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プレデター日記 4冊目
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0001創る名無しに見る名無し
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2010/08/06(金) 22:10:25ID:kLUwDnx3
映画「プレデター」「プレデター2」等に出てくる宇宙人プレデターの二次創作SSを主に日記形式で書いていくスレです。

前スレ プレデター日記 3冊目
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1262361591/

関連サイト

初代プレ日記
ttp://geocities.yahoo.co.jp/gl/prediary
 オオタさん=映画「プレデター」のプレのこと(故人)
 マサフミ=映画「プレデター2」のプレのこと 。殺しても死なず、生存。義手。
 タケダの爺さん、タカハシ、ケンジ、日記プレ = 映画「プレデター2」ラストに出てきたプレのみなさん

プレ日記保管庫
ttp://wikiwiki.jp/predator/
ウルフさん=映画「エイリアンズvsプレデター2」のプレのこと 。ガニソン事件から、奇跡の生還を果たしたクリーナー。
スカーフェイスさん=ゲーム「Predator Concrete Jungle」の主役プレのこと。 映画「エイリアンvsプレデター」のスカーとは別プレ。
ジャック・カネダ・キノシタ =オリジナル・プレデター。 三馬鹿。 映画「エイリアンvsプレデター」のケルティック・チョッパー ・スカーとは別プレ 。
ワタナベ=オリジナル・プレデター。マサフミの弟子のクリーナー候補生。良いところの坊ちゃん。
チョンマゲ=アメコミに出てきたプレ。髪を1つに結わえている。過去、地球人女性「マチコ」に裏切られた。
牙折れ=モデルはアメコミに出てきたプレ。但し、ここでは小学校低学年くらい。チョンマゲの生徒。
サカザキ(仮)=オリジナル・プレデター。 本名不明。打倒スカーフェイスを夢見る庭師で、鎖鎌の使い手。
アカギ=ファンフィルム「BATMAN DEAD END」に登場する赤プレがモデル。日々ギャンブルに明け暮れている。
クロサワ=地球人。カプコンゲーム「AVP」の女性キャラ。ここでは盲目の少女。ウルフの保護下にある。
ミユキ=オリジナル・プレデター。日記プレの恋人。道具屋で働いている。プレ的にチャーミングな美人。
生八つ橋=ミユキのペット。改良されたフェイスハガー。
掃除屋見習い=オリジナル・プレデター。◆AvP.enmOzE 氏「ある掃除屋の闘い」の主役・・・のピチギャル時代。義手。
オカザキ=オリジナル・プレデター。掃除屋見習いの兄弟弟子。
師匠=オリジナル・プレデター。掃除屋見習い・オカザキの師匠。クリーナー。ウルフの知人?
0002創る名無しに見る名無し
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2010/08/06(金) 22:11:26ID:kLUwDnx3
アコログ(アメコミでのプレデターの情報があります)
ttp://ironjoe.blog7.fc2.com/blog-category-12.html

海外のファンサイト(英語必須&同人的設定も混ざっている為注意)
ttp://www.geocities.com/Hollywood/Highrise/7256/

ゲーム「Predator Concrete Jungle(PS2版)」youtube動画
ttp://jp.youtube.com/view_play_list?p=9DB335EC5B23C268

エイリアン・プレデター玩具画像掲示板
ttp://bbs.avi.jp/434089/

関連スレ

プレデター 8人目
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/kinema/1277820078/

【AVP】エイリアンズvsプレデター【ROUND38】
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1263655568/

PREDATORS プレデターズ∴6
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1279968953/

【プレデターズ】エイリアン・プレデター総合スレ・3
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/toy/1266495454/
0003創る名無しに見る名無し
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2010/08/06(金) 22:13:06ID:kLUwDnx3
勝手ながら、4冊目という形で立てました。

もしかしたら、移転自体気がついてない人がいるかも・・・(前スレが
みられるし)
0005プレデターズ ネタバレ(AVP氏とはファルコナーのイメージが大分違うかと)
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2010/08/06(金) 22:16:53ID:kLUwDnx3
 狩猟種族である彼らにとって、いかに優れた科学技術によって補えるとはいえ、盲目に近い子は厄
介者であった。

 例えあからさまではなくても、一族の中での俺の立場は、最下と言って良かった。そのくせ、俺に
敵う者は居なかった。少なくとも、マスクでの視覚補正があれば。まあ、中にはそれが無くても、俺
より弱い奴も結構いたが。
 そのことが余計に俺を苛立たせ続けた。

 俺の、いわゆる素行がよろしくなくなったのも、俺のせいばかりではないと言うのは、弁解になる
のだろうか。
 「成人の儀式」を受けさせてすらもらえぬと決まった日、俺は自分の部族を抜け出し、俺のような
ドロップアウトした連中の吹きだまりのような、ある非血族型クランへ身を投じた。

 別に非血族型クラン全部が俺が入ったような、BadBloodsまではいかずとも多少ならず犯罪すれす
れな事ばかりやるような所というわけではない。噂に聞いているタケダ・クランのような所もあるが
・・・どうもあそこは、問題児に溢れているとは言え、俺のような者が流れ込むには明るすぎた。
 それに、誇りだの掟だのと無縁なこのクランの淀みは、けっして居心地悪いものではなかった。
 堕ちるだけ堕ちれば、楽になる。
 そう思った。

 今のクランへ入って間もなく、俺はある惑星で一羽の瀕死の鳥を拾った。
 そいつへ装甲を付け、特殊なカメラ・アイを装着させ、俺は自分の「目」としてその鳥を飼うこと
にした。
 随分と酷い改造をされたにもかかわらず、鳥は俺を命の恩人とでも思ったのか、常に肩へ留まるよ
うになった。
 例え俺がマスクを失ったり、何らかの理由でマスクの視覚補正を頼りに出来なくなっても、こいつ
が鳴き声で敵の位置や動きを伝えてくれる、まさに俺の「目」となってくれた。
 鳥を飼うようになってから、俺は「ファルコナー」とあだ名が付いた。
 このあだ名と言い、猟犬を使う奴が「ハウンド」というあだ名が付いていることと言い、どうも俺
たちの種族のネーミングセンスは安直だ。

 類はなんとやら。俺はやがて、例の「ハウンド」ともう一人、「ブラック」とつるむようになった。
 奴らがこのクランに来た理由は知らない。興味はなかった。
 酒が入った折などに自慢たらしく話される「自称」武勇伝から推測するには、ろくな理由でもある
まい。俺も偉いことは言えない。

 「狩り場」へ誘いをかけて来たのはブラックだった。
 普通「狩り」は獲物の居る現地へ赴くものだが、この2・3百年、「狩り場」へ生け捕りにしてき
た獲物を放って駆り立てるという、遊戯性の高い「狩り」が行われていた。
 狩りの本質からは外れてはいるだろうが、1つの場で多種多様な獲物を狩れるというおもしろさは
ある。もっとも獲物の方は、例によってこの種族のいい加減さが出てくるのか、ピンキリではあるよ
うだ。
 さほど興味はなかったが、気晴らし程度にはなろう。

 奇妙なことにブラックは、敵対とまではいかないが仲の悪いクランの男を一人、拉致してきていた。
 本人曰く「こいつを囮にしようぜ」だそうだが、どうも奴個人の遺恨が関係しているようだった。
ハウンドのにやにやという笑いがそれを証明しているように思う。
 宿営地に括り付けられたその男は、相当酷い手を使われて生け捕られたのだろう、かなり弱ってい
た。俺たちを見る目が侮蔑の色をしていた当たり、卑劣な手段だったのかも知れない。まあ、奴らし
いとも言える。
0006プレデターズ ネタバレ
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2010/08/06(金) 22:18:40ID:kLUwDnx3
 その時、俺たちが目を付けたのは「地球人」の一団だった。
 肉体的には貧弱な方だが、相応に高い知能を持っていること、原始的ではあるが強力な武器を持っ
ていることから、狩り甲斐があるだろうという理由だった。
 特に何と言うこともないこの選択が、後々響くことになろうとは思いもよらなかった。

 その時の俺は二人からは離れた所にいた。
 凄まじい爆発音に振り向くと、見捨てられた採掘機の方から火柱と黒煙が上がっていた。その様に、
俺の肩で鳥が声を上げて羽ばたいた。
 俺たちの自爆装置とは異なる爆発だった。
 間もなく、たいした物ではなかったが手傷を負ったブラックがやってきて、ハウンドが死んだこと
を告げた。
 獲物の自爆に巻き込まれたらしい。
 相当大きな爆発であったから、採掘機に残っていた燃料に引火でもしたのだろう。
 自爆はなにも俺たちばかりのお家芸というわけではないのか、と思うと何かおかしかった。
 
 ブラックは「ハウンドの仇だ。あいつら全員ブッ殺してやる」と息巻いていた。
 無論賛同するところはあるが、別にハウンドの仇とか言う感情は湧かなかった。友情なんてものが
あるとは思っていなかったが、ここまで情が薄かったことには少々驚きはあった。
 ブラックも口では「仇」と言っていたが、何処まで本気だったろうか。

 残りは4人。
 俺はブラックと共に追ったが、ふっと止まった。
 そこはどうしたわけか密林が切れ、広い野原のようになっているところだった。
 熱帯には似ぬ柔らかな草が密集しており、そこだけ生態系が変わっているのではないかとも思われ
た。
 恐らく、以前にここへ放たれた獲物たちの体にくっついていた植物の種やら何やらがこぼれ落ち、
意外にも逞しく育ち、繁茂したのだろう。
 その非常に見晴らしの良い草原に、地球人の一人が立っていた。
 手には刀が握られている。
 地球人の目では光学迷彩をまとう俺たちの姿など見えるはずはないだろうが、その男は一筋に俺た
ちの居る方向を睨め付けていた。
 まるで、「来い」と言っているかのように。
 
 不意に。
 先の爆発に負けぬほどの衝動が、俺を襲った。

 血が、沸き立つ。

 忘れようとしていた本能が、雄叫びを上げる。

 (俺も、所詮、プレデターか)
 いくらか苦い物を感じはしたが、不快ではなかった。
0007プレデターズ ネタバレ
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2010/08/06(金) 22:19:55ID:kLUwDnx3
 傍らにいたブラックは、一人野に立つその男をあざ笑った。
 「馬鹿だぜ、あれは。キャノン一発で終わらせてやる」
 と照準を当てようとするのを、遮る。
 不審気に見てくるのへ「俺が、やる」と言い捨てた。
 ブラックは「あ?なに言ってんの?」と間抜けな声を上げる。
 「良いからお前は後の連中を追え。あっちの方が狩り甲斐があるだろう」
 少なくとも、お前には。
 「・・・ばっかじゃねぇの、お前」
 応える気はない。
 ブラックは、いかにも馬鹿にしたように牙を鳴らしていたが、数が多い方が良いとばかりに、他の
三人を追っていった。
 俺は「鳥」を側の木へ止まらせ、「手を出すな」と言い含めた。鳥は不服そうに翼をバタバタさせ
たが、従ってくれた。
 
 キャノンを捨て、光学迷彩を解き、シミター・ブレイドを引き出す。
 本当ならばマスクも外したいのだが、残念ながらこれを外しては俺は盲目同然だ。お許し願おう。
 地球人の男は、静かに刀を構えた。奴らの種族としては無表情だが、奴もまた全身の血が沸き立つ
のを感じているのだろう。
 俺が、そうであるように。
 ウォー・クライをしなかったのは、結局プレデターであることから逃れられなかった自分への、最
後の下らぬ反発だったかも知れない。



 草原は静まりかえり、ただ風が吹いた。
 そこには、仮面を付けた巨体と、大の字に倒れた男の、二つの死体だけがあった。
 やがて、その上を一羽の鳥が旋回し、甲高い鳴き声を挙げた。その鳴き声はいつまでも、長く、長
く、響いていた。
 それが亡き主人を慕う鳴き声であったのか、戦い果てた二つの魂を送る歌であったか、知るものは
無い。
0008創る名無しに見る名無し
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2010/08/06(金) 22:21:07ID:kLUwDnx3
以上です。

個人的にプレデターズ一番の謎は、あのジャングルの中でも乱れない
ハンゾーの身だしなみの良さだと思う。
0009創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/08/07(土) 07:50:53ID:FMp62TJ4
10スレまでホシュ・・・だけでもなんなので。
0010しくった・・・・orz
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2010/08/07(土) 07:52:18ID:FMp62TJ4
ケンジ 「なんかカネダがまた病院へ行ったと聞いたが・・・」
キノシタ「ええ。でもたいしたこと無いですよ。引っかかれたのと突っつかれたのと・・・」
タカハシ「なんだ、そりゃ」
ジャック「あいつ、この間見た「鳥使い」に影響されたらしいッス」
キノシタ「で、シリウス鷹を飼い慣らそうとしたんですが・・・」
ケンジ 「ありゃあ、確かに頭は良いが、かなり凶暴な鳥だろう?」
ジャック「案の定、翼で暴打されるは、脚爪で引っかかれるは、嘴で突っつかれるは」
タカハシ「やれやれ・・・」

タカハシ「で、鳥はどうした」
キノシタ「それが・・・行方不明で」
ケンジ 「おいおい」
ジャック「結構大きい鳥だから、誰か見てると思うんスが、影も形も」
タ・ケ・キ・ジャ(・・・・・・・・・・・・・・・まさか)
スカーフェイス「お前たち、なぜ疑いのまなざしを俺に向ける?しかも胃のあたりに」

その頃。クロサワの部屋の窓辺。
クロサワ「オオキナトリサン、ドコカラキタノ?」
鳥   「シャー♪」(クロサワのおやつを分けてもらってご機嫌)


カネダ「やっぱり犬の方が良いのかなぁ・・・」
キノシタ「少し懲りろ、お前は」
ジャック「犬だったらこの程度じゃ済まないッスよ」
0011タカハシ日記
垢版 |
2010/08/11(水) 17:43:41ID:EMHOgReB
Å月‰日

 ここ最近、地球で問題を起こす奴が増えている。
 オオタさんやマサフミの事件(まあ、マサフミのは自業自得だが)、
成人の儀式の事や、ウルフさんの事件などで、現在地球は要注意地域
となっており、基本的に狩りは禁止され、調査目的にのみ渡航が許され
ている。

 しかし、だ。
 知的生物を狩るという興奮。
 どこかの州知事とか、大都市の警察官だの、厨房に潜む(なんのため
にかは知らんが)戦士だの、そういう手強い相手と出会うかもしれない
と言う期待。
 それに負けて禁を破る奴が結構居る。

 ただ、最近は地球の気候の問題もある。
 異常気象というものだろうか。以前は俺たちが活動するには少々寒い
地域まで、かなり高い気温になっているのだ。
 高温多湿という条件は俺たちにとって非常に活動しやすい。
 そのため、文字通り本能が疼き、気がつけば・・・というパターンが目
立って来ている。
 この狩猟種族としての本能はどうしようもなく、爺さん連中(エルダーた
ち)も頭を痛めている。

 地球での狩猟の問題は、一歩間違えると俺たちの技術が地球に流出する可
能性もあるせいだ。
 困ったことに、一昔前と違って連中は技術をコピーする程度には進化して
いる。成人の儀式を地球で始めた頃程度であれば、せいぜい神器だとかの扱
いで済んだのだが、今はそうはいかない。
 面倒なことに、俺たちの技術をコピーして扱うには、奴らの精神性はかなり
未発達だ。技術力と精神性にここまで差があるというのも珍しい。
 極端に言ってしまえば、子供にプラズマキャノン(出力最大)を持たせるよ
うなものだ。核兵器程度ですら自滅の道具にしそうな連中に、俺たちの技術を
渡せるわけがない。

 そんなわけでまた規制が強化されるという話がある。
 ただ、(ウルフさんちは)必要ってのもあるし・・・・。うちのクランって変な具合に
地球文化に毒されているからなぁ・・・。
0012創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/08/11(水) 20:28:53ID:S9B72d7D
今更ながら、スレ移転乙です。

地球行き規制か。
マサフミ、牛肉取りに行けなくなっちゃうな。
まぁ、奴が規制を守るとは思えんけど。
0014創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/08/16(月) 17:38:05ID:JsfIlp7F
地球行き規制に反発してクラシック達に反旗を翻したのが
ミスターブラック達の裸族ってわけか
なんか納得したw
0016あるマスクに残された記録
垢版 |
2010/08/20(金) 23:23:02ID:9CyJfaPm
 少し前から、時々お部屋の窓に鳥さんが遊びに来るようになったの。
 なんていう種類か判らないけれど、大きな翼の鳥さん。鳴き声が甲高くて、爪もくちばし
も鋭くてちょっと怖いけど、とっても大人しい良い子。
 おやつを分けてあげると喜んでいたみたい。

 この子が来ると、離れたところの様子が少しわかる。体に外の匂いがついているから。
 もうとっても暑いから、鳥さんは濃い緑の匂いがしている。ちょっときついお花の匂いも。
お天気のいい日でも雨の匂いがするときは、離れたところで雨が降ったことが判るわ。
 だから、鳥さんが来るのがとても嬉しいの。私はあまり外に出られないから。
 明日は来てくれるかなぁ。

 そう言えば、お兄さんがオオカミさんに、カネダのお兄ちゃんが飼おうとしていた鳥が逃げ出し
た、ってお話をしていたっけ。
 でもその鳥はとても乱暴だって言うから、あの鳥さんの事じゃないよね?
0017創る名無しに見る名無し
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2010/08/23(月) 21:10:39ID:9ZPpy+So
鳥さんに何あげたんだろうなクロサワ。
そのうち恩返しに何か持ってきてくれたりして。

ちなみに俺は燕の雛なら飼ったことあるが、
干した布団のような香ばしい匂いがしたな。
0018創る名無しに見る名無し
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2010/08/25(水) 18:16:32ID:uoKE+wix
鳥といえば、おねえがはぐれムクドリの為にわざわざ食べやすいようにミミズ引きちぎってやってた
素手で

いろんな意味でおねえを尊敬した

ちなみに、さっきカナブンをすりつぶして団子みたいなの作ってた
まて、そのすり鉢は料理用だ
0019創る名無しに見る名無し
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2010/08/25(水) 19:34:51ID:+eOffuRp
>>17
子育て乙。
大変だったろ。

ツバメと言えばよく使う駅近くのマンションの駐輪所上に、よく巣を作っていた。
今年になってから、そこを覆うようにネットを張ってツバメが戻ってこれなくしていた。
糞害とかのせいだろうし、住人にしてみりゃ堪ったもんじゃなかったんだろうけど、
ちょっと寂しかった。

>>18
お姉様、男前ですな。
でも、餌用は分けた方が良い・・・色々と。
0020創る名無しに見る名無し
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2010/08/25(水) 20:09:14ID:uoKE+wix
>>19
蛇の皮をはいで木につるしてたコトもあったらしい
私は見てないが

たぶん、プレデターが好きなのはおねえとダブったからかもしれない
ヒカリゴケを大量に食わせたら彼女の血も緑になるだろうか
0023創る名無しに見る名無し
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2010/08/26(木) 21:23:23ID:fLvYfQTX
>>22
実は兄だった?
0025ケンジ日記
垢版 |
2010/09/02(木) 23:02:46ID:+noresDj
○月∨日 

 高温多湿は俺たちが好む気候ではあるが、今年はそれでも「暑い」という言葉が漏れるほどだ。
 プレデター種の癖に暑がりなマサフミなぞは、引きこもっているくらいだ。おかげで、少し平
和ではある。
 ついでに奴は寒がりでもある。つまり、怠け者だ。

 いつもの年であれば少し暑さが落ち着いてくるころだが、今年は一向にその気配がない。
 そのせいだろうか。若い連中の間では、妙に怪談が流行っているようだ。気持ちだけでも、と
いうやつだ。
 代表的なのは「クラン七不思議」という、実にありがちなものだが・・・。しかし、引っ越し
てきてからなにやら因縁の生まれそうな事件というのはさっぱり起きていない(マサフミの起こ
していることは除く)のに、いったいどうやって七不思議なぞ生まれてくるのやら。

 若僧すらへばりそうな異常気象の中、ますます元気なおっさ・・・いやいや、スカーフェイス
さんと、だらだらとそんな話をしていたら、
 「おお、七不思議なら俺もあちこちで耳にしてるぞ」
 スカーフェイスさんもか。
 「数えてみたら、全部で10位はあったがな」
 七不思議違うし。
 要するに、みんないい加減なことを言っているんだろうな。
 「まあ、引っ越ししてからはクラン間の争いとかはないし、騒ぎはあっても死人は出ない。幽
霊なんぞ出ようがあるまい」
 良いことだがな、とスカーフェイスさんは笑った。
 確かにうちのクランの死亡率は結構低い。基本的に皆タフなんだろう。
 「しかし、こう暑くちゃ幽霊が出てきても、怖がるどころか『ちょいと涼しくしてくれ』と頼
みたくなるな」
 そんなの、あんただけです。
0026創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/09/02(木) 23:22:32ID:ee3101mY
暑すぎて悪魔もバテる夏・・・。
けどマサフミ、お前の気持ち少しはわかるよ。
俺も暑いのはイヤ、寒いのもイヤ。

プレの怪談ってどんなんだろうな。
『トイレのオオタさん』とか?
0027創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/09/05(日) 16:32:15ID:aA6APKsc
http://www.worth1000.com/entries/149338/predator-rock ギター弾くマサフミ
http://www.worth1000.com/entries/603799/killer プレデター星に居そうな猫
http://www.worth1000.com/entries/346902/predators-kitchen プレデターのキッチン
http://www.worth1000.com/entries/204241/ay-ay-eye-s 目
http://www.worth1000.com/entries/469792/alienvspredator-welovethisgame バスケするウルフ
0028創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/09/05(日) 19:55:59ID:MF7hXiSg
>>27
頭蓋骨以外にこだわるってのも面白いな。個々の趣味という奴か。
てか、ぬこ怖い。

服の加減なんだろうが、プレデリアンがメタボ腹くせぇ(w。
0030ワタナベ日記
垢版 |
2010/09/09(木) 20:01:08ID:34T3+273
∴月※日

 教官に言いつけられて、焼きそばパンを買いに行く途中で、難しい顔をして街路樹を睨み付け
るように見ているサカザキ(仮)さんに会った。
 
 サカザキ(仮)さんはここしばらく、本業の方が忙しいらしい。
 今年は植物の成長著しく、公共施設の整備や各家庭の庭の手入れやらで引っ張りだこの様子だ

 でも、おかげでうちのクランは、近隣のクランが羨ましがるくらいきれいだ。
 最近は、他所のクランから「しばらく庭師を貸してくれ」なんて要請もあるそうだ。
 草刈りや剪定ばかりではなく花や木の栽培も上手らしく、おば様がたに人気があるようだし、
子供たちのボランティア活動の手伝いをしたりもするから、「庭師のおっちゃん」とか呼ばれて
結構慕われている。 

 でもこの人は、不意を突いたとは言っても教官を一撃で倒しているし、田舎クランとの交流が
生まれたきっかけの事件でもかなり活躍したって聞いているし、結構強いと思う。
 園芸ばっかりやらせとくって、もったいないかもしれない。

 僕が挨拶すると、「なんだ。悪ガキのとこのボンボンか」。ちょっと、口が悪いところがある。
 「難しい顔されて、どうしたんですか?」と聞いたら、
 「今年は近年希に見る暑さだったろう。そのせいで、どうも木々や花の様子がおかしくなって
おる」
 確かに今年は異常気象と言って良い夏で、暑さに強い僕たちでもへたばってしまうほど。教官
なんかほとんど部屋から出ようとしなかったくらいだ。
 「それに、こういう酷く暑い夏の後は、突然気温が低くなったりもする。早めに手入れをせん
とな」
 ・・・なんか、もう完全に庭師さんだなぁ・・・。
 サカザキ(仮)さんは溜息をついて、
 「こう忙しくては、奴と試合する暇もない。試合許可も最近なにやら厳しくなってきているし
・・・」

 そうしている内に、サカザキ(仮)さんはヤマモトさんところの奥さんに「サカザキ(仮)さ
ーん。うちの菊のことでちょっと相談が」と声をかけられて行ってしまった。
 忙しそうだけど、嫌がっているわけではないし、あれはあれでいいのかもしれない。
 
0031創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/09/10(金) 21:23:46ID:eycEfNET
暑い中乙ですサカザキ(仮)。
でもこの暑さのおかげで果物類の味は良いみたいだぜ。
マサフミが収穫前に全部食っちまわなきゃいいけど。
0040マサフミで真面目SS
垢版 |
2010/09/18(土) 01:50:18ID:GYV4Zrlt
大気から降り注ぐ雨は生温く、遠雷の響きが耳障りだ
こんな日は古傷が痛む
「チッ…」
無くなった左手がうずくこんな日は、家に閉じこもってるのが一番だ
この天気の中ポートに行って船を出して狩り場にいくなんて面倒くさい
かといって稽古なんてやってらんねーし
外に出たくないからワタナベに電話してバンとコーヒー牛乳を届けさせる事にした
退屈で床に転がって天井を見つめてるうちに、俺はいつのまにか眠っていた

「マサフミ、稽古をつけてやる。来い」
その男は、こうして時々有無を言わさず俺を訓練所に引きずっていく
「ちょ、嫌だ!今日は新調したディスクの試し投げに行くんスよ!離せっての!」
「一人でエイリアンの巣へか?それでまた殺されかけてSOS発信して皆に迷惑をかけるんだろう。
まずはそうならない為にも強くなれ、行くぞ」
結局は力ずくで訓練所に連れ込まれ、稽古漬けの一日が始まる
男の口調も態度もさほど厳しくはないのだが、休みなしで丸一日続く稽古は熾烈を極めた
「マジ勘弁スよ!毎回休日の度にこんな事やらされてちゃ俺の身体もたねー!」
「現にもってるんだから大丈夫だ。お前は頑丈さだけが取り柄なんだから。」
日が暮れて夜の帳が降りる頃、ようやく稽古は終わる
体力を使い果たして歩行もおぼつかない俺を、男は路地裏にある小さな食堂に連れて行った
この男はエルダーにも認められてる一流ハンターの癖して、いつも一人で行動し、他のハンター達が好んで利用する施設にはあまり近寄らない
クラン直営のハンター専用食堂はうるさくて嫌だとも言ってたっけ
「ここは小さな店だが味は確かなんだ。若い頃から世話になっててな。」
中は狭くて、薄暗くて、今にも潰れそうな案配だった
初めて連れて行かれた時、死にかけかと思う程高齢の店主らしい人物がこっちを見て言った
”おやオオタさん、あんたが人を連れて来るなんて、めすらしい事もあるもんだ”
”たまには、な。とりあえず美味いものを出してやってくれ。朝から今までよく頑張ったんだ”
全くだ。
いつもいつも人の都合も聞かないで連れ去ってめちゃくちゃしやがって
アンタが破産する程食ってやる
0041マサフミで真面目SS
垢版 |
2010/09/18(土) 01:56:03ID:GYV4Zrlt
そうして次から次へと皿ごと平らげる俺を、この男は腹立たしい事に笑いながら見ていた
「美味くて止まらないか?小さな店だがおやじの腕は一流だからな」
確かに美味かった。これまで食べたどんな飯よりも
ハンター達の為に味も栄養も妥協なく作られるクラン直営の食堂の飯よりも
「これうめぇwwwマジでwwwおやじ、やるなwwwww」
「ははっ、本当に美味そうに食うなあ」
二皿ほど平らげたところで男はゆっくり口を開いた
「たまにはクランの団体訓練や模擬戦に出てみたらどうだ?
エイリアン狩りだけでは様々な獲物に対応する技術や武器の扱いは身に付かないぞ」
「模擬戦なんて…どいつもこいつも弱すぎて俺の相手になんねーすよ
だいたい狩りでも何でも無い練習試合なんてヌルくてやってらんねーし」
成人式を終えたばかりのひよっこの俺たちには、実戦的な任務はほとんど回ってこない
かといって若者が単独でエイリアンのいる星に狩りに行くのは危険だと禁止されてる(俺は行くけどねww)
そんな俺たち若手が腕を磨くための場が団体訓練や模擬戦なのだが
そうとも。同年代の他のやつらは俺に傷ひとつ付けられない。そして遠巻きに嫌味を投げかけて来るだけだ
手応えも面白みもない。一人でエイリアンの巣に突っ込んで行く方が100万倍高揚する
まあここ数ヶ月はこの男の強引な稽古のせいでそれもおあずけをくらってるが…
「マサフミ、お前は素質があるんだぞ?きちんと訓練すればきっと良いハンターになる。
同期が相手にならないというなら、ケンジやタカハシの実戦訓練に混じれるよう手配してやってもいい」
「ケンジ先輩だって俺にはかなわねーすよ。あの人接近戦はできるけど肝心の所で隙ができるし、影薄いし…
タカハシさんは相当俺の事嫌ってるら無理っしょw」
はあ、という大きなため息は無視して俺は七皿目の肉に取りかかった
本当に美味い。確か隣の星の獣のものだとか言ってたな。今度自分で狩りにいってみようか…
「次の俺の任務、ついて来るか?」
「え?」だしぬけに発せられた言葉はあまりにも予想外で、飲み込むのに数秒かかった
「惑星N-3426でエイリアン・エッグが見つかったらしい。N-3426は少数だが貴重な生物が生息している。
生態系保護の為エッグの処理と、エイリアン成体の探索および殲滅が任務だ。
生物がいる以上既に成体となったものもいるだろう。地味ではあるが責任重大で危険な任務だ。どうだ?」
いつも一人で狩りに出ていたとはいえ、任務としてエイリアン退治に行った事なんて一度も無い
「任務」という言葉に、俺は胸がどきどきした
心の中で、面倒くさい・やめとこうぜという声と、行ってみたい・自分の力を試したい、という声がせめぎあう
何より、俺が到底かなわないこの男と一緒に危険な任務に赴くという事に、どうしようもなく興味が高まった
結局勝ったのは後者の声だった
「俺、行ってもいいぜ。あんたの手伝いに」
0042マサフミで真面目SS
垢版 |
2010/09/18(土) 02:01:02ID:GYV4Zrlt
N-3426は母星からそう遠くない近隣の小惑星で、
俺たちの背丈程もある高い植物が群生する林と、見晴らしのきく浅い湿地が入り交じった手つかずの星だった
エッグの処理は思いのほかスムーズに済んだ
だがエッグ近くに散乱する大量の抜け殻が、成体と化したエイリアンが少なくとも十数匹に上る事を物語っていた
「痕跡から見てそう遠くへは行ってないだろう。油断するなよ」
「へいへい、っと!」
次の瞬間、鋭利な鞭のような尾が頭上をかすめた
反応がもう少し遅かったら顔面を貫通していたかもしれない
「マサフミ、後ろからも来てるぞ!殺られるなよ!」
そう言い残し、男は前から迫って来るエイリアンの群れに突っ込んでいった
追った視線の先にはざっと見ただけで10、11、12…が、細かく数えてる暇はなかった
背後から来た2匹が俺に飛びかかってきたからだ
それらはいつも狩っているエイリアンよりかなり大きい
たぶんこの星にいる何か大きな生物にハガーが寄生して生まれたものだろう
だがひるんだら負けだ。俺もダテに一人で狩りに出かけてたわけじゃない
取り出した槍を振りかざして一匹を横に払い、その後ろから飛び込んで来たもう一匹に渾身の蹴りを入れて吹っ飛ばす
最初の一匹が再び突っ込んできた所を、構えた槍でブッ刺してやった
しかし変な感じに刺さってしまったのか槍が抜けなくなった
手間取っていると、さきに蹴り飛ばした方が向かって来た
「チッ」仕方なく槍はあきらめてリストブレードを構える
知恵があるのか危険を察知したのか、エイリアンは間合いに入らず尻尾を振り回して俺の手を狙って来た
危うく腕を切り落とされそうになり、思わず尻尾を斬りつけてしまったせいで、強酸性の血液が飛び散って来る
それに気を取られていると、鋭い尻尾が今度は脇腹をかすった
「うはwwヤバスヤバス」
血を浴びた肩アーマーとベルトが溶け始める
一番気に入ってるベルトだったのに…そう思うと無性に腹が立って、
尻尾をよけて奴の懐に飛び込んで、リストブレードで目前に迫った個体の頭を切り落としてやった
「楽勝だぜw…あっつ!!」
慌てて肩アーマーとベルトを外してると、いつのまにか横に男が立っていた
「ほう、規則を破って狩り場に行っているだけの事はあるな」
男の向こう側に目をやると、エイリアンどもの死体が湿地の水に浸かって転がっていた
「だがそんなに返り血をくらってるようではまだまだだな。エイリアン相手にリストブレードとは命知らずにも程があるぞ」
「アンタあれを全部やったんスか…」
「強酸性の血液もさる事ながら取っ組み合って顎を出されても危険だ。エイリアンはなるべく接近戦は避けろ。」

0043マサフミで真面目SS
垢版 |
2010/09/18(土) 02:09:11ID:GYV4Zrlt
あれだけのエイリアンを相手にしておいて、リストブレードの外側が僅かに焼けている意外は男の身体には傷ひとつ無い
事も無げに首を鳴らし、エイリアンの生体反応をスキャンする
自分は腕と脇腹からは血が滲み、肩と腰には火傷
悔しさと情けなさで腹が立ったが、同時にほんの少しだけ男に対する尊敬の念が湧いた
「反応なし…ハガーもいない…どうやらこれで全部らしいな。任務完了だ。ん、どうした?」
「別に。俺が活躍できなかったからって拗ねちゃいませんよwww」
ああ畜生腹が立つ!自分のみっともなさもそうだが、こいつをちょっと尊敬してしまった自分に一番腹が立つ!!
「クックック…なるほど。」
男が妙に楽しそうに笑うのが余計に腹立たしい
先を歩く後ろ姿を見ながら、帰りの船で無視を決め込んでやろうかと考えていると、男が突然振り返った
「やるよ。初めての実戦任務完了記念だ」
投げられたものを見ると、柄部分に凝った模様が彫り込まれた槍だった
「うはw高そうッスね。売ってもいいすか?」
「やったんだからお前のものだ。好きにしろ。」
船に入ると男は寝てしまい、無視を決め込む必要は無かった
俺も疲れたから寝台に転がったが、受け取った槍を眺めていると不思議な高揚感がみなぎって、結局帰還するまで眠れなかった

それからは男の稽古を受けるのが前ほど嫌ではなくなった
いや、嫌なんだが…まあ受けてやってもいいかなという気になったのだ
あの任務から帰還してから何回目か、槍を使った稽古の日
「なんだ、それ売ってなかったのか?」
「…いや、自分の槍が無いんでしばらくはこれで間に合わせッスよ」
今は差し当たって金に困ってないし、他に使える槍が無いし、とりあえず今は売らずに持ってるだけだ
「そうか。しかし綺麗に磨いているな。
ただの間に合わせの武器とはいえきちんと手入れするとは、お前もハンターとして少しは成長したらしい」
わざとらしく感心しながらニヤつくこの態度といい本気でムカつく
「センセ〜無駄口やめて続けてくださ〜い」
男は笑いながら稽古を続けた
0044マサフミで真面目SS
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2010/09/18(土) 03:12:26ID:GYV4Zrlt
タカハシから押し付けられる雑用やら簡単な任務をこなして、休日は丸一日稽古
男の勧めで正式に狩りに参加できる猟友会に入って、時々他の先輩達との狩りにも参加するようになったが、
いつの間にか俺はエイリアン数匹ごとき問題にならない程強くなっていた
いつも一番多く獲物を仕留めるのはやっぱりこの男だったが、俺だって負けてない
今ならこの男と狩りに出かけても、あの時みたいな無様を見せる事はないだろう
「俺と狩りに行きたい?」
「今度はアンタにも負けないっス。どっちがたくさん獲物を狩れるか競争ッス」
「言うじゃないか。じゃあ次の地球行きお前も付いて来るか?」
「地球?」
「ああ。あさってから行くんだが…地球人は種族としては弱い生き物だが、高い知能となかなか強力な武器を作り出す技術がある。
お前の一つ上の奴も誘う予定だ。」
地球の事は訓練所時代にコンピューター映像で見た事があったが、正直魅力は感じなかった
地球人ー人間は俺たちより小さく、身体能力も低い非力な生物だ
確かに技術力は俺たち程ではないにしろ、宇宙でもかなりレベルは高いだろう
しかし狩りの対象としてはいまいち興味が持てない
パワーアップした俺の力を試す為には、やはりもっと凶暴で強い生物を相手にしたい
「知恵比べしたいわけじゃねーし、他の星に行こうぜ!地球人狩ったって自慢にならないっしょ…」
「ふーむ…地球行きは決定してるし約束もあるし…
しょうがないな。じゃあ私が地球から戻ったら第2区の狩り場にでも行くか?」
第2区といえばエイリアン・クィーンが何匹も放たれてる上級者向けの狩り場だ
上陸するには正式な申請を出した上エルダーの許可が必要で、周辺の監視も厳しく俺一人ではとても行く事が叶わない
「行く!行く!絶対スよ!」
迫り来る無数のエイリアンに巨大なエイリアン・クィーン…
何匹狩れるだろう?どの武器を持って行こうか?もしかしたらクィーンも狩れるかな?
そうしたらタカハシさんやタケダ爺もびっくりするだろうな…
「コラ、第2区は危険な場所だぞ。私が地球に行ってる間も稽古をサボらないようにな」
そう言って、俺の胸をトンと叩いて男は稽古場を出て行った
俺は柄にも無く、男が帰った後も自主的に槍の素振りを続けた
0045マサフミで真面目SS
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2010/09/18(土) 03:13:45ID:GYV4Zrlt
「オオタさんが死んだ」
三日後の夜、報告書を出しに事務室に行って聞いたのがこの言葉だった
「…は?」
しばらくは何も飲み込めなかった
周囲の慌ただしさから聞こえて来る話声が、俺にとぎれとぎれの情報を伝えて来る
…あれほどの人が…人間の戦闘…最後は自爆…強い個体が…しかしまさかあのオオタさんが………死ぬなんて…
それを俺に教えた先輩は、一緒に地球に行くはずだったのをキャンセルした事を悔やんでいた
自分も一緒にいればこんな事には…なんてつぶやいていたが、あの男が死ぬような事態だ
先輩がいようがいまいが結果はさほど変わらなかっただろうと思う
俺が一緒に行ってたら…それも同じか。でももしかしたら違ったかもしれない
強くなった今の俺なら、俺が居たら、あの男が死ぬなんて事態は避けられたかもしれない
けどそんな事を今想像してどうなる?
あの男は死んだ
もう稽古をつけられる事も、一緒に狩りに出る事も無くなったんだ
先輩は半分泣いていた
随分仲良くしてたみたいだから無理も無いだろう
しかし俺は不思議と悲しくはなかった
あいつは一流のハンターだったんだ、きっとあいつ以上の力を持った強い奴にやられたに違いない
歯がゆいのはそれこの目で見られなかった事だ
憎たらしくて強いあの男が、クラン屈指のハンターであるあの男が散った瞬間を
そして俺はあの男と競う事も、挑む機会も、永遠に失った
「…ミ、マサフミ…聞いてるのか?爺さんが呼んでる。執務室に行け」
いつも小言のひとつふたつ余計に付けて来るタカハシも今日は虚ろな表情だ
ひょっとして俺もこんな顔をしてるんだろうか?
そんなクラン中の重い雰囲気に反して、執務室の爺はいつもと変わらない様子だった
「オオタの事は聞いとるな?」
「…はあ」
「皆沈みこんどるな。無理も無いが…分かっとる事だけでもオオタは相当強い地球人にやられたようじゃ
最後は自爆したそうじゃが、あの男の事じゃ。それほどの闘いにさぞ満足して散った事じゃろう」
あの男のことだ…たぶんタケダ爺の言う通りなんだろう
「とまあそれはともかくじゃ。オオタがな、地球出発前にお前と2人分、第2猟区行きの申請を出しておったんじゃ。
通常なら一度許可したものを取り消しはせんのじゃが、
オオタがおらん以上成人したてのお前の単独での2区行きを許可するわけにもいかんでな。
じゃがオオタの話では随分真面目に稽古して力も付けたそうじゃし、かわりにどこか他に行きたい星があるならワシが手配してやるぞ」
「…地球に行きたいッス」
何も考えずに口が開いてた
小さくて、貧弱で、未発達な文明の星
でもあの男は気に入っていた星
原始的ではあるが強力な武器、独特の文化、そして時折出会えるとんでもない強者…
「フーム、地球か。特にレベルの高い星でもないし無論構わんよ。」
カタキでも打ちに行くのか?とでも言われるかと思ったが、タケダ爺は得に気にする様子も無く茶をすすった
俺は軽く頭を下げて執務室を出た
0046マサフミで真面目SS
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2010/09/18(土) 03:17:03ID:GYV4Zrlt
*地球はあの男の言った通り、興味深いものがたくさんあった
手始めに大きな街へ行ってみると、人間同士が派手な戦闘を繰り広げている
前に見た爺の戦利品の中に随分原始的な武器がいくつかあったが、あれも人間のものだったらしい
早速熱の集中している戦闘のただ中に降りて、大層な武器を抱え込んでいた数匹の人間を狩ってみた
しかし強力なのは武器の威力だけで、人間達はどうも手応えがない
と思ってたら、唯一一匹の黒い人間が、光学迷彩で静止状態の俺に気付いた
カンのいい奴だ
トロフィーにする価値があるかもしれない…
時間のずれがあるとはいえ、昼は明るく夜は暗くなるのは地球も俺達の星と同じようだ
人間は夜でも結構活発に動き回るらしく、通りを何台もの乗り物が列をなして走って行く
建物にはそこかしこに無駄とも思えるほど灯りが光っている
それは初めて見る光景だ
俺は装着していた槍を取り出して街の灯りにかざし、そのまま空に掲げた
ずっと見いても飽きない装飾の向こうに、あの男の憎たらしい顔が見える
(どうだ、お前も興味を持ったろう?)
掲げた槍に稲妻が反射した
「そりゃあ興味津々スよwなんたってアンタがやられた星だ。カタキなんて取らねースよガラじゃないんで.。
その代わり、極上のトロフィーいくつもぶらさげて帰ってやんよwwwwww」

ドアをノックする音で目が覚めた視線の先には、見慣れた自宅の天井がある
左手の痛みは収まっていた
「教ー官〜寝てるんですか〜?パン買って来ました〜」
玄関を開けるとずぶ濡れのワタナベが立っていた
「おーごくろうwwwて、おま、なんだコレw袋の中水浸しじゃねーかwwww」
「すみません、すごい雨で…全力で走ってはきたんですけど…」
「こんなの食えるわけねーだろwwwしゃーねえ、もっぺん行ってこいww」
「ええっ!わ、分かりました…」
「そのかわり帰って来たら俺様直々に槍の稽古つけてやる」
「マジすかw!!!すぐ行ってきます!」
外はさっきまでの雷雨が嘘みたいに静まって、雲の切れ目から太陽がのぞいていた
夏の猛烈な暑さもここ数日でだいぶ落ち着いて、狩り場で暴れ回るのに気持ちいい季節がやってくる
ワタナベもちょっとはできるようになったみたいだし、来週あたり狩りに誘ってやるか
お、今俺マジに教官っぽいw
それから教官としてのかっこいい立ち方とかしぐさをあれこれ考えてたらワタナベが戻ってきた
「今戻りました!コーヒー牛乳もたくさん買ってきました!」
外はいつのまにか晴れ上がっていて、午後の日差しがまぶしい
「あーあ、面倒くせーけどひと運動すっかww」

ーおわりー
0047創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/09/18(土) 08:02:52ID:xNu5MtIp
マサフミキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!
オオタさんもキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!・゚・(つД`)・゚・  

いつもwwwwwwwなマサフミだけど、いいねこういうの。(いや、ちゃんとwwだけど)
それにちゃんと教官してるし。
0048マサフミで真面目SS
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2010/09/18(土) 17:21:08ID:13G9KpeR
個人的に、オオタさんは意外とマサフミみたいな奴気に入ってたんじゃないかなと思って書きました
「しょうがない奴だ」と思いながらも、
ハチャメチャでバイタリティ溢れるマサフミを面白がって構ったり稽古つけたりしてたんじゃないかと
で、マサフミはマサフミなりにオオタさんの事一目置いてるんじゃないか…と
普段は馬鹿満開だけどマサフミはマサフミなりに色々ありそうだなんて想像しながら書きました
なにぶんプレSS初めてなので見苦しい点も多々ありますが、最後まで読んでくれた人ありがとうございます
機会があれば、スカフェ&ウルフのお茶の間コメディとかタカハシさんで真面目SSとか書いてみたいです
0050創る名無しに見る名無し
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2010/09/19(日) 09:43:30ID:Zmpx7o/E
乙乙

wwwなのにちらちら垣間見えるマサフミのハンターとしての
本質見れて面白かった。なんだカッコいいなマサフミ!

