>>492
日本では西部邁の影響でオルテガは大衆蔑視の貴族主義の経典になっているが、岩波文庫の新訳はプロローグと
エピローグを加えてその誤解を払拭しようとしてるな。
そもそもノブレスオブリージュは社会的地位のある者は個人的責任に加えて社会的責任も求められるが
大衆否定ではなく、むしろ地位の高い者自身の個人主義を戒めるものなんだけどな。