; 「にほひめでたく」⇒「すがたやさしく」
 「にほひ」は文語体では特別な意味を持った単語です。本来は、「色」の美しさを表したものでしょうが、それを少し広げて、口語として「すがた」に変えています。問題はありません。その変化に応じて、「めでたく⇒やさしく」としたのも納得できます。

&#10104; 「咲けよ咲けよと」⇒「咲いてゐるねと」
 この部分が最大の疑問です。なぜ、こう書き変えねばならなかったのかという意味でです。
 「咲けよ」を文法的に説明すると、「咲け(カ行四段活用命令形)+よ(終助詞)」でしょう。
 これは、口語体でも普通に使う表現です。「早く、行けよ」という風に。
 ただ、四段活用の命令形に加えて、改め念を押す終助詞「よ」に、重々しい文語体を読み取ったのでしょうか。

唱歌「春の小川」の口語体への改訂を表した記事の抜粋です。

身近なところではニーチェの「ツァラトゥストラかく語りき」が最近では「ツァラトゥストラはこう言った」に変わっています。

連投、横レスすみませんでした。
0625創る名無しに見る名無し2018/04/17(火) 12:44:53.23ID:Y50CXzOW
投稿テキストに関係のないスレチ、横スレ、連闘はおやめください。
0626創る名無しに見る名無し2018/04/17(火) 12:45:17.13ID:Y50CXzOW
連闘 連投
0627創る名無しに見る名無し2018/04/19(木) 20:30:41.42ID:ZndIvSSb
>>623
文語体とは昔風の言葉で書くのとは全く違いますよ。

話し言葉と書き言葉ってのがあって、口語は話し言葉で文語は書き言葉。
現代でも使い分けられています。
話し言葉と書き言葉を理解せずに混ぜるから、おかしい印象になる。

例:
霧深い山奥に迷い込んだ一行は迷い続けていた。ここはどこらへんなのか、定かではない。

全体は文語体(書き言葉)のように見えて、「ここはどこらへん」が口語体(話し言葉)で、違和感がある。
「このあたりはどこなのか」とでもして、ここは文語に統一させるようにしなさいということ。
0628創る名無しに見る名無し2018/04/19(木) 20:45:27.12ID:ZndIvSSb
つまり地の文内で書き言葉で進めながら、途中に「びっくりした」とかって話し言葉を入れず、
「驚いた」等に統一しないと違和感が出るという話。

ーー十字路を曲がり、ずーっと進むと、目的の建物が見えてくる。ーー

これなんかも「ずーと進むと」が拙い。
わからなければ、好きにすればいいが、
そうすると、書き手が下手なままなだけということ。
0629創る名無しに見る名無し2018/04/19(木) 22:43:16.47ID:EJqcNbmt
またやっているよ。
まあ連投はするなよ。
0630創る名無しに見る名無し2018/04/19(木) 22:46:56.19ID:ZndIvSSb
>>629
小説書くのに起承転結なんかナンセンスというバカげた横レスを書き込むお前はいいのか?
0631創る名無しに見る名無し2018/04/19(木) 23:06:12.52ID:EJqcNbmt
俺じゃねえよw
次の投稿テキストが来るまで静かに待て、というだけ。
0632創る名無しに見る名無し2018/04/19(木) 23:09:10.14ID:ZndIvSSb
書き込みの文章の癖からいっても、お前しかいねえだろw
第三者のように見せかける事務次官みたいなバレバレな姑息なことはやめろw
0633創る名無しに見る名無し2018/04/20(金) 01:27:36.15ID:A+kCy2B8
この流れは、黒豹出版何たらとかいうのを書いてる人の自演と
彼のおかしな小説の書き方の押し付けが、すべての元凶だろうな。
0634創る名無しに見る名無し2018/04/22(日) 12:25:03.05ID:J9KAYqOM
まったく装飾することだけにこだわりロクでもないね
どいつこもこいつも簡単に文章を表現するということを知らんのか
長いんだよ、描写がどうだこうだ長ったらしい
それは作中に必要なことか?必要ないだろ

586とか酷いものだ
大きな川がある
そして魚が泳いでいる
だが、ここに用はない
シナリオに関係ないならこんなんでいいんだよ

長文すぎて意味もないし3行でブラバされるわ
文句があるなら本好きの下剋上スレまでこい下手くそども
0635創る名無しに見る名無し2018/04/22(日) 12:30:37.71ID:J9KAYqOM
純文学畑のやつが多いのか知らんが
長ったらしいのが正義だとでも勘違いしてるのか
読まれねえよ目がすべる、頭に入ってこない

その駄文をどっかに投稿してみろ
99%未評価で終わるわ
0637創る名無しに見る名無し2018/04/23(月) 08:52:52.23ID:hxDDpTNO
>>636

>彼女と向かい合って座る男性は、髪型といい服装といい、全体的にチャラチャラしていて、フリーター的な若者だった。

女子高校生の若者呼びに違和感あり
具体物のない人物造形、接尾辞「的」の連発は抽象度が高過ぎ、
読者の頭の中に映像が起こる段階まで描写が辿り着いていない

>「お客さん、不用心ですね。隣のテーブルの下から全部見てたし、話も聞いてました」

隣のテーブルの下から「ひそめた声」が聞こえる、「テーブルの上のハムスターの挙動」が見える
語り手のポジションに無理を感じるし、そこまで近距離でありながら気付かれないのが不可解

全体
途中から語り手(女子高生)が姿を現す人称の遊びは面白いが、
主役の二人体制でストーリーラインに紛れが起きているとも思う

>私が所属する組織のマニュアルでは、このランクは問答無用で始末しろとある。

一読者としては「組織」が気になるのだが、

>こういう悪魔が多ければ、もっと世界は平和だし、私の仕事も少なくてすむのにな。

語りはあっさりフェードアウトしてしまい、背景が分からずじまいとなる
「組織」の命令に違反するかどうか、女子高生を迷わせる中で誰と誰のどんな抗争があるのかを描写し、
女子高生が規律に逆らって見逃しを決めた時点で、悪魔たる男に裏切られても良かったのでは
0639創る名無しに見る名無し2018/04/23(月) 19:31:47.54ID:VSlmBFTB
クローンは本人そっくりだけど、決して本人そのものではなく、本人の人生を忠実に真似て生きるニセモノ……。

殺し屋が仕事をしても、ニセモノとはいえ憎い旦那と同じモノが存在してる。という事は、女にとっての状況は何も変わらない。なのになぜ、殺し屋に仕事を依頼したのかわからない。

殺し屋が仕事をしてもしなくても憎い旦那は存在しているので、殺し屋(悪魔)は女が直接旦那を殺すように誘導して、
「憎い旦那を自分の手で殺させてやるなんて、俺って甘いなー♪」
ぐらい言わせてもよかったのでは。
0640創る名無しに見る名無し2018/04/23(月) 20:16:12.60ID:7ACs/XI/
>>636
それを知られたら生かしておけないって言って、普通にクローン作ったら意味がない。
と言うことは、記憶を操作してるはず。
であれば、最後はクローンの一人称で、意味がわかったら怖い話風に落とすのもありかな、と思いました。
0641創る名無しに見る名無し2018/04/23(月) 20:28:08.62ID:0HZMXejF
>>634-635のような書き込みを見てると……、
このスレは、次スレから創作文芸板に戻したほうがいいのかもな?
創作文芸板は文字通り『文芸』専門で、各出版社の賞スレも多くて
そういうレベルの同じ意思を持ち合った投稿者が文章を投稿したり、そのレベルでのまじめな評レスもしてくれるから。
ところが、ここ、創作発表板は落書きイラストとか、ネタ文とかの混ざった板で文芸ではないので
どうしても、ちぐはぐな投稿と文芸をわかってないレスが多くなってるし、この板では新規に『文芸』レベルの投稿者は,、増えようもない気がする。
「小説に起承転結はナンセンス」なんて意味不明な主張してる奴を見ても、そう思う。
0642創る名無しに見る名無し2018/04/23(月) 21:23:03.49ID:0HZMXejF
>>636
細かいことになるけど、流れからして、ここでは急に詩的な--場に沈黙がおりた--は、表現として似つかわしくない感じがする。
その少し後にまた--女性は少し沈黙してから--と、こう何度も「沈黙」と繰り返すのも効果的ではないな。

三人称で始めているのに、しまいには--私が言うと--のように、
途中から現れた人物の視点だったという、一人称になってしまってるのはどうも戴けない。

そこも、「私」にせず、「その人物は」とか、三人称で進めて統一したほうがいか、
もしくは冒頭から、語り手の「私」が見てる場面だということを匂わす書き方をすべきだと思う。

>店員の女子高生は、数秒、動きを止めていた。

わかる気もするが、この辺りも読者には描写が不十分でややこしく感じる。
0643創る名無しに見る名無し2018/04/24(火) 00:20:09.82ID:Md9noAcO
酷評お願いします。

1/3

夏を唄う風が肌に汗を呼ぶ。
炎天下に茹だるオフィス街の街角を一組の男女が歩いていた。
男はワイシャツの袖口を捲った左腕にスーツの上着をかけ、ひたすら右手のハンカチで汗を拭っている。
女の方と言えば、白いティシャツに黒いベストと黒のタイトなジーンズに黒いキャップ。黒で揃えた服装であったが、こちらは至って涼し気な顔で歩いている。
だが、ひとつ角を曲がったところで眩しさのあまり女はその目を細めた。
向かいにあるビル群の中でも一際高いビルのガラスに陽光が反射し、彼女の視界を奪ったのだ。
「ただでさえ暑いのに……」
「タクシー代ケチるからだよ」
スーツ姿の男の疾きに、女がすかさず不満を重ねた。
「ケチってるわけじゃない。歩いて十分ちょっとの距離でタクシーなんか使え……」
そこで男は言葉を切った。
「何してるんだろう?あの子」
そう言った男の視線を辿り、女がビルからの反射光を右手で遮りながら眼を凝らすと、そこにはビルの壁に向かって立つ少女の姿があった。
0644創る名無しに見る名無し2018/04/24(火) 00:21:10.60ID:Md9noAcO
2/3

ノースリーブの白いワンピースに長い黒髪。そして右手には赤い薔薇の花が一輪。
だが、男と女が歩み出すのを躊躇させる理由は他にもあった。
逃げ水に揺れる道路にも、彼等のいる歩道にさえ人の気配が無いのだ。
ただ一人、彼女を除いては。
「何か……おかしい……」
「考えたって仕方ないよ。行ってみよう」
戸惑う男を残し、黒いキャップの女はビルの前に立つ女の元へと近づいて行く。
「どうしたの?」
ワンピースの女の元へと辿り着いた黒いキャップの女は、まるで小さな子供にでも語りかけるような口調でそう問いかけた。
だが、彼女はただ壁の一点を見つめたまま視線さえ合わそうとはしない。
彼女が見つめるビルの壁には、何かで抉られたような拳大の穴が空いていた。
「何かあったのか?」
やっと追いついた男が、その壁の穴を見ながらワンピースの女へと優しく語りかけた。
「この穴……」
不意に彼女が口を開いた。
「まるで……貴方の心みたい……」
その意味不明な言葉に困惑しながら、男は黒いキャップの女の顔を見た。
「でも……それで良かった……」
困惑に互いの顔を見つめ合う二人に構わず、ワンピースの女は語り続ける。
「だって、その穴がなかったら……」
そう言って、彼女はその穴へと手にしていた一輪の赤い薔薇を差し込んだ。
「貴方の心に、私の居場所が無かったもの……」
様々な意味で危ない女だ。そう認識した男が背を向けようとした時、隣に立つ黒いキャップの女が、そのキャップのつばをちょんと人差し指で押し上げた。
「あなた、この人を知っているの?」
「鳴滝……慎吾……」
自らの名前を呼ばれた男は驚愕にその目を見開いた。
「知り合いなの?」
黒いキャップの女は振り返り、あっけらかんと鳴滝と呼ばれた男へと問いかけた。
「君は……誰だ?何故、俺の名前を知ってるんだ?」
「私は飛鳥……」
やっと顔を向けた飛鳥と名乗る女の顔は、まだあどけなさを残しつつも、幾ばくかの女の色香も漂わせていた。
「何処かで会ったかな?」
「これから……出逢うの……」
「これから?」
「待ってるから……」
そう言った女は、その右の手の平を彼へと向けて突き出した。
閃光。その手から放たれた眩いばかりの光が鳴滝と黒いキャップの女の視界を奪う。
眩しさに堪らずしゃがみ込みんだ二人だったが、次の瞬間、静寂に包まれていたオフィス街にいつもの喧騒が戻っていた。
0645創る名無しに見る名無し2018/04/24(火) 00:22:34.32ID:Md9noAcO
3/3

「大丈夫ですか?」
その声に二人が見上げると、そこには心配そうに覗き込む若いスーツ姿の男が立っていた。
我に返った鳴滝は立ち上がって周囲を見渡したが、既に飛鳥と名乗った女の姿は消えていた。
「あすか……何者だ……」
その鳴滝の呟きを、道路を埋め尽くす車のエンジン音とクラクションが掻き消した。
「なぁ……若月。どう思う?」
「どう思うって、何が?」
親切に声を掛けてくれた若い男へと笑顔で会釈した後、黒いキャップの女は鳴滝の問いに問いで返した。
「あの子だよ」
「危ない奴に決まってるじゃない」
あっけらかんと答えを返したこの女の名は、若月佑美。古くから代々伝わる祓い屋の家系に生まれた女で、それだけにいくつもの修羅場を潜り抜けて来たらしく、その辺の男よりは度胸があった。
「君が危ないって言うぐらいだから、相当だな」
「綺麗な花には棘があるんだよ」
そう言った若月佑美は、壁の穴に残された薔薇へと視線を向けていた。
「そうだよな。だから君には棘が無いんだな」
「…………どう言う意味?」
その問いを避けるように、鳴滝はひとり歩き出していた。



以上です。よろしくお願いします。
0646創る名無しに見る名無し2018/04/24(火) 01:13:20.08ID:BCwL4HYn
>>643
下手ではない。むしろこのスレにおいては文章は巧いほう。
でもいちいち、右手、左手とか左右の意味がなさそうだし(手に、で十分じゃない?)
ワンピースの女とか黒いキャップの女とか繰り返し書かなくても、いい気がする。

少し前に、参道で女と出会う話書いてた作者と同じ人?なんか作風が似てる。
やたら、陽光とか静寂とか喧騒とか作品に書き入れるのが好きそうw
ま、それはそれとして、いたるところで変に小難しく形容して詳細に書こうとしてるが、一方で、描写は不足してると思う。

繰り返しになるが、下手ではないが、作者はおそらく思い入れたっぷりに書いてると思うけど、
はたして読者が心を動かすほど、感情移入できるかどうかだろうな。
それは技術論より、書き手の感性という根幹になるわけで。
0647創る名無しに見る名無し2018/04/24(火) 01:25:33.42ID:Md9noAcO
>>646
ありがとうございます!
おっしゃる通り、参道の女を書いた者です。
どうしても変な癖が抜けなくて。
ドローンで見ているかのよう……と以前に評されましたが、未だに思い描いたものをそのまま書いてしまいます。それで形容に気を遣ってみても下手くそで逆効果という……。
読者が感情移入出来るかどうかは大切ですよね。その点に気を付けて書いてみます。
0648創る名無しに見る名無し2018/04/24(火) 01:31:57.67ID:BCwL4HYn
言い過ぎかもだけど、冒頭の「夏を唄う風が肌に汗を呼ぶ。」だけで、げんなりして読む気が失せる人もいると思う。
作者は巧く書いたつもりなのかもだが、素人の書くポエムと同じで
「それ、なんだよw」と思われがちでもあり、それだけ微妙ってこと。
本題に入る前書きは、そんなに詩的にしようと無理しなくても普通でいいんじゃないのかな?
本編で奇妙なことが起きる話では、日常の前描写はごくごく普通に描写して、
その差異をあらわし、そのほうが、バランスとしても話に入りこみやすいと個人的には思う。
0649創る名無しに見る名無し2018/04/24(火) 01:39:30.30ID:Md9noAcO
>>648
ですよね。たまにポエムみたいな作品を目にして、面倒だなと感じていましたが、まさか自分もその罠に陥っていたとは……反省します。
非日常を描くなら、まず日常を普通に描くことでその差異を際立たせるという事ですね。
ありがとうございます!
0650創る名無しに見る名無し2018/04/24(火) 01:47:35.92ID:RG9KpaHZ
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0651創る名無しに見る名無し2018/04/24(火) 02:21:28.83ID:Md9noAcO
>>646
ひとつ嬉しかったのは、「作風」という言葉を頂けた事です。良くも悪くも個性が出せて来たような。このジャンルで書いていこうと思います。
0652創る名無しに見る名無し2018/04/24(火) 02:47:49.85ID:BCwL4HYn
>>651
そう、非日常が起こる話では日常は普通に描くとその比較から読者に落差を体感させることができるから。
あと、ある意味、作品としてはおとなしいと思うので、もっと奇妙奇天烈な際立った話になっていっても面白い。
作風は嫌いではないし、文章も巧いと思うので、精進して頑張ってください。
0653創る名無しに見る名無し2018/04/24(火) 05:28:05.76ID:2d5GeTHR
>>643
地の文が説明的で全知過ぎに思える。完成品と言うよりは下書きのようだ。

