>>135
↓サンケイ
シャンシャンの両親で雄のリーリー(力力、12歳)と雌のシンシン(真真、12歳)は、「繁殖の学術研究」という目的で23年2月に中国から来日した。
2頭の借り受け期限は33年2月までの10年間で、都は年間95万ドル(約1億400万円)を中国側に支払っている。
シャンシャンには支払いが発生しない一方、日本国内で生まれた子供についても中国に保有権があり、「生後24カ月で中国に返還する」という協定がある。
このため、早ければ来年6月に返還される。
パンダの繁殖研究が有名なレジャー施設「アドベンチャーワールド」(和歌山県白浜町)では、6年以降に生まれた子供15頭のうち、11頭が中国に返還され、最短は2歳半程度だった。
都は「交渉次第で返還時期を遅らせることが可能かもしれない」と期待を込める。