個人的にお茶の間wktk
0051秋の長雨 オッサンと若僧
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2010/09/20(月) 22:25:28ID:GiHPrnNj
(しとしと雨 談話室で左目を気にしつつなんか憂鬱そうなスカフェ)
マサフミ「なにwwww古傷痛いwwwwww?年寄りは大変だねーwwwwww」
スカフェ「お前さんはどうなんだね?その腕の方は」
マサフミ「俺wwwww若いもんwwwwww雨で痛いなんてアリエナサスwwwww」
スカフェ「古傷の痛みは湿気から来るものとも限るまい」
マサフミ「・・・・・なーにwwww言ってんだかwwww」
0052創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/09/20(月) 23:06:47ID:s1L3G6MC
>>51
gj(・∀・)b!!!
マサフミも色々背負ってるんだなあきっと…
表に出さないだけで
タケダの爺さんあたりは全部分かってそうだが

・雨の日左手を見てナーバスになるマサフミ
・痛いとこ突かれるとしらばっくれるマサフミ
・オオタさんの命日は密かに墓に牛肉持ってくマサフミ
(でも放置するから腐って大変な事になり後日タカハシさんにしばかれる)

スカフェもやっぱり時々片目がうずいて昔を思いだすのかな
CJオープニングでの置き去りシーンは本気で狼狽してるもんな
0053創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/09/21(火) 21:38:48ID:LlA8ycrl
広報 タケダ・クラン

 お墓参りの後は御供物(トロフィー・食物など)は必ず持ち帰るようにしてください。
 腐敗による悪臭等の衛生面悪化、鳥獣のに荒らされることを防ぐためです。
 先祖の霊を祀る場を綺麗に保つため、ご協力願います。


>>52
 スカフェ兄さんはあの過去を思い出すことはありません。
 なぜなら、忘れることはないからです。
0055創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/09/30(木) 04:36:01ID:/Yjtrlr1
ブラックプレ達→白人
クラシック系プレ→日本人(侍・忍者みたいな)

マサフミはハーフな気がする
身体赤くて模様も独特だし
にしても過疎ってるね
デターズ公開から2ヶ月程度しか経ってないのに…
0056創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/09/30(木) 07:25:22ID:iL0hDOA5
規制されたり解除されたりまた規制されたり。
なんか最近はいつ書き込めるか、分からんのよな。
書き手さんもそういう状態なんじゃないかとも。

さて、未だ見られないエクスペンタブルズ。
あの肉密度の中にプレを一人放り込んだらと思うと、リアルで
( ゜∀゜)=3 ムッハ-な顔になる(w
0057創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/10/01(金) 01:06:15ID:F0FiyjLe
地味な事なんだが、外顎のキバが一本のプレと二本生えてるプレがいるよな
やっぱり親知らず的な奴なのか、それとも種族的な違いなのだろうか
0058創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/10/01(金) 03:06:01ID:B/LH3CMK
ウルフさん2本生えてるよな
でも種族的な違いとなると、ブラックさんぐらい外見に違いが無いと分からないね
オオタさんマサフミ、2で登場したタケダ爺さんと仲間達、ウルフさんや誤射デター、クラシックと、
みんな色や体格は似たようなもんだったし(マサフミのDQNカラーリングはマサフミだから仕方ない)
今思えばスカー達はなんであんなにマッチョだったんだろう…
人っぽい顔も相まってスカー達やヨシダ爺達は種族が違うような気がする
0059創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/10/01(金) 22:35:10ID:Jpei2e0Z
牙のことはあまり想像がつかんのだが、スカー達が妙にマッチョだったのは
AVP系はどちらかと言えばプレ=戦士、プレデター・プレデターズでは狩人として
扱ってるからような気がする。
そういえば、マサフミのカラーリングは確かに独特だな(w。

大分前にプレの抜歯のことが話題になったことがあったような。結局結論は出て
ないんだよな。あれも種族(部族)の違いかな。
0060創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/10/02(土) 05:45:37ID:1QJ53X/j
部族の違いうんたらかんたらはポールやロドリゲスが勝手に言ってるだけだからなあ…
後付けもいいとこだし、ただプレデターが映画よりコミックで人気が高い背景を考えると仕方ないのかもしれんが
それでもオオタさんが未成年てのは無理があるな
プレスレとか過去日記スレ見てると、プレ設定もある程度固まってて説得力あるし、
ファンはファンなりの解釈してて問題ないと思う
0062スカーフェイス日記
垢版 |
2010/10/02(土) 07:49:24ID:JI8DHHjG
※月 〆日

 今日は久しぶりにサカザキ(仮)との試合を行った。
 果たし状を持ってきたときの奴は「ようやく許可が下りたぞ!ヨシダクランの公共施設剪定ま
でやって得たものだ、ありがたく受け取れい!」と言っていた。
 なんだか回を重ねる毎に、試合許可の条件が厳しくなっているようなんだが。タカハシの奴、
機嫌でも悪いのかな。

 試合後、失神したサカザキ(仮)を医務室まで背負っていこうとしたが、途中で目を覚まして
「下ろせ!!!下ろさんかぁ!!」と人の背中で暴れまくるので、まあこれだけ元気なら大丈夫
だろうと下ろしてやると、いつものように「今度こそ血祭りに上げてくれる!!」「身辺を整理
しておけ!!」とまくし立てられた。

 ちょうどそこへタケダの爺殿が通りかかり、
「ふぉふぉ。相変わらず、仲がよいのぅ」
 と声をかけてきた。
 その時のサカザキ(仮)の顔は、なかなか見物ではあった。
 しかしつきあいも長い(少なくとも100年以上前には会って居るはず)ことだし、そう嫌わ
んでも良かろう、と言うと、文字通り全力で嫌がられた。
「わしから見れば随分仲よしに見えるがのぅ。まあ、ええわい。
 ところでの、サカザキ(仮)よ。わしが丹精しておる菊の花が少々元気がなくてな」
「ふむ・・・ここ数日日照が不足しているからな・・・」
「手数をかけて悪いが、ちょっと見てもらえんか」
 と言うことで、二人とはその場で別れた。
 爺殿が丹精している菊であれば、さぞ見事なものだろう。機会があったら見させてもらうか。


<数日後の日記>
※月$日
 マサフミから「タカハシさんからwwwwwLV111星系のwwwwブロブ殲滅しろだってwwww」(毎度、
奴の言葉は表記しづらい)と伝えられたので、ポートへ向かう途中、サカザキ(仮)と会った。
 なんとなく思い出したので、爺殿の菊はどうだった?と聞いたら、いきなり黙り込んだ後、
「・・・・・・・・貴様と爺様は、あれを”菊”だと言い張る気か?」
 と言い、その後ブツブツと、「・・・・花弁が触手のように・・・」とか「葉から毒液・・・・」とか呟いてい
た。
 いったい奴は、爺殿の庭で何を見たんだろう。

追記:
 ブロブ殲滅はそんな時間も掛からず、たった今船に戻ったところだ。
 ただ通信が入っており、再生すると、
「この大莫迦者が!!!!とっとと戻れ!!!」
 とウルフの怒鳴り声がコックピットを震わせた。
 俺、なんかやったっけ?
0063創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/10/02(土) 07:59:08ID:JI8DHHjG
当初のプレは、「得体の知れない異星の怪物」という程度だったろうからなぁ。
まあだから色々勝手に想像し妄想するわけだが(w

コミックと言えばYouTubeで噂で聞いていた「海賊と戦う(共闘)もする」プレ
を見たっけ。
共闘過程が意外と違和感なくて、共闘後に決闘と言う乾いた関係(使い方が
間違ってる感はある)が、なんか良かった。
0064創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/10/02(土) 15:36:09ID:1QJ53X/j
>>62
菊wサカザキは一体何を見たんだ…
そしてまた騙されてウルフに叱られるスカフェに笑った
海賊と共闘するやつ俺も持ってる
あれいいよな
死んだ海賊をちゃんと埋めて、その時に拳銃貰ったかわりに自分のナイフあげるとことか
その拳銃が1718製なんだが、という事はあのプレは若かりし日のタケダの爺さんなのかな
0065創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/10/04(月) 08:06:06ID:P4qxbVY1
コンクリートジャングルの実況やここ最近の書き込みを見てふと思ったんだが、徒手空拳でプレデターと対峙した人間ってのはないのかな?
膂力じゃかなわなくても、重心移動での投げ技や、太極拳みたいな受け流しつつ攻撃ってタイプの武術なら通用しない訳じゃないと思うんよ。
タケダの爺さんあたりなら、牽制の一撃で相手を殺害したとかいうどこぞの八極拳使いとやり合ってても不思議には思わないんだけど、いやマジで。
0066創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/10/04(月) 13:24:57ID:0sl6ySKl
>>65
うーんどうだろう
確かに受け流したり重心変えたりってのは有効かもしれんが、
攻撃するパワーに圧倒的な違いがあるからなあ
うまく投げ飛ばしたところでプレがそれ程ダメージくらうとは思えないし
完全生身でプレに対峙するのは難しいかも
受け流しながら上手く罠に誘いこむとかならいけそう
0067創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/10/04(月) 14:49:43ID:vtZr0+Ci
>>66
いや、勝てるとは思っていないよ。元からパワーが違うもの。
ただ、武術では体を水がタップリ入った水風船などに見立てて、打撃の威力を波動のように体内に浸透させるイメージで打ち込む結果、どの部位に関係なく打撃の威力が筋肉などを通り越して、直接内臓に伝わるようになっていく、って聞いたことがあるからさ。
プレに対してもあるいはある程度のダメージは与えられるんじゃないだろうか、と思ったんだ。
ほかにも、梃子の原理で間接を破壊したりとか、目を突いたり、とかは通じないわけじゃないでしょ?
実は、意外と名勝負になってたりするんじゃないだろうか。罠に誘いこんだりするならなおさらね。

まあ、こういう理屈は置いといて、「なんとか言う寺院に忍び込んでハゲ頭の人間たちと拳や棍を交えてきた」なんて武勇伝付きのトロフィ−あったら面白そうじゃないか。
0068創る名無しに見る名無し
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2010/10/04(月) 17:28:38ID:0sl6ySKl
スカーフェイスは似合いそうだな
槍術とか武道とか…
トロフィーもたくさんあるけど、
中には引き分けた人間とか居て交換した槍とか鎧とかあったりして

マサフミは面白がっていつのまにか寺入って修行に混じってそう
「うはwww攻撃当たらねwwwやるなw茶坊主ども」
しかし粗食と座禅に耐えきれず脱走
0069創る名無しに見る名無し
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2010/10/04(月) 19:17:02ID:esVA34Qt
パワー対パワーではなく、パワー対技か。

でもどうやってプレの方を徒手空拳にするかだなぁ。
そもそも「狩り」に来ているから何らかの武器は持っているだろうし。(ウサギ狩りだって猟銃くらいは
持つよね)
最初からこっちが徒手空拳だと、見向きもされない可能性もでかい。
いかにプレに「こいつとは素手でやり合いたい」と思われるよう、魅せるかだな。
あるいはCJのスカフェ兄さん捕獲時みたいにするか。ただ、怒り狂ってるだろうから、分が悪い。

CJの捕獲後のスカフェ兄さんはブチ切れ状態だったよな。
まあ、ほぼ裸に近い状態で磔じゃ、怒るよなぁ・・・。
0070創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/10/04(月) 20:04:38ID:IKCieEhP
コミックだけど、人間マチコがプレとお互い素手の決闘してたぜ。

最終的にはマチコの負けだったが、プレを投げ飛ばした人間は
彼女だけじゃないかな。
0071創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/10/04(月) 20:18:29ID:ZraKKLN7
>>68
禅寺は座禅よりも飯時の正座の方がきついし、なんせ精進料理だから最初の食事の時点で逃げそうだなw
知ってるか、一時間正座すると両足がゴムでできてるような感覚を味わうんだぜ……

>>69
リストブレード対拳法ならありじゃないかな。斬りつける動作が中心にせよ、腕での攻撃の延長線上にあるような気がするし。
後は、中国武術は武器と体術を両方とも教えるそうだよ。太極拳は太極剣、少林寺は棍法、八極拳は槍も学ぶらしいからね。
だから、相手が武器を失ってなお徒手空拳で立ち向かおうとする場合もしくは相手が素手で戦っているのを見ているかのどちらかなら、武器を封じてくれるんじゃなかろうか。

>>70
へぇ、そんなのあったんだ。知らなかった……
探してみるよ。ありがとう!
0072創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/10/04(月) 22:11:42ID:esVA34Qt
>>70
さすが、マチコ姐さん(w

>>71
俺は目視確認するまで、脚が無くなったのかと思った<正座後
感覚がないんだもん。でも誰かに突かれたら、悶絶した。

シミターブレイドみたいなんじゃなく、短めのだったら鉤爪と同じだしなぁ。
日本武術の場合は、武器は武器、体術は体術、の場合が多いか。


既に唯一の武器は破壊され、まさに徒手空拳。
だが、師匠は言っていたものだ。
「武器を失ってからこそが、誠の戦い」
その言葉を噛みしめながら、彼は構えた。
異形の巨人は、何を思いながらか彼を見つめたが、やがてその武装品が音を立てて
地へ落とされた・・・。
0073創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/10/06(水) 17:01:06ID:WJxjZuRB
今更ながらに気付いたが、サカザキ(仮)が見た”菊”って、展覧会時の選定中にサカザキ(仮)&アダチの鎌捌きから身を守り抜いたやつだったんだな。
ようやく理由が判ったぞw

そういや、ヨシダクランの面々って最近見ないなぁ。どうしてんだろ?
0074創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/10/07(木) 00:27:35ID:pLW/5M1C
ヨシダ「若僧どもとアスカちゃんのことなら、ワシのクランではなく田舎クランの
     ことじゃのう」
タケダ「・・・・一人だけ強調しとるのは、いやがらせか?ヨシダ」
ヨシダ「さてなんのことやら。
    あそこもなかなか正式名が決まらんの」
タケダ「跡を継ぐエルダークラスがおらんからなぁ。
     そろそろ決めんと、田舎クランが正式名称になってしまいそうじゃな」
0075創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/10/07(木) 01:15:08ID:i4XO2xgj
そうそう、誰かさんみたいにな・・・。<正式名称


サカザキ(仮)「へーーーーっくしょん!!」
0076創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/10/09(土) 10:17:14ID:L9jfQOCY
スカフェ「やれやれ。お前のせいでまたウルフとタカハシから説教をくらったぞ」      
マサフミ「ウハwwwwwwスマソwwwwwww」←かなりボロボロ
スカフェ「お前も相応の目にはあったようだから、これ以上は言わんが。
      全く、少しは反省したか?」
マサフミ「もうやんねwwwwwやんねからwwwww許せwwwww」
スカフェ「わかった。もうするんじゃないぞ」
マサフミ「りょーかい、りょーかいwwwwwww」

そして振り出しへ戻る。
0077創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/10/09(土) 16:19:35ID:DtKLXtdW
スカフェも何回騙されれば気が済むんだww
てかスカフェが騙されるたびにウルフがマサフミに仕置きするあたり、
ウルフはスカフェに対してだけは世話焼きだな
0078創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/10/10(日) 00:43:09ID:dZ5NemKt
お仕置きはタカハシさんでないか?
ウルフさんだったら、半死だと思う・・・。
0079とあるプレデターの記録
垢版 |
2010/10/10(日) 04:46:30ID:coNsv3vz
 今日は人生最良の日だ。
 俺は心からそう思っている。
 もっとも、他の奴等が聞いたら、俺の頭の具合を疑うだろうがな。


 仲間の間で最近噂になってる地球という星に、俺は狩りにやって来た。
 複数の個体が共同生活を行っている施設に侵入。
 しかしセキュリティは万全だったらしく、すぐに発見されてしまった。
 個体の戦闘能力も高かった。
 ある者は、目を覆うバイザーから赤い光線を放つ。
 ある者は、手も触れずに物を持ち上げ、高速でぶつけてきた。
ある者は風を呼び、稲妻を操る。
 そして今、暗く狭い通路内で相対するこの個体は、高い回復能力を持ち、多少の傷は付けたそばから治ってしまう。
 しかもこいつは、自身の両腕にリストブレードを埋め込んでいた。
 手の甲の皮膚を突き破り、まるで野獣の爪のように現れたその刃……。
 使い込まれた道具のみに宿る、オーラのような物が漂っていた。

 今日は人生最良の日だ。

 俺は思った。
 光学迷彩が通じず、まるで俺の考えがわかるかのように、正確に位置を把握されて、逃げ場のない通路に追い込まれた。
 武装も奴等との戦いで、リストブレード以外はみんな破壊された。
 絶体絶命……。
 それでも思うのだ。
 奴の腕を切り裂き、あの美しいリストブレードを俺のガントレットに取り付けたい。
 奴の骨で、最高のトロフィーを作りたい。
 そんな欲求を胸の内でたぎらせながら、俺はマスクを外し、戦いの雄叫びを上げた。
「……ひでぇ面だな」
 奴が何かを呟いた。
 言葉はわからないが、戦いに臨む際の言葉なのだろう。奴の表情を見ればわかる。
 俺はリストブレードを伸ばして、かつてない高ぶりに突き動かされ、飛びかかった。



「ウルヴァリン、大丈夫か!?」
「何とかな。サイクロプス」
「侵入者は……生きてるのか?」
「どっちでも大して変わらねえよ……全く恐ろしい奴だった。俺にヒーリングファクターとほんのちょっとの運がなかったら、血の海に沈んでたのは俺だったな……」
 奴等の話し声がする。
 血を流し過ぎたらしく、自爆装置を作動させる力もない。
 屍をさらすのは不本意だが、これはこれで悪くはあるまい。
 きっと奴は、あのブレードを使って、俺の骨から最高のトロフィーを作ってくれるだろう。
 最後の狩りは、素晴らしい戦いだった。
 あぁ、本当に今日は、人生最良の日だった……。
0081創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/10/10(日) 10:18:54ID:dZ5NemKt
これは良いコラボレーション。
あいつら相手じゃプレも「分が悪い」どころの騒ぎじゃねぇよなぁ。

>>今日は人生最良の日だ。
思うだろうな、プレなら。
0083創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/10/12(火) 21:14:17ID:JJumhhhr
そう言えばアメコミってバーサスものとかコラボものって多いよな。
ほんとにやらんかな、プレ対XーMEN、プレ対ヘルボーイ・・・なんか全体的に
プレが不利っぽいが。
0084創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/10/12(火) 22:56:04ID:fS6rtwon
プレにも異能者や超能力者のクランがあったり
あるいは、そういった存在を専門に狩る奴が居る
という設定が後付されるだけじゃないか
アメコミ的に考えて
0085創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/10/13(水) 00:12:12ID:wcbz8CSH
アメコミは日本で言うところの半公式同人みたいなもんだからなあ
後付け設定はいくらでもできるよ
0087創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/10/14(木) 00:56:08ID:Ar20L8I7
完全無欠なプレなんてイヤン。
ちょっとくらい間抜けな方が可愛げがあるぜ。

失敗したっていいじゃないか、プレだもん。
0088ある2人の話(ウルフ&スカフェでコメディ兼シリアス少々)
垢版 |
2010/10/16(土) 01:09:25ID:BJGTjxgw
ある日の稽古場
「ウルフ、クロサワを嫁にくれ」
ウィーン
小さな起動音と共に、ウルフはスカーフェイスにキャノンの照準を合わせた
クランの双璧ともうたわれる2人の宇宙規模の戦闘が開始されてしまうのかと、
ケンジをはじめその場にいた全ての者が凍り付いた
「冗談だ」
「笑えん冗談はよせ」
ウルフはキャノンをしまい、憮然とした表情で手入れ中のスピアに視線を戻す
稽古場には安堵のため息が充満した…のだが、
「クロサワは子供だからな。俺が嫁に欲しいのはお前だ、ウルフ」
先ほどよりさらに破壊力を増したスカーフェイスのこの台詞で、稽古場は再び凍りついた

「で?何故そのような話に?」
エルダーの執務室にて、頭を軽く押さえて苦痛をこらえるような顔のタカハシがスカーフェイスに尋ねた
ウルフは苦虫を百万匹噛み潰したような顔でスカーフェイスの隣に立っている
スカーフェイスはタカハシの質問にもったいぶりながら答えた
「俺はよくウルフに世話になる。特に生活面で。
家に泊まった時なんか、服(網とか布)の洗濯に食事、はては酒まで出してくれるのだ。
クロサワの相手をしている礼とは言われるが、それは俺も好きでやっている事だし、ウルフも分かっている。
にも関わらずこうまでかいがいしく世話をしてくれる。これは俺も男として甲斐性を見せねばならんだろう」
タカハシは思った。”何かが間違っている” と
「スカーフェイス、甲斐性を見せると言うなら書類作成のひとつぐらい自分でスムーズにこなせるようになれ。
私はその方がよほどありがたい」
冷静なウルフの意見にタカハシは首がもげる程頷いたが、スカーフェイスはなおも続ける
「俺に書類作成を覚えろと言うなら、なおさら俺とお前は一緒になるべきだ。
そうすれば俺も間近で模範的な書類が見れるし、タカハシも今までのように俺の書類をチェックして直すという二度手間を踏まなくて済む」
二度手間を踏まなくて済む、という言葉は、常々粗雑なスカーフェイスの報告書に頭を抱えているタカハシには大変魅力的だった
0089ある2人の話(ウルフ&スカフェでコメディ兼シリアス少々)
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2010/10/16(土) 01:10:05ID:BJGTjxgw
執務机で茶をすすりながら黙っていたタケダも、スカーフェイスの言い分にウンウンと頷き、
茶のおかわりをせがむような気楽さで口を開いた
「よいではないかウルフよ。スカーフェイスは身軽な独身、しかも戦士としてはお主と同じく一流じゃ。
それゆえ高給取りでしかも金や物には執着が薄く、器は大きい。初婚の相手としての条件は申し分ないぞ。
クロサワも懐いているようじゃし、まだ幼いあの子には父親は必要じゃ。」
タケダの的を射た意見にタカハシは感心した
(確かに仕事の鬼で孤独を好むウルフさん一人でクロサワを育てて行くのは荷が重いかもしれない
その点おおらかでウルフさん同様仕事ができるスカーフェイスさんが夫として、
クロサワの父として家庭を支えてやれば、全て円満に収まる…)
ウルフはその場の妙な雰囲気を感じ取り即座に反論した
「父親…とまではいかんが、クロサワは私が保護者として不自由ない生活を送らせている。
世話焼きはありがたいが別に私とスカーフェイスが一緒になる理由にはならん。だいいち…」
「ウルフよ、お主とて少なからずスカーフェイスを好いておろう。
お互い酸いも甘いも知り尽くした仲じゃろうし、今更照れんでもよいわ。
とりあえず式場は母星の中央公会堂でよいかな。仲人はわしが…」
「何を進めているのだ!だいいち私もスカーフェイスも雄ではないか!嫁だの結婚だのは雄と雌がするものだろうが!」
その通りである
タカハシは我に返り、あらためてこの話の根本的な間違いを実感した
しかし同時に、彼はいつかウルフ宅に訪問した時目にした光景を思い出した
…調理場で、報告書を読み返しながらクロサワの食事を作るウルフ
居間ではスカーフェイスが小型獣のトロフィーをクロサワと積み上げて遊んでいる
やがてクロサワの食事が居間に運ばれ、同時にウルフとスカーフェイスは食事をするクロサワを見守りながら酒を片手に談笑する…
完璧な家族団らんの光景だった
「ウルフさん、雄同士だからとか、そんな事はこの際いいんじゃないですか?
大切なのは仲間の助け合い、そしてクロサワの幸せでは」
「うむ。タカハシの言う通りじゃ。」
「………」
「そういう事だウルフ。俺にも男としての矜持がある。約束するぞ、お前にもクロサワにも不自由な思いはさせないと。
だから、俺の嫁になってくれ」
0090ある2人の話(ウルフ&スカフェでコメディ兼シリアス少々)
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2010/10/16(土) 01:10:49ID:BJGTjxgw
パチパチパチ…
執務室の外で拍手が起こった
ウルフが扉を開けると、心配で稽古場からついてきたケンジや三馬鹿、たまたま通りかかったミユキとその彼氏が廊下に立っていた
「スカーフェイスさん、男らしいです。ウルフさんは幸せ者ですね」
「感動したっす!」
「こんな劇的なプロポーズの瞬間に立ち会えたなんて、感激です」
「2人に子供ができたらさぞかし立派な戦士に…」
「ウルフさん、スカーフェイスさん、おめでとうございます!」
「いやあ、どうも」
「どうも、ではないわスカーフェイス!やめんか貴様ら!私とスカーフェイスが夫婦だぞ?おかしいと思わんのか!!!」
「お前達、落ち着きなさい。2人の式の日時は改めて発表する。
タカハシよ、母星のプレ・ベルクラシックに申し込みのメールを出しておけ」
「わかりました」
「待てタカハ…ムグ」
「よし、嫁、そろそろ子供(クロサワ)を迎えに行く時間だ。今日は父母揃って行って驚かせてやろうじゃないか」
スカーフェイスに引きずられ帰っていくウルフの姿を、一同は微笑ましい思いで見送った

「オ兄サン、コレカラ一緒ニ暮ラスッテホント?」
「ああ、ウルフと俺は夫婦になるんだ。三人で仲良く暮らそうな。」
「嬉シイ!ジャア、オオカミサンガオ母サンデ、オ兄サンガオ父サンダネ!」
「はは、その通りだな」
スカーフェイスが家に来る事をクロサワは単純に喜んでいる
(爺の言う通り、まだ幼いクロサワには父と母が必要なのだな…それは分からんでもないが)
すっかり結婚話に乗り気のタカハシにリストブレードを突きつけ何とか挙式は諦めさせたものの、
この話は瞬く間にクラン中に知られ、今やスカーフェイスとウルフは完全に新婚さん扱いである
「だからといって何故夫婦なのだ?しかも誰もそれに疑問を持たんとはどうなっている!」
「夫婦でもないのにいい歳した雄同士が一つ屋根の下に暮らすなんぞおかしいだろうが」
「いい歳した雄同士が夫婦という時点でおかしいわ!貴様夫婦という単語の意味を理解してるのか?」
険悪な気配を察したのか、クロサワは心配そうにウルフの足に手をかけた
「オオカミサン、怒ッテルノ…?三人デ一緒ニイラレナイノ…?」
「………」
「すまんな、お父さんがちょっと酒を飲み過ぎたせいだ。もう仲直りするから大丈夫だぞ。」
「ホントウ?」
「ああ、だからクロサワは先に寝ておいてくれ。俺はお母さんの肩もみをして機嫌を取らないといけないからな」
優しく頭を撫でるスカーフェイスに安心したのか、クロサワは素直に寝床に向かった
「出て行けというなら出て行くが?」
「………明日、合鍵作ってこい」
0091ある2人の話(ウルフ&スカフェでコメディ兼シリアス少々)
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2010/10/16(土) 01:27:59ID:BJGTjxgw
どうせスカーフェイスの気まぐれだとか、何かのドッキリだろうというごくまともな人達の考えに反して、
ウルフとスカーフェイスの”結婚生活”は続いていた
はじめは誰もが恐ろしい事この上なかったが、
夕暮れ時にクロサワを間に挟み並んで帰っていく2人の姿は、すっかり夫婦として様になっていた
ちなみにマサフミは、話が広まったその日にこともあろうにウルフ本人の前で
「ちょwwクランにホモ発生wwwwしかもオサーン同士wwwうぇうぇうぇwwwwwwww」
と発言し、マスクのど真ん中にディスクの一撃をくらって医務室送りになった
タケダはオレンジ色の空の下、三つ並んだ影を執務室の窓から見下ろして言った
「最初はなんだかんだと言っておったが、やはり似合いの夫婦じゃな」
「そうですね…実際実力的にも性格的にもバランス取れてますし、
それにいつも気を張ってるウルフさんにはスカーフェイスさんみたいな人が必要なのかもしれませんね」
常に眉間に皺を寄せているウルフと常にあっけらかんとしたスカーフェイスを思い浮かべながらタカハシは言った
「どうかの」
窓に向かったままのタケダはひとり言のようにつぶやいた
「スカーフェイスに、ウルフが必要なんじゃろうて…」
0092ある2人の話(ウルフ&スカフェでコメディ兼シリアス少々)
垢版 |
2010/10/16(土) 01:28:45ID:BJGTjxgw
熱い、喉が乾いた、腹が減った
見渡す限り不毛の地 荒野には俺一人
これは当然の報い
無様を晒し、一族を穢し、それでもなお生きている俺が受けるべき、当然の報い
容赦なく照りつける太陽に身体を焼かれ這いずり回り、
無きに等しい食料を求めて夜の闇を走る
耐えるべき年月も、戦士としての誇りも、今はどういでもいい
のしかかる孤独に、己の失態に、精神が押しつぶされる
それでも生きるために這いつくばって餌を探す
まるで獣だ
俺は100年間、一匹の獣だった

額の上に心地いい冷たさを感じてスカーフェイスは目を開けた
冷水に浸した布が額に乗っている
「飲み過ぎるなと言っただろう」
まだ微かにぼんやりとした頭のまま上半身を起こすと、ウルフが腕を組んで座っていた
扉が開いたままの隣の部屋ではクロサワが規則正しい寝息を立てている
開いた窓からは柔らかな夜風が入り、テーブルの上には飲みかけの酒と、夕食の残り物で作ったツマミの皿があった
「いつの間にか寝てたのか…すまんな」
…ここはあの荒野ではない 獣として生きるしかなかった、残酷なまでに乾いたあの不毛の地ではない…
安堵と、微かな自己嫌悪をこめてスカーフェイスは小さく笑った
もうあの星は過去の物で、自分は新たなクランで新たな生活を送る身だ
元のクランには戻れないまでも、自分は生還し、汚名返上を果たした
ここには自分を責める者はいない
過去に自分が泥を塗った一族でさえ、100年の流刑に耐え、名誉を取り戻した自分を表立って非難する者はいない
それなのに
0093ある2人の話(ウルフ&スカフェでコメディ兼シリアス少々)
垢版 |
2010/10/16(土) 01:32:30ID:BJGTjxgw
「また過去の幻影に捕らわれていたか」
額の布はぬるくなっていた
「過去を無かった事にはできん。やり直す事も。貴様が貴様である以上それは一生ついて回るのだ。
貴様が醜態を晒し、血族から外され、流刑の地で惨めに過ごした事実はこの先も永遠に消えることはない」
ウルフの口調はその内容に反して淡々としたもので、いつも寄せている眉間の皺もなく、穏やかとも言える表情だ
だからこそスカーフェイスはより深く心をえぐられた
「痛い所を突くねえ相変わらず…」
誰も触れないスカーフェイスの”傷”
全てが終わり帰還した時 よく帰ってきた、汚名は返上された、これからは新しいお前だと誰もが言った
しかしそんな言葉はただの慰めでしかないと、今目の前にいる男は知っている
「だが貴様が無様に生き延びた事が、潔い死よりも劣るとは私は思わない。
死に時を逃した事を悔いるより、これからいかに生きるかだ。スカーフェイス」
ひときわ強い風が窓から入り込み、奥で寝ているクロサワが寝返りをうった
ウルフは組んでいた腕をほどくと自分のグラスに酒を注ぐ
柄にもない説教をしたと自分に腹を立てたのか、ウルフの眉間にいつもの皺が刻まれた
いら立ちを隠す様にグラスの酒を飲み干すウルフに、スカーフェイスは思わず吹き出した
「なんだ」
「フフッ、いやあ、今夜は随分口数が多いなあと思って」
「フン、貴様はそれが目当てでうちに転がり込んだんだろうが」
過去は封印されたものとして誰も触れようとはしない
触れて来たところで他者に己の過去を事細かに話す気などスカーフェイスには無かったが
未だに過去にうなされる自分の惨めさを、ずたずたに傷ついたプライドを、
他者に理解するなど不可能だと悟っているが故に、ますます深まって行く孤独ーーー
このにぎやかなクランの中にあっても消える事のない自分の中の黒い孤独
しかしウルフはこともなげにそれを払い落とす
ウルフにはそれができるとスカーフェイスは知っている
そしてウルフも、スカーフェイスが何を必要としているか知っている
孤高のプライドを持ち、戦士としてこれ以上無い程に誇り高い、スカーフェイスと同じ魂を持つウルフだからこそ
「貴様が流刑地でのたれ死に、私もあの時地球で死んでいたとしたら、今こうして酒を酌み交わす事も無かったわけだ」
「クロサワもいなかっただろうしな。そりゃ寂しい。うむ、やはり生きてて良かったか」
一瞬顔を見合わせ、スカーフェイスは豪快に、ウルフは鼻で笑った
「流刑からの帰還に」
「地球からの生還に」
ガチン、力強くぶつけたグラスに2人は同時に口をつける
0095続き
垢版 |
2010/10/16(土) 02:07:53ID:dN2NnCDu
アップ間隔早すぎたせいか、もしくは唐突に規制に巻き込まれたかで続きがアップできない
あと1レスで終わりなのに
なんかここで切ったらすげー中途半端なんすけど、規制解除までしばしお待ちください
夫婦ネタは単なるギャグなんでオチは至って普通です
0096ある2人の話(ウルフ&スカフェでコメディ兼シリアス少々)
垢版 |
2010/10/16(土) 02:24:13ID:BJGTjxgw
「しかし貴様はやり方がバカバカしすぎる。一人でいるのが苦痛だからうちに来たいというなら最初からそう言えばよかろう。
いつもは遠慮なくやってくる癖に、何をどうしたらあんな気色の悪い申し出が浮かんだのだ?」
「いや腐れ縁とはいえ、いつも遠慮なく邪魔しすぎてる様な気がすると爺殿に漏らしたのだ
そうしたら『いっそウルフと結婚して一緒に住んでしまえ』と言われてな。
俺も聞いた時は何を馬鹿なとは思ったが、しかし一応理にかなった申し出だったろう?
タカハシだって同意してたじゃないか。クロサワの父親になれたらなあというのも本音だし…」
「それで行き着いた結論が私を嫁に、か」
「気に入らなかったか?なら俺がお前の嫁になるという手もあるが…」
「やめろ!どちらにせよ気色悪い。まずは結婚だの嫁だのから離れろ。何故話がそこにばかりいくのだ」
「100年の孤独を味わった身には”家族”という響きに何か憧れを感じたのさ。
お前とクロサワを見てるとなんだか羨ましくてなあ」
「…クロサワもお前を気に入っている。あれにとっては貴様も家族みたいなものだ。来たい時に来ればよかろう」
「ああ、ありがとさんよ」
奥の寝室で、再び寝返りをうったクロサワの口元には、微かな笑みが浮かんでいた

「スカーフェイス…」
「お、俺は知らんぞ…」
揃って呼び出されエルダーの執務室に入った2人の前には、巨大なウェディングケーキが置かれている
「ウルフさんがすっかり照れてしまって、式をキャンセルしろと言うもんだから…とりあえずここで簡易的に祝うということで」
似合わない法衣をまとったタカハシが、しずしずと2人に近づく
「なんだっけか…あ、えー新郎、汝、病める時も健やかなる時も…」
「タカハシ、ウルフは嫁が嫌らしいから俺が嫁になろう。だから新郎はウルフで新婦は俺が…」
「貴様は黙っていろ!爺、あれは単なる小芝居だろう。いつまで悪い冗談を続ける気だ」
「確かにはじめは冗談のつもりじゃったが…お前達2人ともいい歳じゃ。そろそろ家庭を持っても良いのではないかと思ってな。
そうすればフラフラと根無し草状態のスカーフェイスも腰が落ち着くじゃろうし、お前も子育てが助かるじゃろ?
クロサワも喜んどるそうじゃないか。クロサワの為にもお前達自身の為にもここいらで決めてしまってはどうじゃ」
明らかに楽しんでいるらしいタケダの笑顔に、ウルフの眉間の皺は一層深くなった
(あーこりゃやばいぞ…爺殿も悪ノリが好きだねえ…)
怒りの矛先を探すかのように腰に下げているウィップを握りしめるウルフを見て、
とばっちりをくらっては大変だとばかりに、スカーフェイスがそそくさとウルフから離れた次の瞬間、マサフミが部屋に飛び込んで来た
「ちょwwwwガチホモケコーン式wオッサンら本気スかwwwで、どっちが上でどっちが下wwww?」
直後、執務室が血の海になった事は言うまでもない
0097ある2人の話(ウルフ&スカフェでコメディ兼シリアス少々)
垢版 |
2010/10/16(土) 02:29:02ID:BJGTjxgw
おまけその1〜後日の食堂〜
スカフェ「そういえば、お前達も爺殿の冗談につき合わされていたのか?執務室の前ではえらく盛大に拍手してくれたが」
ケンジ「いいえ、俺達は本当に2人が結婚するものだと…」
スカフェ「おいおい爺殿の冗談を真に受けた俺が言うのもなんだが、俺もウルフも雄だぞ?」
日記「それはそうなんですが、なんかウルフさんとスカーフェイスさんならそれもアリかなーと」
ケンジ「だよな。スカーフェイスさんもしょっちゅうウルフさん家に行ってるし…」
日記「違和感ゼロというか、むしろごく普通のなりゆきというか…いつも一緒にいて仲良いみたいですし」
ウルフ「………スカーフェイス…しばらくうちには出入り禁止だ」
スカフェ「お、おいウルフ…」

おまけその2〜田舎にて〜
ディノ「タケダクランのマサフミさんから手紙が来てるぞ。なになに…スカーフェイスさんとウルフさんがけ…結婚した?!え?!」
アダチ「は?え?誤字じゃない?マジかよ」
カズヤ「やっぱ都会のクランは発展してるんだな…」
マナ「あらあら、スカーフェイスさんきっと尻に敷かれるんでしょうね〜」
アスカ「マミちゃん?どうしたの?なんか顔が…」
マミ「ぐふっ、うふふふふふふふふふふふふふふふキターーーー」
一同「ヒイッ」

0098ある2人の話(ウルフ&スカフェでコメディ兼シリアス少々)
垢版 |
2010/10/16(土) 02:31:00ID:BJGTjxgw
おしまい

ギャグ面ではアットホームなウルフ家と、家族大事にしそうなスカーフェイスと、
悪乗りしまくるタケ爺&タカハシを
シリアス面では、”スカーフェイスの持つ孤独と、唯一それを理解できる孤高のウルフ”
という図を書きたかったのですが…全然書けてねえ上に消化不良もいいとこです
しょうもない長文でスレ汚し失礼しました
最後まで読んでくれた人、ありがとうございます

0099創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/10/16(土) 07:41:17ID:+VelvYt8
「エクスペンタブルズ」のCMを見るたびに、
「あの肉密度の中に、プレを、プレをーーーーー!!」
と思ってしまう。

でも俳優の名前の後ろの()付きの年齢を見ると、ちっと切なくなる。
そうなんだよな、彼らってもう・・・。
0100あるマスクに残された記録
垢版 |
2010/10/16(土) 19:59:13ID:MK1j4w92

 今日はいいお天気なので窓を開けていたら、あの大きな鳥さんが来てくれた。
 嬉しくて撫でてあげたら、髪の毛にすりすりってしてくれて、くすぐったかった!