セリフに「…」が多いのも気になる。少女のセリフに付くのはわかるが、主役級の人物に多いのはダレる。

>「何してるんだろう?あの子」
こういう書き方をするなろう作家は多いが、これは「あの子は何をしてるんだろう」の倒置だろう。だとすれば、
「何をしてるんだろう、あの子?」
と書くべきだ。
0654創る名無しに見る名無し2018/04/24(火) 05:53:51.47ID:cL3Sla42
>>636
にレスくださったみなさん、ありがとうございました。
全体的に作りが荒かったとわかりました。

これはどういうつもりで書いた作品かというと、オチがうまく決まっていてお見事な作品のイメージだったので、それがこのような結果では、もはやなんのために書いたのかわかりません。
自分が何をしたいのかという根本から見直していきます。
0655創る名無しに見る名無し2018/04/24(火) 17:54:19.96ID:Md9noAcO
>>652
奇妙奇天烈ですか。想像力を試されますね。
この手のジャンルを好きな人は、とことん現実とはかけ離れた世界感を求めているのかもしれませんしね。
0656創る名無しに見る名無し2018/04/24(火) 18:03:57.27ID:9tupUvWu
>>653
地の文が説明になるのは下手くその証拠ですよね。「……」を多用するのも反省点です。
ついつい台詞の中に入れてしまう癖があるので気を付けます。
>「何をしてるんだろう、あの子?」
ごもっともです。
頭の中での登場人物の会話をそのまま文字にしてしまうので、それも反省点です。
0657創る名無しに見る名無し2018/04/24(火) 18:21:20.15ID:9tupUvWu
連投申し訳ありません。
ショートをひとつ。


何も無い部屋の中央で、鳴滝慎吾と尾関梨香はトランプを手に向かい合って椅子に座っていた。
彼等を隔てる白い丸テーブルの上には、いくつものカードが無造作に投げ出されている。
「私の勝ちですね」
尾関梨香は、扇状に拡げたカード越しに鳴滝を見てニヤリと笑った。
「ほう、凄い自信だな」
「私には切り札がありますから」
そう言った彼女は、鳴滝へと向けて一枚のカードをかざした。
「ジョーカー……最強のカード」
「ポーカーならともかく、ババ抜きでジョーカー片手にドヤ顔する奴を始めて見たよ」
「大前提として、二人でババ抜きする方がナンセンスなんですよ!」
「お前が他のゲーム知らないから、仕方なく付き合ってやったのに逆ギレするな」
「神経衰弱なら知ってます」
「お前とここでトランプやってる事自体が俺にとっての神経衰弱なんだよ」
0658創る名無しに見る名無し2018/04/24(火) 18:33:17.73ID:9tupUvWu
私は小説投稿サイトは利用せず、自分のブログで>>643を書いているのですが、気分転換で書いた>>657の方が読者受けが良いのです。
それで正直戸惑っています。と言うより凹んでいます。頭をひねって書いたものより、コント風におちゃらけて書いた物の方がウケているのは複雑な気持ちになります。カテゴリーエラーと言われればそれまでですが。
皆さんは執筆していて、そんな不安に駆られた事はありませんか?
0659創る名無しに見る名無し2018/04/24(火) 20:30:43.67ID:iqQhXkm5
>>658
なろうであるジャンルを書けば、簡単にそのジャンルの日間一位になれる
他のジャンルだと全然人気出ない
お前は、そのジャンルだけ書いてろって言われてる気がして悲しい
0660創る名無しに見る名無し2018/04/24(火) 22:42:06.20ID:4tam12bk
>>659
は?
何言ってんの?
0661創る名無しに見る名無し2018/04/24(火) 23:15:00.19ID:iqQhXkm5
>>660
何って、日本語
まあ、特定ジャンルを過去三回書いて、いずれも連載開始数日でジャンル別の日間一位に入ってる
総合日間だと三位止まりだけど

ただ、それが書きたいジャンルじゃないと、そういうこと
0662創る名無しに見る名無し2018/04/25(水) 00:50:26.28ID:2LXklvHv
>>659
小説家になろうで日間一位は凄いですね!
どの様なジャンルなのでしょうか?
0663フカ2018/04/26(木) 14:31:04.95ID:m6qfcSqS
>>645
こんにちは。読ませていただきました。
この作品の続きが気になります。お疲れ様です。

一応、酷評スレなので、人の事は言えないけど棚に上げて批評させて頂きます。


まず、気になったのは、……と二つ続いている事でした。
大多数は…と一つで表現します。
どうして二つなのかは個性かもしれませんが、この文脈なら、
…と……とを二つ使いこなしてメリハリをつけてはどうでしょう。
毎回間延びするよりも、空気感?を出すなら二つあるいは三つを使いわけたら良いのではないでしょうか。

あとは、登場人物の紹介の仕方に少し拙さを感じてしまいました。
この作品は長編の冒頭部ですよね?
もう少し書き出しも含めて、読者を引き込みつつ分かり易い表現をオススメします。

地の文が説明になってるとの指摘ですが、なんとなくアナウンサーがラジオドラマを朗読しているような文体だなと感じました。
確かに説明的な表現ですから、読み手を選ぶかもですね。
長編ファンタジーなら、読者も若年層だと思うので、もしかしたらもう少しテンポのいい冒頭部の方が好まれるのではと感じました。
例えば、二人の何気ない会話と情景描写をメリハリつけて表現してみるとか。

詩的表現は、やり過ぎると混乱してしまうし読み難くなる可能性もあるのでは?
もう少しシンプルな表現も取り入れたら、素敵かも?詩的表現も悪くないけど、私自身は苦手なせいか、最小限にしています。
まあ、私の場合は、表現をもっと磨けと皆さんに言われてますが。

と言ったところでしょうか。ざっと読んだ感想ですが。
私の主観での批評なので、あまりアテにならないかもですが。
やはり他人から見た意見も参考になりますからね。

わたしには書けない世界観だし、可能性を感じるので、頑張って下さい。

以上、フカでした。


追記
住人の皆さん、お久しぶりです。中々来れなくてすみません。
皆さんのご健筆をお祈りします。
0664フカ2018/04/26(木) 14:36:44.74ID:m6qfcSqS
>>657
またまた、批評させていただきます。

内容は漫才みたいで面白いです。
でも、もう少しメリハリや余裕とか、表現に幅があればいいのかなと思いました。

私ならこの内容なら、倍は字数を使いますが。ショートショートが下手な私が言うのも。申し訳ないのですが。
ネタは面白いので引き続き頑張って下さい。

フカより
0665フカ2018/04/26(木) 14:46:25.05ID:m6qfcSqS
>>658
確かに、書き手が頑張って書いた作品よりも、肩の力を抜いた作品の方が、読者も肩の力が抜けるからだと思います。

どういう作品でも、まずは作者が楽しくないと面白い作品にはならないと思います。よく言われている事ですが。

作品は読まれた時点で読者のものなので、あまり人目を気にしない方がいいかもしれません。でも、やはり少しは気にした方がいいのかも?
私もいつも不安ですが、とにかく諦めずに沢山書いていってください。
書いた分だけ経験になりますし、自信も生まれます。
頑張って下さいね。

フカより
0666創る名無しに見る名無し2018/04/27(金) 12:07:56.04ID:/8IiN607
>>663
まず、気になったのは、……と二つ続いている事でした。
大多数は…と一つで表現します。
どうして二つなのかは個性かもしれませんが、この文脈なら、
…と……とを二つ使いこなしてメリハリをつけてはどうでしょう。
毎回間延びするよりも、空気感?を出すなら二つあるいは三つを使いわけたら良いのではないでしょうか。


え……これはわかっててワザと言っているんだよな?
0667創る名無しに見る名無し2018/04/27(金) 20:30:32.55ID:86NLWzbK
>>657
コント風におちゃらけて書いたと作者が言うものを酷評するのもどうかとは思うが、あまり良くはないね。
評判が良いというのは、「ウケた」ということであって作品の質が良いと思われたのではないでしょうね。
需要があって供給があるので、けっして考え抜いた作品が読者に求められるわけではないというのは、
自分の場合も含め、いつも難しい限りです。

まず、こんな短いSSに個人名は必要かと?
欅坂46なのでウケたということなのかな?でもSSに名前なくていいのでは?
「神経が衰弱」するって言葉がすべての発想にしても、文章としてはぜんぜん物足りないです。
もうちょっとひねりが欲しいところw
0668創る名無しに見る名無し2018/04/27(金) 20:39:54.68ID:86NLWzbK
>>663
>まず、気になったのは、……と二つ続いている事でした。
>大多数は…と一つで表現します。

横レスだけど、そんなことはないですよ。そこは問題ないです。
実際に出版されている小説で確認なさってください。
0669フカ2018/04/27(金) 22:19:31.18ID:BOLETiUl
>>668
確かに夢野久作みたいに、二つ使う作家もいますが。
私はこの文章なら、…をいくつか使い分けて書きたいです。個人的な意見ですが。
二つ使う作家は私の知る限りでは、あまり見ないと言うか、読む本にもよるのかもですね。すみません。勉強不足で。
0670創る名無しに見る名無し2018/04/27(金) 22:32:33.95ID:86NLWzbK
>>669
逆に、一つの作品内で、「…」だったり「……」にしたり、
うまく使い分けていれば別だが、下手すると、そのほうが違和感あり。
なので、そこは、どちらかに統一したほうが賢明。

というか、むしろそういう重箱の隅のような些細な点を指摘するんじゃなく、もっと大局に立って違う指摘すべきでしょ?
0671創る名無しに見る名無し2018/04/28(土) 01:51:31.77ID:qELyfyM/
どこかを批評しようと探してみて、他じゃなく「……がおかしい」って真っ先に挙げることが
まあなんていうか、批評する側の文章スキルが低い証拠でもあるな。
0672創る名無しに見る名無し2018/04/28(土) 02:44:18.64ID:qELyfyM/
少し前にも言ってる人がいるが、
創作文芸板のほうは各賞に投稿する人たちのスレも多くて、
それらのプロ作家を目指しているレベルの人たちの作品だけでなく、批評を返してくれる書き込みも、
作家を目指そうとしてるレベルにある人たちのものだろうから、それなりに参考にもなるだろうけど、
一方、この創作発表板は文芸専門でなくて、イラストやネタ書き込みの駄文などのスレが主で、
どうしても批評のいくつかのレスが、文芸板よりのそれよりも落ちている印象は拭えない。
0673創る名無しに見る名無し2018/04/28(土) 03:34:21.24ID:37qicKCw
>>670
…以外にもちゃんと他の点も批評していると思いますが。ちゃんと最後まで読んでますか?
0674創る名無しに見る名無し2018/04/28(土) 03:36:24.29ID:37qicKCw
>>671
……について最初に取り上げようが、他の点についてもきちんと批評してるように見えますけど?
0675創る名無しに見る名無し2018/04/28(土) 03:52:14.22ID:qELyfyM/
地の文が説明になってるとの指摘ですが……、とか、
詩的表現は……、とかは他の人の批評レスをなぞってるだけじゃねえか。
他人のレスに便乗して、何が「私の主観」なのか知らないが、自分の視点で批評する部分を見つけろよ。
それに、そういう時だけフカをならず匿名なのも、やれやれって感じ。
0676フカ2018/04/28(土) 04:12:37.75ID:37qicKCw
>>675
寝ぼけていたので、名前をつけるのをうっかり忘れてしまい、失礼しました。

他の人の意見には、便乗ではなく同意した上で、自分もそう思う、と言いたかったのです。
確かに私は皆さんよりもずっとレベルが低いので、そう思われても仕方ないと思いますが。
違う表現、例えばアナウンサーが朗読している風に感じた、などと言う意見まで、便乗、と言われると、遺憾に思います。
このスレの方々を今まで尊敬していましたが、こう言った悪意を感じざるを得ない書き込みがあると、とても悲しく残念に思います。
0677フカ2018/04/28(土) 04:25:32.55ID:37qicKCw
>>671
なぜ、……について真っ先に目に付いて指摘したのがいけないかがよくわかりません。
何をどうしたら、レベルが低いとのご指摘ですが、もう少し具体的に私のレベルの低さについてご指摘下さい。今後の課題にさせて頂きたいので。
0678フカ2018/04/28(土) 04:30:46.48ID:37qicKCw
>>677
すみません、寝ぼけて文章が乱れてしまいまして、失礼しました。
0679創る名無しに見る名無し2018/04/28(土) 04:49:35.80ID:JuVPKTdM
原稿入力時の約束事と諸注意

○段落の行頭は一字下げる
○……三点リーダーは基本的に2個で1セット。なお「・」(中黒)は使用不可
○読点は「、」 句点は「。」を使用
○セリフをくくるカギカッコの最初の 「 は行頭一字下げない
○「 」カギカッコ内最後の句点は省略する
○空改行は最小限に。改行すべてを1行あける等はやめましょう。
0680フカ2018/04/28(土) 04:56:28.75ID:37qicKCw
ちょっと雑談になりますが。皆さん失礼します。
私の師匠が「書きたいものを書かないと意味がない」と言っていましたが、
同じことをプロのライターさんも同じ意見でした。
師匠はまだ六十代だし、そのライターさんもまだ五十代なので、
戦時中に執筆していた訳ではありません。
なので、言論統制云々は大変失礼な意見だなと思いました。少し前の書き込みでしたが。

確かに、文章を売り物にしていくのなら、読者の事を考えるべきだと思いますが。
師匠はそれだけでは、いつか書けなくなるとか、辛くなるとのお言葉でした。
売れる売れない、受賞するかしないかは、もう実力だけでなく、運がものをいうみたいな事も聞きました。
なので、私はこれからはなるべく自分の書きたいものを書くべきかなと。
もちろん、沢山の人に読まれるのが夢ですから、皆さんのアドバイスはとてもありがたいです。
本当にいつもありがとうございます。
ちょっと意地悪な?書き込みで、気を悪くしてしまい、
もうここにお邪魔するのをやめようかなとも考えましたが。

とりあえず、私はレベルが低いので、皆さんにもっと育てて頂くべきだと
再確認しました。
忙しいのでたまにしか来れないのが、本当に残念ですが。
でも、私の心にはいつも酷評スレの皆さんがいます。
早く皆さんにいいものを書いて褒めて頂きたいと切に願うばかりです。

以上、雑談失礼しました。
みなさん、よい連休をお過ごし下さい。
また、ご健筆をお祈りします。
0681創る名無しに見る名無し2018/04/28(土) 04:57:52.91ID:37qicKCw
>>679
わあ。ご親切にありがとうございます!
0682フカ2018/04/28(土) 05:14:32.31ID:37qicKCw
>>679
ご丁寧にありがとうございます。

私が読んだり書いたりする時は、たいてい三点リーダーは一つないし二つなのですが。寧ろ一つの方が多いです。
二個セットが一般だとは知りませんでした、ら目から鱗です。
でも、二個セットは私にしてみれば、間延びした感じに見えてしまいます。
いわゆる小論文の癖で、…は避けているくらいです。
沈黙を表現するなら、もっと言葉で描写した方がいいかなと。
これも、各々の個性で、いいのでしょうか。
ぜひ、ご教授お願いします。
0683創る名無しに見る名無し2018/04/28(土) 12:35:48.65ID:6oScqIE+
二個セットが多いけど慣習と言えば慣習ですかね。
…の使用はカジュアルな印象にはなりますかね。
0684創る名無しに見る名無し2018/04/28(土) 14:03:18.20ID:itAEyhzv
フカさんはお作法に無頓着なところがありますね。
ここで言うお作法は、小説の表記ルールみたいなもののことね。

三点リーダ「……」やスラッシュ「――」は偶数個使うこと。
鉤括弧「「」は字下げしないこと。
「?」や「!」が文章の途中にある場合は後ろをひとマス開けること。

これらをフカさんは守っていませんね。スラッシュは使ってたかな? 本棚にある小説をいくつか確認すればそうなっているはずです。少数の特定の作家以外は。

お作法を守らないことによるリスクというのは少なからずあると思います。
軽く考えてる人が結構いそう。文頭の字下げもしてないとか。簡単なことなのに。
あ、ちなみに半角スペースだとうまく下がらない時があるから、全角スペースをおすすめします。

>>682
「……」をなるべく使わないという考えはありだと思います。というか、ほとんどの人はそう考えているんじゃないかな。
0685創る名無しに見る名無し2018/04/28(土) 15:00:41.47ID:4jLRCVyB
ちなみに、「目から鱗が落ちる」というのは、新約聖書の記述によるもの。

キリスト教を迫害していたサウロの目が見えなくなったとき、
イエス・キリストがキリスト教徒に語りかけ、サウロを助けるようにとキリスト教徒のアナニヤに指示した。

アナニヤがサウロの上に手を置くと、サウロは目が見えるようになり、
このときサウロは「目から鱗のようなものが落ちた」と言っている。
0686創る名無しに見る名無し2018/05/01(火) 21:02:52.12ID:otdAdVL8
>>676
>例えばアナウンサーが朗読している風に感じた

アナウンサーは口語文ではなく書き原稿を読んでいるので、それは間違いではないよ。
地の文がアナウンサーが読んでるように聞こえたなら、それはそれでいい。

>>680
>私の師匠が「書きたいものを書かないと意味がない」と言っていましたが

仮に、「書きたいものを書けばそれでいい」のなら、「添削してください、批評してください」
っていう意味がなくなる。「それでいいんじゃない?別に好きなように書けば?(下手くそな文章だけど)」で終わってしまう。
なので、「書きたいものを書くのを書くのが大事」なのと「ここはもっとこうしたほうがいい」的なのは別問題ですよ。

誰かに酷評されるたびに、「でも師匠は書きたいものを書けと言った」と言い返すなら、
フカさんは、このスレで批評を求めるのは何のためなのよ?

