これはドン引き・・・・・・

官庁が自ら定款案までつくり、出来レースを疑われかねない状況で補助金を与えた一般財団法人が、いまや国民生活の最後の砦である「持続化給付金」の執行団体になっている。

「株式会社電通(東京都港区)」は複数人、「トランス・コスモス株式会社(東京都渋谷区)」や「日本生産性本部(東京都千代田区)」の出身者も見受けられ、これだけで既に理事の過半数を占めています。

・・・やぁみなさん。雁首を揃えていらっしゃいますねぇ。

公示日よりも前に「一般社団法人サービスデザイン推進協議会」がドメイン取得
https://note.com/tokyodistillery/n/n6564a5ecf2a3

持続化給付金の公式ホームページのURLはhttps://www.jizokuka-kyufu.jp/ですが、
例によってJPRSのWhoisで照会をかけてみました。
検索タイプを「ドメイン名情報」、検索キーワードを「jizokuka-kyufu.jp」でご検索下さい。

AWS(アマゾンウェブサービス)を使っていることはともかく、
ネームサーバーが「.com(商業用)」や「.co.uk(イギリス)」になっていることにもドン引きするのですが、
ご注目いただきたいのは、その「登録年月日」です。

持続化給付金サイトのドメイン登録日は「2020年4月6日」。

持続化給付金事務事業の公示日よりも前の話です。
てっきり経済産業省か中小企業庁が事業の開設を見越して(予め)取得していたのかと思って、
その登録者名を見ると、ドメイン登録者は「 一般社団法人サービスデザイン推進協議会」と表示されています。

これが何を意味するかは、もう、言う必要はないでしょう。

この記事で論じてきた事柄は、過去完了形のお話ではなく、現在進行系のお話なのです・・・。

<第二弾の記事>【続報】資金の流れから一般社団法人サービスデザイン推進協議会の実態を考える。/「持続化給付金」事務局の謎めいた正体を考える(その2)
https://note.com/tokyodistillery/n/n11e0f692d3a1

<第三弾の記事>一般社団法人サービスデザイン推進協議会の裏側に潜むもの/「持続化給付金」事務局の謎めいた正体を考える(その3)
https://note.com/tokyodistillery/n/nb49eab457717