 鳥さんは今日はくちばしにお花をくわえてきてくれていたの。
 この近くではかいだことのない香りで、きっと遠くでつんで持ってきてくれたのね。
 すべすべした花びらが何枚も重なっていて、固くて丸い葉っぱも表面がつるつるしていた。
 「ありがとう」って言ったら、高い声で鳴いていた。

 でも、オオカミさんが帰って来る少し前に飛んで行っちゃった・・・。なんだか、あんまり大人の
人には会いたくないみたい。
 次はいつ来てくれるかなぁ。


《その日の会話》
ウルフ 「クロサワの部屋に、見慣れぬ花が飾られているのだが」
スカフェ「今回は俺じゃないなあ。俺はてっきりお前さんが似合わん真似をしたのかと」
ウルフ 「一言余計だ。貴様ではないなら、いったい・・・」
スカフェ「ま、誰か窓からプレゼントしてくれたんじゃないか?
     なかなかにロマンのある話じゃないか」
ウルフ 「貴様の方こそ似合わん言葉を使うな。
    ・・・・・・・」
スカフェ「・・・・あー、窓にトラップ仕掛けようなどと考えるなよ?そこの掃除屋殿」
ウルフ 「なんのことやら・・・(チッ・・・)」
0101三馬鹿日記(キノシタ編)
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2010/10/21(木) 20:04:12ID:KsPditct
○月△日

 カネダは懲りると言うことを知らない。
 マサフミさんほどではないとは思うが、とにかく「もうやらねぇだろ!」というようなことでも、
なかなか諦めない。
 諦めないというとなんだか格好は付くが、やっぱり懲りないと言うことだ。

 先日、シリウス鷹を飼い慣らそうとして見事失敗、傷だらけにされた上に逃げられてしま
ったというのに、今度は「犬」に手を出そうとしている。
 相手が犬だとその程度では済まないから止めておけ、と言っても「犬なら従順だから、
こんなことにはならない」と言い張って、ブリーダーの所へ行く気まんまんだ。
 しょうがないし心配だしで、俺とジャックも着いていくことにした。

 「犬」も千差万別で、この間見たような猟犬以外にも愛玩犬に近いような奴もいる。
 聞いた話では「一生涯一人の飼い主にだけ懐く」タイプと、「餌をくれたり遊んでくれたり
する相手には誰でも懐く」タイプがいるそうだ。
 特に前者は何かの理由で飼い主から離されたりすると、逃亡して野性に帰ってしまったり、
中には自殺してしまうものまでいるらしい。
 猟犬に良いのはやはり前者タイプだが、言うことを聞かせるのが非常に難しいので、後者
のタイプを好む方が多いらしい。

 カネダとしてはやはり「一生涯一人」の方が良いらしい。ま、気持ちはわからんでも無い
けど、いつ死ぬか分からないようなプレデターには「誰にでも懐く」方が、後の心配が無くて
良いように思うんだけどな。

 で、ブリーダーの所へ行ったわけだが・・・結果は惨憺たるものだった。
 ジャックや俺が餌をやると喜んでじゃれてくるような奴さえ、餌を持ったカネダには何故か
牙をむいてうなり声を上げるのだ。愛玩用のやつまでだ。
 「一生涯一人」タイプに至ってはもう、完璧に無視していた。
 ブリーダーも「こんな事はそうそう無いのですが・・・」と不審がっていた。

 カネダはすっかりしょんぼりしてしまい、俺たちはどうやって慰めたものかと迷ってしまった。
 懲りない奴だけど悪い奴じゃないのに、あんなに「犬」達が懐かなかったのは、やっぱり下心
のせいなのかな。

 ところで、逃げ出してしまったシリウス鷹だが、一時はスカーフェイスさんの胃に消えたのではない
かとまで疑われたものの、最近になって目撃されているらしい。
 とくに悪さもしないので、今のところはそのままにされている。
 大抵はクラン外れを飛んでいるらしいが、時々ウルフさんちの近くでも目撃されているそうだ。あの
辺りって、なんかあったかな?
0102創る名無しに見る名無し
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2010/10/21(木) 22:44:26ID:3HD7H44k
賢い動物ほど、最初に舐められたら終わりだからな〜。
プロのトレーナーに相談してみたらどうだ、カネダ? 調教料高いけどな。

それからあの鷹は、最近マサフミが焼き鳥にしようと狙ってるらしいぜ。

マサフミ「・・・・ここに餌おいてぇwwwwwwwwトリモチ塗ってぇwwwwwwwwwwwフヒヒw」
0104ワタナベ日記
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2010/10/24(日) 00:25:47ID:LUvyo2N/
※月∽日
 今日は訓練室で三人組と一緒になった。
 いつも元気な三人組だけど、なんだかカネダ君がしょんぼりしているのでキノシタ君に
聞いてみると、先日、犬のブリーダーの所へ行ったんだけど、何故かカネダ君だけ犬に
嫌われてしまったそうだ。
 動物を飼うって、難しいからなぁ。気の合う犬が見つかればいいけど。

 そう言えばカネダ君は前にシリウス鷹を飼おうとしたけど、逃げられてしまっている。
 一時は何処に行ったか分からなかったけれど、最近少しだけ飛んでいるのを見た人
もいる。
 僕も一度見かけたけど、別にその辺を荒らすようなこともしないし、ただ飛び回っている
ように見えた。
 タケダのお爺さんは「まあ、悪さもせんことじゃから放っておいて構わんだろう」と言っている。
 でも、捕まえてカネダ君に返さなくて良いのかな?

 放っておかれることになっているシリウス鷹だけど、一人だけ捕まえようとしている人がいる。
 それはカネダ君ではなく、教官だ。
 どうやら教官はシリウス鷹を捕まえて、焼き鳥にしようと考えているらしい。・・・美味しいん
だろうか・・・。

 それで色々罠を仕掛けているようなんだけど、シリウス鷹は非常に知能が高い。
 専門でもない者が仕掛けられる程度の罠では、そうそう捕まらないそうだ。
 案の定、餌だけとられっぱなしということが続いた。

 それで教官は今度は、睡眠薬入りの餌を仕掛けた。
「こいつでグースカしてるところをwwwwフヒヒwwwww」
 って言っていた。
 餌は食べられているのだから、今回は成功かな?と思ったんだけど。
 罠を仕掛けて上機嫌で家に戻ってきた教官を、玄関の前にきちんと置かれた睡眠薬入りの
餌が出迎えたのだった・・・。
 
0106 ◆AvP.enmOzE
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2010/10/25(月) 04:58:30ID:dbyuRkG4

※月∽日
 今日、鳥を見た。

何の事はない、ミユキさんの店からの帰りに見かけただけの話である。
誰かが飼っていたのが逃げたのか、それとも誰かが放し飼いにしているのか。
いや、私が見かけた時の鳥は、捕獲用の罠と格闘していたのだから、後者ではないのだろう。
私はしばらくその様子を見ていたのだが、鳥はあっという間に罠を壊し、餌だけ外してしまった。
嘴だけで、なかなか器用なものだ。鳥と言えど馬鹿に出来ない。
鳥は周囲を警戒した様子で軽く周囲を旋回した後、何処ぞへと飛んで行った。
わざわざ罠を外していくところから考えると、近くに巣でもあるのかも知れなかった。
今度行った時にでも聞いてみようかと思う。

 鳥と言えば、同業者の中には鳥や犬を斥候に使う物もいるらしい、とミユキさんから聞いた覚えがある。
狩りに動物を使うというアイデアは悪くないと思う。

 私の手元にいるのはこの間捕らえた鉄蠍である。
私は、あの、ワシャワシャァッ、と動く蠍の姿が堪らなく好きだ。
あの鋏で餌をぷちぷちと千切って自分の口元へ持っていくのを見ていると、なんだか心が癒される気がする。
くにくに動く尾もいい。毒はないようなもので実用性はないが、第一、毒を抜くには殺さねばならぬ。そんな惨い事はするまい。
あのつぶらな赤い目玉は、何も考えていないように見えるが、何か考えているようにも見える。そこがまた、いい。
更に、脱皮した殻は磨くと綺麗な光沢が出る。
金属を含んでおり、この虫の母星の腐食性の強い大気の下でなければ腐る事もない。実際、私は加工してペンダントにしている。
実際そういう目的で捕獲する者もいるらしい。酸や熱に耐性がある種類もいるので、鎧や武具などに使うそうだ。

もし独立したら、繁殖させてみようかとも思っている。蠍の大群と、それに埋もれる私。
浪漫ではないか。

様々な見地から鑑みるに、あの生き物は狩りへ連れ出すより愛玩用に愛でている方がいいという結論に至ったのであった。


余談。
こうした私の蠍への愛をミユキさんに説明したら、何やら怪訝な顔をされたのは何故なのだろう。
何か変な顔でもしていたのだろうか。確かに滔々と語っていたのは不審だったかも知れないが。
0108創る名無しに見る名無し
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2010/10/25(月) 18:42:40ID:M5cFK97f
見習い久しぶり〜。例の鳥を目撃してたのか。
あの鉄蠍、「我が輩は〜」を見る限りじゃ、結構知能は高そうだけどな。ツ
ンデレなんて知ってたし。
ま、確かに狩猟には向かないが。

だが・・・。
>>蠍の大群と、それに埋もれる私。
>>浪漫ではないか。
見習い、戻って来い、見習〜〜い!!
0110創る名無しに見る名無し
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2010/10/26(火) 15:26:49ID:yth0ZkLp
プレデターズ連中の頭髪赤いけど、アレは染めてるのか
それともああいう色なのか
DQNが髪染めるのと似たようなもんなのかなとか
0111創る名無しに見る名無し
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2010/10/26(火) 19:41:17ID:Pm31AQWR
ヨシダの爺さん(AVPのエルダー)の髪は青っぽかったね。
意外とおしゃれ(もしくはDQNな理由)で染めるのもいるのかも知れない。
槍とか髪の飾りとか、アーマーとか見ると、装飾にそれなりの関心はある
ようだし。

失敗して髪を傷める奴もいたりして。
0112創る名無しに見る名無し
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2010/10/28(木) 21:13:49ID:Dyl4itwm
虫っていいよな

トカゲの餌用のコオロギに愛着がわいちまって困ったことがあった
ほっとくと繁殖して、子コウロギが大量発生してな
まだ発達しきってないない羽がチョコンと背中から生えてるのがまた・・・

ま、トカゲは死んじまってコオロギも逃したんだが
餌用に売ってたやつらだから、すぐ死んじまっただろうな
可哀そうなことをした




>>失敗して髪を傷める奴もいたりして。
貧相な頭の中年プレか・・・
0113創る名無しに見る名無し
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2010/10/29(金) 14:41:02ID:8y8AsGah
コミックだとドレッド斬られて血出してる描写があったりする
ペンシラーによるかもしれんがびっくりしたわ
皮膚と考えてる人も居るのね
0114創る名無しに見る名無し
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2010/10/29(金) 19:43:41ID:eG+EVIIL
>>113
髪に見えるだけだしな
別に血通っててもおかしくはない


コンクリートジャングルでツルハゲにされてる奴らいたなそういや…
0115創る名無しに見る名無し
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2010/10/29(金) 19:44:06ID:hQlbxyR8
髪ってより、触角みたいなものかもしれないな。
ブラックは純粋な力で言うならウルフを凌駕する戦闘力がありそうだな。
0116創る名無しに見る名無し
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2010/10/29(金) 20:22:43ID:/0u0N3g9
>>114
ツルハゲまではいってなかったような・・・せめてドラゴンズの和田くらい・・・。
しかし、切られたのだと考えれば「髪」というよりはやっぱり皮膚とかの感じに
なるかな。
研究のために切られた・・・とか。
0117創る名無しに見る名無し
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2010/10/30(土) 21:16:50ID:TY4e/m76
>>107
バーサーカーは仲間ですら平気でぶっ殺しそうな感じ
プレの中でも異常者なんだろうな
クラシックはそんなのに絡まれた可哀想な一般プレ
0118創る名無しに見る名無し
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2010/10/31(日) 19:26:36ID:ll6yCcTM
今夜はハロウィンか。
プレがそのまんまで歩いても、ハロウィンの仮装と思ってもらえる
かもな、今夜ばかりは。

もっともあの連中じゃ「Trick or treat」じゃなくて「Dead or Alive」だが。
0119創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/11/01(月) 13:55:09ID:jU5DQqT+
ブラック対ウルフなんて見たいな。
乱暴狼藉を繰り返すブラックに長老からの依頼で仕置きに向かうウルフ
0120創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/11/01(月) 18:55:59ID:zcP4lpmB
生け捕りにされて
正座させられタカハシさんのお説教フルコース
その後、スカフェ兄さんの特別稽古
そして最後にタケ爺&ヨシダ爺の訓話(という昔話)
ブラックさん更正間違いなし!



マサフミ「魂抜けてんじゃね?wwwwwwwwww」
0121創る名無しに見る名無し
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2010/11/01(月) 19:27:10ID:uXAb0qwR
最近地球がおかしいらしい

コンピュータープログラムのスカイネットという物により核戦争がおきターミネーターというロボットも現れ人間達は絶滅的危機らしい
しかし我々にとっては関係の無い事だ
しかしウンコさんが地球に狩りに行くと言うのだ
それは狩りでは無く機械を完全に殲滅する任務だったのだ
0124寸景
垢版 |
2010/11/11(木) 19:54:28ID:BHxX72Wb
スカフェ「どうした。眉間にメモが挟めそうなくらい皺を寄せて」
ウルフ 「・・・どうもクロサワが何隠し事をしているようでな」
スカフェ「なんだ、そんなことか」
ウルフ「あれは今まで私に隠し事なぞしたことはない。
    だいたい外には殆ど出られぬのだから、隠し事など出来るものではない。
    にもかかわらず、なにかを隠しているようだ」
スカフェ「あのなぁ、ウルフ。俺たちがガキだった頃を考えてみろ。
     親だのに隠していたことなんぞ、山ほどあったものだろうが。まあ、だいたいたいした
     こともないことばかりだが」
ウルフ 「私は別に、親では・・・」
スカフェ「いいから。
     ましてクロサワは女の子だぞ。父親に隠しごとなんざ、普通だ普通」
ウルフ 「貴様、何か知っているな?」
スカフェ「さあねぇ〜?」
ウルフ 「・・・」
スカフェ「そう、妬くな」
ウルフ 「妬いてなぞおらん」
スカフェ「ま、安心しろ。
     その内俺にも話せないような秘密を持つようになるもんだ」
ウルフ 「それは安心するところか?」
0125創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/11/12(金) 23:12:19ID:dT3NYYkC
秘密って、あの鷹のことかな?
まあ、あれを飼うのをウルフが許してくれるわけはないし・・・。
0126創る名無しに見る名無し
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2010/11/18(木) 21:37:13ID:qIJhyCf3
「お兄さんにも内緒」の秘密をもったら、さすがのスカフェ兄さんもうろたえる
んだろうか・・・(w
0127 ◆AvP.enmOzE
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2010/11/23(火) 03:56:44ID:OYBoG8Po
=月+日

 一つ、私の密かな悩みについて。
以前ミユキさんに勘違いされていた通り、私の身長は実年齢と不相応なまでに低い。
ナッちゃんのようなすらっと高い身長に憧れる。皆一定の成長期が来れば大きくなるものだというが、私に関してはそれが途中で止まっている。
モデルのようなとまではいかなくとも、少なくとも年相応の身長になりたい。何故こんなに身長が伸びないのか。
機械製の義手が圧迫しているのかと考え外してみたが、バランスが悪くて上手く歩けなかったので断念した。

 少しでも威圧的な風貌が欲しくて、あの獰猛なバーサーカーの真似をして髪を赤く染めてみた事があったのだけれど、見事に失敗してしまった。
笑えない。全く以て笑えない。
バーサーカーには大柄な戦士が多い。私は相変わらず小柄で貧相(あの馬鹿曰く、ちんちくりん)。その不釣り合いさが余計に惨めになる。
勿論子供のバーサーカーというのもいるが、それはあくまでも こ ど も であって、実年齢相応の風貌が手に入ったわけではなく、むしろ余計に幼く見られるようになったような気がする。
どうしたものであろう。


 二つ、今度また狩りに行く事になった。
今回は単独での蟲(エイリアン)相手の実戦だ。師匠の相伴、クリーナー試験という形態でなら既に幾度か経験している蟲との実戦だが、今回のそれは単独で、さらに血塗りも行なう本格的なものだ。
私の場合、単独で蟲との実戦が出来る機会というのは滅多にないので、楽しみでならない。
と、喜んでいたら、オカザキもそれに同行する事になった。
別に嫌ではないが、何故一緒に来るのか聞いたら「万一、取り逃がしたりしたら困るからさ」などとふざけた事を言う。
いつまでも私を妹扱いしないでもらいたい、と言ったら「そんなムキになる辺り、まだまだ子供だね」などとさらに調子に乗るので、殴っておいた。

 ちょうどその惑星に用事があるとかで、私の狩りについては傍観、手が空いていたら血塗りを手伝ってくれるとの事だった。
いい機会だ。私の本気というのが如何にスゴいか、あの鈍感馬鹿にわからせてやる。


 三つ、上に合わせてリストブレードを二枚刃から一枚刃へ新調しようかと考えている。
一枚刃は破損し易いが、その分整備や交換が簡単で、しかも獲物の首を切断するのに向いているので師匠も使っていた。
シミターブレード、バトルクロウも悪くないが、あれは高くて重いし、何より射出出来ないのでボツ(あのギミックは意外と便利だ)。
今まで使っていた二枚刃はスペアにしておこうと思っている。

だが、残念な事に資金が無い。
師匠には迷惑かけたくないし、かといってオカザキを頼る気にはならない。というよりプライドが許さない。
以前作ったトロフィーをいくつか処分しようかと考えている。ミユキさんに相談するつもりだ。


書く事はまだあるが、ほどほどにしておこう。
0128 ◆AvP.enmOzE
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2010/11/23(火) 04:22:57ID:OYBoG8Po
例のアレを執筆している時の事。


ムチをもっと活用させたいし、オリジナリティ欲しいし、物語の構図的にもいいし、思い切って女主人公にしてみるぜ。

そういえばプレデターの女の子ってどんなキャラになるんだろう

まずプライドは高そうだな

おしとやかなワケがない、すぐ手が出るだろう

平然と同族見捨てたりするし、狩人なんだからわりと落ち着いたクールな性格に違いない

でもたまにポカやるからドジっ娘なんだろうな

ひねくれているというかガラが悪そうだが、ドジっ娘だしたまにデレて欲しい

巨乳でグラマラスなのは好きじゃないし、スマートでチビな方が狩人に向いてるだろう

髪は男よりも伸ばしてるはず

あれ、これ典型的な貧乳長髪ツンデレドジっ娘じゃんwww俺の大好物じゃんwwww
wwwやっべww俺ww天ww才wwwww


以上、誕生秘話。俺にしては英断だったが、同時に妄想の連想ゲームでここまで来てしまった自分が気持ち悪いとも思う。
0129創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/11/24(水) 20:13:09ID:V6GwL9Zx
おk
貴殿の好み、把握した・・・・・は、ともかく。

プレにとって、武器の新調ってウキウキするだろうなぁ。
女プレなんか、人間の女の子が服買う時みたいにアレコレつけて迷ったり、友達とか彼氏に見てもらったり、
何時間もかけて・・・。
ミユキの店あたりでリストブレード買うときに、カネダかケンジが居たら、一騒動ありそうだ(w
0130創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/11/25(木) 00:05:33ID:8lNNNE6S
貧乳だったのか、掃除屋見習い。
俺、勝手に巨乳グラマーな美女プレ想像しとった・・・。

チビっつっても人間よりはデカいんだろうな、かなり。
0132創る名無しに見る名無し
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2010/12/05(日) 20:40:52ID:r3fBbzhW
>>131
エイリアンタイプ・マスクに吹いた。
間違って仲間に撃たれたりせんだろうか(w

後、あまり関係ないが、Marinesの「Kaneko」はいったい誰がモデルなんだ。
あのおっさんぶり・・・。
0133創る名無しに見る名無し
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2010/12/06(月) 12:34:34ID:4AVD5hqG
>>88~>>97
完全に腐向けですね、萌え苦しみましたw
すごく良くてお蔭で妄想の幅が広がりました、ありがとうございました。
0136創る名無しに見る名無し
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2010/12/06(月) 20:17:20ID:7/kt+4iQ
ホットトイズの箱にそんな設定があったみたいで。それ考えるとブラックが殺されたのは非常に惜しくなるわ。
0137掃除屋見習いの手記  ◆AvP.enmOzE
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2010/12/07(火) 02:13:54ID:W/51x0NZ
」月・日
リストブレードについて、決まった事がある。
まず、私のトロフィーを全て処分したとしてもリストブレードを新調するのには足りないらしい事がわかった。

ミユキさんとの交渉の末、しばらくお店を手伝わせてもらう事になった。
この店は個人経営なので手が足りない事が多く、また、それだけでなく、数日ほど店を空けたいので私に店番をして欲しいらしい。
今までは店を閉めていたのだが、その分売り上げが落ちてしまい、どうしたものかと思っていたのだそうだ。
ただの客に過ぎない私をそこまで信用してくれているとはありがたい。
どんな用事なのか気になるが、まぁ詮索はするまい。

給料こそ出ないが、いい物が入れば優先的に譲ってもらえるという破格の扱いだ。
あまりに扱いが良過ぎるので、今度の狩りで何か面白い素材が手に入ったらそれも渡そうかと考えている。

師匠からも許可は貰えた。
以前私が他のクランに外泊しようとして、
「手続きが面倒だ」
との一言でばっさり切り捨てられた事があり、これは意外だった。
折角だから他のクランのハンターがどんな者なのか観てこい、と言う。
その通りだとも思うので、店番の時は是が非でも観察してやろうと思っている。

0138 ◆AvP.enmOzE
垢版 |
2010/12/07(火) 02:15:35ID:W/51x0NZ
>>131
エイリアンマスクとか胸熱
昔ファンメイドのクイーンハンターのマスクってのをどっかで観たんだが、痺れるくらいカッコ良かったなぁアレ
0139創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/12/07(火) 07:25:32ID:uwBmieq1
見習いの目から見たタケダクランのメンバーか。どう見えるだろうなww特に、「奴」
0140 ◆AvP.enmOzE
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2010/12/10(金) 03:31:21ID:a4azCigv
」月*日
今日、初めて店の手伝いをさせてもらった。
いずれは店番をする事になるのでちゃんと覚えようと必死だったつもりなのだが、ミユキさんから「気負い過ぎよ」と笑われた。
よくよく見ていると、客は皆ミユキさんの顔馴染みばかりらしい。

そういえば、変な客に出会った。
ちょうど手が離せなかったミユキさんの代わりに、私が応対した。
癖毛のその男は、私の事を見ながら、ぶつぶつと何か呪文のようなものを呟いている。
あまりに挙動が不審だったので用があるのかと思い、尋ねると、何故か慌てた様子で謝りながら逃げて行った。
挙動不審だ。どうせなら何か買って行けばいいのに。

ミユキさんに聞いたら、この客はカネダといって、近所に住んでいるボンボンらしい。
おどおどしていたので狩人じゃないと思ったのだが、意外にもそこそこ強いのだという。
だが、自分に合わない装備を買う悪癖があり、実力が発揮されない事が多い。
ミユキさんにも「この間もカネダ君、大きな鳥を買ったんだけど逃げられちゃってね。」と言われていた。
何やらどこかで聞いたような話だ。私はあの例の鳥を思い浮かべた。

つまるところ、カネダという男はただのアホなのだろう。
アホが何をしようと、私の知るところではないし、アホの行動にいちいち意味を求めていてはきりが無い。
私はそう判断する事にした。
0141 ◆AvP.enmOzE
垢版 |
2010/12/10(金) 03:44:52ID:a4azCigv
」月>日

今日はトロフィーの棚の整理を手伝った。
ここの常連には地球に行く狩人が多いのか、やたら地球人の頭蓋骨が多い。

トロフィーを陳列していた時の事だ。入って来た客に、私は驚いた。
何やら見覚えのある客だと思っていたら、いつぞやの試験で一緒になったワタナベだった。
向こうもこちらの事を覚えていたのか、声をかけるとすぐに気付いたようだった。
他に客もいなかったので、ミユキさんに許可をもらい、しばし立ち話をした。

近所に彼の教官こと、“マサフミ氏”が住んでいるらしい。
ワタナベの様子からだと、マサフミ氏は相当の実力があるようだ。会ってみたいものだ。
……しかし、何やら嫌な聞き覚えのある名前なのだが、何故なのか、何処で聞いたのか思い出せない。

またカネダが来た。店の中をぐるりと周回した後、また何も買わずに帰って行った。
一体この男は何をしに来たのだろう。不気味である。
今度会ったら聞いてやろうか。
0142 ◆AvP.enmOzE
垢版 |
2010/12/10(金) 03:57:23ID:a4azCigv
」月<日

店に行く途中、何やら集りが出来ていた。
何かあったのかと思い、見物客に尋ねると「またマサフミがタカハシさんを怒らせたらしいぜ」と言っていた。
覗き込んでみたら、腹にスマートディスクをぶち込まれたブサイ‥…ではなく、ちょっとワイルド過ぎる男が白目を剥いて、仰向けになっていた。
なんて醜い野郎なんだ、と思ったのはさておき。

血の気の多い我らが種族と言えども、同族殺しは余程の事が無ければご法度のはずだ。
これはまずいのではないか。尋ねると、
「あー、大丈夫大丈夫。この程度じゃ死なねえよ。この前地球から帰って来た時はもっとひどかったしな。」
意外とこの辺りも物騒だ。気をつけよう。

気になるのは、この×××××がワタナベの“教官”と同名らしい事だ。
ワタナベに担がれたのではないか、と一瞬疑ったが、御人好しのワタナベの事、彼も被害者なのではないかと考え直した。

追記
どうやら、近所にはマサフミ氏というのは二人いるらしい。
ミユキさんがそう言っていた。何やら顔が引き攣っていたような気がするのだが、まぁ気のせいだろう。

0143掃除屋見習いタケダクラン留学覚書  ◆AvP.enmOzE
垢版 |
2010/12/10(金) 04:22:11ID:a4azCigv
」月「日

ミユキさんには恋人がいるらしい。まぁ、いないわけがないのだが。
名前を聞いたのだが、教えてもらえなかった。
ミユキさんがその男に心底惚れているらしい事だけはよくわかったが、しかし、

「任務であちこちに行ってて、最近はなかなか会えないんだよね。」
そう語るミユキさんは、寂しそうだった。
仕事だか何だか知らないが、ミユキさんを放っておくなんて罪深い野郎がいたものだ。
たまにふらりといなくなる、どこぞの馬鹿を思い出し、私はその男が嫌いになった。

「だから甘えられる時に思いっきり甘えてやるんだ。スゥちゃんもそうしなきゃ駄目よ。」とも言われた。
何の事だろうか。

関係ない話。
極力触れたくなかったが、こうして駄弁っていられる辺り、この店、意外と暇なのかもしれない……。
0145創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/12/10(金) 07:03:32ID:uR3Rbg3/
カ、カネダ、可哀想に・・・wwwwwwww癖毛ってことは、まだ髪戻ってな
いのか。
日記プレも嫌われちゃうし。

でもマサフミ不細工って言われてるな。チャラいイケメンタイプと勝手に
考えていたが、見習の好みではないのか。

スカフェ兄さんとウルフさんは面識あるんだっけな。
チョンマゲや牙折れとも会うかな。あと、サカザキ(仮)。

>>今度またバトル物書いても

   大   歓    迎
0146創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/12/10(金) 15:02:57ID:FOx7En/5
腹にディスクめり込ませて白目剥いてたら
素顔がイケメン寄りでも一気に残念度割り増しになりそう
マサフミは黙ってある角度から見たらイケメンっぽい気がしてた

戦闘wktk
0148新人です
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2010/12/11(土) 10:58:58ID:w6WvaUmY
いつも吹きながら拝見させて頂いております。初投稿の駄文を失礼します。
0149青い月
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2010/12/11(土) 11:28:48ID:w6WvaUmY
今夜もまた青い月を背に貴方が降り立つ
貴方は狩人
無慈悲なる戦士
その槍で私の躰を貫く
私は獲物
残酷な獣
この牙で貴方の肉に食らいつく

この世にいるのは貴方と私 ただ二人
誰にも邪魔させない
誰にも渡さない
二人だけの晩餐

夜明けは遥か遠く
長い夜はまだ明けぬ
貴方は悪魔
地獄よりの使者
その刃で私の身を切り裂く
私は魔物
憐れなる生け贄
この爪を貴方の皮膚に突き立てる

この目に写るは貴方と私ただ二人
誰にも触れさせない
誰にも渡さない
二人だけの生の宴

なぜ出会ったのだろう?
貴方と私
刹那と劫の狭間で
幾千の貴方を屠り
幾万の私が死んでゆく
その命と躰 互いに求めて

貴方は狩人
ヒカリ放つヒト
その足で私を踏みつける
私は獲物
闇に蠢くモノ
貴方の肉を貪る

夜明けの光が二人を分かつその時まで

今夜もまた青い月を背に貴方は降り立つ
0150新人です
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2010/12/11(土) 12:02:35ID:w6WvaUmY
スンマセン。素人臭がプンプンする歌で申し訳ないです。
プレさんとエイリアンが闘っているシーンを思い浮かべながら書いてたら、ナニコレなものに…。
疾走感あふれるハードロック調でお楽しみ下さい。失礼します。
0153掃除屋見習いタケダクラン留学覚書  ◆AvP.enmOzE
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2010/12/14(火) 20:27:30ID:p/7xc5G5
」月{日

今日、レジを任された。間違いがあったら大変だ。

カネダがまた来た。例のカネダだ。
今度はレジの前まで来て、「やっぱりいいです」ともごもご言いながら何も買わないで出て行った。
なんなんだ、嫌がらせか何かか。

入れ替わるようにして、男が入って来た。二名。
 片方は巨漢だった。蟲の成獣でも思い切り投げ飛ばしそうな巨体だ。
壮年かと思うほどだが、実際はかなり若そうだった。かなり弱いが、喋り方にもクセがある。
混血だな、と私は気付いた。混血によって、稀に桁外れの体躯で生まれる者がいると聞いた事がある。
この辺りは血統を重んじる風習はないらしい(だからこそ私のような者が遊びに来る事が出来るわけだが)。

 もう片方は、何かの丸っこい頭蓋骨(どこぞの惑星の猿か何かだろうか)を数個、両手で弄んでいた。
宙を舞う頭蓋骨。なかなか器用だ。反射神経が優れているのだろう。

 彼達はカネダと違って、ちゃんと細々としたもの(電池か何かだったような気がする)を買って行った。
それはいいのだが、終始ニヤニヤしていたのは何故だろう。何か変な対応でもしてしまったのだろうか。

ミユキさんに聞いてみたら、それぞれ名をジャックとキノシタといって、カネダとよく吊るんでいるらしい。
友人だったら、あのカネダの奇行をどうにかしてもらいたい。
0154掃除屋見習いタケダクラン留学覚書  ◆AvP.enmOzE
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2010/12/14(火) 20:28:49ID:p/7xc5G5

」月$日

変な客はカネダだけで充分なのだが、また違う変な客が来た。
装具の整備を依頼したらしいのだが、確認の為に名前を聞いても教えてくれない。

いくら聞いても、男は「店主を呼べ、そうすればわかる」と譲らない。
なんでも、「男のコケンに関わる」らしいが、それと自分の武器とどっちが大事なのか。

窮した私は奥へ行き、ミユキさんに事情を説明すると、
「ああ、サカザキ(仮)さんね、はいはい。」
と、奥の倉庫から鎖鎌を持ってきて、男に渡した。

いや、(仮)ってなんだ、(仮)って。

男の注文書を覗き見たら、本当にそう書いてあった。
行った後尋ねてみたところ、この男、何やら事情があるらしい。
ミユキさんも本名を知らないのだそうだが、名前を名乗れないとは、どんな事情があるのか。
体中に傷痕があるところから、過去に相当過酷な戦闘経験をして来たに違いない。
その舞台裏を想像して、わくわくした私はあの男についてさらに聞いてみたところ、ミユキさんはくすくす笑いながら、

「やぁねえ、あの人庭師よ?」

え?
0155掃除屋見習いタケダクラン留学覚書  ◆AvP.enmOzE
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2010/12/14(火) 20:38:20ID:p/7xc5G5

さてさて、真っ暗闇の中、二体のプレデターが殺し合いを続けておりました。
体色は対照的に白と黒、装具の色は黒銀と赤銅でございます。

元はと申しますれば、ありがちなクラン同士の縄張り争いでありました。
他の仲間は既に息絶えて、辺りに死体となって転がっております。
すなわち、二体の決着は、そのままこの戦争の決着となるのです。
殺し合う彼らのどちらもが傭兵で、そのクラン出身ではなかったのは、一体何の運命の皮肉なのでございましょうや。

殺し合う彼らにとってそんな事は無関係な些事。
重要な事は、どちらかが生き残り、どちらかが死ぬという事なのでございます。
0156掃除屋見習いタケダクラン留学覚書  ◆AvP.enmOzE
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2010/12/14(火) 20:39:29ID:p/7xc5G5

黒い巨体のプレデターが優勢でありました。
白い小柄なプレデターは防戦一方となりまして、かろうじて攻撃をしのいでいる感がございます。
もはや打撃にも等しい、黒いプレデターの強力な斬撃が、容赦なく白いプレデターに襲い掛かります。


白いプレデターの胸倉を掴み上げますと、黒いプレデターはその額へ頭突きを叩き込みました。
鋼鉄製のマスクが一撃で砕け散りまして、白いプレデターの素顔が露わになります。

相手のマスクを破壊するか剥ぎ取って、素顔を辱めた上で頸を刎ねる。
プレデター達の中でも獰猛な事で知られております、ある部族でしばしば行なわれる“狩りの作法”でございます。

ついに白いプレデターは怪力に屈し、膝をつきました。
黒いプレデターは、リストブレードを振りかざし、そして……
0157掃除屋見習いタケダクラン留学覚書  ◆AvP.enmOzE
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2010/12/14(火) 20:40:39ID:p/7xc5G5


……黒いプレデターはリストブレードを収めました。

まるで有り得ない物でも見てしまったかのごとく、黒いプレデターは数歩後ずさるのです。
先程冷酷無比にリストブレードを奮っていた様と比べますと、実に奇妙な光景でございました。


白い小柄のプレデターはこの隙を逃しませんでした。
最後の力で、踏み出し、鋭い装甲で覆われた左腕の爪を思い切り振り出します。
黒いプレデターもすぐに我に返り、応じ、右手のリストブレイドを思い切り振り下ろしました。

そして、二つの刃が交わり、銀の光を放ったのでありました。
0158 ◆AvP.enmOzE
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2010/12/14(火) 20:49:27ID:p/7xc5G5

」月&日

嫌な夢を見た。
誰だか知らないが同業者と私が殺し合っている夢だ。
夢というのは得てしてそうだが、それにしてもやけに現実感のある夢だった。
つい先程起こったのだと言われても、すんなり頷いてしまいそうな。

本当に嫌な夢だった。
師匠に引き取られる前の事はあまり覚えていないが、稀にそれと思しき夢を見る事がある。
それらの記憶の断片と近い物があった。勿論、同族と殺し合った経験はない。

今のは一体何だったのか。
私は頭を抱えた。
0162スカーフェイス日記
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2010/12/16(木) 22:06:30ID:TdpXzxnM
★月♀日

 いつものように時間をずらして訓練室へ行くと、三羽ガラスが居た。
 俺やウルフが訓練室を使うときは、迷惑にならないよう他の連中が使わないような時間帯を選ぶことが多いが、この三人は
訓練が終わってからも、あれこれわいわいと騒いでいることが多いので、こうして時間外に会うことは珍しくない。
 しかし今日は少しばかり様子が違っていた。
 厳密に言えば、様子が違っているのはカネダだ。
 いつもであれば、互いに軽口をたたき合っているものなのだが、今日に関して言えば、一方的と言って良いほどカネダが二人
にからかわれているようだった。カネダもいつになくムキになって反駁していたり、なぜかぐっと黙り込んだりしている。
「おいおい、何をいじめているんだ」
 と声をかけると、キノシタとジャックがそれはもう、満面の笑みという風情で、
「いじめてなんかいませんよ」
「そうッス!」
「ただ、カネダがねぇ〜」
「もう毎日毎日道具屋通いしてるんッスよ〜」
「なんででしょうね〜」
 武器マニアなカネダが道具屋へ行くのは珍しいことではないが、毎日とは。なにか珍しい品でもあるのだろうか。
 俺が聞こうとすると、
「なんでもないんです!!!本っ当になんでないんです!!!」
 なにもそう力んで言うこともあるまいと思っていると、カネダは他の二人を押し出すようにしながら訓練室を慌てて出て行った。
 キノシタとジャックはぐいぐいと押されながらも、にやにや笑いを止めることはなかった。
 俺はと言えば、訓練用疑似戦闘機器のスイッチを入れるのも忘れて、それを見送っている有様だった。

 そういえば。
 まだ行ってはいないが、道具屋の娘が仕入れに出る間、今回は留守番を頼むと言うことを聞いている。仕入れに出るのはもう
ちょっと後の話だが、今はその留守番の研修中のようだ。話では、他クランのまだ若い娘だということだ。