>三点リーダを二個続けて書くわけ

これは普通、出版社から刊行されている書籍等では、
3点リーダーは2つ続けるのが一般的ですよ。
絶対とは言えませんが、各社の印刷における校正基準が偶数個にすると、そうなっていますので、
なのでむしろ、「…は一つだけのほうがい」と主張されるフカさんは出版印刷物等に関しては間違いです。
0687創る名無しに見る名無し2018/05/02(水) 00:33:45.16ID:8meJ7I+k
とにかく、フカ氏のように知ったかぶって
「…は2個続けて使うもんじゃなく、ひとつがいい!」とか
自信たっぷりに嘘を、どや顔でレスするのだけは勘弁願いたい。
無知なら黙っとけと。
0688創る名無しに見る名無し2018/05/02(水) 02:45:16.42ID:p56hz+7U
まあ三点リーダーは2つが作法だけど、小説に関しては作法なんてあってないようなもんだぞ。会話文に「」を使わなくても問題ないし、なんなら辞書にない好きな言葉を作ったっていいんだし。
君たちはちょっと決まりにこだわりすぎなんだよ。だから批評もつまんない。正しい文章なんてAIでも書けるんだから。
0689創る名無しに見る名無し2018/05/02(水) 03:04:37.89ID:QbOdmbtB
>>686
将来自作が出版されたいと願って投稿してる者たちにとっては
会話文に「」を使わなくても問題ないし……のような、俺がルール的書き込みは全くありがたくない助言だと思うが……w

だから文芸専門板じゃない創作発表板ではダメだと言われるんだろうな。
0690創る名無しに見る名無し2018/05/02(水) 03:12:11.08ID:QbOdmbtB
普通は、会話は「」でくくり、心の声は()でくくる。
他のでもいいが、肝心なのは作品内でそういう暗黙のルールを統一させること。
それらを作者の好きなようにすればいいってものではないからw
読者の混乱を避けるためにも、どんな独創作であろうが、それくらいの基本は最低限守ってもらいたい。ったくw
0691創る名無しに見る名無し2018/05/02(水) 03:20:11.56ID:QbOdmbtB
つか、三点リーダーは二個使うほうが常識とか、会話は「」でくくってくださいとか、
そんな基本をいまさら指摘しなきゃいけないって、どんだけレベル低いスレになったんだか……
0692創る名無しに見る名無し2018/05/02(水) 03:28:03.07ID:QbOdmbtB
ちなみに、状況に合わせて一個や三個ニ使い分けたほうがいいとか言ってる人がいるが
三点リーダーは”かならず”偶数個で使うのが規則です。
将来うまくいって出版のことを考えるならば、”かならず三点リーダーは”偶数個にする癖を身につけましょう!
ナンドモ、イワスナッテw
0693創る名無しに見る名無し2018/05/02(水) 04:06:54.04ID:QbOdmbtB
言い過ぎたかもしれないので、謝っておくね。
知らぬは一生の恥だが、所詮、一時の恥でしかないので
めげずに作品書いて投稿してねw
0694創る名無しに見る名無し2018/05/02(水) 16:38:27.62ID:Rl7SzGvg
別のスレで投稿してコメントが付かなかった作品なのですが
ここで評価を頂いていいですか?
0695創る名無しに見る名無し2018/05/02(水) 16:41:50.29ID:Rl7SzGvg
1/3

 社会なんか下らない奴ばっかりだ。少年の頭には、日頃から社会に対する反抗心があった。その本質は自分の思い通りに社会がご機嫌を取ってくれない幼児の駄々のようなものだったが、彼が自らその事に気付くのはもっと後の事になる。

 小学校の頃は友達がいた。中学校に上がると、毎日繰り返しの日常に飽きて、友達は一人二人と去っていった。イジメのターゲットになりかかった事もあるが、元来図々しい彼は文部科学省に電話を掛けて、大事にした。

 事は少年の計算以上に、容易かった。電話に出た男の職員は親切そうに少年に同情してみせたが、それでも少年は信用できなかったし、言葉の端々に大人への不信の念を露わにした。

 話し始めて20分くらい経った頃だろう、職員は唐突に少年に尋ねた。

『君、作文って得意かな?』
「当たり前です。いい教育を受けていますので」

 何回目かの皮肉だろうか。職員は意に介せず、出来れば手書きで住所氏名も正直に書いてくれれば責任を持って対応すると申し出た。

 その後、イジメの加害者は転校し、少年は腫れ物のように扱われた。しかし、その頃には大人も同級生も信用していなかったので、煩わしい人付き合いが無くて楽だとすら思っていた。
0696創る名無しに見る名無し2018/05/02(水) 16:42:12.59ID:Rl7SzGvg
2/3

 少年は受験勉強すら煩わしかったが、母親がうるさいので、偏差値50の高校を受験した。それでも母親は満足せず、進学校の二次試験ならまだ間に合うと食い下がり、食卓でも言い出した時に、父親が不愉快そうに言った。

「悟の人生だ。好きな所に行かせてやれ」

 その一言で、話は終わった。時折、母親が独り言の体で聞こえよがしに説教を垂れてきたが、少年は完全に無視した。

 高校では、ほとんど何もされなかった。中学校時代の行状が知れ渡り、陰で『官僚』という名前のあだ名がついていた。何故少年が知っているのかと言えば、ヤンキータイプの連中が俺の事を『よ、官僚』と挨拶してきたのだ。

「それでさあ、クラスでイジメやってる奴いるんだけど、ああいうのお前ならどうする?」
「担任絞めたら?」

 基本的に陰キャだと自認している少年は、ヤンキーのしてくる謎の相談が鬱陶しかったが、答えを出さないとしつこいので、適当に答えていた。

 それからしばらくしてヤンキーは染めていた髪を真っ黒にして、廊下を掃除していた。謹慎2週間を食らって、謹慎中は毎朝7時から11時まで学校を掃除するという処分だった。

「官僚、おは!全てうまくいったぜ!」

 満面の笑顔でヤンキーに挨拶された少年は、学校内で強い権力を持っている存在として恐れられた。裏で糸を引いている積りも無かったが、そう見られても仕方のない状況を作り出したのは自分だと、諦めざるを得なかった。
0697創る名無しに見る名無し2018/05/02(水) 16:42:58.35ID:Rl7SzGvg
3/4

 権力。それは人間らしい生き方を否定するものだ。社会は人間の個性を必要としない。だから道徳を作り、法律を定める。文明は自然を克服し、文化は人間を克服する。いつか、社会の授業で先生が言っていた。

 自分とは何だろう。生きている意味とは何だろう。人を殺してはいけない理由とは何か。現実でのつまらない繰り返しに飽きた少年は、難しい話を好んだ。

「官僚は官僚にならなかったら文学者だな」

 謹慎が明けると、ヤンキーは早速金髪になっていた。昼食は自席で食べる派の少年は、昼休みにヤンキーに訪れられると逃げ場所がなかったし、ましてこのバカにビビって逃げ回るのも癪だった。

「なんだよそれ」
「じゃあ、何になるんだよお前。俺はもう学校辞めて親戚の鉄工所手伝うんだけどさ」
「ふーん。頑張って」

 そう言うと、ヤンキーはいきなり真面目な顔をした。

「お前、本当に何になるんだ?」
「何になるって、何」

 少年が聞き返すと、ヤンキーは半分まで食べた焼きそばパンを自分の口に突っ込んで、黒い炭酸飲料で無理やり流し込んだ。

「お前の武器はすげえけど、お前の意思が分かんねえ。少しは自分の為に使っていいと思うぜ」

 それが、ヤンキーとの最後の会話だった。彼は本当に退学して、その後の消息は知れない。
0698創る名無しに見る名無し2018/05/02(水) 16:43:25.37ID:Rl7SzGvg
4/4

 ヤンキーが退学してから、学校で保護者説明が行われ、次の日に生徒総会が行われた。ヤンキーの話には直接触れられなかったが、当事者でない生徒の訴えで発覚したという説明はあった。

 イジメの主犯とされた生徒は転校を希望しており現在は登校していない、当該の教師は給食に入ったなど、意図のよく分からない説明が行われた。そんな事を言えば誰が犯人だったのか分かりそうなものだった。

 他には、「いじめホットライン」のような電話番号が書かれたプリントを配られたりした。終業前のHRでは担任が訓示めいた内容を話したりした。特にある言葉は、少年に向けられたものだった。

「生徒同士でイジメを解決しようとするのは危険で、際限がない。どうせ巻き込むなら、身近な大人を巻き込んで欲しい」

 少年の目をずっと見て言い終えると、先生はようやく全員を解放した。

「超迷惑だよねー、誰かさんのせいで」
「でも他人の為になんかする奴だと思ってなかったけどね」
「超ありえないわ。何したいのか意味不明」

 女子のグループが聞こえよがしに言うが、少年は無視する。頭の良い人は考え分かんないとかなんとか言いながら、女子のグループは帰っていった。
0699創る名無しに見る名無し2018/05/02(水) 16:44:12.59ID:Rl7SzGvg
ナンバリング間違えました。4レスです
評価よろしくお願いします
0700創る名無しに見る名無し2018/05/02(水) 20:37:25.05ID:3fC2zZZP
文章に関しては、まぁ、いいんでない?可もなく不可もなく、ぱぱっと読める文章だと思う。
内容に関しては、続きを読まないと何も言えないかなぁ。ただ、このままずっとこんな感じで続いてくのなら、はっきり言って掌編でもつまんないよ。
いじめってテーマもひねくれた主人公も今じゃ月並みだし、せめて何かひねりのあるオチとか、心にクるような描写がほしいところ。
0701創る名無しに見る名無し2018/05/02(水) 21:14:28.91ID:G6jykc4N
>>700
評価ありがとうございます。
最低限の文章力を付ける事を目指していたので、内容はほぼほぼベーシックなテーマを選びましたが
とりあえずテーマの善し悪しが問題になる程度に仕上がったのはポジティブに考えたいです。

イジメをテーマにした話は確かに多いのですが、内容がつまらないと思わせたのは私の実力不足だと思います。
とりあえず当分は無難で陳腐なテーマを狙って蓄積しながら、自分の考えも磨いていきたいと感じています。

またこちらに投稿した時は、よろしくお願いします。
0702創る名無しに見る名無し2018/05/02(水) 22:33:45.50ID:zExGxzJ+
>>695

>中学校に上がると、毎日繰り返しの日常に飽きて、友達は一人二人と去っていった。

繰り返しの日常に飽きたのは(恐らく)少年なんだろうが、この表記だと友達が中途退学しているように読めるな

>何故少年が知っているのかと言えば、ヤンキータイプの連中が俺の事を『よ、官僚』と挨拶してきたのだ。

「何故知っているのかと言えば」を頭にするなら、結語は「からだ」等が自然
「俺の事を」は不要に思える

全体
複数エピソードの中に、知性の遣り所ない少年の内情が婉曲的に表現されている
これをどう展開させるのか、舵取りを見てみたい気がする

とはいえ、描写の不足も感じた
例えば、少年の行動「文科省の窓口に連絡する」「担任に関するアドバイス」は、
一般的に学生が思いつく範疇を出ておらず、特別、世事に通じているとは思えない
そのため、「お前の武器はすげえ」等とする周囲の評価は、読む側との印象に乖離を起こし、感情移入はスムーズでない

あとは、地の文の設定に緩い所があると思う
例えば冒頭では、

>少年の頭には、日頃から社会に対する反抗心があった。その本質は自分の思い通りに社会がご機嫌を取ってくれない幼児の駄々のようなものだったが、

と、少年を子供と見なす、大人の視点高度が地の文に設定されている
しかし中盤では、

>自分とは何だろう。生きている意味とは何だろう。人を殺してはいけない理由とは何か。現実でのつまらない繰り返しに飽きた少年は、難しい話を好んだ。

と、少年の、高校生としては一般的もしくは未熟とも言える思索を「難しい話」と評価し、地の文の印象が変わる
ここで「その程度が難しい?」と思う読者なら、読む気を削がれている
せめて距離を取った別の書きようがあるはず(哲学的、思弁的、)

それと、

>昼食は自席で食べる派の少年
>電話番号が書かれたプリントを配られたりした

「自席で食べる派」「プリントを配られたりした」、他にも「ヤンキー」等、文章が途中で砕けた調子になる

地の文は、読者に「どういう立場で読めばいいのか」を指定する土台でもある
土台の高度や硬軟がフラフラすると、作中人物をどう見れば良いのか、事件をどのポイントから捉えればいいのか、読む側に足場が出来ず、作品への移入が安定しない

地の文の設定を固めれば安定感が出ると思う
07036952018/05/03(木) 06:41:43.89ID:X6qdPbZp
>>701
なるほど地の文は奥が深いですね
同じ作品の中で地の文の立場が変わると読者がついて行きづらいというのは問題だと思います
言葉選びが一貫性も無く雑というのは気を付けたいところです

内容というか題材については、あまり複雑にすると自分が書き切れないなと考えたので
多少レベルが低くなっても確実に表現できる内容を選びました
文章力が伴うようになったらもっと難しい構造にチャレンジしたいですね

ありがとうございました
0704◆0owanyIGTY 2018/05/04(金) 08:54:28.13ID:EA9vAKKa
酷評よろ
1/3
途中から

みゆきは西側の壁側の席に座っていて、私に手を振っていた。そこにいるのが、すぐにみゆきだとは分からなかった。彼女は、ずいぶん大人っぽくになっていた。
髪型が昔のロングから七三分けのボブになっていた。髪の色も栗色に染めていて、化粧によって高校の時のあどけなく素朴な感じが消失してしまったように思う。
高校生だった彼女の顔色はもともと雪のように白く、ちょっとしたことで頬が紅色になった。化粧によってそれが見れなくなったのは残念なことだった。
「おまえ太ったんじゃないか?」と私は椅子に座る時に挨拶がわりに皮肉った。
「わかる、幸せ太りよ」と彼女が笑ったので、私はムッとした。
「まだ弓道、続けてる?」
「弓道? やってるよ。型を忘れると、私生活の姿勢まで悪くなるからね」とみゆきは言った。
彼女が高校の弓道部だった時分、彼女には超えられない壁があった。皆中がどうしてもできなかったのだ。皆中とは、与えられた四射をすべて的の真ん中に射ることであり、弓道の世界ではとても難儀なことであるという。
弓道のある指導者曰く「一射目は技術で、二射目は体力で、三射目は精神力で中る。最後の矢は人格者でなければ中らない」
「どうしても四回射れないの」
陽子が心技体、充実した三年間を送っていたことを私は誰よりも知ってる。弓道の競技において的を射ることは日常の一つ一つの姿勢が作用するのだとみゆきは教えてくれた。
これは精神論になるけれど、一歩一歩、物事を乗り越えていくためには、自分の人生を賭して、自分という存在と向き合っていかなければならない、そのことを私は彼女から学んだ。
0705創る名無しに見る名無し2018/05/04(金) 09:21:45.45ID:EA9vAKKa
2/3

