こういう場合の論理的 というのは
その可能性がある/高い、といった意味だと思うんだが
その可能性が他の可能性に比べて高いのか、また高いとしたらどのくらいなのかを
定量的に考えるような事例を見たことが無いんだけど、そういう例ってあるのかな?

先の推論を8個も重ねたのを例にすると、それぞれの推論が当たっている確率が
仮に8割だとしても、最終的な像全てが当たっている確率は8割の8乗である
17%弱にしかならない。
各々の確率が9割まであがったとしても、最終的な正解の確率は43%、つまり半分も当たらない。

推理小説などを読んでいると、見事な推論を積み重ね犯人を的中なんてシーンが多々あるが
事件を9割解決するためには、8個の推論のそれぞれは98%強の確率で当たっていなければならない。
しかし、小説を読んでいると、とてもじゃないがそれ以外の確率が1%を切ることはないだろう
とおもわれるような推論も多々登場する。

もしかすると名探偵は、数々の難事件を解決する裏で、それをはるかに超える未解決事件を抱えているのだろうか?