 ・・・・なるほど。

 若いというのは、良いものだ。
0164創る名無しに見る名無し
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2010/12/18(土) 09:55:43ID:kqzHHgbL
カネダよ、それは報われん想いだぞ?
0165創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/12/18(土) 10:32:57ID:osxFFslF
 スカフェ兄さん、案外見習いとオカザキのことも察したりしそうだから、
カネダの思いの相手が見習いだと知ったら、どう思うだろうなあ・・・。
0166ナガオ日記
垢版 |
2010/12/18(土) 11:36:14ID:kqzHHgbL
Λ月δ日
本日、1ヶ月ぶりに帰還した。仕事そのものは大したことのない要人警護であったが、長期間拘束されるのは少々きつかった。
なにせ、彼の要人の体臭ときたら…、いや、書くまい。異種族の相違はいた仕方がない。向こうも我々の姿に相当な威圧感を感じていたそうだし。
ポートに着くと、妻と娘が待っていてくれた。
私の姿を見つけると、幼い娘はヨチヨチ歩いて来た。この、世にも愛らしい姿を1ヶ月ぶりに見られて、思わず涙が出そうになると「相変わらずの親バカ」と笑われた。大きなお世話だ!
報告書は同僚が提出してくれると申し出てくれたので、私は家族と共に帰宅した。
寂しかったのだろう。娘がずっとしがみついていた。
追記:娘から私の体臭が臭いと言われた。…移ったのか?
0167ナガオ日記
垢版 |
2010/12/18(土) 12:13:00ID:kqzHHgbL
…スンマセン、脱字がありました。
「親バカ」と笑ったのは、一緒に仕事をした同僚です。orz
0168創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/12/19(日) 23:01:49ID:l5Axyi0I
Λ月Σ日
今日は珍しく、昼近くまで眠ってしまった。どうやら、思いの外、疲れていたらしい。
大したことのない要人警護であったのだが(まあ2人程、体に爆弾をくくりつけて走って来た奴らがいたが)、
気付かないうちに神経をすり減らしていたようだ。
部屋を出ると、娘が私と一緒に朝食を食べると待っていた。また涙が出そうになった。
朝食後、武器や道具類の手入れをした。道具類をおろそかにしては、いざというときに使えない事態に陥るものだ。
手入れの間、娘がずっと私の側で興味深そうにそれを見ていた。
以前、やはり道具の手入れ中に、娘がリストブレードに触ろうとして私に叱られた事がある。
泣き出しそうになった娘に、これは非常に危険なもので、なおかつ父の大切なものなのだと説明した。
ちゃんと大きくなったら、娘専用のリストブレードを買ってやろうと言ってやると嬉しそうにうなづいていたな。
それ以来、娘はそれらに触らない様にしている。ちゃんと言われた事を守れるなんて、なんと賢い子だろう。
手入れの後、リストブレードを着けて、模擬演舞の真似事を娘に見せてやった。
娘は喜んだが、妻から家の中ではやめてくれと叱られた。反省。
0169ナガオ日記
垢版 |
2010/12/20(月) 08:21:16ID:PJ6h1CLw
↑に題名付けるの忘れてた(T_T)寝る前に書くもんじゃないな。
0170創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/12/20(月) 08:22:02ID:U1ZTwMD0
前面に押し出した感情描写のせいか急にプレデターが人間臭くなりすぎた気がする
「ある程度」なら分かるんだけど
0172ナガオ日記
垢版 |
2010/12/20(月) 22:34:44ID:PJ6h1CLw
そうですか、人間臭かったかですか…、「書く」って難しいなぁ。
0173170
垢版 |
2010/12/21(火) 01:11:46ID:lXWMDaL0
>>172
エラそうな感想書いてすまん
でも「この人は面白いの書いてくれそう」て期待があるからこその意見なのは分かって欲しいんだ
0174ナガオ日記
垢版 |
2010/12/21(火) 08:46:09ID:WX20S4LF
いえ、意見はむしろありがたいです。
これからもアドバイスお願いします。
でも書けるかどうかは別物…(^_^;)。
0175創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/12/22(水) 00:16:58ID:EhlgDjbs
プレデターは卵で繁殖する
0176創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/12/22(水) 16:04:21ID:a45DUazE
時が経つのは早いとはよく言ったもので、この年もあと僅かになった
とはいえ我々は特にする事も無い
成人式組の若者たちは体力が有り余っているのか(死人に体力というのもおかしな話だが)、
盆まで待てぬと、新年早々親族や友人の夢枕に立つ準備をしている
私はそれなりに年もくってのんびり新年を迎えたいので、いつも通り元同僚や後輩たちを眺めて過ごす事にする
毎年の事だが、故郷の年の瀬の喧騒は見ていてなかなか面白い
まずタカハシだが、やはりというか、年末の総決算だの報告・始末書のまとめだの来年からの依頼整理だので既に徹夜 3日目に突入している
爺さんも少しは手伝ってやれば良いものを、こっちはヨシダ爺さんとの新年合同餅つき大会の準備で忙しいらしい
どう見てもヨシダ爺さんと2人で茶をすすってるだけだが、 エルダーともなれば普段から苦労や責任も多い
年の瀬ぐらいゆっくり過ごしてもバチは当たらんだろう
しわ寄せに苦しむタカハシが少々哀れではあるが
そんなタカハシをさすがに見かねたのか、スカーフェイスが時折事務室を訪れ手伝いを申し出ている
ウルフの家に入り浸って子供と遊んだり、正月の飾りとやらを作って家族団欒を満喫していたが、
どうやら大掃除と称してウルフに追い出されたらしい
その割には新年の祝い酒をスカーフェイスの分もしっかり準備して棚に置いてあるあたり、相変わらず仲のいい2人だ
さて私の弟分はというと…おやおや恋人と街に出てすっかり2人だけの世界のようだ
この娘さんもめきめき腕を上げているし、これからも良きパートナーとして弟分を支えてやってほしい
ん?何か私に届け物が来たようだ
なになに…ああ、またアイツか
生肉を墓に供えるなとあれほど説教されていたのにまだ分かってないのか
しかしあのやんちゃ坊主が毎年盆と命日と正月、律儀に墓に来てくれるというのは素直に嬉しいものだ
そういう気遣いを死人の私ではなく仲間の連中に見せてやればよいものを…素直 でないのは相変わらずか
しかしいい加減生肉はやめろ、特に夏は
三馬鹿もすっかりクランに馴染んで、皆良いつら構えだ
若さ故の未熟さもここから見ていると微笑ましい
来年もこのクランが安泰であるよう願いながら、私も久しぶりに爺さんあたりの夢に挨拶に行くか
0179掃除屋見習い留学覚書  ◆AvP.enmOzE
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2010/12/23(木) 04:30:30ID:p4usP/yK

★月ゝ日

ここの客は変な客ばかりなのだが、違う意味で変わった客が来た。

「手伝いを雇ったと聞いたから来てみたが、まさかお前さんとはなァ。」

ぬらり、という擬音がいかにも似合いそうな巨躯、潰れた片目。
あの飄々スカーフェイス氏であった。装具が以前会った時と異なっていた為(あとで調べたらダークブレードとかいうらしい)、気付くのに時間が掛かった。
私も驚いたが、氏も酷く驚いたようで、驚いた拍子に躓きすっ転んでいた。
そしてその様子を見て、嗚呼、これはスカーフェイス氏以外の何者でもないな、と私は悟った。

師匠の事を少し聞かれた。やはり同期だから気になるのだろうか。
相変わらず酒量が多くて心配している、と答えたら
「酒もほどほどにしておかんと昔みたいにまた恥かくぞ、と伝えておけ。」
と笑いながら言われた。どうやら、師匠の酒好きは昔かららしい。

それはいいのだが、妙な事に、カネダについて聞かれた。
聞けば、顔見知りとの事であった。
来る度来る度何も買わずに帰ってゆく変な客だと答えたら、これまた何故か笑われた。

帰り際、また躓きそうになるスカーフェイス氏。
「おっと危ない危ない」とこちらに笑いかけながら、そのまま結局は扉へ正面衝突。

私は確信した。
この店の客は変な客 ば か り なのではなく、変な客 し か いない。
ミユキさんの苦労がしのばれる。
0182創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/12/23(木) 09:53:22ID:Vn2wKjam
>>176
 タカハシさん・・・・(つдT)
 しかし、スカフェ兄さんで手伝いになるんだろうか。それともやれば出来るんだろうか。

 あと日記プレ。これは言わせろ。リア充め!エエ、ヤッカミデストモ

>>179
 >ぬらり、という擬音
 あ、なんか、分かるような。
 さて、スカフェ兄さんはこの後、カネダをつつきに行くのかな。 
0183創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/12/23(木) 13:13:38ID:hPq8n1WZ
スカフェ兄やん、たまらんなぁ(≧ω≦)
0184ある家族の風景
垢版 |
2010/12/24(金) 00:35:46ID:1q8bpUGN
「アヤコ、お散歩に行くぞ。」
父親からの言葉に、幼児はパッと顔を上げた。
「トトと?」
そしてすぐに、
「カータンは?」
と聞き返した。
「お母さんは、まだ御用事があるから、お父さんと二人でお散歩に行ってきてくれるかな?」
そう母親から言われて、幼児は元気よくうなづいた。
「あいっ!アヤちゃん、トトとおしゃんぽいってくゆね!」
お気に入りのリカコちゃん人形を小脇に抱え、幼児は父親に連れられて歩き出した。
「いい天気だなぁ。」
父親が空を見上げて呟くと、幼児も、
「いいてんきねぇ。」と続いた。
父親は、幼い娘の歩調に合わせて、ゆっくりと歩いていく。
それでも、どうしても速足になってしまう我が子に、父親は思わず顔がほころんでしまう。
男は本来、父親と呼ぶには少々若すぎた。
だが、諸事情の為に元いたクランを離れ、ここタケダクランへとたどり着いた。
ー全身に大怪我を負い、同い年の新妻に支えられ、着の身着のままで…。
(あの時の苦難があるからこそ、今、この子がいる。)
何物にも代えがたい、大事な宝物の手をひいて、父親はゆっくりと歩いていった。
本日は快晴である。
0186ある家族の風景
垢版 |
2010/12/24(金) 02:37:17ID:1q8bpUGN
父親と手を繋いだ幼児が、可愛い声で歌を歌いながら歩いていた。
音程の外れた歌声でも、その姿は何とも愛らしく、道行く人も皆、思わずにこやかになる。
異種族から恐れられている狩猟者といえど、子供を可愛いと思う感情は、ちゃんと持ち合わせている。
我が子との散歩を楽しんでいた父親は、次の角を曲がろうとした瞬間、「ウェッwウェッw」という声を聞いた。
(!?マ、マサフミ?)
突然、角からクランいちお騒がせ男が飛び出し、そのまま走り抜けていった。
その後をタカハシ氏が鬼の形相で追いかけていく。
(…また、何をやらかしたんだ?アイツは。)
呆れる父親に、娘は
「あのおにいたんたち、おっかけっこしてうね。」
と無邪気に笑いかけた。そうだねと返事をしながら、心の中でマサフミに悪態をついた。
父親は、気分を変えるため、公園へとやってきた。
遊具を一通り遊び終え、ベンチで休息をとる。子供とジュースを半分づつ飲みながら、空を見上げた。
遥か上空、大きな鳥が旋回している。
(あぁ、平和だなぁ。)
父親は、大きく伸びをした。

すみません、続きは明日(正確には今日か。)ということで。
おやすみなさい。
0187創る名無しに見る名無し
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2010/12/24(金) 17:46:58ID:ywdcAE/z
ケンジさんへ

お久しぶりです。
この前は本当にありがとうございました。
あの後、マサフミ教団は解散し、クランもだいぶ静かになりました。
首謀者のヨシオ君は罰として地球の南極というところで凍っている
クィーンの回収作業に向かわされました。
このクィーンが僕たちの成人式で使われる予定だそうです。

それと、タカハシさんから言われていた報告書のほうが
仕上がりましたので添付します。

またタケダクランの皆さんにもよろしくお伝えください。
それでは、今度の講習会ではご指導よろしくお願いします。

カズヤ
0188創る名無しに見る名無し
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2010/12/24(金) 19:30:39ID:LXtB0lQS
教団解散って、なにがあったんだwwww
つか、ヨシオまだ成人式前だろ。大丈夫なのか。
0189ある家族の風景(続き)
垢版 |
2010/12/24(金) 23:04:39ID:1q8bpUGN
公園からの帰り道、父娘を呼び止める声があった。
「あぁ、やっぱりナガオパパだった。」そこには同僚のカキザキとトモノブが立っていた。
「あっ!かったんと、ともたんだ!」
幼児の歓声に、二人は「アヤコちゃ〜ん」と手をふる。
「なんだ、お前逹か。…どうしたんだ武装して。今から仕事か?」
「急な仕事が入ってさ。すぐに動けるの、俺らだけだったから。」
ニヘラと笑いながらカキザキが言った。
「ノジリはどうした?一緒ではないのか?」ナガオのその問いかけに、トモノブがため息まじりに答えた。
「彼女さんとデートだってさ。1ヶ月も離れてたから、しばらく一緒にいたいんだそうだ。ハハハ、
…シネバイイノニ。」
「おい、娘の前でそんな言葉を使うな。」
顔をしかめるナガオに、カキザキもうなづく。
「そうだぜ。おちびにそんな言葉を聞かせるなよ。それに彼女がいないからって拗ねるなって。
俺らもナガオさん所の奥さんや、ノジリさんの彼女みたいな美人の彼女を見つけりゃいいってだけのことだろ?ハハ…、
ホント、シネバイイノニ。」
「おいっ!!」
思わず突っ込んだナガオに、二人は冗談だって、と笑う。
出発時間がきた為、じき二人は父娘と別れた。
「全く、あの二人は相変わらずだな。」
父の呟きに娘は「う?」と聞き返しす。
何でもないよと娘の手を握りなおし、家路を急いだ。
そろそろ、お昼ごはんの時間だ。
0190ナガオ日記
垢版 |
2010/12/24(金) 23:05:58ID:1q8bpUGN
長々と失礼しました。
0191掃除屋見習い留守番録  ◆AvP.enmOzE
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2010/12/27(月) 05:16:19ID:u2HsSvVX
★月±日

師匠に先日のスカーフェイス氏の伝言を伝えたら、珍しく興奮した様子で、
「余計な御世話だてめーこそまた変な女に騙されんように気をつけろバーロー、と言っとけ。」
と言われた。また会うかどうかわからない氏を相手に、伝言で喧嘩しないで欲しい。

明日から数日、ミユキさんがいなくなるらしい。
問わず語りに話してくれたところによると、素材の仕入れに行くのだとか。
ミユキさんは「くりすます」がどうの、と言っていたが、何の事なのかわからない。
怪獣か何かの名前のように思えるが、そのような生き物は私は聞いた事もない。
勉強が足りない、何か本でも持って行くべきだろうか。

とにかく、随分と嬉しそうだったので単なる仕入れではないようだったけれど、詮索するのは野暮というもの。
私とて、それぐらいの気遣いは心得ているつもりである。
是非楽しんできて欲しいものだ。


……という事は、カネダやら庭師のサカザキ(仮)相手に、独りで接客しなければならないのか。
それは困った。
0192掃除屋見習い留守番録  ◆AvP.enmOzE
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2010/12/27(月) 05:19:57ID:u2HsSvVX

★月×日

「それじゃ後はよろしくね、スゥちゃん。」

そうして、ミユキさんは店を後にした。既に細々とした指示は受けている。
何かアクシデントがない(サカザキ(仮)が来てごねる、例の暴れた××××が現れるなど)限り、ミユキさんがいるのと然程変わりないはずだ。
ミユキさんは「その手のごたごたは粗方始末しておいたから心配ないから」とも言っていた。

ふむ、こうしていると私もなかなかサマになっているのではないだろうか。
自惚れてみたりもする。

それまでは師匠のところから直接通っていたが、これからは朝が早いので、そのまま控室を借りて泊まる事にした。
オカザキの馬鹿には言っていない。からかわれるのが不愉快だ。

くりすますについてだが、地球のある行事が行なわれる時期の事だとわかった。
赤い服を着た男が獣にソリを引かせて闇夜を飛び、煙突に侵入、目標の靴下へ物を忍ばせて引き上げる。
という、マコトシヤカな嘘を子供に吹き込む行事らしい。
地球には妙な風習があるものだ。というか、ひどい。
子供が騙されるのは仕方ないにせよ、何故そんな嘘を吹き込もうとするのだ。

ミユキさんとそれの間に一体どんな関連があるというのだろう。
謎は深まる。
0193掃除屋見習い留守番録  ◆AvP.enmOzE
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2010/12/27(月) 05:20:45ID:u2HsSvVX

★月≒日

ミユキさんがいなくなってから一日過ぎた。昨日は全くと言っていいほど客がいなかった。

今日、カネダが現れた。
また例によって、何も買わずに帰ろうとするのでついに話しかけてみると、意外な事実が発覚したのであった。

「何か御用ですか?毎日来てますけど。」

「き、昨日は来なかったよ?」

「からかってるなら怒りますよ?」

「い、いやあ、き、君の事が気になってさ‥…。」

「……私?私ですか?」

「ここ数日ずっと店の手伝いしてるみたいだけど、このクランに入るのかなぁーって。」

「いえ、ミユキさんに頼まれて、他所から手伝いに来ているだけですよ?」

「い、いつもはタカハシさん通して皆に教えてもらえるんだけど、タカハシさんも知らないって言ってたし。」

「あー、なるほど。」

こんなやりとりだった。
つまり、私が外部から来たので何者なのか訝しんでいただけのようだ。
言われてみれば、きちんと挨拶をしていなかったような気もする。

「へ、へぇ、スゥちゃんっていうんだ。俺、カネダ。よろしく。」

話してみると、カネダが思っていたより悪い奴ではないらしい事がわかってきた。
いや、不審なだけであって、別に悪い男ではないとは思っていたが。
ワタナベもそうだったが、やはり内面は見かけには寄らない。

こちらに泊まり込むと言ったら、
「君みたいな子が独りじゃ危ないだろうから俺が護衛でも。」
と持ち掛けられた。やはりカネダも私を実年齢より幼いと思っていたらしい。
師匠から手解きは受けていると言ってもしつこく食い下がるので、「いざという時に呼びますから。」と、遠回しに断っておいた。
無論呼ぶつもりは、一切、ない。
0194創る名無しに見る名無し
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2010/12/27(月) 07:49:26ID:z+Kj7Ok8
見習いを通して師匠とスカフェ兄さんのやりとり始まったりしてwww
見習い大迷惑www

カネダ・・・まあ・・・その・・・なんだ・・・頑張れ
0196創る名無しに見る名無し
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2010/12/28(火) 01:06:36ID:N7mUEHeF
○月○日、田舎クランより、6人の若者が今後に控える
成人の儀に備え、X-183惑星へと狩猟に出かけた。

その若者の名は、マナ、アダチ、カズヤ、シンヤ、アスカ、ディノである。

マナはこのメンバーの実質的リーダーである。
クランの養成学校では生徒会長という立場であり、
一部では学校の影の支配者とも言われる存在である。
先の展示会ではタケダクランの「婦長」に弟子入り「麻酔」をマスターしている。

アダチはこのメンバーの副リーダーと言える。
田舎クランの伝説の勇者ヨサク(仮)に憧れており、
ヨサク(仮)と同じく鎌を愛用している。
先の展示会では、サカザキ(仮)という男と壮絶な草刈合戦を繰り広げている。

カズヤは生まれつき病弱であり、養成学校でも
落ちこぼれと後悔からも馬鹿にされている。
しかし、その潜在能力は高く、タケダクランのスカーフェイスや
ウルフも買っているようだ。問題は精神面にあるようだ。

0197田舎報告書
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2010/12/28(火) 01:08:37ID:N7mUEHeF
シンヤは地球のアキハバラを映像で見たときになんとも言えない熱気を感じ、
それ以来、成人したら真っ先にアキハバラへ狩りに行くのが夢である。
また、クラン随一のマッド・サイエンティストであり、
先の展覧会ではカネダと意気投合している。

アスカはマナの親友である。
祖母がエルダー・タケダと関係あるらしく、
一説にはタケダの孫とも言われている。
先の展覧会ではミユキやクロサワと交流を深めたようだ。


ディノは単純な能力では田舎クラン最強と言われている。
性格は大雑把で、人のあだ名を勝手につける傾向がある。
(スカーフェイス→スーさん、ウルフ→ウルフィーさん)
アダチ、シンヤ、ディノは俗に田舎の3馬鹿と言われている。

この報告書は、6名がX-183惑星でバーサーカーと遭遇した時の記録である。
0198アダチ日記
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2010/12/28(火) 01:26:02ID:N7mUEHeF
○月○日 晴れ

今日はついにX-183惑星に到着した
正直、ずっと(地球単位で1年)は寝ていたので、ちょっと体が重い。
船を降りるとさっそくキャンプの準備に取り掛かった。
この狩りで得たものは帰るまでここに保管することになる。

「しかしまぁ、ここまでやらなくても・・・」

うつ伏せに倒れているディノを見ながら俺は言った。
こいつとシンヤは到着するなり「はやく狩りたいー!」とか言って
手伝いもせず、遊んでいたところをマナの麻酔でやられたのだ。

「こうなりたくなかったら、早く手伝ってくださいね♪」

その後、シンヤがすごい勢いで働いたのは言うまでもない。
俺ももう逆らうのはやめておこう。

さて、設置も終わり、ディノが目覚め次第、
さっそく狩りを開始する予定なんだが・・・・

いったいいつになったら目覚めるんだろう・・・。
0199創る名無しに見る名無し
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2010/12/28(火) 07:31:08ID:p0iCJaq1
おお、田舎クランメンバー久しぶりノシ
カズヤ、頑張れよ!!

・・・ナルとマリはどうしてる?
0200ある家族の風景1
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2010/12/29(水) 21:57:57ID:4OSj4BvP
ーそれは年の瀬の昼下がりー
婦人が普段からきれいにしている為、あっという間に大掃除が終わり、親子3人まったりと過ごしている時だった。
突然、数人の武装した男逹が、家の中へと雪崩れ込んできた。
その侵入者たちは、驚いて近づいてきた父親を投げ飛ばし、ソファーに座って人形で遊んでいた幼児を取り囲む。
何が起きているのか分からず、キョトンとする幼児の顔を暫し眺めていた男が1人、その恐ろしげな顔を雪崩の様に崩した。
「おぅおぅ、大きゅうなって…。」
台所でおやつの準備をしていた母親は、その騒ぎを聞きつけて居間を見にいく。
そこには我が子を代わるがわる抱っこしている男逹がいた。
「まぁ、お義父様にお義祖父様逹じゃありませんか。ようこそいらっしゃいました。」
「おう、サオリさん。邪魔をしとるぞぃ。」
「どうもお邪魔していおります。」
「ちょっと!お祖父様、いきなり投げ飛ばすことないじゃないですか!」
そう腰をさすりつつ、ナガオは祖父に近づく。
「やかましいわ!曾孫の顔を見に来た祖父の前に立ち塞がる奴なぞ、投げ飛ばされて当然じゃ!」
「いきなり家宅侵入されたら誰でもそうします!」
「ええい、屁理屈をいうでないわ!」
「屁理屈でなく、事実です!」
「それを屁理屈というんじゃ!」
夫とその祖父のやり取りに、妻は吹き出しそうになった。
0201ある家族の風景2
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2010/12/29(水) 22:36:09ID:4OSj4BvP
「おい、早くワシに変わらんか!」
「叔父上なに言ってるんですか!さっき抱っこしたばかりでしょ?それにこの子は私の孫なんですよ?」
「そんなもの関係あるか!こういうものは、年長者に譲るもんじゃ!」
「ちょっと!無理矢理奪わないで下さいよ!」
「ふふん、知ったことか。…おぉ、可愛らしく成長したのう。将来が楽しみじゃわい。
どれ、ひいじじが良いものをやろう。ほうら、これじゃ。」
「!!ちょっ、なにフェイスハガー持たせてるんですか!」
「じいちゃん!それヤバイって!」
「大丈夫じゃ。ちゃあんとトドメはさしてある。」
「そういう問題じゃありません!」
「ぬぅ。貴様、狩りの時に何をこそこそしているかと思えばこういう事じゃったのか!
くそう、ワシもチェストバスターぐらい持ってくれば良かったわい。」
「お祖父様、本当にやめて下さい。大叔父上、それは持って帰って下さいよ。」
「なにを言うか!ワシらが子供の頃は、生きたフェイスハガーを振り回して遊んでたぞ。」
「あなた方とアヤコを一緒にしないで下さい。」
「大丈夫じゃ。タモンの血も引を引いとるんじゃから。あやつなぞ、赤ん坊の頃から振り回してたぞ?」
「…それこそあの方と一緒にしないで下さい。」
0202ある家族の風景3
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2010/12/30(木) 01:56:41ID:7xnc51Ty
「いやぁ、すみませんねぇ、騒がしくて。あ、これお土産です。本星の有名な菓子店の焼き菓子ですよ。」
そう言うと、叔父が紙袋を渡してきた。
「まぁ、ご丁寧にありがとうございます。今、お茶をお入れしますわ。」
サオリは紙袋を持って、台所へ向かった。
「あぁ、構わんよサオリさん。すぐ帰らねばならんから、気にせんでいいぞ。
ほうれアヤコちゃん、ひいじじが高い高いしてやろう。」
「お願いですから天井にぶつけないで下さいよ。
しかし叔父上、来られるなら連絡ぐらいいれて下さったら迎えに行きましたのに。」
「いえねぇ、用事で本星に行ってましてね。その帰りの途中で、ここってタケダクランの近くだなぁってうっかり呟いちゃいましてね。
それを聞いた父上逹が、曾孫の顔を見に行くんだと暴れだしたものですから、そんな暇がなくてねぇ。
…あのう、叔父上。そろそろ私にも抱っこさせて下さいよ。」
「やれやれ。相変わらずだな、うちのお祖父様逹は…。しかしそれにしても、なぜお祖父様逹は本星に行かれたんだ?」
「それがさぁ、爺さん逹の古い友人が主催する『年忘れ蟲狩り大会』なんてのに行ってきてさぁ。
それが参加者全員ジジババばっかで大変だったんだぜ?
皆、鬼みたいに強いのに、何人かギックリ腰おこしたり、肉離れおこしたりしてさ。
ちなみに、俺と親父達はそういう年寄りの救助と介護の為に連れてかれたんだ。」
「…大変だったんだな、お前。」
「大変だと思うなら、あの爺さん2人を引き取ってくれ。」
「すまん。無理だ。」
「こりゃ!聞こえておるぞ2人とも!まったく、年寄りの悪口を言うとは、なんという不孝者どもなんじゃ!」
「そうじゃぞ?年寄りを馬鹿にするとバチが当たるぞ!
良かったのうアヤコちゃん。あんな悪い父親に似ずに。
ほれ見てみい?サオリさんの小さい頃にソックリじゃわい。」
「顔が厳ついのは血筋です!それに、人のことを言える顔ですか?」
「貴様、それは若い頃よりモテまくったワシに対する挑戦か?」
「…ワシから見て、2人とも目クソ鼻クソだがの。」
「大叔父上、貴方も人の事が言えたぎりですか?」
「そうじゃ!貴様が言うな!」
このやりとりを聞きながらお茶をいれていたサオリだが、その肩は小刻みに震えていた。
0203ある家族の風景4
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2010/12/30(木) 02:57:41ID:7xnc51Ty
ほどなく、出航時間がきたので、(年寄り2人が相当ごねたが)ナガオの親類達は帰っていった。
嵐が去った後、夫はくしゃくしゃにされた娘の服や装飾を直してやりながら、妻にすまなかったと謝る。
なんの事だか分からず、小首を傾げる妻に、夫は言った。
「うちの親戚の事だよ。相当五月蝿かったろう?落ち着きがないし騒がしいし。本当、君の実家とは大違いで恥ずかしいよ。」
すると、妻は首を振りつつ微笑んだ。
「ううん、そんな事ないわ。私は好きよ、貴方の家族が。
…小さい頃ね、いつも貴方の家族が羨ましかく思っていたの。いつも賑やかで、何かする時には一致団結して…。
本当、うちの家族とは大違い…。」
「サオリさん…。」
寂しげに顔を曇らせる妻の手をとり、夫はそっと抱きしめた。
娘も母の様子がおかしい事に気づき、キュッと母の手を握る。
「カータン、どうちたの?ポンポンいたいの?」
「ううん、何でもないのよ。お母さんは大丈夫だから。アヤちゃん、お片付けのお手伝い、お願いできるかな?」
「アーイ!」
元気よく返事をした娘を連れて、妻は湯呑みを片付け始めた。
その可憐な背中を眺めながら、夫は深くため息をついた。
0204ディノ日記
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2010/12/31(金) 00:03:34ID:mHmDovjV

また夢を見た。

一人の男が誰かと話している。
その男はチキュウジンではないが、今はチキュウジンだった。
そして、その男が話しているのは女だった。
その女はチキュウジンであるが、何かが違った。

「ふむ、このような例は珍しいな。ますます奴の細胞が欲しくなった。」
「あなたはいったい?」
「・・・私か?私は単なる科学者だよ。」
「ふざけないで。ただの科学者がここまで来れるはずがないわ。」
「まぁそういうな。今のところ私は敵ではないよ」
「・・・・・・」
「教えてやろう。すべてを。」

そして、そいつは俺を取り出した。
0205メイ日記
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2010/12/31(金) 00:42:07ID:mHmDovjV
×月$日

えぇと、はじめまして。
私、メイといいます。

先日、タケダクランで記憶喪失になっているところを発見され、
今は田舎クランのキキョウさんの家でお世話になっています。
今回、キキョウさんやお孫さんのアスカちゃんに習って、
私も日記というものをつけることにしました。

では、さっそく今日の出来事を書こうと思います!

今日は、キキョウさんがお知り合いから頂いた「菊」が見事に咲いていると聞き、
キキョウさんと植物園までお出掛けしました。

田舎クランはとても静かで、近所の人たちも優しい人たちばかりです。
でも、そんな田舎クランも最近ちょっと騒がしいようです。

「マサフミ教団はこの名簿に強く抗議するー!うぇうぇw」
「なぜ、講師リストにマサフミ様の名前がないのだー!うぇうぇw」
「さらにはマサフミ製品規制案などふざけるなー!うぇうぇw」
0206メイ日記
垢版 |
2010/12/31(金) 01:14:34ID:mHmDovjV

「非マサフミ三原則なんて認めてたまるかー!うぇうぇw」

彼らはマサフミ教団という学生団体?だそうで、
タケダクランの戦士マサフミさんを敬愛してやまない集団だそうです。

タケダクランと田舎クランの本格的な交流が始まり、
憧れのマサフミさんに出会えると期待していた彼らでしたが。
最近、解任された校長を含めた上層部が

1. マサフミ本人を含めたマサフミ製品の輸入の禁止
2. マサフミ製品の製造・所持の禁止
3. マサフミが描かれた絵を踏んだ者だけにタケダクランへの渡航を許可する

「マサフミをもたず、つくらず、もちこませず」
という非マサフミ三原則を作り出してしまいました。

そのような結果から、このような学生運動が最近頻繁に起こっています。

「学生さんは元気がありますねぇー。」

「まったく・・、騒々しいのぅ。上層部は何をやっとるんじゃ。」

「有力候補の代表も頼りない感じですし、大丈夫でしょうか??」

「自分のお尻くらい自分で拭いてもらわないと困るのぅ。」

「そうそう。午前中にアスカちゃんから学校に連絡があったそうですよ!無事到着したそうです♪」

「そうかい、それはよかった。」

と元気いっぱいの「菊」を鑑賞しながら、のんびりと過ごしました。
今度はアスカちゃんも一緒に3人で観にいきたいな♪
0207創る名無しに見る名無し
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2010/12/31(金) 08:50:13ID:3ABcUDC4
>>非マサフミ三原則
噴いた。
つか、マサフミ教団、ウザイな(w

元気だったか、(元)暗殺者。
まあ、そのまま田舎でのんびり生きるもまた幸福だろう。
0208メイ日記
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2011/01/04(火) 22:08:28ID:CNZpvLS/

皆さん、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

先日、タケダクランのスカーフェイスさんという方から
アスカちゃんにお手紙が届いていました。
スカーフェイスさんは先の展示会でアスカちゃんたちがお世話になった方です。

これは、年賀状というものだそうで、新年の挨拶と
うさ耳と変な衣装を身に着けたタケダクランの面々の写真が写っていました。

「これまた奇怪な。あちらは仮装大会でもしよるのかのぅ。」

「女性陣はかわいいのですけどねー。男性陣はちょっと・・・。」

「きもいのぅ。ポーズまで決めて。さすがにタケさんとウルフはやってないようじゃが・・。」

「タケさんって・・。お知り合いなんですか?」

「古い知人じゃよ。」

そういえば、キキョウさんは田舎クランの前エルダーでしたね・・。

「そういえば、この子はなんでしょう?ペットでしょうか??」

「ふぅむ、あのクランはゲテモノ食いが揃ってるからのぅ。」

こんなに可愛いし、楽しそうなのでペットだとは思いたいのですが・・。

やっぱり食べちゃうのかな??
0209カズヤ日記
垢版 |
2011/01/04(火) 22:46:54ID:CNZpvLS/

僕がサタンクロースさんからもらった武器を手入れしていると
目の前で気絶していたディノ君がやっと目を覚ました。
ちょっと顔色が悪くかったけど、しばらくすると落ち着いたようだ。

後でアダチ君に聞いた話では、ディノ君は時々わけのわからない夢を見るらしい。
今回もその類の夢を見たに違いないとのことだった。
いったいどんな夢なんだろう??

狩りは成人の儀式と同じく3人1組で行うことにした。

アダチ君、アスカちゃん、シンヤ君のAチーム
マナちゃん、ディノ君、僕のBチームだ。

「なぁなぁ、せっかくだから競争しよーぜ!」

「競争??」「どういうこと??」

「どっちのチームがすげぇ獲物を狩れるか勝負するんだ!!」
「んで、負けたチームは勝ったチーム全員の言うことを聞くんだ!」

「あ、楽しそう!」「それいいすね!」

「じゃあ、そのルールで。1週間後にまた合流しましょう♪」

こうして狩りを始めることになった。
うぅ、ドキドキしてきた・・。

足を引っ張らないように頑張らなくちゃ!
0210シュワちゃん7年間ご苦労様でした記念小ネタ
垢版 |
2011/01/05(水) 22:02:54ID:jgykUC2Q
(CAPCOM AVP エンディング後)
リン・クロサワ「・・・ともあれ、次の『獲物』になるまで、少しは休みたいわね」
ダッチ    「そうだな。ここは一つ、二人でバカンスと洒落こ・・・」
(突然ダッチを襲うシュリケンとスピアガン。
 間一発避けるダッチ)
ダッチ    「なに!奴らか!?」
クロサワ   「私が追うわ!」(ダッシュ)
ダッチ    (あの二人が、もう・・・?しかし、ウォリアーとハンターにしては・・・)

(離れた物陰にて)
クロサワ  「ダメジャナイ!オオカミサンモ、オ兄サンモ!」
ウルフ   「・・・」
スカフェ  「まあ、クロサワ。これは俺の直感だが、奴はなんか負債の大きい州の知事とかに
      なって苦労したりしそうだから、止めておいた方が良いぞ」
ウルフ   「なんだ、その具体的な直感は・・・」
クロサワ  「ソンナ相手ジャナイッテバ!」

日記プレ 「・・・変わらないな、あの人たちも・・・」
マサフミ 「テラバカスwwwwww」
0212創る名無しに見る名無し
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2011/01/06(木) 07:45:00ID:aFBQhhFQ
「女の子」が何歳になろうと、「お父さん」と「お兄さん」はそういう生き物ですw
0213創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/01/12(水) 22:08:48ID:TzFKjxQI
むしろ、年齢と心配は比例したりするかもしれません

0214Aチームの場合
垢版 |
2011/01/16(日) 03:52:27ID:8llanxX3


「くそっ!」
無数に伸びてくる触手を避けながら、大きな鎌を背負った若い固体-アダチは叫んだ。
「いくらなんでも、これは多すぎるだろ!」
触手のスピードは凄まじく、瞬く間にアダチを取り囲んだ。
「ちっ!この・・・やろっ!!」
それをアダチはスカーフェイスがクリスマスプレゼントとして渡した大鎌を取り出し、
大きく横に振りながら一気に切り落としていった。
「ん!?」
すると、奥、触手の付け根あたりに黒くグニョグニョしたものが蠢いているものが見えた。
どうやらあれが本体らしい。
(結構距離があるな・・。だが、この鎌ならなんとかなる!!)
とその時だった。

「ふはははは!!スキありぃぃぃ!!!す。」
と奇声を発しながらシンヤが両者の頭上に現れた。
「カネダ氏との合作!PCB48をくらうす!!」
そう叫ぶと、シンヤのアーマーが展開、48もの小型のキャノン砲が姿を現し・・・
「ちょっ!馬鹿!やめろ!この距離で・・っ!」
「カネダ氏!!あなたのアフロは無駄じゃないすーーー!!!!」
無数のプラズマがあたり一面に降り注いだ。
0215Aチームの場合
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2011/01/16(日) 03:55:53ID:8llanxX3


「ぶはっ!てめー!俺も殺す気か!!?」
「ふ、この娘の命中率を舐めてもらっちゃぁ困るす。」
「この娘ってなんだよ!?つーか、それ違法にも限度があるだろ!!??」
「カネダ氏がアフロになってまで完成させようとしたこの娘をそれ呼ばわりするなんて失礼す!」
シンヤとカネダの合作PCB48によって、あたり一面が土ぼこりに覆われる中、二人は叫び?あっていた。
「だいたい、成人の儀にはそれ使えねーだろ!お前、あれだけ武器に頼りすぎって
スカーフェイスさんやウルフさんに忠告されたのに!!」
「その辺はぬかりないす。それを言うならアダチだって鎌に頼り過ぎだって・・」
とその時だった二人の足首に何かが絡まり、宙へと持ち上げた。
「うわぁぁぁぁ!」「うひぃぃぃぃ!」
その正体はシンヤの攻撃によって滅したと思われていた触手であった。
「あいつ、死んでなかったすかぁぁ!!」
「そんな馬鹿な!?確かに本体に直撃してたはず!!」
そして、土ぼこりが消え、アダチは確かに滅したはずのものを見た。
「んな!?」
そこにはもはや塵と化したあの黒いグニョグニョがあった。
(どういうことだ!?・・・まさか!!?)
とアダチが何かに気づいた瞬間・・・

「そこ!」
と茂みから姿を現したアスカが手に持った小振りの刀のようなものを一本の触手に突き刺した。
すると、<グオォォォォォ!>という叫び声とともにその触手の先端に目と口が現れた。
「っつ!それがこいつの本体か!!」
それは大きな蛇のような生き物だった。
間髪いれず、アスカは突き刺した刀を捻って大蛇を縦に切り裂いていき・・。そして、
<グギャオォォォォォォォォォォン!>
凄まじい声をあげながら大蛇は倒れたのだった。
0216創る名無しに見る名無し
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2011/01/16(日) 23:07:25ID:4uCYboOI
「Aチーム」の前に「特攻野郎」とつけたくなる俺は、若くない。
・・・は、とにかく。

まだ違法改造しとんのか、シンヤwwwww
と言うか、田舎クランでも「女は強い」だなぁ。

さて、Bチームは、ディノとマイとカズヤか。
カズヤ、がんばれ。いろいろと。
0217掃除屋見習い留学覚書 ◆AvP.enmOzE
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2011/01/17(月) 02:38:24ID:PknIqbcY

客から獲った獲物の頭蓋骨を磨いて欲しいと依頼された。
ミユキさんから習った通りに磨いて渡したら褒められた。
何事も、認めてもらえるというのは嬉しいものである。

その客に「店の前に変なのがいる」と言われた。
見に行ってみると、確かに不審な光学迷彩の男が店の周りを周回している。
後ろから捕まえて倒したら、打ち所が悪かったらしく気絶させてしまった。
仕方ないので店の奥で手当てしてやった。
私の小柄な体躯で、男の体を店へ運び込むのには難儀した。
くそ、重い。

正体を暴いてみれば思った通り、カネダであった。
どうやら一日中店の前でうろうろしていたらしい。
一体何をしているんだこの男は。営業妨害だ。
それで文句を言ってやったら、この男、以前の約束を真に受けていたようだった。
……なんだか悪い事をしてしまったような気が。

営業中に来ないで欲しいと言ったら、今度は店の片付けを手伝いに来た。
決して悪い奴ではないのだが。懲りない男である。
0218 ◆AvP.enmOzE
垢版 |
2011/01/17(月) 02:42:48ID:PknIqbcY

今日は全くと言っていいほど客が来なかったので、店の頭蓋骨を並べ直してみた。
今のままだと、少し見栄えが悪いような気がしたのだ。
勝手にやってしまったが、ミユキさんが帰って来た時に感想を聞いてみたいので、そのままにしておく。

数時間かけて並べ直していて、ふと気がつく。
あまり客が来ない店なのは知っているが、それにしたって今日は来なさ過ぎる。
カネダは例によって現れたので、今日のお客さん一号だと声をかけたら、