みゆきとは高校二年の時に同じクラスで、私は陸上部だった。彼女は、三年間、弓道をやり続けたが、私は二年の夏休みに入る前に、陸上部を辞めてしまった。
私は陸上部で孤立していた。いじめにあっていたわけではないが、何となく、部の連中から浮いていて、口を聞かない状態が長らく続いた。大会に行っても、遠征に行っても、私は一人でいた。
何故、孤立したのか、それを考えると心が苦しくなる。孤立していった経緯は、部に入った時に、酷く私を毛嫌いする人間がいて、そいつが部の中心人物であり、それが一つの要因になったのは確かだ。
原因は他にもあった。それは、私が引っ込み思案で物憂い性格であったことが事態を拗らせていた。部の人間に文句の一つでも言ってやれば、こんなに十五ヶ月もぼっちになり続けるようなことはなかったのだと、今は思う。
「物事がうまくいかないのは裕二の私生活の姿勢にある」と、みゆきがよく口にしていた。
みゆきと付き合い始めたのは、私が陸上部を退部した後のことだ。
これにも経緯がある。みゆきと付き合う前に、「ねえ、なんで松木のこと一人にするわけ」と、部の連中に彼女が噛み付いたことがあった。私にとっては余計なことだった。他人に干渉して欲しくはない、デリケートな問題だったのだ。
気づいたら一人だった。陸上部の連中は、私を腫れ物を触るみたいに見ていた。連中からすれば、私の孤立問題は事故のように厄介だったのではないか、と思う。物事の流れがあって連中とは修復不可能になっていたからだ。
「別に一人にしてるわけじゃねえよ。あいつが勝手に孤立してるだけなんじゃね?」と連中の一人がみゆきの問いかけに対して答えた。
みゆきとは、二年に上がった時に、隣の席だったということもあって、気心が知れていた。みゆきが前々から私が陸上部で孤立していることを気にかけてくれていたようだった。
みゆきは振り返って、今度は私のところに来て「あんたさあ、こんなになるまで自分のことほっといて本当にいいの?」と言った。
「おまえ、何余計なことするなよ……」
なんとなくばつが悪くなって発した言葉に彼女は、かなり激しい口調で次のようなことを言った。
「余計なことじゃないでしょ。あんたのそのおどおどとした姿勢が、こういう状況を生んだのよ。ちゃんとしなよ」
真っ直ぐな彼女が真っ直ぐに私の目を見て言った。
自分が孤立していることを放置していたのは自分自身だということを、この時初めて理解させられた。孤立するならするで、その場所では、うまくいかないのだから、スパッと辞めるべきであると、彼女は主張した。
0706創る名無しに見る名無し2018/05/04(金) 09:24:23.35ID:EA9vAKKa
3/3

私は我慢することが美徳であると思っている節があったが、本当はもっと身体ごと連中にぶつかって駄目なら部活を辞める、そういう結論に辿りついたのは、みゆきのお陰だった。
問題があったことから逃げ続けた結果が、一年と三ヶ月の私の無意味な時間だった。
私が陸上部に退部届けを出した高校二年の夏休みに入る前の日に、みゆきに告白された。
「私たちって付き合うことができるよね」
正直なところ、私はみゆきと付き合うことに負い目があった。彼女は弓道でインターハイを控えており、片や、私は陸上部を辞めた。彼女とはレベルが違うような気がしたのだった。
「そんなこと関係ないよ」とみゆきは言った。
「関係なくねーよ。俺なんか話しにならねーだろ」
「あんたが陸上部を辞めたことは、あんたの第一歩だし、私はあなたといることでいろいろなことがうまくいくようにもなったの」
この言葉は、彼女は真っ直ぐな性格を表していた。彼女の告白は、甘い愛の囁きではなかったけれど、本心から私といることを望んでいることがわかった。

「そんなこともあったわね」
みゆきはコップを見つめて揺らしながら言った。カランという氷の音が心地よく鳴り響いていた。
「それで、今幸せか?」
「彼氏はいるけど、たぶん別れると思う」
この言葉を聞いて、正直なところ私は嬉しかった。しかし複雑な感情が渦巻いた。どうして、彼女は男を取っ替え引っ替え変えていくのだろう?
高校生活を通して彼女が人格者であり、そんな彼女がどうして、事男のこととなると変に拘って、付き合っては別れを繰り返すのだろうか?
「おまえさあ、人間なんてそんなに変わんねーんだから、あんまり付き合ったり別れたりしない方がいいぜ」
彼女の態度は間違っている。
「わかってはいるんだけどね、やっぱり裕二でもよかったかなあ」
意地悪そうな顔つきだった。変に微笑を漏らしているのをみて、私は少し腹が立った。
私は感情を押さえつけて、少し気分を変えようと「まあ、いいや。そろそろ注文しようぜ。店員さんもこっちみせるから」と言って、料理をオーダーした。
みゆきはビールを注文して、私にも飲むように勧めてくれたが、私はコーラを頼んだ。
ついこの間まで高校生だった私たちが変化していっている。それもかなり加速して、どんどん移動している。私はみゆきと会話をしながら、陽子とのことを考えた。そしてみゆきと陽子を重ね合わせてみた。みゆきの顔が段々と陽子に見えた瞬間があった。
0708創る名無しに見る名無し2018/05/06(日) 17:01:09.08ID:M1S2Z+El
「私は」を多用し過ぎな気がします。削れるところは削った方がすっきりするかもしれませんね。
0709創る名無しに見る名無し2018/05/06(日) 17:12:09.36ID:lIH4eFL4
自作ボードゲーム市場に詳しい「ペンとサイコロ」というブログの
「ゲムマ2017秋・アンケート結果 第二弾:2016→2017年比較」の記事によると

ゲームマーケットに出品した人の半分が赤字で半分が黒字でちょうど半々だそうだ
50万以上の儲けが5%いるが逆に50万以上赤字なのも5%いる
そして初参加の人の7割が赤字なのに対して、ノウハウありや知名度や固定ファン層が居る
中堅サークル7割が黒字になってる
継続性とブランド力構築と知名度とノウハウなどが大事だという事だと思う
初参加の人は作る個数と需要を見極めてツイッターやユーチューブでの宣伝がカギになる
最初は50個ぐらいをいかに金かけないで作って売るかの勝負になる

これがゲムマ2016・2017年(初の二日開催)の販売数
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/r/roy/20171220/20171220211924.png
これが販売金額
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/r/roy/20171220/20171220212902.png
これがイベントでの利益
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/r/roy/20171220/20171220213109.png
0710創る名無しに見る名無し2018/05/06(日) 20:49:03.53ID:bk+dHTSa
そして誰もいなくなった……
0711創る名無しに見る名無し2018/05/07(月) 20:46:05.52ID:kP/fT0Io
>>704
いきなり「西側の壁側の」と「側」の重複で、描写が下手だなと感じ読み進めたくなくなるw
「そこにいるのが、すぐにみゆきだとわからなかった」のなら「みゆきは手を振っていた」じゃなく
「〜女性が手を振っていた。が、すぐには、その女性がみゆきだとはわからなかった」とでもして
最初に「みゆきは」としないほうが正しいんじゃないか?

すなわちこんな感じで……。
西の壁側の席に座っていた女性が手を振っていた。
そこにいるのが、すぐにみゆきだとは分からなかった。

どうよ?
最初からこうだから、先を読む気が失せるのが残念。
0712創る名無しに見る名無し2018/05/07(月) 21:06:55.86ID:kP/fT0Io
>>703
「おまえ」と言うことから察するに『私』なる人物は男だとは思うが、
この年齢だと、一人称は僕とか俺のほうがよくないか?
それにしても何年ぶりに会ったのかすら書いてないなw
今が何歳なのかなぜ書かない?
「みゆきはビールを注文」するほど、高校生だった当時から時間が経っているのに、
ついこの間?って「ついこの間まで高校生だった私たち」というのも、おかしな表現だと思う。

あと、いきなり出てくる陽子って何者だ?w
なので、「私は彼女から学んだ」っていう彼女のことが陽子なのかみゆきなのか、わかりにくい書き方になっている。
そこは彼女にせず名前にしたほうがよくないか?
とかダメ出ししたくなる部分が多すぎてキリがない。

弓道を、「的を射ていた」という書き方をしなくなったのは上達かなw
0713創る名無しに見る名無し2018/05/07(月) 21:52:21.65ID:kP/fT0Io
>>704-706
にしても、根本的に、この話自体、部分だけであったとしても内容がまったくもって、つまらなさすぎる。
タダでも読んだあと心に何も残らないんだが、金出してこれを買って読みたい者がいると思うか?
もう少し、読者の感情を揺さぶるようなものを書いてよw
0714創る名無しに見る名無し2018/05/07(月) 22:07:15.19ID:kP/fT0Io
これだけの文字数を擁して、この先を読みたいという衝動が全く起こらない内容ってのもどうかと思うぜw
ようは、無駄が多く、説明ばかりに文字を割き過ぎだったりで、ストーリーテリングが下手なんよ。
うまい小説を書ける人はストーリーテリングが巧み。
なにかの賞に投稿するってんなら、その違いがどこにあるのかを、「し」氏は、もういちど考え直すべきだと思うね。
ま、そういうものは持って生まれた才能であって、今更、身につくものでもないかもしれないけど。
0715創る名無しに見る名無し2018/05/08(火) 00:47:46.34ID:VW27v2bt
フカさんのためにも、三点リーダー「…」は偶数個にする理由を書いておこうか。

「…」は文字数一マスぶんだが、印刷媒体によっては全角、半角にされてしまう場合があり、
全角なら三マスでまだいいが、半角の場合、一マス半になり、
その次の文字列から半マスずつズレることになる。
偶数個ならズレないが、奇数だとズレる場合が生じ美しくなくなる。
また校正時のミスにもつながるので、奇数個にメリットはないから、
印刷にまわす原稿として書く作家を目出すのであれば、三点リーダー「…」は偶数個で使うのが基本中の基本と覚えておくのがいいですな。
ダッシュ「―」も同じく偶数個で使います。
携帯やネットで作家気取りな人は間違いやすい”点”だね。
0716創る名無しに見る名無し2018/05/08(火) 01:04:58.35ID:VW27v2bt
>>663フカ
>まず、気になったのは、……と二つ続いている事でした。
>大多数は…と一つで表現します。
>どうして二つなのかは個性かもしれませんが、この文脈なら、
>…と……とを二つ使いこなしてメリハリをつけてはどうでしょう。
>毎回間延びするよりも、空気感?を出すなら二つあるいは三つを使いわけたら良いのではないでしょうか。

>>680フカ
>私の師匠が「書きたいものを書かないと意味がない」と言っていましたが

自作への「ここはこうしたほうがよくないですか?」というような批評には
「でも、書きたいものを書かないと意味がない!」と反論しながら
一方で他人の作品に対しては、延々と、「あそこをこう変えろ。ここはこうしたほうがいい」と
日ごろから矛盾したことをレスしているから、しくじりが生じた気がしますね。
これにめげずにフカさん頑張れ、このスレの中では、大抵はフカさんが一番マシな作品書いてるんだから、と励ましておきます。
0717創る名無しに見る名無し2018/05/08(火) 03:21:28.51ID:VW27v2bt
まあ、他人のありがたい助言を聞こうとしないで嘘ばっかりレス返してくるフカなんかどうでもいいんだけどな。一応w
0718モニ2018/05/08(火) 23:38:51.50ID:hvJMcCrr
やっと短文が書けました。よろしくお願いします。

こんなにはやく書く機会が訪れようとは、思わなかった。
書けないときは、早く書きたいと感じ、悔しがっていた。
怒りっぽくなり、夜中にヘッドホンで音楽を大音量で聞いていたりした。
友人に話し、きを紛らしていた。

 その、どれも解決にならなかった。

 ふっと、その書く許可は訪れた。許可?そう許可だ。
わたしは、自分の行動に枷がはめられているのを知っている。
西遊記の金のリング、そうあれだ。
だから、その許可を待った。許可をだ。

 実際書いてみると、その文字は快感で、踊り、
のたうち回った。
<何を書こう>
そのことを考えているだけで、ホルモンが出た。

 なにも浮かばなかった。実際書こうとすると、
なにも書けなかった。焦り、手が止まった。
書くことに思索を巡らしていなかったので、
あたりまえだった。冷や汗がでた。

 手に任せた。全て手の動きに身をゆだねた。
するとどうだろう。すこし書けたではないか。
するすると、まるで手の中で踊るうなぎのように、
文字が綴られていくではないか。手だ。

 推敲も当然しなくてはならない。だが、
いまの枷があるときは、この手に任せようと
このとき、決意した。こうして大きなものが
私の身体から、うんどこしょと、産まれ始めたのである。

 はあ、苦しかった。もうやだ、こんなの。

○ちょっと久しぶりなので、詩みたいですが、
よろしくお願い致します
0719創る名無しに見る名無し2018/05/09(水) 12:50:39.49ID:9W3Onhba
>>718

順序の転倒あり

>実際書いてみると、その文字は快感で、踊り、
>のたうち回った。

この一文は、本来、後述「産まれ始めたのである。」のうしろに置かれるはずだな
ただ、この順序転倒は、「作者が書くべき対象を記憶の中から取り出してあまり整理せずに書いている息遣い」の表現なのだ、とやや無理矢理に言えなくもない
正してしまうと、何の引っ掛かりもなくなる

>きを紛らしていた。
>はあ、苦しかった。もうやだ、こんなの。

ここも同様
硬い散文の雰囲気が、砕けた調子に急転していて、普通であれば訂正箇所
しかしこの直されていない感触を抜いたら凡庸にもなる
モニ氏の作品には、本人のキャラクターも相まってそう感じさせる、手のつけ難さがあると思う

全体
変則的な筆致に生々しさがあって、ある種楽しいのだが、
言い換えれば、書き方のおかしさで作者を近くに感じさせる点が目を引く、ということでしかない
つまり詩情、エッセイの趣、いずれの点で見てもまだ豊かでないから変わった点に目がいくということであって、
(考察の深さでも論理の飛躍でも何でもいいが)書こうとするものの深度が足りていない
誰にでも書ける感想の表面を変則的にコーティングするのではなく、
作者個人にだからこそ書ける内容だ、という前提を掘り下げる作業が必要では
0720評価よろ2018/05/09(水) 15:07:19.75ID:RHhxGqln
 太陽が真上に差し掛かる頃、飲食店は俄かに活気付く。長蛇の列に嫌気が差した面々はコンビニへと駆け込む。そこでレジ待ちの列に出くわし、腹の足しにならない軽い絶望を味わう。
 昼食を求めるサラリーマンで街はごった返していた。
 その中、二人の若者はカジュアルな格好でのんびりと歩いていた。
 ツーブロックで決めた若者が側頭部の髪を掻き上げる。耳に嵌められた複数のイヤーカフが銀色の光を放つ。
「ヒマだな。ヒマの最上級で超絶にヒマだな」
「まあ、そうだな」
 長髪の男子が素っ気なく答えた。
「マジでヒマ! こんなにヒマなのは生まれて、そうだな、三番目くらいだな」
「一番と二番は?」
「なんだぁ? そんなこと、俺が知るかよ」
 鼻筋に皺を寄せて下顎を迫り出す。
「自分のことがわからないのか?」
「一番だと嘘くさいだろが。二番も誇張に思われる。そうなると三番しかないだろ。お前は全てが知りたいのかよ。俺は女専門だから諦めてくれ、この通り!」
 両手を合わせて頭を下げる。周囲を歩いていたスーツの女性が、そうなんだ、と口にした。
「いやいや、違うから。俺は至ってノーマルだから」
「どこがだよ。その髪型もそうだが、ストレートのサラサラって男としてどうなんだ?」
「由比正雪先生にインスパイアされた結果だ。醤油顔の俺には合っていると思う、どうだろうか」
 顔の角度を微妙に変える。見せられた方はおざなりに手を振った。
「どうもこうもない。俺にアピールしてどうしたいんだよ。まさか俺の大切に取ってある後ろの処女を奪う気なのか!?」
「そこから離れろ! そんな気は毛頭ない!」
「ジョークで時間を潰したが、まだまだヒマ、うわっ」
 突然の風に見舞われた。二人は顔を逸らして遣り過ごす。
「結構な強さだったな。風が硬く感じたぜ」
「風が硬い? その表現はおかしくないか?」
 ストレートの髪に手櫛を入れながら口にする。
 指摘された方は目を剥いた。
「表現の自由だろ! お前の頭はダイヤモンドかよ。そこは柔らかくしておかないと明るい未来はやって来ないぞ」
「悪かった。言われてみれば、そうだな。今後は気を付けるよ」
「ま、わかればいいよ。俺も鬼じゃないからな。にしても昼時はどこも人で一杯だな」
 何気なく店舗に目を向ける。ファーストフード店の自動ドアに宣伝用の紙が貼り付けてあった。
「なあ、期間限定のホットドッグだってよ」
「それが、どうかしたのか」
「試しに買ってみろよ。俺はまだ腹が減ってないんで要らないが」
「要らない物を俺に勧めるのか。まあ、いいが」
 気軽に引き受けて店舗に入っていった。意外と中は空いていて数分で商品を持って出てきた。
「お、それがそうなのか。極太のソーセージがウリらしいな。早く開けてみろよ」
 促されて細長い紙箱を開けた。中にはぎちぎちの状態でホットドッグが収まっていた。
 横手から覗き込んだ姿で小首を傾げる。
「この程度で極太って。宣伝の写真と実物が違い過ぎだろ。これなら俺の息子の方が太いぜ。ま、問題は味だよな。食べた感想をよろしく!」
「食欲が失せるようなことを言って」
「温かい間に食べた方が美味いと思うぞ」
「わかったよ」
 指先で穿り出し、先端に齧り付いた。何回も噛んで味を確かめる。
「どんな味だ」
「しっかりした仕事でガツンとくる」
「その感想は酷いな。ガツンって何だよ。そんな味があるかよ」
「よく耳にする表現の一つじゃないか」
「正しいと思うのなら答えてみろ。ガツン味は何味だよ」
 真顔で訊かれた。即答が出来ず、目を伏せる。
「それはだな。濃い味付けで」
「濃い何味なんだ?」
「それは……わからない。その時々の味による」
「答えになってねーぞ。嫌だねー。大勢がすることを勝手に正しいと思う、その心根。思考停止と同じだね、ホントにヤダヤダ」
 呆れたような表情を目にして怒りがふつふつと湧いてきた。自然と拳を固めた。
 再びの突風が二人に襲い掛かる。
「うわっ、またかよ。風が硬すぎ!」
「そんな言葉、ある訳がない! 表現の自由に逃げるな!」
「今後は気を付けるんじゃねーのかよ!」
「あれは嘘だ! 真に受ける奴が間抜けなんだよ!」
 二人は言い争うことで時間を潰した。
0721モニ2018/05/09(水) 16:11:41.54ID:jVcYCwYO
>719

