2時間後・・・

「最後の一枚っと。できたーー!!!

「わーー!キレイでしゅーー!!」

「でも小雅しゃん、笹つまみぐいししゅぎでしゅよーキャキャッ」

「てへっ!つい。お母さんには内緒だよーーっ!
でもシャンちゃんは1枚をずっと大事にカミカミできて偉いねー。小雅はたまに笹食べると、つい止まらなくなっちゃうけどなー」

「あの、うんと、えへっ!シャン偉いでしゅぅー・・・・キョドキョド」

「でもよかったよねー、大家さんがお外に飾っていいよって言ってくれて。せっかくだもん、風にそよそよしてるの見たかったんだー」

「早くコトちゃんもたんじゃく書きに来れるといいでしゅねーーー」


その夜、夜半過ぎ。

「どれどれ、シャンは何をお願いしたのかな?」コソコソ

「おい、そこでなにしてる!なんだそのほっかむりは!
あ!お前は!!」

「げっ!なんで自分もこんなところに!って、しずかにっ、シー!」

「ワ、ワシは夜間パトロールしてただけじゃわいっ!」