「あれ、今日開いてるの?」



扉に「開店準備中」の札が掛けっ放しだった。





その場は上手く誤魔化した。ミユキさんには黙っておこう。
0219いけね日付忘れちゃった ◆AvP.enmOzE
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2011/01/17(月) 03:10:18ID:PknIqbcY
変な客が来た。
この書き出しにもそろそろ飽きてきたが、今回の客はそれまでの比ではない。


「wwうぃーっすwwwwミユキいるー?wwwww」


どっかで見た顔だと思ったら、いつぞやのスマートディスク男、“マサフミ”だった。
ディスクぶち込まれていない時の彼の顔は、意外とマトモなのに驚く。
気が抜けるとああいう顔になるのかもしれない。

「あれwwwwミユキいないの?wwつまんねーなーww」

やたらへらへらしているのはどこかの馬鹿そっくりである。柄も悪そうだ。
面倒な客が来たな、と私は直感した。
だが、この一か月、ただ言われたとおりの事をしてきただけじゃない。
研究を重ねて培った私の店員スキルがあれば、どんな客にもまともに対応できる自信がある。
そう、この店員スキルさえあれば、どんな暴言にも耐える事だって出来るのだ。

「うはwwww俺様の知らんロリッ娘がおるwwww」

何を言われてもクールに対応が出来るのである。

「うぇうぇwwwロン毛ストレートとかwwwマジ厨二www」

何を言われても我慢でき……

「wwwつwwwるwwwぺwwwたwwwょwwwぅwwwι゙wwwょwww」


……ショルダーキャノンを構えてしまった。
0220 ◆AvP.enmOzE
垢版 |
2011/01/17(月) 03:16:32ID:PknIqbcY


「……ミユキもバイトの教育がなってねーなーwww」


その瞬間、マサフミの眼の色が変わったように見えたかと思うと、私はマサフミに組み伏せられていた。
あっという間だった。この私が、何も出来なかった。
リストブレードの刃が私の頬を撫でる。こんな猛者がこの近所にいたなんて。


「俺様に張り合おうなんざァ百年はえーよwwwうぇっwwwうぇっwww」


マサフミは私を放すと、にへらへらと笑いながら、店を出て行った。
悔しいなどと感じる次元の相手ですらない。相当の戦歴の持ち主に違いない。
……ひょっとして、やはりワタナベの教官って、このマサフミなのではないのか?
しかしミユキさんが嘘を言うはずがない。
となると、もっと凄いマサフミがこの近所にいるのか。

私はこの界隈がいかに危険なのかを改めて思い知らされた。
0221 ◆AvP.enmOzE
垢版 |
2011/01/17(月) 03:18:26ID:PknIqbcY
長々とやってきたけど、多分次回かその次くらいで終了。
なんか日付つけるの忘れちゃった


>>213
全身からプラズマキャノンって、男の子の浪漫って奴をよく理解していらっしゃる
0223そして・・・・
垢版 |
2011/01/17(月) 21:07:05ID:dxuuNCuV
スカフェ「お・前・は・他・所・の・ク・ラ・ン・か・ら・来・て・い・る・お・嬢・ さ・ん・に・な・に・無・礼・
      な・真・似・を・し・て・い・る・ん・だ・?」(梅干しぐりぐりぐりぐり)
マサフミ「イタイイタイタイタイwwwwwwなんか音してるからwwwwメリメリいってるからwwwwww
     やめて止めてやめて止めてwwwww」
婦長  「あら、女性への礼儀の教育なら私がやりましょうか?」
スカフェ「婦長殿か。そうだな、そういうことは無骨な野郎よりレディに任せた方が良
さそうだ」
婦長  「うふふ、レディだなんて嬉しいこと。さ、行きましょうか」(マサフミ引き
ずり)
マサフミ「ちょwwwwwwwまwwwwwww
イヤアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァ・・・・・・・」


キノシタ「カネダ、なにやってんだ?」
カネダ 「さっき、マサフミさんが診療所へ引っ張って行かれたから・・・見舞いの品
をね・・・」
ジャック「(な、なんかドス黒いオーラがわき出てるッス!!)」
キノシタ「(しっ!!!言うな!!)」
0224創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/01/18(火) 00:41:55ID:ybixmdtK
相も変わらずだなマサフミwwww
0225創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/01/19(水) 23:05:28ID:BSGyveaM
なんだこのスレは
0228創る名無しに見る名無し
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2011/01/23(日) 04:44:21ID:SSmHEapB
エイVSプレ コミックの翻訳版やっと手に入った!
0229創る名無しに見る名無し
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2011/01/24(月) 23:04:40ID:ImDk71nt
おめでとう(≧ω≦)b
0230ナガオ日記
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2011/01/25(火) 14:42:15ID:944Yfsds
Γ月δ日
新たな年が明け、友人達との都合が合った今日、ノジリの家で新年会を開いた。
メンバーは、私と私の家族、ノジリとその恋人のユウコさん、そしてカキザキとトモノリの計7人である。
本当は我が家で開きたかったのだが、我が家のリビングよりノジリの家のリビングの方が広かった為と、
料理はノジリが作ってくれると言ってくれたので、そちらに集まる事になった。
相変わらずこの男は料理が好きなようだ。私は訓練所時代から何度も旨い食事を馳走になっている。
今日も地球伝来の『おせち料理』なるものを沢山作ってくれていた。
黒い豆を甘く煮たものや、魚のすり身を山形に固めて蒸したもの、小魚を煮固めたものや茹でた海老等、珍しい料理が沢山並べられていった。
初めて見るおせちに、娘は目をキラキラさせて、おいしそうに食べていた。
私とサオリさん、そしてノジリ達も、ワイワイ言いながらおせちに舌鼓をうった。
(さすがにクリキントンという食べ物には、閉口したが。)
皆、今年もつつがなく無事に集まる事ができて、本当に良かったと思う。
願わくは、また来年もこうして集まりたいものだ。
0231ナガオ日記
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2011/01/25(火) 14:47:05ID:944Yfsds
今年に入ってから、どういう訳かアクセス規制に引っかがってしまって、
正月に出す予定だったモノを今さら掲載。
スンマセン、時期外れでスンマセン。
0233ナガオ日記
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2011/01/27(木) 10:32:36ID:XrKVFJIo
ノジリ「あ、冷蔵庫にいれっぱなしだった…。」
0234創る名無しに見る名無し
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2011/01/27(木) 21:32:38ID:dXsrSQSB
タケダ「子孫繁栄の縁起物を、もったいない」
ヨシダ「まあ、お主は知らんところで子孫繁栄してそうじゃがなぁ」
タケダ「ヨ〜〜シ〜〜ダ〜〜〜〜〜〜!!!」
0235ある掃除屋の追憶  ◆AvP.enmOzE
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2011/01/30(日) 22:10:03ID:OkIxcF1G

「た、助けて……」

そして私は無言で、命乞いする敵の頭蓋骨を引き抜いた。
部屋中に、生臭い血と臓物の匂いと、鮮やかな緑の光が充満している。
この手の半端外道は、口だけ達者なわりに、自爆して相手を損耗させようという気概もない。
昔やり合った“ヤクザ”とか“マフィア”とかいう連中の方がまだホネがあったかもしれない。

いや、頭蓋骨は抜いてしまったかな。
くだらない事を考えてしまった。

「そっちはどうだ、マサ?」
隣の部屋へ私は声をかける。
0236 ◆AvP.enmOzE
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2011/01/30(日) 23:03:20ID:OkIxcF1G

「こっちはカタしときましたんで大丈夫っすよ。」
頭や胸部を撃ち抜かれた敵の死骸が散乱している、その中央から返事が来る。

「いい射撃訓練になりましたよ、自動追尾に頼ってると腕が鈍りますんで。」

“マサ”は、手元で二挺のプラズマキャノンをくるくると回している。
相変わらずくだらん手遊びが好きな野郎だ。
私の視線に気づいたマサは、

「いいじゃねーですかこれぐらいwww
 ……これぐらいの遊び心がないと、やってられねーですよ。」

と慌てて弁明した。言い訳するぐらいなら最初からやんなよ。
それにしても、とマサは話を逸らした。

「久々に血を見ない簡単な依頼だと思いきや、とんでもねぇ刃傷沙汰になっちまいましたね……。」

……クラン同士の抗争の後始末だけ、というちょろい依頼だったはずだ。
あの男が依頼に来た時、全員死んでいる、と言っていた。
勿論、あんなチンピラどもに死んだフリなどという上等な知恵があるわけがない。
0237 ◆AvP.enmOzE
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2011/01/30(日) 23:05:12ID:OkIxcF1G

 つまり、あの男、知っていて、あえて伏せていたのだ。
私たちにこいつらを掃除させる為に。

私は“掃除屋”だ。処刑屋ではない。
どういう事情があるのか知らないし興味もないが、随分とコケにしてくれる。
この礼は後でたっぷりとさせてもらうとしよう。


「気ィ抜くんじゃねぇぞマサ、まだ生き残ってんだろうしな。」

私は周囲を警戒しつつ、奥の部屋へと進む。
0238 ◆AvP.enmOzE
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2011/01/30(日) 23:07:06ID:OkIxcF1G
照明を消しているのか、真っ暗だ。

「よくも仲間をやってくれたなこの掃除屋野郎!」
「てめぇらの頭蓋骨引き抜いて、干し首にしてやんぜ!!」

案の定、奥の部屋に隠れていた奴が飛び出してくる。数は二人。

「お前ら、そんな仲間意識があったわけでもねえのに何言ってやがんだ。」

マサが皮肉で応じる。
全く同意だ。クズなのにも程度というものがある。
隠れていればまだ助かったかも知れないのにな。

相手が振り上げたリストブレードを、上段回し蹴りで右手ごと叩き折り、
呆気にとられたそのマヌケ面に左ストレートをぶち込む。
倒れた男の頭を踵で思い切り踏み潰し、にじった。
リストブレードを抜くまでもない。
0239 ◆AvP.enmOzE
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2011/01/30(日) 23:09:20ID:OkIxcF1G

私が一人ぶちのめしている間に、マサはもう一人をぶちのめしていた。
その背後から、さらにもう一人が姿を現す。光学迷彩で隠れていたのか。

「伏せろ!」

咄嗟に私はスマートディスクを投げつけた。
高速回転する円盤は、三人目の額をスマートにぶち割って、私の手元へと戻る。
お気に入りのディスクに血が付いちまった。

「バカヤロウ!気抜くなって言っただろうが!」

「す、すいません……。」

首をへし折った男の死体を振り解き、マサが部屋の照明をつけた。

0240 ◆AvP.enmOzE
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2011/01/30(日) 23:14:32ID:OkIxcF1G

「ひでぇ事しやがる……。」

四肢を鎖で拘束されれた若い同族が、ずらりと嬲り殺しにされていた。
いや、若すぎる。その中には子供としか思えない年齢の者も含まれていた。
さっきまでわからなかったのは、こいつらに殆ど体温がなかったからだ。
女子供にまで手をかけるとはどういうつもりで……

……あ、そうか、こいつら、最低のクズだったっけな。
さっき頭をブッ飛ばしてやったクズの死体へ唾を吐く。胸糞悪い。

掃除の時間、その前に。
鎖を斬り、一人ずつ、丁寧にガキの死骸を降ろしてやった。

「……珍しいっすね」

「何がだ。」

「いつも青汁ぶっかけて終わりじゃねーですか。」

「……これぐらいしかしてやれないしな。」

“あいつら”だったらどうしただろうか。ふと、そんな事を考える。
時に好敵手、時に親友として共に闘い、そして袂を別った二人の戦友。
あいつらも、こいつらの為に祈っただろうか。


……いや、この場にいない奴らの事を考えるのはやめておこう。
0241 ◆AvP.enmOzE
垢版 |
2011/01/30(日) 23:28:47ID:OkIxcF1G

「ヤリでも降るんじゃねえでs…………し、師匠!」」

ガキの一匹を調べていたマサがいきなり大声を挙げた。

「うるせぇ。」
タマでも落としたか。

「こいつまだ生きてますぜ!」

「てめぇそんな事d…………あァ!?」

マサが抱き上げたガキの顔を覗き込んでみると、相当弱っているが、確かにまだ息がある。
足元に転がっている焼きゴテのようなものを踏み砕きながら、マサが口を開いた。

「……こりゃ相当重傷っすね。」

「んなこたぁわかってんだよバカ。」

全身ずたずたに切り裂かれているが、特に酷いのは左手だった。
ボロボロに焼け爛れて、壊死してしまっている。
このままだと壊疽を起こして、悶え死ぬ事になるだろうな。
0242 ◆AvP.enmOzE
垢版 |
2011/01/30(日) 23:29:57ID:OkIxcF1G


「……どーします?」

マサが何か言いたげにしている。青臭い野郎だ。
どこぞの生き残りか何かだろうが、身内を探し出すのは不可能だろう。
かといってこのまま放置しておくのは、「現場を掃除する」という依頼に背く事になる。
いけすかない依頼でも、依頼は依頼だ。一応は達成しなければならない。

「とすれば…………決まってんだろ。」

マサが目を細めた。

「師匠まさか……!?」

「まさかじゃねぇよ、いいからさっさとやれ。」

「でもまだ子供ですよ!?」



「……てめぇ、何を盛大に勘違いしてんだ?」
0243 ◆AvP.enmOzE
垢版 |
2011/01/30(日) 23:32:06ID:OkIxcF1G

「……は?」
これだから馬鹿は困る。


「いつもの医者に連絡入れとけ、患者お一人様ご案内ってな。」


途端にマサの表情が180度変わった。わかり易い奴だ。

「師匠……!!」

当惑している割に、マサの奴も嬉しそうにしている。
なんだ、荷物が増えるのがそんなに嬉しいのか。どこまでもお人よしな奴め。


もっとも、私も偉そうなことは言えないが。
メドキットを展開し、マサはいそいそとガキの応急手当に取り掛かった。

「助けてやっからな、ちと痛いが我慢しろよキョーダイ……!」
黙って出来ないのかこのバカは。それは敢えて言わずにおいた。

……あいつらだったらどうしたのだろうか。
そんな呟きも共に飲み込んで。

0244ある掃除屋見習いの呟き  ◆AvP.enmOzE
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2011/01/30(日) 23:38:26ID:OkIxcF1G

★月〓日

 また夢を見た。

この間の悪夢とは違って、どこか懐かしい夢だった。
何度も見ているような気がするのだが、起きるといつも正確な内容を思い出せない。
師匠とオカザキが出てきたような気がする。


左手の動作を確認してみる。

時計を見てみると、まだ営業時間には早かった。
営業に備えて、私はもう一回寝る事にした。
0246クリーナー宅にて
垢版 |
2011/01/31(月) 21:57:49ID:pP/dhd7D
クロサワ「サムイ〜」
ウルフ「軟弱な…しかし年が明けてからは確かに例年より冷えるな」
スカフェ「それでだ。良いものを持ってきたぞ」
ウルフ「なんだこれは」
クロサワ「ウワァ、コタツダ!」
スカフェ「なんでも地球のとある島国で冬期に使われる暖房器具らしい。
こうやって、電源を入れると中が暖かくなるのだ」
クロサワ「オオカミサンモ、入ッテミテ!スゴクアッタカイヨ!」
ウルフ「(しぶしぶ座って足を突っ込む)…狭いが…まあ、悪くはないな」
スカフェ「だろう?あとはこれだな」
クロサワ「アッ。ミカンダ」
スカフェ「ミカンというのか。なんでもこれに入ってミカンを食べるのがその島国の伝統らしいな。
クロサワも好きか?」
クロサワ「ウン!アリガトウ、オ兄サン!」
ウルフ「全くいらん事には詳しいなお前は。今日はタカハシに報告書を持っていくんじゃなかったのか?
さっさとせんとまた奴の血圧が上がるぞ」
スカフェ「と、お前さんへの土産はこれだ。(日本酒を置く)」
ウルフ「…ツマミを用意してやるから待っていろ」
0247創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/01/31(月) 23:43:22ID:XehPG4ev
見習いの過去(+師匠とオカザキ)の過去、乙〜。
ただ、オカザキと見習いの(プレ)年齢差が微妙に気になったw

スカフェ兄さんはどうやってこれらの物資を調達してるか。
代価に狩りの獲物を・・・

「店長!!!店先に、熊の死体が!!!」
0248クリーナー宅にて2
垢版 |
2011/02/01(火) 00:59:41ID:3TECZ9TG
一方その頃
タカハシ「………遅い!今日こそはちゃんとその日のうちに報告書を上げてくれと行ったのに…
何してるんだスカーフェイスさんは」
ケンジ「地球での任務の時はいつもクロサワに土産を届けてるみたいですよ
ウルフさん家にいるんじゃないですか?」
タカハシ「そうか…待っててもらちが開かん。ちょっと行ってくる」

クリーナー宅
スカフェ「こいつを拝借するかわりに熊というでかい獲物を一匹置いてきた。
毛皮も肉も使える獲物だ。今頃奴らも俺に感謝してるだろうよ」
ウルフ「しかし我々に遅れを取っているとは言え地球も高度な文明を誇っている。
野生動物の死体が置かれていたからといって感謝もクソもなかろうよ」
スカフェ「そうか?うーむじゃあ次はリストブレイドでも置いてくるか」
クロサワ「オセワニナッタヒトニハ、オチュウゲンヲクバレバイイヨ」
スカフェ「なんだ?オチュウゲンって」
クロサワ「アノネ、キセツノカワリメニ、オセワニナッタヒトタチニ、ハムトカカンヅメヲオクルノ」
ウルフ「カンヅメ…地球の保存食の事か。あって困るものではないし、利に適っているな」
スカフェ「うーむ、まだまだクロサワに教えて貰わなきゃいかん事が盛りだくさんだな」
ウルフ「貴様はその前に報告書を…まあいいか。これはいける酒だ」
スカフェ「当然だ。お前好みのものを随分探したぞ、ヒック」
クロサワ「アー、オニイサン、シャックリシター」
スカフェ「おっと失礼」

窓の外にて
タカハシ「………入るに入れない…なんだこの家族団欒……」
0249創る名無しに見る名無し
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2011/02/01(火) 07:29:24ID:pJhibmzq
リストブレイドはまずいだろ、とも思ったが、ヨシダの爺さんが槍を置いてきてたりするから
まだ大丈夫かな。
0250創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/02/01(火) 14:33:19ID:qX1OIUvS
マサフミはもっと忘れ物してるよww
0251創る名無しに見る名無し
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2011/02/01(火) 21:56:54ID:Rm6rNlwr
>>240
乙ですー。
>「ひでぇ事しやがる……。」
この言葉に思わず吹いたwww
0252Aチームの場合
垢版 |
2011/02/01(火) 22:25:21ID:Rm6rNlwr


「ふぅー。助かったす。アスカのおかげす!」「サンキュー。」
「どういたしまして!」

倒した大蛇の骨を抜くアスカに二人はお礼を告げた。

「しかしまぁ・・いつの間にあんな技を・・・。」
「それに、その武器初めて見るす!ひょっとしてサタンクロースさんのプレゼントすか!?」
「あー、これ?」と先ほど大蛇を切り裂いた武器を取り出して答えた。
「これはタケダさんにもらったの!技もタケダさん直伝だよ!」

かつて展覧会でタケダクランを訪れた際、
アダチ、シンヤ、ディノ、カズヤの4名はスカーフェイスとウルフの、
マナはタケダクランの婦長による特別訓練を受けていた。

その影で、実はアスカもエルダー・タケダによる特訓を受けていたのだ。

「おばあちゃんからのプレゼントのお礼に特訓してもらえたの」
「えぇ!なんだよそれ!エルダー最強とも言われるタケダさん直伝とか。ずりぃ!」
「抜け駆けす!抜け駆けす!」
「いいじゃない。男子はウルフさんとスカーフェイスさんに教えてもらったんだから!」
「あの二人の修行は地獄だったす!」
「まぁ、でもなんだかんだ全員が誰かの弟子入りしていたわけだ。」
「あー、マリちゃんはマサフミさんだしねー。」
「あれ?他にもいたすよね?」
「え?んー。ああミチコだ、ミチコ!あいつはどうしてたんだ?」
「ミチコちゃんはミユキさんに商人の心得を学んでたみたいよ。」
「・・・なんじゃそりゃ。。。」 
「・・・・・・・・・・・・」
「あ、そろそろキャンプ場へ戻らないと」
「もうこんな時間か、よし行こうぜ!」

「・・・・・・・・・・・・・・もう一人いたすよね?誰だったすかね・・・。」
0253キャンプ場にて
垢版 |
2011/02/01(火) 22:46:10ID:Rm6rNlwr
「へー、そんなことがなぁ。」
とAチームの成果を聞いたディノが答えた。
両チームは1日目の狩りが終了し、キャンプ場へと戻っていた。
「Bチームはどうだったすか!?」
「んーと、それが・・・。」
カズヤが落ち込んだ様子で答えた。
Aチームとは対照的にBチームはいい獲物に出会えていなかったのだ。


「お、これは俺たちの勝ちじゃねーの?」
「あら、まだ始まったばかりですよ。」
アダチの言葉に答えながら、船内に入って作業していたマナが戻ってきた。
「マナ。どうだった?」
「調べた結果、Aチームが狩った獲物はランクDのこの惑星でランクBという結果でした。」
「ランクB!?」
「まぁ長年、この星は使われていませんでしたから、生態系が変化したのかもしれませんね。
ということで、残念でしたね。シンヤさん」マナが笑顔で告げた。
「へ・・?」
「ブレイザーはAランク若しくは戦争時にしか使ってはいけない武器です。」
さらに違法改造ですからね。はい。」
「・・・なんすか?これ??」
「武器の取り扱いマニュアルです。明日までに10回書き取りしてください。」
「・・・・・・・・・なに、じょうだ」
「もし、出来ていなかったら、明日Pパックでスカーフェイスさんのところへ送ります。」
「ひぃ!それだけはご勘弁を!!もう嫌す!加齢臭の充満した部屋に閉じ込められてるのは嫌す!!」
「・・・・なんのこと?」
「タケダクランから帰るときに起こした問題で、スカーフェイスさんと1対1で72時間狭い部屋で説教されたらしいぞ。」
「スカーフェイスさんの説教って・・・」
「あの人の場合、どこか外れてるからかなりしんどいそうだ」
0254創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/02/02(水) 07:34:56ID:442koWM1
>>250
腕まで忘れているしな

しかし、ナルは影が薄いどころじゃなくなってるな・・・・どうしてるんだ、今。
しかし、シンヤのは何がそこまでスカフェ兄さんの逆鱗に触れたんだろう。
0256ある日の情景
垢版 |
2011/02/03(木) 22:26:08ID:iqiNENqE
 その日、スカーフェイスはぶらぶらとクランの入り口とも言えるポート近くを散歩していた。
 彼はこうして歩きながらぼんやり考え事をしていることが多い。うっかり物やら他人やらにぶ
つからないように、あまりその危険が少ないような所を歩くようにしているが、それでもこの間
はコンテナに激突した。
 幸いコンテナはへこまずにすんだが、中に入っていた「何か」は音に驚いて少々騒ぎ立ててい
た。その程度では破壊できるコンテナではないので、やがて収まったものの、いったい中には何
が入っていたのだろうか。
 
 歳を重ねるたび、月日が経つのが早く感じられる。
 もう少しすると、地球のある島国で「ウメ」という香りの高い花が咲き出す。時季になったら
一枝、クロサワに持って行ってやろう。(その花の後に咲く「サクラ」は折ってはいけないと注
意された)
 そんなことを考えながら歩いていると、ふと肩が誰かとぶつかった。
「あ、これは失礼」
 そう謝罪すると、彼よりはだいぶ若い、見慣れぬその男はじろり、と一瞥して一言も発せず歩
いていった。
 その姿を、スカーフェイスは僅かに目を眇めて見送った。
 無論、好戦的なプレデターとは言え、ちょっと肩がぶつかったくらいで喧嘩が始まるわけでは
ない。よっぽど精神の均衡を欠いている状態か、BadBloodsやバーサーカー予備軍並に好戦的であ
るか、血気に逸りすぎる若者でもない限りは。
 もっとも最後の1つは、スカーフェイスにしてみれば「大 歓 迎」だが。
 だが、気になったのはそのことでも、若僧の失礼さでもない。
 その若い男の身にまといついている気配とでも言おうか。
 血の匂い、死臭がまとわりついているのは彼の種族では当然のことだ。しかし、その男を包む
のは、それとは全く別なものだった。
 強いて言うのであれば、陰気。
 性格のことではない。
 なにかしら仄暗い、しかし滾るような気配がその男をすっぽりと包み込んでいた。
 
 そのような男を、スカーフェイスは過去に何人か知っている。
 しばらく立ち止まっていたが、やがてゆらりとその男の後を尾け始めた。自らの気配を一切絶
って。


 その日、ケンジは新しく届いたリストブレードの調子を見ようと、訓練室へ向かっていた。
 ただ、正直今回の購入は後悔していたりもする。
 半ば冗談でオークションで落としたはいいのだが、
 (スピアガンみたいな射出機能付きなんて、キワモノだよなぁ・・・)
 カネダか、田舎クランのシンヤのようなマニアが作ったのかも知れないが。しかも、一回刃を
射出したら再取り付け不可って、そりゃ使い捨てだ。なんでこんなもん買ったんだろう・・・。
そういや、酔っぱらってたっけな、あの時・・・。
 教訓。酒を飲んでオークション・サイトを見るのは禁止。

 男は光学迷彩で身をやつしながら、隙だらけでぶらぶらと歩いている若者を睨め付けていた。
 自分のクラン内でとはいえ、油断しすぎだろう、と腹の中で嘲る。
 彼らの種族の中では、珍奇と言って良いくらいに穏やかで治安の良い(約一名を除くらしいが
)このクランにいる内に、すっかりたるんでしまったのか。
 貴様にも、この平和ボケクランにも喝を入れてやろう。
 貴様の、命で。

 「・・・!?」
 ケンジが異様な殺気に気づくと同時に、 
 「ケンジ!右へ!」
 と、鋭い声が飛んできた。
 その声の通りに反応出来たのは、よそ目に見えるほどには呆けていたわけではないからだろう。
 一瞬前にケンジが立っていた空間を、細い光線が貫いた。それは障害物もないままに地面へ衝
突し、派手に舗装材を弾けさせた。
 その光線が放たれたであろう方向へ、リストブレードを向け「射出」ボタンとやらを動作させた。
 自分でも何使ってんだ、という考えがちらと頭をかすめはしたものの、余裕がある状態でもない。
 そして、思った以上に刃が飛ぶことと、それに伴った反動に多少驚くこととなった。
0257節分ネタをしたかったが、思いつかんかったorz
垢版 |
2011/02/03(木) 22:27:27ID:iqiNENqE
 外した。それほど惚けた訳ではなかったと言うことか。
 次を撃とうとすると、刃が飛んできた。 
 「ち!」
 スピアガンなど持っているようには見えなかったが、一体何処にそんなものを隠し持っていた
のか。
 しかしうっかり当たってしまうほどのスピードではなく、男は身を屈めるように刃を避け、次
の構えに入ろうとした。
 
 「同族狩りとは感心せぬな、若いの」 
 その声は、頭上から降ってきた。
 迷彩が効いていない?いや、いつの間に近づかれた?
 思わず見上げると、大きな掌がその顔面を掴み、そのまま男を地面へ叩き付けた。
 その衝撃で装置が破壊され、光学迷彩が解除される。
 掌はそのままマスクをむしり取り、襲撃者の顔をあらわにした。
 走ってきたケンジがそれを見た瞬間、あ、と声を上げた。
 完全に失神した男を見下ろしながら、スカーフェイスは
「やはり、知った顔か」
 と問う。
「・・・訓練所で、一時、同期でした・・・」
「一時?」
「成人の儀式前に、問題を起こしてそのまま失踪したんです」
「そうか」

「ケンジ先輩!よかった、無事だったんですね」
 警邏隊の先頭を走ってきたのは、ケンジの後輩だった。
「ああ」
「通報があったにしても、早いな」
「ついさっき、中央から手配連絡があったんです。それで・・・」
「手配連絡?」
「はい。それで、その・・・覚えのある名前だったので」
「そうか。お前さんも同時期に訓練所にいたんだな」
 それで思い当たることがあり、ケンジを探したのだろう。
 手配があったと言うことは、今回ばかりではなく他にも余罪があるということか。
 そうでなくとも、未遂ではあれ「同族狩り」の罪は重い。
 死刑か、さもなくば死刑の方がまだマシだとも言われる星流しか。
0258ついでに行数がぁぁ
垢版 |
2011/02/03(木) 22:28:14ID:iqiNENqE
「まあ奴とどんな因縁があったかは知らん。が、奴はお前に勝ったことはなかったんじゃないか」
「・・・はい」
 そうか、とだけスカーフェイスは言い、それ以上は聞こうとしなかった。
「・・・あんな真似をするような奴ではありませんでした。きっと、何か事情が」
「事情がある、か。あるだろうとも。どの様な手を使ってでもお前に勝ちたいという事情がな」
「・・・」
「名誉も、誇りも、信念も、全て捨ててでも、お前に勝ちたかった。
 いや、お前を倒したかったと言うべきか」
「でも、それは」
「遺恨とはそういうものだ。
 お前は強い。だが、勝つと言うことは、相手の怨念などの全て背負い込むことだ」
 それは、彼らのような種族にとっては当然のことでしかない。
 無論、ケンジも一人前の狩猟者であり、戦士だ。覚悟は出来ている。
 だが、こうして「当然のこと」を見せつけられたとき、その覚悟が揺らぐときが来るのだろうか。
(その時は)
 ケンジは心の中で呟いた。
(俺自身が獲物となる時だ)
 ケンジを見ていたスカーフェイスは、やがて安心したように、しかし寂しく笑った。
「いらぬことを言ったようだな」
「いえ」

 なにかしら重苦しいような空気が、その場に延々と滞っていた。
 耐えきれずにケンジが口を開きかけたとき、
「スカーフェイス!見つけたぞ!うろちょろしやがって!!」
 そんな空気をものともせぬ大音声とともに、息せきって走ってくる姿があった。
「果たし状だ!俺はこのために、近隣のヨシダ爺様の庭園手入れまでやったんだぞ!!」
 息も荒く緑筋立てて果たし状を突きつけてくるサカザキ(仮)を見ながら、スカーフェイスは
急に穏やかな表情になった。
「お前は良い奴だな、サカザキ(仮)」
「何を言い出す!」
「良い奴だと思ったから、言ったのさ。俺はお前のそういうところが、とても気に入っている」
「ええい!気色悪い!とっとと果たし状を受けんか!!」
 果たし状を受け取りながら、スカーフェイスは大声で笑っていた。
 ケンジもなにか、つられるように笑い出してしまった。
 サカザキ(仮)は、大笑いする二人を不機嫌そうに、少し薄気味悪そうに見ていた。
0259創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/02/04(金) 22:57:43ID:sbl5JaRp
そいつはきっとまたやって来るぞ、ケンジ。
サカザキ(仮)も100年以上諦めなかったんだからなぁ。

その日まで、ちゃんと名前覚えといてやれよ。
0260創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/02/05(土) 10:00:19ID:BnAesskh
サカザキ(仮)は執念深いけど、一応正々堂々としてるけどな。
こっちの方が珍しいのかもしれんけど。

死刑か星流しかって言われちゃってるからなぁ。スカフェ並みの根性があればいいが。
0262ナル日記
垢版 |
2011/02/07(月) 01:20:07ID:EtQC9d/m

はろぅ。えぶりばでぃ
田舎クランの人気者ナルだよ。


今日はタケダクランからミスター・ケンジが来ているんだよ。
どうも、数日に渡って彼の唯一の取り柄と言えるリストブレイドの講義をするとかなんとか。


「ごきげんいかがだい?相変わらずボロ船だねぇ。」
と声をかけてやったのに、挨拶もせずすっごい嫌そうな顔してどっか行っちゃったよ。
相変わらず失礼なやつだなぁ。

そういえばケンジのやつ、メイ氏のことじっと見てたけど・・。
まったく、自分にとって分不相応じゃないってことすらわかんないのかなー。
やっぱり、僕のようなイケメンじゃないとね!



----------------------------

この後、ケンジくんには犠牲になってもらいます。

さぁて、ケンジの講義を聴いてやろうじゃないか
0263創る名無しに見る名無し
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2011/02/07(月) 01:21:10ID:EtQC9d/m
あ、間違えた。

さぁて、ケンジの講義を聴いてやろうじゃないか
までがナル日記。

この後、ケンジくんには犠牲になってもらいます。 は私の言葉。

0264Aチーム(2日目)
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2011/02/07(月) 01:28:18ID:EtQC9d/m

「ねーねー、3馬鹿の馴れ初めってどんなのー?」

「ん?なんだよ、急に。」

「いや、ちょっと気になって・・というよりだいぶ前からだけど。」

「にぶいす。アスカは馴れ初め云々じゃなく、ディノのことが知りたいんす。」

「!あー、あー。なるほど。なるほど。」

「ちょっなに言ってるのよ!ちょっと気になったから聞いただけじゃない!!もう!!
 別にあたしだけじゃなくて、クラスの中でも結構不思議がられてるのよ?」

「・・・・ぶっちゃけ、あんまし覚えてないすねー。」

「あー、でも本格的に仲良くなったのは、ナマたろう事件がきっかけだなー。」

「あぁー!ナマたろう事件すか。懐かしいすねぇ」

「ナマたろう事件・・・・。どっかで聞いたような・・・って!
あー!思い出したー!まさか飲み込まれた生徒って3馬鹿のことだったの!?」
0265Aチーム(2日目)
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2011/02/07(月) 01:29:55ID:EtQC9d/m

ナマたろうは田舎クランで飼われている超巨大宇宙ナマズのことである。
前エルダー、キキョウが教官の時代、教え子である腕白3人組が拾ってきた宇宙ナマズで、
いろいろあって結局、キキョウが引き取って育てることになったものである。
今や、その強さはランクSSSに相当するが、ちょっかいを出さない限り攻撃されることはない。
ナマたろうと「菊」には近づかないこと。子どもたちは親や教官からそう教えられている。
しかし、無謀にもそのナマたろうを狩ろうとしていた子どもがいた。

後の3馬鹿である。
装備はスコップとロープと虫取りアミ。当時の彼らにとってはこの上ない最強装備であったに違いない。
「「よち!いくぞー!」」

「「とつげきぃー!」」

「「っすーーーー!!」」

言わずもがな、3人はナマたろうに飲み込まれ、1週後、腹の中で遭難しているのをキキョウによって救助された。
彼らの友情はナマたろうの腹の中ではぐくまれたのだった。
0266Aチーム(2日目)
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2011/02/07(月) 01:36:38ID:EtQC9d/m

「あと2日遅かったら間違いなく溶かされてたよなぁ・・・。」

「もぅだめかと思ったす。若さゆえの過ちというやつすねぇ。」

「・・・・・要するに最初から馬鹿だったわけだ。」

「いつかあいつにはリベンジしないとなー。」

「ナマたろうもさらに強くなってるす。でもオイラ達はもっと強くなるす!」

「まだ諦めてないんだ・・。それにしても拾ってきたお婆ちゃんの教え子ってどんな人なんだろう・・・。」




その時、とあるクランのとある家で。

「へっくしゅん!」

「オオカミサン、カゼ?」

「こたつで寝ると危ないぞ。」
0267創る名無しに見る名無し
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2011/02/07(月) 07:40:20ID:HHm+YZ7w
あ、ナル居た。
つか、タケダクランじゃ、まともに彼を覚えてるのはケンジくらいだろ。

過去の腕白三人組って、ウルフさんとスカフェ兄さんと・・・あの人か?
0269創る名無しに見る名無し
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2011/02/09(水) 18:08:17ID:vcc1LWhG
スコップにロープ、虫取り網に、あと風呂敷マントなびかせたら完璧だ。
昭和生まれより
0271最終回  ◆AvP.enmOzE
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2011/02/09(水) 23:20:46ID:K2syYobS
留守番16日目

今日もカネダがやって来た。
構わないと言うのに、どうしてか律儀な奴である。

「この間はマサフミさんが来たらしいけど大丈夫だった?」

いや、別に何も。

「変なことされたかもしれないけど、皆でブチのめしておいたから、もう大丈夫だよ。」

それはありがたい……とでも言うべきなのだろうか。
確かに変な奴ではあったが、キレた私の方が悪いのは明らかだ。
何しろ、向こうは客で、私は留守を預かっている身なのである。
ちょっとやそっとの暴言を言われてキャノンをぶっ放すようでは、ミユキさんにも迷惑だろう。
そう自身を納得させて、この間の事は私の胸の中へと封印した。




……はずだったのだが。
0272最終回  ◆AvP.enmOzE
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2011/02/09(水) 23:22:07ID:K2syYobS

では、この男、何故それを知っているのだろう。

「!」

誰にも教えていないし、あの場には私とマサフミ以外誰もいなかったはずである。
確かに軽そうな男ではあったけれど、私ごとき組み伏せたところで武勇伝にもなるまい。

「そ、それは……!」

覗いていたのか。

「ち、違うって!何か変な事があったら大変だなと思って……」

それを覗きと言う。あまりいい気はしない。

「ご、ごめん……」

それに、後からブチのめすくらいなら、当座に止めに入って欲しいが。

「う………………。」

……しまった、言い過ぎた。

すぐに私は謝ろうとしたが、カネダは無言でふらりと店を出て行った。
まずい。
0273最終回  ◆AvP.enmOzE
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2011/02/09(水) 23:23:34ID:K2syYobS


カネダに悪気がないのはよくわかっていた。
迂闊な事を言ってしまうような馬鹿な私でも、それぐらいはわかる。
何か事情があったのかもしれないし、いつぞやに申し出た“護衛”の一環だったのかも。

しかし、どうも腹が立ってしまったのだ。
まるで私の私怨をカネダに返させたように思えてしまって。
私が独りで仕返しも出来ない弱虫だと言われたような気がして。
そして、私が弱いのは本当の事だ。

理由があるのをいい事に、つい、カネダに当たってしまった。
酷い事を言ってしまった。
私はとんでもない馬鹿だ……。

0274最終回  ◆AvP.enmOzE
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2011/02/09(水) 23:25:46ID:K2syYobS
17日目

「ただいまー、スゥちゃん御苦労様ー。」

夕方、ミユキさんが帰って来た。凄く機嫌が良かった。
例の彼氏と上手くやっていたのだろうか。

ミユキさんがお土産と言って、“ウサ耳”なるものを持ってきた。>>208
なんでも今回の新年の挨拶で全員これを被るらしいが、私は他所者なので、と断った。
というか逃げた。
至極残念そうだったが、この時ばかりは他所者でよかった、と心の底から思った。


私はミユキさんのいない間の事を簡潔に報告した。
当然ながらカネダの事は極力避けて。

「……他に何か言う事あるんじゃないのかな?」


……ミユキさんには隠し事は出来ないようだ。
私は、カネダへ暴言を言ってしまった事を白状した。
黙って聞いてくれたミユキさんから、

「ま、よく考えなさい。今日はもういいから。」


考えるまでもないだろうけど。言外にそんな事を言われたような気がする。
0275 ◆AvP.enmOzE
垢版 |
2011/02/09(水) 23:46:03ID:K2syYobS
留守番18日目

昨晩は悶々として過ごした。無論、カネダの事でだ。

私の性格の悪さは、私自身が一番よく理解しているつもりだ。
それに、チビで、痩せっぽちで、女としての魅力も薄い。
戦士としても未だ修行中の身であり、狩り一つろくにこなせないひよっこなのも自覚している。


今まで私はカネダをそういうつもりで見た事がなかった。
迷惑な客だと思っていたし、散々書いてきてしまっているが。

……正直なところ、カネダの訪問を楽しみにしている自分がいた。
実際、話してみるといい奴なのである。


ミユキさんの言うとおり、答えは決まっているのかもしれない。
0276 ◆AvP.enmOzE
垢版 |
2011/02/10(木) 00:06:18ID:/W1xAw7p
今日はここまで



しまった最終回じゃなかった、次だ次
0277創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/02/11(金) 11:47:10ID:9s15VB9g
おお!?(・∀・)ニヤニヤ
カネダに春か!?(・∀・)ニヤニヤ

 彡´・ω†ミ  wkwk
  ( つ日⊂                         ,. - 、
  と__)__)           野次馬は止めんか ミ`仝# ミ 
0278バンアレン帯でぇ!
垢版 |
2011/02/12(土) 21:48:04ID:3wbfM88b

(毎年恒例(タケダクランのみであろう)チョコレートを作る日)
ミユキ「あら?今年は二種類作ってるの?」
クロサワ「ウン。コッチガオオカミサンデ、コッチガオ兄サンノナノ」
ミユキ「去年は同じに作ってたじゃない?」
クロサワ「アノネ、昨日オ兄サンガ・・・」

スカフェ「クロサワ。面倒かもしれんが、今年のチョコレートはウルフと俺のは違うように作ってくれ。
     で、ウルフの方のを大きく、手をかけて作るんだ。俺のはそんな手をかけなくて良いから」

クロサワ「・・・ッテ」
ミユキ 「そ、そう・・・(結構気を遣ってるのね、スカーフェイスさん・・・)」

          ※時間軸そのほかがおかしいが、細かいことは(ry
0279ナガオ日記
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2011/02/13(日) 23:41:41ID:g4Vhmkrw
Г月#日
明日はバレンタインという地球伝来の行事の日である。女性から好きな男性へ、チョコレートと愛の告白を渡す日なのだそうだ。
数年前、アヤコからチョコレートを貰ったことがあるのだが、一口食べて失神寸前になった。チョコレートがここまで甘いとは知らなかったのだ。
まったりかつドロッとした破壊的な甘さが、口の中で広まり絡みついてきた。
私は体を震わせながら、「トト、おいちい?」と聞く娘に「美味しいよ、ありがとう。」となんとか答えられた。
私は甘いものが苦手である。子供の頃は平気だったのだが、成人してからは、まるっきり駄目になった。
友人のノジリからは、「酒豪だから仕方ない」と笑われた。(いっておくが、ウルフさん程ではないぞ、と反論した)。
このクランに来てからは、殆ど飲まないようにしているのだが、やはり甘味は苦手である。
あれ以来、サオリさんは、アヤコにチョコレートでなく別の甘くないお菓子を渡すようにしてくれている。
話を戻すが、昨日からアヤコがクスクス笑ったり、ソワソワしたりしている。
どうやら準備は出来たらしい。明日が楽しみである。
…甘いものではありませんように。
0280クリーナー宅にて3
垢版 |
2011/02/15(火) 18:08:39ID:ryV+JdaP
ウルフ「今年は貴様のと違いを付けたようだな。
相変わらず甘ったるすぎるが、まあ技術はそこそこ向上してるようだ…モグモグ」
スカフェ「文句言いながらしっかり綺麗に食うなあ
しかしお前もなんだかんだ言って一番でかいチョコが嬉しい んだろう。
すっかりお父さんだな」
ウルフ「そんな事はどうでもいい。貴様のよりでかいというのが重要なのだ」
スカフェ「へいへい、俺の負けです、と」
(こいつこういう所は妙に子供っぽいんだよなあ…)
0281創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/02/16(水) 00:54:54ID:3obAhAll
ホワイトデーは何あげるのかなおっさん達。

一方、ケンジのとこには肉食女子達からの逆チョコが大量に・・・。
0285田舎クラン
垢版 |
2011/02/17(木) 03:20:53ID:axbtTglj
規制中……orz
0286創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/02/23(水) 02:21:24.61ID:0X06+NGd
第1話 スネオプレデター寄生される

「うぅ………ここはどこだ……」
1人のザコいプレデターが目を覚ましました
あら大変
「これは…エイリアンのあの納豆みたいなやつか…」
スネオはエイリアンの納豆に拘束されていた
そしてある異変に気づいた
スネオの仲間がフェイスハガーを被って壁に拘束されている
「ギャアアアアアアアア!!ママァァァァ!」
そしてスネオの前にはエッグが…

グチョグチョ
ベチャッ
「ギャアアアアアアアアあああああああ!」
スネオはフェイスハガーに寄生されてしまった!