ありがとうございました。個性的という範疇でしょうか。
また頑張ります。
0722創る名無しに見る名無し2018/05/09(水) 19:24:59.89ID:bjRcc2Zz
>>719
的確さに感動。
支持。
0723創る名無しに見る名無し2018/05/10(木) 20:31:18.17ID:faxVRC2S
>>718
行間を開けて強調するなら、
『その、どれも解決にならなかった。』
よりも、むしろ
『<何を書こう>』の前後の行間を開けたほうが効果的だと思う。
あと、詩にもなってないな。
前述のように、
>実際書いてみると、その文字は快感で、踊り、のたうち回った。
のあとに、
>実際書こうとすると、なにも書けなかった。
は、かなりおかしいね。

ところで、やっと、うんこが出たってオチなのかって思ったが、そうでもないのか?w
もう少しひねってほしかったな。身体から、うんどこしょと……
0724創る名無しに見る名無し2018/05/10(木) 20:48:47.51ID:faxVRC2S
>>720
冒頭の、昼食を求めるサラリーマンでごった返している様子と、
二人の会話になってからのバランスが取れていない。
>長蛇の列に嫌気が差した面々はコンビニへと駆け込む。そこでレジ待ちの列に出くわし、腹の足しにならない軽い絶望を味わう。
ってのはこの内容に必要か?
結局、作者はこの文章(会話)を通じて何が言いたいのかもよくわからん。
0725創る名無しに見る名無し2018/05/11(金) 01:15:01.10ID:QaIo73Oc
ざっとスレを見たけど、評するまでもない下手糞な駄文ばかりだな
過去スレでも、こんなもんなの?
0727創る名無しに見る名無し2018/05/11(金) 18:00:56.04ID:o5KEe2Yi
>>720 

 名前あったほうが分かりやすいと思う。
 あと>>726も指摘してるけど、三人称に統一したほうがいいのでは。
 冒頭は

「 太陽が真上に差し掛かる頃、昼食を求めるサラリーマンで街はごった返していた。
 飲食店は俄かに活気付き、長蛇の列に嫌気が差した面々はコンビニへと駆け込む。
そこでレジ待ちの列に出くわし、腹の足しにならない軽い絶望を味わう者も多い。  
 その街中を、二人の若者はカジュアルな格好でのんびりと歩いていた。」

の方がいいと思う。(軽い絶望、という表現も少し気になるが)

 それと告白断られたみたいな所が少し分かりにくいので、台詞をもっと省略すべきだと思う。
「俺、男に興味ないんだ。ごめん! 諦めてくれ!」
 みたいな感じで。
0728創る名無しに見る名無し2018/05/11(金) 18:25:57.32ID:TzDQotvm
>>720
会話にキレがあって良かったよ
0729創る名無しに見る名無し2018/05/11(金) 20:54:41.81ID:PxTKioey
>>720はワイさん作だよ。今のスレの状態を表現したって言ってた。
人称の揺れ、主語の省略等、批評するがわを試しているようだよ。
0730創る名無しに見る名無し2018/05/11(金) 22:06:33.64ID:Q5M0oben
>>729
ちょっと意味が分かりませんね。
わざと落ち度のある文章を書き込んで、指摘出来なければ笑い者にするつもりなのでしょうか。
人を試す以前に、相手の改善に繋がればいいなとマジメに批評をされている方に敬意を払って下さい。
とお伝え下さい。
0731創る名無しに見る名無し2018/05/11(金) 22:20:14.84ID:amqiTw8C
三点リーダが云々とか、一人称と三人称が云々とか語ってる人たちは常識に囚われすぎていて新しい表現を目指そうという気はないのかな。

私は一週間前に死んだ篠島が歩いていた。

某有名作家の有名な一節だけど、「常識派」の人たちはただ浅い評価を下すのかな。
0732創る名無しに見る名無し2018/05/11(金) 22:44:56.88ID:SJemsxvu
そういう実験小説じみた真似をするのが許されるのは
きちんと小説の決まりを守った上で面白い作品を書いて売れたやつだけじゃねぇかなぁ

そもそもこのスレの三点リーダー云々や一人称と三人称云々は作者の無知やミスから生れたもので
保坂和志みたいに「新しい表現」を求めて意図的に崩したってわけじゃないだろうに
0733創る名無しに見る名無し2018/05/11(金) 22:54:41.60ID:amqiTw8C
でもその人の頭ん中なんて覗けないからね
中原昌也も読んでてぐわんぐわんするけど面白いわけだし
あれが誰かの模倣でも、狙われたものでも、奇をてらって書かれたものでもないことは読めばわかるだろう?
0735創る名無しに見る名無し2018/05/12(土) 16:58:48.19ID:f2xGLEEV
評価おねがいします
https://ncode.syosetu.com/n2810et/1/ 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be20a4887bc3d3353f527d3636c44e3)
0736創る名無しに見る名無し2018/05/12(土) 19:48:21.94ID:gSx59MGv
>>735
「右眼窩は青ざめていた。」
 という表現が間違いではないかと思う。
 眼窩っていうと眼球が入る窪みのことだから、青ざめても見えないかと。
 
 あと「青ざめる」は血の気が引く、という意味だから、
「右目には青あざができていた。」
 と書くのが適切では?
 次の文を読んで、たぶん青あざができたんだろうと思ったけど、違ってたらごめん。
 詩か何かの暗号だったらいい表現になり得る、とは思う。

「コカ・コーラの自販機でコカ・コーラを買った。」
 という文も、気になる人は気になると思う。
0738創る名無しに見る名無し2018/05/12(土) 20:12:51.42ID:gSx59MGv
>>720

 短編じゃなくて長編の冒頭だったら会話が無駄に多いかもしれない。
 でもコメディや、ほのぼのした日常を題材した短編ならこれぐらい会話が多くてもいいと思う。
 少し書き直せば面白くなるはず。
0739創る名無しに見る名無し2018/05/13(日) 10:45:48.73ID:DUex3mOx
>>736
青あざができている、ってことであたってます
評価ありがとうございます さっそく訂正
0740創る名無しに見る名無し2018/05/13(日) 12:45:44.44ID:DitDGZxE
>>735
最後まで通して、慣れているなあ、と思いました。ただ文章がブツ切り過ぎるなあとも。
ーした、ーした、ーだった。
あ、あと離す、が話すになったりはなすになったりしていて落ち着かないかなあ。

で、これがスタート地点なのであればもっと主要人物の動きや考えを描いた方が良いですよ。
鏡子が暴力マシンとしてしか描かれないため、最後まで他人の話に感じられますし。
最後の次はあなたの番、は明確に古いですね。
これはね、怖いというよりむしろ定番で安心しますよ。
ここは違った方が良いですね。コーラにかけて何か言うとかね。
0741創る名無しに見る名無し2018/05/13(日) 13:11:36.17ID:DUex3mOx
>>740
登場人物の考えですか……

うーん、地の分で登場人物に喋らせると
鬱々長々としたものになるんですよね
言い訳じみたことですが
僕自身そういう長ったらしいのは読みたくない

感情を描くよりストーリーを進めたいので
正直いってあまり書きたくないです

でも、やっぱりもう少し書き足すべきなんでしょうか
何はともあれご評価ありがとうございます
0742創る名無しに見る名無し2018/05/13(日) 14:47:09.10ID:DitDGZxE
>>741
まあ、その辺は読者との距離ですよね。
バット持って喧嘩してる女の子って、なかなかね、ホラーの主要人物にはなりませんよ。
何が起こってたって問題ないぐらい強そうだし。
どんな人間なのか想像もしにくいわけですしね。
そこでどんな人間なのかとか、強いけど弱点もあるとか教える必要が出るわけなんですね。
じゃないとね、読者としては最後の一行で怖いな、と思うまではいかないですよ。
どう思わせたいのかってのは、そりゃもう作者さんのお考えあってのことなんですがね。
0743創る名無しに見る名無し2018/05/13(日) 15:33:14.79ID:DUex3mOx
>>742
すみません
これホラー調だけどホラーじゃないんです……

幽霊とかも出さないしどちらとかいうとサスペンス寄りにしたいので、
腕っ節の強い子のほうが作中じゃよく動いてくれるかなぁと思ってこんな設定にした次第です……
0744創る名無しに見る名無し2018/05/13(日) 17:49:16.24ID:6PAoOREl
>>743
うんうん。いいじゃないですか。

まずは一話という入り口ですからね。
次の話に引っ張る要素に照準を合わせると良いと思いました。
そんなところです。
0745創る名無しに見る名無し2018/05/14(月) 20:19:18.56ID:K/y12H52
>>731
三点リーダ、一人称三人称の基本と
『私は一週間前に死んだ篠島が歩いていた。 』の叙述とでは全く別問題だろw
それがわかってないなら小説を書くレベルじゃないよ、あんた。
0746創る名無しに見る名無し2018/05/14(月) 20:27:37.72ID:K/y12H52
>>731はまたどうせまたあいつだろ。
小説に起承転結は必要ないんだとか、人称なんかどうでもいいとか言い張ってた人。
いつもこいつはこうだ。ライバルを蹴落とそうとして、わざと間違った方向に導こうとしてんじゃね?
マジで言ってるなら痛い奴だ。
0747創る名無しに見る名無し2018/05/14(月) 21:00:51.21ID:K/y12H52
>>735
星野夢路さんか。過去スレで見かけたことあり。以前も上手い人だったが、今回も悪くない。
……が、ちょっとありきたりな話かな?とは思うが。
細かな点では、まず、『コカ・コーラの自販機でコカ・コーラを買った』は他の人も指摘してるので繰り返す気もないが、
問題は、『買った』という一人称的な書き方で始まっているのに、その買った人物が金田鏡子だという三人称なのがマズい。
『ガシャン。静寂を破り真夜中に響きわたる。〜自販機でコーラを買う金田鏡子を寂しげな電灯が照らし出している。』あたりのほうがいいだろう。
『青ざめる』の使用が間違ってるのも前述の通り。
『なかなかひどい人生』という『なかなか』はちょっと違和感のあるおかしな表現ではないかな?。
星野夢路さんの書くものは上手い語り口なので、次回にも期待。
なんとなく、まとまりすぎな感じもあっておとなしいので、この手の話だと、もう少しゾワッとする奇妙な展開でもいいし、
他にないようなオリジナリティーが欲しいかな。
0748創る名無しに見る名無し2018/05/14(月) 22:06:55.26ID:K/y12H52
ちなみに、鏡像たち、その「2」まで読んだけど、
フィリップ・k・ディックは特に伏線になってもないようなので、そういう部分は要らないかなと思うが、
そういうのを割り引いても、このスレの中だと他の人より巧いと思う。繰り返しになるが、次回作にも期待。
前から思うことだけど、星野夢路さんには、本格的な推理ミステリを読ませてほしいところ。
0749創る名無しに見る名無し2018/05/15(火) 03:14:00.98ID:TUCpWUR6
登場人物がリストカットしたり、メンヘラばかりで萎えるけどな。
0750創る名無しに見る名無し2018/05/15(火) 17:06:26.53ID:7yzhRcao
>>744
たしかに一話でどういう話なのか明確にすべきでした…… 気をつけます
評価ありがとうございます

>>748
0751創る名無しに見る名無し2018/05/15(火) 17:14:36.64ID:7yzhRcao
>>747
色々おかしな点の指摘、ありがとうございます
さっそく修正させていただきました
評価ありがとうございます 精進します
>>748
ディックに関しては、伏線というか宣言みたいな感じです
「あーいう小説を書くんだ」って感じの……
どんなものを書くか明確にしておかないとストーリーラインがあっちにいったりこっちにいったりしそうなので
0752創る名無しに見る名無し2018/05/15(火) 17:19:06.05ID:7yzhRcao
>>749
全くおっしゃる通りです

陰鬱な描写は必要以上にしないよう気をつけてはいるのですが……
意識しても 文章の思わぬところで自分のネクラな性格がにじみ出てしまいます……
0754創る名無しに見る名無し2018/05/17(木) 11:37:42.67ID:ewEhnY/R
評価してください
1/2

髭を剃る時に、哲郎が鏡で自分の顔を見ていると、最近、老いを実感することがよくあっる。髭にしても鼻毛にしても色素の無い白毛が生えているのを発見すると、それを掌に置いて、哲郎はマジマジと眺めてみる。
まっすぐで硬い歯ブラシの毛先のような白い鼻毛を見て、いよいよ自分の人生が折返し地点に差し掛かってきたのだ、と哲郎は思う。
昨日まで夏の若葉のように生い茂った青年期を生きていた哲郎は、まだ若いつもりでいたが、会社の若い連中と喫煙所で話しをしていて話しが噛み合わなかったり、
職場の飲み会の後のカラオケで、レパートリーが古い、というようなことをボソッと二十七の後輩に言われて初めて自分が中年であるということに気づかされる。
ひと回り違う人間のことを「若いやつら」と一括りにして言っていることに哲郎は気づいていない。今年度の年明けに哲郎は四十代に突入し「不惑の歳」を迎える。今年、哲郎の父親も六十五の再雇用をも終えるのだから、自分もそんなに若くはない、と実感する哲郎の今日この頃である。
「どうしても来れないか?」
大学の同級生である明善から六月の終わりにバーベキューに誘われていたのだが、休日出勤を理由に断りを入れた二時間後に、明善からラインメッセージが入った。
哲郎が断りを入れたのは、バーベキューに参加する四人の同級生だった連中の内、二名が奥さんと子供を連れてくるからだった。
正直なところ独身である哲郎は、この集まりに参加することを嫌がったのだった。奥さん連中の眼を気にしながら場の集まりに身持ちの悪い自分がいることを想像しただけで嫌になった。
半分は拗ねた気持ちもあった。哲郎にとって社会は自分を置き去りにして回っていた。この先、老齢の両親とこの家で生きていくのかと思うと不安もあった。
世間では結婚をして、子供が生まれ、マイホームとワンボックスの車を購入し、よく話題が子供の話しに至る、そういう連中とは別の世界にいる哲郎は年々、優しさを失って、乾いた人生を送っているような心持ちだった。
「こればっかりは順番だから、時期がくれば哲郎にもちゃんと相手がくるで」
今年九十二になる哲郎のおばあちゃんは時々、哲郎に諭すように云う。両親に同じことを云われたら、たぶん哲郎は腹立たしい気持ちになるだろう。
同じことをばあちゃんが口にすると自然とそういうものか、と哲郎は真面目に受け取れた。別に結婚なんかしなくたって哲郎はいい、と考えていた。結婚なんかしなくてもいいが、結婚していない自分を周りの人間との関わりによって気づかされるのが嫌だった。
0755創る名無しに見る名無し2018/05/17(木) 11:38:07.68ID:ewEhnY/R
2/2

