6月23日に行われた総選挙で
労働党は イスラエルの国会であるクネセットにおける議席数を38から45へと7つ伸ばしたが
ライバルであるリクード党は議席を6つ失い、32議席にとどまった

このことは 1977年から存在してきた リクードによるイスラエル政治の支配の終焉を意味する

イツハクラビンの指導の下 労働党は リクードによって率いられた連立政権に代わって
少数政党とともに連立を組織することになる

120議席あるクネセットで 過半数を獲得した政党はこれまでになく
連立を形成することがこの国における政治的駆け引きのルールである

ラビンは6週間で連立内閣を組織することになる