次回予告「プレデリアンスネチャマを始末するザマす」
次回こうご期待
ママァァァァァアアアアア!!
0290創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/02/24(木) 01:48:13.87ID:21eYO+X+
仲間のプレが、ジヤイかのびか気になるww
0298創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/02/24(木) 23:10:29.48ID:3GuvEWoj
じゃあ、次からは>>286シリーズだけでいいな。
0302創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/02/25(金) 01:58:07.26ID:gKm/NqwL
確かに他の奴より〉〉286の方がかなり読みやすいし面白いと思う

スネ夫プレデリアン視点で展開するのかなぁ
続きが気になる
0304創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/02/25(金) 05:27:08.07ID:XxLQOXjt
>>302
いや、短いからすぐ読めるだけでしょ。
書き方は◆AvP.enmOzE 氏が一番うまいと思う。
0306創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/02/25(金) 07:37:01.97ID:MHhP++jp
というか、こんなにいるんだな
変な流れになったからってわらわら湧いて来てんじゃねえよ
0308創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/02/25(金) 17:49:07.51ID:7Slhex7X
誉め合いは自演と思われるだけ
読後の「面白かった」って感想がどれだけつくかが問題

てか職人批評するよりみんなもっと日記書こうぜ…
0309創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/02/25(金) 18:45:12.60ID:rwWVC1XZ
スネオプレデターの話でこんなに活気がつくんだから現実見ろ
他の奴らがダラダラ書いてて糞つまらんって事だよ
0310創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/02/25(金) 18:56:01.99ID:XxLQOXjt
>>309
なんかもう、いろいろと乙。


ぶっちゃけ、スネオデターがこれまでにないほど面白いとかじゃなくて
最近、デターズスレで悪い意味で話題になったのが原因だと思う。

このスレで一番印象に残ったのは日記じゃなくて、漫画の方だったり。
まぁあれも日記あっての話しだけど。
0311創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/02/25(金) 19:58:55.33ID:X/dsfxjL
>>309
書いた本人だか知らんがキモいわ

てかスネオとか他キャラ引っ張り出してる上にちっとも面白くもないって時点で終わっちょる
それこそ現実見れっての
0314創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/02/26(土) 01:49:27.82ID:rzB/JCG1
スネオwwwwwwwwwwwww
スネデターって何だよwwwwww
0315創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/02/26(土) 06:24:09.08ID:/fp5rMP4
印象残ってるやつ
・ウルフさん帰還までのやつ
・チビキャラのマンガ
・マサフミとオオタさんのSS
かなあ
基本漫画でも日記でもSS形式でも書き手に愛があるなら何でも来い
自分は文章力ないからいつも職人の投下楽しみにしてるんだぜ…
0319創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/03(木) 11:56:51.78ID:XzDdNcGU
話の流れをぶった切る為にちょっとどうでもいい話を一つ。
去年のサンケイエクスプレスという新聞に、「スケーリーフット」という謎の巻き貝の記事が載っていたのだが、見た目が新種のエイリアンぽくってちょっと笑ってしまった。
硫化鉄で硬くコーティングされた黒い殻と無数の鱗を持つ姿がなんともw
興味が有る方は検索かけてみるのもよろしいかと‥
0320創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/03(木) 13:44:54.32ID:+khMYvkK
続きの投下が遅すぎる
荒れるならもうスレ落としてくれ
そもそもこんなのブログとか個人でやれ
荒れるから掲示板でやるな
0321創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/03(木) 14:38:33.07ID:0R+jPWuY
>>320
せっかく落ち着いてきて>>319が話題変えようとしてんのに何蒸し返してるんだよ自分が荒らしたいんだろ
ここは創作板なんだから気にいらないなら見なきゃいいだけ
0322創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/03(木) 16:45:34.85ID:qGnAscA5
さ、話題を変えようや。

考えてみたら、これまでのこのスレでプレデターがやりあった敵(戦闘描写ありのみをカウント)って、
・人間(ゾンビ含む)
・エイリアン
が大半だよね。最近は田舎クランとかが他の生物を相手にしてるけど、もっと狩りのバリエーションを見てみたい気もする。
他に相手にすると面白そうなモンスターって、どんなのがあるだろう? 
洋画とかだけでもかなり生み出されてるわけだから、こいつ相手だと面白いかもってのを挙げてみないか?

個人的には、物体Xやユダの血統あたりが面白いかも、と思うんだが……
0324創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/03(木) 18:26:56.29ID:0R+jPWuY
トレマーズとかフィースト狩るプレ見たいな

第9地区のエビ星人もかなり高度なテクノロジー持ってたから戦わせたら面白そう
0325創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/03(木) 18:40:40.39ID:Gol2q7GF
エビ自身は脆いからキャノン一発ですぐパァン!!しそうでみてらんない
エビロボも意外に打たれ弱かったし
0326創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/03(木) 23:39:52.56ID:Uw5Wo5Wn
エビは見た目とは裏腹に赤い血だったからやたらグロかったね
いくら高度な武器を持ってたエビ族と言えども
個体視点で見るとプレデターのタフマッチョさとは比較にならない
相互の知能戦ならいけるか
0329創る名無しに見る名無し
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2011/03/04(金) 00:56:37.51ID:bv0xxg74
囲碁などいかがですか?
0330ようやく最終回  ◆AvP.enmOzE
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2011/03/04(金) 02:17:47.22ID:VQ23Zw61
続・18日目

その日の夕暮れ、青年は沈んでいた。

悪友達は青年に気を遣ったのか、気晴らしに狩りにでも行こうと誘ってくれたが、青年は断った。
このような状態で行けば彼らの足を引っ張る事になるだろう。
悪友達に迷惑はかけられない。今は独りにして欲しい。
そんな青年の意図も察した物か、以後悪友達とは会っていない。
なんだかんだでいい仲間を持った物だ、と青年は悪友達に感謝していた。



「カネダさん!!」

青年は振り向き、声の主を見た。
それはあの生真面目で、普段はつんと澄ましていて、それでいてちょっと粗忽で

「……スゥちゃん?」

そして青年が恋したあの少女だった。
0331ようやく最終回  ◆AvP.enmOzE
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2011/03/04(金) 02:19:30.30ID:VQ23Zw61


「どうしてここが……?」

「昨日はごめんなさいっ!」

青年の質問に答える事なく、真っ先に少女は頭を下げた。
それほど親しいわけでもない少女がこの場所へ行き着く為には、相当あちこち探し回ったはずだ。
髪留めが外れかかって腰まで伸ばしている彼女の長い髪が、ばさりと地へついている。
店ではなかなか見せない彼女のそんな間の抜けた姿がどこかおかしかった。

謝られる事はないと思っていた。
元々彼女の不審を買うような真似をした自分が悪いのだから。
こちらこそ許されないのではないか、と思っていたぐらいだ。

となれば、自然出る言葉は決まっている。

「……こちらこそ悪かったよ。ごめんよ。」





その時、その 男 はふらりと現れた。
0332ようやく最終回  ◆AvP.enmOzE
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2011/03/04(金) 02:21:36.04ID:VQ23Zw61
「よォ。」

バーサーカー系統の黒い肌、赤茶の髪に、持ち主の性格が伺える刺々しいデザインの鎧。
マスクも同族の骸骨を象ったようで気味が悪い。
特徴的なのは、その鎧の隙間隙間から垣間見える刺青だった。
刺青を入れる者がいるという話は聞いた事があるが、これほど大きな物は見た事がない。
男の姿を見た少女は目を見張る。
「な、なんでお前がここに!?」

「別にどこにいたっていいだろ、それとも困る事でもあんのか?」

「べ、別にそんな事はないけど……」
少女は戸惑っているようだった。何か厄介な相手なのか。

「知り合いかい?」

「……まぁそんなところです。」

「おいおいぃ、つれない事言うなよ、俺とお前の仲だろう?」

「ばっ、馬鹿な事言うな、誤解されるだろ!」

ケケケと男は不気味に笑いながら、青年へ顔を向ける。
「……ところで、そこのにーちゃん、どこの誰だ?」
口調は軽い。しかしマスクの奥から青年を観察するその視線は尖っている。

「先に名乗るのが礼儀だと思うが?」
尖った視線を真正面から受け止め、青年は正々堂々きっぱりと言った。

「……それもそうだな。」
男は、ごきりと首の骨を鳴らしながら、骸骨マスクを引き剥がした。
0333ようやく最終回  ◆AvP.enmOzE
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2011/03/04(金) 02:22:19.85ID:VQ23Zw61

「な、ななななな何を……!?」
何事かを言い返そうとする少女を遮り、青年が前に進み出た。

「あんたがこの子の何なのか知らないが、“俺の”だなんて言われる筋合いないんじゃないの?」

眼前に立つ男の威嚇的な風貌にもたじろぐ事なく、青年の背中は堂々としている。
普段は三枚目な面ばかり目立つ彼だったが、やる時はやれる男なのだ。

「なっ……!?」

赤い髪の合間から、少女の頬が染まっていくのが見える。
何か呟いているが、言葉になっていない。
一つ、少女が完全にパニック状態に陥っているのは確実だった。

「…………。」

「…………。」

睨みあう両者、そして沈黙は破られる。







「 な ー ん ち ゃ っ て 」
0334創る名無しに見る名無し
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2011/03/04(金) 02:23:19.33ID:UXPPNI1n
続きキタァァァァァ!!
wktk
0335ようやく最終回  ◆AvP.enmOzE
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2011/03/04(金) 02:26:00.63ID:VQ23Zw61

「……はい?」

男が突然笑い出した。

「いやーごめんごめん、ちょっと調子に乗り過ぎちまったい。」
きょとん、とする青年に対し、謝罪する男。

「別にあんたが思ってるような仲じゃねえよ。」
へらへら笑いながら、男は説明する。


「ここでネタばらし、同じ師匠の下についてるってだけさ。」
ここで青年は一つ思い当たった。まさかこの男……?

「……ひょっとしてスゥちゃんが言ってた お兄さん って……?」

「あ、多分それ俺の事だな。そうかそうか他所じゃお兄ちゃんって言ってくれてるのか。」

「じゃあ、俺の女だ、って言ってたのは……?」

「そんなの 冗 談 に決まってんじゃーん。」

男はからからと笑った。毒気の無い笑顔だった。



「ま、こいつどうしようもないアホだけど、これからも仲良くしてやってくrっておろっ!?」

男の頬をプラズマ光弾がかすめた。
0336ようやく最終回  ◆AvP.enmOzE
垢版 |
2011/03/04(金) 02:26:55.25ID:VQ23Zw61


「…………お、

 お 前 と い う 奴 は あ あ あ あ あ あ あ あ あ ッ ッ !!!!」

二人が振り向いた先。
その表情は怒りに溢れていて、その時の少女はバーサーカーよりも恐ろしげに見えた。

「ちょ、おま、何すんだ!?」

「ぶっ飛ばす!!!」

「何怒ってんだお前だってノリノリで話合わせてたじゃねーかってぶわっ!?」

「うっさい馬鹿!馬鹿!!馬鹿!!!」

殴りかかる少女の拳を、男はひらりひらりと回避する。

「ぶん殴ってやるからそこに直れ!!」

「殴るって言われて直る馬鹿がどこにいるんだよアホが!!」



男に殴りかかる少女と、少女をからかうようにひらひら避ける男。
青年はそんな様子をぼんやりと見つめていたのであった。
0337ようやく最終回  ◆AvP.enmOzE
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2011/03/04(金) 02:27:53.50ID:VQ23Zw61
19日目

……で、その後、カネダと和解出来た。

オカザキの奴は「たまたま通りかかった」と言い張っているが、絶対嘘だ。
大方、師匠から聞き出したに決まっている。
あれほど秘密にしておいて欲しいと言ったはずなのに。
師匠にそれを問い質すと、

「そんな事より、オカザキの奴から聞いたがお前彼氏いるんだって?二股はやめとけよー損するぜー?」

……訂正するのに骨が折れた。
あの男の馬鹿さ加減は、一旦頭を粉砕してやらないと直らないのではないだろうか。
何故あの時プラズマを外したのかと悔やまれてならない。

カネダと仲直りした事をミユキさんに話してみた。
これからも友人であり続けたい、と言った事も。
すると、何やらわけのわからない事を呆れ顔で言われた。
何の事なのかさっぱりわからないので、書いておく事にする。


「……案外スゥちゃんも、にぶいのねぇ。」
0338ようやく最終回  ◆AvP.enmOzE
垢版 |
2011/03/04(金) 02:34:12.69ID:VQ23Zw61
例によってこんなこっ恥ずかしい内容になったので、投下サボってこんなもの作ってました。
http://imepita.jp/20110303/706610
髪の毛と塗装どうしようかなーって思いつつ。


ガメラ2のレギオンと闘う話とか、と禁の御坂美琴がプレデターズ惑星に放り込まれる話とか考えたなぁ
後者は実際に書いてVIPで晒したけどあまり評価は芳しくなかった

AVPの映画パンフにもあったが、エイリアンってプレデターと抜群に相性がいいんだよねぇ
黒いエイリアンと白いプレデター
感情の無いエイリアンと、独特の文明や高い精神性を持つプレデター
生物兵器っぽいエイリアンと、重装備のプレデター
女性的なエイリアンと男臭いプレデター
自然、クイーンに率いられる大群のエイリアンと、そいつらを蹴散らす(あるいは群がられる)プレデターって構図にし易い

俺は発想力が貧弱だから、俺がプレデターをかっこよく見せようとすると
メタルギアみたく隠行してるか(AVPRとか初代シリーズはこのパターン)、
ばったばったと無双してるか(皆が観たがるAVPってのはこのパターン)、
プロレスしてるか(上で挙げたVS美琴さんはこのパターン)
チャンバラしてるか(デターズのハンゾーVS加藤鷹とか)
このパターンに嵌められない相手と闘う描写が浮かばない

>>324-
エビなんて猫缶投げれば一発だぜHAHAHA!
0339ミス >>332-333間 ◆AvP.enmOzE
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2011/03/04(金) 03:10:36.22ID:VQ23Zw61


吊りあがった小さな目、灰色の鱗に覆われた肌、より突き出た外顎。

「あんたまさか……!」

その素顔は間違いない、バーサーカーとの混血だ。
狩りをゲーム感覚で楽しみ、時には同族でさえ手に掛けるという狂暴な種族。
あの刺青が、赤い額にまで達しているのには驚いた。

「俺の女に手を出そうたァ、あんちゃんいい度胸してやがんな?」

男、いや、バーサーカーは青年に向かって獰猛な笑みを浮かべたのであった。
0340創る名無しに見る名無し
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2011/03/04(金) 11:30:40.89ID:bv0xxg74
お帰りをお待ちしておりましたm(_ _)m
0342そんな初々しさなんて百億光年の彼方へ消え去ったオッサンs
垢版 |
2011/03/05(土) 10:03:07.66ID:W8tsgL3k
スカフェ「だから!!三月三日を過ぎたらすぐにしまえと言っているだろうが!」
ウルフ 「なにを下らぬ迷信を信じて喚いているのだ。やかましい」
スカフェ「ほーう。その下らん迷信を一番信じているのは、どこのどなたさんだね?」

タカハシ「『二人が怒鳴りあいをしている』と知らせがあったから何事かと思ったら・・・」
クロサワ「オヒナ様ヲ、シマウシマワナイ、デ喧嘩シチャッタノ」
タケダ 「まあ、どちらも「親心」というやつじゃのぅ」
0343創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/05(土) 11:50:45.21ID:zDKmA9C0
実際、お雛様は3月中旬頃までならOKなんですよ。良く晴れた日に直すと湿気が付かず長持ちします。
0344創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/05(土) 12:47:04.61ID:HANXZIWZ
名前欄吹いた

クロサワとお付き合いする男は大変だなあ
後ろに鬼が控えてる
0345創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/05(土) 12:55:48.03ID:HANXZIWZ
連投すまん

もし勇気ある青年がクロサワと付き合い、はては嫁に下さいと名乗り出ると
ウルフは鬼の形相で真っ向から門前払い。
スカフェは笑顔で相手を迎えるもののそれとこれとは話が別と
認めてもらうまでに時間が掛かりそうだ。

大変だな。
0348創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/07(月) 19:07:44.39ID:isn+mIXo
まだ、認めてもらえる可能性があるだけスカフェ兄さんの方がましか・・・?
でも結局その後に、ウルフさんがいるしなぁ。
0349創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/07(月) 21:59:49.16ID:6HRjvnhx
この2人に認められそうなのってクランの中なら誰だろう
努力家で真っすぐで実力も上げてきたワタナベならあるいは…?
0350創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/08(火) 20:21:38.44ID:mX6gGu58
ドラえもん「スネオを殺しやがったなプレデター!!」

ドラえもんは道具を取り出した
すもぉ〜るらいとぉ〜
ドラえもん「ぬん!」
ピカッー
スモールライトでプレデターがフイギュアみたいになってしまった
ドラえもん「踏みつぶしてしまえ!」
グチャグチャぁ
ドラえもん「ざまぁwww」

次回 ジャイアン&スネオVSエイリアン
0353創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/09(水) 01:21:37.11ID:JU3nGL4K
ドラえもん「スネオの死体はあの中か」
ドラえもんはプレデターの宇宙船に乗り越んだ!

中は静かだった……
ドラえもん「これはプレデターの死体……一体どういう事だ」
そしてスネオの死体を発見した
スネオは胸に穴を開けて死んでいた

タイムふろしき〜

ドラえもん「これをスネオに被せれば前の状態に戻るぞ」
スネオ生き返る

スネオ「僕は死んだはずじゃ…あっ!ドラえもん!」
ドラえもん「スネオ一体これはどうなっているんだ」
スネオ「わからないんだこの変なサソリみたいなのに顔が覆い被さってしばらくしたら胸が痛くなって死んだんだ」
ドラえもん「22世紀にもこんな生物は確認されてないはず……これは一体…」
???「キシャー」

次回「スネ&ドラVSスネデリアン」
0357創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/09(水) 16:39:07.56ID:4s6UoJsk
ドラちゃん、あんな風にしゃべんないもん。・゜゜(>_<)゜゜・。
0358創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/09(水) 16:47:04.85ID:4s6UoJsk
連投すまぬ。スネデターはまだ笑えたけど、今回のは駄目だろこれ。同一人物か成りすましかは知らんが、ちょっと酷いんじゃない?
0359創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/10(木) 01:10:24.75ID:CM2C+kSE
???「キシャアアアアアア」
ドラえもん「逃げろスネオ!」
スネリアンが背後に回りこんだ
スネオ「ママァァアアアアア!!」

テッテレー 空気砲〜

ドラえもん「この空気砲は威力を5倍にしているんだ当たったら爆発するぜ」
ボンッ
ドラえもんは反動で少し後ろにずれた

空気砲がスネリアンに命中

スネリアン「グギャあ」
ボンッ
スネリアンの肉が飛び散る
スネオ「凄いぞドラえもん!」
ドラえもん「スネオお前にもこの改造空気砲を渡しておく」
スネオ「これであいつらをぶっころしてやる!」
プレデター「あれは強そうだなさてどうやって殺そうか」

次回「スネ&ドラVSプレデター」
0364創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/10(木) 19:28:01.13ID:I00hhPs5
文句つけるより、自分で書くか話題を提供するかすりゃいいのに。

ところで、みんなはこういう武器を使うプレデターを見てみたいってのあったりする?
個人的には、抱え大筒のような旧式のプラズマ・キャスターとか、盾や斧を操るのも映えると思うんだが。
0365創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/10(木) 19:40:04.41ID:CM2C+kSE
プレデター「死ねぇぃ!」

シュウーーーーーン
プレデターのディスクカッターがドラえもんの頭に命中しドラえもんは動かなくなった
ドラえもん「グァァ……$」
スネオ「ドラえもん!!!出てこい怪物!!」
プレデターがスネオの前に降りクローキングを解いて姿を現れした
スネオ「お前は僕を拉致した奴だな!絶対許せねぇ……」
スネオの空気砲攻撃!
バン!
プレデター「グァァァ」
プレデターは腹に穴があき内蔵が飛び散った
スネオ「よし!倒したぞ!」
数体のプレデターがクローキングを解いていきなり現れた!
スネオ「この空気砲で殺してやる!かかってこい!」
エルダープレデター「よく犯罪者を倒してくれた、そいつは無差別に生物を殺す犯罪者なんじゃよ」
部下プレデター「スネオ様これを受け取りください」
スネオ「かっこいい槍だな!」
部下プレデター「エイリアンの酸耐性がついております」
エルダープレデター「でスネオとやら少し手伝って欲しい事があるんじゃよ」
スネオ「その前にドラえもんを直してくれ」
部下プレデター「我々の科学は凄いですよこのパーツを頭に入れて……」
ドラえもん「死ぬかと思ったぜ…貴様らは!」
スネオ「ドラえもん!このプレデターは仲間だ!」
スネオはドラえもんに今までの事を話した
エルダープレデター「それではスネオとドラえもん、エイリアン退治を手伝ってくれ」

次回「スネ&ドラ&プレVSエイリアンズ&プレデリアン」
0366創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/10(木) 20:11:50.08ID:1rHdcPGw
う、うん
もうそろそろ最終回にしていただけないだろうか
君の心意気はわかったから
0367創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/10(木) 20:23:31.32ID:4mEE9Tpn
てかスネオとか描いてる奴、ぜったい無職だと思う。
現実社会で認められない憂さ晴らししてるようにしか見えない。
0368創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/10(木) 22:39:01.15ID:6yc3+r24
>>364
鉈を使うプレデターってのは観てみたいと思っているが、一方で単なる刀剣類はあまり使って欲しくないなぁ
あの武骨な凶悪さがいいんだよね
0369創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/10(木) 23:26:58.43ID:9GabSg+N
>>366>>367
つまらんならスルーしとこう
反応があるから粘着してるんだろ
嵐とはそういうもん
0371創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/11(金) 01:14:55.96ID:lj25vBQ5
いいからこの糞スレ自体消そうぜ
0373創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/11(金) 13:45:37.48ID:lj25vBQ5
このスレは荒らしリアンの標的になった
以下の者達でこのスレを荒らす

プレデターズ本スレ住民
エイリアンシリーズ本スレ住民
AVPスレ住民
その他etc…………
0374創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/11(金) 14:16:18.75ID:6GoI+CaY
エイリアンスレ、全然稼働してないけど(^_^;)あそこの住人、AVPスレに引っ越ししたのか?
0376創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/12(土) 00:23:29.28ID:3Nu6m6el
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0377創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/12(土) 00:24:02.60ID:3Nu6m6el
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0378創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/12(土) 00:24:20.98ID:3Nu6m6el
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0379創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/12(土) 00:24:42.21ID:3Nu6m6el
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0380ナガオ日記
垢版 |
2011/03/12(土) 22:36:57.81ID:bzK9NSdT
他の日記職人の方々、ご無事ですか?自分は関西在住なのでなんともなかったのですが、地震の規模が凄まじいので、すごく心配です。
0382創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/13(日) 01:13:13.11ID:NvXqldDK
書かんでいよ
見てるこっちが恥ずかしいわ
特に最近の恋愛系(笑)のやつキモイ
0383創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/13(日) 02:50:29.52ID:+cMrilOc
マサフミ好きな自分も関西在住です
また真面目SS書いてるが…親戚の安否が不明でどうも筆が進まない
>>382てか見なくていいじゃん、なにわざわざ見にきて文句付けてるの?
最近スネ夫に便乗してスレ自体落とせとかわめいてるけど、誰にも相手されてないよ?
気に入らなきゃスルーすればいいだけ
もちろんわめき散らすのも自由だから、相手されてないの分かってるなら好きにすりゃいいが
0384AVPの人
垢版 |
2011/03/13(日) 10:53:49.34ID:I8Ew/dnN
無事ですよ、と

>>382
書いてる本人が一番コッ恥ずかしかったんだアレはw
0385創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/13(日) 12:46:28.43ID:NvXqldDK
>>383
相手されないよ?ってお前が相手しちやってどうすんだよwwwwwwww
>>384
お前ドラえもんの話の続き書けよ
ああいうバトルの方が面白いわ
0386創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/13(日) 12:54:58.44ID:G4JwtLZh
他キャラを借りた割には文才とセンスの無さを露呈しただけに終わり
相手にされなかったら他スレにまで出張し荒らし宣言。こいつは人格障害で間違いない。

みんな、スネオと荒らしは絶対反応せずとにかくスルーなw
0388創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/13(日) 18:16:22.79ID:SyeaCW+Z
小ネタばかりやってた俺も、無事。
まあ、こんな時は気晴らしになると言うならともかく、無理に書くことはないさね。
むしろ、いつもの仕事や学校やらを、いつも通りにやっていくことを心がけんとな。
0389創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/13(日) 19:05:26.53ID:NvXqldDK
証拠も無しに俺をスネオと言ってるこいつら障害だwwwwwww
頭おかしいんじゃねぇの?www何勘違いしてんだよwwwwwwwww
0390AVPの人
垢版 |
2011/03/13(日) 20:00:14.58ID:I8Ew/dnN
>>385
またバトル物書こうかと思ってる
ミスマッチグルメを料理するセンスが俺にはないって事がよくわかったから


だからもうしばらく待っててね、と
0391創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/14(月) 12:27:57.71ID:eRp963jH
スネオは面白かったけどいました今のドラえもんはつまらん
AVPの人のスネオのギャグに期待しよう
0392創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/17(木) 01:23:32.08ID:CyDZqvEI
来週の日曜洋画劇場AVPが放送中止になった件について
0393創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/17(木) 12:05:19.57ID:jX9vPbiM
仕方がないと思う。1はともかく、2は今の時期にはまずいだろうから。なんせ最後はアレだもの。
0394創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/20(日) 16:56:30.78ID:WIqQIKpf
|ω・`ミ
|ヽ ) ダレモイナイ
0395創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/21(月) 11:21:10.73ID:OqhXhY2p
|ω;`ミ
|ヽ )
ココ ダレモ イナイ
ズット ヒトリ‥
0397創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/21(月) 14:04:54.46ID:rpXZewuC
|ω・`ミ
|ヽ )
0398 ◆AvP.enmOzE
垢版 |
2011/03/21(月) 14:09:02.09ID:wo4Iz6iG
みたんです・・・目を!
0399創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/21(月) 15:46:35.11ID:OqhXhY2p
|ω・`ミ
| つ○キャンディタベル?
0401創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/24(木) 16:46:27.89ID:HpVXwvXz
スポーンのフィギュアってオークションで100円くらいで手に入るし可動もするしかっこいいよね
0402創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/24(木) 23:09:29.37ID:vbheZx+G
|ω・`ミ
| ヽ)ポポポポーン
0403創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/03/26(土) 01:01:16.48ID:l/L5Dbeo
|ω・`ミ
|ヽ ) ハヤクネナイト
ガオーサンガクルゾ
0405創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/04/03(日) 16:42:38.14ID:E0gxcY+4
彡`ω|
コッチダ ( ノ|
0406創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/04/03(日) 20:05:12.35ID:jzziKlhp
無駄なレスはスレ汚しになるから辞めろ
小学生か?
スネオデターの作者か?
0407創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/04/03(日) 20:15:39.06ID:xwIF8yEr
タバコ出荷停止!
皆さん大丈夫ですか?
近所のコンビニにもタバコがありません
でも、ご安心を!
タバコは個人輸入すれば問題なし
なんせ海外のタバコは激安
送料込みで1箱60円とかもアリ
コンビニで買うのがバカらしく思える
日本語の個人輸入代行業者は沢山あります
「タバコ 輸入代行」とか「タバコ 個人輸入」とか
で検索して良さそうな業者を選べばOK
0409創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/04/03(日) 22:04:55.30ID:E0gxcY+4
すみません、日記投下までのその場しのぎで描いたのですが、不快に思われたのでしたら謝ります。ちょっと自粛します。しかしあんなことになっているとは(汗)。ちなみにスネ夫デターの作者じゃありませんから。
0410創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/04/04(月) 10:55:11.01ID:+Od3pGoU
スネオ「うぎゃっ」
0411創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/04/11(月) 11:07:46.67ID:LVnVU6si
そういや、以前エルダータケダがバルタンのトロフィー引っ張り出したり、サカザキ(仮)がギドラエイリアンを狩ったエピソードがちらっと出てたけど、やっぱどのプレにも狩りの自慢話か自慢のトロフィーの一つや二つはあるんだろうな。
修行中の田舎三馬鹿とかのも含めてちょっと聞いてみたいかも。
0412創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/04/17(日) 22:08:07.24ID:uQbmVbCr
どうしてこんなに過疎化してるんだ?誰も書いてない‥。
0414創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/04/20(水) 02:48:39.59ID:bjAI3FF9
>>412
全国的に大変な時期ってのもあって自重ムードなのかも
かくいう自分もネタはあれど書くのはまだ先になりそう
そのうち前みたいに投下始まるから今はのんびり待機しようぜ
0418ケンジ日記
垢版 |
2011/05/14(土) 01:00:50.12ID:t7lxfTdY
★月々日

 タケダ・クランは、病気が流行りやすいような気がする。
 最大原因はマサフミだと思うのだが、婦長が言うには他クランに比べると
メンバー同士のつながりが強く、病人と接触しがちなのも原因だろう、という
ことだ。
 大抵のクランでは病人が発生すると、医療室やポッドに放り込まれて治癒
するまでそのまんま、というパターンが多いのだが、ここの連中は入院した奴が
いると面会謝絶でもない限り、見舞いだ差仕入れだとやって来る。
 これが他クランに比べて伝染病が流行りやすい原因の一つ、だそうだ。
 それでも病死する奴は滅多な事じゃいないから、基本うちはタフな連中揃い
なんだろう。

 さて、例によって現在、クラン内では風邪がはやっている。
 珍しいことにマサフミが持ち込んだわけではなく、また幸いなことに重篤な症状
が出るものではないので、たいした問題にはなっていない。
 それでも共用の場所に来る奴らは少しばかり減っており、三馬鹿もジャックが
欠け、キノシタが咳をしている状態だった。
 しかも、「ナントカは風邪を引かない」に逆らうかの如く、マサフミまで見かけない。
 すると、スカーフェイスさんが「あいつなら医療ポッドにたたき込まれているそうだ」と
教えてくれた。
 そんなに重症なのかと思ったら、「なんでも、普通の風邪ウィルスが奴の中で突然
変異しないように、とからしい」。
 そのまま永久にポッドに放り込んでおくしかないんじゃないか、それじゃ。
 「お前も気をつけろよ」と言われ、スカーフェイスさんも、と言おうと思ったが、この程
度の風邪ウィルスじゃ、ウィルスの方が逃げ出しそうだよな、この人は。

 後、スカーフェイスさんから気になることを聞いた。
 「そう言えば、地球では風邪の引き始めに「タマゴ酒」なるものを呑むらしいな」と。
 地球人はエイリアン・エッグで酒を造るのか。
 なんというか、つくづく得体の知れない奴らだ。
 
0419創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/05/15(日) 00:06:13.22ID:aFcMne+D
エイリアンのコミックでプレじゃないけどエッグを食用にしてる
種族が出てたのを思い出した。
たしかに生命力からみてエイは栄養ありそうだが・・・。

そして今回も貴殿は元気なんだろう? サカザキ(仮)。
0420あるマスクに最後に残されるかも知れない記録
垢版 |
2011/05/20(金) 21:26:20.18ID:hUWEm7SD

昔、お父さんが話してくれたことがある。

宇宙は生まれたその瞬間から、ずっと広がり続けているんだって。
そして十億年たって、これ以上大きくならないくらい大きくなったら、今度は縮んでいく。

そうすると、今度は縮んでいくにつれて時間が戻っていく。
おじいちゃんは赤ちゃんに。
ニワトリは卵に。

離れてしまった人たちとも、十億年後にまた会える。
あの日から会えなくなってしまった隣のおじさんやおばさん。
学校の友達や先生。
お母さん。
お父さん。

だから。
ここで別れ別れになって。
死を迎えるその時まで再会が叶わなかったとしても。

     キット、マタ、会イマショウ
0422創る名無しに見る名無し
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2011/06/15(水) 07:25:54.74ID:hJeJQJRZ
そっと保守。
プレって湿気は好きそうだけど、いきなり温度が下がったりするといやだろうなあ。
0424創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/06/24(金) 19:11:22.60ID:jM4Dp3Am
6月ですでに40度近く・・・・
今年は、気をつけよう。
熱中症ばかりではなく、光の歪みにも・・・∴
0430創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/07/29(金) 00:02:02.27ID:lNt9vtM/
誰か居ますかね?
ここに書いてたSS、規制中にモバゲーの小説コーナーで最初から加筆修正して
書き直したんだけど、宣伝してもいいかな?