「人はな、順番に生まれて、順番に死んでいくんやさ」とおばあちゃんは云う。順番に生まれて、順番に死んでいく、仏様はちゃんと見ていて、その人に合った時期に必要なことが訪れる、という思想が哲郎の祖母には昔からあった。
おばあちゃんは浄土真宗の大谷派のお寺の檀家であった。哲郎は少なからずおばあちゃんの思想の影響を子供の頃から受けていた。
「必要な時に必要な分だけのことが訪れるんやから、阿弥陀様が来るまでは、あれ来たなそれ来たなということを思ってお念仏を一日一回は唱えなあかんよ」
そういう考え方を他力本願ということを哲郎は、大学の時に知った。よく法事の時に法主さんが「他力」の話しをしていた記憶があるが内容を考えたことは、それまで一度もなかった。
おばあちゃんの考え方の根底に親鸞さんとか蓮如上人の思想が脈々と受け継がれていることに感動したことを哲郎は覚えている。
それから「ありのままの自分を生きる」とか「時期が来れば自然と必要なことが必要な分訪れる」とかいう考え方を哲郎も不思議と信仰するようになった。
飛騨の古川市から静岡に両親が祖父母を呼び寄せた時には、祖母もまだ六十歳を超えたばかりで、祖母と哲郎の父親が建てた一軒家に暮らすようになって、おばあちゃんが良いタイミングで美味しいものを出してくれたり、
戦争の話しをしてくれたり、不思議と哲郎が必要としてるものを提供してくれたり、物事の解決の糸口を示して来れたことで、哲郎は尚更、祖母のことを不可思議如來光や救世観音のようなイメージ抱いて見てきたのだった。
0756創る名無しに見る名無し2018/05/17(木) 20:47:25.36ID:/0FCfJNA
>>754
『よくあっる』は打ち間違いかな?w そういう些細なところは別にしても、
>髭を剃る時に、哲郎が鏡で自分の顔を見ていると、最近、……
の最初から、文章の順がおかしく読みづらい?
『最近、哲郎が髭を剃る時に鏡で自分の顔を見ていると……』のほうがまだ順としていいだろう。
これなんかも口語で文章を考えるから、『髭を剃る時に、哲郎が……』と、頭に浮かんだ言葉から書き込んでいきやすいが、
もう少し文語で考えて、文法を少しはマシにしたほうが読者は読みやすくなると思われ。

>哲郎はマジマジと眺めてみる。
これなんかでも、眺めてみるは一人称的な、自分が行ってるかのような書き方なので、
ここは、『眺めた』とかにして、客観的に捉えた書き方にしたほうが良い。
全体的に、そういう一人称と三人称的の表現が混ざり合って、その結果、違和感のある文体なのが、気になる。
そもそも一人称でのナレーションっぽくて、『哲郎は』を『僕は』に置き換えて”自分語り”にしても成り立ってしまうのが、
三人称での書き方としてうまくいってない証拠。
なので、この内容だと、むしろ哲郎の一人称で書いたほうがよくないか?とさえ思う次第。 

『気づかされる。』 のすぐあとに『気づいていない。』も流れとして変な書き方だと思う。
『今年度の年明けに』としながら、そのすぐあとで『今年、』は重複で、余計。

先に書いた、哲郎の告白ナレーションすぎるという意味も含めて、
全体的に説明的過ぎで、小説ってのは”説明文”にするんじゃなく、”描写”すべきだと思います。

作品内容については中途みたいなので、評価は避けます。
0757創る名無しに見る名無し2018/05/17(木) 22:17:11.20ID:/0FCfJNA
>>755
>戦争の話しをしてくれたり、不思議と哲郎が必要としてるものを提供してくれたり、

蛇足ながら、こういう『くれたり』の繰り返しも、悪いというわけではないんだけど、
話し言葉っぽくて、書き言葉にするにはちょっと下手に見えてしまい、
自分が執筆するときには避け、もっと洗練させた文章を目指しますね。

書き上げた後、時間を置いて何度も読み返してみて、言葉の並び順とか余計な言葉を省いたりもし、
話のリズムというか、流れを良くして、いっそう洗練させるとグンといい文章になると思いますよ。
0758お願いします2018/05/18(金) 00:00:47.68ID:9ryc/FSl
 私は、ずっと死を恐れていた。それから完全に逃げることなんて出来っこない。そんなの分かってる。でも、出来る限り遠ざけたいと願い続けた。
 初めて死の恐怖に囚われるようになったのは、10年も前の中学生の時。幼馴染が白血病で亡くなったことが切っ掛けだった。
 あの時、私は死というものをハッキリと実感した。

 当時一番仲の良かった友人だったから、彼女の入院生活が始まると、私は学校帰りに見舞いにと、病院に足を運んだものだった。
 最初は良かった。幼馴染は、健康体との違いが傍目からは分からないくらいだったから。
 他愛無い雑談を交わしては、決まって最後に『早く良くなってね』『うん』と言葉を交わして病院から帰ったものだ。
 でも、そんな穏やかな気分でいられる見舞いはすぐに終わりを告げた。
 投薬の影響で、彼女の艶やかな長い髪が失われた。ニット帽をかぶって――『髪の毛抜けちゃった』と、苦笑いを浮かべる幼馴染の表情は余りに痛々しかった。
 急に嘔気を訴えたかと思うと、げー、げーと嘔吐することもあったし、『痛い、痛い!』 と、泣きながら叫んでいる姿すら見かけたことがあった。
 彼女の闘病生活が、とてつもなく辛いものであることは容易に察せられた。
 幼馴染のそんな姿を見るのが嫌で、毎日病院に見舞いにはいかなくなった。でも、数日いかないでいると何だか後ろめたくなって、それでまた彼女の病室を訪ねる。その繰り返しであった。

 そんな見舞いの中で、一つ不思議なことがあった。
 幼馴染はよっぽど苦しい時を除き、大体穏やかな笑みを浮かべていたのだ。
 私には分からなかった。どうして、素人目から見ても死の淵に近づくばかりの日々で、そんな顔を浮かべられるのか。
 私の記憶の中で、彼女が一番穏やかに笑んでいたのは、彼女が亡くなる一月前のことだ。その時交わした会話は、余りに印象深かったので今でも覚えている。
 ――『私、もうすぐ死んじゃうんだね』
 彼女が、直訪れる『死』に触れたのは、それが初めてだった。なので、私は大いに狼狽した。
 だって、それが遠からず訪れる未来であることは分かっていたが、互いに口にするのを避け続けてきた話題だったからだ。
『ねえ、生まれ変わりってあると思う?』
 私は何とも答えられなかった。肯定であれ否定であれ、軽々しく口にするのは余りに憚られたから。
 押し黙る私のことを気にも留めずに、彼女は穏やかな声で続けた。
『私はあると信じているの。だから、私は死んじゃってもさ……生まれ変わって、またちーちゃんに会いに行くね』
 その穏やかな声に、私は嘘を感じなかった。だから、一層悲しくなった。
 普通なら到底信じられないことを信じでもしないと、彼女は心の平穏を保つことすら出来ないのだと、そう思ったから。

 幼馴染の死は、私の中に拭いようのない死の恐怖を植え付けた。
 それからというもの、私は人一倍健康に気を遣うようになった。逃げ切れはしない。だけど、出来る限り長く逃げていたい。その一心で。
 でも、臆病者ほど流れ弾に当たる、それと同じことなのか。私は二十半ば前で、死病に囚われた。奇しくも、幼馴染と同じ白血病だった。
 泣いた。喚いた。眠れない夜の度に、幼馴染の死に様がまざまざと思い起こされて、気が狂わんばかりであった。
 ――どうして? どうして? 嫌だ! 嫌だ! 死にたく……ない。
 まるで幼子のように泣きじゃくる日々。幼馴染の、あの穏やかな死に様とは真反対であった。
 そんな折のこと、トントンと控えめなノックの音が私の病室に響いた。
 私は訝しんだ。先生や看護師の診察の時間でもなければ、食事時でもない。中途半端な時間。
 見舞いには誰も来なくなって久しい。泣き喚く病人の見舞いなど、誰も来たがらないのは当然のことであった。
 私は黙ったまま病室の扉を凝視した。ほどなくして、扉が開かれる。私は目を見開いた。
「あ、あれ? ご、ごめんなさい。病室を間違えちゃったみたいで」
 鈴を転がしたような声音。その来訪者は女の子だった。黒く艶やかな長い髪をした女の子。年の頃は九歳くらいに見える。とても既視感のある容姿だった。
「本当にごめんなさい」
 ぺこぺこと二度頭を下げた女の子は、そっと扉を閉めた。私は閉められた扉の方に向かって、小さく囁きかける。
「じゃあね」
 ありがとう、会いに来てくれて。私は感謝する。そして勝手に約束を取り付けた。
(今度は私から会いに行くね。じゃあね、また……)

 この病室に入ってから初めて、私は穏やかな笑みを浮かべられた。
0759創る名無しに見る名無し2018/05/18(金) 00:52:44.11ID:84BoKC1p
>>758
まず、『私』が女性なのか男性なのかがなかなか、はっきりしないので、途中まで読み進めながらそれが気になってしょうがない。
ちーちゃんというから女性かな?
少女は、幼馴染の霊とか迎えに来た死神の類で「本当にあった怖い話」系になるのか、そうでもないのかも気になるが……、
ま、それは、どっちでもいいのだけど、
とりあえず、こういう話を語るときにうまくいく方法を一つ教えます。
読者(利き手)とキャッチボールをするように書く順番を決めて進めるんです。
『私は、ずっと死を恐れていた。』というところまで読むと読者は頭の中で「死を恐れるのはなんで?」と問いかけるものです。
そのあとに、死を恐れる理由としての回答を書けばいいんです。
すると読者は「そういう理由か?で?」と読み進めることになります。
でも、『それから完全に逃げることなんて出来っこない。そんなの分かってる。でも、出来る限り遠ざけたい』と、初っ端から私の独り言が続くと、
読者は回答をすぐに得られずに「なんで?なんで?」ばかりが続き、そうやって語り手の回答を伸ばし伸ばしにしてしまうと、
どうしても、「序盤が長いや、なかなか本題に入らないな」と、読者は読み進めるのが億劫になりがちです。

で、もう少し構成をいじって、『私は、ずっと死を恐れていました。』(死を恐れるのはなんで?) ※()は読者の心の声です。
『今から10年前の中学生のときです。仲良しだった幼馴染が亡くなったことが切っ掛けでした』(なるほど、で、その幼馴染はどうして死んだの?)
『死因は白血病で……』(うわっ、それはかわいそうに……)
と、そういう語り手と読者のキャッチボールでのいい流れができていくと、読者は先が知りたくなり、先を読むのが苦にならなくなります。
読者を話に感情移入させて行く技法のひとつなので、それが絶対的な正解というわけではないですけど、
そういうやり方で構成していくのも一つの手だと、一考されればどうでしょうか?
何が言いたいか言ってることが伝わればいいのですが……
0760創る名無しに見る名無し2018/05/18(金) 01:15:36.50ID:84BoKC1p
>>758
ようするに話全体のバランスなんです。
話の落としどころがそれなら、やけに前半の幼馴染の死から自分が病気になるまで持っていくパートが長いんです。
逆に、結があっさりし過ぎで、これだと、読者の何人かは、「なんだそういうオチ」と、読んでいた想いとズレが生じて、
作者の思惑ほどには心が動かされません。

自分なら、『起』で、”私”が病室で少女と出会った話から始めて、
そんな私は「死が怖い」→『承』実はそれは幼馴染との死別の体験からくるものでもあり、とそのことを語り、
『転』で、再び病室に来た少女との会話にし、
少女の……、例えば癖、口癖で決まり文句が同じとかで、そういえば幼馴染も同じ癖があったとかで、幼馴染が「生まれ変わって会いに行く」と言ってたことと何らかのリンクすることを見つけていき、
『結』で、もしかしたらと思うようになり、
--この病室に入ってから初めて、私は穏やかな笑みを浮かべられた。--
と締めれば、読者の心を動かせる話のバランスになるのではないでしょうか?
0762創る名無しに見る名無し2018/05/19(土) 16:59:06.22ID:HjhjAaSO
>>758
 短編なので話の内容は少し薄いかもしれないが、結構いいと思った。
 文字数に制限をかけないのであれば、なぜ主人公が病室に入ってきた女の子を
幼馴染と思った(あるいは思うことにした?)のか、心理描写を少し入れたら
もっとよくなると思う。
 生まれ変わりとか、オカルトとか信じない人がラストを読んだら
「そんなわけないじゃん」と感じるだろうし。
 もしくは、小説の中にさりげなく答えを入れつつ、読者に考えさせるような
描写にすれば、もっとよくなるかと。

 あえて欠点を言うとすれば、主人公の性別がわからないかも。(女かと思ったが)
 すぐに性別がはっきりしないのは他の小説でも割とあるけど、気になるなら
直したほうがいいかも。
 あと「――『髪の毛抜けちゃった』」の『』はなくても幼馴染の台詞だとわかるの
で、消してもいいと思う。

「――『私、もうすぐ死んじゃうんだね』」も気になったけど、
その後も「――」が使われているので、このままの方がいいかなと。
 もし直すのであれば、この台詞の前の「――」を消すのもありなんだけど、
あとは作者の考え次第だと思うよ。
0764創る名無しに見る名無し2018/05/19(土) 21:30:50.71ID:rtm6Rt9t
>>762
ありがとうございます
すごいですね。文字数に制限があった中で書いたのが分かったのですか?
どう読み取って分かったのだろう? 不思議です
お題に沿った1レス以内の即興文でした。文字数的にはこれで限界ですね
ご意見参考にします

>>763
白血病とは決まってませんでしたが、
主人公が死病にかかっていて最後に亡くなるのが、お題の一つだったので
0765創る名無しに見る名無し2018/05/19(土) 21:41:23.06ID:Rj/R+934
>>764
ボンベイブラッドで交通事故におびえているとかにすればいいのに
0766創る名無しに見る名無し2018/05/21(月) 05:49:18.34ID:tRZnwP6O
知り合いから教えてもらったパソコン一台でお金持ちになれるやり方
参考までに書いておきます
グーグルで検索するといいかも『ネットで稼ぐ方法 モニアレフヌノ』

1LSSR
0767創る名無しに見る名無し2018/05/21(月) 20:49:26.43ID:0U9mQ76Y
>>766
お前、そのうち逮捕されるだろう。
0769創る名無しに見る名無し2018/05/22(火) 08:19:40.18ID:DasJVik3
決して傑作ではないが「し」のサンドイッチ小説はなぜか忘れられない
0770創る名無しに見る名無し2018/05/22(火) 08:25:08.51ID:FDs0BpWy
>>769
何度も読まされたからね
0772創る名無しに見る名無し2018/05/23(水) 18:14:53.99ID:pLObyfSt
>>771

不用心な語の選択が目につくが、単純な誤記にしか見えない場所は省く

>妻の、人外のものでも見るかのような視線に耐えられず、私は言い訳するように言った。

一文の中で直喩(「ような」「ように」)が連続していてうるさい
比喩は、作者のイメージを読者に送り込み、作品に没入させる道具だが、
語り下手と見える用法をされると逆に読者を白けさせる
評論家界隈では、工夫の見られない直喩は使っているだけで減点対象、とまで断じられている
その是非はともかく注意を払って損はない

>喉元過ぎれば熱さを忘れる、そんな言葉がある。(中略)その無力感への抵抗が無関心という態度なのかもしれない。
>「気のせい」で二足歩行を捨てるほど、人間の尊厳は軽くはない。(中略)全くもって無関心を決め込められる私の腰痛が、何だか気の毒に思えた。

この二つは無用に長い
こうまでしてテンポを殺すことに意味はあるのか

>なにしろ「気のせい」から、腰痛の上級種「ヘルニア」に進化したのである。上出来といわざるを得ないだろう。

個人的に一番楽しかった部分

全体
自虐的なユーモアの発光を感じた
以前より会話が生きたものになった

気になったのは、ところどころで起こる語りの転調
つまり、

>ひとの「痛み」に対しこうも冷淡でいられるのか

上記一文に関連して差し込まれる、論考じみた筆致形式の文量が多く、
読者の読みのモードが硬軟と切り替えさせられる、その不親切を感じた
作者の筆が乗ったのかもしれないが、こうした「脱線」は言い方を変えれば自己満足の類であって、展開のリズムを殺す上、別種の楽しみ方がミックスされて話を無用に分化させる
習作だとしても、読者に見せる前に枝打ちする癖があっていいだろう

