とっても単純明快な例を挙げる。

「友達が来た。僕の友達はバカ面だ。」
こう書いたとしよう。
これを書いた人は、どこに友達が来たのか、バカ面っていったいどんな顔なのか等々を頭の中で映像として浮かべて書いてるだろうが
読んだ人には何も伝わらない。それどころか、来たっていう友達とバカ面の友達ってのが同一人物かすら怪しくなってしまう。
さらには、それを、その書き手ならでは感性で表現できて書ければ、それが作家としての個性となりうる。
映像で伝えられない文字媒体なら、それらをちゃんと読者に伝わるように書けという単純な話。
それすら不可能なことなの?