やっと規制解けたら誰も居ないってのは辛すぎる。
0433創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/07/30(土) 15:59:58.92ID:+DpyH+gi
いたw
んではお言葉に甘えまして…。
以前こちらで新米プレデターのSSを書いてた者です。
モバゲー、というかエブリスタの小説サイトで加筆修正バージョンを
書いてます。
タイトルはプレデターVSタイラント、作者名はやぶ、もし良かったら読んでみて下さい。
飛ばないかもしれないけど一応URL載っけときます。

http://estar.jp/.m231509c.Y3J0MDA0LmNwa2E1Mm9xXcnJk0/_novel_view?w=17565985&guid=ON
0434創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/08/02(火) 12:59:42.36ID:pLiVFEFo
>>433
そこずっと見てるけど更新止まってんじゃん
それ宣伝とかホントに作者本人なの?俺だったら恥ずかしくて出来ないんだが
0436まあ、日記じゃあないんですけどね 1/4
垢版 |
2011/08/05(金) 19:14:26.72ID:3ShAEMDz
 その男は、バーサーカーの中でも変わり種と言って良いのだろう。
 他の連中のようにあえて違法な狩りを楽しむわけでもなく、バーサーカー同士や「クラ
シックな連中」との喧嘩に興味も示すことはなく。
 たまに酒代稼ぎの狩りに出る他は、ねぐらで酒瓶を友にごろごろしている。
 そのくせ、腕は鈍っているわけでもないようで、何を思ってか深夜に襲撃をかけてきた
連中を、翌朝素っ裸でねぐら近くの木の枝に全員吊しておく(それもしこたま酒を飲ませ
て)くらいのことは出来た。
 周囲は、バーサーカーとはいうものの特に実害もない怠け者、程度にしか考えていなか
った。

 そんな男が、事件を起こした。
 
 あるクランの若者が、殺された。
 X字に磔にされ、胸を同様に切り裂かれていた。
 だがもっとおぞましいのは、喉を一文字に切り裂かれ、その切り口から舌が引き出され
ていたことだった。
 プレデター種では、見せしめもしくは示威行為として行われるのは、皮をはぎ逆さ吊り
にすることではある。
 その彼らですら、顔を顰める行為だった。

 死体の有様から、当初は別種族の仕業ではないかと思われていた。
 しかし、殺された若者とあの変わり者のバーサーカーが、事件の直前に一緒にいるとこ
ろを目撃した者があったことから、そのバーサーカーの仕業ではないか、ということにな
ったのだった。
 すぐに捕り手がむかったものの、全員返り討ちにあった挙句本人は姿をくらませた。
 逃亡、すなわち、己の罪を認めたも同然。
 所属者を言い様のない殺され方をされた挙げ句その犯人に逃げられたクランの長老は、
己の面目を潰されたこともあり、文字通り怒り狂った。
 見つけ出さなければ、自分たちが長老に殺されかねない。
 調査を任せられた(押しつけられた、とも言うが)者たちは、バーサーカーの居所を特
定した後、頭を抱えた。
 そこは、バーサーカーやバッド・ブラッドを凌ぐ変人の巣窟 タケダ・クランの所領だ
ったのである。

 エルダー・タケダことタケダの爺さんは、珍しく不機嫌極まりない表情で通信室を出て
きた。
 「何を言ってきたんですか?あちらは」
 エルダーの秘書兼事務処理担当兼庶務兼経理兼雑務兼・・・のタカハシが、おおよその
事情を察しながら声をかける。
 「犯罪者がわしの所領内に逃げ込んで居るから、捕まえて引き渡せと言うてきた」
 珍しい話ではない。
 「それで」
 「言い様が気に入らんので、立ち入り許可だけはくれてやるから、己のとこの尻ぬぐい
くらい己でやれ、と言うておいたわ。
 タカハシ。あのクランの連中がうちの縄張り内でなんぞしでかしたら、遠慮無くやって
よいと皆に伝えておけ」
 「犯罪者を捕まえろ、じゃなくですか。恩を売っておくのも一手だとは思いますが」
 「あ奴に売ってやるような恩なぞ無いわい」
 タカハシは苦笑いをした。
 通信相手は、タケダにしては珍しく仲が悪い、というよりも、険悪と言っても良い相手
だった。
 もっともタカハシでさえ、「そりゃそうなるだろうな」と思わせる相手であったが。
 いつも通りに手続きを済ませると、後はやってくるそのクランの連中が問題を起こさな
いことと、問題を起こしたがる男がわざわざちょっかいを出しに行かないことだけは祈っ
ておいた。効いたためしなぞ無かったが。
0437やっぱり日記じゃないんですけどね  2/4
垢版 |
2011/08/05(金) 19:15:26.42ID:3ShAEMDz
 犯罪者とその追手の件は、とかく噂大好きなクラン中にあっという間に広がっていた。
 犯罪者に肩入れする、と言うわけではないが、そのクランの者が自分たちの所領へ入っ
てくると言うことを嫌がる者は多少ならず居た。
 タケダ・クランは、別によそ者を拒むような処ではない。むしろ、どこからどうしてき
たのか分からないような奴がゴロゴロしているし、互いの素性などろくに知らぬ者同士が
文字通り同じチェストバスターの肉を食う、という場所だ。だいたい、田舎クランからの
訪問だの、展示会の来場者などをクラン総出で歓迎するのだ。
 そんな彼らが、他クランの来訪を嫌がると言うのは、そのクランが「たいしたこともな
いのにやたら血族意識が高く、非血族型クランの者を見下した態度を取る」所だからだっ
た。
 普段明るく、他クランから誰か来るとあれば興味津々な三バ・・・・烏たちでさえ、そ
のクランの名を聞いたときはゲンナリとした表情になった。特に亜種の血を引くジャック
は、嫌なことを思い出したようだ。
 「なにwwwwそんなショッパイ奴らなんwwwww」
 マサフミなどは、彼にしては珍しいほど犯罪者の方は興味なさげで、むしろ追手連中に
どうちょっかいかけてやろうかと言う気マンマンだった。
 良識派なケンジやその後輩も、気もない風に「あまりやっかいごとを起こすな」という
程度だ。
 よほど、タケダ・クランの者とは相性の悪いクランである。
 そんな中で、妙にスカーフェイスが押し黙っていた。
 普段ウルフから「少しは口を閉じろ」と言われるくらいよく喋る男が、何故か黙り込ん
でいた。
 黙り込んでいるだけで、特に不機嫌であるとかそう言う様子はないのだが。
 周囲もちょっと妙だな、とは思ったものの「なにwwwwおっさんwwwwぽんぽんペインwwww
w?」などと絡んできたマサフミの髪(便宜上、髪と呼んでおこう)を、例の怪力でぎゅ
うぎゅうのツインテール三つ編みにしながら「おっさんと呼ぶなと言っただろう?」と言う
のを見て、「ああ、いつものこの人だ」と安心した。

 だから、そのすぐ後にスカーフェイスがふいっとその場から居なくなっても、誰も気に
していなかった。
0438どうしても日記zy(しつけぇよ)  3/4
垢版 |
2011/08/05(金) 19:17:16.82ID:3ShAEMDz
 タケダ・クラン所領の、ほぼ外れに近い一画。
 居住区からは離れ、鬱蒼と野生の植物の生い茂る、荒れ果てた場所。
 ほったらかしにされて久しいようだが、ここ最近はサカザキ(仮)が徹底的に整備しよ
うと準備中だという噂がある。
 その中に、木や草を適当に組み合わせて作られたねぐらがあった。
 居心地の善し悪しなどまるで無視した、巣のようなしろものだ。
 追われる身のバーサーカーは、その即製ねぐらで酒瓶を枕にごろり、と仰臥していた。
 うつらうつらしていたが、ふと近づいてくる気配を感じた。
 (討手か)
 それにしては、気配が一人分しかないが。
 しかし、バーサーカーは起き上がりもせず、そのままごろ寝を続行していた。
 一度は逃げたものの、二度目をする気はあまりない。
 面倒、というのもあったし、いい加減このあたりで生を終えるも良い、とも思っていた

 しかし、近づいてくるそれは特に殺気を孕んだものでもなく、気配を消そうというもの
ですらない。
 バーサーカーは薄く目を開き、目だけをその気配の方へ動かした。
 近づいてくるのは、やはり彼と同種族の者だった。
 歳は同じくらいだろう。粗っぽい岩を思わせる体つきの、隻眼の男だ。
 その強面に似合わぬ暢気な声で、「よう、起きているか?」と声をかけてきた。
 「貴様は・・・」
 バーサーカーは体を起こして、胡座をかいた。
 「どうも貴様の顔、見覚えがあるな。ただ俺の頭の中の奴より、少々老けたようだが」
 「気にしてることを言わないでほしいねぇ」
 「だが、名前が思い出せん。歳というやつだな」
 「今はスカーフェイスと呼ばれている」
 「安直だな。見たままじゃねぇか」
 「名付けた奴が傷つくから、そうはっきり言わんでやれ」
 「で、そのスカーフェイスとやらが何のようだ」
 「お前さんが殺した若いのが所属していたクランのエルダーが、うちの爺殿にお前さん
を捕まえて突き出せと言ってきた」
 「ああ、そう言やぁこのあたりはタケダ・クランの縄張りだな。で、お前さんが来たっ
て訳か」
 「いや、タケダの爺殿はあのクランのエルダーとは仲が悪いようでな。
  立ち入り許可だけはくれてやるから、自分でやれ、とほったらかしだ」
 「はっはっは。あの爺さんらしい。じゃあなんで来たんだ?」
 「まあ確認だ。心当たりがあると、確認したくなるのが癖でね」
 「余計な好奇心は身を滅ぼすと言うぞ」
 「身に染みているんだがね。どうも治らん。
  それはさておき、お前さん、妙なことをしたもんだな」
 スカーフェイスの言葉に顔を顰め、酒瓶を引き寄せると、良いものではないが酷く強い
酒を、水ででもあるかのように一口あおった。
 「気に入らぬクソ生意気な若僧だから殺した。それだけのことよ」
 「それだけで、わざわざ古くさい、裏切り者の見せしめなぞやるまい」
 「・・・知っていたか」
 男は少しの間酒瓶を弄んでいたが、やがて吐き捨てるように、
 「あの若僧は、バーサーカー連中の玩具として、自分のクランの者を売っていた。
  脅されたか、見返りがあったか、自分の気に入らぬ奴を売っていたかは知らん。
  どれであろうが、変わらんがな」
0439ラスト   (4/4)
垢版 |
2011/08/05(金) 19:19:13.03ID:3ShAEMDz
 「外道が外道をするのは構わんが、そうでない者が外道な真似をするのは許せなかった
か」
 「ふん。気に入らぬから殺したことに変わりはない。
 さて、どうするつもりだ」
 「別にどうもしやせん。まあ、俺なら逃げるね」
 「ほう。100年前、逃げなかった男が言うか」
 「状況が違いすぎるだろう」
 「貴様なら船の連中を皆殺しにして逃げられただろうがな。まあいい。
  俺の首を持って行けば、あそこのクランの連中は貴様を英雄扱いしてくれるぞ。表面
だけでも」
 「興味ないな。俺の手でお前さんを殺したいとは思わん」
 「さて、俺の方は貴様に殺されたくなってきた。殺らないなら、殺るぞ」
 立ち上がったバーサーカーの体が、ぐうっとふくれあがったように見えた。
 次の瞬間、スカーフェイスの立っていた空間を鈍い光が一閃し、スカーフェイス自身は
近くの木の枝の上にいた。
 「ようし、殺ってやる」
 バーサーカーは心底から嬉しげに笑った。
 「お前さんのそういう好戦性がバーサーカーになった由縁なのだろうな。
  だがな、俺を相手にする暇はなさそうだぞ。既にあの若僧のクランの奴らがこちらへ
向けて出立している」
 その言葉にバーサーカーも忌々しそうに牙を鳴らした。
 「鈍くさい奴揃いの癖に、こういうときだけ素早い」
 「奴さん方も必死ということだ。お前さんの口からあの若僧のやってたことが他のクラ
ンに知れたら、喜んでちょっかい出したがるところだらけだろうしな」
 「それも面白いかも知れんが、喋るのも面倒くさいな」
 「悪いが、俺も今のクランの居候という立場上、手助けはしてやれん。代わりに、餞別
だ」
 スカーフェイスが投げ寄越したのは、プラズマキャノンだった。
 「そいつは一回のチャージに20分ばかり掛かるが、その代わり通常の威力で連射が効
く。状態によろうが、10発くらいは出来るはずだ」
 バーサーカーは頭を上げて大笑いした。
 「違法改造じゃねぇか」
 「武器マニアの若いのがお遊びしたものを没収したやつだ。チャージ時間を考えて使え
ば、まあ役に立たんこともないだろう。好きに使え」
 そう言うなり、スカーフェイスの気配が消えた。
 残されたバーサーカーは、幾分持てあましているかのように、満タンチャージ完了済の
改造プラズマキャノンを弄りながら、
 「さて、どうしたもんだろうな」
 と、他人ごとのようにつぶやいた。
0440創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/08/07(日) 22:58:16.23ID:KyVmheAn
久々の投下乙です。
いいなー連射できるキャノン。
そういやーずっと前にはマサフミからナギナタ没収してたっけな?
あれもどっかの訳ありさんに託されたんだろうか・・・。



0441創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/08/09(火) 23:52:03.04ID:haAqfVSN
久々に覗きにきたら投下されてた\(^o^)/ありがとうございます。
0444創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/09/12(月) 23:03:08.76ID:vvJz/Vk/
モンハンとプレデターで投下してみたいんだが、ここの雰囲気に合うかどうか…
0447創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/09/14(水) 20:11:51.48ID:nqT5YdhO
444だけど、書いた紙が無くなってた…
遅筆ですが日曜日までに投下できるようにします…すみません
0448牙の狩人
垢版 |
2011/09/18(日) 20:54:24.76ID:qv+nxSBY
とある村の集会所にて、一人のハンターが息を切らして駆け込んで来た。
そのハンターはようやくリオレウスを討伐した、まだまだ駆け出しのハンターであった。
どうしたのだ古龍にでも出くわしたのか、と集会所に居たハンターは言った。
ハンターは息も絶え絶えに自分が見たことを語り始めた。

ー曰く、自分は密林で採取して居た際、漆黒の竜に出くわしてしまった。
その竜は眼から紅い閃光を放ち、暴れ回っていたのだとー

なんだ、そいつはナルガクルガだ。
あいつはなかなか強い奴だったなと集会所にいたハンターは小さく笑って言った。
ちょっと待って欲しい、その竜は眼から紅い閃光を放って暴れ回っていたと聞く。
ならば君は何故、さほど大きな怪我もせず生き延びたのだ?と、別のハンターは言った。

ハンターは言った
ナルガクルガは恐ろしかった。だが、もっと恐ろしい奴がいた。
長い髪を振り乱し、周りの木々を足場にし、ナルガクルガもかくやという速さで対等かそれ以上に渡りあった奴がいた。
そいつは奇面族でもーーおそらく獣人族や竜人族の類でもないーー狩人であった。
プレデター
まるで 捕 食 者 の様であったとーー

0451創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/10/14(金) 10:05:04.69ID:g7pW96L/
ねぇ、続きマダ〜?(´・ω・`)ノシ
0452もうすぐハロウィンですね
垢版 |
2011/10/18(火) 20:42:58.80ID:OMKPHZty
マサフミ「Trick and Treat!」
タカハシ「強盗だ、それは!」
スカフェ「それじゃ選択肢にはならんだろう。確か・・・Dead or Alive?」
ケンジ「あなたが言うとシャレにならないです」
0453創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/10/22(土) 21:11:30.23ID:0VSZ2WRy
ハロウィン中なら迷彩なしで町歩けるんじゃね?
「一緒に写真撮らせて〜!」なんて言われたらどうするマサフミ。
0454まあ矛盾とか無理とかあるが、目を瞑って
垢版 |
2011/10/31(月) 19:59:58.55ID:5PbyoIeg
クロサワ&牙折れ「Trick or Treat!」
タケダ「ほっほっほう。可愛い魔女とウォリアー・エイリアンじゃなぁ」
タカハシ「よくウォリアーの着ぐるみなんてあったな」
ケンジ「なんかチョンマゲさんが居たクランの伝統行事の子供用衣装だとか・・・」
ワタナベ「どんな伝統行事なんだろう・・・」
ミユキ「クロサワのはずいぶん凝った衣装ね デモカワイイ!」
日記「スカーフェイスさんが買ってきたんじゃないか?こういうの好きそうだし」

タカハシ「それにしても、こういうので一番騒ぎそうな男は?」
ワタナベ(い、言えない!!
     「この時期なら、堂々と地球で出歩けるぜぇwwwwwフヒヒwwwwww」
     って言っていたなんて!!)



<誰も知らない会話>
スカフェ「まあ、今回の衣装については、俺は手出ししてないわけだが (・∀†)ニヤニヤ」
ウルフ 「薄気味悪いニヤニヤ笑いは止めろ。
     それより、チョンマゲの所の餓鬼と一緒に行くとは聞いていないが」
スカフェ「まあまあ、良いじゃないか (・∀†)ニヤニヤ」
0455創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/10/31(月) 22:27:55.42ID:0QSJZh1N
ウルフさんが〜夜なべ〜をして着ぐる〜み編んで〜くーれーた〜♪・・・だと?

今ごろ地球の子供たちから「キャンディタベル?」の嵐だろ、マサフミ。
俺もプレにキャンディあげてぇwwwwwwwwwwww
04561日遅れて載せる馬鹿がここに1人
垢版 |
2011/11/01(火) 02:00:44.96ID:Umw0/rRH
 それは、秋にさしかかった頃だった。仕事を終えてナガオと共に港に着いたノジリは、タカハシ氏に事務所へ来て欲しいと連絡を受けた。
また書類整理かな?と苦笑しながら友人と別れ、仕事の報告書を持って事務所へ行く。
たまに大量の書類の整理や膨大な資料集めを手伝う為、今回もそうかと思っていたので、ため息と共に出された「先日、カボチャがな、爆発したんだ。」の言葉には、さすがに反応が出来なかった。
0457お叱りは覚悟の上
垢版 |
2011/11/01(火) 02:02:29.99ID:Umw0/rRH
「……えっと、カボチャを使った爆弾テロか何かがあっと?」
事態がつかめず、ためらいがちにノジリが訪ねると、
「あぁ、すまない、そうじゃないんだ。」
深く刻まれた眉間の皺を押さえつつ、タカハシ氏はもう一度ため息をつき、話し始めた。
「今年、うちのクランでハロウィンパーティーを開くだろう?それに使うカボチャをだな、うちのあの バ カ がいらんことをしてだな、こう、バーンと。」
手をパァッと開いたタカハシ氏は、むしろ笑い話の様に語る。無論、笑い話などではないのだが。
この日の為に庭師のサカザキ(仮)氏が丹精込めて育て、更にいえば他ならぬノジリが地球までその種を買いつけに行っているのだ。
ノジリも眉間を押さえ深くため息をついた。
0458ハッピーハロウィン☆
垢版 |
2011/11/01(火) 02:05:25.07ID:Umw0/rRH
「…それで、何をどうやって、あの馬鹿はカボチャを爆発させたんですか?」
犯人の顔を思い浮かべつつ(本当は思い浮かべたくもないのだが)、タカハシ氏に尋ねる。
「それがだな、地球の植物だから地球の肥料を使えばいいと思いたったらしく、何やら訳のわからん薬品持ってきて、原液のままカボチャ畑にドバドバと。」
「う わ あ。」
「まあ、当人に悪気は無く、むしろ、より大きなカボチャにして皆を喜ばせようとしての行為だったそうだからな。
今回は私とサカザキ(仮)殿の二人で優しく説教しただけで済ませたよ。」
(優しく、ね。)
今頃、独房か病院に居るであろうトラブルメーカーに、ノジリは「ザマア」という言葉をこっそり送った。
「で、だ。問題はアレでなく、」
「カボチャ、ですね?」
ノジリの言葉にタカハシ氏は頷いた。
「幸い、調理用の小さなカボチャや南瓜は事前に収穫されていたので無事だったのだが、飾り用の大きなやつが、ことごとく爆発してしまってな。
しかも地球以外では栽培されてないので補充が出来ない。途方に暮れていた所に、ちょうど君が帰ってきた。
済まないのだが、君のルートで手に入らないだろうか?」
もちろん、とノジリは快く承諾した。
0459スンマセン、続きは明日以降で…
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2011/11/01(火) 02:09:45.06ID:Umw0/rRH
幸い、ノジリが贔屓にしている地球の食品流通業者が20個ほど手に入れてくれたので、大事に至ることなく済んだ。
しかし業者の船では祭りには間に合わない為、クランが所有する高速船で取りに行くことになった。
メンバーは業者と顔見知りのノジリと、暇をもて余しt(もとい)、大きなカボチャを運ぶ為に選ばれた、力自慢のスカーフェイス氏の2人である。
「ついでだから、子供用のお菓子も見てくるか。」
久しぶりの地球にワクワクとしているスカーフェイス氏に
「お願いですから、現地でトラブルを起こさないで下さいね。」
と、タカハシ氏が釘を刺す。
「それじゃ、なるべく早く帰るように努力します。」
心配顔のタカハシ氏に、ノジリはそう言い、肩に荷袋を掛ける。この中に業者に支払う代金替わりの品物が入っているのだ。
「頼むよ。」
タカハシ氏がノジリに向かって言ったこの言葉は、カボチャの事なのか、スカーフェイス氏の事なのかは判らない。が、あえてどちらかとはノジリは聞かないでおいた。

見送る人々の前で、高速船はゆっくりと上昇した。
0460ハロウィン数日前 その1
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2011/11/02(水) 00:34:25.62ID:C+bNei7c
ノジリとスカーフェイス氏が地球へ向かって数日、タケダクランは至って平穏であった。
きたるお祭りの準備で方々が賑やかしくなってはきているが、元来お祭り好きでしょっちゅう賑やかなこのクランでは、むしろ通常運行といった所であろう。
あちこちの店や民家で、ハロウィンの飾りが少しずつ付け足されていってはいるが、やはりカボチャの飾りが無い為に今一つしまらなかった。
そのカボチャが無い原因、マサフミは今、クラン内で清掃という奉仕活動に従事している。
顔や体のあちこちに包帯を巻いた、本来なら痛々しい筈の姿で、手には箒と塵取り、腰に鉄ばさみとごみ袋、背に屑入れの籠を背負って街の隅から隅を掃除していた。
その傍らには、監視役の男が二人、鋭い目で包帯男の動作を見守っている。
0461ハロウィン数日前 その2
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2011/11/02(水) 00:36:57.08ID:C+bNei7c
こうなった原因が自身に有ることは、マサフミにも分かっている。だがしかし、こうなる筈ではなかったのだ。
サカザキ(仮)氏が育てたあのデカカボチャに、ほんのちょっと手を加えて更にデカくしたかっただけなのだ。
そのデカカボチャを皆が喜び、かつ、自分にほんの少し称賛と感謝の言葉をくれるだけで良かったのだ。
しかし現実は、自分が想像していたのとは遥か斜め上の結果となった。薬品の事を突き止められ、タカハシ氏やサカザキ(仮)氏、ウルフ氏というメンバーだけでなく、
いつもは「まあまあ」とストッパーに入ってくれるスカーフェイス氏まで
「なあ、殴っていいか?」と笑顔で握りこぶしを作った時には、さすがのマサフミも死を覚悟した。
なんとか土下座して事情を話し、悪気が無かったことを理解してもらえたので、タカハシ・サカザキ両名による説教(という名の折檻)と奉仕活動で済んだ。
「こんなハズじゃなかったのになぁ。」
ボソリと呟くマサフミに、
「いま、何か言ったか?」
と、監視役の1人、クリーナー・ザ・ウルフ氏が睨みつける。
「うぇ、何でもナイッス。」
「さっさと掃除せんか。」
「ウイッス。サーセン。」
0462ハロウィン数日前 その3
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2011/11/02(水) 00:40:39.57ID:C+bNei7c
数時間後、ウルフは掃除を終えたマサフミを独房へ放り込み、事務所へ赴いた。
事務所の扉を開けると、書類の山の隙間からタカハシが顔を覗かせた。
「あ、終わりましたか?」
「ああ、滞りなく。入っていいか?」
「散らかっていますが、どうぞ。」
ウルフは音もなく部屋へ入り、置かれてある椅子の一つに座る。
「…相変わらず、凄まじい量だな。」
「まぁ、いつもの事ですよ。何か飲みますか?」
「いや、構わん。」
「そうですか。ところで、…どうでしたか?」
声を潜めて訪ねるタカハシに、ウルフは軽く首をふった。
「…そうですか。」
結果を知ったタカハシは、ハァと息を吐き出した。
「タカハシよ。そう気を落とすな。オレはまだクランの一部しか見ておらんし、何処かに隠れておるやもしれん。そもそも本当に居るのかも分かっておらんのだぞ?すぐには見つからん。」
「はあ、まあ、そうですね。まだ始めたばかりですし。今からこれじゃあ見つかるものも見つかりませんよね。」
すぐに気を取り直したタカハシに、ウルフはニヤリと笑う。
「まあ、この件は我々で対処する。タカハシ、お前は引き続き、情報収集を頼む。」
「分かりました。もうしばらくお願いします。」
タカハシの言葉を背に受けながら、ウルフは音もなく部屋を出た。
0463創る名無しに見る名無し
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2011/11/05(土) 09:53:04.87ID:1xT9Ji0P
珍しくささやかに悪意無くやったら、思いっきり裏目に出たな、マサフミ。

しかしウルフさんは何を(誰を?)探しているんだ。
0464ハロウィン数日前 その4
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2011/11/06(日) 23:15:25.61ID:D4DijADq
 その知らせが届いたのは、スカーフェイスとノジリが地球へ行って数日もたたないうちだった。
「殺人犯が、このクランに来たと?」
「来たかもしれない、です。」
「…はっきりせんのか?」
 タカハシに相談したいことがあるからと言われ、事務所へやって来たウルフは、話を聞いて眉間のシワを深く刻んだ。
「私も何度も聞き返したのですが、向こうは『はっきりとは断言できない』の一点張りで…」
ため息をついたタカハシは、事件の概要を話し始めた。
 とあるクランの場末の安酒場で、爆発事件が起きた。
店にたむろしていた若いバーサーカーの1人が、途中で便所へ行ってしばらく。突然、店中に彼の絶叫が響いた。
店内は一瞬にして静まり、仲間の1人が便所へ覗きに行った途端、閃光が走り爆発が起きた。
 元々、あまりちゃんと作ってなかったのか、店は骨組みぐらいしか残らなかったらしい。両隣の店舗も含め、酒場は全壊、死者・負傷者及び行方不明者合わせて30人を越した。
荒事が日常茶飯事の狩猟者の星でも、これは大事件であった。
0465ハロウィン数日前 その5
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2011/11/06(日) 23:17:02.27ID:D4DijADq
 「じきにその地区の警備隊が駆けつけ、負傷者の搬送と同時に地区を封鎖し調査を始めたそうですが、事件発生から封鎖迄の間に出航した複数の船舶のうちの一つが、うちのクランに入っていまして。
もし犯人がいて尚且つクランから脱出していたら、そちらにも潜伏している可能性があるかもしれないので注意して下さい、とのことです。」
「なんだ、犯人の目星どころか、居るかどうかも分かっておらんのか?」
「どうも防犯カメラも無い店舗らしくて。店の中は瓦礫と被害者の血肉でぐちゃぐちゃ、客のマスクも殆ど壊れていて、病院にいる生存者の証言待ちだそうです。これが事件後の店内の様子です。」
 タカハシはキーボードをたたき、モニターに映像を映した。黒焦げの柱と足の踏み場も無いほど物が散乱した床には、被害者の内臓や肉片があちこちに落ちていた。
「やれ、面倒なことだ。店が無事なら犯人のDNA情報を摘出できたろうに、これでは無理そうだな。それで、この件について爺殿はなんと?」
「『子供逹に二度目の失望はいらん』と、おっしゃってました。」
0466ハロウィン数日前 その6
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2011/11/06(日) 23:19:03.04ID:D4DijADq
 「ふうむ、内密に調査しろ、か。で、俺にお鉢が回ってきたと。」
「こういう仕事はウルフさんが適任だとエルダー直々のご指名でして。私も出来る限りサポートします。」
「居るかどうかも分からんヤツを捜すのに、お前の手を借りるのも気が引ける。とりあえず、その船の乗客リストを見せてくれ。」
「リストですか?ちょっとお待ち下さい。」
 タカハシは再びキーボードをたたきだし、入港リストをモニターに映し出す。
「…結構いますね。もし彼ら全員を調べるなら、骨ですよ。」
「全員ではない。これから言うのを排除してくれ。」
 ウルフの言葉に「?」マークを顔に浮かべながら、タカハシは「はあ…」と返事する。
「まずは裕福層。現場が場末の安酒場なら、そういう連中はまず寄り付かんだろう。万一、バーサーカーの小僧共に恨みがあるなら、司法に訴え出るか、殺し屋を雇うだろうし。」
「その殺し屋に始末させた可能性は?」
「殺し屋なら悲鳴などあげさせん。駆け出しの未熟者でなければな。第一それなら、雇い主はこちらに逃げ込まんだろう。」
「ああ、成る程。」
0467ハロウィン数日前 その7
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2011/11/06(日) 23:20:45.34ID:D4DijADq
「次に子供連れ。子連れが犯人なら、ここでなく、もっと遠い星に逃げている。もしくは、子供だけでも安全な場所に隠す。」
「子連れも削除、と。」
「あとは、現役のハンターだな。」
「その理由は?」
「タカハシ。お前がもしバーサーカー共に名誉を汚されたら、どうする?」
 この質問にタカハシの顔がスッと変わった。
「もしそんなことがあれば、決闘を申し込みます。それが例え勝てない相手であっても、死力を尽くして闘います。」
 それは、狩り以外では見せない、戦士の顔だった。その顔を見て、ウルフは満足そうに笑った。
「そういう事だ、タカハシ。いっぱしの狩人なら、今お前が言ったように決闘を申し込むだろう。相手が複数いれば、仲間も助太刀する。男であろうが女であろうがな。なら今回の様な事はない。」
「ああ、成る程。」
「そして、店三軒程の爆発なら自爆やキャノンの誤爆ではあり得ん。これは相手に強い恨みを持つ、決闘が出来ない程か弱い者による犯行。」
 タカハシは、ウルフの話を聞きながら次々と該当者を排除していく。
「…出ました。」
0468ハロウィン数日前 その8
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2011/11/06(日) 23:24:05.96ID:D4DijADq
「それでも7人か。婆さんもいるな。この連中はまだクランに留まっているのか?」
「ええと、あ、1人はすでに出ています。」
「そいつを消して6人か。そいつらのデータをこちらにくれ。あと、1人か2人手を借りたい。口の固い、機転のきく奴。」
「それなら今、ケンジ君がいますね。彼にも事情を?」
「ああ、もっともらしい理由をつけて呼びだしてくれ。来てから事情を話そう。あとそれと…マサフミも使う。」
「へ?」
 突然、予想もしていなかった人物の名前が出た為、タカハシは素っ頓狂な声を出した。
「ウルフさん、なぜ、マサフミを?」
「なに、ちょっと考えがあってな。カボチャを破裂させた罰で奴を働かせても良かろう。」
 不思議そうな顔をするタカハシに、ウルフはニヤリと笑った。
0469創る名無しに見る名無し
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2011/11/08(火) 20:11:08.63ID:7xDqixf/
お、ちょっとした推理もの。
スカフェ兄さんが居ないのが残念だが。

マサフミをどう使うんだろうなww
0470ハロウィン数日前 その9
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2011/11/09(水) 23:29:50.27ID:xeVkzaR7
 「現段階ではあくまで“疑い”でしかない。確たる証拠がないから、大っぴらに調べる訳にはいかんのでな。それに下手に調べて、犯人に破裂されてはたまらん。」
「そういう事でしたら、喜んで協力させてもらいます。」
 2人から事情を聞かされたケンジは、2つ返事で承諾した。
「それで、具体的にどうするんですか?」
「まず、この6人のDNA情報をダウンロードするから、マスクを貸してくれ。」
 そう言って、タカハシはケンジからマスクを受け取った。
「マサフミを監視する間、こいつらの足跡を見つけ出し行動範囲を把握する。もしこの中の誰かが犯人と断定された場合に、確保しやすくなるからな。」
「防犯カメラで捜すっていうのはどうですか?」
 ケンジの素朴な質問に、
「もちろん防犯カメラも使う。」
と、ウルフは答えた。
「但し、ある程度の行動範囲を割り出してからだがな。現時点で宿泊場所が判っているのは3人だけ。後の3人を捜しだすのに、膨大な防犯カメラの映像から見つけるのは困難だ。」
「ああ、それで足跡ですか。」
 ウルフの話しに納得したケンジは、感嘆の声をあげる。
「別にそう難しく考えるな。蟲を探す要領と同じだ。」
「それでもやっぱり、ウルフさんの話しは勉強になります。」
「だね。私もウルフさんがいなかったら、今頃どうしていたか。はい、ダウンロード終わったよ。」
 ケンジにマスクを返しながら、タカハシはウンウンと頷いている。
「私とて自信を持って述べている訳ではない。勘違いで犯人を見落しているやもしれんし、そもそもここには来ておらんやもしれん。だが闇雲に捜すよりは、ましだろう。」
 2人の視線を受けながら、ウルフは
「これが徒労に終わればよいのだがな。」
と、ポツリとつぶやいた。
0471ハロウィン数日前 その10
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2011/11/09(水) 23:31:23.86ID:xeVkzaR7
 マサフミの清掃活動が始まって3日目、少しずつではあるが全員のデータが揃いだしてきた。
「後はこれを各個人毎に分別するだけだな。」
 事務所の一角にあるドリンクコーナーで一服しながら、ウルフは独りごちた。
「しかし、見つかるものですね。」
ケンジもドリンクを飲みつつ呟いた。
 マサフミを監視中、2人はリストの人物のうち4人とすれ違っついる。
「ウルフさん、あの4人の中に犯人がいると思いますか?」
「…いや、思えん。」
 すれ違った時に見た、それぞれの姿、表情、仕草と纏っている雰囲気など、そのどれをとっても同属を殺して逃げてきた者のそれではなかった。
「俺もあのお婆さんはさすがに違うと思います。」
 ケンジは移動中に見た、喫茶店で孫娘らしき少女と楽しげに話している老婆を思い出す。
「私もそう思う。だが先入観は持たぬほうがいい。それが足枷となる場合もある。」
「あ、はい。すみません。気をつけます。」
「かまわん。」
「しかし、…マサフミの奴には驚かされましたよ。」
「まあな。あれは、変な所で勘が良いからな。」
0472ハロウィン数日前 その11
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2011/11/09(水) 23:34:31.67ID:xeVkzaR7
 それは今日の清掃活動中のことであった。
 マサフミは、いつもの通りに箒に塵取り屑籠という出で立ちで掃除をしていた。
もう既に罰で掃除をしていることはクラン中に知れ渡っているので、道行く人に「頑張れよ〜」だの「あそこにもゴミ落ちてるぞ」だの「まさふみーっ!かぼちゃかえせーっ!(小石を投げながら)」だの方々で声をかけられる。
 なかにはヨボヨボの老婆が、「お兄ちゃん、いつも掃除してくれて、ありがとうねぇ。」と、食べ物を渡してくる。
「ウッハwwバーサンアザーすwww」
 最初のうちは、これまでにない程しょぼくれた顔をしていたマサフミも、徐々に元のテンションに戻りつつあった。
「やっべww掃除やっべwwwこれクセになりそwwウハwww」
「あまり調子にのるな。また痛い目にあうぞ。」
お菓子やらフェイスハガーの干物やらを貰って浮かれるマサフミに、ウルフはグサリと釘を指す。
「うっ…わ、わーてるっつーの!」
 さすがにまだカボチャのことが響いているのか、また大人しく清掃活動に戻った。
「オレだってよ、あんなことになるとはよ、思ってなかった訳でよ、まさかカボチャがボーンてなるて、誰が思うよ?ホントマサフミ信じらんな〜い。」
「あ、その事でお前に言い忘れてたのがある。」
「ほえ?なんすかケンジ先輩。」
「お前が地球から持ってきたあの薬品な、サカザキ(仮)さんが調べてみたら、現地でも大問題になってたらしいぞ。」
「ウッソ!マジで!?」
「ああ、現地でも何かの作物が破裂しまくってたらしい。お前、とんでもない物を持って帰ってきたな。」
「マwジwかwwwプギャww地球パネェwwwマジ怖エェwwウェッwwww」
 爆笑するマサフミを、ウルフは氷の様なの冷たい視線を向けてドライアイスの様な言葉を放った。
「そんな危険な薬をお前は畑に原液でぶちまけたのだぞ。」
「……ホント、サーセン。」
 先程より更に大人しくなったマサフミは、また静かに掃除を始めた。
「…ところでよ、歯欠けのオッサン。話しは変わんだけどもよ。」
「なんだ。」
「…2人してナニ探してんの?」
0473創る名無しに見る名無し
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2011/11/13(日) 18:07:55.08ID:GwXMhU4F
ええカンしとるのぉ、マサフミ。
しかし、地球でも問題になってる薬品の正体はなんなんだ。
0474創る名無しに見る名無し
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2011/11/17(木) 19:03:32.23ID:6NsQaLCk
のび太「助けてドォラェモォーン〜エイリアンに寄生されたよ〜」
ドラえもん「のび太……お前はもう終わりだ楽にしてあげよう」
ドラえもんはポケットからロケットランチャーを取り出した!

ドッカーン
のび太「ウギャアアアアイアイアアアア」
ドラえもん「さて次の獲物を探すか」
しずか「のび太さ〜ん!どらちゃんのび太さんを殺したのね!」
ドラえもん「貴様も殺してやろう」
わっ!空から大量のエイリアンが!
ドラえもん「ギャアー」
ドラえもん「と思ったらエイリアンじゃなくてうんこでした」
0475ハロウィン数日前 その12
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2011/11/17(木) 22:08:35.94ID:NZ1xk4m0
 マサフミからの突然のこの言葉に、ケンジは思わずピクリと身体を震わせた。
「ウェwやっぱ図星ww」
「!!あっ、テメェ!」
「(ハァ)、…ケンジ。」
 マサフミのカマかけに思わず反応してしまったケンジは、ウルフから睨まれ「すみません…」とうなだれた。
「ちょっと前から、なーんか変な感じだよなぁと思ってたんだよねぇwwねぇねぇナニ?オレにもオセーテww」
 目新しいオモチャを見つけたみたいに目をキラキラさせて、マサフミは顔を近づけてくる。
 (まったく。この様な時だけ勘の良い奴だ。)
ウルフはこのまま黙っているのは危険だと判断し、言葉を慎重に選びながら話し始めた。
「他所から流れ着いた『漂流物』をちょっとな。」
「ヒョウリュウブツ?」
「ああ、『漂流物』だ。」
「??それがなんすか?」
「その中にな、もしかしたら危険物が混じっておるやもしれんのだ。しかし、それが確定するまで撤去する訳にもいかんのでな。こうして貴様を見張りながら、漂流物の流れを確認している最中だ。」
 最初はなんの事やら分からぬ様子であったが、次第に事情が掴めたらしい。
「ハァン、そゆ事。OK、ハアクww」
 と、手を振りながら何度かうなづいた。
「でもよ、それならオレも手伝ったほうがヨクネ?頭数多いほうがいいと思うんだけど。」
 珍しくもっともな事を言うマサフミに、ウルフは首を振った。
「それは止めてもらおうか。」
「あ、なんでよ?」
「マサフミよ、お前はな、とても目立つ男なのだ。お前の一挙一動は否が応にも人目につく。
そんな男が何かを捜す素振りを見せれば、内心やましい連中は自分を捜しているのではないかと勘ぐり、下手をすれば暴挙にでるやもしれん。それは絶対に避けねばならん。」
0476ハロウィン数日前 その13
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2011/11/17(木) 22:11:58.16ID:NZ1xk4m0
 静かに語るウルフの言葉をじっと聞いていたマサフミは、ケンジに「オレって、そんなに目立つ?」と尋ねた。
「ああ、とてつもなく目立つ。」
と、ケンジはうなづき答えた。
 マサフミはしばらく何事か考えていたが、徐々にニタァと笑い始めた。
「なんだよマサフミ、気持ち悪いな。なにが可笑しいんだよ。」
「いやwwだってよwwそれってつまり、オレのスター性っていうか?うちから湧き出るカクシきれないオーラってのがあるっつう事っしょ?ウホwwオレwスッゲwww」
「……、ああ、その隠しきれぬ《オーラ》のお陰で、我々は目立つ事なく捜索ができるのだ。だから次はあちらを掃除しろ。」
「了解wwウハwwオレw責任重大wwwオフタリサンもしっかり捜したまえwww」
 ニタニタ笑うマサフミに、ウルフはおもいっきり投げ飛ばしたい衝動にかられた。
0477ハロウィン数日前 その14
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2011/11/17(木) 22:13:50.80ID:NZ1xk4m0
 以降、マサフミは張り切って清掃を行い、嬉々として独房へと入った。
「なあオッサン。もし『ヒョウリュウブツ』がキケンになった場合、オレも撤去手伝おうか?」
「…そうだな、色々と手伝ってもらう事もあるだろう。」
「ウェwwそんときはマwカwセwロwww」
 鉄格子の向こうで、マサフミはいつもの奇妙な笑い声をあげながら、ヒラヒラと手を振った。

