過去スレでボロカスに言われてる滝浦真人だけど、
「日本語リテラシー」を読んでる範囲ではなかなかいい着眼点だと思った。

かつて野矢茂樹の「論理トレーニング」をやった身からすると、
それをさらにうまい具合にまとめてる面があるし(滝浦自身もこの本に影響を受けたと述べている)、

三上章の「象は鼻が長い」の影響もうけてるね(「第7章 日本語とのつきあいかたB:『は』と『が』の語り」とか)。

参考文献に戸田山和久の「論文の教室」を挙げているのも頷ける。あれもいい本だし。