>>42


459 ビッグパパ (ワッチョイ 5fcd-NlkJ) sage 2017/02/19(日) 13:25:18.12 ID:8InVv6T/0
>>433
詐欺(民事的なそれも刑事的なそれも)の成立要件は、@欺く行為A被欺罔者の錯誤B財物の交付(処分行為)C@→Bの因果関係の4つと言われる

今回の件の事実関係を整理すると、
1.運営は「1口ずつ」「試合ごと」に1/3ランダムで抽選している旨公表している
2.「1口ずつ」「試合ごと」に1/3の確率で抽選しているとしたら現実的には起こり得ないレベルの稀有な事象が発生した
3.したがって、1の説明は嘘(要件@)であることが強く推測される
(要件ABは当然なので省略)

そうすると問題になるのは、1の「1口ずつ」「試合ごと」のいずれかが欠けた場合、通常であればクジの購入をしないだろうと言えるか否か(要件C)
言えるなら詐欺だ

これに対して運営としては
どんな出目だろうと試合に不正がない限り1/4,782,969の確率で6億なんだから買う奴は多くいる
現に909回の売上は400万口を超えている
したがって要件Cを欠く
という言い訳が一応可能だろう

しかし、これはあくまで法的問題としてのレベルの話で、クジに(ひいては国に)対する信頼という意味では@の要件が欠けると言い張らなければどうにもならない

だが、裁判所で@を否定するならある程度その根拠を説明せざるを得ない(「抒だろうが溝だろうが0じゃない以上あり得る」という荒唐無稽な弁解はさすがに裁判所も採用できないはず)
そうすると裁判所に持ち込まれた場合、運営は抽選方式を(ある程度)開示して説明せざるを得なくなると思うし、それが取れれば一定の収穫ありと言えるように思う