「アレと話すのは、なぜこうも疲れるのか。」
 ため息を吐き出したウルフは一口、ドリンクを飲み込む。
「それとケンジ。今回のあの様な事は、次は無しにしろ。」
 マサフミのカマかけに反応した事を注意されたケンジは、
「本当にすみませんでした。」
と、頭を下げた。
「注意不足でした。以後、気を付けます。」
「ああ、頼むぞ。」
 あらかた飲み干した容器を弄びつつ、ウルフは静かに笑った。
「マサフミはともかく、お前の事は頼りにしているのだからな。」
 この言葉にケンジはハッと顔を上げ、「は、はい!頑張ります!」と嬉しそうに姿勢を正した。
0478創る名無しに見る名無し
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2011/11/23(水) 15:51:51.38ID:oq0eUBu5
草食系だとか、影薄いとか、いろいろ言われたケンジだが、なにげにベテラン組に
贔屓されてるな。
                                           ・・・アツカイヤスイトカ?
0479ハロウィン数日前 その15
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2011/11/24(木) 01:55:02.05ID:MnnP6Tqx
 その夜、ウルフは夕飯の片付け等を全て済ませ、自室でパソコンを操作していた。
これまで集めたデータを個人別に分け、行動範囲を割り出す。
 リストのなかで、まだ実際に見ていないのは2人。明日の清掃活動はこの2人のどちらの行動範囲内に行こうかと思案する。
(しかし、気持ちの良いものではないな。)
まるで他人の生活を覗き見している様で、嫌な気持ちになる。
 元来、ウルフは1人を好む性格である。今でこそ小さなクロサワを世話しているが、元々他人から干渉されるのも嫌いだが、するのも嫌だった。
(これが蟲相手なら、何の気兼ねもなく捜すのだが。)
 本日何度目かのため息をついた時、ふと背後に気配を感じた。
「どうしたクロサワ。まだ眠らんのか?」
振り向きもせず、部屋の入り口にいる少女に声をかける。
「…オオカミサン、 マダ オ仕事ナノ?」
「ああ、タカハシが過労死しそうだったのでな。少しこちらに持ってきた。」
 ウルフは少女が居る側へと椅子を回し、
「きりの良い所で私も休むから、先に寝ていろ。」
と声をかける。
 しかし少女はモジモジとして、その場から動こうとはしない。
「どうした?」
「ウン…、アノネ…、」
「……。」
「アノネ、オ兄サン 今ゴロ ドウシテイルカナッテ 思ッテ。」
「…そうだな。ここで一番足の速い船で行ったから、さすがにもう地球に着いている頃だろう。もしかしたら今頃、カボチャを積み込んでいるやもしれんな。」
「ウン…。」
 それからしばらく沈黙の後、ウルフは立ち上がりクロサワの元へ行く。
寝間着の裾をキュッと握りしめ、うつむいている少女の目の前にしゃがみこんだ。
0480ハロウィン数日前 その16
垢版 |
2011/11/24(木) 01:56:46.39ID:MnnP6Tqx
「クロサワ。お前が何を感じているかは知らんが、私はここにいるし、スカーフェイスはカボチャを持って必ず帰ってくる。なんの恐ろしい事も起きはせんし、起こさせやせん。だから何も恐れる事は無い。」
 クロサワの頭をそっと撫でながら、「だから早く休め」と言い聞かせる。
 少女はコクリと頷き、「オオカミサン、オ休ミナサイ」と小さく笑った。
 自分の部屋へと向かう少女の背を見送ると、ウルフはまた椅子に深く座り込んだ。
 盲目であるが故に、クロサワはとても勘が良い。
自分がわずかに放った苛立ちや懸念を敏感に感じとってしまったようだ。
(…私も、人の事は言えんな。)
 また一つため息をもらし、ウルフはモニターへと目を向けた。
0481創る名無しに見る名無し
垢版 |
2011/11/25(金) 01:55:15.25ID:vvJbJBiK
クロサワは感じたのだ。
ウルフは来週から透析導入が決定し、シャント手術を受けるのだと。ウルフは慢性腎臓病であり、糖尿病性腎症なのだ。
0482ハロウィン数日前 その17
垢版 |
2011/12/03(土) 00:56:36.98ID:197sAkCD
 清掃活動の5日の朝、報せが入った。
 正確にいえば日の出前の早朝であったが、タカハシからの緊急呼び出しにウルフはすぐさま駆けつけた。
「犯人が特定されました。」
 真剣な顔をしたタカハシが、モニターに犯人の姿とデータを映し出す。
「この男、…リストにいたな。」
「ええ、ドンピシャリですよ、ウルフさん。」
と、タカハシは苦笑いしながら答えた。
「向こうの捜査官もウルフさんと同じような事を考えたそうで。
絞りこんだ者の中で、この男の自宅から見つかった化合物が現場の爆薬と一致したのと、生存者の証言から、事件の数日前に被害者達から暴行を受けていたと判明したこと、
そしてさらに犯行現場のタイルから、事件当日にこの店に来ていないはずのこの男のDNAが検出された事により、まず犯人であろうと確定されました。」
 そう言ってタカハシは、送られてきたらしい調書のコピーをウルフに渡した。
「しかし、よくDNAが見つかったな。ほぼ粉微塵だったろうに。」
「執念で探したそうですよ。あと、事件当日に店主が珍しくトイレをピカピカに掃除したのが幸いして、店主と被害者、あと証言者の1人と犯人のモノしか検出されなかったそうです。」
「フム、悪いことはできんものだな
0483ハロウィン数日前 その18
垢版 |
2011/12/03(土) 00:57:55.81ID:197sAkCD
「それで『貧乏人の爆弾』ですか。初めて聞きました。」
「まあ、一般人は知らないのが当たり前だからな。しかしこれで困ったことになったぞ、タカハシ。」
「と、いいますと?」
「コイツは入港時に爆弾や爆薬を持ち込んでいなかったので、もし捕縛する場合は簡単だろうと高を括っていたのだが、これなら話は別だ。どうやって手に入れたかは知らんが、たぶん粉末状にして小瓶か袋に入れて持ち込んでいるだろうな。」
 ウルフの言葉に、タカハシは顔色を変え入港リストを見返した。。
「…確かに、これの持ち込みについては調べてませんね。ちなみに、この爆薬の威力はどれ位なんですか?」
「確か、一握り程度で民家1・2軒位は軽く吹き飛ぶと聞いている。どれ位持ち込んでいるか分からんが、捕縛には少々、状況を考えねばならんな。」
 ウルフは眉間のシワを更に深く刻みこみ、策を考え始めたその時、
「2人共、どんな塩梅じゃ?」
と、1人の老人がひょっこりと顔を出した。
「…爺殿。」
「ああ、これは…」
 タカハシが急いで椅子から立ち上がり迎え入れた相手は、両の手に湯気のたつお茶を持った、このクランの長、エルダータケダその人であった。
0484ハロウィン数日前 その19
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2011/12/03(土) 00:59:34.13ID:197sAkCD
「こんな朝早く、どうなされたのですか?」 
 慌てて駆け寄るタカハシを制しながら、老人は中へと入ってきた。
「そんな朝早くに難しい顔を突き合わせている苦労人2人に、ちょっとした差し入れをな。」
 そういって湯呑みを2人へ渡し、椅子の1つに腰掛けた。
「ところで、その顔からして、何やらややこしい事になっとるみたいじゃの?」
「ああ、ちょっとな。」
 受け取ったお茶をすすりつつ、ウルフは資料を渡した。
「犯人が見つかったのはいいが、強力な爆薬を所持している可能性が高くてな。下手に触ると被害が大きくなるので、2人で思案していたところだ。」
「ふむ…」
 資料に目を通すタケダに、
「何か良いお知恵はありませんか?」
と、タカハシが訪ねる。
「ふぅむ、良い案か…。つまり、こやつを捕らえるのには、周りにあまり、人がおらん方がよいと言うわけじゃな?」
「ベストはそうだが、まさか地区一帯の住民を避難させる訳にはいかんだろう?だから困っている。」
 渋い顔を更に渋くさせて、ウルフは反論した。しかし老人は、動じる事もなく、
「なに、つまりは避難している訳ではない様に見せれば良いだけじゃろ?」
と、ニヤリと笑った。
0486シングル・ベール♪シングル・ベール・・・
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2011/12/25(日) 10:46:01.39ID:4wlmHXNS
華やかなイルミネーションで街は彩られ、様々なオーナメントで飾り付けられた木があちらこちらに立てられている。
多少の時差やら季節の差はあれ、今の時期の地球はいくらかでも平穏な地域であれば、どこもこんな具合だ。
街を行く家族連れは楽しげな会話に夢中で、恋人同士はお互いしか見えていない。
家族と離れ恋人の居ない者たちも、同じ境遇の仲間と集って大騒ぎしており、そうですらない者は引きこもるか、
開き直って独りを楽しむか。
いずれにせよ、祝祭の雰囲気の中で、光彩を僅かに歪ませる巨躯が建物から建物へと飛び移り、時にクリスマ
スツリーを揺らすことに気がつく者はそう居なかった。

繁華街のビルの屋上へ降り立ち、スカーフェイスはぐるりと地上を見回した。
毎年この時期、彼は「ある目的」のために地球へ来る。
任務以外での地球への渡航は最近何かとうるさいのだが、まあそこは事情が事情という奴だ、タカハシに頼み込
んでどうにかしている。
地球上で数少ない、彼らの存在を知りつつ黙認している存在である「黒服の男たち」にはかなり釘を刺されるが、
それも聞き流しておけば済む。

目的のブツは手に入れたが、帰還するまでの少しの間は観光と洒落込んだ。
「狩り」は出来ないが、まあしかたがなかろう。
この光の海の中での狩り、というのもなかなか面白いものがあるかも知れないが、それをするのはあまりに「無粋」
だ。

この一年――スカーフェイスの種族にとっては、ひどく短いものだ――、地球では多くのことが起きていた。
地球人の営みは彼らにとって目まぐるしすぎて、ずいぶんと落ち着かない種族だと思ってしまうが、その寿命を考え
れば当たり前なのだろう。
それでも。
生きることに貪欲とさえ言えるこの種族たちの、なんと逞しいことだろうか。
肉体的にも技術的にも遙かにこちらが上であるという自負はあるが、この種族の持つ奇妙な強靭さには感動す
ら覚える。
スカーフェイスは左目の傷に触れ、微かに苦笑を浮かべた。

さて、あまりゆっくりもしていられない。
せっかく入手したブツも、時期に間に合わなければ意味がない。
それに彼がこうして繁華街に居ることには、あの黒服の男どもはいい顔をしないだろう。毎度毎度、ご苦労なことだ。
スカーフェイスはコンクリートの床を蹴った。
その巨躯に似合わず、彼は身が軽い。
翼が生えてでもいるかのように、その体は金銀に彩られたツリーを飛び越え、次のビルの上に移った。

「ねぇ、パパ」
幼い子供が、父親の手をくいくいと引っ張った。
「どうしたんだい?」
まだ若い父親はしゃがんで息子と目線を会わせ、微笑んだ。
「あのね、今ツリーの上を何かが飛んでったの。よく見えなかったけど、おっきい人みたい」
おそらく、息子は何か見間違えているのだろう。自分もよく見間違えをしては、親に笑われたものだった。
「ああ、きっとそれは天使様だよ。
 お前は今年一年、良い子にしていたからね。だからちょっとだけ姿を見せてくださったんだ」
父の言葉に、息子はぱっと顔を輝かせ、嬉しそうに笑った。
0487創る名無しに見る名無し
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2011/12/26(月) 18:48:20.65ID:rSgFHR6a
ベジータ
0488創る名無しに見る名無し
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2012/01/05(木) 23:32:18.02ID:jOGywkoN
>>486
今更だが乙
ブツって何だろうな。 クロサワへのクリスマスプレゼント・・・とは別のもんかな。

そして半分食い物目当てで地球に来てる奴↓
スカイツリーのてっぺんにて

マサフミ「ふひひ、焼き芋げとwwwwwww焼き芋♪焼き芋♪オナラがプー!」
ワタナベ「もう、年明け早々下品なんだから・・・。 あんまりきつい匂い振りまくと人間たちに見つかりますよ。
      匂いセンサー張って待ち伏せてる奴らもいたんでしょう?」
マサフミ「ちょwwwwwwwwこんなとこにそんな奴らいるわけねーじゃん! 
     てか見とけよ、今から俺様もスグルみてーに屁で空飛んでやんよwwwwwwwwwそ〜れ!!」

(この後どうなったかはご想像にお任せします)
0489創る名無しに見る名無し
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2012/01/07(土) 22:32:14.07ID:ikOgqTkY
さて、スカイツリーの下に残っているであろうでかい人型でも探しに行こうか。
0490創る名無しに見る名無し
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2012/01/08(日) 21:47:39.89ID:UJHPy3BB
>>486
乙です!

皆様、遅くなりましたが
あけましておめでとうございます。
今年もこのスレの住民が平和に過ごしながら物語を書いていけますように(‐人‐)。
0492元・クリーナーの日記
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2012/01/15(日) 21:51:02.95ID:sH1JmBk8
V月Vゞ日

今日、友人からメールが入りエイリアン改良研究所に向かった。
俺はだいぶ前にクリーナーを辞職してしまって隠居暮らしをしているのだが、
時折こうして友人の勤める研究所から実験体の失敗作の処理をして生計を立てている。
今回も施設の運搬所で物(ブツ)が来るのを待っていると何故か友人がエイリアンの卵が
入ったケースをひとつだけ抱えてこちらにやって来た。
いつもは処理しきれない量の余りをコンテナに詰めて運んでくる為、
疑問に思って話を聞いてみると、なんでも今回はひとつだけ間違えて違う薬品を混ぜて
卵を生成してしまったようで通常の薬品を掛けて溶かす処理では何らかの化学反応が起きて
問題が発生する可能性があるらしい。
何の問題があるのか外部者である俺には理解できないが、とにかく卵から孵った生体を絞めて
殻と死骸を自然浄化処理で処分して欲しいとの事だった。
処理するものがひとつだけにも拘わらずいつもより報酬が多いのが少し不安である。
友人は大丈夫だとは言っていたが本当に薬品汚染されてしまった物を土の中に埋めても
大丈夫なのだろうか?

そんな不安を抱えつつ帰宅して早速処理部屋に運んでケースから卵を取り出した。
卵が孵るまで『地球』という星で出版されている本を読んで時間をつぶすことにした。
『G■NTZ』という漫画は最近のお気に入りだ。おかげで地球人の使う文法や字もわかるように
なってきた。その中で地球人の生み出した『漢字』という文字がカッコよくて良い。
そうこうしてるうちにようやく腕にセットしたアラームが鳴った。そろそろ卵が孵る頃だ。
エイリアンを殺す事が久しぶりのせいなのか薬品汚染で突然変異しているかもしれないという
不安のせいなのか緊張して武器を持った手が少し震えている。
相手はまだ幼生だというのになんとも情けない、自分に大して怒りが込み上げてきた。
今か、今かと待ち構えながら武器を振り上げた拳に力が入る。
ところが、いつまで待っていても卵が孵る様子がない。
不審に思って友人に連絡をしてみたところ薬物汚染の影響で孵化がだいぶ遅れている
可能性があり、いつ孵るのか予測出来ない為三日は様子を見ろとの事だった。
そういう事は先に言っておいてほしいものだ・・・。
エイリアンと一緒に寝るのはなんとも異様だが、いつ孵るかわからない以上
近くで見張る必要がある。
かなり浅はかだが、いくらケースに入っているとはいえ今日は防衛策としてメットを被って寝よう・・・。
0493まあ、時期ですけぇ
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2012/02/10(金) 23:11:24.03ID:XJj9Dv4t
キノシタ「や〜〜もうすぐバレンタインだねぇ (・∀・)ニヤニヤ」
ジャック「そうッスねぇ〜〜 (・∀・)ニヤニヤ」
カネダ 「・・・・・・・・・・・なんだよ、ニヤニヤして」
キノシタ「まあ、俺たちはせいぜい義理チョコだけどぉ〜?」
ジャック 「他に当てがある奴はいいッスよねぇ〜〜?」
カネダ 「ななななななんのことだよ・・・ももももももらえるって決まってる訳じゃ・・・・」
キノシタ「まあ、もらったらホワイトデーにはしっかりお返しせんとねぇ〜」
ジャック「三倍返しは基本ッスねぇ〜」
キノシタ「まーなんにせよ」
ジャック「どっちにせっよ」
キノシタ・ジャック「この抜け駆け野郎!!」
カネダ「うわわわわわ!!!!!!」

****
スカーフェイス「今年もチョコレートを作ってくれるのか、楽しみだな。ヨウシュイリガイイナ
        ん?パッケージの材料が三つ分あるようだが・・・」
クロサワ「今年ハ牙折れ君ニモアゲルノ。ハロウィンデ一緒ダッタカラ」
スカーフェイス「・・・・あー、うん、まあ、その、なんだ。
        そのことはウルフには絶対!内緒にしておくんだぞ?」
クロサワ「?ドウシテ?」
スカーフェイス「どうしても、だ」    
0494牙折れ日記
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2012/02/18(土) 22:19:52.37ID:DcSsNPDV
◆月§日

 今日、おれとししょうが住んでる部屋に小さいはこがとどいた。
 送りぬしはクロサワだった。
 
 クロサワってのは人間の女で、きょねんハロなんとかっていうおまつりでいっしょにあそんだ子だ。
 さいしょおれが63さいだって言ったら、おれのことをじいさんだとかんちがいしやがった。
 しつれいなやつだと思ったら、あとでクロサワは目が見えないってのと、人間の63さいってのは
まごがいるくらいのとしだってことがわかったんだっけ。
  
 はこのなかには黒くて平たいものが入ってた。
 ししょうに見せたら、『ちょこれーと』っていうおかしだって言われた。
 ちきゅうじゃこの時期、これを送りあうことになってるらしい。
 
 ちょこれーとのひょうめんには白い字でなにか書いてあったけど、人間の文字でおれには読めなかった。
 ししょうは人間語がとくいらしくて、すぐ読めたみたいだった。 でもなんて書いてあるのかおしえてくれない。
 それどころかちょっとふきげんになって、「人間とあんまりなれあうんじゃねえぞ」なんていうんだ。
 「なんで?」ってきいても、「なんでもだ!」って。
 
 きっとししょうは人間がきらいなんだろうな。 
 でもなんで人間のことばやならわしごととかをよく知ってるんだろう?

 もうクロサワとはあそべないのかな。
 『ちょこれーと』ってあまくてにがいね。
 もう食べちゃったからあの文字の意味もえいきゅうにわかんないよう。
0495創る名無しに見る名無し
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2012/02/19(日) 16:38:35.25ID:wHXcmcSH
こうして「地球人の女性」に馴れた牙折れは、成長してマチコ姐さんと
出会い・・・。

宇宙での出来事は、よせては帰る波のごとし。
0496創る名無しに見る名無し
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2012/02/20(月) 20:27:12.42ID:iRZTywzv
マサフミは口の周りべったべたにして周囲の顰蹙かってんだろうな・・・
0497ちょこれぇとの文字
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2012/02/21(火) 23:27:17.23ID:2IVVCzjE

   【お友達の牙折れ君へ】

牙折れ   「ねー、なんて書いてあるの−??」
チョンマゲ 「・・・・・・(これはこれで、ちょっとなぁ・・・・;)」
0499>>343 参照
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2012/03/14(水) 20:22:48.74ID:CdMj4hqL
スカフェ「早いもので、三月も中旬だな」
ウルフ「・・・」
スカフェ「今日は実によい天気だ」
ウルフ「・・・」
スカフェ「湿度も低いし、風通しも良い。
     片付け日和だと思わんか」
ウルフ「ならばさっさとむさ苦しい自室の掃除に帰ったらどうだ」
スカフェ「・・・・」
ウルフ「・・・・」
スカフェ「往生際が悪いぞ、掃除屋!!!!!」
ウルフ「貴様こそしつこい!!!」

タケダ「もはや風物詩じゃのう」←野次馬
0503創る名無しに見る名無し
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2012/05/20(日) 09:31:27.14ID:EqOSXUoq
初期のだけはどっかでまとめられてたはずだよ。
そういや、今夜はプレデターやるんだっけか。……ここ、復活しねーかなー。
0506創る名無しに見る名無し
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2012/05/20(日) 22:53:35.53ID:RrzE/2Ba
シュワちゃんに返り討ちに遭うくらいだしなあ・・・
最低限マサフミよりは強いと思いたい
0507創る名無しに見る名無し
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2012/05/20(日) 23:10:19.83ID:qhj3gf8j
俺の知る限りシュワをあんなにボコボコに叩きのめしたのは
プレデターとターミネーターだけだ。
0509創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/05/22(火) 20:26:34.80ID:YKP23sAl
AVPの監督が1のプレは成人してない的なこと言ったらしいがマジかよ

ありえないだろ
0511創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/05/25(金) 18:06:53.55ID:1mpoTmCG
成人の儀式を済ますと抜歯をするという後付設定を強引に適用させると
抜歯してない1プレは儀式をしていないということになるってだけだろ。
0512創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/05/26(土) 14:21:50.38ID:1/5P0861
まあ、日本のアニメ並みにきっちりした設定はないんだから、
俺なんかは好き勝手考えるけどね。
プレ2の「におい」については、他の作品じゃ全然出てきてな
いし。

個人的には、成人もしてない奴を一人で星間飛行まで必要な
狩りに出しゃせんだろと考えている。
0513創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/05/30(水) 11:47:13.96ID:D5Mc5+kD
AVPでもチョッパー・プレデターはトロフィー下げてたのにあっさり退場してるんだよな。
0514創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/05/30(水) 16:57:18.55ID:3jXtI7yq
抜歯をしてないのが確認できるのはスカーだけだぞ
AVPエルダーは歯の数が多いけど
0515創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/05/30(水) 19:35:00.29ID:8BISyNwK
     ,. - 、  
    彡 ゚ω゚ミ   
   // 長ヽ\   
   ││〉=={ヽ \ ワシが昔海賊から手に入れた
   ││《_老.》丶│ ピストルを・・・・。
   ││{_} {_}││
   │/ム' ムヽ/


     ,. - 、   〈〉
    彡;`壬ミ   ||
   用ノ哭ヾ二=G  長老、それは以前
   〈_〉〉=={   ||  マサフミを殺しかけた警官にあげちゃった
   {{{.《_甘.》   || じゃないですか。
    {_} {_}   || 
   ム' ム

     ,. - 、  
    彡 ゚ω゚ミ   
   // 長ヽ\ ・・・・では、ワシの愛用の
   ││〉=={ヽ \スピアを・・・・。
   ││《_老.》丶│
   ││{_} {_}││
   │/ム' ムヽ/


     ,. - 、   〈〉
    彡;`壬ミ   ||長老、それは南極で
   用ノ哭ヾ二=G 女にあげちゃったじゃないですか。
   〈_〉〉=={   ||  
   {{{.《_甘.》   || 
    {_} {_}   || 
   ム' ム

     ,. - 、  
    彡 ゚ω゚ミ   
   // 長ヽ\  ・・・・じゃあ、マサフミをやる。
   ││〉=={ヽ \
   ││《_老.》丶│
   ││{_} {_}││
   │/ム' ムヽ/
0520創る名無しに見る名無し
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2012/06/03(日) 21:04:05.92ID:VHaG5e0Y
そうそう、昨日だか変な夢を見た。まぁその変な夢の一部なんだが
プレデター2でマサフミが牛肉垂れ下がってる所行くじゃない
そこでマサフミがひたすら牛肉をペチペチ殴ってた
0523創る名無しに見る名無し
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2012/06/15(金) 11:55:21.52ID:G4lbF+43
で、その日のうちに肉屋はマサフミ教団の連中でごった返すわけか。

>>521
有志募って作るしかないと思うよ。しっかりとしたまとめができれば、ある程度は盛り返すかもしれない。
0524創る名無しに見る名無し
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2012/06/16(土) 00:26:23.88ID:0M/tTh6o
あれ?まとめって無かったっけ
確かプレデターは悪くないとかそんな感じの
0525創る名無しに見る名無し
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2012/06/16(土) 00:54:55.05ID:5dJZbhtI
ベジータ「何ぃ?プレデターだとぉ?」  
フリーザ「今回はプレデターの星を滅ぼしてもらいます」 
ベジータ「おk!たやすいぜ!いくぞ!」

プレデター星にて
ベジータ「ギャリック砲」

この瞬間プレデターはみんな死んでしまった 
この星も荒野だけになってしまった 
プレデター日記の世界は終わったのである
なぜならもうプレデターはベジータによって滅ぼされたのだから
0528 忍法帖【Lv=2,xxxP】
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2012/08/06(月) 17:53:25.99ID:s7k6CRfy
ディケイド「ここがエイリアンの世界か」

ディケイド「ここがエイリアンの世界か」
0529 忍法帖【Lv=3,xxxP】
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2012/08/09(木) 17:30:07.77ID:uXYCyhkr
ディケイド「ここでの俺の役目は・・・ウェイランド湯谷の海兵隊か」

海兵隊「おいそこの新米、もうすぐ会議の時間だぞ」
ディケイド「会議?」
海兵隊「ああ、どうやら新しい任務があるらしいぜ」

会議室
ウェイランド「これから君達にはこの惑星に行き異星人を捕獲してもらう」

ウェイランド「捕獲した異星人は我が社が分析、研究し
日々の生活に役立てるつもりだ」

ウェイランド「出発は明日だ各自、装備を整えておくように」

ディケイド「嫌な予感がするな・・・」
0530創る名無しに見る名無し
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2012/08/26(日) 22:31:46.16ID:Uk2Ca/mX
プロメテウス観てきた。

AVPの設定に矛盾が生じてしまったが俺は気にしない。
0531創る名無しに見る名無し
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2012/08/27(月) 23:37:35.34ID:JDjYsowo
>>530
俺も今観てきた。
どっちも人間の憶測でしかない部分が多いし矛盾と言うほどでもなかろうと思う。
0532ある掃除屋の結末  ◆AvP.enmOzE
垢版 |
2012/09/05(水) 23:14:04.44ID:KK5RDaZR
 もはや絶望する事にすら飽きてしまったのか。それとも既にこの世に殆ど未練がないからか。

 清掃艇に搭載していた医療用簡易スキャナーが“蟲”の幼生を肋骨の下に発見した時、私は然程動揺しなかった。むしろ、そんな私自身に驚いたくらいだ。
ここがアジトならば外科処置で取り出す事も可能だったろうが、最寄りのアジトでも数光年先にある。蟲の抑制剤もある程度は持ち合わせてきたけれど、それまでは持つまい。
すなわちこのまま、私は蟲に胸を食い破られて死ぬ。

 詳細は省くが、スキャナーの映像と私の見立てが正しければ、私に寄生した蟲は女王体ではないらしい。
蟲の女王体は健康な雌にしか寄生しない事がわかっている。後天的に変異を起こさない限り、寄生したところで女王へ成長できない。
女王体でなければ万一自爆に失敗しても、同族に被害が拡大する可能性は薄い。

 女としての幸福を失った事がかえって同族を救う事になるとは、なんとも皮肉な話だった。
そう考えるとなんだか可笑しかったが、かといって、誇ろうとは思うまい。
掃除屋の私が戦闘ではなく、素人のように蟲に寄生されて終わるなど、無様極まりない。
いや、時には外道な振る舞いもしてきた私にはお似合いの末路か。

 そんな無様な私にも、まだ時間はあるらしい。
私は、数少ない旧友達と、それから師匠の死後暫く匿ってもらった某クランの方々に宛てて少し書く事にした。
書ける事など然程多くはないが、世話になった礼ぐらいはしておきたい。これは私なりのケジメだ。

0533ある掃除屋の結末  ◆AvP.enmOzE
垢版 |
2012/09/05(水) 23:14:57.20ID:KK5RDaZR
…。軽く推敲し、送信。まぁこんなところか。

 先方の迷惑にならぬよう、複数の回線を経由して発信元は辿れないようにしておいた。
勿論、名前も伏せてあるから、忘れられていたらそれまで、通じないならそれはそれでかまわない。
自己満足で書いている事は、私自身百も承知している。

 考えてみれば、全て失くしてから独りで在り続けた私にとって、同族なぞいくら救っても意味がなかった。
同業者達の中には同族愛と使命感に燃えている青臭い連中もいるようだが、私に言わせれば愚かなもの。
確かに、私は職業としてのプライドを持っているし、犠牲者を弔いたいとも思ってはいる。
だが、それはあくまでも仕事としての矜持である。闘いの末に死ぬならまだしも、名も知らん誰かの為に命を捨てられるような友愛精神には恵まれていない。
それも当然だ。私は同族の誰かの為に戦っていたのではなかったのだから。

 まぁ、それは私の悪名からすれば周知の事実か。
私こと“赤い蛇”が、血を血で洗うクラン抗争と蟲討伐の最前線へ身を置いてきた事について、世間一般からは好戦的で血に飢えているからだと思われているらしい。
それもないとは言わないが、それだけではなかった。

 私は戦って死ななくてはならなかった。
師匠とあの馬鹿が命がけで残してくれたこの命、理由もなく自害するなど許されない。
師匠の最後の弟子であり、掃除屋であり、戦士である私らしく。
私は死に場所を求めて戦場を駆け、戦って、闘って、戦って、ひたすら闘い続けた。
“奴ら”への復讐心も、それに拍車をかけた。奴らへの憎しみが、孤独の悲しみから私を立ち直らせた。
私が成り上がる事が出来たのも、奴らにより近づき、その喉に食らいついてやる為だったのだ。

0534ある掃除屋の結末  ◆AvP.enmOzE
垢版 |
2012/09/05(水) 23:15:51.91ID:KK5RDaZR
 ガントレットを展開し、自爆コードを入力し終えた。
その時、私の胸に去来したのは──実に妙な話だが──安らぎだった。

 私の為に誰かが死ぬ度に、次こそは自身の死を私は期待した。
しかし、私は死ねなかった。運が良かったのか悪かったのか、勝敗、時勢に関わらず私だけは生き延びた。
組んだ仲間が全滅し、私だけが生き残ってしまった事もある。致命傷を負った事も多々あるが、その度に私は治療をされ、時には身体を改造され、生かされた。
壊れた私の心を、壊れた理性と本能で誤魔化して、今まで生き長らえた。
どうしてだろうか。復讐もとうに果たした今、私が生き続ける理由などなかったはずなのに。
やはり内心どこかで死にたくないと思っていたのだろうか。それとも単に機会がなかったのか。

 とすると、私は、蟲どもに感謝してやるべきなのかもしれない。壊れた私に死を与えてくれた、長年の親友達に。
緩めに設定した自爆カウントも直に鳴り終わる。



これで、やっと、死ねる。私は目を閉じた。
0535ある掃除屋の結末  ◆AvP.enmOzE
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2012/09/05(水) 23:16:23.54ID:KK5RDaZR
*後日、某クランにて*

下っ端A「教官、手紙が届いてますぜ」

「誰だ?」

下っ端A「“赤髪”とか書いてありますけど、そんな知り合いいたんスか?」

「寄越せ」

「……」

下っ端A「どーしたんスか、そんな怖い顔して」

下っ端B「まさか赤髪って、“赤い蛇”のリベンジじゃ……ッ!?」

「何を言ってる。赤い蛇は死んだだろうが」

下っ端B「……ですよね」
0536ある掃除屋の結末  ◆AvP.enmOzE
垢版 |
2012/09/05(水) 23:17:18.80ID:KK5RDaZR

「赤髪は、昔付き合いがあった女クリーナーだ。ちょうど俺がお前達ぐらいの歳だった頃だな」

下っ端A「昔の同業者……あ、もしかして!」

下っ端B「焼けぼっくいに火が、ですか?」

「あ?」

下っ端A「堅物かと思ってましたが、案外スミに置けませんね〜」

下っ端B「昔どこまで行ったんスか!?ぜひ聞きたいッス!」

「……そうかそうか、お前ら、そんなにサイコロステーキになりたいのか」

下っ端A、B「さ、さーせんっ」バタバタ




「……スゥの奴、本当に死んだんだな」

ワタナベはぽつりと呟いた。

0537ある掃除屋の結末  ◆AvP.enmOzE
垢版 |
2012/09/05(水) 23:23:44.62ID:KK5RDaZR
AVP2のウルフ氏みたくバトルで死ぬクリーナーもまぁカッコいいけど、こんな風に死ぬクリーナーさんもいるんだろうな、と思って書いた
最近竹谷隆之氏のサムライプレデターとか、ナリン氏のデスウォーリアーとかバッドブラッドとかみてたらまたプレデター熱が再燃してきたので、気が向いたらまた書きます
0538創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/09/06(木) 16:18:55.62ID:tYfEPc//
 そういえばここってスカフェさん以外のゲームプレ出てきませんね。マイナーなのかな・・
0539創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/09/08(土) 23:43:03.63ID:IMESqVOY
>>532-537
久々の投下乙です!
ワタナベもいっぱしのクリーナーになったんだな。
マサフミの教育が良かった・・・のか?
ワタナベと掃除屋の関係が気になるぜ・・・。
0540とある掃除屋見習いの手記  ◆AvP.enmOzE
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2012/09/14(金) 02:50:14.86ID:+Z6wT0AP
⊂月∋日

 狩りから帰ってきたので、久々に日記を書く事にした。
帰ってきたのは一昨日だったのだが、疲れて寝てしまったのと、後処理があったので書くのが今日になってしまった。

 今回の狩り場は“エンジニア”の遺跡であった。生命の神秘を知り尽くした、“神の一族”とも呼ばれる伝説の種族。
エンジニア達の文明は遥か昔に滅んだと言われているが、その遺物は各地に残っている。
今回の私の獲物は、その遺跡に巣食っている生き物である。エンジニア達が戯れに作り出したという奇妙な生き物達は、同族のマニア達のあいだで密かに人気があり、希にレア素材となるものがあったりする。またエンジニアの遺物自体もマニア受けがよい。
以前ミユキさんに良質な一枚刃リストブレードを安く譲ってもらったので、そのお返しに何か珍しい獲物でも狩ってみようと思ったのだ。

 実際、今回の狩りではなかなかの成果を得る事が出来た。
・大きなイカ。DNA解析したところ例の“蟲”と近縁の種類らしい。言われてみればフェイスハガーと似ている。
・蛇。これも蟲と近縁の種類らしく、言われてみればチェストバスターと似ている。
・上記の蛇から手足のある胴体が生えたような、多頭の生き物。奇形だろうか。
・大きな両生類のような、単眼の生き物。体表がぬめぬめしている。
・エビのような甲殻生物。殻を剥いだらいい素材になりそうである。
・顔がなく、縦に裂けた大きな口に無数の吸盤を備えた、なんとも形容し難き生き物の尾。倒すのに苦労した。
・エンジニアのヘルメット。私には大きすぎるのだが、これをマスクに改造する戦士もいるらしい。酔狂な奴がいるものである。
・エンジニアの笛。何に使うかは知らないが、マニアが欲しがりそうだ。
・バイオフォームの容器。中身はカラだったが、容器だけでも骨董品としての価値は結構あるらしい。念の為、いつもの青い洗浄薬で全体を消毒してから持ち帰った。

 これらを私一人で解体加工するには少し手に余りそうだったので師匠に相談したところ、旧知の解体職人だという“ボーングリル氏”を紹介していただいた。
髪の毛のところどころに青が混じっている事から、師匠よりも幾分か年上であるらしい。
しかし、着けているマスクが抜群にかっこよかった。ケルティック型マスクをベースに、口元に骨の牙のようなモノが貼り付けてあった。
色々お話を伺ってみたところ、若い頃狩りの最中にマスクを壊してしまい、手元にあった獲物のトロフィーを使って応急処置したところ、なかなかカッコよくなったのでそれ以来改修して愛用しているとの事だった。
やはりベテランの職人さんというのは、若い頃からセンスがよかったようである。

トロフィーの完成が待ち遠しい。
0541とある掃除屋見習いの手記  ◆AvP.enmOzE
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2012/09/14(金) 03:00:19.81ID:+Z6wT0AP

⊂月∈日

 狩りの話を書いたのだが、戦果の話ばかりで、迂闊にも現地で共に戦った同胞達の話を書くのを忘れていた。
そう、件のエンジニアの遺跡で、私は同族の同業者達の3人組と知り合ったのである。

 赤い掻き傷のようなペイントを施したマスクが特徴的な、リーダー格の“ロクロウ”。
装備としては、両腕に装備した蟲用のロングリストブレードが目立つ。
性格も見た目通りの派手好みのキザな伊達男だが、実力自体は高く両腕のブレードでばっさばっさと獲物を狩っていた。
あの暴れっぷりは見ているこちらが爽快な気分になるほどであった。

 口数の少ない“サイゾー”。ロクロウによれば彼は、同族達の中でも追跡と隠密行動に特化した専門職“ストーカー”であるとのこと。
装備もリストブレードとキャノン、徹底的に肉抜きをして軽量化したマスクというように、暗殺向けの装備である。
獲物に気づかれぬ内に忍び寄って裏をかき、そして急所を掻き切る。獲物が気づいた時は、既に致命傷を負っている。
邪魔にならないように遠くから見ていたが、全く見事な手腕である。ストーカーの称号は伊達ではない。

 ごつい体格の“スパルタン”。
リストブレードの代わりにナックルダスターを嵌め、両足にはスパイクのついたブーツを履いており、徒手空拳での戦いを好む武道家であった。
「咄嗟に頭突きが出てしまう」と語る通り、特注品のマスクにも無数の傷があり、実際に頭突きで石像をぶち砕いてみせてくれた。
しかし、言動がやたら暑苦しい。決して悪い奴ではないのだが、獲物と戦う度にいちいちウォークライをするのはどうかと思う。

 同じクランの中で結成したチームで、彼らもエンジニアの遺物を目当てに狩りをしていたようである。
彼らのクランはまだ出来てから日も浅いが、率いるエルダーが若く、構成員の年齢が全体的に若い事もあって、積極的に狩りへ出ているらしい。

 偏屈で無愛想な私にしては珍しく彼らと意気投合、例の形容し難い生き物との戦いでは共闘までした。
例の生き物の死骸はメンバーで山分けする事にし、それぞれ連絡先を交換した。今度また会いたいものである。


……ところで。
初対面のわりに随分親切だと思い尋ねてみたところ、全員が私の事を、実年齢よりもずっと年下だと思っていた事がわかった。しかも口調と戦闘スタイルから、女ではなく男だと思っていたらしい。
憤慨した私が、彼らと同い年でしかも女だと教えてやったら、酷く驚かれた。「女っ気の薄いクランだから」などと言い訳していたが、全く失礼な奴らである。
0542 ◆AvP.enmOzE
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2012/09/14(金) 03:02:49.42ID:+Z6wT0AP
ボーングリルは、AVP2に出てきた「エイリアンの骨を加工中プレデリに頭をブチ抜かれたプレ」が元ネタ。
ロクロウ、サイゾー、スパルタンはゲームの「AVP3」に出てきたプレデターのモブさん達が元ネタ。というかクランっていうのもAVP3の主人公が率いてるクランそのものをイメージしてます。
0545創る名無しに見る名無し
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2012/10/05(金) 22:21:45.35ID:62DHaDmx
ホントにこのスレ人がいなくなったな
0546創る名無しに見る名無し
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2012/10/10(水) 18:09:02.49ID:ulzKxkA6
前は職人さんがいっぱいいて、いろんなプレの話がでて楽しかったな。
まとめサイトだと載ってないSSが多すぎて、また読みたいと思っても全然見つからない。
0547創る名無しに見る名無し
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2012/10/10(水) 21:23:51.78ID:aGX/i5+2
ここで書いてた一人なんだが・・・・今は休憩中。
色々話考えたりはするんだけどね。
0548創る名無しに見る名無し
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2012/11/05(月) 19:37:18.31ID:FlfhGcq1
クロサワは俺の嫁
0550創る名無しに見る名無し
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2012/11/07(水) 13:52:38.13ID:OgB8WOiZ
慶応→人間、人権あり
明治→奴隷、人権あり「奴隷も人間、奴隷にも人権はある」
東洋→動物、人権なし「動物は人間ではない。動物に人権はない」
0552創る名無しに見る名無し
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2012/12/17(月) 18:18:44.43ID:GaRbTIKp
いきなり話を変えるが
スカフェ兄さん(本気)&ウルフさん(本気)VSタケダの爺さん(本気)
ってどっちが勝つかな・・・
0553創る名無しに見る名無し
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2012/12/18(火) 07:26:10.86ID:afSOTM6b
タケダ爺
「お前らならどちらでもワシの後釜をよくやってくれそうじゃの、さ、遠慮はいらん、やれ」
スカフェ
「む、誰かが呼んでいるようなので失礼」
ウルフ
「俺としたことが、電気を消し忘れてきたようだ、すぐ戻らんと」
0556創る名無しに見る名無し
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2013/10/10(木) 03:47:17.96ID:URcD1pLG
ほしゅ
0557創る名無しに見る名無し
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2013/11/10(日) 14:23:35.03ID:8CLgaZFj
今更なんだが、ウェブアーカイブで調べれば過去作まとめってどうにか作れるようになるかなぁ。
0558創る名無しに見る名無し
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2014/01/22(水) 01:22:57.50ID:8Nf+h9vp
ちょっと通りますよ...
Predator vs. pervert  捕食者 対 変質者
ttp://www.youtube.com/watch?v=e5kZP7oQaXA
0559創る名無しに見る名無し
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2014/02/01(土) 00:52:25.74ID:kqeLOB+d
第3作のプレ惑星の先客は、シュワちゃん(第一作の主人公の隊員)。
死因は寄る年波と、成功体験への拘泥。
ちなみに第3作の作品内時間は西暦2010年。

だけどこの動画の踊ってる人に比べたら、プレの狂態なんか何でもない。
11時になる前にこの動画見て、プレの余韻なんか吹き飛んだ。今も眠れない。
実在する人間と、そいつらの人間関係にはプレ惑星とて到底及ばんです。

Youtube {シンクロ100%} 謎の理合 {鬼束ちひろ}
http://www.youtube.com/watch?v=L98VbzPS97Q
0560創る名無しに見る名無し
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2016/03/11(金) 00:59:56.22ID:I9rpQQC0
!!!!!!!!!!さて、これで稼いだ金でちょめちょめするかな
http://goo.gl/1j8jLy
0561創る名無しに見る名無し
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2017/02/18(土) 00:44:59.13ID:uLDtlpD8
来年新しい映画あるってことだけど・・・
復活しないかなぁここ
0562創る名無しに見る名無し
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2017/02/18(土) 13:10:25.46ID:6NME9Hnr
駿河屋でプレデターとエイリアン買った。プレさん中古なのになんで定価より値上がりしてんだよ〜
0563創る名無しに見る名無し
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2017/02/18(土) 19:45:55.31ID:gJ4ym2Yp
口元がチャーミング
0564創る名無しに見る名無し
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2017/07/10(月) 04:42:11.77ID:ugHrL6M5
☆ 日本人の婚姻数と出生数を増やしましょう。そのためには、☆
@ 公的年金と生活保護を段階的に廃止して、満18歳以上の日本人に、
ベーシックインカムの導入は必須です。月額約60000円位ならば、廃止すれば
財源的には可能です。ベーシックインカム、でぜひググってみてください。
A 人工子宮は、既に完成しています。独身でも自分の赤ちゃんが欲しい方々へ。
人工子宮、でぜひググってみてください。日本のために、お願い致します。☆☆
0565創る名無しに見る名無し
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2017/12/27(水) 10:24:12.37ID:C1Z7QFDy
家で不労所得的に稼げる方法など
参考までに、
⇒ 『武藤のムロイエウレ』 というHPで見ることができるらしいです。

グーグル検索⇒『武藤のムロイエウレ』"

FGOWRM1BRM
0566創る名無しに見る名無し
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2018/05/21(月) 08:44:08.10ID:tRZnwP6O
知り合いから教えてもらったパソコン一台でお金持ちになれるやり方
参考までに書いておきます
グーグルで検索するといいかも『ネットで稼ぐ方法 モニアレフヌノ』

3KL23
0567創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/07/03(火) 19:12:51.42ID:f1dClnnX
ZYA
0569創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/10/17(水) 14:58:47.72ID:ZU7x6aHX
中学生でもできるネットで稼げる情報とか
暇な人は見てみるといいかもしれません
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね

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