ただ粗さの中に、あちらこちらと枝を伸ばしている勢いがある
勢いを保って得意な筆致形式を模索しつつ、語りを戦略的に構築するといい
0773創る名無しに見る名無し2018/05/23(水) 18:45:13.79ID:mVjiA4TK
>>764
ID違うかもしれないけど、762です。

文字数のことは確信してたわけではなかった。
遠まわしな言い方になるけど、
ゲーム慣れしてる人が縛りプレイしてるように見えたから、なんとなく。
(悪い意味ではないよ)

こちらもおかげで勉強になった。
ありがとうございました。
0774創る名無しに見る名無し2018/05/23(水) 20:33:53.10ID:mVjiA4TK
>>771

  二話の冒頭は確かに長いと思う。
 明らかに人が見て面白いと思う場面で、主人公がシリアスな顔して語りだしたら
ウケるから、文章を少し削って面白い様子を書いたらいいかもしれない。
 
 あと腰痛のネタは万人ウケしない気がする。
 主人公はすごく痛がってるし、酷い腰痛経験したことのある人は、読むのを
避けるんじゃないかと。
 でもラストの妻は面白かった。
0775創る名無しに見る名無し2018/05/24(木) 15:26:54.83ID:ZpngKm3f
>>772
お久しぶりです。相変わらず鋭い指摘。
唸りました。
テンポに関しては、一気に流れてしまうのを懸念してスローダウンする部分を実験的に設けてみました。
冒頭のテンポの悪さ。2章の頭の屁理屈的論証。
結果、概ね不評でした。

「ような」「ように」の重複は確かに稚拙でした。このスレでよく見かける「安易な直喩はそれだけで減点」というのを忘れていました。
気をつけねば。

「医師」と「私」の言い合いは、某スレで行われた「レスバトル」にヒントを得ました。
誰かが、5ちゃんねる的レスバトルは創作に使えるかもとかなんとか言っているのを見て、意識して取り入れてみました。
読み返してみると、もう少し応酬があっても面白かったかもしれません。
あげ足をとったり、皮肉を言ったり、必死に論理的に繕ったり。大の大人の言い合いってのは側から見るとなかなか面白い。

荒らしも少ない、割と理性的に保たれている、指摘の質が高い、このスレを利用しないのはもったいないような気がしますね。

毎度、ありがとうございます。
指摘、血肉に変えさせていただきます。

ありがとうございました!
0776創る名無しに見る名無し2018/05/24(木) 15:35:07.68ID:ZpngKm3f
>>774
読んでいただき、ありがとうございました。

いや、本当に二話の冒頭は不評ですね。
不評を知ることも大切な成長の機会。
教えてくださってありがとうございます。

人によって「面白い」と言っていただける部分が違うのもまた、面白く思います。
個人的には
>肯定の返事と捉えて良いのだろうか。「チッ」という舌打ちが確かに聞こえた。

という部分が好きですが、無反応でした。

なかなか難しいものですね。

ありがとうございました!
0777創る名無しに見る名無し2018/05/25(金) 18:41:44.38ID:sPsAbhZH
ここにレスしている皆さんは、何回も読み返してる小説ってありますか?
自分の周りには小説読む人が殆どいなくて……。
スレ違いかもしれないけど、ここの人なら面白いの知ってるんじゃないかと思います。
良ければ教えて下さい。
0778創る名無しに見る名無し2018/05/25(金) 20:19:24.35ID:xGIo2zam
「し」は天才で才能の塊なので「し」の投稿作品を読むことをおすすめ
0779創る名無しに見る名無し2018/05/25(金) 20:31:45.25ID:xGIo2zam
やはり「し」の文才はすごい評判だな
0781創る名無しに見る名無し2018/05/26(土) 02:03:04.99ID:AISirfhL
>>777
夏目漱石『こころ』
小野不由美『十二国記』シリーズ
0782創る名無しに見る名無し2018/05/26(土) 02:11:13.87ID:AISirfhL
……有名すぎるか
マイナーな作品から、城平京『名探偵に薔薇を』
そこまでマイナーじゃないかもだけど、誉田哲也『武士道』シリーズ
ラノベからは野村美月『文学少女』シリーズ、支倉凍砂『狼と香辛料』シリーズ

ああ、あと有名だけど森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』と、奈須きのこ『空の境界』

ここらへんで読んだことのないの読んでみては如何でしょう
0783創る名無しに見る名無し2018/05/27(日) 06:03:39.24ID:o0kHpLBV
批評してください
1/2

陽子と初めて出会ったのが大学の入学式の日である四月一日。それから一ヶ月ほど経って付き合い始めたのだが、遡ること、今から数えておよそ半年前の一月二十五日まで私には別の彼女がいた。陽子は人生で二人目の彼女である。
高校生の時から2年弱付き合っていたみゆきという子である。
「わたし裕二君のこと、すごく理解しているし愛してもいるよ。だけどね、最近思うの。裕二君はわたしの唯一人の存在なのかなって」みゆきがこう切り出すまでに時間が掛かった。
その日は会った時から何か様子が変だと感じてはいた。彼女は普段、髪を縛っていることが多い。しかし、その日は、髪の毛をおろしていた。後から考えると、彼女は禊をしにきたようなのではないかと思えた。
あの日は、高校三年の最終学期の登校日であった。空は薄雲っていて世界がまるで眉間に皺をよせているかのような天候だった。
確かに愛している(愛していた、が正解か)。but〜しかし、あなたは私の唯一の存在であるか、わからない。
「別れたいってこと?」彼女のボカしたような言い方に私は少し腹を立てて言った。
「ごめんね。女の子はね、限られた時間の中で生きてるの。だからわかって欲しい」とみゆきは相変わらずはっきりとは云わずに、重要なことは察して欲しい、という感じで狡く話を引き延ばしていた。
「好きな人ができた?」
「うーん、気になる人はいる……だけど、その人が本物かどうかわからない」
彼女の云わんとしていることは何となくわかったが、私は納得いかなかった。
「別の人と付き合いたいなら、何で俺と付き合ったの?」私は皮肉にならい皮肉を、いくぶん子供っぽい言い方で言葉にした。
恋愛にも段階があって、始まりと終わりだけではない。紆余曲折ありながら、私たちは、ようやく結びつきを感じられるところまできていた。
0784創る名無しに見る名無し2018/05/27(日) 06:04:53.61ID:o0kHpLBV
2/2

みゆきとは昨年の十一月に始めて交わった。最近、セックスがとてもいいものになってきていた。一回二回、うまくいったことで私は彼女のことを愛し始めていた。それは彼女もわかっている筈だ。
……急ブレーキ。まさに急ブレーキだ。
「どうして、俺と付き合ったの?」私は憎しみを込めて繰り返した。
「裕二君のこと、好きは好きよ。最近、特に良くなってきたし……」
ほら、みゆきだってわかってるじゃないか?
「俺たちって途中だよな」
「わかって欲しい」
「何が嫌なの?」
「嫌とかじゃなくて、時期がきたって考えて欲しい」
彼女は、それ以上無駄なことは言わなかった。
つまりはこういうことだ。私はみゆきにとって、期間限定のお試し品だったわけだ。彼女は期間を定めて私と付き合っていた。卒業まで付き合って別れよう、って心に決めていたのだ。
正直、陽子と付き合い始めてからも、まだ私はみゆきとのことを引きずっていた。途中なのだ。走り出したところで急ブレーキがかかったのだ。
私は掃除機をとめて我に返った。部屋はすっかり綺麗になっていた。ドラム缶式洗濯機は、いつのまにか止まっていた。衣類を乾燥中の音は鳴り止んで、
雨音だけが取り残されたようにサーッと耳に響いていた。 私はこの静かな音に耐えられなくなって、テレビを点けた。今度はテレビタレントの声に耳を傾けて、また別の回想をし始めた。
0785創る名無しに見る名無し2018/05/28(月) 08:37:34.43ID:b1ayH5qo
>陽子と初めて出会ったのが大学の入学式の日である四月一日。それから一ヶ月ほど経って付き合い始めたのだが、遡ること、今から数えておよそ半年前の一月二十五日まで私には別の彼女がいた。陽子は人生で二人目の彼女である。
高校生の時から2年弱付き合っていたみゆきという子である。

ちょっと分かりにくいです。

大切なヒロインだからしっかりみゆきという女性の背景を描写しようとしているのかもしれませんが、ただの面倒くさい女になってきています。
私がみゆきに対してどのように感じているのかもハッキリしていません。
0786創る名無しに見る名無し2018/05/28(月) 09:17:49.73ID:icdRQkeF
陽子とかみゆきとか何時の時代だよ。

今はナナとかレイナとかそんなんだ
0787創る名無しに見る名無し2018/05/28(月) 18:02:59.68ID:9qeJdQnj
>>781
>>782
777です。
読んだことないのがあったので、早速読んで見ます。
ありがとうございました。
0789創る名無しに見る名無し2018/05/28(月) 20:13:20.06ID:9qeJdQnj
>>783
 冒頭の陽子の説明は後回しでもいいと思う。
 重要でないのなら、日付も省略していいのでは?
 例えば自分なら、
「 今から遡ること半年前、みゆきと別れた。彼女から別れを告げられたのだ。
 高校生の時、付き合い始めてから二年ほどたち、
ようやく結びつきを感じられるようになっていた。紆余曲折はあったものの、
彼女を愛しはじめていた。それなのに、あの日――別れを告げられた。」
 という風に省略する。
 自分の書き方だから、見本にはならないだろうけど。
 文章の雰囲気もリズムも変わってしまったし。
 ただ、>>783の文章だと、現在の若者らしくないような……。
(どんなキャラ設定かは知らないけど)

 あと「空は薄雲っていて(略)」という文も考えなおしたほうがいいと思う。
 せめて「空が薄雲っていたせいか、世界が眉間に皺をよせているように感じた。」
と直すとか。あるいは「空が顔を顰めたように、薄雲が波うっていた」とか?
 まあ、これもどうかと思うんだけど。
 私のこのレスは「自分だったらこうするのにw」と思って読んでほしい。
 あと長くてごめん。
0791創る名無しに見る名無し2018/05/28(月) 23:46:49.52ID:0mfqxdxU
もしも、『名探偵に薔薇を』だったら、一章で読むのを止めないで
二章が本番だから
0792創る名無しに見る名無し2018/05/29(火) 02:54:33.00ID:TFp+rov2
掌編。酷評よろ。


あの時期、僕はどれだけ自分を見つめ直してきただろう? どれだけ日々繰り返し内省してきたことか? 光のない闇ばかりの長いトンネルを進んで行っているような苦しい日々。
五月の関東選手権大会の県大会でこの日、四本目の矢が的を中て皆中させた時に、僕は嬉しいというより、安堵して手に力が入らなくなったのを覚えている。
私生活の悩みを抱えたまま、僕はスランプに陥っていた。みゆきに別れを告げられたあの日から僕の放った矢が的を外すことが多くなった。みゆきがいたことで精神の均等が保たれていたのだろうか?
あの後、散々、泣きはらしたし気分転換をしようと部活をサボって山に登ったり、池袋の街を当ても無く歩いたりもした。友人とカラオケに行ったりもした。
だけど、そのどれもが虚しい気持ちを抱えたままはっきりとしない空模様のように太陽が現れるのをただ願うばかりの日々だった。
僕がこの心の空白を埋めるために弓道ともう一度、真剣に向き合わなければならなかった。弓道場に戻って弓を引いて矢を放ちたい、一周して僕は漸く、そういう気持ちになった。
一週間ぶりに場に姿を現した僕をコーチは黙って迎い入れてくれた、何かを察しているかのように何も言わずに。
「右肘を少し下にして、顎を少し上向きに……そう……」
コーチは、ピンと張った和紙に風を送って震わせたような低い声で私の姿勢を正した。この一言の後で、矢は的を中た。
「……膝を曲げずに曲げたような感覚を持て」と二矢目の前のコーチのアドバイス。再び矢は的を中る。
不思議な感覚だった。静寂の中、蝋燭に灯った火のように揺ら揺らとした精神は振り子のように火の形を保ちながら燃えている、そのような状態だった。僕はコーチの声に耳を傾けつつ無心になっていた。
三矢目、今度は的を外した。
コーチは黙っていた。僕は四回目の弓引きの時に完全に無になっていた。そしてコーチのアドバイスをもう一度思い出して矢を放った。的中。的を中た後に私は目を瞑る。みゆきが掛けた呪いを振り払うかのように……
目を瞑った瞬間に、僕はみゆきとの決別を決心したのだと思う。みゆきと過ごした日々、僕はみゆきと付き合い始めた時から僕の精神の一部が彼女の存在によって成り立っていたのだ。
0793創る名無しに見る名無し2018/05/29(火) 12:18:12.45ID:lD7BFp1U
五月の関東選手権大会の県大会でこの日、四本目の矢が的を中て皆中させた時に、僕は嬉しいというより、安堵して手に力が入らなくなったのを覚えている。

これはスランプから脱した後の話だから、一番最後、あるいは次の章の冒頭に書くほうが良いとおもいます。
0794創る名無しに見る名無し2018/05/29(火) 12:54:19.03ID:lD7BFp1U
>>706
高校二年の夏休みに入る前日告白された。
>>783
高校生の時から2年弱付き合っていたみゆきという子である。

二年弱って事は、高校三年の一月にわかれたの? そうすると>>792の描写はおかしくならないか?
そもそも主人公は何歳なのか?
0795創る名無しに見る名無し2018/05/29(火) 20:26:40.25ID:LZLg6DrI
>>792

>あの時期、僕はどれだけ自分を見つめ直してきただろう? どれだけ日々繰り返し内省してきたことか? 光のない闇ばかりの長いトンネルを進んで行っているような苦しい日々。(@)
>五月の関東選手権大会の県大会でこの日、四本目の矢が的を中て皆中させた時に、僕は嬉しいというより、安堵して手に力が入らなくなったのを覚えている。(A)
>私生活の悩みを抱えたまま、僕はスランプに陥っていた。(B)

後ろで詳述されるのは@Bの内容なんだが、
Aが「この日」と述べることで、読者の意識は本筋と絡まないAに近接させられ読みが散漫になる
Aを削除するか、もし話の前段がAと繋がっているとかで必要なら、
指示語関係(「この日」「あの時期」)を整理しつつA→@→Bと並べ替えるのが適当だろう

>僕がこの心の空白を埋めるために弓道ともう一度、真剣に向き合わなければならなかった。

「僕は」が自然、文脈としては削った方がいい

>的を中た後に私は目を瞑る。みゆきが掛けた呪いを振り払うかのように……

無心になったはずの状況で、この邪念の言葉はギャグでしかない

全体
文章を見るとまだまだ稚拙な表現が多いものの、文としてぶっ壊れた書き方というのは減って、
以前より読める文章に近づいてきた(気がする)

作中、男の行動は、振られた後に泣き腫らす、傷を癒しに友人とカラオケに行く、恨みがましく女を呪いと表現するなど、
最初は女性視点で書いたものを男性視点に書き換えでもしたのか、と思えるレベルで受動的
一読者としては、その運動の仕方を見て心的距離を取ることはあっても、魅力は感じなかった

そのため、この話作りは読者に対して、没入する読みではなく、
いわゆる「信頼できない語り手」に対峙する時に出現する、距離を取った読み方を誘導しかねない、とも思った
想定内ならいいけどな
ま、頑張れ
0797創る名無しに見る名無し2018/05/30(水) 20:15:00.44ID:1r0+mo0u
>>792
センスの問題かなあ……。センスがない。

例えば冒頭はこうしたらどうだ?

