スペインの哲学者オルテガ・イ・ガセット(一八八三〜一九五五年)は、
大衆を「凡庸であることを自覚しつつ、凡庸たることの権利を主張し、
圧倒的な自信の下、浅薄な価値観を社会に押し付けようとする存在」
と規定しました。

彼らは「コスパ」(コストパフォーマンスの略)という言葉が大好き
です。バカの一つ覚えみたいに「コスパがいい」「コスパが悪い」と
繰り返す。


『日本をダメにしたB層の研究』著者:適菜収
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/33886?page=8