長いトンネル。暗闇の中を、手探りで歩いている。
いつ躓いて転ぶか解らず、曙光も差してこない。
あの時は、そんな気持ちだった。五月の関東選手権の前のことだ。

繋がりがおかしいけどとりあえず冒頭はこれで、それに繋がるように続きを書けばいいさ。
0798創る名無しに見る名無し2018/05/30(水) 20:16:29.72ID:1r0+mo0u
それから、>>795を読んだがその通りで間違ってはいない。
確かにそうなんだが、二行目までしか読んでいなかったので気がつかなかった。
構造的問題を抱えた文章だといえる。書き慣れておらず、読書量も足りないかもしれない。
0799創る名無しに見る名無し2018/05/30(水) 20:19:22.88ID:P+1tLzAf
>>797
>長いトンネル。

どっちもどっちだが、そのほうが文章としては下手だろ。
いつもポエムみたいなのを書いてる人か?
0801創る名無しに見る名無し2018/05/30(水) 20:29:27.39ID:P+1tLzAf
>長いトンネル。暗闇の中を、手探りで歩いている。

こんなの、誰でも書けるト書き程度の説明文じゃん。
だったらせめて、『長い長いトンネル、何も見えない暗闇の中を……』くらいにして描写に力を入れて工夫しろと。
0802創る名無しに見る名無し2018/05/30(水) 20:35:25.64ID:1r0+mo0u
>>801
正直センスの問題。シンプルなのは常に悪くない選択肢だが、工夫を凝らせばもっと良くなる。

ただ、「長い長い」
これはセンスが感じられない。

あんたが表現したいのはトンネルが「長い」ということだろ?
非常に長い、という情報を表すにしても、二回重ねるのは最低な方法だと私は思う。
しかも「何も見えない」暗闇というのも同じぐらい酷い。

暗闇というのは何も見えないのは当たり前だから、不必要なものをくっつけていることになるし
いかにも素人くさい。
0803創る名無しに見る名無し2018/05/30(水) 20:39:12.50ID:P+1tLzAf
しつこいな。『長いトンネル。暗闇の中を、手探りで歩いている。』よりはマシ。
改悪してどうすんの?
0804創る名無しに見る名無し2018/05/30(水) 20:48:48.45ID:1r0+mo0u
どんだけ自分に自信があるんだw

表現を凝るのはいいよ。悪いことじゃない。

でもな、
「二回繰り返す」
という手法が、誰でも思いつくありきたりな方法だから、やらない方がマシと言ってるんだ。

自分で格好いいと思っているなら勝手にしたらいいけど、恥かくぞ。公募なら落ちるぞ。
お前には無理だなwww
バーカwwww
0805創る名無しに見る名無し2018/05/30(水) 20:49:26.07ID:1r0+mo0u
とにかく、思いつくのがそれしかないとしたら引き出し狭すぎなw
0806創る名無しに見る名無し2018/05/30(水) 20:53:22.68ID:P+1tLzAf
子供みたいにすぐにキレても相手してやらないので、これで終わりな。
0807創る名無しに見る名無し2018/05/30(水) 20:58:08.84ID:1r0+mo0u
バカがなんか言ってるよwww
構ってあげただけ偉いな私はwwww

バカだぞお前。そんなので創作できると思ってるのか?
出直してこい。5ちゃんねるばっかりやってないで勉強しろよ。

これは本気だ。

まあバカにつける薬はないんだけどなwww
0808創る名無しに見る名無し2018/05/31(木) 00:52:47.40ID:DjQdb7ns
>>783
>>792
弓道に陽子、みゆきって、その内容は「し」だろ?
なんでコテ出すのやめたんだ?
自演がバレたからかい?

にしても、思いついたままに「僕」の思いを書きなぐってそのまま出してきたような感じで、
全然、うまく構成されてない印象を受ける。
もう少し時間を置くなりして、何度か見返して、要らない部分は省き、要るところはもっと深く書くといった直しをしてから、
読む人のことを考えて文章を整理して、投稿したほうがよくないですか?
これでは、いつまでたっても上達しませんよ。
0809創る名無しに見る名無し2018/05/31(木) 01:10:09.95ID:DjQdb7ns
>>783
>>792
さらに具体的に悪い点を挙げると、
>陽子と初めて出会ったのが……
で、始めておきながら、そのあと、急に前彼女のみゆきの思い出話が延々続いたり、
陽子を話したいのか、みゆきを話したいのか、僕のことなのか支離滅裂で、
かというと弓道のダラダラと続く描写も、それは必要なのか?と思うくらいに意味がない感じで、流れも悪くなり、
「僕」の思い付きで述べられたような思い返す独白の思考に対して、
これでは読者が感情移入しにくい書き方になっているのだ。
もう少し、ピンポイントで何を書きたいのかを、整理すべきではないか?
あまりにも雑。
0810創る名無しに見る名無し2018/05/31(木) 01:16:17.37ID:DjQdb7ns
>>783
>>792
とりあえず、「し」はこの話をいつまで何年何十回続けるのか知らないが、
(文芸板にあった何スレも前から、評判いいわけでもないのに延々続けてないか、この陽子とみゆきの話?)
はっきり言って、この話は「し」自身のブログかなんかでやってもらって、
スレに投稿するのは、他のものを書いたほうがいいと思う。もう鬱々として展開なくて飽きたし、この話w
0811名無し募集中。。。2018/05/31(木) 03:51:09.02ID:28Mh72yY
>>792
>精神の均等

精神の均衡
0812◆0owanyIGTY 2018/05/31(木) 06:29:08.90ID:szmAzM1C
なに言っんだこの人。
0813創る名無しに見る名無し2018/05/31(木) 08:05:58.98ID:N5SvV7Rs
>>783にしろ>>792にしろ文体がどうにも古臭い
0814テンピュール2018/05/31(木) 20:26:22.99ID:srmC+K7K
上位3位までが関東大会に進める県の本戦。
それまで三本を的中させて、次の四本目が中れば3位以上が確定する。
僕は手に取った矢を弓につがえて、目標の的に向かって構えた。
耳元で張られた弦がかすかにキリキリと音を立てる。
的を定め、息を小さく吐くと同時に弦から指を離す。
放たれた矢は的に導かれるように向かっていった。



自分を見つめ直すことが必要なのだ。
あの時期そう気付いた。
2年も付き合ったみゆきに突然別れを告げられたあの時期。
僕に非があるのか、理由を聞いたがはっきりした答えは無かった。

もう僕を好きではないということだった。

そうして何が何だかわからないまま、とにかく深く傷ついた僕は弓道に対しても身がはいらなくなっていった。

部活の練習をサボって友達とカラオケに行ったり、山登りをしたり、街をブラブラと歩いたり、そうすることでみゆきにフラれた悲しみを紛らわせようとした。
だけど悲しみはどんどん空虚な思いをつのらせていく。
そういう日々を過ごすうちに虚しさが全身に広がっていった。

自分に問いかけた。

僕はどうしたいのか、みゆきともう一度付き合いたいのか、どうしたらみゆきはまた僕のことを好きになってくれるのか、そういうことをいくつも考えてる内に、
なぜか心の奥でしきりと弓道をしたいという感情だけが強く脈打ち、僕を奮い立たせた。
弓道場へ行こう、行って、練習をサボったことをコーチに謝って許してもらおう。

1週間ぶりに弓道場に姿を現した僕はコーチに今までのことを謝り、これからも弓道をやっていきたいことを伝えると、コーチは僕の目を真っ直ぐ見て、
「弓道は内面のスポーツだ、心の技術が何より重要なんだ」
低い芯の通った声に僕は「はい」と応え、瞬間涙が出るのを堪える為にうつむいた。


四本目の矢は的の中央に中たった。
皆中したことで観客からは拍手をもらった。
ただ特別な感情はそこに無かった、喜びも悲しみも、ただし心はそこにあったと思う。

弓道の残心とは無心であるという。
無心は感情で無いのか、それとも無心も感情なのか。
無心もまた喜びや悲しみや怒りのように感情であるとすれば、僕は確かにそこに無心、心を感じていた。
それはあるがままの心と言ってもいいかもしれない。

僕は姿勢を正してその場で一礼をして静かに自分の居るべき場所に戻っていった。
0815◆0owanyIGTY 2018/05/31(木) 21:56:59.87ID:szmAzM1C
いや、それはちょっと。
乙女チックになりすぎじゃね?
0819創る名無しに見る名無し2018/06/01(金) 15:58:49.52ID:dGd69/+j
酷評のみんな、こっち来い
こっちで同じことやった方が楽しいぞ
0823創る名無しに見る名無し2018/06/01(金) 17:52:25.66ID:GXMxE3hX
>>818
☆創作文芸・発表と(添削が)交流(罵り合い)するスレ1(クソスレ何個立てたかなんて覚えてない)☆
0824創る名無しに見る名無し2018/06/01(金) 17:59:33.82ID:dGd69/+j
だから、このスレを移動させりゃ良いじゃん
ここで過疎っているより良いと思うぞ
勢い100以上は確実、200〜300行くかも知れない
0826創る名無しに見る名無し2018/06/01(金) 19:44:09.17ID:oWQuqnC5
そもそも添削が嫌で創文から移ったのに、なんでいまさら
クソレスの応酬で勢いがあってもな
0827創る名無しに見る名無し2018/06/01(金) 20:10:30.85ID:25ZrKa+0
気狂いが常駐する場所に行きたい奴なんて気狂い以外にいないっていうやつだな
0828創る名無しに見る名無し2018/06/02(土) 00:17:16.97ID:v2DeXUii
反対 3票

賛成 0票

無理みたいっすね
0829創る名無しに見る名無し2018/06/02(土) 12:26:44.12ID:86c43JbL
>>790
 787です。
 そういえば、教えて頂いたのにこちらは何も提示しない、というのはフェアじゃなかったですね。

 私も夏目漱石のこころは何度も読みました。夢十夜の第一夜も。
 あと最近は湊かなえの「豆の上で眠る」を繰り返し読みました。
 源氏物語も気に入った箇所を何回も読んでいます。

 教えていただいた小説ですが、「文学少女シリーズ」と「こころ」は読んでるので
買えるものから買って読んでみようと思います。
0830創る名無しに見る名無し2018/06/02(土) 13:29:33.66ID:86c43JbL
>>792
 なんだかプロットをそのまま文章に直したような感じがするので、
もう少し丁寧に書いたほうがよくなると思う。
 批評スレだから、あまり推敲してない文章をあえて載せたのかもしれないけど。
 
 あと、上手くなりたいだけなら、ここで批評お願いするよりも他にいいやり方があるはず。
 ここで批評お願いするのは時々でいいと思うよ。
0832テンピュール2018/06/03(日) 18:02:13.50ID:FC5opGt6
>>831
この部分を冒頭に持っていったほうがいい
会話があって唐突にこの文章は変に感じる

>濡れた木の枝が孕んだ風がおりてきて僕たちの肌を洗うように冷やした。彼女の固く結んだ唇は微動だにしない。
0833創る名無しに見る名無し2018/06/03(日) 22:09:33.80ID:vZUczgHL
>>832
ありがとうございます
なるほど、突然描写が始まるのは確かに違和感ありますね
修正します
0834創る名無しに見る名無し2018/06/04(月) 20:23:29.99ID:O+XnwDYg
サロンとかどんどん野次馬が増えて荒れるだけ。
もともと、十年以上続いた創作文芸板に酷評スレは戻すべき。
創作文芸板は、各出版社の賞スレが多く、それなりに作家を目指してる者たちの意見がきける板なんだから。
こことかはほとんど文章やお絵かき発表の趣味の範囲の板でしかないのは、立ってる他のスレを見ればわかること。
プロ作家を目指すなら創作文芸板に戻すべき。
0835創る名無しに見る名無し2018/06/04(月) 20:27:05.51ID:lr6NXbKQ
創文は常連のクズの集まり、
賞スレの人間は各々のスレから出て来ない。
サロンなら、ワイスレと競って面白くなる。
荒れたら、また戻せば良いだけの話。
0836創る名無しに見る名無し2018/06/04(月) 20:56:38.04ID:O+XnwDYg
>>831
>頭をさげられる。>黙りこんでしまう。
>五月某日。から始めるのもブログ的すぎるし、これらの書き方は、どうしても説明的なト書きに見えてしまうので、
小説にするなら書き方を変えたほうがいいと思います。

「ごめんなさい。もう来ないで」
初めて付き合った彼女からそう別れを告げられたのは五月半ばの雨の朝だった。

こんな感じでどうかな?みたいなw

>このナイフが、護身用じゃなくて護心用だとしたら、今使ってもいいのかな?
>悪魔を飼いならして未来を変えてやる。
>いつか地球上の男を全部ハゲにしてやる。
等、このような僕の心の声は、「僕は〇〇した。」「彼女は○○する。」とは違うので、
()とか----等でくくって地の文と分けるのが基本です。

〜する。〜した。と、全体的に、ポツポツと文章がブツ切れで流れが悪いです。
全体として、文章を再構築したほうが良くなりそうです。
0837創る名無しに見る名無し2018/06/04(月) 20:59:15.35ID:O+XnwDYg
>>835
荒れるとか以前に、サロンだと、「つまらん」「糞だな」「おもろーw」「うけるーw」程度で、参考になるまとまな評レスが返ってこなくなる予感。
0838創る名無しに見る名無し2018/06/04(月) 21:59:39.01ID:RqHbtcGR
>>837
それは思い込みだな
ワイスレ見て来てみ
そんないい加減な感想言う人一人もいない
0839創る名無しに見る名無し2018/06/04(月) 22:11:20.45ID:O+XnwDYg
そもそも文芸板で十年以上前から存続してたスレを、その時の一人の判断で勝手にあちこちへ板移動するのが意味わからん。
ここはそもそも文芸専門板じゃないし、サロンもまた違う趣旨だし、
文芸賞スレの多い文芸板で寄り添ってまったり続けるのが、プロの文芸作家を目指す人たちにとっては、一番いいと思うんだがな?
0840創る名無しに見る名無し2018/06/04(月) 22:21:31.70ID:O+XnwDYg
>>838
ワイスレが好みならワイスレに投稿すればいいのだよ。
酷評スレはもともと、文芸専門としての創作文芸板向きのスレだと個人的には思うので、
文芸の賞を目指す人たちの文芸(専門)板に酷評スレがないのが残念ではある。
サロンもまたしかりで、趣旨が異なるわけで。
0841創る名無しに見る名無し2018/06/05(火) 00:15:19.64ID:qpwkU/se
もとは創作文芸板で「し」が添削係と、俺のほうが天才だと言い争いして
スレを荒らしてグダグダになったから板移動したのに
添削係は消えたからまだいいが、「し」は性懲りもなく同じコテでやってくるんだから移動しても意味がないな

それはそうと、「し」は三年前に、「俺は今年中に受賞してやるから見てろ、スレの無能ども」と息巻いてたが
結局駄目だったのだろう?反省はしたのか?
0842創る名無しに見る名無し2018/06/05(火) 05:59:37.71ID:3suqD/Zh
>>840
ワイスレと競ることで、このスレの存在価値が高まると言っているのだ。
ワイの評価しか許さないワイスレより、誰でも評価できるこのスレの方が
効果も期待出来ると思います。

一回、サロンに移動してみませんか?
そして、もしダメなら、また創文なり創発になり戻せば良い。
私は、混乱することはないと思いますけどね。
サロンの民度はそんなに低くはない。
0843創る名無しに見る名無し2018/06/05(火) 09:37:32.73ID:zaNCGe6o
>>842
ならそっちはそっちで立ててみればいい。
「あなたの文章真面目に酷評します サロン版」これでいいじゃん。
別に移動する必要はないから、お好きにどうぞ。
0844創る名無しに見る名無し2018/06/05(火) 10:50:52.85ID:KMDKuh9q
エネルギーが分散されるのは良くない。
じゃあ、これで提案は取り下げます。
誰も賛成者がいないようなので。
0845創る名無しに見る名無し2018/06/05(火) 11:18:45.60ID:zaNCGe6o
>828創る名無しに見る名無し2018/06/02(土) 00:17:16.97ID:v2DeXUii
>反対 3票
>賛成 0票
>無理みたいっすね

だから言ったでしょ
0846創る名無しに見る名無し2018/06/05(火) 15:01:09.06ID:mn9l5QOa
やっこさんの、執拗にワイを攻撃しようとする原動力は何なんや?
恨みか? 嫉妬か?
0847創る名無しに見る名無し2018/06/05(火) 16:26:20.01ID:SVg2hZzH
>>846
れつだんがいなくなったからな。
糖質とニートの最強コンボだから、目をつけられたら消えるまでストーキングは続く。
くわばらくわばら……
0848創る名無しに見る名無し2018/06/07(木) 20:34:52.48ID:sVc+KSaz
過疎り過ぎだろw
0849創る名無しに見る名無し2018/06/07(木) 21:07:00.22ID:FqCcTd6n
創作文芸板=各出版社の賞スレがあり、プロ作家を目指す小説投稿者が集うので、
文章の投稿も評価のレスも、賞への応募者たちのそれなりの水準があるとみていい。

創作発表板=文芸専門じゃなく、お絵かきやネタ程度の趣味の発表で、投稿作にしてもレスにしても文芸としての質は下がる。
実際、「三点リーダは状況に応じて三個使ったりすればいい」だとか、「小説に起承転結は必要ない」だとか、
「会話文には別に「」を使わなくていい」だとか、レスの質も下がっていて、ーー基本わかってんの?ーーと思うことが多々あり。
参加人数もいっつも低いレベルで4〜5人で回してるだけで新規参入が増える気配すらないw

サロン?=さらに質が落ちて、どう考えても雑談進行にしかならないと思うw
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